JP2003196426A - 行政区画処理システム - Google Patents

行政区画処理システム

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JP2003196426A
JP2003196426A JP2001397413A JP2001397413A JP2003196426A JP 2003196426 A JP2003196426 A JP 2003196426A JP 2001397413 A JP2001397413 A JP 2001397413A JP 2001397413 A JP2001397413 A JP 2001397413A JP 2003196426 A JP2003196426 A JP 2003196426A
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JP2001397413A
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Akihiko Kokubo
明彦 小久保
Masaaki Tsuchida
政明 土田
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Fuji Xerox System Service Co Ltd
Original Assignee
Fuji Xerox System Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 行政区画の変更に伴う戸籍データの変更を簡
易かつ確実に行えるようにする。 【解決手段】 行政区画処理データ作成部124は、対
象地区設定部120、更正日設定部121、更正事由設
定部122および新旧町名情報編集部123により設定
した情報に基づいて行政区画変更データを作成する。行
政区画変更データは、直接に戸籍データに反映されるの
ではなく、行政区画変更テーブル133に記憶される。
行政区画処理データ編集部125は、行政区画変更デー
タを確認・修正する。「枝番申出必要」、「転籍願い必
要」、「行政区画対象外」、「行政区画対象内」等のス
テータスが表示され、また編集される。行政区画一括処
理部126は、行政区画変更データを元に運用中の戸籍
データに対して行政区画変更後の地区名称を用いて更新
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、行政区画の変更
に伴って戸籍データ等を変更する行政区画処理システム
に関する。
【0002】
【背景の技術】地名の変更や合併により行政区画が変更
になると戸籍システムの本籍表示を変更する必要があ
る。また、更正日や更正事由を記入する必要がある。従
前では、紙に打ち出したすべての戸籍データに基づいて
手作業で変更処理を行うため、ミスが発生し、また、所
要期間も2〜3週間を要してきわめて煩雑であった。
【0003】なお、以下では行政区画の変更に伴って行
う処理を行政区画処理と呼ぶこともある。
【0004】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮
してなされたものであり、行政区画の変更に伴う処理を
簡易に行え、作業者の負担を軽減し、ミスを削減し、ま
た、戸籍特有の問題を解消する行政区画処理システムを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとお
りの構成を採用している。ここでは、発明を詳細に説明
するのに先だって、特許請求の範囲の記載について補充
的に説明を行なっておく。
【0006】すなわち、この発明によれば、上述の目的
を達成するために、行政区画の変更に伴う戸籍データの
変更を行う行政区画処理システムに:行政区画変更対象
の一群の戸籍を選択するために、処理対象特定情報を入
力する処理対象特定情報入力手段と;変更前の行政区画
表示と変更後の行政区画表示とを対応づけて入力する変
更内容入力手段と;上記処理対象特定情報入力手段で入
力された処理対象特定情報により選択された戸籍につい
て、上記変更内容入力手段で入力された戸籍の変更前の
行政区画表示と変更後の行政区画表示とを記憶する戸籍
変更情報記憶手段と;上記戸籍変更情報記憶手段に記憶
されている上記戸籍についての変更前の行政区画表示と
変更後の行政区画表示とを表示する戸籍変更情報表示手
段と;上記戸籍変更情報表示手段に表示されている戸籍
変更情報のうち1または複数の戸籍について戸籍変更を
禁止するように選択する戸籍変更禁止選択手段と;戸籍
変更禁止選択手段により選択された戸籍変更情報を除い
て上記戸籍変更情報記憶手段に記憶されている戸籍変更
情報を戸籍データを書き込む手段とを設けるようにして
いる。
【0007】この構成においては、全戸籍のうち行政区
画変更の対象となる候補を選択できるので変更の確認作
業を著しく削減することができる。また、戸籍変更情報
を表示してその中から変更を禁止すべきものを選択する
ことができる。例えば、候補を選択した後、修正があっ
た場合には、それに応じて変更情報がそのまま反映され
ないようにできる。また、候補を選択した後に、新た
に、変更情報の追加も可能である。
【0008】行政区画変更の対象となる候補を一度に指
定して処理するのでなく、複数回に分けて指定し処理す
るようにしてもよい。
【0009】行政区画の対象となる候補は、個別に詳細
に設定してもよいし、大雑把に設定してもよい。すなわ
ち、実際に行政区画の変更に影響を受けない戸籍を含む
ように大雑把に指定してもよい。例えば、「板橋区坂
下」のうちの「板橋区坂下1丁目」から「板橋区坂下3
丁目」までの範囲を行政区画対象の候補とする場合、
「板橋区坂下」を対象候補としてもよいし(大雑把な指
定)、「板橋区坂下1丁目」から「板橋区坂下3丁目」
までを対象候補としてもよい(個別の指定)。
【0010】この構成においては、上記処理対象特定情
報を、市区町村、市区町村−大字、市区町村−大字−小
字、市区町村−大字−小字−番地、および市区町村−大
字−小字−番地−枝番からなる指定方法のグループから
選択された少なくとも2つの指定方法で入力することが
好ましい。例えば、市区町村−大字、市区町村−大字−
小字を用いて選択する場合には、市区町村−大字を用い
て特定したり、市区町村−大字−小字を用いて特定した
り、あるいは、市区町村−大字、市区町村−大字−小字
の双方を組み合わせて特定したりする。
【0011】また、上記変更処理禁止選択手段は、転籍
お願い返答待ちに関連して上記変更処理を禁止するもの
であってもよい。
【0012】現存しない古い行政区画名で本籍が記載さ
れているような場合には、これを検出し、転籍お願いを
発行し、所望の現存の行政区画名に変更することが好ま
しい。このような場合には、転籍があるまでは行政区画
変更処理を猶予するよう選択することが好ましい。転籍
お願いを発行すべき戸籍については所定の色でハイライ
トして表示することが好ましい。
【0013】また、上記変更処理禁止選択手段は、枝番
申出返答待ちに関連して上記変更処理を禁止するもので
あってもよい。
【0014】同一番地の戸籍がある場合には申し出を待
って枝番を付す必要がある。この場合にも、枝番が付さ
れるまで行政区画変更処理を猶予するよう選択すること
が好ましい。枝番付与が必要かどうかは、番地の重複に
より判別でき、このような戸籍についても、所定の色で
ハイライトして表示することが好ましい。
【0015】転籍や枝番に関連する処理が必要な戸籍を
検索して個別に扱うようにしてもよい。
【0016】なお、この発明は装置またはシステムとし
て実現できるのみでなく、方法としても実現可能であ
る。また、そのような発明の一部をソフトウェアとして
構成することができることはもちろんである。またその
ようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために
用いるソフトウェア製品(記録媒体)もこの発明の技術
的な範囲に含まれることも当然である。
【0017】この発明の上述の側面およびこの発明の他
の側面は特許請求の範囲に記載され、以下実施例を用い
て詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
説明する。
【0019】図1は、この発明を戸籍システムに適用し
た実施例を示しており、この図において、サーバコンピ
ュータ10に1または複数のクライアントコンピュータ
20が接続されている。サーバコンピュータ10には、
戸籍システム100および戸籍データベース(戸籍附票
データベースを含む)200がインストールされてい
る。戸籍システム100にはそのモジュールとして行政
区画処理システム110が設けられている。サーバコン
ピュータ10にはプリンタ30、スキャナ40が設けら
れている。
【0020】図2は、図1の行政区画処理システム11
0の機能を模式的に示しており、この図において、行政
区画処理システム110は、機能ブロック(ステップ)
で表すと、対象地区設定部120、更正日設定部12
1、更正事由設定部122、新旧町名情報編集部12
3、行政区画処理データ作成部124、行政区画処理デ
ータ編集部125、行政区画一括処理部126、附票情
報追加部127、9条2項通知印刷部128、お知らせ
通知印刷部129等を含んで構成されている。また、サ
ーバコンピュータ10の記憶装置(ハードディスク等)
に、行政区画対象地区テーブル130、行政区画基本情
報テーブル131、行政区画対象町名テーブル132、
行政区画変更テーブル133等を設けている。また、戸
籍データベース200として戸籍本籍履歴テーブル20
1、戸籍附票テーブル202を設けている。
【0021】行政区画対象地区テーブル130、行政区
画基本情報テーブル131、行政区画対象町名テーブル
132、行政区画変更テーブル133、戸籍情報テーブ
ル(戸籍本籍履歴テーブル)201、戸籍附票テーブル
(附票情報テーブル)202は、それぞれ、図3、図
4、図5、図6、図7および図8に示すような情報を保
持している。
【0022】以下、具体的な行政変更処理を例に挙げな
がら実施例について詳細に説明する。
【0023】行政区画処理は、既に存在する地名を変更
したり、合併を行う場合に行政区画処理を行う。行政区
画処理は、市区町村単位(「東京都板橋区坂下一丁目
1番地2」の「板橋区」)、大字単位(同、「坂
下」)、小字単位(同、「一丁目」、番地単位
(同、「1番地」、枝番単位(同、「2」)あるいは
これらの組合せで行うことができる。行政区画処理の例
を図9に示す。また、「板橋区」等のように一部のみ設
定した場合には、それに続く詳細は区画変更処理前と変
更がないものとして処理される。例えば、図10に示す
ように「東京都板橋区坂下」を「東京都板橋区新坂下」
と変更するよう指定した場合には、小字、番地、枝番は
変更前と同様とする。
【0024】この実施例で行政区画処理を行うために
は、つぎに情報を指定する必要がある。 更正日:行政区画処理を実施する年月日 更正事由:行政区画処理を行う事由 処理対象地区:行政区画処理を行う地区 名称変更情報:行政区画処理前の名称と行政区画処理
後の名称の対応
【0025】さて、ここでは、図11に示すように行政
区画処理を行う場合を考える。この例では、東京都板橋
区の「坂下1丁目」、「坂下2丁目」、・・・「坂下N
丁目」をそれぞれ「新坂下1丁目」、「新坂下2丁
目」、・・・「新坂下N丁目」に変更し、「坂上1丁
目」および「坂中」を「坂上中」に統合している。その
他の変更はない。更正日は「2001年11月11日」
である。更正事由は「土地名称の変更のため」である。
【0026】この例では、更正日、更正事由、処理対象
地区、名称変更情報は図12に示すようになる。
【0027】対象地区設定部120は、従来のように管
内の全戸籍を対象として処理を行うのではなく、対象地
区を指定し、必要な戸籍のみを特定する。対象地区設定
部120は、具体的には、クライアントコンピュータ2
0からの要求に基づいて、設定画面(インタフェース)
を生成し、クライアントコンピュータ20の表示部に表
示させ、設定情報を受け取るものである。
【0028】管内の全戸籍に対して行政区画処理を行う
と処理件数が膨大となり、処理に長時間を要することに
なる。この実施例では、必要な範囲に限定することで処
理の簡素化を図ることができ、また処理の簡素化に伴い
ミスを削減することができる。図11に示す例では、図
13に示すように対象地区が設定される。なお、対象地
区の、市区町村、大字、小字、番地、枝番には、それぞ
れ、市区町村コード、大字コード、小字コード、番地コ
ード、枝番コードが割り当てられ、このコードを用いて
対象地区を指定できる。このコードを連結して本籍コー
ドが生成される。もちろん、本籍コードを別途設けて、
これを連結したコード列(例えば市区町村コード+大字
コード+小字コード+番地コード+枝番コード)と対応
づけてもよい。地区町村および大字で対象地区を指定し
た場合には、市区町村コードと大字コードとを用いて指
定を行う。他の態様も同様である。
【0029】なお、対象地区を図13に示すように個別
に詳細に指定するのでなく、例えば、「東京都板橋区坂
下、東京都板橋区坂上、東京都板橋区坂中」のように大
雑把に指定してもよい。
【0030】対象地区設定部120で設定された情報
は、行政区画対象地区テーブル130に記憶される。
【0031】更正日設定部121は、更正日を設定する
ものである。更正日設定部121も、具体的には、クラ
イアントコンピュータ20からの要求に基づいて、設定
画面(インタフェース)を生成し、クライアントコンピ
ュータ20の表示部に表示させ、設定情報を受け取るも
のである。インタフェースは個別の画面でもよく、上述
した行政区画設定用の画面あるいは他の設定上を設定す
るための画面と共通のものでもよい。
【0032】図11の例では、「2001/11/1
1」と設定され、行政区画基本情報テーブル131に記
憶される。
【0033】更正事由設定部122は、更正事由を設定
するものである。更正事由設定部122も、具体的に
は、クライアントコンピュータ20からの要求に基づい
て、設定画面(インタフェース)を生成し、クライアン
トコンピュータ20の表示部に表示させ、設定情報を受
け取るものである。インタフェースは個別の画面でもよ
く、他の設定情報を設定するための画面と共通のもので
もよい。
【0034】図11の例では、「土地の名称変更のた
め」と設定され、行政区画基本情報テーブル131に記
憶される。
【0035】新旧町名情報編集部123は、行政区画処
理前の地区名称と行政区画処理後の地区名称とからなる
対を新規登録、更新、削除するものである。新旧町名情
報編集部123も、具体的には、クライアントコンピュ
ータ20からの要求に基づいて、設定画面(インタフェ
ース)を生成し、クライアントコンピュータ20の表示
部に表示させ、設定情報を受け取るものである。インタ
フェースは個別の画面でもよく、他の設定情報を設定す
るための画面と共通のものでもよい。
【0036】新旧名称は、図14に示すように3つの態
様で入力することができる。すなわち、包括的な指定
(入力方法1)、列挙的な指定(入力方法2)および範
囲の指定(入力方法3)を用いることができる。また、
図14の例では小字を例にしたが、番地単位、枝番単位
でも範囲の指定が可能であり、「1丁目から4丁目で3
番地から5番地」というような組合せで指定も可能であ
る。
【0037】なお、大雑把に対象候補を指定した場合に
は、実際には行政区画変更の対象外の範囲も対象候補の
一部に含まれる。行政区画変更の対象外の範囲では、新
旧町名情報は指定しなくてもよい。新旧町名情報が入力
されない戸籍の範囲では、行政区画処理対象外であると
いうステータス(「行政区画対象外」)がデフォルトで
指定されることが好ましい。
【0038】新旧町名情報編集部123で入力された新
旧町名情報は、行政区画対象町名テーブル132に記憶
され、また、その内容を変更・削除することも可能であ
る。
【0039】行政区画処理データ作成部124は、対象
地区設定部120、更正日設定部121、更正事由設定
部122および新旧町名情報編集部123により設定し
た情報に基づいて行政区画変更データを作成する。行政
区画変更データは、直接に戸籍データに反映されるので
はなく、テンポラリ領域(行政区画変更テーブル13
3)に記憶される。直接に戸籍データを変更すると、間
違っていたり、不足があったりした場合に、修正が大変
であるが、テンポラリ領域に一旦保持し、確認、修正
(必要な場合)を行うことにより、簡易な処理が実現さ
れる。
【0040】行政区画変更データ(行政区画変更テーブ
ルともいう)は図15に示すようなものである。
【0041】この例では、対象地区設定部120で設定
された、「東京都板橋区坂下1丁目、東京都板橋区坂下
2丁目、・・・東京都板橋区坂下N丁目、東京都板橋区
坂上1丁目、東京都板橋区坂中」を行政区画変更前名称
として抽出する。ここで抽出した行政区画名称(変更
前)に対して新旧町名情報編集部123で設定した情報
から行政区画処理後名称を設定する。こののち、更新日
および更正事由を設定する。
【0042】行政区画処理データ編集部125は、行政
区画処理データ作成部124で作成した行政区画変更テ
ーブルを確認・修正するものである。行政区画処理デー
タ編集部125は、具体的には、クライアントコンピュ
ータ20からの要求に基づいて、確認・修正画面(イン
タフェース)を生成し、クライアントコンピュータ20
の表示部に表示させ、必要な場合には修正情報を受け取
るものである。
【0043】行政区画処理データは、例えば、対象戸籍
ごとに旧町名に基づいてソートされた態様で図15に示
すような行政区画変更情報がリスト表示される。
【0044】番地の重複や、存在しない地名がある場合
には、該当する戸籍(本籍)が検出され、「枝番申出必
要」(番地の重複の場合)や「転籍願い必要」(存在し
ない地名の場合)というようなステータスが色を変えて
表示される。その他のステータスとしては「行政区画対
象外」、「行政区画対象内」がある。通常は「行政区画
対象内」のステータスであるが、後に、指定の間違い等
により、戸籍データへの書き込みの前に修正を行って、
「行政区画対象外」に変更することができる。このよう
に間違いでリストに含ませた場合には、リストから削除
するようにしてもよい。
【0045】修正や削除は、1つの戸籍を選択し、ある
いは、複数の戸籍を一括選択して行うことができる。も
ちろん、ステータスの変更のみでなく、行政区画処理後
名称についても個別にあるいは一括して変更することが
できる。
【0046】変更内容は合成区画変更テーブル(図1
5)に反映される。
【0047】なお、プリンタを用いて1または複数の戸
籍について印刷出力を行うことができる。また、ステー
タス別に印刷出力することもできる。例えば、「今回行
政区画対象戸籍一覧」、「今回行政区画対象外戸籍一
覧」、「転籍お願い一覧」、「枝番申出一覧」を印刷す
ることができる。
【0048】行政区画一括処理部126は、行政区画変
更テーブル(図15)を元に運用中の戸籍データ(戸籍
情報テーブル201)に対して行政区画変更後の地区名
称を用いて更新を行う(本籍の追加処理)。処理を行う
戸籍のデータは既に行政区画変更テーブルに格納されて
おり、これを一気に戸籍情報テーブル201に書き込
む。
【0049】附票情報追加部127は、附票情報テーブ
ル202の住所(附票)に、行政区画一括処理部126
と同様に処理を行う。
【0050】9条2項通知印刷部128は、住所地に対
して本籍が変更となったことを通知する内容の印刷物
(9条2項通知、地区名称(本籍)が変更となった場合
必要である)を印刷するものである。
【0051】住所地が管内(役場の管轄内)と管外(役
場の管轄外)に分けてそれぞれの種類ごとに一括で9条
2項通知を印刷することができる。もちろん両方同時も
可能である。
【0052】お知らせ通知印刷部129は、地区名称
(本籍)が変更となった人には地区名称(本籍)が変更
となったことを通知する内容の印刷物(お知らせ通知)
を印刷するものである。この場合も、住所地が管内(役
場の管轄内)と管外(役場の管轄外)に分けてそれぞれ
の種類ごとに一括で印刷することができる。もちろん両
方同時も可能である。
【0053】また、戸籍単位、個人単位、年齢指定して
通知を印刷することも可能である。
【0054】以上で実施例の説明を終了する。なお、こ
の発明は上述の実施例に限定されるものではなくその趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、
戸籍ごとに個別に指定して行政区画変更を行える用にし
てもよい。行政区画処理において対象漏れとなった場合
に直ちに運用中の戸籍のデータに対して地区名称の変更
(本籍の追加)を行う。また、戸籍ごとに一括処理用デ
ータを作成して個別の戸籍の行政区画変更を行うように
してもよい。この場合、運用中の戸籍のデータに対して
直接編集(戸籍の追加)を行うのではなく、政区画処理
テーブルにデータが追加され、その後、行政区画変更
(一括)処理を行い戸籍に反映させる。
【0055】また、実施例のシステムで保持している最
新附票情報(住所)を取得し、通知・お知らせを作成・
送付する先の住所を最新にするようにしてもよい。さら
に、通知・お知らせを作成する際、附票情報(住所)か
ら郵便番号を自動的に取得し郵便番号欄に設定・印字す
るようにしてもよい。また、上述実施例では、戸籍シス
テムの1機能として行政区画処理システムを実装した
が、図16に示すように、戸籍システム100と別個に
行政区画処理システム110を設け、戸籍システム10
0からの戸籍データを取得して行政区画処理データを作
成・編集し、この後、このデータに基づいて戸籍システ
ム100の戸籍データに書き込みを行うようにしてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、行政区画変更に伴う処理を簡易かつ確実に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の構成を全体として示す図
である。
【図2】 上述実施例の要部を説明する図である。
【図3】 上述実施例の行政区画対象地区テーブルを説
明する図である。
【図4】 上述実施例の行政区画基本情報テーブルを説
明する図である。
【図5】 上述実施例の行政区画対象町名テーブルを説
明する図である。
【図6】 上述実施例の行政区画変更テーブルを説明す
る図である。
【図7】 上述実施例の戸籍情報テーブルを説明する図
である。
【図8】 上述実施例の附票情報テーブルを説明する図
である。
【図9】 行政区画処理の設定単位を説明する図であ
る。
【図10】 行政区画処理の町名変更例を説明する図で
ある。
【図11】 行政区画処理の例を説明する図である。
【図12】 図11の例における行政区画処理に必須な
情報を説明する図である。
【図13】 図11の例における対象地区設定例を説明
する図である。
【図14】 図11の例における新旧町名情報の入力例
を説明する図である。
【図15】 図11の例における行政区画テーブルの例
を説明する図である。
【図16】 上述実施例の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
10 サーバコンピュータ 20 クライアントコンピュータ 30 プリンタ 40 スキャナ 100 戸籍システム 110 行政区画処理システム 120 対象地区設定部 121 更正日設定部 122 更正事由設定部 123 新旧町名情報編集部 124 行政区画処理データ作成部 125 行政区画処理データ編集部 126 行政区画一括処理部 127 附票情報追加部 128 9条2項通知印刷部 129 お知らせ通知印刷部 130 行政区画対象地区テーブル 131 行政区画基本情報テーブル 132 行政区画対象町名テーブル 133 行政区画変更テーブル 200 戸籍データベース 201 戸籍情報テーブル 202 附票情報テーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行政区画の変更に伴う戸籍データの変更
    を行う行政区画処理システムにおいて、 行政区画変更対象の一群の戸籍を選択するために、処理
    対象特定情報を入力する処理対象特定情報入力手段と、 変更前の行政区画表示と変更後の行政区画表示とを対応
    づけて入力する変更内容入力手段と、 上記処理対象特定情報入力手段で入力された処理対象特
    定情報により選択された戸籍について、上記変更内容入
    力手段で入力された戸籍の変更前の行政区画表示と変更
    後の行政区画表示とを記憶する戸籍変更情報記憶手段
    と、 上記戸籍変更情報記憶手段に記憶されている上記戸籍に
    ついての変更前の行政区画表示と変更後の行政区画表示
    とを表示する戸籍変更情報表示手段と、 上記戸籍変更情報表示手段に表示されている戸籍変更情
    報のうち1または複数の戸籍について戸籍変更を禁止す
    るように選択する戸籍変更禁止選択手段と、 戸籍変更禁止選択手段により選択された戸籍変更情報を
    除いて上記戸籍変更情報記憶手段に記憶されている戸籍
    変更情報を戸籍データを書き込む手段とを有することを
    特徴とする行政区画処理システム。
  2. 【請求項2】 上記処理対象特定情報を、市区町村、市
    区町村−大字、市区町村−大字−小字、市区町村−大字
    −小字−番地、および市区町村−大字−小字−番地−枝
    番からなる指定方法のグループから選択された少なくと
    も2つの指定方法で指定する請求項1記載の行政区画処
    理システム。
  3. 【請求項3】 上記変更処理禁止選択手段は、転籍お願
    い返答待ちに関連して上記変更処理を禁止する請求項1
    記載の行政区画処理システム。
  4. 【請求項4】 上記変更処理禁止選択手段は、枝番申出
    返答待ちに関連して上記変更処理を禁止する請求項1記
    載の行政区画処理システム。
  5. 【請求項5】 上記戸籍変更情報記憶手段に戸籍変更情
    報を追加する手段をさらに有する請求項1記載の行政区
    画処理システム。
  6. 【請求項6】 行政区画の変更に伴う戸籍データの変更
    を行う行政区画処理システムにおいて、 行政区画変更対象の一群の戸籍を選択するために、処理
    対象特定情報を入力する処理対象特定情報入力手段と、 変更前の行政区画表示と変更後の行政区画表示とを対応
    づけて入力する変更内容入力手段と、 上記処理対象特定情報入力手段で入力された処理対象特
    定情報により選択された戸籍について、上記変更内容入
    力手段で入力された戸籍の変更前の行政区画表示および
    変更後の行政区画表示と、上記戸籍に対する処理ステー
    タスとを記憶する戸籍変更情報記憶手段と、 上記戸籍変更情報記憶手段に記憶されている上記戸籍に
    ついての変更前の行政区画表示および変更後の行政区画
    表示と、上記戸籍に対する処理ステータスとを 表示する戸籍変更情報表示手段と、上記戸籍変更情報記
    憶手段に記憶されている戸籍の変更前の行政区画表示お
    よび変更後の行政区画表示を、上記戸籍変更情報記憶手
    段に記憶されている処理対象ステータスに基づいて、戸
    籍データを書き込む手段とを有することを特徴とする行
    政区画処理システム。
  7. 【請求項7】 上記処理対象ステータスをユーザの操作
    に基づいて変更する修正手段を有する請求項6記載の行
    政区画処理システム。
  8. 【請求項8】 上記変更後の行政区画表示をユーザの操
    作に基づいて変更する修正手段を有する請求項6記載の
    行政区画処理システム。
  9. 【請求項9】 上記戸籍変更情報記憶手段に記憶されて
    いる情報を1または複数の戸籍を指定して変更または削
    除する手段を有する請求項6記載の行政区画処理システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114218345A (zh) * 2022-02-21 2022-03-22 中国测绘科学研究院 一种行政区划边界自适应简化方法

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