JP2003194448A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003194448A
JP2003194448A JP2001393585A JP2001393585A JP2003194448A JP 2003194448 A JP2003194448 A JP 2003194448A JP 2001393585 A JP2001393585 A JP 2001393585A JP 2001393585 A JP2001393585 A JP 2001393585A JP 2003194448 A JP2003194448 A JP 2003194448A
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克正 坂本
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等 丸山
Akira Nishizawa
章 西澤
Hiroshige Konishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、自動製氷機能を有する冷蔵庫では、単
一の冷却器の冷気を冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室及
び冷凍室の各室へ分配し、各室の冷却を行っているた
め、各室の冷却能力が低下しがちで、製氷室での製氷に
時間が掛かり、また、他の室の臭気が製氷室へ流れ、製
氷された氷に食品臭が混在するといった問題があった。 【解決手段】 この発明は、冷蔵室、製氷室、切替室、
野菜室および冷凍室又は少なくとも1つ以上の冷凍室と
冷却器を有し、且つ、自動製氷機能を有する冷蔵庫にお
いて、前記製氷室又は冷凍室を製氷専用区部とした構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷蔵庫に係り、特
に自動製氷装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫における制御装置を図15
および図16を用いて説明する。図15は従来の冷蔵庫
の横断面図であり、図において、1は冷蔵庫本体で、上
から冷蔵室2、製氷室3、切替室4、野菜室5および冷
凍室6に区画形成されている。7は前記冷蔵庫本体1の
背面に設けた冷却器室で、冷凍冷蔵用冷却器8とその上
部に冷気を循環させるための冷気循環送風機9を配置し
ている。10は前記冷却器8の下方に設けた前記冷凍冷
蔵用冷却器8に付着した霜を定期的に融解し除去する霜
取ヒータ、11は圧縮機、12はドレンパンで、前記霜
取ヒータ10によって融解されたドレン水を庫外へ排出
するためのドレンパイプ13を介して、前記圧縮機11
の放熱などを利用して蒸発させている。14は前記冷蔵
室2、製氷室3、切替室4、野菜室5および冷凍室6と
前記冷却器室7とを連通させる冷気通路、15は冷蔵室
温度センサ、16は冷凍室温度センサ、17は切替室温
度センサ、18は前記冷気通路14の冷蔵室2および前
記切替室4への吹出口に備えたダンパ、19は前記製氷
室3に設けた自動製氷装置で、製氷皿19a、製氷皿温
度検出センサ19b、貯氷箱19c、貯氷箱19cの氷
の量を検出する検氷レバー19dと、給水ポンプ20お
よび給水タンク21とから成っている。
【0003】図16は従来の冷蔵庫の冷媒回路および風
路を示す正面図である。図において、22は凝縮器、2
3は絞り装置で、前記圧縮機11、冷凍冷蔵用冷却器
8、凝縮器22とを冷媒管24で接続して冷媒回路を形
成している。
【0004】上記のような構造の冷蔵庫において、貯氷
箱19cの氷の量を検氷レバー19dで検出し、その量
が規定量(以下、満氷と呼ぶ)以下であり、かつ、製氷
皿19aの裏側底部に取付けられ、上記製氷皿19aの
温度を検出する製氷皿温度検出センサ19bの検出温度
が設定以下になっているとき、自動製氷装置19が製氷
皿19aをひねり離氷を行う。その後、給水ポンプ20
が作動して、冷蔵室内に設けられた給水タンク21より
上記製氷皿19aに給水が行われ、上記同様の製氷動作
を繰り返すようになっている。
【0005】また、第1熱交換器と第2熱交換器を直列
に接続し上流に膨張弁を接続し、第1の熱交換器をメイ
ンの室内機、第2の熱交換器をサブの室内機として構成
した空調機用冷媒回路とした技術が、特開平09−17
8277号公報に開示されている。
【0006】また、第1熱交換器と第2熱交換器を直列
に接続し、それぞれの熱交換器の上流側にキャピラリー
チューブを接続し、その上流に三方弁を配して、第1の
熱交換器を冷蔵室用、第2の熱交換器を冷凍室用とし
て、それぞれファンを持った独立の風路構成とした冷凍
冷蔵庫の技術が、特開2001−99543号公報に開
示されている。
【0007】
【発明が解決すようとする課題】上記のような従来の冷
蔵庫では、一つの冷凍冷蔵用冷却器の冷気を、風路内に
設置したダンパ17の開閉によって、各貯蔵室に分配
し、各室の冷却を行っているため、各室の冷却能力は低
下しがちであり、したがって、製氷に時間が掛かるとい
った問題がある。
【0008】さらに、圧縮機の運転・停止は冷凍室の温
度センサによって、また圧縮機の回転数は外気温度によ
って制御されている事が多い。例えば、冷凍室内の食品
貯蔵量が少ないとき、扉開閉回数の少ないとき、又は、
外気温度が低いときなどの負荷が軽い場合には圧縮機の
運転率や回転数は低くなり、そのため、冷却能力が低下
し、製氷に要する時間が増えるといった問題があった。
【0009】また、食品を貯蔵する各室から戻った空気
が冷却器で冷やされ、再度各貯蔵室の冷却のために送り
出されるといった循環によって、貯蔵されている食品よ
り発せられた臭いが循環し、氷生成のために製氷皿に注
がれた水に溶け込むことによる氷への臭い移りといった
問題があった。
【0010】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、食品臭を含まないと共に、製氷
時間を短くして製氷に費やす電力を少なくすることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の冷蔵庫は、の冷蔵庫は、冷蔵室、製氷室、切替室、野
菜室および冷凍室又は少なくとも1つ以上の冷凍室と冷
却器を有し、且つ、自動製氷機能を有する冷蔵庫におい
て、前記製氷室又は冷凍室を製氷専用区部としたもので
ある。
【0012】また、この発明に係る請求項2の冷蔵庫
は、冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室および冷凍室又は
少なくとも1つ以上の冷凍室と冷却器を有し、且つ、自
動製氷機能を有する冷蔵庫において、製氷専用の送風機
を設けたものである。
【0013】また、この発明に係る請求項3の冷蔵庫
は、前記製氷専用区部に前面扉を開閉可能に設けたもの
である。
【0014】また、この発明に係る請求項4の冷蔵庫
は、前記製氷専用区部には製氷専用の冷却手段を設けた
ものである。
【0015】また、この発明に係る請求項5の冷蔵庫
は、前記製氷用冷却器室に、前記製氷用冷却器に付着し
た霜を除去する手段を設けたものである。
【0016】また、この発明に係る請求項6の冷蔵庫
は、前記自動製氷装置の製氷皿を直接冷却する直冷手段
を設けたものである。
【0017】また、この発明に係る請求項7の冷蔵庫
は、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒配管で順次接続し冷
媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り
量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装置を前記
第1の絞り装置と並列に設けたものである。
【0018】また、この発明に係る請求項8の冷蔵庫
は、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器、逆止弁及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒配管で順次
接続し冷媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置
とは絞り量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装
置を前記第1の絞り装置を前記第1の絞り装置、製氷用
冷却器および逆止弁の直列回路と並列に設けたものであ
る。
【0019】また、この発明に係る請求項9の冷蔵庫
は、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器及び逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形
成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り量が異な
り、且つ管内径の異なる第2の絞り装置を前記第1の絞
り装置と冷凍冷蔵用冷却器の直列接続した冷凍用冷媒配
管を前記第1の絞り装置、製氷用冷却器および逆止弁の
直列回路と並列に設けたものである。
【0020】また、この発明に係る請求項10の冷蔵庫
は、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、冷蔵用
冷却器、逆止弁、製氷用冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器を
冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形成すると共に、前記
第1の絞り装置とは絞り量が異なり、且つ管内径の異な
る第2の絞り装置を前記第1の絞り装置、製氷用冷却器
および逆止弁の直列回路と並列に設けたものである。
【0021】また、この発明に係る請求項11の冷蔵庫
は、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、冷蔵用
冷却器、逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形成
すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り量が異なり、
且つ管内径の異なる第2の絞り装置、製氷用冷却器及び
冷凍冷蔵用冷却器と直列接続した回路を前記第1の絞り
装置、冷蔵用冷却器および逆止弁との直列回路と並列に
設けたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1による冷蔵庫ついて説明する。図1はこの
発明の実施の形態1による冷蔵庫を示す横断面図、図2
はこの発明の実施の形態1による要部を示す詳細図、図
3はこの発明の実施の形態1による冷蔵庫を示す冷媒回
路図である。図において、1は冷蔵庫本体で、冷蔵室
2、製氷室3、切替室4、野菜室5および冷凍室6に区
画形成されている。7は前記冷蔵庫本体1の背面に設け
た冷凍冷蔵用冷却器室で、冷凍冷蔵用冷却器8とその上
部に冷気を循環させるための冷気循環送風機9を配置し
ている。10は前記冷凍冷蔵用冷却器8の下方に設けた
冷凍冷蔵用冷却器8に付着した霜を定期的に融解し除去
する霜取ヒータ、11は圧縮機、12はドレンパンで、
前記霜取ヒータ10によって融解されたドレン水を庫外
へ排出するためのドレンパイプ13を介して、前記圧縮
機11の放熱などを利用して蒸発させている。14は前
記冷蔵室2、切替室4、野菜室5および冷凍室6と前記
冷凍冷蔵用冷却器室7とを連通させる冷気通路である。
【0023】25は、前面に前面扉25aで閉塞し、他
方を前記冷蔵室2、切替室4、野菜室5および冷凍室6
と隔離されて独立的に形成された前記製氷室3の製氷室
専用区部で、製氷皿19a、製氷皿温度検出センサ19
b、貯氷箱19c、前記貯氷箱19cの氷の量を検出す
る検氷レバー19dと、給水ポンプ20および給水タン
ク21とから成る自動製氷装置19を配置している。2
6は製氷専用の冷却手段として前記製氷室専用区部25
の後部の前記自動製氷装置19とは区画壁25bにより
区画され製氷用冷却器室27に配置された製氷用冷却器
で、下方にはこの製氷用冷却器の霜を融解する製氷用冷
却器用霜取ヒータ28を配置している。29は前記製氷
用冷却器用霜取ヒータ28により融解されたドレン水を
前記ドレンパン12に導く製氷室専用区部ドレン排水路
である。
【0024】30、31は前記区画壁25bに設けた吹
出し口および吸込み口、32は前記製氷用冷却器26の
冷気を前記自動製氷装置19へ循環させるために前記製
氷用冷却器室27にもうけられた製氷用送風機である。
この製氷用送風機32は、製氷皿19aの裏側底部に取
付けられ、製氷皿19aの温度を検出する例えばサーミ
スタなどの製氷皿温度検出センサ19bや、製氷室専用
区部25内の温度を検出する製氷室温度検出センサ33
の検出温度によって運転・停止や回転数を制御されるも
のである。
【0025】次に、製氷風路について説明する。図にお
いて、製氷用冷却器26の冷気は、近傍に配置された製
氷用送風機21によって循環され、吹出し口30より吹
出され、自動製氷機19における氷の生成、および、貯
氷箱19cに貯蔵された氷の融解防止をなし、吸込み口
31より再び製氷用冷却器26へ戻るものである。
【0026】すなわち、製氷室専用区部25内の風路は
閉サイクルをなすもので、冷気循環送風機9によって循
環される他の食品貯蔵室冷却の冷気と混ざることなはな
い。従って、他の食品からの氷への臭い移りを完全に遮
断できるものである。
【0027】次に、図3に示すこの発明の実施の形態1
による冷蔵庫を示す冷媒回路図を説明する。図におい
て、11は圧縮機、22は凝縮器、23aは第1絞り装
置、23bは前記第1絞り装置23aとは絞り量の異な
る第2絞り装置で、管内径の異なる毛細管を用いてお
り、切替弁34を介して前記第1絞り装置23aと並列
にして一方を前記凝縮器22に、他方を前記製氷室専用
区部25内に設けた製氷用冷却器26に接続され、前記
圧縮機11、冷凍冷蔵用冷却器8、凝縮器22と共に、
冷媒管24で接続して冷媒回路を形成している。
【0028】次に、この実施の形態1の冷媒回路の動作
を説明する。図において、圧縮機11によって圧縮され
た高温高圧の冷媒は、凝縮器22にて凝縮液化し、切替
弁34で切替え、第1絞り装置23a、あるいは、第2
絞り装置23bにて減圧され、製氷用冷却器26、およ
び、冷凍冷蔵用冷却器8にて庫内の空気と熱交換し、蒸
発して圧縮機11へ戻る。
【0029】この実施の形態1の冷蔵庫では、製氷用冷
却器26と冷凍冷蔵用冷却器8とは直列に配置され、氷
の生成を行わない場合は製氷用送風機32を停止し、製
氷用冷却器26における熱交換を極力抑えることによっ
て、冷凍サイクルとしては従来同様の能力が維持される
ものである。さらに、前記製氷室専用区部25にて別途
製氷のみの閉サイクル風路を設けており、従来よりも冷
却器を循環する風路の圧損は低減され、すなわち、その
分省エネ化が図れると言える。
【0030】次に、霜取りヒータについて説明する。前
記製氷用冷却器26の近傍に、製氷用冷却器霜取ヒータ
28、およびドレンパイプ29を備え、付着した霜を融
解し庫外へ排出することにより、氷結防止を図ってい
る。製氷用冷却器26近傍には、例えばサーミスタなど
の製氷用冷却器霜取センサ35によって、通電開始、お
よび、停止を制御されるものである。
【0031】ただし、この発明の冷蔵庫では、製氷用冷
却器霜取ヒータ22への通電制御手段はこれに限定され
ることなく、たとえば、通電開始のタイミングや通電時
間を時間で制御し、定期的に除霜を行うものであっても
よい。さらに、製氷用冷却器霜取ヒータ22の種類は限
定することなく、例えば、図4に示すような、メイン霜
取ヒータとして広く用いられているヒータ線22bとガ
ラス管22cとから成るガラス管ヒータ22aを用い
る。あるいは、図5に示すようなコードヒータ22dを
粘着シート22e、あるいは、板状のヒータ(図示せ
ず)を奥側壁面などに貼りつける、といったものでもよ
い。また除霜手段としては、ヒータに限定することな
く、例えば、冷凍サイクルの停止中に送風機を運転させ
霜の融解を促す、といった手段を用いてもよい。
【0032】また、この実施の形態1の冷蔵庫ではドレ
ンパイプ29を通ったドレン水をメインドレンパイプ1
3を経由してドレンパン12へ排出しているが、ドレン
パイプ29の出口が直接ドレンパン12へつながるもの
であってもよい。
【0033】次に、図6に示す製氷用送風機の制御フロ
ーチャートを説明する。図において、ステップS1にお
いて給水を開始する。ステップS2において製氷皿サー
ミスタ温度tを検出する。そして、ステップS3に進
み、検出した温度がt≧0℃?かを判断し、0℃よりt
が大きいか等しい場合は、ステップS4に進み、ステッ
プS4で製氷用送風機をONする。製氷用送風機が駆動
したらステップS5に進み、再び製氷皿サーミスタ温度
tを検出する。その後ステップS6に進み、ステップS
6で検出した温度がt≦―11℃?かを判断し、tがー
11℃より小さければ、ステップS7に進み製氷完了し
て製氷用送風機OFFするものである。ステップS6で
tがー11℃より大きければ、ステップS4に戻って再
び製氷用送風機をONするものである。
【0034】このことにより、検出温度によって給水を
感知し、製氷が行われる間、製氷用送風機32を運転さ
せることで強制対流によって熱伝達を促進させ、製氷時
間短縮を図るものである。また、同様に検出温度によっ
て製氷完了を感知し、製氷完了後は製氷用送風機32を
停止することで、無駄な電力消費を抑えるものである。
【0035】前記の製氷用送風機32を運転することに
より、従来に比べ製氷室専用区部25内の冷却能力は向
上し、よって、製氷時間を短縮させることができるもの
である。また、外気温度や貯蔵食品量、あるいは、扉開
閉回数など冷蔵庫にかかる負荷変動の影響を受けること
なく、安定して製氷室専用区部25内に充分な冷気が供
給されるものとなり、したがって、安定して急速製氷を
実現できるものである。さらに、製氷室の扉が独立して
開閉可能とすれば、扉開閉による負荷変動を把握し、冷
却制御を行うことも可能となる。
【0036】また、図1に示した実施の形態1としての
冷蔵庫では、図7に示すような上下が冷蔵室2や野菜室
5といった冷蔵温度帯の部屋に挟まれた位置に独立した
製氷室専用区部25を構成する形態の冷蔵庫に関するも
のを示したが、この発明ではこれに限定されることな
い。
【0037】例えば、図8に示すような、冷凍室3の一
角に自動製氷装置19、および、貯氷箱19cを備えた
製氷コーナー19eを設けた形態の冷蔵庫であてもよ
い。
【0038】また、図9に示すような、冷蔵庫1の上部
が冷蔵温度ゾーン部屋2a、下部が冷凍温度ゾーン部屋
6aとし、上下それぞれ異なる温度ゾーンで分割され、
下部の冷凍温度ゾーン部屋6aに製氷室専用区部25が
配置された形態の冷蔵庫であってもよい。
【0039】また、前記実施の形態1においては、製氷
用としての機能を述べてきたが、例えば、前記製氷室専
用区部25内に設置されたサーミスタなどの製氷室温度
検出センサ33の検出温度によって、送風機回転数や運
転・停止を制御し、氷の貯蔵のみを行うこともできる。
また、同様に制御することで、製氷室専用区部25内を
希望の温度帯に設定することも可能であり、冷蔵庫使用
者が氷を必要としないときには、他の食品貯蔵室として
使用することもできるものである。なお、温度帯を変化
させる手段としては、製氷用冷却器霜取ヒータ22に通
電を行ってもよい。
【0040】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2における冷蔵庫を図を用いながら説明する。図10
はこの発明の実施の形態2における冷蔵庫を示す要部側
面図である。図において、36は前記製氷用冷却器26
に直接接続された冷却板で、自動製氷装置19の製氷皿
19aに接触させることで直冷式の製氷システムを構成
している。なお、前記冷却板36は、例えば図10に示
す矢印の如く駆動することで、離氷のための製氷皿回転
時に障害とならないような機構となる。また、製氷用冷
却器26、あるいは、冷却板36と製氷皿19aの位置
関係は限定されることなく、たとえば、製氷皿19aの
側面や床面であってもよい。また、この実施の形態2で
は製氷用冷却器26に接続された冷却板36を製氷皿1
9aに接触させる手段を示したが、この発明ではこれに
限定されることなく、例えば、ペルチェ素子の冷却面を
接触させる手段などでもよい。
【0041】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3について、図を用いながら説明する。図11はこの
発明の実施の形態3による冷蔵庫を示す冷媒回路図であ
る。図において、11は圧縮機で、凝縮器22、切替弁
34、第1絞り装置23aを設けた第1絞り装置用配管
23c、前記製氷室専用区部25内に設けた製氷用冷却
器26、逆止弁37および冷凍冷蔵用冷却器8を順に冷
媒管24により冷媒回路を形成している。23dは前記
第1絞り装置23aとは絞り量の異なり、管内径の異な
る毛細管を用いている第2絞り装置23bを備えた第2
絞り装置用配管で、一方は前記切替弁34を介して前記
凝縮器22に接続し、他方は前記逆止弁34と前記冷凍
冷蔵用冷却器8との間の冷媒管24に接続されている。
【0042】この実施の形態の3による冷蔵庫では、切
替弁34により、製氷および庫内全体を同時に冷却する
同時冷却モードと、庫内全体のみを冷却する庫内冷却モ
ードとを切替えることができ、きめ細かな冷却を実現で
きる。
【0043】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4について、図を用いながら説明する。図12はこの
発明の実施の形態4による冷蔵庫を示す冷媒回路図であ
る。図において、11は圧縮機で、凝縮器22、切替弁
34、第1絞り装置23aを設けた第1絞り装置用配管
23c、前記製氷室専用区部25内に設けた製氷用冷却
器26および逆止弁37を順に直列にして冷媒管24に
より製氷専用冷媒回路38を形成している。39は前記
第1絞り装置23aとは絞り量の異なり、管内径の異な
る毛細管を用いている第2絞り装置23bを備えた冷凍
用冷媒配管で、一方は前記切替弁34を介して前記凝縮
器22に接続し、他方は冷凍冷蔵用冷却器8を直列接続
して前記逆止弁34と前記圧縮機11との間の冷媒管2
4に接続し、前記製氷室専用区部25内に設けた前記製
氷用冷却器26とは並列なバイパス路を形成している。
【0044】この実施の形態4の冷蔵庫では、製氷用絞
り機構である第1絞り装置用配管23cおよび製氷用冷
却器26の回路と、メイン用絞り機構である第2絞り装
置用配管23dおよび冷却器8のバイパス路とが、並列
して配置され、上流の切替弁34によって流路の選択が
でき、すなわち、製氷専用冷却モードが実現され、製氷
に能力を集中させることで、更なる急速製氷が行えるも
のである。
【0045】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5について、図を用いながら説明する。図13はこの
発明の実施の形態5による冷蔵庫を示す冷媒回路図であ
る。図において、11は圧縮機で、凝縮器22、切替弁
34、冷蔵用絞り機構である第1絞り装置23aを設け
た第1絞り装置用配管23c、冷蔵室2に設けた冷蔵用
冷却器40、逆止弁37、前記製氷室専用区部25内に
設けた製氷用冷却器26、および冷凍冷蔵用冷却器8を
順に直列にして冷媒管24により冷媒回路を形成してい
る。23dは前記第1絞り装置23aとは絞り量の異な
り、管内径の異なる毛細管を用いている冷凍用絞り機構
である第2絞り装置23bを備えた第2絞り装置用配管
で、一方は前記切替弁34を介して前記凝縮器22に接
続し、他方は前記逆止弁34と前記製氷室専用区部25
内に設けた前記製氷用冷却器26との間の冷媒管24に
接続し、前記冷蔵室の設けた冷蔵用冷却器40とは並列
なバイパス路を形成している。なお、41は冷蔵室用送
風機である。
【0046】この実施の形態5の冷蔵庫では、専用冷却
器による急速製氷ばかりでなく、それぞれの部屋に専用
の冷却器が配置され、それぞれ使用条件に合ったな蒸発
温度に設定することが可能であり、冷却ロスを低減する
ことによる省エネ化、および、各部屋のきめ細かな温度
コントロールを実現できるものである。
【0047】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6について、図を用いながら説明する。図14はこの
発明の実施の形態6による冷蔵庫を示す冷媒回路図であ
る。図において、11は圧縮機で、凝縮器22、切替弁
34、冷蔵用絞り機構である第1絞り装置23aを設け
た第1絞り装置用配管23c、冷蔵室2に設けた冷蔵用
冷却器40および逆止弁37を順に直列にして冷媒管2
4により冷媒回路を形成している。23dは前記第1絞
り装置23aとは絞り量の異なり、管内径の異なる毛細
管を用いている製氷および冷凍用絞り機構である第2絞
り装置23bを備えた第2絞り装置用配管で、前記製氷
室専用区部25内に設けた前記製氷用冷却器26および
冷凍冷蔵用冷却器8を直列にして、一方は前記切替弁3
4を介して前記凝縮器22に接続し、他方は前記逆止弁
34と前記圧縮機11との間の冷媒管24に接続し、前
記冷蔵室の設けた冷蔵用冷却器40とは並列なバイパス
路を形成している。なお、41は冷蔵室用送風機であ
る。
【0048】また、この発明の冷蔵庫では、前記実施の
形態1から6の冷蔵庫において、切替弁34に絞り機能
を付加しており、絞り量の最適化による更なる省エネ化
をはかることが可能である。例えば、凝縮器22の出口
温度を検出することによって、凝縮器22出口付近の冷
媒の過冷却度、あるいは、圧縮機13の入口の温度を検
出することによって、冷媒の加熱度を推定し、最適な絞
り量となるよう、リニアに可変できるものとしてもよ
い。
【0049】さらにまた、この発明の冷蔵庫では、前記
実施の形態1から6の冷蔵庫において、切替弁34に、
どちらの流路にも冷媒を流さない全閉機能を付加するこ
とにより、圧縮機11の停止中の冷媒移動を遮断でき、
停止中の冷却器温度上昇を抑えることによる省エネ化を
はかるものである。
【0050】さらにまた、この発明の冷蔵庫では、前記
実施の形態1から6の冷蔵庫において、切替弁34に、
どちらの流路にも冷媒を流す全開機能を付加することに
より、霜取り中、高温高圧の冷媒を積極的に冷却器に送
り込み、霜取り時間短縮による省エネ化をはかるもので
ある。
【0051】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、この発明
の請求項1に係る冷蔵庫によれば、冷蔵室、製氷室、切
替室、野菜室および冷凍室又は少なくとも1つ以上の冷
凍室と冷却器を有し、且つ、自動製氷機能を有する冷蔵
庫において、前記製氷室又は冷凍室を製氷専用区部とし
た構成としたので、製氷時間の短縮を図ることができる
ものでと共に、冷蔵庫にかかる負荷変動の影響を受ける
ことなく、安定して製氷時間を短くすることができ、且
つ他の貯蔵室の食品から氷への臭い移りを確実に遮断で
きる効果を有する。
【0052】この発明の請求項2に係る冷蔵庫によれ
ば、冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室および冷凍室又は
少なくとも1つ以上の冷凍室と冷却器を有し、且つ、自
動製氷機能を有する冷蔵庫において、製氷専用の送風機
を設けた構成としたので、強制対流方式とすることで、
より効率的な冷却が可能であり、さらなる製氷時間短縮
が図れる効果を有する。
【0053】この発明の請求項3に係る冷蔵庫によれ
ば、前記製氷専用区部に前面扉を開閉可能に設けた構成
としたので、製氷室の冷却制御を独立に行うことが可能
となる効果を有する。
【0054】この発明の請求項4に係る冷蔵庫によれ
ば、前記製氷専用区部には製氷専用の冷却手段を設けた
構成としたので、効率良く急速製氷を実現できると共
に、氷への臭い移りを確実に遮断できる効果を有する。
【0055】この発明の請求項5に係る冷蔵庫によれ
ば、前記製氷用冷却器室に、前記製氷用冷却器に付着し
た霜を除去する手段を設けた構成としたので、冷却器周
辺の氷結を防止でき、信頼性が向上する効果を有する。
【0056】この発明の請求項6に係る冷蔵庫によれ
ば、前記自動製氷装置の製氷皿を直接冷却する直冷手段
を設けた構成としたので、製氷皿を直接冷却する直冷式
の冷却システムとするこによって、さらなる急速製氷を
実現できる効果を有する。
【0057】この発明の請求項7に係る冷蔵庫によれ
ば、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒配管で順次接続し冷
媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り
量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装置を前記
第1の絞り装置と並列に設けた構成としたので、従来の
省エネ性を維持しつつ、製氷時間の短縮を図ることが可
能となる効果を有する。
【0058】この発明の請求項8に係る冷蔵庫によれ
ば、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器、逆止弁及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒配管で順次
接続し冷媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置
とは絞り量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装
置を前記第1の絞り装置を前記第1の絞り装置、製氷用
冷却器および逆止弁の直列回路と並列に設けた構成とし
たので、製氷時間の短縮のみならず、冷蔵庫にかかる負
荷に応じ絞り量最適化をはかることによる省エネ化も実
現できる効果を有する。
【0059】この発明の請求項9に係る冷蔵庫によれ
ば、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、製氷用
冷却器及び逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形
成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り量が異な
り、且つ管内径の異なる第2の絞り装置を前記第1の絞
り装置と冷凍冷蔵用冷却器の直列接続した冷凍用冷媒配
管を前記第1の絞り装置、製氷用冷却器および逆止弁の
直列回路と並列に設けた構成としたので、製氷および庫
内同時冷却モードと庫内冷却モードとの切替えが可能と
なり、各部屋のきめ細かな冷却を実現できる効果を有す
る。
【0060】この発明の請求項10に係る冷蔵庫によれ
ば、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、冷蔵用
冷却器、逆止弁、製氷用冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器を
冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形成すると共に、前記
第1の絞り装置とは絞り量が異なり、且つ管内径の異な
る第2の絞り装置を前記第1の絞り装置、製氷用冷却器
および逆止弁の直列回路と並列に設けた構成としたの
で、製氷専用冷却モードと庫内冷却モードを切替ること
ができ、製氷専用冷却では、冷却能力を集中でき、製氷
時間のさらなる短縮化をはかれる効果を有する。
【0061】この発明の請求項11に係る冷蔵庫によれ
ば、圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装置、冷蔵用
冷却器、逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形成
すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り量が異なり、
且つ管内径の異なる第2の絞り装置、製氷用冷却器及び
冷凍冷蔵用冷却器と直列接続した回路を前記第1の絞り
装置、冷蔵用冷却器および逆止弁との直列回路と並列に
設けた構成としたので、それぞれの冷却器における蒸発
温度を最適化することによって、冷凍サイクルのロスを
低減でき省エネ化が図れ、さらに、各温度帯をきめ細か
に温度コントロールできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の横断
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の要部
を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫を示す
冷媒回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫のガラ
ス管ヒータを示す正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫のコー
ドヒータを示す正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による製氷制御フロ
ーチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1による他の実施例を
示す概略説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による他の実施例を
示す概略説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による他の実施例を
示す概略説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態2による冷蔵庫の要
部を示す側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫の冷
媒回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による冷蔵庫の冷
媒回路図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による冷蔵庫の冷
媒回路図である。
【図14】 この発明の実施の形態6による冷蔵庫の冷
媒回路図である。
【図15】 従来の冷蔵庫の横断面図である。
【図16】 従来の冷蔵庫の冷媒回路図である。
【符号の説明】 1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室、3 製氷室、4 切替
室、5 野菜室、6 冷凍室、7 冷却器室、8 冷凍
冷蔵用冷却器、11圧縮機、14冷気通路、19自動製
氷装置、25 製氷室専用区部、25a 前面扉、25
b 区画壁、26 製氷用冷却器、27 製氷用冷却器
室、28 製氷用冷却器霜取ヒータ、29 製氷室専用
区部ドレン排水路、32 製氷室送風機、33 製氷室
温度センサ、34切替弁、35 製氷用冷却器霜取セン
サ、36 冷却板、37 逆止弁、38製氷室専用冷媒
回路、39 冷凍用冷媒回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 克正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 丸山 等 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西澤 章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小西 広繁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA01 AA03 BA01 BA03 CA02 CA04 DA02 EA01 JA01 JA12 JA16 PA03 PA04 PA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室および
    冷凍室又は少なくとも1つ以上の冷凍室と冷却器を有
    し、且つ、自動製氷機能を有する冷蔵庫において、前記
    製氷室又は冷凍室を製氷専用区部としたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室、製氷室、切替室、野菜室および
    冷凍室又は少なくとも1つ以上の冷凍室と冷却器を有
    し、且つ、自動製氷機能を有する冷蔵庫において、製氷
    専用の送風機を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記製氷専用区部に前面扉を開閉可能に
    設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記製氷専用区部に製氷専用の冷却手段
    を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載
    の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記製氷用冷却器室に、前記製氷用冷却
    器に付着した霜を除去する手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の
    冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記自動製氷装置の製氷皿を直接冷却す
    る直冷手段を設けたことを特徴とする請求項3、請求項
    4又請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装
    置、製氷用冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒配管で順
    次接続し冷媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装
    置とは絞り量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り
    装置を前記第1の絞り装置と並列に設けたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装
    置、製氷用冷却器、逆止弁及び冷凍冷蔵用冷却器を冷媒
    配管で順次接続し冷媒回路を形成すると共に、前記第1
    の絞り装置とは絞り量が異なり、且つ管内径の異なる第
    2の絞り装置を前記第1の絞り装置を前記第1の絞り装
    置、製氷用冷却器および逆止弁の直列回路と並列に設け
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに
    記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り装
    置、製氷用冷却器及び逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷
    媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り
    量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装置を前記
    第1の絞り装置と冷凍冷蔵用冷却器の直列接続した冷凍
    用冷媒配管を前記第1の絞り装置、製氷用冷却器および
    逆止弁の直列回路と並列に設けたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り
    装置、冷蔵用冷却器、逆止弁、製氷用冷却器及び冷凍冷
    蔵用冷却器を冷媒配管で順次接続し冷媒回路を形成する
    と共に、前記第1の絞り装置とは絞り量が異なり、且つ
    管内径の異なる第2の絞り装置を前記第1の絞り装置、
    製氷用冷却器および逆止弁の直列回路と並列に設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 圧縮機、凝縮器、切替弁、第1の絞り
    装置、冷蔵用冷却器、逆止弁を冷媒配管で順次接続し冷
    媒回路を形成すると共に、前記第1の絞り装置とは絞り
    量が異なり、且つ管内径の異なる第2の絞り装置、製氷
    用冷却器及び冷凍冷蔵用冷却器と直列接続した回路を前
    記第1の絞り装置、冷蔵用冷却器および逆止弁との直列
    回路と並列に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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