JP2003195424A - シート体搬送装置 - Google Patents

シート体搬送装置

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JP2003195424A JP2001398998A JP2001398998A JP2003195424A JP 2003195424 A JP2003195424 A JP 2003195424A JP 2001398998 A JP2001398998 A JP 2001398998A JP 2001398998 A JP2001398998 A JP 2001398998A JP 2003195424 A JP2003195424 A JP 2003195424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート体のサイズや縦横比、搬送する際の向き
等によらず、ジャミングやシート体のエッジ折れ等を生
じることなくスキュー(姿勢)の補正を行うことができ
るシート体搬送装置を提供する。 【解決手段】走査搬送手段と、走査搬送手段の上流には
位置されるシート体を挟持搬送するレジローラ対と、レ
ジローラの上流に配置されるシート体を挟持搬送するプ
レレジローラ対と、プレレジローラ対によってシート体
を挟持し、かつ、レジローラ対のローラ間にシート体の
先端を当接し、かつ、レジローラ対とプレレジローラ対
との間でシート体を撓ませてなる所定状態を形成した
後、下流へのシート体の搬送を開始する、駆動制御手段
とを有することにより、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルフォトプリ
ンタ等の画像記録装置に利用されるシート体搬送の技術
分野に属し、詳しくは、サイズや縦横比等によらず、安
定してシート体の姿勢を正す(スキューの補正)ことが
できるシート体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して露光する、いわゆる直接
露光が主流である。また、近年では、フィルムに撮影さ
れた画像を光電的に読み取って、得られた信号をデジタ
ル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像
データとし、この画像データに応じて変調した記録光で
感光材料を露光して(写真)プリントとして出力する、
デジタルフォトプリンタが実用化されている。
【0003】このような写真プリンタ(写真の焼付現像
装置)においては、一般的に、プリントとなる感光材料
(印画紙)は、ロール状に巻回されてプリンタに装填さ
れ、ロールから引き出されて、露光やバックプリントの
記録を行われ、次いで、湿式の現像処理を施され、乾燥
後に切断されて、一枚のプリントとされる。すなわち、
写真プリンタでは、感光材料は、長尺なまま全ての処理
を行われ、最後に切断されて、一枚のプリントとされ
る。
【0004】ところが、このようなフォトプリンタで
は、プリント1枚毎(各コマ毎)の境目を示すためのコ
マ情報(パンチ)を形成する必要があり、コマ情報を形
成した部分の感光材料が無駄になってしまい、また、パ
ンチやセンサ等を有するコマ情報の形成手段が必要とな
る。さらに、デジタルフォトプリンタでは、ムラ等のな
い高画質な画像を記録するために、露光時に感光材料の
走査搬送を停止することができないので、露光位置の上
下流に感光材料のたわみ(ループ)を形成する必要があ
り、感光材料の搬送経路や搬送制御が複雑になってい
る。そのため、近年の写真プリンタ、特に、デジタルフ
ォトプリンタでは、感光材料を1枚のプリントに対応す
るシート状に切断した後に、露光を行う装置が主流にな
りつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、露光時に感光
材料が傾いた(スキューした)状態であると、画像が傾
いた状態で露光されてしまい、すなわち、画像が曲がっ
た状態で記録されたプリントが出力されてしまう。従っ
て、当然のことであるが、適正なプリントを得るために
は、感光材料を、スキューがない、適正な姿勢で記録
(露光)位置に供給する必要がある。そのため、予めプ
リントサイズに応じて切断したシート状の感光材料(以
下、単に感光材料とする)に、露光を行う写真プリンタ
では、露光に先立って、感光材料の向きを補正(スキュ
ーの補正)する処理、いわゆる、ペーパレジストが行わ
れている。
【0006】写真プリンタにおける感光材料のペーパレ
ジストは、一般的に、搬送方向と直交する方向(以下、
幅方向とする)の端辺(以下、サイドエッジとする)を
規制ガイドに当接し、これにより、スキューを補正し、
かつ、感光材料の幅方向の位置を調整する、いわゆるサ
イドレジストによる方法で行われる。一例として、搬送
方向に対して、若干、傾いて配置される搬送ローラ(以
下、チルトローラとする)と、幅方向に移動可能で、か
つ、感光材料の搬送方向に延在する規制ガイド板を用い
る方法が例示される。この方法では、感光材料のサイズ
(幅)に合わせて規制ガイド板の位置を幅方向に調整す
ると共に、チルトローラによって規制ガイド板に寄るよ
うに感光材料を搬送することにより、感光材料のサイド
エッジを規制ガイドに当接してペーパレジストを行い、
スキューを補正して、感光材料の幅方向の位置および向
き(姿勢)の両者を適正にして、露光位置に搬送してい
る。
【0007】このような、サイドレジストによるペーパ
レジスト方法では、縦横比の小さな感光材料や、縦横比
が大きい感光材料でも、長手方向と搬送方向とが一致し
ている場合には、安定して適正なペーパレジストを行っ
て、スキューの補正を行うことができる。しかしなが
ら、縦横比が大きく、しかも、長手方向と幅方向とが一
致(すなわち、短手方向が搬送方向)する感光材料、例
えば、パノラマサイズ(89mm×254mm)で感光
材料の短手方向と搬送方向とが一致している場合には、
感光材料のスキューが大きいと、規制ガイドに当接した
状態で感光材料が搬送された際に、感光材料が回転して
しまい、その結果、感光材料のジャミングや出力プリン
トのエッジダメージや角折れ等、各種の不都合が生じ
る。
【0008】一方で、このような不都合を解消できる方
法として、感光材料の搬送方向の先端辺を規制部材等に
当接することによりスキューの補正を行う、いわゆるト
ップレジストによる方法も知られている。例えば、特開
平11−109520号公報には、光ビーム走査による
画像記録装置において、記録位置(主走査線)を挟んで
配置される一対の搬送ローラ対で副走査搬送を行うと共
に、上流側の搬送ローラ対のローラ間に感光材料の先端
辺を当接し、この状態で、感光材料の撓みを形成するこ
とにより、先端辺を搬送ローラ対の軸線方向に一致さ
せ、これにより、感光材料のスキューを補正して画像記
録を行う画像記録装置が開示されている。
【0009】しかしながら、副走査搬送手段によってス
キューを補正する場合には、先の感光材料が上流側の搬
送ローラ対を超えるまで、すなわち、上流側の搬送ロー
ラ対による副走査搬送が終了するまで、次の感光材料の
スキュー補正を行うことができず、生産性の点で不利に
なる。また、ムラ等の無い高画質な画像記録を行うため
には、適正な速度で副走査搬送を行う必要があるが、副
走査を行う搬送ローラ対でスキュー補正を行う本方法で
は、スキュー補正のために搬送ローラ対を停止する必要
があり、しかも、記録位置において適正な副走査速度を
得るためには、副走査を行う一対の搬送ローラ対の間隔
を広くする必要があり、生産性に加え画質の点でも不利
である。
【0010】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、プリントサイズに応じて切断した
シート状の感光材料(印画紙)に露光を行う、デジタル
フォトプリンタにおける感光材料の搬送等に利用される
シート体の搬送装置であって、シート体のサイズや縦横
比、搬送する際の向き等によらず、ジャミングやシート
体のエッジ折れ等を生じることなくスキュー(姿勢)の
補正を行うことができ、しかも、良好な生産性で高画質
な画像記録を実施できるシート体搬送装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のシート体搬送装置は、二次元的な画像記録
を行うためにシート体を走査搬送する走査搬送手段と、
前記走査搬送手段の上流に配置されるシート体を挟持搬
送するレジローラ対と、前記レジローラ対の上流に配置
されるシート体を挟持搬送するプレレジローラ対と、前
記プレレジローラ対によってシート体を挟持し、かつ、
前記レジローラ対のローラ間にシート体の先端を当接
し、かつ、前記レジローラ対とプレレジローラ対との間
でシート体を撓ませてなる所定状態を形成した後、下流
へのシート体の搬送を開始する、駆動制御手段とを有す
ることを特徴とするシート体搬送装置を提供する。
【0012】このような本発明のシート体搬送装置にお
いて、前記所定状態を形成した後の下流へのシート体の
搬送は、まず、前記レジローラ対によってシート体の挟
持搬送を開始し、この挟持搬送量が所定量となった時点
で、前記プレレジローラ対によるシート体の挟持を開放
するものであるのが好ましい。また、前記駆動制御手段
は、前記レジローラ対を挟持状態として、前記レジロー
ラ対とプレレジローラ対との間隔以上の所定長だけ、前
記プレレジローラ対によってシート体を搬送することに
より、前記所定状態を形成する、もしくは、前記駆動制
御手段は、前記レジローラ対とプレレジローラ対とによ
って、シート体の先端が前記レジローラ対よりも所定量
だけ下流に至るまでシート体を搬送した後、シート体の
先端が挟持を外れるまで前記レジローラ対を逆転するこ
とにより、前記所定状態を形成するのが好ましい。ま
た、前記駆動制御手段は、前記所定状態を形成した後、
前記レジローラ対のローラ間にシート体の先端を当接し
た状態でレジローラ対を逆転して、その後、前記下流へ
のシート体の搬送を開始するのが好ましく、また、前記
シート体はプリント用の写真感光材料であり、前記レジ
ローラ対は、乳剤面に当接する側のローラの方が摩擦係
数が低いのが好ましく、さらに、前記プレレジローラ対
によるシート体の搬送面方向が、前記レジローラ対に対
してシート面方向に1°以上傾いているのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシート体搬送装置
について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳
細に説明する。
【0014】図1に、本発明のシート体搬送装置を利用
する画像記録装置の一例の概念図を示す。図1に示され
る画像記録装置10(以下、記録装置10とする)は、
前述のデジタルフォトプリンタの画像露光(焼付)装置
に利用されるものであって、長尺な感光材料(印画紙)
を巻回してなる(感光材料)ロールから引き出され、プ
リントサイズに応じた所定長に切断され、さらに、バッ
クプリントを記録された、カットシート状の感光材料P
を受け取り、この感光材料Pを像様に露光して潜像を記
録し、下流に配置される現像装置(プロセサ)に供給す
るものである。
【0015】図示例の記録装置10は、所定の記録位置
Zにおいて、感光材料Pを副走査方向(図中矢印x方
向)に搬送しつつ、記録画像に応じて変調し、かつ、副
走査方向と直交する主走査方向(矢印y方向 図1では
紙面と直交方向)に偏向した光ビームLによって、感光
材料Pを二次元的に走査露光する、いわゆる光ビーム走
査露光によって感光材料Pに潜像を記録するものであ
り、基本的に、レジスト部12と、オフセット補正部1
4と、画像記録部16とを有して構成される。
【0016】レジスト部12は、後述する下流に配置さ
れる副走査ローラ対38および40(走査搬送手段)と
共に、本発明のシート体搬送装置を構成するもので、感
光材料Pのペーパレジストを行う部位であり、上流から
搬送された感光材料Pを受け取り、感光材料Pの傾き等
を直して姿勢を適性にして(スキューの補正)、下流の
オフセット補正部14に供給する。図2に、レジスト部
12およびオフセット補正部14の概略図を示す。な
お、図2において(A)は正面図(図1と同方向すなわ
ち主走査方向から見た図)であり、(B)は上面図(図
2(A)の上方から見た図)である。
【0017】図示例の記録装置10において、レジスト
部12は、プレレジローラ対20と、レジローラ対22
と、2枚のガイド板(ガイド板24およびガイド板2
6)と、プレレジローラ対20およびレジローラ対22
の駆動制御手段(図示省略)とを有して構成される。
【0018】プレレジローラ対20およびレジローラ対
22は、共に主走査方向に回転軸を一致して、副走査方
向に所定間隔離間して配置されるニップローラ対で、供
給された感光材料Pの先端エッジ(先端辺)でレジスト
を行うトップレジストによってペーパーレジストを行っ
て、感光材料Pのスキューを補正するものである。プレ
レジローラ対20のローラは接離可能に構成され、ま
た、レジローラ対22は、正逆転可能に構成される。な
お、本発明においては、プレレジローラ対20が正逆転
可能であっても、レジローラ対22が接離可能であって
もよいのは、もちろんである。
【0019】プレレジローラ対20とレジローラ対22
との間隔には、特に限定はなく、感光材料のコシの強
さ、対応するサイズ(副走査方向=搬送方向の長さ)等
に応じて、後述するループの形成によるトップレジスト
を確実に行える長さを、適宜、決定すればよいが、一般
的に、70mm〜80mmとするのが好ましい。
【0020】本発明においては、感光材料Pの座屈等を
防止し、後述する感光材料Pのループ(撓み)を、より
安定して適正方向に形成するために、プレレジローラ対
20の搬送方向(搬送する感光材料Pのシート面の角
度)は、レジローラ対20に対して1°以上、特に、1
°〜15°の角度でループの形成方向に向かって傾いて
いるのが好ましい。図示例においては、図中上方に向か
って感光材料Pのループを形成するので、プレレジロー
ラ対20の搬送方向は、レジローラ対22の搬送に対し
て、十数°程度、上方に傾いている。
【0021】本発明においては、後述するように、レジ
ローラ対22のローラ間に感光材料Pの先端エッジを当
接させることにより、感光材料Pのレジストを行う。こ
こで、ロールから引き出されて切断された感光材料Pは
カール(曲がり癖)を有し、また、図示例においては、
好ましい態様としてプレレジローラ対20の搬送方向が
傾いている。そのため、感光材料Pの先端エッジやシー
ト面がレジローラ対22のローラ面に当接し、そこで引
っ掛かった状態になり、レジローラ対22のローラ間に
適正に入らない場合が生じる可能性がある。特に、図示
例のような印画紙である感光材料Pの乳剤面は摩擦係数
が高く、乳剤面側のローラと感光材料Pとの間で、この
ような不都合が生じる可能性が高い。
【0022】このような不都合を回避するために、本発
明においては、好ましくは、レジローラ対22は、感光
材料Pの乳剤面側のローラの表面の摩擦係数を、他方の
ローラの表面よりも低くする。さらに好ましくは、摩擦
係数の高い方のローラを駆動ローラとする。図示例にお
いては、一例として、上側が乳剤面側で、上側のローラ
はPOM(ポリアセタール)で形成し、下側のローラ
は、それよりも摩擦係数の高いシリコンゴムで形成し、
下側のローラを駆動ローラとしている。このような構成
とすることにより、前述の感光材料Pがローラに引っ掛
かって停止してしまう不都合を確実に回避すると共に、
感光材料Pの安定かつ確実な搬送を実現することができ
る。
【0023】ガイド板24およびガイド板26は、好ま
しい態様として設けられるものであり、共に、感光材料
Pの先端を、適正にレジローラ対22のローラ間に案内
するためのガイド板である。具体的には、ガイド板24
は、不適正に上方に行こうとする感光材料Pの先端を、
他方、ガイド板26は、不適正に下方に行こうとする感
光材料Pの先端を、それぞれ、レジローラ対22のロー
ラ間に案内する。
【0024】このようなレジスト部12は、感光材料P
の先端(搬送方向の先端)エッジを、レジローラ22の
ローラ間に当接して、プレレジローラ対20とレジロー
ラ対22との間で感光材料Pのループ(撓み)を形成す
ることにより、感光材料Pの先端エッジ(先端辺)をレ
ジローラ対22に沿わせてレジストし、先端エッジを主
走査方向に一致させてスキューの補正を行う。
【0025】以下、図3ならびに図4(正面図)、およ
び、図5(平面図)を参照して、レジスト部12すなわ
ち本発明のシート体搬送装置の作用について説明する。
なお、これらの図では、図面を簡易にして作用を明瞭に
するために、ローラの軸や、ガイド板24およびガイド
板26は省略する。
【0026】感光材料Pがレジスト部12に搬入される
と、図3(A)〜図3(B)、図5(A)に示されるよ
うに、まず、プレレジローラ対20のみを回転して感光
材料Pを搬送する。この搬送により(必要に応じてガイ
ド板24および26に案内されて)、図3(C)および
図5(B)に示されるように、感光材料Pの先端がレジ
ローラ対22のローラ間に当接する。プレレジローラ対
20による感光材料Pの搬送は、さらに続き、搬送量が
プレレジローラ対20とレジローラ対22との間隔以上
の所定長となった時点で停止する。なお、プレレジロー
ラ対20による搬送量(長さ)は、使用する感光材料に
応じて、適宜決定すればよいが、一般的に、プレレジロ
ーラ対20とレジローラ対22との間隔プラス4mm〜
10mm程度が好ましい。
【0027】この時点では、レジローラ対22は挟持状
態で停止している。従って、感光材料Pがスキューして
いる場合には、先端エッジがレジローラ対22の回転軸
方向に対して傾いているので、この搬送により、図3
(C)〜図3(D)ならびに図5(B)〜図5(C)に
示されるように、まず、感光材料Pの先行する側の角部
がレジローラ対22のローラ間に当接し、さらなる搬送
によって感光材料Pが押し込まれ感光材料Pのループを
形成すると共に、感光材料Pの可撓性およびコシ(撓ま
された際の戻ろうとする力)によって、他方側の角部も
レジローラ対22のローラ間に挿入される。これによ
り、図5(C)に示されるように、感光材料Pの先端エ
ッジの全域がレジローラ対22のローラ間に当接され
て、適正な向きとなり、すなわち、トップレジストが行
われる。
【0028】好ましくは、次いで、図4(E)に示され
るように、レジローラ対22を、若干、逆回転する。な
お、この逆回転は、感光材料Pの送り量に換算して3m
m程度でよい。この逆転により、感光材料Pの先端エッ
ジをレジローラ対22のローラ間で均し、より確実に、
先端エッジの全域にわたってレジローラ対22のローラ
間に当接させ、すなわち、より正確かつ確実にトップレ
ジストを行って、感光材料Pのスキューを補正すること
ができる。
【0029】このようにしてトップレジストを行った
ら、図4(F)に示されるように、レジローラ対22の
みを正回転させ、下流(図示例ではオフセット補正部1
4)への感光材料Pの搬送を開始する。前述のように、
感光材料Pの先端は、レジローラ対22のローラ間でト
ップレジストされているので、この搬送は、スキューを
補正された適正な感光材料Pの向きで行われる。このレ
ジローラ対22による搬送が所定長になった時点で、図
4(G)に示されるように、プレレジローラ対20の挟
持を開放する。これにより、感光材料Pは面方向に回転
したようになって、スキューが完全に補正され、適正な
姿勢で下流に搬送される。
【0030】以上の例では、レジローラ対22を挟持し
て停止した状態で、感光材料Pを搬送させて、両ローラ
対の間でループを形成した所定状態としたが、本発明
は、これに限定はされない。一例として、図6(A)〜
図6(B)に示されるように、先端がレジローラ対22
よりも下流となる所定長だけ感光材料Pを搬送し、次い
で、図6(C)〜図6(D)に示されるように、感光材
料Pの先端がレジローラ対22から外れるまで、レジロ
ーラ対22を逆転することで、ループを形成し、かつ、
レジローラ対22のローラ間に感光材料Pの先端エッジ
を当接して、所定状態を形成して,トップレジストを行
ってもよい。これ以降は、先と同様、図4(E)に示さ
れるように、レジローラ対22を逆転し、図4(F)に
示されるように、レジローラ対22によって感光材料P
を下流に搬送し、図4(G)に示されるように、プレレ
ジローラ対20による挟持を開放すればよい。また、レ
ジローラ対22は、図6(D)に示される逆転搬送と、
図4(E)に示される逆転による先端エッジの均しと
を、停止することなく連続して行ってもよい。
【0031】以上の説明より明らかなように、下流のプ
レレジローラ対20を挟持し、レジローラ対22のロー
ラ間に感光材料Pの先端エッジを当接し、両ローラ対の
間でループを形成した、所定状態を形成することで、感
光材料Pをトップレジストする本発明のシート体搬送装
置によれば、感光材料Pのサイズ、縦横比、搬送の際の
向き(搬送方向と短手方向との一致)等によらず、ジャ
ミングの発生、エッジ損傷や角折れ等を生じることな
く、安定して、感光材料Pのスキューを補正して、下流
に供給することができる。しかも、本発明では、副走査
搬送手段の上流でスキューの補正を行うので、副走査搬
送速度の影響を受けることなく迅速にスキューの補正を
行うことができ、さらに、副走査搬送手段(副走査ロー
ラ対38および40)の間隔も狭くでき、かつ、副走査
搬送を停止する必要も無いので、良好な生産性で、高画
質な画像記録を行うことができる。
【0032】前述のように、レジスト部12においてス
キューを補正された感光材料Pは、次いで、オフセット
補正部14に搬送される。トップレジストによって、感
光材料Pを回転するようにしてスキューを補正する本発
明においては、主走査方向(矢印y方向)の位置が、適
正位置からズレてしまうことが、往々にして有る。従っ
て、下流の記録部16において適正な画像露光を行うた
めには、この主走査方向の位置ズレを補正(以下、オフ
セット補正とする)する必要がある。
【0033】本発明を利用する記録装置10において、
オフセット補正の方法には特に限定はなく、各種の方法
が利用可能である。図示例においては、レジスト部12
においてレジストされた感光材料Pを再度スキューさせ
る可能性が無い安全な方法として、感光材料Pの主走査
方向(幅方向)の一方のエッジ(端辺 以下、サイドエ
ッジとする)の位置を検出して、この検出結果に応じ
て、記録部における光ビーム走査による主走査方向の書
き出し位置を調整することで、オフセット補正を行う。
オフセット補正部14は、この感光材料Pのサイドエッ
ジの主走査方向の位置(以下、単にサイドエッジの位置
とする)を検出する部位で、光センサ28と、フォルダ
30と、下面ガイド32と、図示しないフォルダ30の
移動手段およびデータ処理部とを有して構成される。
【0034】下面ガイド32は、レジローラ対22によ
って搬送される感光材料Pを下方からガイドするガイド
板である。この下面ガイド32には、矩形の切欠き部3
4が形成される。この切欠き部34の主走査方向の端部
32aは、後述する、オフセット補正の基準位置と(以
下、基準エッジ32aとする)なっている。なお、下面
ガイド32は感光材料Pの搬送ガイドを兼ねているの
で、基準エッジ32aは、副走査方向のサイズ(幅)が
最小の感光材料Pのサイドエッジ位置よりも主走査方向
の中心寄り(以下、この方向を内側とする)とするのが
好ましい。
【0035】光センサ28は、発光素子28aと受光素
子28bとの対で構成される、遮光によって物体の有無
を検出する光センサである。また、この光センサ28を
保持するフォルダ30は、短手方向の長さが前記切欠き
部34よりも狭い長方形の板材を、長手方向中央の二カ
所で90°折り曲げてなる略C字状のものであり(図7
(A)参照)、対向する内面に、対面するように発光素
子28aと受光素子28bとを固定している。フォルダ
30は、発光素子28aと受光素子28bとが切欠き部
34を挟んで対面し、かつ、切欠き部34に挿入可能に
配置される。さらに、フォルダ30は、図示しない移動
手段によって、主走査方向(矢印y方向)に移動され
る。すなわち、図示例においては、フォルダ30を主走
査方向に移動して、発光素子28aからの光が感光材料
Pに遮光される位置を検出することにより、感光材料P
のサイドエッジ位置を検出する。
【0036】以下、図7を参照して、オフセット部14
におけるオフセット補正について説明する。なお、図7
において、(A)は副走査方向の下流側から見た概念
図、それ以外は、平面図である。フォルダ30は、通常
の状態では、図7(A)および図7(B)に示される、
最大サイズの感光材料Pのサイドエッジ位置よりも光セ
ンサ28が外側に位置する、所定のホームポジションに
位置している。ここで、記録装置10においては、感光
材料Pのサイドエッジ検出精度を確保するため、必要に
応じて、ホームポジションの補正(以下、原点補正とす
る)を行う。
【0037】原点補正は、図7(C)に示されるよう
に、光センサ28が基準エッジ32aを検出するまで、
ホームポジションから主走査方向(矢印y方向)の内側
にフォルダ30を移動し、その際の移動距離、例えば、
移動パルス数を測定し、データ処理部に記憶することに
よって行う。なお、原点補正のタイミングには、特に限
定はなく、記録装置10の起動時毎に行ってもよく、機
械的な調整や部材の交換等を行った毎に行ってもよく、
所定期間間隔で定期的に行ってもよく、オペレータによ
る指示入力に応じて行ってもよい。また、これらを選択
して原点補正を行うようにしてもよく、これらの複数に
応じて原点補正を行ってもよい。
【0038】画像記録時には、フォルダ30は、図7
(D)に示されるように、供給される感光材料Pのサイ
ズに応じて、感光材料Pが適正に搬送された際における
サイドエッジの位置よりも光センサ28が所定量だけ外
側、例えば、3mm外側に位置するように予め移動する
(以下、この位置を待機位置とする)。また、その際の
移動パルス数(移動距離)はデータ処理部が記憶してお
く。なお、供給される感光材料Pのサイズは、例えば、
ロールが収容されるマガジンのID検出等、公知の方法
で予め知見しておけばよい。
【0039】レジローラ対22による感光材料Pの搬送
は、感光材料Pの先端エッジが切欠き部34よりも下流
に至る所定位置で停止する。次いで、フォルダ30を待
機位置からから内側に移動し、光センサ28が感光材料
Pのサイドエッジを検出するまで移動し、その移動パル
ス数を測定する。
【0040】前述のように、ホームポジションから基準
エッジ32aまでの移動パルス数は原点補正で測定さ
れ、データ処理部に記憶されており、また、基準エッジ
32aの主走査方向の位置は、絶対位置で、かつ、既知
である。また、ホームポジションから待機位置までの移
動パルス数も、記憶されている。従って、待機位置から
感光材料Pのサイドエッジ検出までの移動パルス数を測
定することにより、基準エッジ32aからの感光材料P
のエッジの距離を算出し、供給された感光材料Pのサイ
ドエッジ位置を検出することができる。データ処理部
は、このようにして検出した感光材料Pのサイドエッジ
位置を、記録部16に供給する。
【0041】サイドエッジ位置の検出が終了すると、感
光材料Pは、記録部16に搬送される。記録部16は、
光ビーム走査による像様露光を行って、感光材料Pに画
像(潜像)を記録する部位で、露光ユニット36と、走
査搬送手段である副走査ローラ対38および40とを有
して構成される。
【0042】露光ユニット36は、記録する画像に応じ
て変調した光ビームLを、主走査方向(矢印y方向)に
偏向して、所定の記録位置Zに入射する、公知の光ビー
ム走査ユニットである。なお、露光ユニット36によ
る、光ビーム走査による主走査方向の記録位置は、前述
のオフセット補正部14から供給された感光材料Pのサ
イドエッジ位置に応じて調整され、すなわちオフセット
補正が行われる。他方、副走査ローラ対38および40
は、主走査方向と回転軸を一致して、記録位置Zを副走
査方向(矢印y方向)に挟んで配置される一対のローラ
対で、感光材料Pを、記録位置Zに位置しつつ副走査方
向に搬送する搬送手段である。
【0043】このような記録部16においては、副走査
ローラ対38および40によって感光材料Pを搬送しつ
つ、露光ユニット36から画像に応じて変調した光ビー
ムLを記録位置Zに入射する。前述のように、光ビーム
Lは主走査方向に偏向され、また、感光材料Pは主走査
方向と直交する副走査方向に搬送されているので、感光
材料Pは、記録画像に応じて変調された光ビームLによ
って、全面を二次元的に走査露光され、次工程、例え
ば、現像装置に供給される。ここで、感光材料Pは、本
発明にかかるレジスト部12においてトップレジストさ
れてスキューを補正され、かつ、オフセット部14での
サイドエッジ位置の検出結果に応じて、主走査方向の記
録位置を調整してオフセット補正を行っているので、感
光材料Pには、傾きがなく、位置が適正な画像を記録で
きる。
【0044】なお、本発明のシート体搬送装置を利用す
る画像記録装置において、感光材料Pの露光手段は図示
例のような光ビーム走査露光に限定はされず、光源と空
間変調素子とを組み合わせた露光手段、アレー状光源を
用いる露光手段等、本発明は、各種の露光手段を用いる
画像記録装置に利用可能である。また、露光による画像
記録装置にも限定はされず、本発明は、インクジェット
プリンタ、サーマルプリンタ等、シート状の記録媒体に
画像を記録する各種の画像記録装置に、好適に利用可能
である。
【0045】また、副走査搬送手段も、図示例のような
一対の搬送ローラ対に限定はされず、例えば、プラテン
ローラと、記録位置(走査線)を挟んでプラテンローラ
に押圧されるニップローラ等、公知の副走査搬送手段
が、各種、利用可能である。
【0046】以上、本発明のシート体搬送装置につい
て、詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はさ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の
改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。例え
ば、上記構成の記録装置10に加え、サイドレジストを
行うためのガイド板やチルトローラ等を設け、感光材料
Pの縦横比や長手方向の一致方向等に応じて、本発明に
よるトップレジストと、サイドレジストとを使い分けて
もよい。さらに、図示例は、本発明のシート体搬送装置
を走査露光による記録装置10に利用した例であるが、
本発明は、これ以外にも、サーマルヘッドプリンタやイ
ンクジェットプリンタ等、シート体の走査搬送を行う各
種の装置に、好適に利用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
シート体搬送装置によれば、搬送するシート体のサイズ
や縦横比によらず、全てのサイズに対応して安定してレ
ジストを行って、スキューを補正することができるの
で、例えば、画像記録装置におけるジャミングの発生、
記録材料のエッジ損傷や角折れ等をなくし、さらに、効
率のよい画像記録を可能にして、生産性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシート体搬送装置を利用する画像記
録装置の一例の概念図である。
【図2】 図1に示される画像記録装置の部分拡大図で
あって、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図3】 (A)〜(D)は、図1に示される画像記録
装置におけるトップレジストを説明するための概念図で
ある。
【図4】 (E)〜(G)は、図1に示される画像記録
装置におけるトップレジストを説明するための概念図で
ある。
【図5】 (A)〜(C)は、図1に示される画像記録
装置におけるトップレジストを説明するための概念図で
ある。
【図6】 (A)〜(D)は、図1に示される画像記録
装置におけるトップレジストの別の例を説明するための
概念図である。
【図7】 (A)〜(E)は、図1に示される画像記録
装置におけるオフセット補正を説明するための概念図で
ある。
【符号の説明】
10 画像記録装置 12 レジスト部 14 オフセット補正部 16 記録部 20 プレレジローラ対 22 レジローラ対 24,26 ガイド板 28 光センサ 30 フォルダ 32 下面ガイド 34 切欠き部 36 露光ユニット 38,40 副走査ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 AB04 AB20 AB33 AB46 BA11 3F049 AA02 CA15 CA31 DA12 DB04 EA17 EA24 EA29 LA16 LB03 3F102 AA01 AB01 BA02 BB02 DA08 EA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次元的な画像記録を行うためにシート体
    を走査搬送する走査搬送手段と、前記走査搬送手段の上
    流に配置されるシート体を挟持搬送するレジローラ対
    と、前記レジローラ対の上流に配置されるシート体を挟
    持搬送するプレレジローラ対と、前記プレレジローラ対
    によってシート体を挟持し、かつ、前記レジローラ対の
    ローラ間にシート体の先端を当接し、かつ、前記レジロ
    ーラ対とプレレジローラ対との間でシート体を撓ませて
    なる所定状態を形成した後、下流へのシート体の搬送を
    開始する、駆動制御手段とを有することを特徴とするシ
    ート体搬送装置。
  2. 【請求項2】前記所定状態を形成した後の下流へのシー
    ト体の搬送は、まず、前記レジローラ対によってシート
    体の挟持搬送を開始し、この挟持搬送量が所定量となっ
    た時点で、前記プレレジローラ対によるシート体の挟持
    を開放するものである請求項1に記載のシート体搬送装
    置。
  3. 【請求項3】前記駆動制御手段は、前記レジローラ対を
    挟持状態として、前記レジローラ対とプレレジローラ対
    との間隔以上の所定長だけ、前記プレレジローラ対によ
    ってシート体を搬送することにより、前記所定状態を形
    成する請求項1または2に記載のシート体搬送装置。
  4. 【請求項4】前記駆動制御手段は、前記レジローラ対と
    プレレジローラ対とによって、シート体の先端が前記レ
    ジローラ対よりも所定量だけ下流に至るまでシート体を
    搬送した後、シート体の先端が挟持を外れるまで前記レ
    ジローラ対を逆転することにより、前記所定状態を形成
    する請求項1または2に記載のシート体搬送装置。
  5. 【請求項5】前記駆動制御手段は、前記所定状態を形成
    した後、前記レジローラ対のローラ間にシート体の先端
    を当接した状態でレジローラ対を逆転して、その後、前
    記下流へのシート体の搬送を開始する請求項1〜4のい
    ずれかに記載のシート体搬送装置。
  6. 【請求項6】前記シート体はプリント用の写真感光材料
    であり、前記レジローラ対は、乳剤面に当接する側のロ
    ーラの方が摩擦係数が低い請求項1〜5のいずれかに記
    載のシート体搬送装置。
  7. 【請求項7】前記プレレジローラ対によるシート体の搬
    送面方向が、前記レジローラ対に対してシート面方向に
    1°以上傾いている請求項1〜6のいずれかに記載のシ
    ート体搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8393706B2 (en) 2010-02-24 2013-03-12 Seiko Epson Corporation Conveying apparatus, recording apparatus, and conveying method
CN109665346A (zh) * 2018-12-18 2019-04-23 北京小米移动软件有限公司 纸张输送机构的纸张纠偏方法及打印机

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