JP2003194567A - 情報端末装置およびプログラム - Google Patents
情報端末装置およびプログラムInfo
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- JP2003194567A JP2003194567A JP2001391692A JP2001391692A JP2003194567A JP 2003194567 A JP2003194567 A JP 2003194567A JP 2001391692 A JP2001391692 A JP 2001391692A JP 2001391692 A JP2001391692 A JP 2001391692A JP 2003194567 A JP2003194567 A JP 2003194567A
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Abstract
は目的地位置を利用者が容易に目視確認し得る情報端末
装置およびプログラムを提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置20によると、経路
案内プログラム22eによる経路案内中、GPSセンサ
31により検出された現在位置が、目的地位置から所定
範囲内にあるか否かを判断し、現在位置がその所定範囲
内にあると判断されたとき、地点情報データベース24
に記憶された画像データ24aに基づく画像を、描画プ
ログラム22fによりディスプレィ27に表示させる。
これにより、所定範囲内に現在位置があると、画像デー
タ24aに基づく画像がディスプレィ27に表示される
ので、ディスプレィ27に表示された画像と現在位置の
周辺風景とを見比べることによって、利用者は目的地位
置を目視確認することができる。したがって、周辺風景
から目的地位置を利用者が容易に目視確認することがで
きる。
Description
びプログラムに関するものである。
tem )の利用が一般に開放されたことにより、現在位置
を検出することができる位置検出手段を備えた情報端末
装置が様々な機能を備えて登場している。例えば、車載
型または携帯型のナビゲーション装置、PDA(Person
al Digital Assistant)、ナビゲーション機能付き携帯
電話機、等々である。
的地付近の地図を表示したり、またそのような地図上に
当該目的地に至るまでの案内経路を表示して、利用者の
現在位置と目的地位置と位置関係を明示し、あるいは経
路案内を可能にしている。
情報端末装置によると、案内された目的地が、周辺風景
から一見して確認できるものを想定しているため、例え
ば、一見しただけでは出入口のわかり難い飲食店や、間
口の狭い雑居ビル等の建造物が密集した地域等において
は、画面表示された地図上では当該目的地付近に到達し
ていても実際には目的としている建造物等を見つけ難い
ことがある。
おいては、待ち合わせ場所を指定されても、実際の待ち
合わせ場所を見つけ難くく、いつの間にか目的の場所を
通り過ぎているということも少なくない。
置を検出することができる位置検出手段を備えてはいる
ものの、目的地付近に到達したときに提供される情報
が、必ずしも適切なものではないという問題がある。
なされたものであり、その目的とするところは、周辺風
景から、位置データが示す位置あるいは目的地位置を利
用者が容易に目視確認し得る情報端末装置およびプログ
ラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の情報端末装置で
は、画像データおよび該画像データに関連付けられた位
置データを記憶する画像データ記憶手段と、現在位置を
検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出
された現在位置が、前記画像データに関連付けられた位
置データが示す位置から所定範囲内にあるか否かを判断
する位置判断手段と、前記位置判断手段により、前記現
在位置が、前記所定範囲内にあると判断されたとき、前
記画像データに基づく画像を表示装置に表示させる画像
表示制御手段と、を備えることを技術的特徴とする。
段、位置検出手段、位置判断手段および画像表示制御手
段を備える。そして、位置検出手段により検出された現
在位置が、画像データ記憶手段に記憶された位置データ
が示す位置から所定範囲内にあるか否かを判断し、当該
現在位置がその所定範囲内にあると判断されたとき、画
像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像
を、画像表示制御手段により表示装置に表示させる。こ
れにより、当該所定範囲内に現在位置があると、つまり
画像データに関連付けられた位置データが示す位置に近
づくと、当該画像データに基づく画像が表示装置に表示
されるので、表示装置に表示された当該画像と現在位置
の周辺風景とを見比べることによって、利用者は位置デ
ータが示す位置を目視確認することができる。したがっ
て、周辺風景から、位置データが示す位置を利用者が容
易に目視確認し得る効果がある。
は、「画像データおよび該画像データに関連付けられた
位置データ」として両データの関係を表現しているが、
「位置データおよび該位置データに関連付けられた画像
データ」であっても良く、画像データおよび位置データ
の主従関係は、いずれ主あるいは従であっても、これに
より得られる発明の作用および効果は、上述した請求項
1の発明の作用および効果と同様である。
項1において、地図データを記憶する地図データ記憶手
段をさらに備え、前記位置判断手段により、前記位置検
出手段により検出された現在位置が、前記所定範囲内に
あると判断されないとき、前記画像表示制御手段は、前
記地図データに基づいて地図画像を前記表示装置に表示
させることを技術的特徴とする。
憶手段を備える。そして、位置判断手段により、位置検
出手段により検出された現在位置が、所定範囲内にある
と判断されないとき、画像表示制御手段は、当該地図デ
ータに基づいて地図画像を表示装置に表示させる。これ
により、当該所定範囲内に現在位置がないと、つまり画
像データに関連付けられた位置データが示す位置にまだ
近づいていないと、当該地図データに基づく地図画像が
表示装置に表示されるので、表示装置に表示された当該
地図画像を見ることによって、利用者は位置データが示
す位置と現在位置との位置関係を目視確認することがで
きる。したがって、位置データが示す位置にまだ近づい
ていない場合には、当該位置データが示す位置と現在地
との位置関係を利用者が容易に確認し得る効果がある。
置判断手段により、前記位置検出手段により検出された
現在位置が、前記所定範囲内にあると判断されないと
き、前記画像表示制御手段は、前記地図データに基づい
て前記位置検出手段により検出された現在位置を含む地
図画像を表示させる」ものであっても良い。これによ
り、当該所定範囲内に現在位置がないと、つまり画像デ
ータに関連付けられた位置データが示す位置にまだ近づ
いていないときは、当該地図データに基づく現在位置を
含む地図画像が表示装置に表示されるので、表示装置に
表示された当該地図画像を見ることによって、利用者は
位置データが示す位置と現在位置との位置関係を当該地
図画像上で目視確認することができる。したがって、位
置データが示す位置にまだ近づいていない場合には、当
該位置データが示す位置と現在地との位置関係を当該地
図画像上で、さらに利用者が容易に確認し得る効果があ
る。
項1または2において、前記画像データおよび前記画像
データに関連付けられた位置データは、当該情報端末装
置の外部から取得されて前記画像データ記憶手段に記憶
されることを技術的特徴とする。
像データに関連付けられた位置データ(この段落におい
て「画像データ等」という)は、情報端末装置の外部か
ら取得されて画像データ記憶手段に記憶されることか
ら、所望の画像データ等が画像データ記憶手段に記憶さ
れていなくても、情報端末装置の外部から当該画像デー
タ等を取得することができる。これにより、該当する画
像データ等が画像データ記憶手段に記憶されていなけれ
ば、情報端末装置の外部から当該画像データ等を取得す
れば良いことになる。したがって、比較的使用頻度の高
い画像データ等を画像データ記憶手段に記憶すれば、画
像データ記憶手段の記憶容量を過剰に増大させることな
く、当該画像データ記憶手段の記憶容量を節約し得る効
果がある。
端末装置では、画像データおよび該画像データに関連付
けられた位置データを記憶する画像データ記憶手段と、
地図データを記憶する地図データ記憶手段と、現在位置
を検出する位置検出手段と、前記現在位置から、前記画
像データに関連付けられた位置データが示す目的地位置
までの経路を前記地図データに基づいて探索する経路探
索手段と、前記経路探索手段により探索された経路を案
内する案内手段と、前記案内手段による経路案内中、前
記位置検出手段により検出された現在位置が、前記目的
地位置から所定範囲内にあるか否かを判断する位置判断
手段と、前記位置判断手段により、前記現在位置が、前
記所定範囲内にあると判断されたとき、前記画像データ
に基づく画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段
と、を備えることを技術的特徴とする。
段、地図データ記憶手段、位置検出手段、経路探索手
段、案内手段、位置判断手段および画像表示制御手段を
備える。そして、案内手段による経路案内中、位置検出
手段により検出された現在位置が、目的地位置から所定
範囲内にあるか否かを判断し、当該現在位置がその所定
範囲内にあると判断されたとき、画像データ記憶手段に
記憶された画像データに基づく画像を、画像表示制御手
段により表示装置に表示させる。これにより、目的地位
置の所定範囲内に近づくまでは案内手段による経路案内
が実行され、当該所定範囲内に現在位置があると、つま
り画像データに関連付けられた位置データが示す目的地
位置に近づくと、当該画像データに基づく画像が表示装
置に表示されるので、表示装置に表示された当該画像と
現在位置の周辺風景とを見比べることによって、利用者
は当該目的地位置を目視確認することができる。したが
って、周辺風景から、目的地位置を利用者が容易に目視
確認し得る効果がある。
は、「画像データおよび該画像データに関連付けられた
位置データ」として両データの関係を表現しているが、
「位置データおよび該位置データに関連付けられた画像
データ」であっても良く、画像データおよび位置データ
の主従関係は、いずれ主あるいは従であっても、これに
より得られる発明の作用および効果は、上述した請求項
4の発明の作用および効果と同様である。
項4において、前記画像データおよび前記画像データに
関連付けられた位置データは、当該情報端末装置の外部
から取得されて前記画像データ記憶手段に記憶されるこ
とを技術的特徴とする。
像データに関連付けられた位置データ(この段落におい
て「画像データ等」という)は、情報端末装置の外部か
ら取得されて画像データ記憶手段に記憶されることか
ら、所望の画像データ等が画像データ記憶手段に記憶さ
れていなくても、情報端末装置の外部から当該画像デー
タ等を取得することができる。これにより、該当する画
像データ等が画像データ記憶手段に記憶されていなけれ
ば、情報端末装置の外部から当該画像データ等を取得す
れば良いことになる。したがって、比較的使用頻度の高
い画像データ等を画像データ記憶手段に記憶すれば、画
像データ記憶手段の記憶容量を過剰に増大させることな
く、当該画像データ記憶手段の記憶容量を節約し得る効
果がある。
グラムでは、画像データと、該画像データに関連付けら
れた位置データとを情報処理する情報端末装置のプログ
ラムであって、前記情報端末装置の現在位置を検出する
位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された現
在位置が、前記画像データに関連付けられた位置データ
が示す位置から所定範囲内にあるか否かを判断する位置
判断手段と、前記位置判断手段により、前記現在位置
が、前記所定範囲内にあると判断されたとき、前記画像
データに基づく画像を表示装置に表示させる画像表示制
御手段と、を前記情報端末装置により機能させるための
プログラムを含むことを技術的特徴とする。
判断手段および画像表示制御手段を情報端末装置により
機能させるためのプログラムを含む。そして、位置検出
手段により検出された現在位置が、画像データに関連付
けられた位置データが示す位置から所定範囲内にあるか
否かを判断し、当該現在位置がその所定範囲内にあると
判断されたとき、当該画像データに基づく画像を画像表
示制御手段により表示装置に表示させる。これにより、
当該所定範囲内に現在位置があると、つまり画像データ
に関連付けられた位置データが示す位置に近づくと、当
該画像データに基づく画像が表示装置に表示されるの
で、表示装置に表示された当該画像と現在位置の周辺風
景とを見比べることによって、利用者は位置データが示
す位置を目視確認することができる。したがって、周辺
風景から、位置データが示す位置を利用者が容易に目視
確認し得る効果がある。
「画像データおよび該画像データに関連付けられた位置
データ」として両データの関係を表現しているが、「位
置データおよび該位置データに関連付けられた画像デー
タ」であっても良く、画像データおよび位置データの主
従関係は、いずれ主あるいは従であっても、これにより
得られる発明の作用および効果は、上述した請求項6の
発明の作用および効果と同様である。
ータと、該画像データに関連付けられた位置データとを
情報処理する情報端末装置のプログラムであって、前記
情報端末装置の現在位置を検出する位置検出手段と、前
記現在位置から、前記画像データに関連付けられた位置
データが示す目的地位置までの経路を探索する経路探索
手段と、前記経路探索手段により探索された経路を案内
する案内手段と、前記案内手段による経路案内中、前記
位置検出手段により検出された現在位置が、前記目的地
位置から所定範囲内にあるか否かを判断する位置判断手
段と、前記位置判断手段により、前記現在位置が、前記
所定範囲内にあると判断されたとき、前記画像データに
基づく画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段
と、を前記情報端末装置により機能させるためのプログ
ラムを含むこと技術的特徴とする。
探索手段、案内手段、位置判断手段および画像表示制御
手段を情報端末装置により機能させるためのプログラム
を含む。そして、案内手段による経路案内中、位置検出
手段により検出された現在位置が、目的地位置から所定
範囲内にあるか否かを判断し、当該現在位置がその所定
範囲内にあると判断されたとき、当該画像データに基づ
く画像を画像表示制御手段により表示装置に表示させ
る。これにより、当該所定範囲内に現在位置があると、
つまり画像データに関連付けられた位置データが示す目
的地位置に近づくと、当該画像データに基づく画像が表
示装置に表示されるので、表示装置に表示された当該画
像と現在位置の周辺風景とを見比べることによって、利
用者は当該目的地位置を目視確認することができる。し
たがって、周辺風景から、目的地位置を利用者が容易に
目視確認し得る効果がある。
「画像データおよび該画像データに関連付けられた位置
データ」として両データの関係を表現しているが、「位
置データおよび該位置データに関連付けられた画像デー
タ」であっても良く、画像データおよび位置データの主
従関係は、いずれ主あるいは従であっても、これにより
得られる発明の作用および効果は、上述した請求項7の
発明の作用および効果と同様である。
びプログラムを車両搭載型のナビゲーション装置20に
適用した実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。ま
ず、本実施形態に係るナビゲーション装置20の構成を
図1に基づいて説する。図1に示すように、ナビゲーシ
ョン装置20は、主に、CPU21、メモリ22、地図
データベース23、地点情報データベース24、入出力
インタフェイス25、入力装置26、ディスプレィ2
7、GPSセンサ31、車速センサ32、ジャイロセン
サ33、通信装置35等から構成されている。
制御する中央演算処理装置で、システムバスを介してメ
モリ22、地図データベース23、地点情報データベー
ス24、入出力インタフェイス25等と接続されてい
る。このメモリ22には、CPU21を制御するシステ
ムプログラム22aや後述する各種制御プログラム22
b、22c、22d、22e、22f等が格納されてお
り、CPU21はこれらのプログラムをメモリ22から
読み出して逐次実行している。
いる記憶装置であり、CPU21が使用する主記憶空間
を構成するものである。このメモリ22には、システム
プログラム22aをはじめとして入力制御プログラム2
2b、現在地検出プログラム22c、経路探索プログラ
ム22d、経路案内プログラム22e、描画プログラム
22f等が予め書き込まれている。
用する補助記憶空間を構成する不揮発性メモリ、ハード
ディスク、コンパクトディスクやDVD(Digital Vers
atile Disc)等で、システムバスを介してCPU21に
接続されている。この地図データベース23には、道路
情報や経由地情報として検索される地図データ23aが
格納されているほか、これに基づいて表示可能な地図画
像の情報を格納している。なお、地図データベース23
は、特許請求の範囲に記載の「地図データ記憶手段」に
相当するものである。
ベース23と同様に、CPU21が使用する補助記憶空
間を構成するハードディスク、コンパクトディスクやD
VD等で、システムバスを介してCPU21に接続され
ている。この地点情報データベース24には、画像デー
タ24aおよびこの画像データ24aに関連付けられた
位置データ24bが格納されており、このデータベース
は、利用者が経路案内の目的地を設定する際に地点情報
として用いるものである。
等といった様々な施設に関する情報(以下「施設情報」
という)が記憶されており、当該施設情報は、例えば、
画像データ24aと位置データ24bとに分けて構成さ
れている。なお、この施設情報には画像データ24aお
よび位置データ24b以外の情報が含まれていても良
い。なお、この地点情報データベース24は、特許請求
の範囲に記載の「画像データ記憶手段」に相当するもの
である。
の外観、施設内の見取り図等の当該施設に関する建造物
の特徴的な形態を表した画像データが相当する。即ち、
画像データとは、位置データが示す位置を特定可能な画
像を構成するデータのことである。また位置データ24
bとしては、例えば当該施設の所在位置を、経度・緯度
により表した絶対座標データや、所定のランドマーク等
の位置を基準点に方角・距離により表した相対座標デー
タ、等が相当する。
6、ディスプレィ27、GPSセンサ31、車速センサ
32、ジャイロセンサ33、通信装置35等の入出力装
置とCPU21等とのデータのやり取りを仲介する装置
で、システムバスに接続されている。
の操作パネルに設けられている入力装置で、入出力イン
タフェイス25を介してシステムバスに接続されてい
る。この入力装置26は、利用者が案内を希望する目的
地およびこの目的地への到着希望時刻等、その他、ナビ
ゲーション装置20としての各種機能に関する情報を入
力するものである。
定等の各画面(図3)においる所定情報の入力に用いら
れる。一般に、押圧式のスイッチを所定数並べた構成を
採るが、入力操作の簡便化を考慮してディスプレィ27
の表面に設けられたタッチパネル式のものや、あるいは
利用者の声を認識してナビゲーション装置20への入力
情報に変換する、マイクロフォンと音声認識装置とで構
成されているものもある。
設定される目的地の設定等の各画面(図3)や、現在地
から目的地までの経路案内情報を出力し得る表示装置
で、ナビゲーション装置20の操作パネルに設けられて
いる。このディスプレィ27も、入出力インタフェイス
25を介してシステムバスに接続されており、例えば、
液晶表示器やCRT表示器により構成されている。また
表示面に、入力装置26を構成するタッチパネルを備え
ているものもある。なお、このディスプレィ27は、特
許請求の範囲に記載の「表示装置」に相当するものであ
る。
ィスプレィ27は、ナビゲーション装置20の操作パネ
ルに設けたが、これに限られることはなく、ナビゲーシ
ョン装置20とは、別個の筐体に、入力装置26とディ
スプレィ27とを構成しても良い。
両の現在位置データを出力するためのもので、入出力イ
ンタフェイス25を介してシステムバスに接続されてい
る。このGPSセンサ31は、複数のGPS衛星からの
信号を受信して利用者の絶対位置を計測するGPS受信
機等から構成されている。なお、このGPSセンサ31
は、特許請求の範囲に記載の「位置検出手段」に相当す
るものである。
は、車両の相対位置を計測するためのもので、入出力イ
ンタフェイス25を介してシステムバスに接続されてい
る。これらセンサは自律航法に使用されるもので、これ
らにより計測される相対位置は、GPS受信機が衛星か
らの電波を受信できないトンネル内等において位置を得
たり、GPS受信機によって計測された絶対位置の測位
誤差を補正する等に利用される。なお、このジャイロセ
ンサ33も、特許請求の範囲に記載の「位置検出手段」
に相当するものである。
て、GPSセンサ31およびジャイロセンサ33を用い
たが、現在位置を検出できるものであればこれに限られ
ることはなく、例えば複数の無線基地局から受信される
電波(ビーコン波等)の強弱によって現在位置を検出す
るものであって良い。
情報端末装置や図略の情報センタとの間で無線通信回線
によるデータの送受信を行うための無線通信機器で、入
出力インタフェイス25を介してシステムバスに接続さ
れている。例えば、携帯電話機、PHS等の無線通信シ
ステムを利用しており、装置外部から例えばインターネ
ットを介して様々な情報の取得を行う。即ち、通信装置
35は、後述する携帯電話機50等と無線通信回線によ
りデータ通信を行うもので、例えば、文字、画像、音声
等の各種データをディジタル信号として電波にのせて送
信したり、また到来した電波を受信してCPU21によ
り処理可能なディジタル信号に復調して文字、画像、音
声等の各種データを取り出すものである。
は、情報センタから受信する道路情報データ等のほか
に、例えば、これから会う友人との待ち合わせ場所の位
置データや待ち合わせ場所の目印として撮影した建造物
の画像データ等、を添付した電子メール等がある。この
ように通信装置35を介して外部から、画像データ(2
4a)や当該画像データに関連付けられた位置データ
(24b)が取得されると、これらは、それぞれ画像デ
ータ24a、位置データ24bとして地点情報データベ
ース24に記憶され、後述するように、目的地設定のた
めの情報として活用される。なお、この通信装置35を
介して外部から所得される画像データや当該画像データ
に関連付けられた位置データは、特許請求の範囲に記載
の「情報端末装置の外部から取得されて前記画像データ
記憶手段に記憶される」ものに相当するものである。
力制御プログラム22b、現在地検出プログラム22
c、経路探索プログラム22d、経路案内プログラム2
2e、描画プログラム22fの概要を説明する。
うに、利用者が目的地の設定を行う際に、利用者の要求
に応じて地点情報データベース24から希望の施設情報
を抽出するプログラムで、抽出された施設情報は描画プ
ログラム22fに渡されて、ディスプレィ27に表示さ
れる(図3参照)。
在位置を検出する処理を行うプログラムで、後述するナ
ビゲーションプログラムから車両の現在位置検出の要求
があると、GPSセンサ31から適宜送出されている現
在位置データを受け取り、所定のデータ形式に変換して
要求のあったナビゲーションプログラムに送出する処理
を行う。
うに、入力装置26により入力された目的地を地図デー
タベース23に記憶された地図データ23aに基づいて
検索する機能と、GPSセンサ31等で検出される利用
者(車両)の現在地から当該目的地に至る経路を地図デ
ータ23aに基づいて探索する機能と、の2つの機能を
備えるプログラムである。
ログラム22dにより探索された経路に沿って目的地ま
で案内するプログラムで、例えばディスプレィ27の画
面上に表示された地図画像に推奨経路を表示し、また現
在地検出プログラム22cにより得られた利用者(車
両)の現在位置を同地図上に明示する機能等を有するも
のである。
ラム22eに案内される地図画像や後述するナビゲーシ
ョンプログラムによる地点情報データベース24の画像
データ24aに基づく画像を利用者に提示するプログラ
ムで、案内経路を地図画像とともにディスプレィ27に
線図として描画したり、また画像データ24aに基づく
目的地の建造物の外観等をディジタル写真として描画し
たりするものである。
に、画像データ等を添付した電子メールを送信し得る携
帯電話機50の構成を説明する。図1に示すように、携
帯電話機50は、主に、制御ユニット51、無線ユニッ
ト53、GPSセンサ54およびCCDカメラ55から
構成されている。
ョン装置20のCPU21、メモリ22、入出力インタ
フェイス25等と同様に、CPU、メモリ(MEM)等
を備えるものである。そして当該メモリには、GPSセ
ンサ54より検出された携帯電話機50の現在位置を位
置データとしてナビゲーション装置20等に送信し得る
位置データ送信プログラム51aや、CCDカメラ55
により撮影されたディジタル画像の画像データをナビゲ
ーション装置20等に送信し得る画像データ送信プログ
ラム51b等も格納されている。またこの他、携帯電話
機として必要な通話機能、着信音鳴動機能、電話番号記
録機能等の各種機能をCPUにより実現し得るプログラ
ムも当該メモリに格納されている。
ョン装置20の通信装置35と同様に構成されている。
即ち、無線ユニット53は、ナビゲーション装置20等
と無線通信回線によるデータの送受信を行う無線通信機
能を有するもので、例えば、音声、文字、画像等の各種
データをディジタル信号として電波にのせて送信した
り、また到来した電波から受信してCPUにより処理可
能なディジタル信号に復調して音声、文字、画像等の各
種データを取り出すものである。
帯電話機50の現在位置データを出力するためのもの
で、前述したナビゲーション装置20のGPSセンサ3
1と同様に構成されている。即ち、このGPSセンサ5
4も、複数のGPS衛星からの信号を受信して携帯電話
機50の利用者の絶対位置を計測するGPS受信機等か
ら構成され、検出した現在位置データを位置データ送信
プログラム51aに適宜送出している。
部に映し出された像をCCD素子によって画像データと
して出力し得るもので、撮影したディジタル画像を画像
データとして画像データ送信プログラム51bに送出し
ている。なお、このCCDカメラ55は、例えば、待ち
合わせの目印として適当な建造物等を撮影し、画像デー
タとして電子メールに添付して、相手側のナビゲーショ
ン装置20等に送信するとき等に用いられる。
理されるナビゲーションプログラムの流れ等を図2〜図
4に基づいて説明する。なお、このナビゲーションプロ
グラムは、図示しないメインプログラムによる機能選択
表示画面から選択されることにより起動されるもので、
また以下説明する各処理は、前述した入力制御プログラ
ム22b、現在地検出プログラム22c、経路探索プロ
グラム22d、経路案内プログラム22e、描画プログ
ラム22fにより実行されるものである。
0では、所定の初期化処理等を実行した後、まずステッ
プS101より目的地設定処理を行う。この処理は、前
述した入力制御プログラム22bおよび描画プログラム
22fにより実行されるもので、具体的には、ディスプ
レィ27に表示される画面に従って所定事項を入力装置
26に入力することにより目的地の設定が行われる。
定したい場合には、施設情報として表示される「銀
行」、「劇場」等の複数のジャンルの中から「飲食店」
の項目を選択し、表示される「飲食店」の中からさらに
「レストラン」を選択する。これにより、ナビゲーショ
ン装置20では、地点情報データベース24に記憶され
ている位置データ24bのうち、「レストラン」に該当
するものを抽出して、図3に示すようなレストラン一覧
表示としてディスプレィ27に表示する。このとき、画
像データ24aに関連付けられた位置データ24bがあ
れば、それに該当する画像データ24aに基づく画像も
位置データ24bの内容(名称、所在番地)に併せて表
示する。
目の「ABCレストラン」の位置データ24bの内容に
対しては「画像データなし」と並列表示されているの
で、当該位置データ24bは画像データ24aに関連付
けられていないことがわかる。一方、同2番目の「チャ
イニーズレストラン」および同3番目の「○○レストラ
ン」の位置データ24bの内容に対しては、それぞれの
建造物等の外観が画像として縮小表示されているので、
それぞれ位置データ24bは画像データ24aに関連付
けられていることがわかる。
外観画像等からそれを目的地に設定すると、「○○レス
トラン」の所在番地である「東京都千代田区3丁目」に
対応する座標データが目的地位置として設定される。こ
のように本実施形態に係るナビゲーション装置20で
は、画像データ24aに関連付けられた位置データ24
bである場合には、一覧表示中に対応する画像データ2
4aに基づく画像をディスプレィ27に表示するので、
利用者はそれら画像による外観等を考慮しながら目的地
を選択し設定することができる。
に他の目的地が存在する場合には、次ページあるいは前
ページを表示させることにより、残りの目的地を閲覧で
きるように、図3に示すように「次へ」または「前へ」
のボタン表示がされるので、これらのボタンにより該当
する指示を入力する。また「戻る」のボタン表示は、一
つ上の項目にあたる「飲食店」の表示に戻る指示を入力
する際に使用される。
行われると、次にステップS103により経路探索処理
が行われる。ステップS103による経路探索処理は、
利用者(車両)の現在位置からS101により設定され
た目的地に至るまでの最短経路を、地図データベース2
3の地図データに基づいて探索するもので、前述した経
路探索プログラム22dにより実行される。例えば「○
○レストラン」を目的地に設定した場合には、現在位置
から「東京都千代田区3丁目」までの最短経路が経路探
索プログラム22dにより探索される。なお、このステ
ップS103による経路探索処理は、特許請求の範囲に
記載の「経路探索手段」に相当するものである。
われると、探索された推奨経路に従って、ステップS1
05により経路案内処理が行われる。この処理は、前述
した経路案内プログラム22eにより実行されるもの
で、例えばディスプレィ27に表示された地図画像上の
推奨経路に利用者(車両)の現在位置を明示しながら、
矢印や音声により利用者に進行方向等を案内する。例え
ば「○○レストラン」を目的地に設定した場合には、
「○○レストラン」に至るまでの推奨経路上を進行する
ように、利用者に対して音声案内が行われる。なお、こ
のステップS105による経路案内処理は、特許請求の
範囲に記載の「案内手段」に相当するものである。
が行われてから所定時間経過すると、ステップS107
により目的地付近に到着したか否かの判断処理が行われ
る。即ち、移動中の利用者(車両)の現在位置が、画像
データ24aに関連付けられた目的地位置から所定範囲
(例えば100m)内にあるか否かを判断する処理を行
い、現在位置が当該所定範囲内にあれば(S107でY
es)、目的地付近に到着したと判断する。例えば先の
「○○レストラン」の例では、目的地である「○○レス
トラン」から半径100m以内の範囲に、利用者(車
両)があるか否かの判断が行われる。なお、このステッ
プS107による目的地付近に到着したか否かの判断処
理は、特許請求の範囲に記載の「位置判断手段」に相当
するものである。
両)の現在位置が、当該範囲内にあると判断される場合
には(S107でYes)、ステップS109に処理を
移行して当該目的地に関連した画像データがあるか否か
の判断処理が行われる。即ち、当該範囲内にあると判断
される場合には、さらに当該目的地に接近することによ
り、間もなく周辺風景から当該目的地を目視確認できる
可能性が高いので、次ステップS111による画像デー
タの表示処理に備えて該当する画像データの有無をステ
ップS109により調べる。一方、ステップS107に
より利用者(車両)の現在位置が、当該範囲内にあると
判断されない場合には(S107でNo)、ステップS
105に処理を移行して再び経路案内処理を続ける。
した画像データ24aがあると判断される場合には(S
109でYes)、続くステップS111に移行して当
該位置データ24bが関連付けられた画像データ24a
を地点情報データベース24から読み出し、それに基づ
く画像をディスプレィ27に表示する。例えば先の「○
○レストラン」の例では、図4に示すように「○○レス
トラン」の外観を撮影したディジタル画像をディスプレ
ィ27に表示する。なお、この処理は、前述した描画プ
ログラム22fにより実行されるものである。また、図
4中に示される「戻る」のボタン表示は、経路案内のた
めに表示されていた地図画像の表示に戻る指示を入力す
る際に使用されるものである。
に関連した画像データ24aがあると判断されない場合
には(S109でNo)、ディスプレィ27に表示可能
な画像データ24aは存在しないので、目的地付近に到
着したと判断したことによりナビゲーション装置20に
よる経路案内を完了し本プログラムを終了し、メインプ
ログラムによる機能選択表示画面に戻る。
置20によると、経路案内プログラム22e(S10
5)による経路案内中、GPSセンサ31により検出さ
れた現在位置が、目的地位置から所定範囲内にあるか否
かを判断し(S107)、当該現在位置がその所定範囲
内にあると判断されたとき(S107でYes)、地点
情報データベース24に記憶された画像データ24aに
基づく画像を、描画プログラム22fによりディスプレ
ィ27に表示させる。これにより、当該所定範囲内に現
在位置があると、つまり画像データ24aに関連付けら
れた位置データ24bが示す目的地位置に近づくと、当
該画像データ24aに基づく画像がディスプレィ27に
表示されるので、ディスプレィ27に表示された当該画
像と現在位置の周辺風景とを見比べることによって、利
用者は当該目的地位置を目視確認することができる。し
たがって、周辺風景から、目的地位置を利用者が容易に
目視確認し得る効果がある。
される他の例によるナビゲーションプログラムの流れ等
を図1、図5〜図8に基づいて説明する。なお、この他
の例によるナビゲーションプログラムも、図2のナビゲ
ーションプログラムと同様、図示しないメインプログラ
ムによる機能選択表示画面から選択されることにより起
動されるもので、また以下説明する各処理は、前述した
入力制御プログラム22b、現在地検出プログラム22
c、経路探索プログラム22d、経路案内プログラム2
2e、描画プログラム22fにより実行されるものであ
る。
る処理は、画像データ24aおよび位置データ24bが
添付された電子メールを通信装置35により受信し、こ
の電子メールに添付された位置データ24bに基づいて
目的地の設定を行う点が、図2を参照して説明したナビ
ゲーションプログラムと異なるところである。
り処理される電子メールは、例えば図1に示すようなG
PSセンサ54およびCCDカメラ55を備えて携帯電
話機(PDAでも良い)50から送信されるものであっ
て、CCDカメラ55等により撮影された画像の画像デ
ータとともにその画像データに関連付けられてGPSセ
ンサ54により検出された位置データが添付されている
ものを想定している。
0では、所定の初期化処理を実行した後、ステップS2
01により電子メールの有無を判断する。そして、電子
メールがあればそれを受信し(S201でYes)、な
ければ受信するまでループして電子メールを待つ(S2
01でNo)。なお、受信した電子メールは、本文デー
タと添付されている画像データおよび位置データとに分
けられて画像データおよび位置データは、それぞれ画像
データ24aおよび位置データ24bとして地点情報デ
ータベース24に格納される(図1参照)。
s)、次にステップS203により電子メールの内容を
表示する処理を行う。例えば図6に示す例では、電子メ
ールに添付された画像データ24aに基づいたディジタ
ル画像として、「○○レストラン」の外観画像がディス
プレィ27の全面に表示され、さらにその画面上部に電
子メールの本文として、「メール本文:○○レストラン
で待っています」というテキストデータによる文章が所
定枠内に表示されている。
図1に示す描画プログラム22fにより処理されるもの
である。また「戻る」のボタン表示は、ステップS20
1の電子メールの受信処理に戻る指示を入力する際に使
用されるもので、「メニュー」のボタン表示は、本プロ
グラムを終了してメインプログラムによる機能選択表示
画面に戻る際に使用されるものである。
ルに位置データ24bが含まれているか否かの判断処理
を行う。即ち、電子メールに添付された画像データ24
aとともに位置データ24bが含まれているか否かを判
断し、含まれている場合には(S205でYes)、次
のステップS207により目的地設定処理を行う。含ま
れていない場合には(S205でNo)、次のステップ
S207による目的地設定処理を行うことはできないの
で、本プログラムを終了し、メインプログラムによる機
能選択表示画面に戻る。
ルに位置データ24bが含まれていると判断した場合に
は(S205でYes)、図6に示す「地図表示」のボ
タンを利用者が選択することにより、ステップS207
に処理が移行する。例えば図6に示す「○○レストラ
ン」の例では、画像データ24aとともに位置データ2
4bが含まれているので、「地図表示」のボタンを利用
者が選択することで、図7に示すような当該位置データ
24bに対応する地点(例えば「○○レストラン」)が
明示され、地図データベース23の地図データ23aに
基づいて選択された地図画像がディスプレィ27に表示
される。これらの表示処理も図1に示す描画プログラム
22fにより処理されるものである。
7に表示される地図画像中の「目的地に設定」ボタンを
利用者が選択することにより、当該位置データ24bに
対応する地点が目的地に設定され(S207でYe
s)、続くステップS209の経路探索処理に移行す
る。一方、ディスプレィ27に地図画像が表示されて
も、地図画像中の「目的地に設定」ボタンを利用者が選
択せず、「メニュー」のボタンを選択した場合には(S
207でNo)、目的地が設定されないので、本プログ
ラムを終了してメインプログラムによる機能選択表示画
面に戻る。なお、「戻る」のボタン表示は、図6に示す
電子メールの内容を表示する画面に戻る指示を入力する
際に使用されるものである。
処理以降の各処理は、図2を参照して説明したステップ
S103、S105、S107、S109、S111と
同様の一連の処理を行う。即ち、ステップS209はス
テップS103に、ステップS211はステップS10
5に、ステップS213はステップS107に、ステッ
プS215はステップS109に、ステップS217は
ステップS111に、それぞれ対応する。これら処理
は、図2に基づいて既に説明しているので、ここでは各
処理の概略を簡単に述べると、次のようになる。
地位置までの経路を探索すると、次にステップS211
により推奨経路の案内を行う。そして、所定時間ごとに
ステップS213により目的地付近に到着したか否かの
判断を行い、到着していれば(S213でYes)、ス
テップS215により当該目的地に関連した画像データ
24aがあるか否かを判断する。もしその画像データ2
4aがあれば(S215でYes)、当該画像データ2
4aに基づく画像をディスプレィ27に表示する。なお
ステップS215により関連した画像データ24aが存
在しなければ、本プログラムを終了し、メインプログラ
ムによる機能選択表示画面に戻る。
図7に示す「目的地に設定」のボタンを選択することに
より、ステップS207からS209に処理を移行して
経路探索処理を行い、その結果として例えば図8に示す
ような推奨経路を点線によりディスプレィ27に表示す
る。そして、ステップS213により目的地である「○
○レストラン」から半径100m以下の範囲内に到着す
ると(S213でYes)、ステップS215により目
的地である「○○レストラン」に関連した画像データ2
4aとして図6で示した画像データ24aに基づいた
「○○レストラン」の外観画像をディスプレィ27に表
示する。この画像は、目的地を利用者が目視により容易
に特定できるものであり、これにより、「○○レストラ
ン」が、道路曲がり角の「××銀行」の隣にある、煉瓦
風の壁を施した外観の建物であることがわかるので、こ
のようなディスプレィ27に表示されるディジタル画像
と、利用者の周辺風景とから目的地である「○○レスト
ラン」を容易に探し出すことができる。
ーションプログラムによると、電子メールに添付された
画像データ24aが、ステップS211による経路案内
により目的地付近に到着したと判断された場合には(S
213でYes)、ステップS215、S217により
自動的にディスプレィ27に再度表示される。したがっ
て、利用者は目的地付近に到着した時点で、この自動的
に表示される画像データ24aに基づく画像を参照する
ことができるので、ディスプレィ27に表示された当該
画像と現在位置の周辺風景とを見比べることによって、
利用者は当該目的地位置を目視確認することができる。
したがって、周辺風景から、目的地位置を利用者が容易
に目視確認し得る効果がある。
ョンプログラムによると、画像データ24aおよび当該
画像データ24aに関連付けられた位置データ24b
は、ナビゲーション装置20の外部から通信装置35を
介して電子メールに添付されて取得され、地点情報デー
タベース24に記憶される。これにより、所望の画像デ
ータ24aおよび位置データ24bが地点情報データベ
ース24に記憶されていなくても、ナビゲーション装置
20の外部から通信装置35を介して取得することがで
きる。したがって、比較的使用頻度の高い画像データ2
4aおよび位置データ24bを地点情報データベース2
4に記憶すれば、地点情報データベース24の記憶容量
を過剰に増大させることなく、当該地点情報データベー
ス24の記憶容量を節約し得る効果がある。
24aとして目的地の建造物の画像を例に挙げたが、本
発明はこれに限られることはなく、例えば他の画像デー
タに位置データが付加されている情報を、情報端末装置
の外部から取得した場合にも適用することができる。例
えば、友人と待ち合わせをする際、その友人が乗ってい
る自動車の画像と待ち合わせ場所の位置データとを取得
した場合、位置データで示されている付近に到着する
と、この位置データに関連付けられた当該友人の自動車
の画像を表示するように設定する。これにより、待ち合
わせ場所付近に到着すると、当該友人の自動車の画像が
表示装置に表示されるので、利用者はこの自動車の表示
画像を参照しながら周囲を見渡すことにより当該友人の
自動車、つまりその友人を容易に見つけることができ
る。
装置」として車両搭載型のナビゲーション装置20に適
用した例を挙げて説明したが、本発明ではこれに限られ
ることはなく、例えば、携帯型のナビゲーション装置、
PDA(Personal Digital Assistant)、ナビゲーショ
ン機能付き携帯電話機等であっても良く、これらの場合
の作用および効果は、上述したナビゲーション装置20
によるものと同様である。
い情報端末装置であっても、GPS等の位置検出手段を
備えているものにおいては、利用者(情報端末装置)が
目的地位置の所定範囲内にあると判断されない場合には
地図を表示するだけで経路案内は行わず、利用者(情報
端末装置)が目的地位置の所定範囲内にあると判断され
た場合には当該位置データに関連付けられた画像データ
に基づく画像を表示装置に表示するように構成しても良
い。また、地図表示を行うことなく、利用者(情報端末
装置)が目的地位置の所定範囲内にあると判断された場
合に、当該位置データに関連付けられた画像データに基
づく画像を表示装置に表示するように構成しても良い。
これにより、利用者が目的地位置までの地理に詳しい場
合には、地図表示等による経路案内を必要としないので
経路案内機能を不要にすることで情報端末装置の構成を
簡素にし得るとともに、上述の如く目的地位置付近で目
的地位置に関連付けられた画像が表示されるだけでも、
当該利用者にとって当該目的地位置を目視により容易に
特定させ得る効果がある。
タ24aとしてディジタルカメラにより直接撮影したも
のを例示したが、本発明はこれに限られることはなく、
例えば、他の装置から転送されたものや、予め画像デー
タ記憶手段に記憶されていたものであっても良い。
24bとして携帯電話機50が備えるGPSセンサ54
により検出した位置データを例示して説明したが、本発
明はこれに限られることはなく、例えば目的地の住所、
郵便番号、公衆(固定)電話機の電話番号等あるいは送
信元の情報端末装置が地図データを備えている場合には
それに基づく座標情報等、当該目的地の位置を一義的に
特定できるものであれば良い。さらには無線ビーコン局
等から発射される標識電波等を利用した位置測定により
当該目的地位置を特定するもの、スペクトル拡散通信に
よる測距技術を用いて位置測定するもので、目的地位置
を特定しても良い。
して、公衆(固定)電話機の電話番号とその公衆(固
定)電話機の所在番地とを関連付けたデータベースを備
えている場合には、公衆(固定)電話機の電話番号から
その公衆(固定)電話機の所在番地を一義的に特定でき
るので、画像データ24aに関連付けられた位置データ
24bに代えて、当該画像データ24aに関連付けられ
た公衆(固定)電話機の電話番号データとしても良い。
示すブロック図である。
るナビゲーションプログラムの流れを示すフローチャー
トである。
処理のときに表示される表示画面の一例を示す説明図で
ある。
の表示処理のときに表示される画面表示の一例を示す説
明図である。
る他の例によるナビゲーションプログラムの流れを示す
フローチャートである。
の表示処理のときに表示される画面表示の一例を示す説
明図である。
定処理のときに表示される画面表示の一例を示す説明図
である。
理の結果、表示される画面表示の一例を示す説明図であ
る。
段) 23 地図データベース (地図データ記憶手
段) 23a 地図データ 24 地点情報データベース (画像データ記憶手
段) 24a 画像データ 24b 位置データ 26 入力装置 27 ディスプレィ (表示装置) 31 GPSセンサ (位置検出手段) 35 通信装置 50 携帯電話機 S103、S209 (経路探索手段) S105、S211 (案内手段) S107、S213 (位置判断手段) S111、S217 (画像表示制御手
段)
Claims (7)
- 【請求項1】 画像データおよび該画像データに関連付
けられた位置データを記憶する画像データ記憶手段と、 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により検出された現在位置が、前記画
像データに関連付けられた位置データが示す位置から所
定範囲内にあるか否かを判断する位置判断手段と、 前記位置判断手段により、前記現在位置が、前記所定範
囲内にあると判断されたとき、前記画像データに基づく
画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段と、を備
えることを特徴とする情報端末装置。 - 【請求項2】 地図データを記憶する地図データ記憶手
段をさらに備え、 前記位置判断手段により、前記位置検出手段により検出
された現在位置が、前記所定範囲内にあると判断されな
いとき、前記画像表示制御手段は、前記地図データに基
づいて地図画像を前記表示装置に表示させることを特徴
とする請求項1記載の情報端末装置。 - 【請求項3】 前記画像データおよび前記画像データに
関連付けられた位置データは、当該情報端末装置の外部
から取得されて前記画像データ記憶手段に記憶されるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の情報端末装置。 - 【請求項4】 画像データおよび該画像データに関連付
けられた位置データを記憶する画像データ記憶手段と、 地図データを記憶する地図データ記憶手段と、 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記現在位置から、前記画像データに関連付けられた位
置データが示す目的地位置までの経路を前記地図データ
に基づいて探索する経路探索手段と、 前記経路探索手段により探索された経路を案内する案内
手段と、 前記案内手段による経路案内中、前記位置検出手段によ
り検出された現在位置が、前記目的地位置から所定範囲
内にあるか否かを判断する位置判断手段と、 前記位置判断手段により、前記現在位置が、前記所定範
囲内にあると判断されたとき、前記画像データに基づく
画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段と、を備
えることを特徴とする情報端末装置。 - 【請求項5】 前記画像データおよび前記画像データに
関連付けられた位置データは、当該情報端末装置の外部
から取得されて前記画像データ記憶手段に記憶されるこ
とを特徴とする請求項4記載の情報端末装置。 - 【請求項6】 画像データと、該画像データに関連付け
られた位置データとを情報処理する情報端末装置のプロ
グラムであって、 前記情報端末装置の現在位置を検出する位置検出手段
と、 前記位置検出手段により検出された現在位置が、前記画
像データに関連付けられた位置データが示す位置から所
定範囲内にあるか否かを判断する位置判断手段と、 前記位置判断手段により、前記現在位置が、前記所定範
囲内にあると判断されたとき、前記画像データに基づく
画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段と、を前
記情報端末装置により機能させるためのプログラムを含
むことを特徴とするプログラム。 - 【請求項7】 画像データと、該画像データに関連付け
られた位置データとを情報処理する情報端末装置のプロ
グラムであって、 前記情報端末装置の現在位置を検出する位置検出手段
と、 前記現在位置から、前記画像データに関連付けられた位
置データが示す目的地位置までの経路を探索する経路探
索手段と、 前記経路探索手段により探索された経路を案内する案内
手段と、 前記案内手段による経路案内中、前記位置検出手段によ
り検出された現在位置が、前記目的地位置から所定範囲
内にあるか否かを判断する位置判断手段と、 前記位置判断手段により、前記現在位置が、前記所定範
囲内にあると判断されたとき、前記画像データに基づく
画像を表示装置に表示させる画像表示制御手段と、を前
記情報端末装置により機能させるためのプログラムを含
むことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001391692A JP2003194567A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 情報端末装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001391692A JP2003194567A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 情報端末装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003194567A true JP2003194567A (ja) | 2003-07-09 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001391692A Pending JP2003194567A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 情報端末装置およびプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003194567A (ja) |
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-
2001
- 2001-12-25 JP JP2001391692A patent/JP2003194567A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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