JP2021117532A - 座席利用適正化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的な座席管理を行うことができる座席利用適正化システムを提供する。【解決手段】座席利用適正化システムは、施設の入口近傍に設置される座席管理端末10と、施設内の各テーブルに設置される卓上端末40と、座席管理端末及び卓上端末と通信可能である顧客2が所持する携帯端末20と、を備える。卓上端末40は、識別マーク読取り機能を備え、顧客が商品を購入した際に発行されたレシート上の識別マークを読み取るとともに、携帯端末20から仮確保情報を受信する。【選択図】図1

Description

本発明は、座席利用適正化システムに関する。
顧客がフードコートやコーヒーショップを利用する際、商品を購入したが席が空いておらず座れないことがある。顧客は席が空くのを待っている状況でも、次にどの席が空くかはわからず、後から来た別の顧客に席を奪われてしまう場合もある。店舗によっては、顧客が商品を購入する前に座席を確保するように言われる場合もあるが、席を確保するための荷物として、貴重品しか持っていない場合もあり、席を確保出来ないこともある。またフードコート等では商品を購入せず、ただ席だけを利用している顧客のために、適切な利用目的の顧客が利用出来ない場合もあり、店舗にとっても不利益となる。
より効率的な空席管理を行うべく、特許文献1には、複数の設備端末と、制御装置と、を備え、設備端末が、所定の終了操作に応じて、自身の設備識別情報を含む終了通知を制御装置に送信する空き設備管理システムが開示されている。
特開2017−037384号公報
しかし、こうした空き設備管理システムでも、効率的な座席管理を行うのには不十分であり、さらなる効率化が必要であると考えられる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、より効率的な座席管理を行うことができる座席利用適正化システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる座席利用適正化システムは、施設の入口近傍に設置される座席管理端末と、前記施設内の各テーブルに設置される卓上端末と、前記座席管理端末及び前記卓上端末と通信可能である顧客が所持する携帯端末と、を備える座席利用適正化システムであって、
前記座席管理端末は、近距離無線通信機能を備え、
前記携帯端末は、近距離無線通信によって前記座席管理端末から前記施設の座席利用状況を取得して表示し、入力された利用人数を自身の携帯端末のID情報とともに前記座席管理端末に送信し、
前記座席管理端末は、受信した利用人数と前記ID情報とに基づいて利用可能な座席を仮確保して前記携帯端末に該仮確保情報を送信するとともに、前記ID情報を仮確保された座席に対応付けて記憶し、
前記卓上端末は、識別マーク読取り機能を備え、顧客が商品を購入した際に発行されたレシート上の識別マークを読み取るとともに、前記携帯端末から前記仮確保情報を受信すると、前記識別マーク情報と前記仮確保情報とを前記前記座席管理端末に送信し、
前記座席管理端末は、前記識別マーク情報と前記仮確保情報とを受信し、前記識別マーク情報が正当であると判断すると、仮確保状態の座席を確保状態とする。
本発明によれば、より効率的な座席管理を行うことができる座席利用適正化システムを提供することができる。
実施の形態1にかかる座席利用適正化システムの概念を説明する概略図である。 実施の形態2にかかる座席利用適正化システムの概略構成を示す図である。 実施の形態2にかかる座席管理端末の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる卓上端末の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる座席利用適正化システムの動作フローを説明するフローチャートである。 フードコート入口に設置された座席管理端末に、ユーザが携帯端末をかざす様子を説明する図である。 ユーザが利用人数を入力する際の携帯端末の画面の遷移を説明する図である。 携帯端末の画面上で座席が仮確保される様子を説明する図である。 フードコートの店舗で発行されるレシートの一例を説明する図である。 卓上端末を設置したテーブルを示す図である。 携帯端末の画面上で座席が仮確保される様子を説明する図である。
実施の形態1
図1は、実施の形態1にかかる座席利用適正化システムの概念を説明する概略図である。
本開示は、フードコートなどの施設において座席の利用を適正化するための座席利用適正化システムに関する。座席利用適正化システムは、施設の入口近傍に設置される座席管理端末10と、施設内の各テーブルに設置される卓上端末40と、座席管理端末及び卓上端末と通信可能である顧客2が所持する携帯端末(例えば、スマートフォン)20と、を備える。
座席管理端末10は、近距離無線通信機能を備える。携帯端末20は、近距離無線通信によって座席管理端末10から施設の座席利用状況を取得して表示し、入力された利用人数を自端末のID情報とともに座席管理端末10に送信する(ステップS1)。座席管理端末10は、受信した利用人数とID情報とに基づいて利用可能な座席を仮確保して携帯端末20に該仮確保情報を送信するとともに、前記ID情報を仮確保された座席に対応付けて記憶する(ステップS2)。卓上端末40は、識別マーク読取り機能を備える。顧客は、施設内の店舗で商品を購入する(ステップS3)。卓上端末40は、顧客が商品を購入した際に発行されたレシート30上の識別マーク34を読み取るとともに、携帯端末20から仮確保情報を受信すると、識別マーク情報と仮確保情報とを座席管理端末10に送信する。座席管理端末10は、識別マーク情報と前記仮確保情報とを受信し、識別マーク情報が正当であると判断すると、仮確保状態の座席を確保状態とする(ステップS4)。顧客は、座席を利用後、例えば、使用済の食器類を返却し、座席確保状態を終了することができる(ステップS5)。
このように、本実施形態によれば、より効率的な座席管理を行うことができる座席利用適正化システムを提供することができる。
実施の形態2
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2について説明する。
図2を参照して、本発明の実施の形態2にかかる座席利用適正化システムの概要を説明する。
座席利用適正化システム1は、施設の一例であるフードコートの入口近傍に設置される座席管理端末10と、フードコートの各テーブル41に設置される卓上端末40と、座席管理端末10及び卓上端末40と通信可能であるユーザ(顧客)2が所有する携帯端末(例えば、スマートフォン)20とを備える。
図3は、座席管理端末10の構成を示すブロック図である。座席管理端末10は、制御部100、通信部110、2つの近距離無線通信部14(14a,14b)、を備える。制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)により構成され、座席管理端末10の構成部位の各々を制御する。座席管理端末10は、機能的には、座席管理機能と、近距離無線通信機能と、通信機能とを有する。これらの各機能は、制御部100が記憶部101に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
図4は、卓上端末40の構成を示すブロック図である。卓上端末40は、制御部400、通信部410、読み取り部411、表示部412,報知部413、および近距離無線通信部420を備える。制御部400は、例えばCPUにより構成され、卓上端末40の構成部位の各々を制御する。卓上端末40は、機能的には、識別マーク読取り機能と、通信機能と、表示機能と、報知機能と、を有する。表示部412は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)を備える。これらの各機能は、制御部400が記憶部401に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
卓上端末40は、座席の利用制限時間(例えば:120分)を記憶しており、座席が確保されると、座席の利用時間を計測し始め、表示部412において、計測した利用時間を利用制限時間と共に表示する。また、卓上端末40は、座席の利用時間が所定時間(例えば:110分)を経過すると、利用制限時間に近いことを報知する。さらに、卓上端末は、報知部413を備える。報知部413は、例えば、表示ランプであり、座席の利用時間に応じて、表示ランプの色を変化させる(例えば、利用時間が短いときは、青、利用時間が長くなるにつれて、黄、赤の順に色を変化させる)。なお、利用制限時間は予め設定されているが、これを上限として顧客が設定できるようにしてもよい。
座席管理端末10は、近距離無線通信部14により携帯端末20等と近距離無線通信する近距離無線通信機能と、通信部110により卓上端末40と通信する通信機能とを備える。座席管理端末10は、施設内の座席を管理する。なお、座席管理端末10と卓上端末40との間の通信は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。施設は、一例として、フードコートについて説明するが、これに限定されない。施設は、例えば、レストラン、カフェ、打合せスペース、又は商談スペース等であってもよい。座席管理端末10は、近距離無線通信用の構成要素として、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth(登録商標) LE規格、又はNFCなどを使用する近距離無線通信部14を備える。なお、座席管理端末10は、フードコートの入口近傍に設置されているが、近距離無線通信部14が入口近傍に設置されていればよい。座席管理端末10の近距離無線通信部14を除く部分は、入口近傍に設置されていなくてもよい。また、座席管理端末10は、近距離無線通信機能に替えて、無線LAN通信機能を備え、携帯端末20と無線通信するものであってもよい。
ユーザ(顧客)がフードコート入り口近傍に配置される座席管理端末10に携帯端末20をかざすと、携帯端末20は、近距離無線通信によって座席管理端末10からフードコートの座席利用状況を取得して表示する。ユーザは、携帯端末20に表示された画面上で利用人数(ここでは、3名)を入力すると、該利用人数と携帯端末のID情報が座席管理端末10に送信される。
座席管理端末10は、受信した利用人数と携帯端末のID情報に基づいて、利用可能な座席を仮確保して携帯端末20に該仮確保情報を送信して仮確保された座席に対応付けて記憶する。
卓上端末40は、識別マーク読取り機能(例えば、スキャナーである読み取り部411)を備え、顧客が商品を購入した際に発行されたレシート上の識別マーク(例えば、バーコード又はQRコード(登録商標)など)を読み取る。識別マークは、レシートを発行した店舗の識別コードとレシート発行日時の情報を含むことができる。さらに、卓上端末40は、携帯端末20から近距離無線通信によって仮確保情報を受信すると、識別マーク情報と仮確保情報を座席管理端末10に送信する。卓上端末40は、近距離無線通信機能に替えて、無線LAN通信機能を備え、携帯端末20と無線通信するものであってもよい。座席管理端末10は、識別マーク情報と仮確保情報とを受信し、識別マーク情報の店舗の識別コードとレシート発行日時の正当性について判断する。座席管理端末10は、店舗の識別コードが、記憶している施設内の店舗の識別コードリストに存在し、レシート発行日時が所定の時間内(例えば座席の仮確保の時刻の前後30分以内)であれば、正当であると判断し、仮確保状態の座席を確保状態とする。また、座席管理端末10は、確保状態とした座席の情報を、識別マーク情報と仮確保情報とを送信してきた卓上端末40に送信する。識別マークが、レシートを発行した店舗の識別コードとレシートの識別コードとを含み、座席管理端末10が施設内の店舗のPOS(Point Of Sales)端末に、レシートの正当性を問い合わせるものであってもよい。なお、ここでいうレシートは、紙で発行されるレシートに限定されず、携帯端末20に表示される電子レシートであってもよい。
これにより、より効率的な座席管理を行うことができる座席利用適正化システムを提供することができる。
図5を参照して、実施の形態2にかかる座席利用適正化システムの動作フローを説明する。図6はフードコート入り口に設置された座席管理端末の近距離無線通信部14に、ユーザが携帯端末をかざす様子を説明する図である。
図6に示すように、フードコートを利用する顧客であるユーザ2は、フードコートの出入口13に設置された座席管理端末10の近距離無線通信部14に、自身の携帯端末(例えば、スマートフォン)20をかざす(ステップS101)。なお、図5では、フードコートの一箇所に入り口と出口が同一であるように示しているが、出口と入口は別々の場所に設けてもよい。
ユーザ2は、携帯端末20を介して、座席管理端末10からフードコートの座席利用状況を取得すると、携帯端末20には、座席利用状況が表示される(ステップS102)。
図7に示すように、携帯端末20に案内が表示され、それにしたがって、ユーザ2は携帯端末の入力部(例えば、タッチパネルなど)を介して利用人数を入力することができる(ステップS103)。図7の左図は、携帯端末20の画面に表示される利用人数の入力画面の一例である。また、図7の右図のように、携帯端末20には、フードコートの座席の利用状況を示す画面を選択して表示することができる。
ユーザは利用人数(ここでは、8名)を入力すると、携帯端末20は、利用人数と携帯端末20のID情報を座席管理端末10に送信する(ステップS104)。
座席管理端末10は、入力された利用人数に対して、座席利用状況をもとに利用できる席を仮確保し、仮確保情報を携帯端末20に送信する(ステップS105)。図8に示すように、携帯端末20の画面上では、仮確保された座席の色が変更される(本例では、例えば、白から黄に変更される)。8名分の2つのテーブルが仮確保状態となっている。なお、各座席の利用状況は、異なる色で認識可能に表示されており、本例では、座席確保中は赤、自身による仮確保中は黄、他者による仮確保中は青、空席は白に設定されている。
座席管理端末10は、予約情報とID情報を受信し、ステップS105で仮確保された座席(テーブル)に対応付けて記憶する(ステップS106)。本例では、座席管理端末10は、仮確保されている2つのテーブルに対応付けて記憶する。
図10に示すように、ユーザ2は、座席の仮確保前に、もしくは仮確保後に、フードコートの店舗31(店舗31a〜31hのいずれか1つ以上の店舗)で購入した商品のレシート30を仮確保された座席の卓上端末40の読み取り部411(例えば、スキャナー)にかざすと、読み取り部411は、レシート30の識別マーク34(図9参照)を読み取り、携帯端末20から仮確保情報を受信する(ステップS107)。本例では、仮確保されている2つのテーブルのいずれかの卓上端末40の読み取り部411にかざせばよい。なお、このレシート30は、紙で発行されたものであってもよいし、携帯端末20に電子化されて表示されるものであってもよい。このように、各店舗は、注文した商品を購入した顧客に対して、レシートを発行するレシート発行端末(POS端末)を有する。電子レシートの場合は、レシート発行端末は、この電子レシートを、顧客の所持する携帯端末20に送信することができる。
なお、仮確保から所定時間(例えば、30分)経ってもユーザ2が仮確保した座席に来ない場合、すなわち、座席管理端末10が、卓上端末40から識別マーク情報および仮確保情報が受信できない場合、座席管理端末10は、仮確保状態を無効にしてもよい。
卓上端末40は、識別マーク情報と仮確保情報を座席管理端末10に送信する(ステップS108)。座席管理端末10は、識別マーク情報と仮確保情報とを受信し、識別マーク情報に含まれる店舗の識別コードとレシート発行日時の正当性について判断する。座席管理端末10は、店舗の識別コードが、記憶している施設内の店舗の識別コードリストに存在し、レシート発行日時が所定の時間内(例えば座席の仮確保の時刻の前後30分以内)であれば、正当であると判断し、仮確保状態の座席を確保状態とする。また、座席管理端末10は、確保状態とした座席の情報を、識別マーク情報と仮確保情報とを送信してきた卓上端末40に送信する。以上のように、仮確保された座席にユーザ2が来たことが確認されると、図11に示すように、仮確保された座席の色は、黄から赤に変わり、ユーザ2がテーブルを利用するために、座席が確保される。
卓上端末40は、座席が確保された後、座席の利用時間を計測し、計測された利用時間と制限時間(例えば、120分)を表示部412に表示する(ステップS109)。なお、制限時間は、任意に設定することができる。
卓上端末40は利用時間が所定時間(例えば、110分)を経過すると、ユーザに対して、制限時間が近いことを報知する(ステップS110)。報知を開始するための所定時間は、任意に設定することができる。本例では、仮確保されている2つのテーブルのいずれか一方、又は両方の卓上端末40で報知することができる。さらに、卓上端末40は、利用時間が制限時間に達した場合は、ユーザに利用時間の終了を報知してもよい。その後、卓上端末40は、座席管理端末10に確保された座席を解除するように指示することができる。なお、ユーザが利用時間を十分に残して利用を終了する場合、座席の卓上端末40に携帯端末20をかざすと、座席管理端末10は、卓上端末40から、当該携帯端末20のID情報を受信し、座席確保を解除することもできる。
なお、卓上端末40は、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(light emitting diode)などの表示手段を備え、空席状態(未利用状態)と仮確保状態と、確保状態(利用状態)とを識別可能に表示してもよい。
以上説明した実施の形態1では、フードコートの入り口に座席管理端末10を設置し、ユーザが座席管理端末10にスマートフォンをかざし利用人数を入力することで座席の利用状況をもとに座席が選択され仮確保することができる。仮確保した席は、ユーザのスマートフォン上に位置が表示される。本システムでは、フードコート利用目的以外にて座席を利用できないように、ユーザがフードコートにて購入した際のレシートと、スマートフォンをテーブルに設置された卓上端末にかざすことで席が利用できる状態となる。座席管理端末にスマートフォンをかざしたタイミングで満席だった場合は、順番待ちをするかキャンセルするかの表示がユーザの所持するスマートフォン上にされ、順番待ちする場合は順次、座席が空いたタイミングで該当する利用者に席の位置情報を送信し利用できるようにする。ユーザが座席利用開始後は、テーブルに設置された卓上端末の表示部に制限時間と計測された利用時間が表示されるので、長時間の利用を制限することができる。利用後は、再度スマートフォンをかざすことで座席確保状態が解除される。
以上説明した実施の形態2にかかる座席利用適正化システムによれば、座席管理端末によって座席利用状況を管理することで利用者自身が空いている座席を探す手間を減らすことができる。スマートフォンを座席管理端末にかざした順番にシステム上に登録され、利用者に対し仮確保の通知がされるため、通知が来た利用者しか該当の座席は使用できず他の利用者との座席確保トラブルを回避することができる。混雑時は座席が仮確保されたタイミングでスマートフォンへ通知が来るため、座席を確保した状態で商品を購入しに行くことができ、料理は注文したが席が空くまでの待ち時間が長くて料理が冷めてしまったり、伸びてしまったりするような状況を防ぐことができる。フードコートを利用した際のレシートを利用することで、フードコート本来の目的以外の利用者が座席確保し飲食目的で来ている方が利用できない状況を減らすことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 座席利用適正化システム
2 ユーザ
10 座席管理端末
11 壁
13 出入口
14 近距離無線通信部
20 携帯端末
30 レシート
31 店
32 店舗名
33 日時
34 識別マーク
40 卓上端末
41 テーブル
42 椅子
100 制御部
101 記憶部
110 通信部
400 制御部
401 記憶部
410 通信部
411 読み取り部
412 表示部
413 報知部
420 近距離無線通信部

Claims (4)

  1. 施設の入口近傍に設置される座席管理端末と、前記施設内の各テーブルに設置される卓上端末と、前記座席管理端末及び前記卓上端末と通信可能である顧客が所持する携帯端末と、を備える座席利用適正化システムであって、
    前記座席管理端末は、近距離無線通信機能を備え、
    前記携帯端末は、近距離無線通信によって前記座席管理端末から前記施設の座席利用状況を取得して表示し、入力された利用人数を自身の携帯端末のID情報とともに前記座席管理端末に送信し、
    前記座席管理端末は、受信した利用人数と前記ID情報とに基づいて利用可能な座席を仮確保して前記携帯端末に該仮確保情報を送信するとともに、前記ID情報を仮確保された座席に対応付けて記憶し、
    前記卓上端末は、識別マーク読取り機能を備え、顧客が商品を購入した際に発行されたレシート上の識別マークを読み取るとともに、前記携帯端末から前記仮確保情報を受信すると、前記識別マーク情報と前記仮確保情報とを前記前記座席管理端末に送信し、
    前記座席管理端末は、前記識別マーク情報と前記仮確保情報とを受信し、前記識別マーク情報が正当であると判断すると、仮確保状態の座席を確保状態とする、座席利用適正化システム。
  2. 前記卓上端末は、表示機能を備え、座席の利用制限時間を記憶しており、座席が確保されると、当該座席の利用時間を計測し始め、計測した利用時間を利用制限時間と共に表示する、請求項1に記載の座席利用適正化システム。
  3. 前記卓上端末は、座席の利用時間が所定時間を経過すると、利用制限時間に近いことを報知する、請求項2に記載の座席利用適正化システム。
  4. 前記卓上端末は、表示ランプを備え、座席の利用時間に応じて、前記表示ランプの色を変化させる、請求項3に記載の座席利用適正化システム。
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