JP2019074895A - 決済システム、決済プログラム、および決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲食店と利用者の要望を満たす仕組みを提供し、両者の満足度を向上させるシステムを提供する。【解決手段】注文された飲食物に関する飲食物情報の入力を受け付ける飲み物注文画面160と、入力された前記飲食物情報に基づいて当該飲食物の単価である飲食物単価を記憶部から取得する飲み物注文受付部、食べ物注文受付部、および文具注文受付部と、取得した前記飲食物単価を加算して合計料金を算出する利用申請部と、算出した合計料金を出力する利用申請部を有する決済システム1について、利用者が店内の領域を利用する又は利用した利用時間を取得する利用時間入力部と、予め設定された時間利用単価と前記利用時間に基づく時間利用料金を算出する利用申請部とを備え、前記利用申請部は、前記飲食物単価と前記時間利用料金を含む合計料金を算出する構成とした。【選択図】図5

Description

この発明は、例えば飲食店等の店舗にて領域を時間で提供するような決済システム、決済プログラム、および決済方法に関する。
従来、様々な店舗で商品やサービスの提供が行われている。例えば、飲食店では、適宜の飲食物の注文を受け付け、料金を計算して決済することが行われている。このような決済に関するシステムとして、発注オーダ・料金情報管理システムが提案されている(特許文献1参照)。このシステムは、オーダ情報がタッチパネル5に表示されると同時にICカード9の記憶装置10で記憶され、その情報は無線で厨房システム11に送られ調理指示が出されて、飲食が終了すると、顧客がICカード9をレジに持参し、レジではICカードリーダ19で飲食料金情報を読み取り精算処理を行うものである。これにより、現金を始めとする一切の清算処理の迅速化を図るとされている。
ところで、喫茶店やファミリーレストラン等の飲食店では、飲食を楽しむだけでなく、ノートパソコンやタブレット端末での作業、読書、学習などをする利用者が存在している。このような利用者は、飲食物を注文するものの、飲食が終わってもノートパソコンやタブレット端末での作業、読書、学習などを続けることがある。
このような場合に長時間居座られると、飲食店経営者は、他の利用者を受け入れできずに迷惑であると感じものの、退店を促すとSNSやインターネットブログ等で悪評が拡散されるのではないかと心配し、何も言えなかった。
一方で、このような利用者は、飲食が終わっても利用を続けたいと考えた場合に、飲食店に気を使って追加の注文をする以外に料金を支払うすべがなかった。このため、必要のない飲食物を注文するか、あるいは注文せずに利用し続けるかという選択肢しかなかった。特に、営業で外回りをするサラリーマンは、1日に複数の営業先でもコーヒーやお茶を戴き、さらに時間調整やノートパソコン等での作業のために喫茶店やファミリーレストランで必要のない飲食物を注文するという無駄な行為をするほか無かった。
特開2000−011042号公報
この発明は、上述の問題点に鑑みて、飲食店と利用者の要望を満たす仕組みを提供し、両者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、注文された飲食物に関する飲食物情報の入力を受け付ける飲食物情報入力部と、入力された前記飲食物情報に基づいて当該飲食物の単価である飲食物単価を記憶部から取得する単価取得手段と、取得した前記飲食物単価を加算して合計料金を算出する合計料金算出手段と、算出した合計料金を出力する合計料金出力手段を有する決済システムであって、利用者が店内の領域を利用する又は利用した利用時間を取得する利用時間取得手段と、予め設定された時間利用単価と前記利用時間に基づく時間利用料金を算出する時間利用料金算出手段とを備え、前記合計料金算出手段は、前記飲食物単価と前記時間利用料金を含む合計料金を算出する構成である決済システム、これに用いる決済プログラム、およびこの決済システムを用いた決済方法であることを特徴とする。
この発明により、飲食店と利用者の要望を満たす仕組みを提供し、両者の満足度を向上させることができる。
決済システムのシステム構成を示すブロック図。 管理サーバの管理データベースに記憶されているデータのデータ構成図。 管理サーバの管理データベースに記憶されているデータのデータ構成図。 決済システムの各ハードウェアの機能を示す機能ブロック図。 ユーザ端末の表示部に表示する画面の説明図。 ユーザ端末の表示部に表示する画面の説明図。
以下、本願発明の一実施形態を説明する。
<システム構成>
図1は、決済システム1のシステム構成を示すブロック図である。
決済システム1は、例えば、喫茶店やファミリーレストラン等の飲食物を提供する飲食店にて領域の時間利用を提供する飲食店時間利用決済システムである。
決済システム1は、飲食店本部等に設置される提供企業サーバ2、飲食店の店舗に設置される提供企業店舗端末3、管理会社等に設置される管理サーバ4、管理会社等に設置されるWEBサーバ5、利用企業に所属する利用者(社員など)が携帯するユーザ端末6、及び利用企業本社等に設置される利用企業サーバ7を有しており、これらがインターネット9に接続されている。
提供企業サーバ2、管理サーバ4、WEBサーバ5、および利用企業サーバ7は、それぞれサーバコンピュータで構成されており、それぞれハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部2a,4a,5a,7a、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成されて情報の読み取り/書き込みを許容する記憶部2b,4b,5b,7b、タッチパネル、キーボード、マウス、押下ボタン、またはこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部2i,4i,5i,7i、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部2j,4j,5j,7j、及びLANボードやWiFiユニット等で構成されて有線または無線での通信を実行する通信部2k,4k,5k,7kを備えている。
提供企業店舗端末3は、POSレジ機能と通信機能を有する一般的なコンピュータで構成されており、ハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部3a、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成されて情報の読み取り/書き込みを許容する記憶部3b、タッチパネル、キーボード、マウス、押下ボタン、またはこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部3i、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部3j、及びLANボードやWiFiユニット等で構成されて有線または無線での通信を実行する通信部3kを備えている。
ユーザ端末6は、携帯電話やスマートフォン等(総称して携帯電話とも言う。)で構成されており、ハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部6a、フラッシュメモリ等で構成されて情報の読み取り/書き込みを許容する記憶部6b、タッチパネル、押下ボタン、またはこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部6i、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部6j、及び電話回線用アンテナやWiFiユニット等で構成されて無線での通信を実行する通信部6kを備えている。
提供企業サーバ2は、記憶部2bに、提携プログラム2cと提携データベース2dが記憶されている。提供企業サーバ2の制御部2aは、提携プログラム2cに従って提携データベース2dのテータを利用して各種動作を実行する。
提供企業店舗端末3は、記憶部3bに、店舗プログラム3cと店舗データベース3dが記憶されている。提供企業店舗端末3の制御部3aは、店舗プログラム3cに従って店舗データベース3dのテータを利用して各種動作を実行する。
管理サーバ4は、記憶部4bに、管理プログラム4cと管理データベース4dが記憶されている。管理サーバ4の制御部4aは、管理プログラム4cに従って管理データベース4dのテータを利用して各種動作を実行する。
WEBサーバ5は、記憶部5bに、WEBプログラム5cとWEBデータベース5dが記憶されている。WEBサーバ5の制御部5aは、WEBプログラム5cに従ってWEBデータベース5dのテータを利用して各種動作を実行する。
ユーザ端末6は、記憶部6bに、操作プログラム6cと操作データベース6dが記憶されている。ユーザ端末6の制御部6aは、操作プログラム6cに従って操作データベース6dのテータを利用して各種動作を実行する。
利用企業サーバ7は、記憶部7bに、閲覧プログラム7cと利用データベース7dが記憶されている。利用企業サーバ7の制御部7aは、閲覧プログラム7cに従って利用データベース7dのテータを利用して各種動作を実行する。
この構成により、決済システム1は、ユーザ端末6又は/及び提供企業店舗端末3によりユーザ識別情報および店舗識別情報を取得して利用企業サーバ7又は/及び提供企業サーバを介して管理サーバ4がユーザ識別情報および店舗識別情報を受信および認証(ユーザ認証及び店舗認証)し、ユーザ端末6により利用時間および飲食物の注文を受け付けて提供企業サーバ2を介して管理サーバ4が受信及び管理し、あるいは提供企業店舗端末3により利用時間および飲食物の注文を受け付けてWEBサーバ5を介して管理サーバ4が受信及び管理し、利用者が利用した料金を利用企業サーバ7へ管理サーバ4が送信して決済を実行するものである。
図2及び図3は、管理サーバ4の管理データベース4dに記憶されている利用企業データ11、利用企業部署データ12、利用企業役職データ13、利用企業社員データ14、提携企業データ15、提携企業店舗データ16、及び提携企業メニューデータ17の構成を示すデータ構成図である。これらの各データ(11,12,13,14,15,16,17)は、図示する各項目(利用企業ID、…その他)により構成されており、同一名称のIDによって相互に関連づけられている。
これにより、各種データが管理される。
図4は、ユーザ端末6、WEBサーバ5、管理サーバ4、および提供企業店舗端末3の各制御部6a,5a,4a,3aが、各プログラム(6c,5c,4c,3c)に従って動作する機能を示す機能ブロック図であり、図5および図6はユーザ端末6の制御部6aが操作プログラム6cに従って表示部6jに表示する画面を説明する説明図である。
ユーザ端末6のメイン処理部は、各画面(110〜260)のメイン処理ボタン111が押下されることにより機動し、各機能部へのアクセスを許容する。ここで、ユーザ認証部が起動されると、ユーザ認証部は、図5(A)のユーザ認証画面110を表示部6jに表示し、ID入力部へのIDの入力とパスワード入力部へのパスワードの入力を受け付け、OKボタンの押下によってユーザ認証処理を行う。このユーザ認証処理を行うユーザ端末6のユーザ認証部は、WEBサーバ5へIDとパスワードを送信する。WEBサーバ5の制御部5aは、WEBプログラム5cによってユーザ認証部として動作する。WEBサーバ5のユーザに印象部は、管理サーバ4の利用企業社員データ14にアクセスしてIDとパスワードが一致するか認証し、認証結果をユーザ端末6へ送信する。なお、ユーザ認証に用いるIDとパスワードは、一度設定されれば保持しておき、次回からの入力を省略しても良い。
ユーザ端末6の制御部6aは、メイン処理部によって店舗認証部が起動されると、図5(B)に示す店舗認証画面120を表示する。この店舗認証画面120は、店舗ブランド名入力部と、店舗支店名入力部と、パスワード入力部を有し、店舗ブランド名と店舗支店名とパスワードの入力を受け付ける。
また、店舗認証画面120は、GPSで店舗検索ボタンが押下されると、GPS機能(図示省略)を起動して現在位置を特定し、WEBサーバ5へ送信する。WEBサーバ5は、店舗情報提供部(図4参照)として機能し、現在地から所定距離内にある店舗を提携企業店舗データ16から抽出し、ユーザ端末6へ当該店舗のデータ(店舗ブランド名、店舗支店名、および住所)を送信する。ユーザ端末6の店舗検索部は、現在位置の付近の地図を表示するとともに、WEBサーバ5から受信した付近の店舗を地図上に表示する。
この表示した店舗から1つの店舗が選択されると、店舗認証部は、選択された店舗の店舗ブランド名、店舗支店名を店舗認証画面120の店舗ブランド名入力部と店舗支店名入力部にそれぞれ入力して表示する。このときはパスワードのみ手動入力を求める。
店舗認証画面120のOKボタンが押下されると、店舗認証部は、店舗ブランド名、店舗支店名、パスワードをWEBサーバ5へ送信する。WEBサーバ5は、店舗認証部(図4参照)として機能し、管理サーバ4の提携企業店舗データ16にアクセスして、店舗ブランド名、店舗支店名、およびパスワードが一致するか否か認証を行う。
店舗が特定されると、ユーザ端末6の制御部6aは、WEBサーバ5を通じて管理サーバ4の提携企業店舗データ16からメニュー情報を取得する。
ユーザ端末6の制御部6aは、図5(C)に示す利用時間および席数入力画面130を表示部6jに表示し、利用時間および席数指定部(図4参照)として機能する。利用時間および席数指定部は、席数入力部での席数の入力と、利用時間入力部での利用時間の入力を受け付け、利用申請ボタンが押下されると、図6(B)に示す利用申請および注文画面220を表示部6jに表示する。戻るボタンが押下されると、店舗認証画面120に戻り、詳細指定ボタンが押下されると、図5(A)に示す利用時間および席数の変更画面140を表示部6jに表示する。
ユーザ端末6の制御部6aは、図5(D)に示す利用時間および席数の変更画面140を表示し、利用時間および席数変更部(図4参照)として機能する。利用時間および席数変更部は、上部に入力済み席別利用時間を示す入力内容表示部と、変更内容入力部と、注文画面へボタンと、閉じるボタンが設けられている。入力内容表示部は、時間席数タブと、飲み物タブと、食べ物タブと、文具タブが設けられ、これらのタブのどれが選択されているかによって内容が変化する。利用時間および席数の変更画面140は、時間席数タブが選択されている状態の画面であり、10単位等の所定時間単位で変更する時間を指定する時間指定部と、指定された時間の追加を行う追加ボタンと、指定された時間の削除を行う削除ボタンが設けられている。また、利用時間および席数の変更画面140は、いつから席数変更をするかを示す席数変更開始時刻の入力を受け付ける席数変更開始時刻入力部と、その時刻から変更する席数を入力する変更席数入力部と、入力された席数の追加を行うのか削除を行うのかを入力させる追加ボタンと削除ボタンが設けられている。
飲み物タブが選択されると、ユーザ端末6の制御部6aは、飲み物注文受付部(図4参照)として機能し、図5(E)に示す飲み物注文画面160を表示部6jに表示する。
飲み物注文画面160は、上部の注文用の入力内容を表示する入力内容表示部と、複数の注文用ボタンとが表示されている。注文用ボタンは、例えば、ブレンド、アメリカン、エスプレッソ等のように、飲み物のメニュー名が記載されたボタンで構成されている。また、S,M,L等のサイズを入力するサイズ入力ボタンや、ホットかアイスかを入力するホットボタンとアイスボタン、および数量の増加をする数量追加ボタン(+1)と数量の減少をする数量減少ボタン(−1)も備えている。さらに、時間利用時にセットとしてサービスする珈琲(例えばブレンド珈琲)を他の飲み物に変更する際に、その飲み物の金額から所定の金額を減額するセット珈琲変更ボタンが設けられている。これらの注文ボタンについて、注文ボタンのメニュー等の項目に対する単価がメニュー情報取得部(図4)で取得したメニュー情報に記憶されている。従って、このメニュー情報から、押下されたメニューボタンのメニューについての単価を読み取ることができる。
食べ物タブが選択されると、ユーザ端末6の制御部6aは、食べ物注文受付部(図4参照)として機能し、図5(F)に示す食べ物注文画面18を表示部6jに表示する。
食べ物注文画面180は、上部の注文用の入力内容を表示する入力内容表示部と、複数の注文用ボタンとが表示されている。注文用ボタンは、例えば、トースト、チーズトースト、クロワッサン等のように、食べ物のメニュー名が記載されたボタンで構成されている。また、数量の増加をする数量追加ボタン(+1)と数量の減少をする数量減少ボタン(−1)も備えている。なお、この食べ物注文画面180には、飲み物のときのセット珈琲変更ボタンのような減額用ボタンは存在していないが、セット食べ物変更ボタンを備えて、予めセットされている食べ物を変更した場合に割引を行える構成としてもよい。
文具タブが選択されると、ユーザ端末6の制御部6aは、文具注文受付部(図4参照)として機能し、図6(A)に示す文具注文画面200を表示部6jに表示する。
文具注文画面200は、上部の注文用の入力内容を表示する入力内容表示部と、複数の注文用ボタンとが表示されている。注文用ボタンは、例えば、耳栓、ボールペン、えんぴつなど、飲食物以外の商品の名称を示すボタンにより構成されている。また、数量の増加をする数量追加ボタン(+1)と数量の減少をする数量減少ボタン(−1)も備えている。なお、この文具注文画面200には、飲み物のときのセット珈琲変更ボタンのような減額用ボタンは存在していないが、セット文具変更ボタンを備えて、予めセットされている文具を変更した場合に割引を行える構成としてもよい。
このように構成された利用時間および席数指定部(図4参照)および利用時間および席数変更部(図4参照)により入力された内容で利用申請注文ボタン(図6(A),図6(B)参照)が押下されると、ユーザ端末6の制御部6aは、利用申請部(図4参照)として機能する。利用申請部は、図6(B)に示す利用申請注文内容確認画面220を表示部6jに表示し、利用申請内容および注文内容の確認を受け付ける。利用申請注文ボタンが押下されると、利用申請部はWEBサーバ5へユーザIDおよび店舗IDを含む利用申請注文情報をWEBサーバ5へ送信する。
これを受けたWEBサーバ5の制御部5aは、利用可否判定部(図4)として機能する。利用可否判定部は、管理サーバ4へ利用申請注文情報を送信し、利用可否の判定を受け付ける。このとき、管理サーバ4は、利用申請受付部により利用申請注文情報を受け付け、利用可否決定部により利用の可否を決定し、利用許可通知部によって当該申請を行ったユーザが利用可能であることを通知する。この通知を受けたWEBサーバ5の利用可否判定部は、ユーザ端末6へ利用可であることを通知すると共に、利用情報登録部と通じて注文データベースに利用申請及び注文の内容を記憶する。ユーザ端末6は、申請結果出力部として機能し、図6(D)に示す利用情報表示画面260を表示する。
このようにして利用申請が完了すると、ユーザ端末6およびWEBサーバ6は、時間監視部として機能し、ユーザ端末6の表示部6jに図6(D)の利用内容および利用可能時間表示画面260を表示する。この利用可能時間表示画面260は、領域(一人分のテーブル上の領域と一人分の椅子)の使用の開始時間、終了時間、その間の時間、および小計金額を表示する。追加延長ボタンが押下されると、図5(D)に示した利用時間および席数の変更画面140を表示し、時間延長や注文の追加を受け付ける。なお、飲食系と文具系にわけて小計料金を表示するなど、適宜の構成とすることができる。また、時間表示部で残り時間がゼロになると、利用時間が終了した旨をユーザ端末6の終了通知部へ送信し、終了通知部が表示部6jに終了したことを表示することで、終了したことを利用者に伝えることができる。
WEBサーバ5の時間監視部は、ユーザ端末6とは別に時間監視をしており、利用時間が終了すると、終了通知部によって提携企業店舗端末3へ終了通知をする。
提携企業店舗端末3は、利用中情報出力部によって時間利用中であることを出力する。この出力がなされている間、ユーザ端末6や提供企業店舗端末3は、この出力を受信して時間利用が行われていることを把握できる。
WEBサーバ5の終了通知部から終了した旨の通知を受けた提携企業店舗端末3は、終了通知部によりそのユーザ端末6を所有するユーザに対する時間での席の提供が終了したことを表示部5jに表示し、そのユーザが退店したことを確認すると、退店確認入力部にて退店したことを入力管理する。
図6(C)は、利用履歴および業務報告画面240の画面構成を示す説明図である。利用履歴および業務報告画面240は、利用した利用履歴を日時や店舗名等を1行に表示して利用履歴を一覧表示する利用履歴表示部と、利用履歴表示部において選択された1つの利用に関する報告内容(社内での報告の内容)の入力を受け付ける報告内容入力部と、報告内容入力部の内容を消去するクリアボタンと、報告内容入力部に入力した内容を保存する保存ボタンと、報告内容入力部に入力した内容を任意のEmailアドレスあるいは予め定められた送信先へ送信する送信ボタンと、この画面を閉じるための閉じるボタンが設けられている。
以上の構成および動作により、飲食店と利用者の要望を満たす仕組みを提供し、両者の満足度を向上させることができる。すなわち、利用者は、利用時間と席数を指定して、席数の領域を指定した利用時間だけ伸び伸びと使用することができ、不要な飲み物や食べ物を注文せずとも落ち着いて利用することができる。このとき、時間利用であるため、例えば顧客が並んでいたとしても費用を支払って必要な時間まで利用することができる。店舗側は、利用時間に応じて料金を徴収できるため、一人の利用者に一杯の珈琲で長時間利用されることを防止でき、その長時間利用者のために並んで待っている人を席に案内できないといった営業機会の損失を防止することができる。
利用者は、席数を入力できるため、例えば広いスペースを使って作業をしたい場合には、一人で複数席の利用申請をすることができる。これにより、利用者は必要な作業領域を他の利用者に遠慮することなく確保することができる。
また、時間利用をしたときには珈琲等のセット飲料をサービスする構成とすることで、利用者は喉を潤しながら仕事等に席(領域)を利用することができる。
また、セット飲料(この実施例ではブレンド珈琲)を別の飲料に変更することができ、その変更の際には変更後の飲料の料金から所定の減額を行うことができるため、利用者の満足度を向上させることができる。
また、利用時間と席数とで定まる領域利用の料金と、飲み物、食べ物、および文具といった商品注文の料金をまとめて請求できるため、利便性を向上させることができる。
また、利用者は、くつろげる空間であるカフェ等の飲食店を仕事の場所として利用できるため、快適な環境で仕事を行うことができる。
また、多数の飲食店のうち、現在地に近い飲食店を選択して時間利用できるため、営業等で訪問する相手企業の近くの飲食店を、訪問までの時間調整や仕事に利用することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、時間監視部によって利用時間を監視し、終了通知部によって利用時間が終了したことを通知するため、利用時間が終了してもそのまま継続して利用しているといったことを気付かずに放置することを防止できる。
この発明は、上述した実施形態に限らず、様々な実施形態をとることができる。
例えば、利用時間の入力は、時間を入力する、あるいは開始時刻と終了時刻を入力するなど、適宜の方法で利用時間がわかるように入力することができる。
また、利用者に提供する領域として、席の数を入力する方式としたが、テーブル上の領域を面積で入力するなど、適宜の方式で入力を受け付ける構成とすることもできる。
また、席別に利用時間を求め、これを全て加算することで領域の利用料金を算出する構成としたが、これに限らず、時間利用単価と利用時間と領域数を乗算して料金を求めるなど、適宜の方法によって領域の利用に対する料金を算出することができる。
この発明は、飲食物などの商品を提供する店舗にて時間利用を提供するサービスに利用することができる。
1…決済システム
2…提供企業サーバ
3…提供企業店舗端末
4…管理サーバ
5…WEBサーバ
6…ユーザ端末
7…利用企業サーバ
9…インターネット
11…利用企業データ
12…利用企業部署データ
13…利用企業役職データ
14…利用企業社員データ
15…提携企業データ
16…提携企業店舗データ
17…提携企業メニューデータ
120…店舗認証画面
140…利用時間および席数の変更画面
160…飲み物注文画面
180…食べ物注文画面
200…文具注文画面
220…利用申請注文内容確認画面
240…利用履歴および業務報告画面
260…利用情報表示画面

Claims (8)

  1. 注文された飲食物に関する飲食物情報の入力を受け付ける飲食物情報入力部と、
    入力された前記飲食物情報に基づいて当該飲食物の単価である飲食物単価を記憶部から取得する単価取得手段と、
    取得した前記飲食物単価を加算して合計料金を算出する合計料金算出手段と、
    算出した合計料金を出力する合計料金出力手段を有する決済システムであって、
    利用者が店内の領域を利用する又は利用した利用時間を取得する利用時間取得手段と、
    予め設定された時間利用単価と前記利用時間に基づく時間利用料金を算出する時間利用料金算出手段とを備え、
    前記合計料金算出手段は、
    前記飲食物単価と前記時間利用料金を含む合計料金を算出する構成である
    決済システム。
  2. 前記利用時間取得手段により前記利用時間を取得した場合に、所定の前記飲食物情報にかかる前記飲食物単価に対して所定の割引を行う時間利用時割引適用手段を備え、
    前記合計料金算出手段は、
    前記時間利用時割引き適用手段により適用される割引をした料金を前記合計料金として算出する構成である
    請求項1記載の決済システム。
  3. 前記利用時間の増加入力を受け付ける利用時間増加入力手段を備えた
    請求項1または2記載の決済システム。
  4. 前記領域は、一人用に割り当てられるテーブル上の領域又は/及び座席であり、
    前記利用者が利用する又は利用した前記領域の領域数の入力を受け付ける領域数入力手段を備え、
    前記時間利用料金算出手段は、前記時間利用単価と前記利用時間と前記領域数に基づいて前記時間利用料金を算出する構成である
    請求項1、2または3記載の決済システム。
  5. 利用者を識別する利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得手段と、
    前記利用者が利用した前記合計料金を前記利用者識別情報と関連づけて記憶する利用履歴記憶手段と、
    前記利用者識別情報と当該利用者が所属する組織を識別する組織識別情報とが含まれる組織管理情報を記憶する組織管理情報記憶手段と、
    前記組織に所属する複数の前記利用者について、当該利用者が利用した前記合計料金を合計して組織内合計利用料金を算出する組織内合計利用料金算出手段と、
    前記組織内合計利用料金を出力する組織内合計利用料金出力手段とを備えた
    請求項1から4のいずれか1つに記載の決済システム。
  6. 前記組織管理情報記憶手段は、前記組織がサービス提供可能状態か否かを示すサービス提供可否情報も記憶する構成であり、
    前記利用者識別情報取得手段により取得した利用者識別情報の所属する組織がサービス提供不可状態であればエラー出力をする利用可否認証手段を備えた
    請求項5記載の決済システム。
  7. コンピュータを、
    注文された飲食物に関する飲食物情報の入力を受け付ける飲食物情報入力部と、
    入力された前記飲食物情報に基づいて当該飲食物の単価である飲食物単価を記憶部から取得する単価取得手段と、
    取得した前記飲食物単価を加算して合計料金を算出する合計料金算出手段と、
    算出した合計料金を出力する合計料金出力手段を有する決済システムとして機能させる決済プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    利用者が店内の領域を利用する又は利用した利用時間を取得する利用時間取得手段と、
    予め設定された時間利用単価と前記利用時間に基づく時間利用料金を算出する時間利用料金算出手段として機能させ、
    前記合計料金算出手段は、
    前記飲食物単価と前記時間利用料金を含む合計料金を算出する構成である
    決済プログラム。
  8. 注文された飲食物に関する飲食物情報の入力を受け付ける飲食物情報入力部と、
    入力された前記飲食物情報に基づいて当該飲食物の単価である飲食物単価を記憶部から取得する単価取得手段と、
    取得した前記飲食物単価を加算して合計料金を算出する合計料金算出手段と、
    算出した合計料金を出力する合計料金出力手段を有する決済システムにより決済する決済方法であって、
    利用者が店内の領域を利用する又は利用した利用時間を利用時間取得手段により取得し、
    予め設定された時間利用単価と前記利用時間に基づく時間利用料金を時間利用料金算出手段により算出する構成であり、
    前記合計料金算出手段により、
    前記飲食物単価と前記時間利用料金を含む合計料金を算出する
    決済方法。
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