JP2003193146A - 金属製錬炉の操業方法 - Google Patents

金属製錬炉の操業方法

Info

Publication number
JP2003193146A
JP2003193146A JP2001388293A JP2001388293A JP2003193146A JP 2003193146 A JP2003193146 A JP 2003193146A JP 2001388293 A JP2001388293 A JP 2001388293A JP 2001388293 A JP2001388293 A JP 2001388293A JP 2003193146 A JP2003193146 A JP 2003193146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lance
melt
factors
smelting furnace
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001388293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Oshima
康夫 尾島
Yasuhiro Kondo
康裕 近藤
Kazuaki Kawanaka
一哲 川中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2001388293A priority Critical patent/JP2003193146A/ja
Publication of JP2003193146A publication Critical patent/JP2003193146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランス内の送風圧力によることなくランス先
端と熔体表面との間の距離を常に適切に維持し、ひいて
は満足すべき製錬反応効率、操業の安定性・経済性、作
業環境を得ることができる金属製錬炉の操業方法を提供
する。 【解決手段】 金属製錬炉の上方より内部に挿入したラ
ンスを用いて製錬反応を起こさせる方法において、熔体
温度、熔体酸素分圧およびランス内反応用気体の線風速
の3要因とランス熔損速度との関係式を予め求めてお
き、該3要因を実測し、ランス熔損速度の目標値が得ら
れるように該3要因の内の1要因を該関係式を用いて調
整し、このように調整しながら該ランス熔損速度の目標
値に合わせてランス位置を下げていくことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランスを用いて金
属製錬炉を操業する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ランスを用いて金属製錬炉を操業する、
すなわち金属製錬炉の上方より内部にランスを挿入し、
該ランスの先端より反応用気体を熔体表面に吹き付けて
または熔体中に吹き込んで製錬反応を起こさせる方法が
知られている。
【0003】このような方法の例として、銅品位30質量
%前後の銅精鉱から銅メタルを生産する銅乾式製錬工程
がある。この銅乾式製錬工程の中には、銅品位60〜70質
量%程度の中間生成物であるマットを銅精鉱からつくる
熔錬工程と、銅品位約99質量%の粗銅をマットからつく
る転炉工程とがある。この熔錬工程と転炉工程の操業形
態は、各製錬所によって多種多様であるが、反応用気体
として酸素や酸素富化空気を、単独でまたは固体状や気
体状の燃料とともに用いる。
【0004】例えばアイザ法と呼ばれる製錬法では、縦
型の円筒炉を用いて浸漬式ランスにより熔錬を行う。す
なわち、スラグ組成を調整するための硅石とともに、炉
上部から炉内の熔体上に、銅精鉱を装入する。併せて、
炉上方からランスを挿入し、ランス先端の気体吹き出し
口を熔体中に数10cm浸漬しながら反応用気体を供給す
る。こうして銅精鉱中の硫化鉄、硫化銅の酸化反応を進
行させて、マットとスラグとを生成させる。それととも
に二酸化硫黄ガスが発生するので、それを排出する。
【0005】このアイザ法では、熔体中に浸漬するラン
スの浸漬深さ(ランス浸漬深さ)が、製錬反応効率、操
業の安定性・経済性、作業環境などの観点から非常に重
要である。ランス浸漬深さが浅すぎると、反応用気体が
熔体に供給されず、未反応のままに排出ガス中に混じっ
て放出される量が増加する。その結果、酸素効率の低下
や、熔体の撹拌不足が生じる。さらには、ランスから反
応用気体を供給するための送風電力を浪費したり、生成
するスラグやマットの品位が安定せず操業が困難となっ
たりする。反対に、ランス浸漬深さが深すぎると、ラン
スの送風圧力が上昇したり、熔体から飛散するスプラッ
シユの量が増加したりする。その結果、やはり送風電力
を浪費したり、炉体内の耐火物が急激に損傷したり、炉
上部の開口部から熔体が飛散して作業環境が悪化したり
するなどの問題が発生する。
【0006】ランス浸漬深さが非常に重要であること
は、非浸漬式のあて吹き式ランスにより製錬を行う方法
においても同様である。熔体上のランス先端から熔体表
面までの距離が離れすぎると、酸素効率の低下や、熔体
の撹拌不足が生じる。また、近すぎると、送風圧力の上
昇や、スプラッシュ量の増加などの問題が発生する。
【0007】ところで、ランス先端は、高温下での熔体
との接触により浸食され、徐々に短くなる。従って、熔
体上のランス先端から熔体表面までの距離やランス浸漬
深さ(ランス先端と熔体表面との間の距離)を常に適切
に維持するために、ランスの熔損速度に合わせて、時間
の経過とともに、ランスの位置を下げる必要がある。
【0008】しかるに、ランスの熔損速度は、種々の要
因の影響を受けて、刻々と変化するのが実際である。従
って、刻々と変化するランス熔損速度を時間の経過とと
もに把握することは困難である。なお、ランスを一定時
間毎に引き上げて熔損速度を実測すること自体は可能で
ある。しかし、このことは、ランスが高温であるため危
険を伴うばかりでなく、操業を頻繁に中断するため、操
業の安定性・経済性、作業環境などの観点から採用しが
たい。
【0009】従来は、ランスからの送風に対する抵抗が
ランス先端と熔体表面との間の距離によって変わると考
えられていた。そのために、ランスからの送風に対する
抵抗を測定することにより、ランス先端と熔体表面との
間の距離を常に適切に維持しようとしていた。すなわ
ち、ランス先端と熔体表面との間の距離とランス内の送
風圧力との関係を事前に求めておく。そして、操業中に
ランス内の送風圧力を測定し、その圧力値と該関係によ
ってランスの設定高さ(ランスの位置を下げる度合い)
を調整することが行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランス
先端と熔体表面との間の距離をランス内の送風圧力によ
って管理する上記の従来方法では、満足すべき製錬反応
効率、操業の安定性・経済性、作業環境が得られなかっ
た。
【0011】これに対して本発明者は、上記従来方法で
は、ランス先端と熔体表面との間の距離を十分適切には
維持し得ないと考えた。すなわち、ランス内の送風圧力
は、ランス先端と熔体表面との間の距離ばかりに影響さ
れるのではない。例えば、浸漬式ランスの場合、ランス
先端部で熔体が凝固しランス先端部の気体吹き出し口に
固着するようなことが発生すると、気体吹き出し口の開
口面積が減少して送風抵抗が上昇する。そのため、送風
圧力が上昇する。また、あて吹きランスでも、スプラッ
シュなどが気体吹き出し口に固着するようなことが発生
すると、浸漬式ランスの場合と同様に、送風圧力が上昇
する。そのため、ランス先端と熔体表面との間の距離と
は直接関係のない要因でランス内の送風圧力の上昇が生
じると、浸漬式ランス(非浸漬式ランス)の場合、この
距離が大きすぎる(小さすぎる)と判断し、この距離を
小さくする(大きくする)という誤った操作を行うこと
になる。その結果、酸素効率が低下したり、生成物の品
位が不安定になったりしていたと考えた。
【0012】そこで、本発明の課題は、ランス内の送風
圧力によることなくランス先端と熔体表面との間の距離
を常に適切に維持し、ひいては満足すべき製錬反応効
率、操業の安定性・経済性、作業環境を得ることができ
る金属製錬炉の操業方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の金属製錬炉の操業方法は、金属製錬炉の上方
より内部にランスを挿入し、該ランスの先端より反応用
気体を熔体表面に吹き付けてまたは熔体中に吹き込んで
製錬反応を起こさせる方法において、熔体温度、熔体酸
素分圧およびランス内反応用気体の線風速の3要因とラ
ンス熔損速度との関係式を予め求めておき、該3要因を
実測し、ランス熔損速度の目標値が得られるように該3
要因の内の少なくとも1要因を該関係式に対し用いて調
整し、このように調整しながら該ランス熔損速度の目標
値に合わせてランス位置を下げていくことを特徴とす
る。
【0014】金属製錬炉が銅精鉱からマットを生成する
もの、またはマットから粗銅を生成するものである場
合、上記本発明における関係式は次の式2が好ましい。
【0015】
【式2】
【0016】
【発明の実施の形態】金属製錬炉の操業におけるランス
熔損速度は、炉内熔体の温度や酸化度、さらにはランス
内反応用気体の線風速の3要因によって実質的に表され
る。すなわち、熔体温度が低くなるほど、熔体の酸素分
圧が大きくなる(熔体の酸化が進む)ほど、ランス内反
応用気体の線風速が大きくなるほど、ランス熔損速度が
低下する傾向がある。
【0017】そこで、本発明の金属製錬炉の操業方法に
おいては、熔体温度、熔体酸素分圧およびランス内反応
用気体の線風速の3要因とランス熔損速度との関係式を
予め求めておく。実際の金属製錬炉操業の際には、熔体
温度、熔体酸素分圧およびランス内反応用気体の線風速
の3要因を実測し、ランス熔損速度の目標値が得られる
ように該3要因の内の1要因(調整要因)を上記関係式
を用いて調整する。すなわち、上記3要因の内の残りの
2要因の実測値およびランス熔損速度の目標値(ある一
定値)を上記関係式に代入し、上記調整要因の計算値を
算出し、上記実測値が該計算値になるように該調整要因
を調整する。そして、このように調整しながら、上記ラ
ンス熔損速度の目標値に合わせてランス位置を下げてい
く。
【0018】本発明は以上の通りであるので、本発明に
より、ランス熔損速度をある一定の値で維持するととも
に、ランス先端と熔体表面との間の距離(相対的な位置
関係)を常に適切にかつ簡便に維持することができ、ひ
いては満足すべき製錬反応効率、操業の安定性・経済
性、作業環境を得ることができる。
【0019】ここで、熔体温度と、熔体酸素分圧は消耗
型酸素センサー(ヘレウス・エレクトロナイト製)によ
り測定し、ランス内反応気体の線速度はオリフィス式流
量計の計測値と、ランス内断面積とから算出した。
【0020】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに説明す
る。
【0021】[実施例1〜4] (1)3要因とランス熔損速度との関係の調査 固化したマットを酸化してスラグと粗銅を生成する試験
をあて吹き式ランスにより行った。この試験では、熔体
温度、熔体酸素分圧およびランス内反応用気体(ランス
内酸素富化空気)の線風速の3要因とランス熔損速度と
の関係を調査した。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】ランス熔損速度を説明するための独立変数
を、熔体温度、熔体酸素分圧およびランス内酸素富化空
気の線風速の3つとし、上記結果を用いて重回帰分析を
行った。結果を表2および表3に示す。
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】自由度を修正した補正R2は0.82と高い値を
示しており、選定した独立変数が適切であったことを裏
付けている。この結果から、熔体温度と熔体酸素分圧と
ランス内酸素富化空気の線風速が既知である場合のラン
ス熔損速度を推定する次の式3が得られる。なお、式3
において、Tは熔体温度(℃)、Po2は熔体酸素分圧(at
m)、Vはランス内酸素富化空気の線風速(m/sec)である。
【0027】
【式3】
【0028】(2)銅熔錬試験 銅精鉱の熔錬試験炉に精鉱と硅石を装入し、選定した径
(50および32Asch40)のランスにより酸素富化空気を供
給して、マットとスラグを生成する試験を4日間実施し
た。
【0029】試験中、熔体温度、熔体酸素分圧およびラ
ンス内酸素富化空気の線風速の3要因を2時間毎に実測
し、ランス熔損速度の目標値が得られるようにランス内
酸素富化空気の線風速を上記式3を用いて調整した。す
なわち、熔体温度と熔体酸素分圧との実測値およびラン
ス熔損速度の目標値を上記式3に代入し、ランス内酸素
富化空気の線風速の計算値を算出し、上記実測値が該計
算値になるようにランス内酸素富化空気の線風速を調整
した。熔体温度および熔体酸素分圧は、成り行きに任せ
て調整しなかった。
【0030】なお、ランスの熔損速度の目標値は、最初
の2日間が100mm/H、後半の2日間が50mm/Hとした。ま
た、上記ランス熔損速度の目標値に合わせて、30分毎に
ランス位置を下げた。さらに、1日毎にランスを交換し
た。そして、交換したランスから1日間の熔損量を実測
し、ランス熔損速度(1時間当たりの熔損量)を算出し
た。
【0031】4日間の試験中、安定に操業できた。第1
日〜第4日(順次、実施例1〜実施例4)の結果を表4
〜表7に順次示す。
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】上記4日間のマット・スラグ生成試験にお
いて、ランス熔損速度の目標値が得られるようにランス
内酸素富化空気の線風速を上記式3を用いて調整しなが
ら、ランス熔損速度の目標値に合わせてランス位置を下
げたことにより、次のことが分かる。すなわち、ほぼ所
期通りのランス熔損速度が得られたこと、およびランス
先端と熔体表面との間の距離を常にほぼ一定に適切にか
つ簡便に維持できたことが分かる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ランス内の送風圧力に
よることなくランス先端と熔体表面との間の距離を常に
適切にかつ簡便に維持し、ひいては満足すべき製錬反応
効率、操業の安定性・経済性、作業環境を得る金属製錬
炉の操業方法を提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 川中 一哲 愛媛県新居浜市磯浦町17−5 住友金属鉱 山株式会社新居浜研究所内 Fターム(参考) 4K001 AA09 BA04 DA03 EA03 GA05 GA06 GB03 GB11 JA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製錬炉の上方より内部にランスを挿
    入し、該ランスの先端より反応用気体を熔体表面に吹き
    付けてまたは熔体中に吹き込んで製錬反応を起こさせる
    方法において、熔体温度、熔体酸素分圧およびランス内
    反応用気体の線風速の3要因とランス熔損速度との関係
    式を予め求めておき、該3要因を実測し、ランス熔損速
    度の目標値が得られるように該3要因の内の少なくとも
    1要因を該関係式に対し用いて調整し、このように調整
    しながら該ランス熔損速度の目標値に合わせてランス位
    置を下げていくことを特徴とする金属製錬炉の操業方
    法。
  2. 【請求項2】 金属製錬炉は銅精鉱からマットを生成す
    るものまたはマットから粗銅を生成するものであり、関
    係式は次の式1 【式1】 で表される請求項1記載の金属製錬炉の操業方法。
JP2001388293A 2001-12-20 2001-12-20 金属製錬炉の操業方法 Pending JP2003193146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388293A JP2003193146A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 金属製錬炉の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388293A JP2003193146A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 金属製錬炉の操業方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003193146A true JP2003193146A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27596859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001388293A Pending JP2003193146A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 金属製錬炉の操業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003193146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113737015A (zh) * 2021-09-26 2021-12-03 云南锡业股份有限公司锡业分公司 一种智能粗锡冶炼系统及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113737015A (zh) * 2021-09-26 2021-12-03 云南锡业股份有限公司锡业分公司 一种智能粗锡冶炼系统及方法
CN113737015B (zh) * 2021-09-26 2023-10-03 云南锡业股份有限公司锡业分公司 一种智能粗锡冶炼系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105392905B (zh) 排气处理方法以及排气处理设备
JPS5687617A (en) Steel making method using arc furnace
JP5924186B2 (ja) 転炉での溶銑の脱炭精錬方法
JP2003193146A (ja) 金属製錬炉の操業方法
WO1989001532A1 (en) Process for melt reduction of cr starting material and melt reduction furnace
SU1695828A3 (ru) Способ продувки расплава в печи
KR100357360B1 (ko) 가압 전로 제강법
US4661152A (en) Method of lancing for a copper-producing converter
KR100516732B1 (ko) 탄소강 제조를 위한 제강로 운전 방법
US3865579A (en) Method and apparatus for the production of steel
JP2011084789A (ja) 転炉吹錬方法
JP6513826B2 (ja) 冶金炉の運転方法および装置
JP5338251B2 (ja) 溶銑の脱燐方法
JP3752051B2 (ja) スクラップ溶解方法及びスクラップ溶解用ランス
JP2019218580A (ja) 溶鋼の脱燐処理方法
JPS6027726B2 (ja) 取鍋による溶鋼の精錬方法
JPS5985841A (ja) フエロクロムの製造方法
JP3655512B2 (ja) 中高炭素鋼の吹酸昇熱方法
SU1541274A1 (ru) Способ выплавки стали в конвертере
JP4277819B2 (ja) 溶鋼の加熱方法
JPH1088217A (ja) 溶鉄への粉体吹き付け方法
Waladan et al. The effect of injection parameters on slag fuming
JPH08176639A (ja) アーク炉製鋼法
JP2000129330A (ja) 地金飛散の少ない転炉製鋼方法
SU1130613A1 (ru) Способ контрол скорости обезуглероживани металла в сталеплавильном агрегате