JP2003193406A - 舗装構造及び舗装用敷設シート - Google Patents

舗装構造及び舗装用敷設シート

Info

Publication number
JP2003193406A
JP2003193406A JP2001397741A JP2001397741A JP2003193406A JP 2003193406 A JP2003193406 A JP 2003193406A JP 2001397741 A JP2001397741 A JP 2001397741A JP 2001397741 A JP2001397741 A JP 2001397741A JP 2003193406 A JP2003193406 A JP 2003193406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sheet
laying sheet
layer
pavement structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001397741A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Yukimoto
功 行本
Kiyonori Hasegawa
聖記 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kankyo Kogaku Co Ltd
Kankyo Kogaku Kenkyusho KK
Original Assignee
Kankyo Kogaku Co Ltd
Kankyo Kogaku Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kankyo Kogaku Co Ltd, Kankyo Kogaku Kenkyusho KK filed Critical Kankyo Kogaku Co Ltd
Priority to JP2001397741A priority Critical patent/JP2003193406A/ja
Publication of JP2003193406A publication Critical patent/JP2003193406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗装構造において、透水抵抗を極力低減させ
ると共に、保水性を確保する。 【解決手段】 れき層3の上方側に、網目16を有する
敷設シート10が敷設され、その敷設シート10の構成
線材14に保水材としてのベントナイト9が保有されて
いる。これにより、各構成線材14が保有するベントナ
イト9により保水性を確保する一方、敷設シート10を
用いたとしても、網目16に基づき透水抵抗を極力小さ
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透水性と保水性と
を有する舗装構造、その舗装構造に用いられる舗装用敷
設シートに関する。
【0002】
【従来の技術】舗装構造として、都市部における高温化
を防止すると共に洪水等の災害を防止するために、特開
平9−95903号公報に示すように、保水性と透水性
とを備える敷設シートを敷設するものが提案されてい
る。この舗装構造に用いられる敷設シートは、シート本
体に多数の貯留凹部を有している一方、その各貯留凹部
間において透水孔が形成されており、この敷設シートを
舗装構造に組み込むことにより、その各貯留凹部におい
て雨水が貯められて保水性が確保され、その各貯留凹部
からオーバーフローすることになる雨水を透水孔を介し
て地中に透水させることにより透水性が確保されること
になっている。これにより、その敷設シートの保水性
(気化熱を奪うことに利用)に基づいて都市部における
高温化が抑制され、その敷設シートの透水性に基づいて
洪水等の災害が抑制されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記舗装構造
においては、敷設シートが、複数の貯留凹部を形成して
雨水の収容空間を確保するものであることから、遮水性
を有する部分(雨水等収容部)が、敷設シートにおい
て、かなりの部分を占めることになり、透水抵抗が高い
ものとならざるを得ない。このため、上記舗装構造にお
いては、洪水等の災害を考慮して最も透水性を優先しな
ければならないにもかかわらず、その透水性に関し、十
分な効果を得ることができない。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その技術的課題は、舗装構造において、透
水抵抗を極力低減させると共に、保水性を確保すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るために本発明(請求項1の発明)にあっては、透水性
を有する透水層をもって形成されている舗装構造におい
て、前記透水層に、液体を吸収する保水材が分散した状
態で含有されている構成としてある。この請求項1の発
明の好ましい態様としては、請求項2の記載の通りとな
る。
【0006】上記技術的課題を達成するために本発明
(請求項3の発明)にあっては、透水性を有する透水層
をもって形成されている舗装構造において、複数の目を
有する敷設シートが、一つの層として積層した状態で備
えられ、前記敷設シートが、液体を吸収する保水材を保
有している構成としてある。この請求項3の発明の好ま
しい態様としては、請求項4〜6の記載の通りとなる。
【0007】上記技術的課題を達成するために本発明
(請求項7の発明)にあっては、透水性を有する透水層
をもって形成されている舗装構造において、織布又は不
織布からなる敷設シートが、一つの層として積層した状
態で備えられ、前記敷設シートが、液体を吸収する保水
繊維を含んでいる構成としてある。
【0008】上記技術的課題を達成するために本発明
(請求項8の発明)にあっては、透水性を有する透水層
をもって形成されている舗装構造において用いられる舗
装用敷設シートであって、複数の目が形成されていると
共に、液体を吸収する保水材が保有されている構成とし
てある。この請求項8の好ましい態様としては、請求項
9〜11の記載の通りとなる。
【0009】上記技術的課題を達成するために本発明
(請求項12の発明)にあっては、透水性を有する透水
層をもって形成されている舗装構造において用いられる
舗装用敷設シートであって、織布又は不織布からなり、
前記織布又は不織布が、液体を吸収する保水性繊維を保
有している構成としてある。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、透
水層に、液体を吸収する保水材が分散した状態で含有さ
れていることから、その透水層中に分散される保水材を
もって液体(主として雨水)が吸収されて保水性が確保
される一方、その保水材の分散に基づき透水抵抗をほと
んど増大させることなく、その透水層の透水性をそのま
ま利用できることになる。このため、透水抵抗を極力低
減しつつ、保水性を確保できる舗装構造を提供できるこ
とになる。
【0011】請求項2に記載された発明によれば、透水
層が砂層であることから、砂層の優れた透水性を利用で
きると共に、その砂層の粒度に基づき保水材を的確に保
持できることになり(砂により周囲を保持されるこ
と)、前記請求項1と同様の作用効果を具体的に得るこ
とができることになる。
【0012】請求項3に記載された発明によれば、敷設
シートの複数の目により透水性を確保する一方で、敷設
シートの保水材により液体(主として雨水)を吸収して
保水性を確保できることから、保水のために遮水性を有
する部分(雨水等を受け止めて収容する部分)を、構成
上少なくして、各目を大きくすることができることにな
る。このため、透水抵抗を極力低減しつつ、保水性を確
保できる舗装構造を提供できることになる。しかも、敷
設シートによる保水性は、敷設シートが保有する保水材
をもって確保されることから、雨水等のための貯留凹部
は必要ではなく、敷設シートを凸凹することのない状態
にすることができることになる。このため、当該舗装構
造の構築時に、敷設シートの敷設を容易にできることに
なる。
【0013】請求項4に記載された発明によれば、敷設
シートが、保水材と、該保水材を保水材層として挟持す
る一対の透水シートとよりなる積層構造とされているこ
とから、保水材を敷設シート(一対の透水シート)に的
確に保持して、透水性と保水性とを的確に機能させるこ
とができることになる。
【0014】請求項5に記載された発明によれば、敷設
シートが網状シートにより形成され、複数の目が、網状
シートを形成する構成線材が区画する網目により構成さ
れ、保水材が網状シートの構成線材に保有されているこ
とから、網状シートにおける構成線材に保有される保水
材に基づき保水性を確保できる一方、各目を効果的に大
きくできることになり、敷設シートにおける透水抵抗を
極めて小さくすることができることになる。このため、
透水抵抗を極力低減しつつ、保水性を確保できる舗装構
造を提供できることになる。しかも、敷設シートが網状
シートであることから、敷設シートを凸凹することのな
い状態にすることができ、当該舗装構造の構築時に、敷
設シートの敷設を容易にできることになる。
【0015】請求項6に記載された発明によれば、保水
材がベントナイトであることから、ベントナイトの膨潤
作用を利用して液体を取り込む(吸収)できることにな
り、ベントナイトを用いて、液体を吸収する保水機能を
具体的且つ的確に発揮させることができることになる。
【0016】請求項7に記載された発明によれば、織布
又は不織布からなる敷設シートが、一つの層として積層
した状態で備えられ、敷設シートが、液体を吸収する保
水性繊維を保有していることから、各繊維間の目により
透水性を確保できる一方で、敷設シートの保水性繊維に
より液体(主として雨水)を吸収して保水性を確保でき
ることになり、保水のために遮水性を有する部分(雨水
等を受け止めて収容する部分)を、構成上少なくして、
各目を大きくすることができることになる。このため、
透水抵抗を極力低減しつつ、保水性を確保できる舗装構
造を提供できることになる。しかも、敷設シートによる
保水性は、敷設シートが保有する保水性繊維をもって確
保されることから、雨水等のための貯留凹部は必要では
なく、敷設シートを凸凹することのない状態にすること
ができることになる。このため、当該舗装構造の構築時
に、敷設シートの敷設を容易にできることになる。
【0017】請求項8に記載された発明によれば、透水
性を有する透水層をもって形成されている舗装構造にお
いて用いられる舗装用敷設シートであって、複数の目が
形成されていると共に、液体を吸収する保水材が保有さ
れていることから、当該敷設シートを用いることによ
り、前記請求項3と同様の作用効果を具体的に得ること
ができることになる。
【0018】請求項9に記載された発明によれば、保水
材が、保水材層として、一対の透水シートにより挟持さ
れていることから、当該敷設シートを用いることによ
り、前記請求項4と同様の作用効果を具体的に得ること
ができることになる。
【0019】請求項10に記載された発明によれば、複
数の目が、網状シートを形成する構成線材をもって区画
される網目により構成され、保水材が、構成線材に保有
されていることから、当該敷設シートを用いることによ
り、前記請求項5と同様の作用効果を具体的に得ること
ができることになる。
【0020】請求項11に記載された発明によれば、保
水材がベントナイトであることから、保水材としてベン
トナイトを保有する当該敷設シートを用いることによ
り、前記請求項8〜10と同様の作用効果を具体的に得
ることができることになる。
【0021】請求項12に記載された発明によれば、透
水性を有する透水層をもって形成されている舗装構造に
おいて用いられる舗装用敷設シートであって、織布又は
不織布からなり、織布又は不織布が、液体を吸収する保
水性繊維を保有していることから、当該敷設シートを用
いることにより、前記請求項7と同様の作用効果を具体
的に得ることができることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態を示すも
ので、この第1実施形態において、符号1は、実施形態
に係る舗装構造を示している。この舗装構造1は、路床
2の上に上方に向かって順に、透水層として、礫層(れ
き層:路盤)3、不織布4、敷砂層(砂層)5が積層さ
れ、その敷砂層5の上に多数のブロック6が敷設される
構成となっている。
【0023】上記れき層3においては、小石が敷き詰め
られており、そのれき層3においては、透水性が確保さ
れ、れき層3に流れ込んだ雨水等は、路床2へと導かれ
ることになっている。上記不織布4は、れき層3と敷砂
層5との間に介在されて、敷砂層5の砂がれき層3へと
流失することを防ぐ目的等のために設けられており、こ
の不織布4も、雨水等を透水させる透水性を有してい
る。上記敷砂層5は、主成分が砂とされて優れた透水性
が確保されており、その敷砂層5に基づき多数のブロッ
ク6が敷設し易くなっている。上記各ブロック6として
は、本実施形態においては一般の透水性ブロック6が用
いられており、その透水性ブロック6は、目地7をあけ
つつ敷砂層5上に配設され、目地7には目地砂8が充填
されることになっている。勿論、ブロック6として、不
透水性のものを用い、舗装構造1上部において、目地砂
8だけに透水性を負担させても良い。
【0024】前記敷砂層5内には、保水材として、ベン
トナイト(顆粒)9が分散した状態で含有されている
(ベントナイトは多数存在するが、図1においては、一
部の図示により存在を示す)。このベントナイト9は、
液体を取り込んで膨潤する機能を有しており、この機能
を利用して、雨水等が各ベントナイト9に保持(吸水)
されて、敷砂層5において保水性が確保できることにな
っている。
【0025】したがって、このような舗装構造1におい
ては、れき層3の上方側の敷砂層5に、保水材としての
ベントナイト9が含有されていることから、その各ベン
トナイト9をもって雨水等が吸水されて保水性が確保さ
れ、その保水された水分を気化させることに基づき、都
市部における高温化が抑制されることになる。
【0026】その一方、敷砂層5にベントナイト9が含
有されていても、それらが分散した状態とされて、その
分散に基づき透水抵抗は、ほとんど増大することはな
い。このため、れき層3、不織布4、敷砂層5、透水性
ブロック6(目地砂8)の優れた透水性をそのまま利用
できることになり、その透水性に基づき洪水等の災害が
抑制されることになる。勿論この場合、敷砂層5の砂粒
度は、該敷砂層5内におけるベントナイト9を的確に分
散状態で保持することになる。
【0027】図2〜図4は第2実施形態、図5〜図7は
第3実施形態、図8は第4実施形態、図9は第5実施形
態を示す。この各実施形態において、前記第1実施形態
と同一構成要素については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0028】図2〜図4に示す第2実施形態において
は、舗装構造1に、透水性と保水性とを備える敷設シー
ト10が用いられている。すなわち、敷設シート10
は、敷砂層5の上面に敷設され、その上部は、多数のブ
ロック6と、その各ブロック6間の目地7に充填される
目地砂8とにより覆われている。この敷設シート10
は、図3、図4に示すように、透水シートとしての一対
の不織布11によりベントナイト9がベントナイト層
(保水材層)12として挟持(保持)される三層構造と
されており、ベントナイト層12が適正に一対の不織布
11により保持されると共に、不織布11の透水性を利
用して雨水等がベントナイト層12に至ることができる
ことになっている。また、この三層構造の敷設シート1
0には、複数の目としての複数の透過孔13が形成され
ており、この複数の透過孔13を介して、透水ブロック
6、目地砂8側から流入する雨水等を敷砂層5に導くこ
とができることになっている。
【0029】これにより、この舗装構造1においては、
敷設シート10を用いたとしても、保水性について、敷
設シート10が保有するベントナイト層12の膨潤作用
(吸水作用)に基づいて確保することから、保水のため
に遮水性を有する部分(雨水等を受け止めて収容する部
分)を大きく設ける必要はなくなり、複数の透過孔13
を大きくしてその複数の透過孔13を介して積極的に排
水することができることになる(透水性確保)。しか
も、敷設シート10は、薄く平たいシートとされてお
り、この敷設シート10の取り扱い、施工面への敷設等
を容易にすることができることになる。尚、この第2実
施形態においては、前記第1実施形態における不織布4
は省かれている。
【0030】図5〜図7に示す第3実施形態は、前記第
2実施形態の変形例を示す。この第3実施形態において
は、敷設シート10として、網状シートが用いられてお
り、この敷設シート(網状シート)10においては、構
成線材14が複数本の繊維15を撚って形成され(図7
参照)、その構成線材14により複数の目として多数の
網目16(広くメッシュ状のものを含む)が区画されて
いる。また、各構成線材14を形成する繊維15間に
は、図7に示すように、ベントナイト9(粉末)が絡ま
せた状態で保持されており、各構成線材14は、ベント
ナイト9を保有することになっている。尚、図7は、ベ
ントナイト9の粉が構成線材14の繊維15間に保持さ
れている状態を概念的に示すが、実際には、構成線材1
4の繊維15間には多々のベントナイト9が保持されて
いる。
【0031】したがって、敷設シート10は、各網目1
6により優れた透過性を示し、保水性についても、各構
成線材14が保有するベントナイト9の性質(吸水、膨
潤)を利用して確保されることになる。勿論この場合、
ベントナイト9は、吸水に伴って膨潤するが、その膨張
は繊維15により容易に吸収される。このため、このよ
うな敷設シート10を舗装構造1に組み込んだ場合に
も、保水性を示すと共に、優れた透水性を示すことにな
る。
【0032】尚、このような透水性の優れた網状の敷設
シート10を用いる場合、この敷設シート10の枚数を
複数枚数としてもよい。網目16の全体としての面積、
ベントナイト9の全体としての量を調整して、透水性と
保水性とを、より所望のものに調整できるからである。
【0033】図8に示す第4実施形態は、前記第3実施
形態の変形例を示す。この第4実施形態においては、網
状シートである敷設シート10の構成線材14として、
芯材17の外周側に、接着剤等のバインダ等を用いてベ
ントナイト層18が設けられたものが用いられており、
このベントナイト層18の吸水作用(膨潤作用)を利用
して保水性が確保されることになっている。図8の仮想
線は、ベントナイト層18が吸水して膨潤した状態を概
念的に示す。
【0034】図9に示す第5実施形態においては、敷設
シート10として、織布又は不織布からなる透水性の一
対の布シート20により多数の保水性繊維21を挟み込
んだ構成のもの(織布又は不織布シート)が用いられて
おり、この多数の保水性繊維21は、互いに絡みってい
る。この保水性繊維21としては、芯材(例えばアクリ
ル繊維)の外周に、水分を吸水する高分子吸収層(例え
ばポリアクリル酸ソーダ架橋体)を有するもの等が用い
られている。この敷設シート10を舗装構造に用いるこ
とにより、布シート20の繊維及び保水性繊維21の目
によって透水性が確保され、保水性繊維21により保水
性が確保されることになる。
【0035】勿論、保水性繊維21を保有する敷設シー
ト10として、上記敷設シート10に限らず、次のよう
な態様のシート等であってもよい。 1)通常の繊維(保水性を有しないもの(以下、同
じ))と保水性繊維とを混合して、ニードルパンチによ
り一体化するもの。 2)通常の繊維を使って織布を作り、その中に保水性繊
維を織り込むもの。 3)保水性繊維を、単独或いは通常の繊維と複合的にメ
ッシュ状に織り込んで形成するもの。
【0036】以上、実施形態について説明したが本発明
にあっては、次のような態様を包含している。 1)敷設シート10を、路盤3の下方側、上方側等に適
宜配置すること。 2)敷設シート10の厚み、敷設シートへの保水材9、
保水性繊維21の含有割合等により、透水性と保水性と
を適宜、調整すること。
【0037】尚、本発明の目的は、明記されたものに限
らず、実質的に好ましい或は利点として記載されたもの
に対応したものを提供することをも暗黙的に含むもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る舗装構造を示す縦断面図。
【図2】第2実施形態に係る舗装構造を示す縦断面図。
【図3】第2実施形態に係る敷設シートを示す斜視図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】第3実施形態に係る舗装構造を示す縦断面図。
【図6】第3実施形態に係る敷設シートと透水性ブロッ
クとの配置を平面的に示す図。
【図7】第3実施形態に係る敷設シートの構成線材(繊
維)に対するベントナイトの保持を概念的に示す図。
【図8】第4実施形態に係る敷設シートの構成線材を概
念的に説明する説明図。
【図9】第5実施形態に係る敷設シートの内部構造を概
念的に説明する説明図。
【符号の説明】
1 舗装構造 3 れき層(路盤、透水層) 4 不織布(透水層) 5 敷砂層(透水層) 6 透水性ブロック(透水層) 8 目地砂(透水層) 9 ベントナイト(保水材) 10 敷設シート 11 不織布(透水シート) 12 ベントナイト層(保水材層) 13 透過孔(目) 14 構成線材 16 網目(目) 18 ベントナイト層 21 保水性繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 聖記 東京都立川市高松町3丁目8番1号 ファ ーレ高松ビル3F Fターム(参考) 2D051 AA01 AA02 AE04 AF01 DA13 DA14 DB01 DB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性を有する透水層をもって形成され
    ている舗装構造において、 前記透水層に、液体を吸収する保水材が分散した状態で
    含有されている、ことを特徴とする舗装構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記透水層が砂層である、ことを特徴とする舗装構造。
  3. 【請求項3】 透水性を有する透水層をもって形成され
    ている舗装構造において、 複数の目を有する敷設シートが、一つの層として積層し
    た状態で備えられ、 前記敷設シートが、液体を吸収する保水材を保有してい
    る、ことを特徴とする舗装構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記敷設シートが、保水材と、該保水材を保水材層とし
    て挟持する一対の透水シートとをもって構成されてい
    る、ことを特徴とする舗装構造。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記敷設シートが、網状シートにより形成され、 前記複数の目が、前記網状シートを形成する構成線材が
    区画する網目により構成され、 前記保水材が、前記網状シートの構成線材に保有されて
    いる、ことを特徴とする舗装構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記保水材が、ベントナイトである、ことを特徴とする
    舗装構造。
  7. 【請求項7】 透水性を有する透水層をもって形成され
    ている舗装構造において、 織布又は不織布からなる敷設シートが、一つの層として
    積層した状態で備えられ、 前記敷設シートが、液体を吸収する保水性繊維を保有し
    ている、ことを特徴とする舗装構造。
  8. 【請求項8】 透水性を有する透水層をもって形成され
    ている舗装構造において用いられる舗装用敷設シートで
    あって、 複数の目が形成されていると共に、液体を吸収する保水
    材が保有されている、ことを特徴とする舗装用敷設シー
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記保水材が、保水材層として、一対の透水シートによ
    り挟持されている、ことを特徴とする舗装用敷設シー
    ト。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記複数の目が、網状シートを形成する構成線材をもっ
    て区画される網目により構成され、 前記保水材が、前記構成線材に保有されている、ことを
    特徴とする舗装用敷設シート。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかにおいて、 前記保水材が、ベントナイトである、ことを特徴とする
    舗装用敷設シート。
  12. 【請求項12】 透水性を有する透水層をもって形成さ
    れている舗装構造において用いられる舗装用敷設シート
    であって、 織布又は不織布からなり、 前記織布又は不織布が、液体を吸収する保水性繊維を保
    有している、ことを特徴とする舗装用敷設シート。
JP2001397741A 2001-12-27 2001-12-27 舗装構造及び舗装用敷設シート Pending JP2003193406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397741A JP2003193406A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 舗装構造及び舗装用敷設シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397741A JP2003193406A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 舗装構造及び舗装用敷設シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003193406A true JP2003193406A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27603439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001397741A Pending JP2003193406A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 舗装構造及び舗装用敷設シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003193406A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332684A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Taiheiyo Cement Corp 保水性セメント組成物、舗装用ブロック及び舗装構造
JP2008008039A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Mitsubishi Materials Corp 保水性舗装構造
WO2016208208A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 太平洋プレコン工業株式会社 舗装方法および舗装構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332684A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Taiheiyo Cement Corp 保水性セメント組成物、舗装用ブロック及び舗装構造
JP2008008039A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Mitsubishi Materials Corp 保水性舗装構造
JP4605107B2 (ja) * 2006-06-29 2011-01-05 三菱マテリアル株式会社 保水性舗装構造
WO2016208208A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 太平洋プレコン工業株式会社 舗装方法および舗装構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2655289B2 (ja) 基板層、膨潤性粘土層及びカバー層から実質的に構成される水不透過性及び/又は油不透過性シーリングマット
JP6482335B2 (ja) 防草シート及びその使用方法
JP6533732B2 (ja) 防草ボード及びその使用方法
JP4800140B2 (ja) 耐越水堤防用マット及び堤防補強工法
JP2003193406A (ja) 舗装構造及び舗装用敷設シート
KR102425819B1 (ko) 침출수 반응형 토목섬유점토차수재 및 이를 이용한 매립사면 3중 차수구조
JP2008125450A (ja) コケ緑化用コンクリート体及びコンクリート体のコケ緑化構造
JP2008266949A (ja) 人工芝敷設構造
CN214266856U (zh) 一种复合土工布
JP3591063B2 (ja) 透水性土木シートおよびその製造方法
JP2003286703A (ja) 地表面冷却構造
JP4636411B2 (ja) 舗装用保水マット及びこれを使用した舗装体
JPS5865802A (ja) 道路、堤防等の表面構造
CN218622682U (zh) 一种覆膜防水毯
JP2770733B2 (ja) 造成中の土構造物の降雨時保護方法
CN216379473U (zh) 复合加筋土工膜
JP2010201149A (ja) 保冷用寝具
JP6360452B2 (ja) 防草シート並びにその製造方法及び使用方法
JP4167484B2 (ja) ベントナイトを充填した遮水マット
JP4387830B2 (ja) 廃棄物処分場、及び遮水層
JPH04357207A (ja) ベントナイト防水工法および防水マット
JP2001098526A (ja) 半透水性土木シート及び堤防強化工法
JP2013134187A (ja) セシウム吸収材
JP3222121U (ja) キャピラリーバリアの下部層用粗粒代替構造体
JP3172449B2 (ja) 透水性ネットを用いた土木工法