JP2003193443A - 開閉機の中折れ式ゲートバー - Google Patents

開閉機の中折れ式ゲートバー

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JP2003193443A JP2001393896A JP2001393896A JP2003193443A JP 2003193443 A JP2003193443 A JP 2003193443A JP 2001393896 A JP2001393896 A JP 2001393896A JP 2001393896 A JP2001393896 A JP 2001393896A JP 2003193443 A JP2003193443 A JP 2003193443A
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円治 加瀬
Kazunobu Ogawa
和延 小川
Ryoichi Oguchi
良一 大口
Kenji Maejima
健二 前嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉機のゲートバーを軽量化する。 【解決手段】 手元側バー(4a)と先端側バー(4
b)とが、上下方向に屈伸可能に連結された開閉機の中
折れ式ゲートバーにおいて、手元側バー保持部(5a)
と、リンク(6)を一体的に形成した先端側バー保持部
(5b)とが、枢軸(15)で結合され、各バー保持部
(5a,5b)には、軸心に平行に延びるように突出す
る平行リブ(11a,11b)と軸心に垂直に延びるよ
うに突出する垂直リブ(12a,12b)とを備える棒
状部分が形成され、各バー保持部(5a,5b)の棒状
部分が夫々手元側バー(4a)と先端側バー(4b)の
内部に嵌入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉機の中折れ式
ゲートバーに関する。
【0002】
【従来の技術】開閉機の中折れ式ゲートバーは、手元側
バーと先端側バーとを上下方向に屈伸可能に連結してな
るもので、実開平7−37850号、特開平8−199
846号、実開昭59−69060号は各種の中折れ式
ゲートバーについて開示する。
【0003】実開平7−37850号の中折れ式ゲート
バーは、手元側バーと先端側バーとの連結部にゲートバ
ーの横揺れを防止するための横揺れ規制板を備えてい
る。
【0004】特開平8−199846号と実開昭59−
69060号の中折れ式ゲートバーはいずれも連結部を
パイプで形成し、このパイプの中に手元側バーと先端側
バーを夫々挿入するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開昭59−6906
0号の中折れ式ゲートバーの連結部は金属で形成されて
いるので、ゲートバーが重く、そのためゲートバーを開
閉させる駆動部への負担が大きい。また、いずれの中折
れ式ゲートバーも単にリンク装置として構成されるもの
であるに過ぎないので、バーの屈伸前後においてバーを
適正位置に保持し難い場合がある。
【0006】また、実開平7−37850号の中折れ式
ゲートバーは、横揺れ規制板を備えるので重量が増大
し、部品点数が多くなり製造コストアップの原因にな
る。特開平8−199846号と実開昭59−6906
0号の中折れ式ゲートバーは、手元側と先端側のバーを
連結部のパイプ内に挿入するようになっているため、パ
イプの肉厚分が段差となり、その段付部が車が当たった
場合は車に傷を付けるおそれがある。
【0007】本発明は上記諸問題点を解決することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、手元側バー(4a)と先端
側バー(4b)とが、上下方向に屈伸可能に連結された
開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バー保持
部(5a)と、リンク(6)を一体的に形成した先端側
バー保持部(5b)とが、枢軸(15)で結合され、各
バー保持部(5a,5b)には、軸心に平行に延びるよ
うに突出する平行リブ(11a,11b)と軸心に垂直
に延びるように突出する垂直リブ(12a,12b)と
を備える棒状部分が形成され、各バー保持部(5a,5
b)の棒状部分が夫々手元側バー(4a)と先端側バー
(4b)の内部に嵌入された開閉機の中折れ式ゲートバ
ーを採用する。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バ
ー保持部(5a)と先端側バー保持部(5b)とが、い
ずれか一方から突出する接合板(13)を他方から突出
するフォーク状の接合板(14a,14b)で挟みこれ
らの接合板(13,14a,14b)に枢軸(15)を
通すことにより結合され、所望の接合板(14a,14
b)には補強金具(19)が重ねられた開閉機の中折れ
式ゲートバーを採用する。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2に記載の開閉機の中折れ式ゲートバーにおい
て、手元側バー保持部(5a)と先端側バー保持部(5
b)とが、いずれか一方から突出する接合板(13)を
他方から突出するフォーク状の接合板(14a,14
b)で挟みこれらの接合板(13,14a,14b)に
枢軸(15)を通すことにより結合され、所望の接合板
(14a,14b)には補強リブ(27)が形成された
開閉機の中折れ式ゲートバーを採用する。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の開閉機の中折れ式ゲート
バーにおいて、中折れ式ゲートバーの閉時に手元側バー
(4a)と先端側バー(4b)とを閉姿勢に保持する第
一のストッパ(22)と、中折れ式ゲートバーの開時に
手元側バー(4a)と先端側バー(4b)とを開姿勢に
保持する第二のストッパ(23)とが、手元側バー保持
部(5a)と先端側バー保持部(5b)の連結部に設け
られた開閉機の中折れ式ゲートバーを採用する。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の開閉機の中折れ式ゲート
バーにおいて、手元側バー(4a)と先端側バー(4
b)とに配置する感知センサ(24a,24b)のリー
ド線(25)を通すための貫通孔(26a,26b)が
手元側バー保持部(5a)と先端側バー保持部(5b)
に設けられた開閉機の中折れ式ゲートバーを採用する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】<実施の形態1>図1に示すように、開閉
機は、駆動装置等を収納した筐体1と、筐体1から水平
方向に突出した駆動軸2と、駆動軸2の先端に支持体3
を介し固定されたゲートバー4とを備える。駆動装置に
より駆動軸2が所定角度だけ往復回転するとゲートバー
4は上下方向に往復角運動を行う。
【0015】ゲートバー4は、手元側バー4aと先端側
バー4bとが連結具5を介し上下方向に屈伸可能に連結
された中折れ式ゲートバーとして構成される。先端側バ
ー4bの後端にはアーム6が一体的に形成され、このア
ーム6の先端にワイヤ等からなる連接体7の一端がピン
8を介し連結される。連接体7の他端は筐体1に枢ピン
9を介し連結される。手元側バー4aと、アーム6と、
連接体7と、筐体1とは、筐体1を固定リンクとした四
節のリンク装置を構成し、ゲートバー4が実線で示す閉
状態にあるとき連接体7が先端側バー4bを略水平方向
に引き、連接体7が手元側バー4aと略平行になり、ア
ーム6が駆動軸2と枢ピン9とを結ぶ線に略平行にな
る。これにより、駆動軸2が図1中時計方向に所定角度
(例えば約90度)だけ回転すると駆動軸2を支点にし
てゲートバー4が実線で示す閉位置から二点鎖線で示す
開位置へと上方に回動し、同時にアーム6が連接体7に
より引かれて先端側バー4bが手元側バー4aの先端で
下方へと略水平位置となる。先端側バー4bが略水平と
なる結果、ゲートバー4の天井等への接触が防止され
る。
【0016】手元側バー4aと先端側バー4bとを連結
する連結具5は、図2及び図3に示すように、手元側バ
ー保持部5aと先端側バー保持部5bとを枢軸で結合し
てなるもので、手元側バー保持部5aと先端側バー保持
部5bのいずれも軽量な樹脂、金属等により例えば丸
棒、角棒のような棒状に形成される。
【0017】より具体的には、図4乃至図11に示すよ
うに、手元側バー保持部5aと先端側バー保持部5bの
いずれも、軽量化、強度向上等のためバー4a,4bの
軸心に平行な軸心部10a,10bと、軸心部10a,
10bから軸心に平行に延びるように突出する複数個の
平行リブ11a,11bと、軸心部10a,10bから
軸心に垂直に延びるように突出する複数個の垂直リブ1
2a,12bとを備えるように形成される。手元側バー
保持部5a及び先端側バー保持部5bは夫々全体として
丸棒のごとく形成され、平行リブ11a,11b及び垂
直リブ12a,12bの外縁は丸棒の外周面上に来るよ
うに揃えられる。
【0018】手元側バー保持部5aと先端側バー保持部
5bの上記棒状部分の上には、図2及び図3のごとく、
円筒状の手元側バー4aと先端側バー4bが夫々被せら
れる。平行リブ11a,11bと垂直リブ12a,12
bが手元側バー4aと先端側バー4bの各々の内面に食
い込み勝手に作用し、手元側バー4aと先端側バー4b
の連結具からの脱落を阻止する。尚、もし必要であれば
嵌着、接着剤、ネジ、リベット、ピン等により更に固定
される。手元側バー4aと先端側バー4bは夫々軽量な
グラスファイバ等で補強したFRP、アルミニウム等の
金属パイプ等で形成される。
【0019】図2及び図3に示すように、連結具5の手
元側バー保持部5aと先端側バー保持部5bとは、いず
れか一方から突出する接合板13を他方からフォーク状
に突出する接合板14a,14bで挟みこれらの接合板
13,14a,14bに枢軸を通すことにより結合され
る。図4,図5,図8及び図9に示すように、各接合板
13,14a,14bは手元側バー保持部5aと先端側
バー保持部5bの各端面から夫々垂直に起立した状態で
突出し、重なり合ったこれらの接合板13,14a,1
4bの互いに連通する軸孔16を水平方向に伸びる枢軸
としてのボルト15が図2の如く貫通する。ボルト15
に代えてピン、シャフト等を用いることもできる。重な
り合った接合板13,14a,14bは外側のフォーク
状接合板14a,14bに当てられるワッシャ17と共
に、ボルト15とこれに螺合するナット18により締め
付けられる。これにより、手元側バー保持部5aと先端
側バー保持部5bは枢軸であるボルト15を支点にして
上下方向に屈伸しうる。また、この屈伸の際、手元側バ
ー保持部5aと先端側バー保持部5bの一方から突出す
る接合板13が他方から突出するフォーク状の接合板1
4a,14bで挟み込まれているので、手元側バー4a
と先端側バー4bの横振れ等が防止され、両バー4a,
4bは両バー4a,4bの軸心を含んだ垂直面内で屈伸
運動をすることができる。
【0020】また、手元側バー4aと先端側バー4bの
連結部を補強しそれらの屈伸運動を横振れすることなく
円滑に行うため、図12に示すような補強金具19が図
2及び図3に示すようにフォーク状の接合板14a,1
4bの外側面に添えられこの外側面にボルト15および
ナット18で押圧される。補強金具19には、手元側バ
ー保持部5aに設けられたリブ20が入り込む切欠21
が形成される。リブ20と切欠21との係合により、補
強金具19は手元側バー保持部5aに位置決めされた状
態で密着する。
【0021】図2乃至図7に示すように、連結具5の先
端側バー保持部5bにおける接合板13の上端からは上
記リンク6が突出する。リンク6は先端側バー保持部5
bと共に樹脂で一体的に形成され、そのため先端側バー
保持部5bに固定される先端側バー4bとも一体化され
る。上述したようにゲートバー4の開閉動作に際し、リ
ンク6が連接体7により接続されているので、先端側バ
ー4bと手元側バー4aは枢軸であるボルト15を支点
にして屈伸運動を行う。
【0022】また、連結具5には、この中折れ式ゲート
バー4の閉時に手元側バー4aと先端側バー4bとを閉
姿勢に停止させ保持する第一のストッパ22と、中折れ
式ゲートバー4の開時に手元側バー4aと先端側バー4
bとを開姿勢に停止させ保持する第二のストッパ23と
が設けられる。第一のストッパ22は先端側バー保持部
5bの接合板13における上記リンク6との境界部に側
方に突出する突起として形成される。図3に示すよう
に、ゲートバー4が閉じてその先端側バー4bと手元側
バー4aとが直線状に伸びたときに、手元側バー保持部
5aにおけるフォーク状の接合板14a,14bの上端
がこの第一のストッパ22に当接し、両バー4a,4b
の屈伸が停止する。また、第二のストッパ23は先端側
バー保持部5bの端面における枢軸よりも下方で枢軸に
直角な方向に突出する突起として形成される。図1及び
図3に示すように、ゲートバー4が開いてその先端側バ
ー4bが手元側バー4aに対し屈曲したときに、手元側
バー4aにおけるフォーク状の接合板14a,14bの
下端がこの第二のストッパ23に当接し、両バー4a,
4bの屈伸が停止する。
【0023】図1に示すように、この中折れ式ゲートバ
ー4の手元側と先端側のバー4a,4bには、バー4
a,4bの変形、折損等を検知するための感知センサ2
4a,24bが配置される。検知センサ24a,24b
は筐体1内に配置された図示しない制御部に電気的に接
続され、バー4a,4bの変形等を検知センサ24a,
24bが検知すると、制御部が警報装置等に出力する。
感知センサ24a,24bは例えば歪みゲージで形成さ
れ、先端側と手元側の各バー4b,4aの空洞内の壁面
に貼り付けられる。図3,図5,図6,図9及び図11
に示すように、連結具5の手元側バー保持部5aと先端
側バー保持部5bには、先端側バー4b内の検知センサ
24bを手元側バー4a内の検知センサ24aに電気的
に接続するリード線25を通すための貫通孔26a,2
6bが設けられる。各貫通孔26a,26bは各保持部
5a,5bの端面から軸心部10a,10bを通り、平
行リブ11a,11b内を接合板14a,14b,13
の下方に向かって伸びている。これにより、図1及び図
3に示すように、リード線25は枢軸であるボルト15
の回りでは連結具5の外側に配置され、枢軸を取り巻く
ように円弧状に伸びる。
【0024】次に、上記構成の開閉機の作用について説
明する。
【0025】図1において、駆動軸2が時計方向に回転
すると駆動軸2を支点にしてゲートバー4が実線で示す
閉位置から二点鎖線で示す開位置へと上方に回動し、同
時にアーム6が連接体7により引かれて先端側バー4b
が手元側バー4aの先端で略平行となるよう枢軸の回り
を回動する。そして、図3に示すように、先端側バー保
持部5bの第二のストッパ23に手元側バー保持部5a
の接合板14a,14bが当たり、先端側バー4bと手
元側バー4aは開位置に停止する。先端側バー4bが略
水平となるように屈曲する結果、建物の天井等へのゲー
トバー4の接触が防止される。このように、ゲートバー
4が上方に回動すると、ゲートが開かれ車両等の通過が
可能になる。さらに、連結体7、リンク6等の不具合に
より、先端側バー4bを水平に保持することができない
状態となっても、第一のストッパ22により先端側バー
4bの水平状態が保持され、先端側バー4bの垂れ下が
りが防止される。
【0026】また、駆動軸2が反時計方向に回転すると
駆動軸2を支点にしてゲートバー4が二点鎖線で示す開
位置から実線で示す閉位置へと下方に回動し、同時にア
ーム6が連接体7により引かれて先端側バー4bが手元
側バー4aの先端で枢軸15を軸に回動し手元側バー4
aと先端側バー4bが一直線状になり水平状態を維持す
る。
【0027】そして、図3に示すように、先端側バー保
持部5bの第一のストッパ22に手元側バー保持部5a
の接合板14a,14bが当たり、先端側バー4bと手
元側バー4aは閉位置に停止する。このように、ゲート
バー4が水平に一直線に伸びると、ゲートが閉じられ車
両等の通過が遮断される。さらに、先端側バー4bを持
ち上げようとしても、第一のストッパ22により先端側
バー4bを持ち上げることができず、不正通行が阻止さ
れる。
【0028】ゲートバー4が開状態と閉状態との間で屈
伸動作を行う際、リード線25も屈伸して先端側バー4
b内の感知センサ24bの電気的接続状態を保持する。
このため、ゲートバー4が開状態と閉状態のいずれにあ
っても全検知センサ24a,24bは作動状態にあり、
この開状態又は閉状態にあるゲートバー4に車両等が接
触してゲートバー4が変形したりすると、感知センサ2
4a,24bがこれを検知する。
【0029】<実施の形態2>この実施の形態2におけ
る開閉機の中折れ式ゲートバーの連結具は、実施の形態
1の場合と同様に、手元側バー保持部と先端側バー保持
部とが、いずれか一方から突出する接合板を他方から突
出するフォーク状の接合板で挟みこれらの接合板に枢軸
を通すことにより結合された構造を有するが、実施の形
態1の場合と異なり、図13乃至図15に示すように、
フォーク状の接合板14a,14bには補強リブ27が
接合板14a,14bの輪郭に沿って形成される。この
ように接合板14a,14bに補強リブ27が設けられ
る結果、手元側バー4aと先端側バー4bの連結部が補
強され、先端側バー4bと手元側バー4aの屈伸運動が
横振れすることなく円滑に行われる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、手元側バ
ーと先端側バーとが、上下方向に屈伸可能に連結された
開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バー保持
部と、リンクを一体的に形成した先端側バー保持部と
が、枢軸で結合され、各バー保持部には、軸心に平行に
延びるように突出する平行リブと軸心に垂直に延びるよ
うに突出する垂直リブとを備える棒状部分が形成され、
各バー保持部の棒状部分が夫々手元側バーと先端側バー
の内部に嵌入された開閉機の中折れ式ゲートバーであ
り、各バー保持部には、軸心に平行に延びるように突出
する平行リブと軸心に垂直に延びるように突出する垂直
リブとを備える棒状部分が形成されるので、ゲートバー
は強度を保持しつつ軽量化され、開閉機の駆動部の負担
が軽減される。また、各バー保持部の棒状部分が夫々手
元側バーと先端側バーの内部に嵌入されるので、平行リ
ブと垂直リブとが手元側バーと先端側バーの内面に食い
込み勝手に作用し、従って手元側バーと先端側バーが各
バー保持部に強固に固定されると共に、手元側バーと先
端側バーの肉厚による段差が解消される。また、各バー
保持部の平行リブは軸心に平行に延びるように突出し、
垂直リブは軸心に垂直に延びるように突出するので、成
形型が上下に抜けるようになり、従って成形型が低廉化
され、各バー保持部の製造も簡易化される。
【0031】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
記載の開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バ
ー保持部と先端側バー保持部とが、いずれか一方から突
出する接合板を他方から突出するフォーク状の接合板で
挟みこれらの接合板に枢軸を通すことにより結合され、
所望の接合板には補強金具が重ねられたことから、連結
具が横揺れ防止手段を兼ねるのでゲートバーの構造が簡
素化され、また、補強金具により横揺れに対する強度が
高められる。
【0032】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載の開閉機の中折れ式ゲートバーにおい
て、手元側バー保持部と先端側バー保持部とが、いずれ
か一方から突出する接合板を他方から突出するフォーク
状の接合板で挟みこれらの接合板に枢軸を通すことによ
り結合され、所望の接合板には補強リブが形成されたこ
とから、連結具が横振れ防止手段を兼ねるのでゲートバ
ーの構造が簡素化され、補強リブにより横振れに対する
強度が高められる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の開閉機の中折れ式ゲート
バーにおいて、中折れ式ゲートバーの閉時に手元側バー
と先端側バーとを閉姿勢に保持する第一のストッパと、
中折れ式ゲートバーの開時に手元側バーと先端側バーと
を開姿勢に保持する第二のストッパとが、手元側バー保
持部と先端側バー保持部の連結部に設けられたことか
ら、バー遮断時又はバー開放時にバーを定位置に停止さ
せることができる。また、バーを定位置に停止させるこ
とができることから、駆動部に無理な力がかかるのを防
止することができる。さらに、リンク等の不具合によ
り、先端側バーを水平に保持することができない状態と
なっても、第一のストッパにより先端側バーの水平状態
が保持され、先端側バーの垂れ下がりが防止される。ま
た、先端側バーを持ち上げようとしても、第一のストッ
パが先端側バーの持ち上げを阻止するので、不正通行が
防止される。
【0034】請求項5に係る発明によれば、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の開閉機の中折れ式ゲート
バーにおいて、手元側バーと先端側バーとに配置する感
知センサのリード線を通すための貫通孔が手元側バー保
持部と先端側バー保持部に設けられたことから、リード
線の断線を防止することができ、また、外観上見栄えを
良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る中折れ式ゲートバ
ーを備えた開閉機正面図である。
【図2】ゲートバーの連結具を示す平面図である。
【図3】ゲートバーの連結具を示す正面図である。
【図4】連結具の先端側バー保持部を示す平面図であ
る。
【図5】連結具の先端側バー保持部を示す正面図であ
る。
【図6】連結具の先端側バー保持部を示す左側面図であ
る。
【図7】連結具の先端側バー保持部を示す右側面図であ
る。
【図8】連結具の手元側バー保持部を示す平面図であ
る。
【図9】連結具の手元側バー保持部を示す正面図であ
る。
【図10】連結具の手元側バー保持部を示す左側面図で
ある。
【図11】連結具の手元側バー保持部を示す右側面図で
ある。
【図12】補強金具の正面図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る中折れ式ゲート
バーの連結具における手元側バー保持部の平面図であ
る。
【図14】手元側バー保持部の正面図である。
【図15】手元側バー保持部の左側面図である。
【符号の説明】
4…ゲートバー 4a…手元側バー 4b…先端側バー 5…連結具 5a…手元側バー保持部 5b…先端側バー保持部 13,14a,14b…接合板 15…ボルト 19…補強金具 22…第一のストッパ 23…第二のストッパ 24a,24b…感知センサ 25…リード線 26a,26b…貫通孔 27…補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬 円治 東京都北区豊島5−2−8 リョービ株式 会社内 (72)発明者 小川 和延 東京都北区豊島5−2−8 リョービ株式 会社内 (72)発明者 大口 良一 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (72)発明者 前嶋 健二 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 Fターム(参考) 2D101 CA12 EA01 FA23 FB14 GA32 HA03 HA07 HA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元側バーと先端側バーとが、上下方向
    に屈伸可能に連結された開閉機の中折れ式ゲートバーに
    おいて、手元側バー保持部と、リンクを一体的に形成し
    た先端側バー保持部とが、枢軸で結合され、各バー保持
    部には、軸心に平行に延びるように突出する平行リブと
    軸心に垂直に延びるように突出する垂直リブとを備える
    棒状部分が形成され、各バー保持部の棒状部分が夫々手
    元側バーと先端側バーの内部に嵌入されたことを特徴と
    する開閉機の中折れ式ゲートバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開閉機の中折れ式ゲー
    トバーにおいて、手元側バー保持部と先端側バー保持部
    とが、いずれか一方から突出する接合板を他方から突出
    するフォーク状の接合板で挟みこれらの接合板に枢軸を
    通すことにより結合され、所望の接合板には補強金具が
    重ねられたことを特徴とする開閉機の中折れ式ゲートバ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の開閉機の
    中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バー保持部と先端
    側バー保持部とが、いずれか一方から突出する接合板を
    他方から突出するフォーク状の接合板で挟みこれらの接
    合板に枢軸を通すことにより結合され、所望の接合板に
    は補強リブが形成されたことを特徴とする開閉機の中折
    れ式ゲートバー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、中折れ式ゲー
    トバーの閉時に手元側バーと先端側バーとを閉姿勢に保
    持する第一のストッパと、中折れ式ゲートバーの開時に
    手元側バーと先端側バーとを開姿勢に保持する第二のス
    トッパとが、手元側バー保持部と先端側バー保持部の連
    結部に設けられたことを特徴とする開閉機の中折れ式ゲ
    ートバー。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の開閉機の中折れ式ゲートバーにおいて、手元側バーと
    先端側バーとに配置する感知センサのリード線を通すた
    めの貫通孔が手元側バー保持部と先端側バー保持部に設
    けられたことを特徴とする開閉機の中折れ式ゲートバ
    ー。
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