JP2003192581A - 抗菌組成物 - Google Patents
抗菌組成物Info
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- JP2003192581A JP2003192581A JP2001403002A JP2001403002A JP2003192581A JP 2003192581 A JP2003192581 A JP 2003192581A JP 2001403002 A JP2001403002 A JP 2001403002A JP 2001403002 A JP2001403002 A JP 2001403002A JP 2003192581 A JP2003192581 A JP 2003192581A
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- JP
- Japan
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- composition
- antimicrobial composition
- detergent
- external preparation
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】I〜V群から選ばれる1種又は2種以上を
配合してなることを特徴とする抗菌組成物及び該抗菌組
成物を含有する外用剤、住居用洗剤、衣料用洗剤。 【効果】 本発明の抗菌組成物は、配合する原料を選
ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備える。該
抗菌組成物を外用剤、住居用洗浄剤及び衣料用洗浄剤に
含有することにより、衛生面で必要な抗菌力を満足に発
揮し得、衛生的な組成を提供するものであり、かつ使用
感にも優れた組成物が得られる。
配合してなることを特徴とする抗菌組成物及び該抗菌組
成物を含有する外用剤、住居用洗剤、衣料用洗剤。 【効果】 本発明の抗菌組成物は、配合する原料を選
ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備える。該
抗菌組成物を外用剤、住居用洗浄剤及び衣料用洗浄剤に
含有することにより、衛生面で必要な抗菌力を満足に発
揮し得、衛生的な組成を提供するものであり、かつ使用
感にも優れた組成物が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた抗菌効果を
有し、使用感が良好な抗菌組成物、及び該抗菌組成物含
有する外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤に関す
る。
有し、使用感が良好な抗菌組成物、及び該抗菌組成物含
有する外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤の防腐手段とし
ては塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸ナトリウム、安
息香酸ナトリウム、パラジクロロベンゼン、パラオキシ
安息香酸エステル等の防腐剤が汎用されている。これら
の防腐剤は、多量に配合すると組成物の香気に影響を与
え使用感を低下させる場合があった。また、防腐剤によ
っては共存されてはならない忌避原料がある。例えば、
塩化ベンザルコニウム等はアニオン性原料を含む溶液と
同時に配合すると白濁現象が発生する場合があるため、
非イオン性界面活性剤を添加する必要がある(特公平4
−66452号公報)等、組成配合の制約があった。一
方、非イオン性界面活性剤は一般的にその可溶化能力に
優れる物質であるが、用いた防腐剤の抗菌力を低下させ
たり、不活性化させるという弊害があった。
外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤の防腐手段とし
ては塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸ナトリウム、安
息香酸ナトリウム、パラジクロロベンゼン、パラオキシ
安息香酸エステル等の防腐剤が汎用されている。これら
の防腐剤は、多量に配合すると組成物の香気に影響を与
え使用感を低下させる場合があった。また、防腐剤によ
っては共存されてはならない忌避原料がある。例えば、
塩化ベンザルコニウム等はアニオン性原料を含む溶液と
同時に配合すると白濁現象が発生する場合があるため、
非イオン性界面活性剤を添加する必要がある(特公平4
−66452号公報)等、組成配合の制約があった。一
方、非イオン性界面活性剤は一般的にその可溶化能力に
優れる物質であるが、用いた防腐剤の抗菌力を低下させ
たり、不活性化させるという弊害があった。
【0003】これら従来の防腐剤を使用しないで防腐性
をもたせる方法としては、ある程度以上の塩類、糖類、
可溶性低分子の物質を配合することにより浸透圧により
菌の増殖を抑える方法や、さほど高濃度には配合しない
が、適切な量を配合することにより水分活性をコントロ
ールして細菌の増殖を抑える方法等がある。また、高濃
度のエタノールなどの有機溶媒を配合し、防腐効果を付
与する手段が知られている。しかし、これらの方法も外
用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤等の処方を組みた
てるにあたり、自由度が制限され、大いなる障害とな
る。よって、上記事情を鑑み、本発明は配合する原料を
選ばずに自由に配合でき、防腐剤を使用する場合でもそ
の配合量が必要最小限で済み、優れた防腐効果を備えた
外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤を提供すること
を目的とする。
をもたせる方法としては、ある程度以上の塩類、糖類、
可溶性低分子の物質を配合することにより浸透圧により
菌の増殖を抑える方法や、さほど高濃度には配合しない
が、適切な量を配合することにより水分活性をコントロ
ールして細菌の増殖を抑える方法等がある。また、高濃
度のエタノールなどの有機溶媒を配合し、防腐効果を付
与する手段が知られている。しかし、これらの方法も外
用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤等の処方を組みた
てるにあたり、自由度が制限され、大いなる障害とな
る。よって、上記事情を鑑み、本発明は配合する原料を
選ばずに自由に配合でき、防腐剤を使用する場合でもそ
の配合量が必要最小限で済み、優れた防腐効果を備えた
外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結
果、請求項1のIに該当する化合物として、サリチルア
ルデヒド、イソフタルアルデヒド、オルトフタルアルデ
ヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒドロキシベンズア
ルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、2,4−
ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシ
ベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベンズアルデ
ヒド、IIに該当する化合物として、カテコール、2−
メチルレゾルシノール、4−メトキシフェノール、フロ
ログルシノール、チモール、オイゲノール、IIIに該
当する化合物として、ビサボロール、パチョリアルコー
ル、ロジノール、レドール、シトラール、メントール、
ターピネオール、ゲラニオール、ファルネソール、IV
に該当する化合物として、オクタノール、ノナノール、
デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、ウンデセ
ノール、トリデセノール、ヘキサナール、トランス−2
−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、Vに該
当する化合物として、シンナミックアルデヒド、p−メ
トキシシンナミックアルデヒドなどの化合物が意外にも
優れた抗菌効果を発揮し、これら化合物から選ばれる1
種又は2種以上を配合することにより、同時に配合する
原料を選ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備
えた外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤が得られる
ことを知見し、本発明をなすに至った。従って、本発明
は、上記特定化合物から選ばれる1種又は2種以上を配
合してなることを特徴とする外用剤、住居用洗浄剤及び
衣類用洗浄剤を提供する。
発明は、上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結
果、請求項1のIに該当する化合物として、サリチルア
ルデヒド、イソフタルアルデヒド、オルトフタルアルデ
ヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒドロキシベンズア
ルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、2,4−
ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシ
ベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベンズアルデ
ヒド、IIに該当する化合物として、カテコール、2−
メチルレゾルシノール、4−メトキシフェノール、フロ
ログルシノール、チモール、オイゲノール、IIIに該
当する化合物として、ビサボロール、パチョリアルコー
ル、ロジノール、レドール、シトラール、メントール、
ターピネオール、ゲラニオール、ファルネソール、IV
に該当する化合物として、オクタノール、ノナノール、
デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、ウンデセ
ノール、トリデセノール、ヘキサナール、トランス−2
−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、Vに該
当する化合物として、シンナミックアルデヒド、p−メ
トキシシンナミックアルデヒドなどの化合物が意外にも
優れた抗菌効果を発揮し、これら化合物から選ばれる1
種又は2種以上を配合することにより、同時に配合する
原料を選ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備
えた外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗浄剤が得られる
ことを知見し、本発明をなすに至った。従って、本発明
は、上記特定化合物から選ばれる1種又は2種以上を配
合してなることを特徴とする外用剤、住居用洗浄剤及び
衣類用洗浄剤を提供する。
【0005】以下、本発明につき更に詳細に説明する。
本発明の外用剤としては、ローション剤、クリーム剤、
スキンクリーム、化粧水、乳液、ハップ剤、石鹸、ハン
ドソープ、ボディソープ、シャンプー、リンス、パウダ
ースプレー制汗剤、プラスター剤、冷却シート剤、フッ
トケアシート剤、パック剤、ゲル剤、軟膏剤、シート状
化粧水等が挙げられる。また、本発明の住居用洗浄剤と
しては、トイレ用洗剤、浴室浴槽用洗剤、窓用洗剤、家
具・床・畳用洗剤、エアコン用洗浄消臭剤、室内芳香消
臭剤と台所用洗剤である食器用洗剤、野菜用洗剤、レン
ジ用洗剤、自動食器洗浄機用洗剤等が挙げられる。更
に、本発明の衣類用洗浄剤としては、衣類用合成洗剤、
衣類用中性洗剤、運動靴用洗剤、柔軟剤、漂白剤、撥水
剤、帯電防水剤等が挙げられる。
本発明の外用剤としては、ローション剤、クリーム剤、
スキンクリーム、化粧水、乳液、ハップ剤、石鹸、ハン
ドソープ、ボディソープ、シャンプー、リンス、パウダ
ースプレー制汗剤、プラスター剤、冷却シート剤、フッ
トケアシート剤、パック剤、ゲル剤、軟膏剤、シート状
化粧水等が挙げられる。また、本発明の住居用洗浄剤と
しては、トイレ用洗剤、浴室浴槽用洗剤、窓用洗剤、家
具・床・畳用洗剤、エアコン用洗浄消臭剤、室内芳香消
臭剤と台所用洗剤である食器用洗剤、野菜用洗剤、レン
ジ用洗剤、自動食器洗浄機用洗剤等が挙げられる。更
に、本発明の衣類用洗浄剤としては、衣類用合成洗剤、
衣類用中性洗剤、運動靴用洗剤、柔軟剤、漂白剤、撥水
剤、帯電防水剤等が挙げられる。
【0006】これら外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用洗
浄剤に、請求項1のIに該当する化合物として、サリチ
ルアルデヒド、イソフタルアルデヒド、オルトフタルア
ルデヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒドロキシベン
ズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、2,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロ
キシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベンズア
ルデヒド、IIに該当する化合物として、カテコール、
2−メチルレゾルシノール、4−メトキシフェノール、
フロログルシノール、チモール、オイゲノール、III
に該当する化合物として、ビサボロール、パチョリアル
コール、ロジノール、レドール、シトラール、メントー
ル、ターピネオール、ゲラニオール、ファルネソール、
IVに該当する化合物として、オクタノール、ノナノー
ル、デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、ウン
デセノール、トリデセノール、ヘキサナール、トランス
−2−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、V
に該当する化合物として、シンナミックアルデヒド、p
−メトキシシンナミックアルデヒドなどの化合物を1種
又は2種以上を含有せしめることにより、意外にも優れ
た抗菌効果を発揮する。特にイソフタルアルデヒド、オ
ルトフタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアル
デヒド、2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロ
キシベンズアルデヒドが好適に使用される。上記抗菌成
分の配合量は、組成物全体の0.0001〜1%(質量
%、以下同様)、特に0.001〜0.2%、とりわけ
0.005〜0.15%の範囲が好適であり、配合量が
0.0001%未満であると満足な抗菌効果が得られな
い場合があり、1%を超えると香気に悪影響が生じて使
用感が劣る場合がある。
浄剤に、請求項1のIに該当する化合物として、サリチ
ルアルデヒド、イソフタルアルデヒド、オルトフタルア
ルデヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒドロキシベン
ズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、2,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロ
キシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベンズア
ルデヒド、IIに該当する化合物として、カテコール、
2−メチルレゾルシノール、4−メトキシフェノール、
フロログルシノール、チモール、オイゲノール、III
に該当する化合物として、ビサボロール、パチョリアル
コール、ロジノール、レドール、シトラール、メントー
ル、ターピネオール、ゲラニオール、ファルネソール、
IVに該当する化合物として、オクタノール、ノナノー
ル、デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、ウン
デセノール、トリデセノール、ヘキサナール、トランス
−2−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、V
に該当する化合物として、シンナミックアルデヒド、p
−メトキシシンナミックアルデヒドなどの化合物を1種
又は2種以上を含有せしめることにより、意外にも優れ
た抗菌効果を発揮する。特にイソフタルアルデヒド、オ
ルトフタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、3−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアル
デヒド、2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロ
キシベンズアルデヒドが好適に使用される。上記抗菌成
分の配合量は、組成物全体の0.0001〜1%(質量
%、以下同様)、特に0.001〜0.2%、とりわけ
0.005〜0.15%の範囲が好適であり、配合量が
0.0001%未満であると満足な抗菌効果が得られな
い場合があり、1%を超えると香気に悪影響が生じて使
用感が劣る場合がある。
【0007】本発明の抗菌組成物を含有する外用剤、住
居用洗剤及び衣類用洗浄剤は、上記抗菌成分を必須成分
として含有し、他の抗菌剤又は防腐剤を全く配合しなく
ても十分な防腐性を発揮させることができるものである
が、上記抗菌成分以外に、必要に応じて従来から配合さ
れる防腐剤として公知の安息香酸及びその塩類並びにパ
ラオキシ安息香酸アルキルエステル類、ソルビン酸類、
第4級アンモニウム性陽イオン界面活性剤等から選ばれ
る防腐剤、具体的には安息香酸、安息香酸ナトリウム等
の安息香酸アルカリ金属塩、パラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息
香酸アルキルエステル、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリ
ウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム
などを本発明の効果を妨げない範囲で配合することもで
きる。尚、これら防腐剤の配合量は、組成物全体の0.
3%以下、好ましくは0.1%以下、より好ましくは配
合しないことが望ましく、配合量が0.3%を超えると
香気に悪影響が生じて使用感に劣る場合がある。
居用洗剤及び衣類用洗浄剤は、上記抗菌成分を必須成分
として含有し、他の抗菌剤又は防腐剤を全く配合しなく
ても十分な防腐性を発揮させることができるものである
が、上記抗菌成分以外に、必要に応じて従来から配合さ
れる防腐剤として公知の安息香酸及びその塩類並びにパ
ラオキシ安息香酸アルキルエステル類、ソルビン酸類、
第4級アンモニウム性陽イオン界面活性剤等から選ばれ
る防腐剤、具体的には安息香酸、安息香酸ナトリウム等
の安息香酸アルカリ金属塩、パラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息
香酸アルキルエステル、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリ
ウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム
などを本発明の効果を妨げない範囲で配合することもで
きる。尚、これら防腐剤の配合量は、組成物全体の0.
3%以下、好ましくは0.1%以下、より好ましくは配
合しないことが望ましく、配合量が0.3%を超えると
香気に悪影響が生じて使用感に劣る場合がある。
【0008】本発明の外用剤、住居用洗浄剤及び衣類用
洗浄剤は、上記組成物の種類、剤型などに応じた公知の
配合成分を用いて常法により調整できる。例えば、緩衝
剤、溶解補助剤、安定化剤、粘稠剤、キレート剤、pH
調製剤、香料、可塑剤、結合剤、乳化剤、保湿剤、無機
粉体、粘着付与剤等の各種の添加剤、及び生理的ないし
薬学的有効成分を通常使用量において配合することがで
きる。
洗浄剤は、上記組成物の種類、剤型などに応じた公知の
配合成分を用いて常法により調整できる。例えば、緩衝
剤、溶解補助剤、安定化剤、粘稠剤、キレート剤、pH
調製剤、香料、可塑剤、結合剤、乳化剤、保湿剤、無機
粉体、粘着付与剤等の各種の添加剤、及び生理的ないし
薬学的有効成分を通常使用量において配合することがで
きる。
【0009】本発明の外用剤、住居用洗浄剤及び衣料用
洗浄剤は、その製造方法が特に制限されるものではな
く、各剤型で通常採用されている方法によって調整する
ことができる。なお、本発明の外用剤、住居用洗浄剤及
び衣料用洗浄剤の用量、用法などは特に制限されず、常
法により使用することができる。
洗浄剤は、その製造方法が特に制限されるものではな
く、各剤型で通常採用されている方法によって調整する
ことができる。なお、本発明の外用剤、住居用洗浄剤及
び衣料用洗浄剤の用量、用法などは特に制限されず、常
法により使用することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の抗菌組成物は、配合する原料を
選ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備える。
該抗菌組成物を外用剤、住居用洗浄剤及び衣料用洗浄剤
に含有することにより、衛生面で必要な抗菌力を満足に
発揮し得、衛生的な組成を提供するものであり、かつ使
用感にも優れた組成物が得られる。
選ばずに自由に配合ができ、優れた抗菌効果を備える。
該抗菌組成物を外用剤、住居用洗浄剤及び衣料用洗浄剤
に含有することにより、衛生面で必要な抗菌力を満足に
発揮し得、衛生的な組成を提供するものであり、かつ使
用感にも優れた組成物が得られる。
【0011】
【実施例】以下、実施例と比較例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。尚、以下の例において%はいずれも質量%で
ある。 1.防腐力評価方法 各防腐成分を各組成物30g中に0.001〜0.2%
添加した後、環境由来のグラム陰性菌(桿菌)とグラム
陽性細菌(球菌)を約108CFU/gとなるように調
整したものを混合し、それを各組成物に1%量を接種
し、1、4、7、14、28日後の菌数を測定した。 2.使用感の評価方法 10名の専門パネルにより調製した各組成物を使用した
際の香気について5段階評価させ、得られたパネル10
名の評点の平均値を下記基準に適用して使用感を評価し
た。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。尚、以下の例において%はいずれも質量%で
ある。 1.防腐力評価方法 各防腐成分を各組成物30g中に0.001〜0.2%
添加した後、環境由来のグラム陰性菌(桿菌)とグラム
陽性細菌(球菌)を約108CFU/gとなるように調
整したものを混合し、それを各組成物に1%量を接種
し、1、4、7、14、28日後の菌数を測定した。 2.使用感の評価方法 10名の専門パネルにより調製した各組成物を使用した
際の香気について5段階評価させ、得られたパネル10
名の評点の平均値を下記基準に適用して使用感を評価し
た。
【0012】表1〜38に示す各組成物を常法により調
製し、上記方法で防腐力、使用感を評価した。結果を下
記表に示す。
製し、上記方法で防腐力、使用感を評価した。結果を下
記表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【表3】
【0015】
【0016】
【表4】
【0017】
【表5】
【0018】
【表6】
【0019】
【表7】
【0020】
【表8】
【0021】
【表9】
【0022】
【表10】
【0023】
【表11】
【0024】
【表12】
【0025】
【表13】
【0026】
【表14】
【0027】
【表15】
【0028】
【表16】
【0029】
【表17】
【0030】
【表18】
【0031】
【表19】
【0032】
【表20】
【0033】
【表21】
【0034】
【表22】
【0035】
【表23】
【0036】
【表24】
【0037】
【表25】
【0038】
【表26】
【0039】
【表27】
【0040】
【表28】
【0041】
【表29】
【0042】
【表30】
【0043】
【表31】
【0044】
【表32】
【0045】
【表33】
【0046】
【表34】
【0047】
【表35】
【0048】
【表36】
【0049】
【表37】
【0050】
【表38】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A01N 31/16 A01N 31/16
35/02 35/02
35/04 35/04
A61K 7/075 A61K 7/075
7/08 7/08
7/48 7/48
7/50 7/50
31/05 31/05
31/11 31/11
C11D 3/48 C11D 3/48
9/50 9/50
(72)発明者 徳本 憲史
東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ
ン株式会社内
Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB172 AB242
AB272 AB332 AB442 AC012
AC022 AC072 AC081 AC102
AC122 AC132 AC151 AC152
AC211 AC212 AC242 AC292
AC302 AC312 AC342 AC392
AC402 AC422 AC432 AC442
AC482 AC532 AC542 AC582
AC642 AC662 AC682 AC692
AC712 AC782 AC792 AC812
AC842 AC852 AC892 AC902
AD042 AD092 AD112 AD132
AD152 AD172 AD272 AD352
AD412 AD532 AD662 BB21
BB41 CC02 CC03 CC04 CC05
CC23 CC25 CC32 CC38 CC39
DD08 DD12 DD17 DD23 DD41
EE06 EE13 EE14 EE22
4C206 AA01 CA17 CA19 CB05 CB09
MA01 MA02 MA04 MA83 NA05
ZB35
4H003 AB03 AB10 AB15 AB22 AB32
AC13 AC15 AD04 DA01 DA02
DA04 DA05 DA06 DA08 DA10
DA15 DA17 DA19 EA25 EA27
EB04 EB08 EB16 EB24 EB25
EB36 EB38 EB43 ED02 ED28
ED29 FA21 FA34
4H011 AA02 AA05 BA01 BB03 BB05
DD05
Claims (2)
- 【請求項1】下記I〜V群から選ばれる1種又は2種以
上を配合してなることを特徴とする抗菌組成物。 I 【化1】 II 【化2】 III イソプレン基が2〜4結合し、且つCHO又は
OH基を有する化合物。 IV 炭素数6〜C14個の飽和又は不飽和脂肪族アル
コール又は炭素数6〜14個の飽和又は不飽和脂肪族ア
ルデヒド。 V 【化3】 - 【請求項2】請求項1に記載された抗菌組成物を含有す
る外用剤、台所又は住居用洗浄剤、衣類用洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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