JP2003194437A - 残油回収方法 - Google Patents

残油回収方法

Info

Publication number
JP2003194437A
JP2003194437A JP2001391334A JP2001391334A JP2003194437A JP 2003194437 A JP2003194437 A JP 2003194437A JP 2001391334 A JP2001391334 A JP 2001391334A JP 2001391334 A JP2001391334 A JP 2001391334A JP 2003194437 A JP2003194437 A JP 2003194437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pipe
heat source
source unit
residual oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001391334A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yoshimi
敦史 吉見
Ryuzaburo Yajima
龍三郎 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2001391334A priority Critical patent/JP2003194437A/ja
Publication of JP2003194437A publication Critical patent/JP2003194437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機(11)と室内機(13)とがガス側連絡
管(24)及び液側連絡管(23)を介して接続された空気
調和装置(10)における冷媒回路(20)の残油を除去す
る方法について、その残油の除去に要する手間を低減す
ると共に、残油を効果的に除去する。 【解決手段】 液側連絡管(23)と室外機(11)との間
を開放する一方、ガス側連絡管(24)と室外機(11)と
の間を閉鎖すると共に、ガス側連絡管(24)に設けられ
たガス側ポート(28)に冷媒の回収器(40)を接続し、
この回収器(40)に冷媒回路(20)の冷媒を収容するこ
とによって、冷媒回路(20)の残油を回収器(40)に回
収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の冷
媒配管内に残留している残油を回収する残油回収方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行
う冷媒回路を備えた空気調和装置には、CFC系冷媒や
HCFC系冷媒が利用されていたが、オゾン層破壊等の
環境上の問題があった。したがって、これら従来の冷媒
に代えて、環境上の問題が少ないHFC(ハイドロフル
オロカーボン)系冷媒を利用することが望ましい。
【0003】このため、近年、CFC系冷媒やHCFC
系冷媒用の室内機及び室外機を、新しくHFC系冷媒用
のものに交換することが広く行われている。そして、こ
のとき、室内機と室外機とを連絡している既設の冷媒配
管(ガス配管、液配管)をそのまま流用することが知ら
れている。
【0004】ところで、HFC系冷媒を利用する交換後
の冷媒回路では、潤滑油に合成油が用いられるのに対
し、従来のCFC系冷媒等を利用する交換前の冷媒回路
では、潤滑油に鉱油が用いられており、この鉱油はHF
C系冷媒に溶けない。
【0005】したがって、上記既設の冷媒配管内に、圧
縮機の潤滑油である鉱油が付着して残留していると、新
設の冷媒回路において、異物(コンタミネーション)が
生じ、絞り機構を閉塞したり、圧縮機を損傷するという
問題が生ずる。
【0006】そこで、本願出願人は、例えば特願平9−
295641号公報に示すように、既設の冷媒回路から
室外機と室内機を取り外し、室外機の代わりに洗浄ユニ
ットを取り付けるとともに、室内機の代わりに連絡配管
を取り付けて洗浄回路を構成し、該洗浄回路に洗浄媒体
としての液冷媒を循環させながら、洗浄ユニット内に設
けた分離器で液冷媒から残油や異物を分離することによ
って、冷媒配管から該配管内に残留している残油を除去
することを提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案のも
のでは、ガス配管及び液配管内の残油を除去する目的
で、ガス配管及び液配管の双方から冷媒を予め取り除い
た後、冷媒回路から室内機及び室外機をそれぞれ離脱さ
せ、その後、室内機及び室外機の代わりに連絡配管及び
洗浄ユニットをそれぞれ取り付ける必要がある。したが
って、ガス配管及び液配管内の双方から残油を除去する
ために、手間がかかるという問題がある。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、冷媒配管に残留してい
る残油を除去するための方法に工夫を凝らすことによ
り、残油の除去に要する手間を低減すると共に、残油を
効果的に除去しようとすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、液配管と熱源ユニットとの間と、
ガス配管と熱源ユニットとの間との何れか一方を閉鎖
し、その閉鎖側から冷媒回路の残油を冷媒と共に回収器
に回収するようにした。
【0010】具体的に、第1の発明は、熱源ユニット
(11)と利用ユニット(13)とがガス配管(24)及び液
配管(23)を介して接続され、蒸気圧縮式冷凍サイクル
を行う冷媒回路(20)を備えた空気調和装置において、
上記液配管(23)と熱源ユニット(11)との間と、上記
ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との間との何れか
一方を閉鎖位置で閉鎖し、該閉鎖位置近傍に設けられた
第1ポート(27,28)を介して冷媒を回収器(40)に収
容する冷媒収容動作を行い、該回収器(40)に冷媒回路
(20)の残油を回収する。
【0011】上記の発明によると、まず、液配管(23)
と熱源ユニット(11)との間と、ガス配管(24)と熱源
ユニット(11)との間との何れか一方を閉鎖位置で閉鎖
する。そして、この閉鎖位置近傍の第1ポート(27,2
8)を介して、冷媒回路(20)の冷媒を回収器(40)へ
吸引して収容する。このとき、冷媒は、閉鎖位置から冷
媒回路(20)を一周して第1ポート(27,28)へ向かう
所定の方向に沿って、該冷媒回路(20)内を流通する。
すなわち、冷媒が冷媒回路(20)内を異なる2つの方向
に分かれて流れることがないため、ガス配管(24)及び
液配管(23)のうち第1ポート(27,28)から遠い位置
にある方の配管にも、充分な量の冷媒が流通する。そし
て、この冷媒の流れによって上記両配管(23,24)内の
残油が効果的に押し流される。その結果、冷媒回路(2
0)内の残油は、冷媒と共に回収器(40)に容易に回収
される。
【0012】第2の発明は、熱源ユニット(11)と利用
ユニット(13)とがガス配管(24)及び液配管(23)を
介して接続され、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回
路(20)を備えた空気調和装置において、上記液配管
(23)と熱源ユニット(11)との間を開放する一方、上
記ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との間を閉鎖す
ると共に、ガス配管(24)に設けられた第1ポート(2
7,28)に冷媒の回収器(40)を接続し、該回収器(40)
に冷媒回路(20)の冷媒を収容する冷媒収容動作を行
い、該回収器(40)に上記冷媒回路(20)の残油を回収
する。
【0013】上記の発明によると、まず、液配管(23)
と熱源ユニット(11)との間が開放された状態で、ガス
配管(24)と熱源ユニット(11)との間を閉鎖する。続
いて、ガス配管(24)に設けられた第1ポート(27,2
8)に回収器(40)を接続する。そして、第1ポート(2
7,28)を介して、冷媒回路(20)の冷媒を回収器(40)
へ吸引して収容する。このとき、冷媒は、熱源ユニット
(11)、液配管(23)、利用ユニット(13)、ガス配管
(24)及び第1ポート(27,28)の順に冷媒回路(20)
を一周する方向に沿って流通する。従って、熱源ユニッ
ト(11)内の冷媒が液配管(23)及びガス配管(24)の
双方に流通するため、この両配管(23,24)内の残油が
充分に押し流される。その結果、冷媒回路(20)内の残
油は、冷媒と共に回収器(40)に容易に回収される。
【0014】第3の発明は、熱源ユニット(11)と利用
ユニット(13)とがガス配管(24)及び液配管(23)を
介して接続され、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回
路(20)を備えた空気調和装置において、上記ガス配管
(24)と熱源ユニット(11)との間を開放する一方、上
記液配管(23)と熱源ユニット(11)との間を閉鎖する
と共に、液配管(23)に設けられた第1ポート(27,2
8)に冷媒の回収器(40)を接続し、該回収器(40)に
冷媒回路(20)の冷媒を収容する冷媒収容動作を行い、
該回収器(40)に上記冷媒回路(20)の残油を回収す
る。
【0015】上記の発明によると、まず、ガス配管(2
4)と熱源ユニット(11)との間が開放された状態で、
液配管(23)と熱源ユニット(11)との間を閉鎖する。
続いて、液配管(23)に設けられた第1ポート(27,2
8)に回収器(40)を接続する。そして、第1ポート(2
7,28)を介して、冷媒回路(20)の冷媒を回収器(40)
へ吸引して収容する。このとき、冷媒は、熱源ユニット
(11)、ガス配管(24)、利用ユニット(13)、液配管
(23)及び第1ポート(27,28)の順に冷媒回路(20)
を一周する方向に沿って流通する。従って、熱源ユニッ
ト(11)内の冷媒がガス配管(24)及び液配管(23)の
双方に流通するため、この両配管(23,24)内の残油が
充分に押し流される。その結果、冷媒回路(20)内の残
油は、冷媒と共に回収器(40)に容易に回収される。
【0016】第4の発明は、上記第1〜3の何れか1つ
の発明において、上記液配管(23)と熱源ユニット(1
1)との間を開閉するための液側閉鎖弁(25)と、上記
ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との間を開閉する
ためのガス側閉鎖弁(26)とが設けられており、上記液
側閉鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)のうち冷媒収容
時に開放される側の閉鎖弁の開度を調整し、通過する冷
媒を減圧する。
【0017】この発明によると、第1ポート(27,28)
を介して冷媒回路(20)の冷媒を回収器(40)へ収容す
るときに、液側閉鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)の
うち開放されている側の閉鎖弁の開度が調整される。す
なわち、その閉鎖弁の開度が全開状態よりも小さくされ
て、閉鎖弁における流通路が絞られる。こうして、この
閉鎖弁を通過する冷媒は減圧されてガス状態に変化す
る。したがって、ガス状態の冷媒が流通することで液配
管(23)及びガス配管(24)内の残油が効果的に押し流
され、回収器(40)に回収される。
【0018】第5の発明は、上記第1〜4の何れか1つ
の発明において、上記回収器(40)への冷媒収容前に、
液配管(23)と熱源ユニット(11)との間を閉鎖した状
態で冷媒回路(20)が有する圧縮機(30)を作動させ
て、該冷媒回路(20)中の冷媒を熱源ユニット(11)に
回収する。
【0019】上記の発明によると、冷媒回路(20)中の
冷媒は、回収器(40)への収容経路において最も上流側
に位置する熱源ユニット(11)に一旦回収される。そし
て、この熱源ユニット(11)に回収された冷媒が、その
下流側に位置する液配管(23)及びガス配管(24)の双
方に流通する。したがって、冷媒回路(20)中の全ての
冷媒が上記両配管(23,24)内を有効に流通する。
【0020】第6の発明は、上記第2〜5の何れか1つ
の発明において、上記冷媒収容動作を行った後、冷媒を
冷媒回路(20)へ導入する冷媒充填動作と上記冷媒収容
動作とを所定回数行う。
【0021】この発明によると、冷媒回路(20)中の冷
媒が残油と共に回収器(40)へ回収された後に、冷媒が
冷媒回路(20)へ導入される。そして、この冷媒回路
(20)に導入された冷媒が再び回収器(40)へ収容され
る。こうして、冷媒回路(20)から回収器(40)への冷
媒の収容が繰り返されることにより、冷媒回路(20)内
の残油が確実に回収される。
【0022】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記冷媒充填動作を行う際に、液配管(23)と熱源ユニ
ット(11)との間と、ガス配管(24)と熱源ユニット
(11)との間との何れか一方を開放状態とする。
【0023】このことにより、冷媒の回収器(40)への
収容時だけでなく、冷媒の冷媒回路(20)への導入時に
も、冷媒回路(20)を一周する方向に沿って流通するた
め、液配管(23)及びガス配管(24)の双方に充分な量
の冷媒が流通する。
【0024】第8の発明は、上記第6の発明において、
上記冷媒充填動作は、上記ガス配管(24)及び液配管
(23)のうち上記冷媒収容時に開放される側の配管に設
けられた第2ポート(27,28)を介して冷媒を供給す
る。
【0025】この発明によると、冷媒回路(20)へ導入
される冷媒は、第2ポート(27,28)から第1ポート(2
7,28)へ向かって冷媒回路(20)内を流通する。すなわ
ち、冷媒は、回収器(40)への収容時だけでなく、冷媒
回路(20)への導入時にも第1ポート(27,28)へ向か
って同一方向に押し流される。
【0026】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記第2ポート(27,28)を介して冷媒回路(20)へ冷
媒を導入する冷媒充填動作を行うと同時に、上記第1ポ
ート(27,28)を介して回収器(40)へ冷媒を収容する
冷媒収容動作を行う。
【0027】このようにすることで、冷媒は、第2ポー
ト(27,28)から第1ポート(27,28)へ向かって連続的
に流通する。従って、比較的短時間で冷媒回路(20)中
の残油が回収される。また、冷媒回路(20)から冷媒を
吸引して収容する際に、その吸引に伴う冷媒回路(20)
中の圧力の低下が抑制されるため、流通する冷媒の流速
の低下が効果的に抑制される。
【0028】第10の発明は、上記第6〜8の何れか1
つの発明において、上記冷媒充填動作は、液配管(23)
と熱源ユニット(11)との間と、ガス配管(24)と熱源
ユニット(11)との間との双方を閉鎖した状態で、液配
管(23)側及びガス配管(24)側に冷媒を導入する。
【0029】上記の発明によると、冷媒回路(20)への
冷媒導入時に、液配管(23)、ガス配管(24)及び利用
ユニット(13)へのみ冷媒が供給される。すなわち、熱
源ユニット(11)以外の液配管(23)やガス配管(24)
に専ら重点的に冷媒を流通させることで、その内部の残
油が効率よく回収される。
【0030】第11の発明は、上記第6〜10の何れか
1つの発明において、上記冷媒充填動作における導入冷
媒は、回収器(40)に一旦収容された冷媒である。この
ことにより、残油回収のために新たに冷媒を用いないの
で、コストが低減される。
【0031】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記冷媒を冷媒回路(20)へ導入する前に、該冷媒
に含まれる残油を油分離器(41)により予め分離除去す
る。
【0032】こうすることで、冷媒回路(20)から回収
器(40)へ収容された冷媒は、冷媒回路(20)へ導入さ
れる前に、その冷媒に含まれる残油が油分離器(41)に
より分離除去される。従って、一旦回収した残油が再び
冷媒回路(20)へ戻らないため、回収器(40)に収容し
た冷媒により効果的に残油の回収が行われる。
【0033】第13の発明は、上記第6〜10の何れか
1つの発明において、上記冷媒充填動作における導入冷
媒は、未使用の冷媒である。このことにより、冷媒回路
(20)への冷媒導入時に、残油等の異物の混入が確実に
防止される。
【0034】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、空気
調和装置(10)の概略構成を示しており、この空気調和
装置(10)は、冷房運転と暖房運転とを切り換えて行う
ように構成されている。
【0035】図1に示すように、上記空気調和装置(1
0)は、冷媒が循環して蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う
冷媒回路(20)を備えている。この冷媒回路(20)は、
室外回路(21)、室内回路(22)、液配管たる液側連絡
管(23)、及びガス配管たるガス側連絡管(24)により
構成されている。室外回路(21)は、熱源ユニットたる
室外機(11)に設けられる一方、室内回路(22)は、利
用ユニットたる室内機(13)に設けられている。換言す
れば、熱源ユニット(11)と利用ユニット(13)とがガ
ス配管(24)及び液配管(23)を介して接続されてい
る。そして、室外機(11)には、室外ファン(12)が設
けられている。また、室内機(13)には、室内ファン
(14)が設けられている。
【0036】室外機(11)は、圧縮機(30)と四路切換
弁(33)と熱源側熱交換器(34)と膨張機構(36)とを
備えている。すなわち、室外回路(21)は、圧縮機(3
0)、四路切換弁(33)、熱源側熱交換器たる室外熱交
換器(34)、アキュムレータ(35)、及び開度調整自在
な電動膨張弁(36)がそれぞれ冷媒配管により接続され
ることにより構成されている。アキュムレータ(35)
は、円筒容器状に形成されていて、圧縮機(30)の吸入
ポート(31)へ向かう冷媒から液冷媒を分離して内部に
貯留する一方、それ以外のガス冷媒を圧縮機(30)へ供
給するためのものである。
【0037】また、室外回路(21)には、液側連絡管
(23)と室外機(11)との間を開閉するための液側閉鎖
弁(25)と、ガス側連絡管(24)と室外機(11)との間
を開閉するためのガス側閉鎖弁(26)とがそれぞれ設け
られている。液側閉鎖弁(25)は、室外回路(21)と液
側連絡管(23)との接続部分に配設されており、開閉可
能に構成されている。一方、ガス側閉鎖弁(26)は、室
外回路(21)とガス側連絡管(24)との接続部分に配設
されており、開閉可能に構成されている。
【0038】そして、四路切換弁(33)は第1〜第4の
連絡口(33a,33b,…)を有している。そして、上記室外
回路(21)において、第1連絡口(33a)は、圧縮機(3
0)の吐出ポート(32)に接続されている。第2連絡口
(33b)は、室外熱交換器(34)の一端に接続されてい
る。第3連絡口(33c)は、アキュムレータ(35)を介
して圧縮機(30)の吸入ポート(31)に接続されてい
る。そして、第4連絡口(33d)は、ガス側閉鎖弁(2
6)に接続されている。
【0039】室外熱交換器(34)の他端は、電動膨張弁
(36)の一端に接続されている。さらに、電動膨張弁
(36)の他端は、液側閉鎖弁(25)に接続されている。
【0040】一方、室内機(13)は、利用側熱交換器
(37)を備えている。すなわち、室内回路(22)には、
利用側熱交換器たる室内熱交換器(37)が設けられてい
る。室内熱交換器(37)の両端には、液側フレア(38)
及びガス側フレア(39)がそれぞれ配設されている。
【0041】そして、液側フレア(38)と液側閉鎖弁
(25)とが液側連絡管(23)により接続される一方、ガ
ス側フレア(39)とガス側閉鎖弁(26)とがガス側連絡
管(24)により接続されることによって、室内回路(2
2)と室外回路(21)とが接続されている。つまり、ガ
ス側連絡管(24)及び液側連絡管(23)は、熱源ユニッ
ト(11)と利用ユニット(13)とを連結している。ま
た、空気調和装置(10)の設置後において、液側閉鎖弁
(25)及びガス側閉鎖弁(26)は、それぞれ開放状態と
されて通常の空気調和運転が行われる。
【0042】圧縮機(30)は、密閉型で高圧ドーム型に
構成されている。具体的に、この圧縮機(30)は、スク
ロール型の圧縮機構と、該圧縮機構を駆動する電動機と
を、円筒状のハウジングに収納して構成されている。吸
入ポート(31)から吸い込まれた冷媒は、圧縮機構へ直
接導入される。圧縮機構で圧縮された冷媒は、一旦ハウ
ジング内に吐出された後に吐出ポート(32)から送り出
される。尚、圧縮機構及び電動機は、図示を省略する。
【0043】室外熱交換器(34)は、クロスフィン式の
フィン・アンド・チューブ型熱交換器により構成されて
いる。この室外熱交換器(34)には、室外ファン(12)
によって室外空気が供給される。そして、室外熱交換器
(34)は、冷媒回路(20)を循環する冷媒と室外空気と
を熱交換させるようにしている。
【0044】室内熱交換器(37)は、上記室外熱交換器
(34)と同様に、クロスフィン式のフィン・アンド・チ
ューブ型熱交換器により構成されている。この室内熱交
換器(37)には、室内ファン(14)によって室内空気が
供給される。そして、室内熱交換器(37)は、冷媒回路
(20)の冷媒と室内空気とを熱交換させるようにしてい
る。
【0045】四路切換弁(33)は、第1連絡口(33a)
及び第4連絡口(33d)が連通し且つ第2連絡口(33b)
及び第3連絡口(33c)が連通する状態(図1に実線で
示す状態)と、第1連絡口(33a)及び第2連絡口(33
b)が連通し且つ第3連絡口(33c)及び第4連絡口(33
d)が連通する状態(図1に破線で示す状態)との何れ
かの状態に切り換わるように構成されている。そして、
この四路切換弁(33)の切換動作によって、冷媒回路
(20)における冷媒の循環方向が反転し、暖房運転又は
冷房運転に切換変更するようにしている。
【0046】そして、図1に示すように、液側閉鎖弁
(25)の近傍における液側連絡管(23)には、液側ポー
ト(27)が配設されている。一方、ガス側閉鎖弁(26)
の近傍におけるガス側連絡管(24)には、ガス側ポート
(28)が配設されている。これらのポート(27,28)
は、通常の運転時には閉鎖されている。そして、図2及
び図3に示すように、冷媒回路(20)内の残油の回収
時、及び冷媒回路(20)への冷媒の導入時に、この冷媒
回路(20)には、回収器(40)や冷媒再生器(41)等が
接続さる。
【0047】回収器(40)は、冷媒回路(20)内の冷媒
を吸引して内部に収容するためのものである。また、本
実施形態では、内部に収容した冷媒を吐出して冷媒回路
(20)中へ供給するように構成されている。すなわち、
図示は省略するが、回収器(40)は、その内部に、冷媒
を吸入又は排出するためのポンプ部と、吸入した冷媒を
収容するための収容部とを有している。
【0048】図4に拡大して示すように、冷媒再生器
(41)は、例えば円筒形状の本体部(50)を有してい
る。この本体部(50)の外周側面には、第1接続部(5
1)が、また上部には、第2接続部(52)がそれぞれ本
体部の内部に連通するように設けられている。さらに、
本体部の下側部分には、電気ヒータ(53)が伝熱可能に
取り付けられている。このようにして、第1接続部(5
1)から供給される液冷媒を本体部(50)内で電気ヒー
タ(53)により加熱してガス状態に変化させ、油を分離
除去した後、油以外のガス冷媒のみを第2接続部(52)
から外部へ排出するようにしている。
【0049】−運転動作− 次に、空気調和装置(10)の通常の運転動作について説
明する。この空気調和装置(10)は、上記冷媒回路(2
0)を冷房サイクルで運転する冷房運転と、冷媒回路(2
0)を暖房サイクルで運転する暖房運転とを切り換えて
行う。
【0050】《冷房運転》まず、冷房運転について説明
する。室内機(13)を運転させる冷房運転時には、四路
切換弁(33)が図1に破線で示す状態に切り換えられ
る。また、室外ファン(12)及び室内ファン(14)がそ
れぞれ運転される。この状態で冷媒回路(20)を冷媒が
循環する。そして、室外熱交換器(34)を凝縮器とする
一方、室内熱交換器(37)を蒸発器として冷凍サイクル
が行われる。
【0051】すなわち、圧縮機(30)の吐出ポート(3
2)から吐出されたガス冷媒は、四路切換弁(33)の第
1連絡口(33a)に流入し、第2連絡口(33b)から流出
する。そして、この第2連絡口(33b)から流出する冷
媒は、室外熱交換器(34)へ供給される。
【0052】室外熱交換器(34)では、冷媒が室外空気
に対して放熱して凝縮する。凝縮した冷媒は、電動膨張
弁(36)及び液側閉鎖弁(25)を介して液側連絡管(2
3)側へ向かって流通する。すなわち、電動膨張弁(3
6)では、送り込まれた高圧液冷媒が減圧される。そし
て、電動膨張弁(36)で減圧された冷媒は、その後に液
側閉鎖弁(25)を通過して、液側連絡管(23)内を流通
する。
【0053】液側連絡管(23)を通過した冷媒は、液側
フレア(38)を介して室内熱交換器(37)へ送られる。
この室内熱交換器(37)では、冷媒が室内空気から吸熱
して蒸発する。つまり、室内熱交換器(37)では、室内
機(13)に取り込まれた室内空気が冷媒に対して放熱す
る。この放熱によって室内空気の温度が低下し、低温の
調和空気が生成する。生成した調和空気は、室内機(1
3)から室内へ供給されて冷房に利用される。
【0054】室内熱交換器(37)で蒸発した冷媒は、ガ
ス側フレア(39)を介してガス側連絡管(24)へ送られ
る。その後、ガス側連絡管(24)を流通したガス冷媒
は、ガス側閉鎖弁(26)を介して四路切換弁(33)の第
4ポート(33d)に流入し、第3連絡口(33c)から流出
する。そして、この第3連絡口(33c)から流出する冷
媒は、アキュムレータ(35)に供給される。このアキュ
ムレータ(35)では、流入した冷媒から液状態の冷媒が
分離して取り除かれる。その後、分離後のガス冷媒だけ
が吸入ポート(31)を介して圧縮機(30)へ吸入され
る。圧縮機(30)は、吸入した冷媒を圧縮して再び吐出
ポート(32)から吐出する。冷媒回路(20)では、以上
のように冷媒が循環して冷房サイクルが行われる。
【0055】《暖房運転》次に、暖房運転について説明
する。室内機(13)を運転させる暖房運転時には、四路
切換弁(33)が図1に実線で示す状態に切り換えられ
る。また、室外ファン(12)及び室内ファン(14)が運
転される。この状態で冷媒回路(20)を冷媒が循環し、
室内熱交換器(37)を凝縮器とする一方、室外熱交換器
(34)を蒸発器として冷凍サイクルが行われる。
【0056】すなわち、圧縮機(30)の吐出ポート(3
2)から吐出されたガス冷媒は、四路切換弁(33)の第
1連絡口(33a)に流入し、第4連絡口(33d)から流出
する。そして、この第4連絡口(33d)から流出する冷
媒は、その後にガス側閉鎖弁(26)を通過して、ガス側
連絡管(24)内を流通する。
【0057】ガス側連絡管(24)を通過した冷媒は、ガ
ス側フレア(39)を介して室内熱交換器(37)へ送られ
る。この室内熱交換器(37)では、冷媒が室内空気に対
して放熱して凝縮する。つまり、室内熱交換器(37)で
は、室内機(13)に取り込まれた室内空気が冷媒によっ
て加熱される。この加熱によって室内空気の温度が上昇
し、暖かい調和空気が生成する。生成した調和空気は、
室内機(13)から室内へ供給されて暖房に利用される。
【0058】室内熱交換器(37)で凝縮した冷媒は、液
側フレア(38)を介して液側連絡管(23)へ送られる。
その後、液側連絡管(23)を流通した液冷媒は、液側閉
鎖弁(25)及び電動膨張弁(36)を介して室外熱交換器
(34)へ送られる。
【0059】電動膨張弁(36)では、送り込まれた高圧
液冷媒が減圧される。そして、電動膨張弁(36)で減圧
されて、気液2相状態となった冷媒は、その後に室外熱
交換器(34)へ送られる。室外熱交換器(34)では、そ
の冷媒が室外空気から吸熱して蒸発する。
【0060】室外熱交換器(34)で蒸発した冷媒は、四
路切換弁(33)の第2ポート(33b)に流入し、第3連
絡口(33c)から流出する。そして、この第3連絡口(3
3c)から流出する冷媒は、アキュムレータ(35)に供給
される。その後、アキュムレータ(35)により分離され
たガス冷媒だけが吸入ポート(31)を介して圧縮機(3
0)へ吸入される。圧縮機(30)は、吸入した冷媒を圧
縮して再び吐出ポート(32)から吐出する。冷媒回路
(20)では、以上のように冷媒が循環して暖房サイクル
が行われる。
【0061】−残油回収方法− 次に、本実施形態に係る配管内の残油回収方法につい
て、図2〜図4をそれぞれ参照して説明する。すなわ
ち、上記空気調和装置(10)の液側連絡管(23)及びガ
ス側連絡管(24)を再利用する目的で、これら配管(2
3,24)内の残油を回収する。
【0062】《ポンプダウン》まず、後述する回収器
(40)への冷媒収容前に、液側連絡管(23)と室外機
(11)との間を閉鎖した状態で圧縮機(30)を作動させ
て、冷媒回路(20)中の冷媒を室外機(11)に回収す
る。
【0063】すなわち、図2に破線で示すように、冷媒
回路(20)が冷房サイクルを行うように四路切換弁(3
3)を切り換える。つまり、第1連絡口(33a)及び第2
連絡口(33b)が連通し且つ第4連絡口(33d)及び第3
連絡口(33c)が連通する状態とする。加えて、液側閉
鎖弁(25)を閉鎖した状態で圧縮機(30)を作動させ
る。こうすることで、冷媒回路(20)中の冷媒が、室外
回路(21)における圧縮機(30)と液側閉鎖弁(25)と
の間に溜め込まれる(ポンプダウン)。
【0064】《冷媒の収容》そして、この後、液側連絡
管(23)と室外機(11)との間と、ガス側連絡管(24)
と室外機(11)との間との何れか一方を閉鎖位置で閉鎖
し、該閉鎖位置近傍に設けられた第1ポートを介して冷
媒を回収器(40)に収容する冷媒収容動作を行い、該回
収器(40)に冷媒回路(20)の残油を回収する。
【0065】具体的に、まず、図2に実線で示すよう
に、冷媒回路(20)が暖房サイクルを行うように四路切
換弁(33)を切り換える。つまり、第1連絡口(33a)
及び第4連絡口(33d)が連通し且つ第2連絡口(33b)
及び第3連絡口(33c)が連通する状態とする。
【0066】また、液側閉鎖弁(25)を開状態とするこ
とで液側連絡管(23)と室外機(11)との間を開放する
一方、ガス側閉鎖弁(26)を閉状態とすることでガス側
連絡管(24)と室外機(11)との間を閉鎖すると共に、
ガス側連絡管(24)に設けられた第1ポートたるガス側
ポート(28)に冷媒の回収器(40)を接続する。
【0067】さらに、このとき、本実施形態では、液側
閉鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)のうち冷媒収容時
に開放される側の閉鎖弁の開度を調整し、通過する冷媒
を減圧する。つまり、液側閉鎖弁(25)の開度が全開状
態よりも小さくされて、液側閉鎖弁(25)における流通
路が絞られる。
【0068】続いて、回収器(40)を吸引作動させて、
この回収器(40)に冷媒回路(20)の冷媒を収容する。
このとき、図2に矢印で示すように、一旦室外機(11)
内に溜め込まれた冷媒は、室外機(11)、液側連絡管
(23)、室内機(13)、ガス側連絡管(24)及びガス側
ポート(28)の順に冷媒回路(20)を一周する方向に沿
って流通する。
【0069】そして、液側閉鎖弁(25)を通過する冷媒
は、この液側閉鎖弁(25)により減圧されてガス状態に
変化する。従って、室外機(11)内の冷媒は、ガス状態
で液側連絡管(23)及びガス側連絡管(24)の双方に流
通し、この両配管内(23,24)の残油を回収器(40)側
へ押し流す。このようにして、回収器(40)に冷媒回路
(20)の残油を冷媒と共に回収する。
【0070】《冷媒の導入》その後、上記説明した回収
器(40)への冷媒収容動作を行った後、冷媒を冷媒回路
(20)へ導入する冷媒充填動作を行い、この冷媒充填動
作と上記冷媒収容動作とを所定回数(例えば3回程度)
繰り返す。
【0071】まず、回収器(40)をガス側ポート(28)
から離脱させ、液側閉鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(2
6)の開閉状態を切り換える。すなわち、冷媒充填動作
を行う際に、液側連絡管(23)と室外機(11)との間
と、ガス側連絡管(24)と室外機(11)との間との何れ
か一方を開放状態とする。この実施形態では、液側閉鎖
弁(25)を開状態とする一方、ガス側閉鎖弁(26)を閉
状態とする。
【0072】その後、回収器(40)を、後述の油分離器
たる冷媒再生器(41)を介して液側ポート(27)に接続
する。そして、回収器(40)を吐出作動させて、この回
収器(40)に一旦収容された冷媒を冷媒回路(20)中へ
導入する。このとき、ガス側連絡管(24)及び液側連絡
管(23)のうち冷媒収容時に開放される側の配管、つま
り液側連絡管(23)に設けられた第2ポートたる液側ポ
ート(27)を介して冷媒を供給する。このように、この
冷媒再生器(41)を設けることで、冷媒を冷媒回路(2
0)へ導入する前に、この冷媒に含まれる残油を予め分
離除去する。
【0073】そのとき、図3に矢印で示すように、回収
器(40)から冷媒回路(20)へ導入される冷媒は、液側
ポート(27)から、液側連絡管(23)、室内機(13)、
ガス側連絡管(24)及び室外機(11)へ順番に流通す
る。すなわち、冷媒は、液側連絡管(23)及びガス側連
絡管(24)の双方を、上記回収器(40)への収容時と同
じ方向に流通する。
【0074】引き続いて、冷媒回路(20)への冷媒の導
入が終了した後、上記説明した冷媒収容の処理と同じ方
法により、冷媒回路(20)中の冷媒を再び回収器(40)
へ収容することで該冷媒回路(20)の残油を回収する。
【0075】以上のようにして、液側連絡管(23)及び
ガス側連絡管(24)内の残油を、冷媒とともに回収器
(40)内に回収する。その後、室外機(11)は、液側閉
鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)の配設部分で分離さ
れる一方、室内機(13)は、液側フレア(38)及びガス
側フレア(39)の配設部分で分離される。こうして、残
された液側連絡管(23)及びガス側連絡管(24)は、例
えばHFC系冷媒用の新しい室外機及び室内機がそれぞ
れ接続されて再利用される。
【0076】以上説明したように、この実施形態による
と、室外機(11)、液側連絡管(23)、室内機(13)、
ガス側連絡管(24)及び液側ポート(27)の順に、冷媒
回路(20)を一周する方向に沿って冷媒を流通させるこ
とができる。従って、室外機(11)内の冷媒を液側連絡
管(23)及びガス側連絡管(24)の双方に充分に流通さ
せることができる。
【0077】従って、両配管(23,24)内の残油を充分
に押し流して、冷媒回路(20)内の残油を、冷媒と共に
回収器(40)に容易に回収することが可能となる。
【0078】そして、冷媒の収容時に液側閉鎖弁(25)
を絞って、該冷媒をガス状態にしたので、このガス状態
の冷媒を流通させることで液側連絡管(23)及びガス側
連絡管(24)内の残油を効果的に押し流すことができ
る。
【0079】また、回収器(40)への冷媒収容前に、圧
縮機(30)を作動させて冷媒回路(20)中の冷媒を、回
収器(40)への収容経路において最も上流側に位置する
室外機(11)に一旦回収するようにしたので、多量の冷
媒をその下流側に位置する液側連絡管(23)及びガス側
連絡管(24)の双方に流通させることができる。
【0080】加えて、冷媒回路(20)から回収器(40)
への冷媒の収容を繰り返すようにしたので、冷媒回路
(20)内の残油を確実に回収することができる。
【0081】さらに、冷媒充填動作を行う際に、液側閉
鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)の何れか一方を開放
状態とし、液側閉鎖弁(25)とは反対側のガス側閉鎖弁
(26)を介して供給するようにしたので、冷媒の回収器
(40)への収容時だけでなく、冷媒の冷媒回路(20)へ
の導入時にも、液側連絡管(23)及びガス側連絡管(2
4)の双方に同一方向に充分な量の冷媒が流通させるこ
とができる。
【0082】また、冷媒充填動作における導入冷媒を、
回収器(40)に一旦収容されたものとすることにより、
残油回収のために新たに冷媒を用いないので、コストを
低減することができる。さらに、このとき、導入する冷
媒から残油を冷媒再生器(41)により予め分離除去する
ようにしたので、一旦回収した残油によって冷媒回路
(20)が汚染されるのを未然に防止することができる。
【0083】尚、この実施形態1では、一旦回収器(4
0)に回収した冷媒を冷媒回路(20)内に導入するよう
にしたが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、例えば図5に示すように、回収器(40)の代
わりに未使用の冷媒が充填されている冷媒ボンベ(42)
を接続し、この清浄な冷媒を冷媒回路(20)に導入する
ようにしてもよい。
【0084】また、この実施形態では、液側閉鎖弁(2
5)及びガス側閉鎖弁(26)をそれぞれ閉鎖位置とし、
この閉鎖位置よりも液側連絡管(23)側及びガス側連絡
管(24)側に第2ポート(27)及び第1ポート(28)を
それぞれ設けるようにしたが、本発明はこれに限定され
ない。すなわち、本発明は、上記閉鎖位置の近傍に第1
ポート及び第2ポートを設けるようにすればよく、例え
ば第1ポート(28)をガス側閉鎖弁(26)よりも四路切
換弁(33)側に設ける一方、第2ポート(27)を液側閉
鎖弁(25)よりも膨張弁(36)側に設けるようにしても
よい。そのとき、冷媒収容時及び冷媒導入時のそれぞれ
における冷媒の循環方向は、この実施形態1の場合とは
逆方向となるが、液側連絡管(23)及びガス側連絡管
(24)の双方に充分な量の冷媒を流通させて、効果的に
残油を回収することができる。
【0085】そして、冷媒収容時に開放する側の閉鎖弁
である液側閉鎖弁(25)の開度を調整して流路を絞るよ
うにしたが、この閉鎖弁(25)を全開状態として冷媒を
収容するようにしてもよい。
【0086】さらに、冷媒を回収器(40へ)収容する前
に、予めポンプダウンし、冷媒回(20)路の冷媒を室外
機(11)内へ一旦溜めるようにしたが、このようなポン
プダウンを省略するようにしてもよい。
【0087】そして、この実施形態では、冷媒導入時に
冷媒回路(20)に接続される回収器(40)は、冷媒収容
時に接続する第1ポート(28)とは異なるもう一方の第
2ポート(27)に接続するようにしたが、本発明は、こ
れに限定されるものではない。つまり、冷媒導入時にも
冷媒収容時と同じ第1ポート(28)に接続するようにし
てもよい。
【0088】また、冷媒再生器(41)は必ずしも設ける
必要はないが、冷媒回路(20)内の効率的な残油回収の
観点から、設けるようにすることが望ましい。また、こ
の冷媒再生器(41)は、図4に示したものに限定され
ず、冷媒から油を除去するものであればその他の構成を
有するものとしてもよいのは勿論である。
【0089】(実施形態2)図6は、本発明の実施形態
2を示し(尚、以下の各実施形態では、図1〜図4と同
じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明は
省略する)、上記実施形態1において冷媒回路(20)内
へ冷媒を導入する際に、液側閉鎖弁(25)及びガス側閉
鎖弁(26)の開閉状態を変更するようにしたものであ
る。
【0090】すなわち、この実施形態2における残油除
去方法では、冷媒充填動作を行う際に、液側閉鎖弁(2
5)及びガス側閉鎖弁(26)の双方を閉鎖状態とする。
したがって、液側連絡管(23)と室外機(11)との間
と、ガス側連絡管(24)と室外機(11)との間との双方
を閉鎖した状態で、液側連絡管(23)側及びガス側連絡
管(24)側に冷媒を導入する。
【0091】そのとき、同図に矢印で示すように、回収
器(40)から冷媒回路(20)への冷媒導入時に、液側連
絡管(23)、ガス側連絡管(24)及び室内機(13)への
み冷媒が供給される。すなわち、室外機(11)以外の液
側連絡管(23)やガス側連絡管(24)に専ら重点的に冷
媒を流通させることで、その内部の残油を効率よく回収
することができる。
【0092】(実施形態3)図7は、本発明の実施形態
3を示し、上記実施形態1における冷媒回路(20)から
の冷媒の収容と、冷媒回路(20)への冷媒の導入とを同
時に行うようにしたものである。
【0093】そして、図示は省略するが、この実施形態
における回収器(40)は、2つのポンプ部を備えてい
る。一方のポンプ部がガス側ポート(28)を介して収容
部に冷媒を吸引すると同時に、他方のポンプ部が収容部
内の冷媒を吐出し、液側ポート(27)を介して冷媒回路
(20)へ再び冷媒を導入するように構成されている。
【0094】冷媒回路(20)内の残油の回収は、次のよ
うに行われる。まず、図7に示すように、ガス側ポート
(28)に回収器(40)の入口側を接続する。そして、回
収器(40)の出口側を、冷媒再生器(41)を介して液側
ポート(27)に配管(43)により接続する。このとき、
ガス側閉鎖弁(26)を閉鎖状態とする一方、液側閉鎖弁
(25)を開放状態とする。
【0095】その後、回収器(40)を吸引・吐出作動さ
せることにより、冷媒回路(20)内の冷媒をガス側ポー
ト(28)を介して内部に収容する一方、収容した冷媒を
配管(43)及び液側ポート(27)を介して冷媒回路(2
0)内へ導入する。
【0096】このようにして、第2ポートたる液側ポー
ト(27)を介して冷媒回路(20)へ冷媒を導入する冷媒
充填動作を行うと同時に、第1ポートたるガス側ポート
(28)を介して回収器(40)へ冷媒を収容する冷媒収容
動作を行う。
【0097】そのとき、同図に矢印で示すように、冷媒
は、液側ポート(27)から、液側連絡管(23)、室内機
(13)及びガス側連絡管(24)を順番に通り、ガス側ポ
ート(28)へ向かって一方向に連続的に流通する。従っ
て、比較的短時間で冷媒回路(20)中の残油を回収する
ことが可能となる。また、冷媒回路(20)から冷媒を吸
引して収容する際に、その吸引に伴う冷媒回路(20)中
の圧力の低下が抑制されるため、流通する冷媒の流速の
低下を効果的に抑制することができる。
【0098】尚、この実施形態では、この残油回収時
に、ガス側閉鎖弁(26)を閉鎖する一方、液側閉鎖弁
(25)を開放するようにしたが、双方の閉鎖弁(25,2
6)を閉鎖するようにしてもよい。このようにすると、
冷媒導入時に室外機(11)へ冷媒を流通させないで、液
側連絡管(23)、室内機(13)及びガス側連絡管(24)
にのみ冷媒を供給し、この液側連絡管(23)及びガス側
連絡管(24)の双方の残油を効果的に回収することがで
きる。
【0099】(実施形態4)図8及び図9は、本発明の
実施形態4を示し、上記実施形態1において、冷媒収容
時及び冷媒導入時に、回収器(40)を接続する接続位置
を変更したものである。
【0100】すなわち、上記実施形態1では、冷媒回収
時に回収器(40)をガス側ポート(28)へ接続したのに
対し、この実施形態4では、液側ポート(27)へ接続す
るようにしている。つまり、この実施形態における第1
ポートは、液側ポート(27)である。一方、実施形態1
では、冷媒導入時に回収器(40)を液側ポート(27)へ
接続したのに対し、この実施形態4では、ガス側ポート
(28)へ接続するようにしている。つまり、この実施形
態における第2ポートは、ガス側ポート(28)である。
【0101】そのとき、図8及び図9に矢印で示すよう
に、冷媒収容時及び冷媒導入時における冷媒の循環方向
は、上記実施形態1の場合とは全く逆方向となる。そし
て、この実施形態においても、上記実施形態1と同様の
効果を得ることができる。
【0102】尚、この実施形態では、一例として、実施
形態1における回収器(40)の接続位置を変更する場合
について説明したが、その他に、実施形態2における回
収器(40)の接続位置を変更するようにしてもよい。
【0103】すなわち、上記各実施形態では、冷媒収容
時にガス側ポート(28)を介して冷媒を排出する一方、
冷媒導入時に液側ポート(27)を介して冷媒を供給する
ようにしたが、それとは反対に、冷媒収容時に液側ポー
ト(27)を介して冷媒を排出する一方、冷媒導入時にガ
ス側ポート(28)を介して冷媒を供給するようにしても
よい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
液配管と熱源ユニットとの間と、ガス配管と熱源ユニッ
トとの間との何れか一方を閉鎖位置で閉鎖し、閉鎖位置
近傍に設けられた第1ポートを介して冷媒を回収器に収
容する冷媒収容動作を行い、回収器に冷媒回路の残油を
回収することにより、冷媒が冷媒回路内を異なる2つの
方向に分かれて流れることがないため、ガス配管及び液
配管の双方に充分な量の冷媒を流通させることができ
る。その結果、冷媒回路内の残油を冷媒により効果的に
押し流して、その冷媒と共に回収器に容易に回収するこ
とができる。
【0105】第4の発明によると、液配管と熱源ユニッ
トとの間を開閉するための液側閉鎖弁と、ガス配管と熱
源ユニットとの間を開閉するためのガス側閉鎖弁とのう
ち冷媒収容時に開放される側の閉鎖弁の開度を調整し、
通過する冷媒を減圧することにより、この閉鎖弁を通過
する冷媒をガス状態に変化させ、このガス状態の冷媒が
流通させることで液配管及びガス配管内の残油を効果的
に押し流すことが可能となる。
【0106】第5の発明によると、回収器への冷媒収容
前に、液配管と熱源ユニットとの間を閉鎖した状態で冷
媒回路が有する圧縮機を作動させて、冷媒回路中の冷媒
を熱源ユニットに回収することにより、回収器への収容
経路において最も上流側に位置する熱源ユニットに一旦
回収された冷媒回路中の全ての冷媒を、その下流側に位
置する液配管及びガス配管の双方に流通させることがで
きる。
【0107】第7の発明によると、冷媒充填動作を行う
際に、液配管と熱源ユニットとの間と、ガス配管と熱源
ユニットとの間との何れか一方を開放状態とすることに
より、冷媒の回収器への収容時だけでなく、冷媒の冷媒
回路への導入時にも、冷媒回路を一周する方向に沿って
流通させて、液配管及びガス配管の双方に充分な量の冷
媒を流通させることが可能となる。
【0108】第8の発明によると、冷媒充填動作によっ
て、ガス配管及び液配管のうち冷媒収容時に開放される
側の配管に設けられた第2ポートを介して冷媒を供給す
ることにより、回収器への収容時だけでなく、冷媒回路
への導入時にも、冷媒を、第2ポートから第1ポートへ
向かって同一方向に押し流すことができる。
【0109】第9の発明によると、第2ポートを介して
冷媒回路へ冷媒を導入する冷媒充填動作を行うと同時
に、第1ポートを介して回収器へ冷媒を収容する冷媒収
容動作を行うことにより、比較的短時間で冷媒回路中の
残油を回収することが可能となる。
【0110】第10の発明によると、冷媒充填動作によ
って、液配管と熱源ユニットとの間と、ガス配管と熱源
ユニットとの間との双方を閉鎖した状態で、液配管側及
びガス配管側に冷媒を導入することにより、液配管、ガ
ス配管及び利用ユニットへのみ冷媒を供給することがで
きる。すなわち、液配管及びガス配管の残油を効率よく
回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の残油回収を行う空気調和装置の冷媒回
路を示す概略図である。
【図2】実施形態1における冷媒収容時の冷媒の流れを
示す説明図である。
【図3】実施形態1における冷媒導入時の冷媒の流れを
示す図2相当図である。
【図4】冷媒再生器の概観を示す斜視図である。
【図5】冷媒導入時にボンベが接続された状態を示す図
2相当図である。
【図6】実施形態2における冷媒導入時の冷媒の流れを
示す説明図である。
【図7】実施形態3における冷媒の収容及び導入を示す
説明図である。
【図8】実施形態4における冷媒収容時の冷媒の流れを
示す説明図である。
【図9】実施形態4における冷媒導入時の冷媒の流れを
示す図8相当図である。
【符号の説明】
(10) 空気調和装置 (11) 室外機(熱源ユニット) (13) 室内機(利用ユニット) (20) 冷媒回路 (23) 液側連絡管(液配管) (24) ガス側連絡管(ガス配管) (25) 液側閉鎖弁 (26) ガス側閉鎖弁 (27) 液側ポート(第1ポート、第2ポート) (28) ガス側ポート(第1ポート、第2ポート) (30) 圧縮機 (40) 回収器 (41) 冷媒再生器(油分離器)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源ユニット(11)と利用ユニット(1
    3)とがガス配管(24)及び液配管(23)を介して接続
    され、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)を
    備えた空気調和装置において、 上記液配管(23)と熱源ユニット(11)との間と、上記
    ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との間との何れか
    一方を閉鎖位置で閉鎖し、該閉鎖位置近傍に設けられた
    第1ポート(27,28)を介して冷媒を回収器(40)に収
    容する冷媒収容動作を行い、該回収器(40)に冷媒回路
    (20)の残油を回収することを特徴とする空気調和装置
    の残油回収方法。
  2. 【請求項2】 熱源ユニット(11)と利用ユニット(1
    3)とがガス配管(24)及び液配管(23)を介して接続
    され、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)を
    備えた空気調和装置において、 上記液配管(23)と熱源ユニット(11)との間を開放す
    る一方、上記ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との
    間を閉鎖すると共に、ガス配管(24)に設けられた第1
    ポート(27,28)に冷媒の回収器(40)を接続し、該回
    収器(40)に冷媒回路(20)の冷媒を収容する冷媒収容
    動作を行い、該回収器(40)に上記冷媒回路(20)の残
    油を回収することを特徴とする空気調和装置の残油回収
    方法。
  3. 【請求項3】 熱源ユニット(11)と利用ユニット(1
    3)とがガス配管(24)及び液配管(23)を介して接続
    され、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)を
    備えた空気調和装置において、 上記ガス配管(24)と熱源ユニット(11)との間を開放
    する一方、上記液配管(23)と熱源ユニット(11)との
    間を閉鎖すると共に、液配管(23)に設けられた第1ポ
    ート(27,28)に冷媒の回収器(40)を接続し、該回収
    器(40)に冷媒回路(20)の冷媒を収容する冷媒収容動
    作を行い、該回収器(40)に上記冷媒回路(20)の残油
    を回収することを特徴とする空気調和装置の残油回収方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1つにおいて、 上記液配管(23)と熱源ユニット(11)との間を開閉す
    るための液側閉鎖弁(25)と、上記ガス配管(24)と熱
    源ユニット(11)との間を開閉するためのガス側閉鎖弁
    (26)とが設けられており、 上記液側閉鎖弁(25)及びガス側閉鎖弁(26)のうち冷
    媒収容時に開放される側の閉鎖弁の開度を調整し、通過
    する冷媒を減圧することを特徴とする空気調和装置の残
    油回収方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1つにおいて、 上記回収器(40)への冷媒収容前に、液配管(23)と熱
    源ユニット(11)との間を閉鎖した状態で冷媒回路(2
    0)が有する圧縮機(30)を作動させて、該冷媒回路(2
    0)中の冷媒を熱源ユニット(11)に回収することを特
    徴とする空気調和装置の残油回収方法。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の何れか1つにおいて、 上記冷媒収容動作を行った後、冷媒を冷媒回路(20)へ
    導入する冷媒充填動作と上記冷媒収容動作とを所定回数
    行うことを特徴とする空気調和装置の残油回収方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記冷媒充填動作を行う際に、液配管(23)と熱源ユニ
    ット(11)との間と、ガス配管(24)と熱源ユニット
    (11)との間との何れか一方を開放状態とすることを特
    徴とする空気調和装置の残油回収方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 上記冷媒充填動作は、上記ガス配管(24)及び液配管
    (23)のうち上記冷媒収容時に開放される側の配管に設
    けられた第2ポート(27,28)を介して冷媒を供給する
    ことを特徴とする空気調和装置の残油回収方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記第2ポート(27,28)を介して冷媒回路(20)へ冷
    媒を導入する冷媒充填動作を行うと同時に、上記第1ポ
    ート(27,28)を介して回収器(40)へ冷媒を収容する
    冷媒収容動作を行うことを特徴とする空気調和装置の残
    油回収方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜8の何れか1つにおいて、 上記冷媒充填動作は、液配管(23)と熱源ユニット(1
    1)との間と、ガス配管(24)と熱源ユニット(11)と
    の間との双方を閉鎖した状態で、液配管(23)側及びガ
    ス配管(24)側に冷媒を導入することを特徴とする空気
    調和装置の残油回収方法。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10の何れか1つにおい
    て、 上記冷媒充填動作における導入冷媒は、回収器(40)に
    一旦収容された冷媒であることを特徴とする空気調和装
    置の残油回収方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記冷媒を冷媒回路(20)へ導入する前に、該冷媒に含
    まれる残油を油分離器(41)により予め分離除去するこ
    とを特徴とする空気調和装置の残油回収方法。
  13. 【請求項13】 請求項6〜10の何れか1つにおい
    て、 上記冷媒充填動作における導入冷媒は、未使用の冷媒で
    あることを特徴とする空気調和装置の残油回収方法。
JP2001391334A 2001-12-25 2001-12-25 残油回収方法 Pending JP2003194437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391334A JP2003194437A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 残油回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391334A JP2003194437A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 残油回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003194437A true JP2003194437A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27598952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001391334A Pending JP2003194437A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 残油回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003194437A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007105425A1 (ja) * 2006-02-23 2007-09-20 Daikin Industries, Ltd. 冷凍機油の回収方法
JP2007315739A (ja) * 2006-04-27 2007-12-06 Daikin Ind Ltd 冷凍機油の更新ユニット及び冷凍装置
WO2021176625A1 (ja) * 2020-03-04 2021-09-10 ダイキン工業株式会社 冷媒サイクル装置及び冷媒サイクル装置の設置方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007105425A1 (ja) * 2006-02-23 2007-09-20 Daikin Industries, Ltd. 冷凍機油の回収方法
EP1992893A1 (en) * 2006-02-23 2008-11-19 Daikin Industries, Ltd. Method of recovering refrigerator oil
AU2007225990B2 (en) * 2006-02-23 2010-02-11 Daikin Industries, Ltd. Method for the recovery of refrigeration oil
EP1992893A4 (en) * 2006-02-23 2011-06-01 Daikin Ind Ltd METHOD FOR RECOVERING REFRIGERATOR OIL
JP2007315739A (ja) * 2006-04-27 2007-12-06 Daikin Ind Ltd 冷凍機油の更新ユニット及び冷凍装置
WO2021176625A1 (ja) * 2020-03-04 2021-09-10 ダイキン工業株式会社 冷媒サイクル装置及び冷媒サイクル装置の設置方法
JPWO2021176625A1 (ja) * 2020-03-04 2021-09-10
JP7437489B2 (ja) 2020-03-04 2024-02-22 ダイキン工業株式会社 冷媒サイクル装置の設置方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3767586B2 (ja) 冷凍装置
CN100412470C (zh) 冷冻装置
JP4110818B2 (ja) 冷凍装置
JP2004263885A (ja) 冷媒配管の洗浄方法、空気調和装置の更新方法、及び、空気調和装置
JP2003194437A (ja) 残油回収方法
JP2008190790A (ja) 冷凍装置
JP3956997B1 (ja) 冷凍機油の回収方法
JP2003021436A (ja) 配管洗浄方法、空気調和機の更新方法及び空気調和機
JP4082948B2 (ja) 空気調和装置の既設配管洗浄方法及び洗浄システム
JP2000146369A (ja) 空気調和機
JP4186764B2 (ja) 冷凍装置
JP3704608B2 (ja) 配管洗浄方法及び配管洗浄装置並びに冷凍機器
JP3933079B2 (ja) 冷凍装置およびその配管洗浄方法
JP4803234B2 (ja) 配管洗浄装置
JP3700723B2 (ja) 冷凍装置
JP4281734B2 (ja) 冷凍装置
JP2005009839A (ja) 冷凍装置
JP2004333121A (ja) 空気調和装置の更新方法、及び、空気調和装置
JP3835365B2 (ja) 冷凍装置及び冷凍装置の配管洗浄方法
JP2004278859A (ja) 配管洗浄装置及び配管洗浄方法
JP2004340430A (ja) 冷凍装置
JP2003194436A (ja) 残油回収方法
JP5119629B2 (ja) 冷凍装置
JP2003156270A (ja) 管路洗浄装置及び管路洗浄方法
JP2006064378A5 (ja)