JP2003192544A - 親水性コンディショニング剤を含有するコンディショナー - Google Patents
親水性コンディショニング剤を含有するコンディショナーInfo
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- JP2003192544A JP2003192544A JP2001394266A JP2001394266A JP2003192544A JP 2003192544 A JP2003192544 A JP 2003192544A JP 2001394266 A JP2001394266 A JP 2001394266A JP 2001394266 A JP2001394266 A JP 2001394266A JP 2003192544 A JP2003192544 A JP 2003192544A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保湿性に優れ、かつ洗髪後も毛髪に潤いを与
えることができるコンディショナーを提供する。 【解決手段】 両性基を有するビニル単量体及び/又は
半極性基を有するビニル単量体由来の構成単位25〜1
00重量%、長鎖アルキル基を有するビニル単量体由来
の構成単位0〜40重量%、及びアミノ基を有するビニ
ル単量体由来の構成単位0〜40重量%を含有する重量
平均分子量2000〜100万の親水性重合体、カチオ
ン性界面活性剤、高級アルコール、並びに水を含むコン
ディショナーであって、親水性重合体がカチオン性界面
活性剤、高級アルコール、及び水が形成するラメラ相に
相溶することを特徴とするコンディショナー。
えることができるコンディショナーを提供する。 【解決手段】 両性基を有するビニル単量体及び/又は
半極性基を有するビニル単量体由来の構成単位25〜1
00重量%、長鎖アルキル基を有するビニル単量体由来
の構成単位0〜40重量%、及びアミノ基を有するビニ
ル単量体由来の構成単位0〜40重量%を含有する重量
平均分子量2000〜100万の親水性重合体、カチオ
ン性界面活性剤、高級アルコール、並びに水を含むコン
ディショナーであって、親水性重合体がカチオン性界面
活性剤、高級アルコール、及び水が形成するラメラ相に
相溶することを特徴とするコンディショナー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪化粧料として
用いるのに好適なコンディショナーに関する。
用いるのに好適なコンディショナーに関する。
【0002】
【従来の技術】コンディショナーには、毛髪に潤いを与
えるために多価アルコール等が添加されている。しかし
ながら、多価アルコール等の親水性物質は、洗髪時に洗
い流されてしまうため、添加量に比べ頭髪に残る量が極
めて少ないという問題があった。
えるために多価アルコール等が添加されている。しかし
ながら、多価アルコール等の親水性物質は、洗髪時に洗
い流されてしまうため、添加量に比べ頭髪に残る量が極
めて少ないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保湿性に優
れ、かつ洗髪後も毛髪に潤いを与えることができるコン
ディショナーを提供することを課題とする。
れ、かつ洗髪後も毛髪に潤いを与えることができるコン
ディショナーを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み、コンディショニング剤について鋭意研究した結
果、ラメラ相に相溶する親水性重合体を含むコンディシ
ョナーが、上記特性を有することを知り、本発明を完成
した。すなわち、本発明の要旨は、両性基を有するビニ
ル単量体及び/又は半極性基を有するビニル単量体由来
の構成単位25〜100重量%、長鎖アルキル基を有す
るビニル単量体由来の構成単位0〜40重量%、及びア
ミノ基を有するビニル単量体由来の構成単位0〜40重
量%を含有する重量平均分子量2000〜100万の親
水性重合体、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、
並びに水を含むコンディショナーであって、親水性重合
体がカチオン性界面活性剤、高級アルコール、及び水が
形成するラメラ相に相溶するものであることを特徴とす
るコンディショナーである。
に鑑み、コンディショニング剤について鋭意研究した結
果、ラメラ相に相溶する親水性重合体を含むコンディシ
ョナーが、上記特性を有することを知り、本発明を完成
した。すなわち、本発明の要旨は、両性基を有するビニ
ル単量体及び/又は半極性基を有するビニル単量体由来
の構成単位25〜100重量%、長鎖アルキル基を有す
るビニル単量体由来の構成単位0〜40重量%、及びア
ミノ基を有するビニル単量体由来の構成単位0〜40重
量%を含有する重量平均分子量2000〜100万の親
水性重合体、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、
並びに水を含むコンディショナーであって、親水性重合
体がカチオン性界面活性剤、高級アルコール、及び水が
形成するラメラ相に相溶するものであることを特徴とす
るコンディショナーである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、ラメラ相に相溶
するとは、後述するラメラ相溶性試験で5%以上の親水
性重合体がラメラ相に存在していることをいう。両性基
を有するビニル単量体としては、カルボキシベタイン
基、ホスホベタイン基、スルホベタイン基を有する化合
物等が挙げられる。具体例としては、N−(メタ)アク
リロイルオキシエチル−N,N−ジメチル−N−カルボ
キシメチルアンモニウム、N−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−N−エチル−N−メチル−N−カルボキシ
メチルアンモニウム、N−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−N,N−ジエチル−N−カルボキシメチルアン
モニウム等が挙げられる。なお、本明細書において(メ
タ)アクリロイルとは、アクリロイル及びメタクリロイ
ルを意味する。
するとは、後述するラメラ相溶性試験で5%以上の親水
性重合体がラメラ相に存在していることをいう。両性基
を有するビニル単量体としては、カルボキシベタイン
基、ホスホベタイン基、スルホベタイン基を有する化合
物等が挙げられる。具体例としては、N−(メタ)アク
リロイルオキシエチル−N,N−ジメチル−N−カルボ
キシメチルアンモニウム、N−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−N−エチル−N−メチル−N−カルボキシ
メチルアンモニウム、N−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−N,N−ジエチル−N−カルボキシメチルアン
モニウム等が挙げられる。なお、本明細書において(メ
タ)アクリロイルとは、アクリロイル及びメタクリロイ
ルを意味する。
【0006】半極性基を有するビニル単量体としては、
アミンオキシド基、スルホキシド基、又はアミンイミド
基を有する化合物が挙げられ、このうちアミンオキシド
基を有する化合物が好ましい。具体例としては、N,N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,
N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ビニル、
p−ジメチルアミノメチルスチレン、p−ジメチルアミ
ノエチルスチレン、p−ジエチルアミノメチルスチレ
ン、p−ジエチルアミノエチルスチレン等の化合物中の
アミノ基を酸化して得られるアミンオキシド化合物など
が挙げられる。なお、本明細書において(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート及びメタクリレートを意味す
る。
アミンオキシド基、スルホキシド基、又はアミンイミド
基を有する化合物が挙げられ、このうちアミンオキシド
基を有する化合物が好ましい。具体例としては、N,N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,
N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ビニル、
p−ジメチルアミノメチルスチレン、p−ジメチルアミ
ノエチルスチレン、p−ジエチルアミノメチルスチレ
ン、p−ジエチルアミノエチルスチレン等の化合物中の
アミノ基を酸化して得られるアミンオキシド化合物など
が挙げられる。なお、本明細書において(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート及びメタクリレートを意味す
る。
【0007】なお、上記の両性基又は半極性基を有する
ビニル単量体に代えて、その前駆体となるベタイン化又
はアミンオキシド化可能な基を有するビニル単量体を、
重合に用い、得られた重合体中のこれらの基を、常法に
よりベタイン化又はアミンオキシド化することによって
も親水性重合体を得ることができる。本発明に係るコン
ディショナーに用いる親水性重合体は、両性基を有する
ビニル単量体由来の構成成分、若しくはアミンオキシド
基を有するビニル単量体由来の構成成分のいずれか一方
又は両方を含有していることが好ましい。特に、アミン
オキシド基を有するビニル単量体由来の構成単位を含有
していることが好ましい。
ビニル単量体に代えて、その前駆体となるベタイン化又
はアミンオキシド化可能な基を有するビニル単量体を、
重合に用い、得られた重合体中のこれらの基を、常法に
よりベタイン化又はアミンオキシド化することによって
も親水性重合体を得ることができる。本発明に係るコン
ディショナーに用いる親水性重合体は、両性基を有する
ビニル単量体由来の構成成分、若しくはアミンオキシド
基を有するビニル単量体由来の構成成分のいずれか一方
又は両方を含有していることが好ましい。特に、アミン
オキシド基を有するビニル単量体由来の構成単位を含有
していることが好ましい。
【0008】親水性重合体中には、両性基を有するビニ
ル単量体及び/又は半極性基を有するビニル単量体に由
来する構成単位が、重合体中に25重量%以上含まれる
ようにするのが好ましい。なかでも好ましいのは、25
〜100重量%、特に40〜95重量%含有させること
である。親水性重合体には、長鎖アルキル基やアミノ基
を有するビニル単量体由来の構成単位を含有させること
もできる。これらのビニル単量体由来の構成単位を含有
させる場合には、両性基又は半極性基を有するビニル単
量体に由来する構成単位が重合体の30〜98重量%、
特に40〜95重量%を占めるようにするのが好まし
い。
ル単量体及び/又は半極性基を有するビニル単量体に由
来する構成単位が、重合体中に25重量%以上含まれる
ようにするのが好ましい。なかでも好ましいのは、25
〜100重量%、特に40〜95重量%含有させること
である。親水性重合体には、長鎖アルキル基やアミノ基
を有するビニル単量体由来の構成単位を含有させること
もできる。これらのビニル単量体由来の構成単位を含有
させる場合には、両性基又は半極性基を有するビニル単
量体に由来する構成単位が重合体の30〜98重量%、
特に40〜95重量%を占めるようにするのが好まし
い。
【0009】長鎖アルキル基を有するビニル単量体とし
ては、鎖上に炭素数1〜3のアルキル基が分岐していて
もよい炭素数6〜40の直鎖アルキル基を有するアルコ
ールの(メタ)アクリレートが挙げられる。具体例とし
ては、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−ヘプチ
ル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノ
ニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。このうち、セ
チル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、ベヘニル(メタ)アクリレートが好ましい。
ては、鎖上に炭素数1〜3のアルキル基が分岐していて
もよい炭素数6〜40の直鎖アルキル基を有するアルコ
ールの(メタ)アクリレートが挙げられる。具体例とし
ては、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−ヘプチ
ル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノ
ニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。このうち、セ
チル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、ベヘニル(メタ)アクリレートが好ましい。
【0010】重合体に占める長鎖アルキル基を有するビ
ニル単量体に由来する構成単位は、40重量%以下が好
ましい。なかでも好ましいのは、1〜40重量%、特に
5〜30重量%である。アミノ基を有するビニル単量体
としては、ジアルキルアミノ基を有する(メタ)アクリ
レートや(メタ)アクリルアミドが挙げられる。具体例
としては、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリレート、N,
N−ジエチルアミノプロピルメタクリレート、N,N−
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N,N−ジ
エチルアミノプロピルメタクリルアミド等が挙げられ、
このうち、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド
が好ましい。
ニル単量体に由来する構成単位は、40重量%以下が好
ましい。なかでも好ましいのは、1〜40重量%、特に
5〜30重量%である。アミノ基を有するビニル単量体
としては、ジアルキルアミノ基を有する(メタ)アクリ
レートや(メタ)アクリルアミドが挙げられる。具体例
としては、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリレート、N,
N−ジエチルアミノプロピルメタクリレート、N,N−
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N,N−ジ
エチルアミノプロピルメタクリルアミド等が挙げられ、
このうち、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド
が好ましい。
【0011】アミノ基を有するビニル単量体は、これに
由来する構成単位が重合体の40重量%以下となる範囲
で用いるのが好ましい。なかでも好ましいのは、1〜4
0重量%、特に5〜30重量%である。本発明に係る重
合体の製造に際しては、両性基又は半極性基を有するビ
ニル単量体、長鎖アルキル基を有するビニル単量体、及
びアミノ基を有するビニル単量体と共に、これらと共重
合可能な他の単量体を共重合させることもできる。
由来する構成単位が重合体の40重量%以下となる範囲
で用いるのが好ましい。なかでも好ましいのは、1〜4
0重量%、特に5〜30重量%である。本発明に係る重
合体の製造に際しては、両性基又は半極性基を有するビ
ニル単量体、長鎖アルキル基を有するビニル単量体、及
びアミノ基を有するビニル単量体と共に、これらと共重
合可能な他の単量体を共重合させることもできる。
【0012】このような単量体としては、カチオン性
基、アニオン性基、又は短鎖アルキル基を有するビニル
単量体などが挙げられる。カチオン性ビニル単量体とし
ては、N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,
N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、N−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N−エチル−N,N−
ジメチルアンモニウム=モノエチル硫酸塩、N−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリエチ
ルアンモニウムクロリド、N−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−N,N,N−トリエチルアンモニウム=モ
ノエチル硫酸塩、N−[3−(N’−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル−N’,N’−ジメチルアンモニウ
ム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド、N−[3−(N’−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N’,N’−ジエチル
アンモニウム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,
N−トリエチルアンモニウムクロリド等のカチオン性
(メタ)アクリル酸エステル;N−(メタ)アクリロイ
ルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−ラウリルア
ンモニウムクロリド、N−(メタ)アクリロイルアミノ
プロピル−N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウム
=モノエチル硫酸塩、N−(メタ)アクリロイルアミノ
プロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウム
クロリド、N−(メタ)アクリロイルアミノプロピル−
N−メチル−N,N−ジエチルアンモニウム=モノメチ
ル硫酸塩、N−[3−(N’−(メタ)アクリロイルア
ミノプロピル−N’,N’−ジメチルアンモニウム)−
2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−トリメチルア
ンモニウムクロリド、N−[3−(N’−(メタ)アク
リロイルアミノプロピル−N’,N’−ジエチルアンモ
ニウム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−ト
リメチルアンモニウムクロリド等のカチオン性(メタ)
アクリルアミドなどが挙げられる。なお、これらのカチ
オン性ビニル単量体に代えて、その前駆体単量体を共重
合に用い、得られた重合体を常法によりカチオン化する
こともできる。
基、アニオン性基、又は短鎖アルキル基を有するビニル
単量体などが挙げられる。カチオン性ビニル単量体とし
ては、N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,
N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、N−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N−エチル−N,N−
ジメチルアンモニウム=モノエチル硫酸塩、N−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリエチ
ルアンモニウムクロリド、N−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−N,N,N−トリエチルアンモニウム=モ
ノエチル硫酸塩、N−[3−(N’−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル−N’,N’−ジメチルアンモニウ
ム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド、N−[3−(N’−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル−N’,N’−ジエチル
アンモニウム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,
N−トリエチルアンモニウムクロリド等のカチオン性
(メタ)アクリル酸エステル;N−(メタ)アクリロイ
ルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−ラウリルア
ンモニウムクロリド、N−(メタ)アクリロイルアミノ
プロピル−N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウム
=モノエチル硫酸塩、N−(メタ)アクリロイルアミノ
プロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウム
クロリド、N−(メタ)アクリロイルアミノプロピル−
N−メチル−N,N−ジエチルアンモニウム=モノメチ
ル硫酸塩、N−[3−(N’−(メタ)アクリロイルア
ミノプロピル−N’,N’−ジメチルアンモニウム)−
2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−トリメチルア
ンモニウムクロリド、N−[3−(N’−(メタ)アク
リロイルアミノプロピル−N’,N’−ジエチルアンモ
ニウム)−2−ヒドロキシプロピル]−N,N,N−ト
リメチルアンモニウムクロリド等のカチオン性(メタ)
アクリルアミドなどが挙げられる。なお、これらのカチ
オン性ビニル単量体に代えて、その前駆体単量体を共重
合に用い、得られた重合体を常法によりカチオン化する
こともできる。
【0013】アニオン性ビニル単量体としては、(メ
タ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、
クロトン酸等の不飽和カルボン酸化合物;コハク酸、フ
タル酸等の多塩基性酸と、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレートとのハ
ーフエステル化合物;スチレンスルホン酸、スルホエチ
ル(メタ)アクリレート等のスルホン酸基を有する化合
物;2−ホスホノエチル(メタ)アクリレート等のリン
酸基を有する化合物などのアニオン性基を有する化合物
が挙げられる。これらのアニオン性ビニル単量体は、共
重合反応に際し、酸の形態でも、部分中和又は完全中和
の形態のいずれでも使用することができる。また、酸の
形態で共重合反応に供してから部分中和又は完全中和す
ることもできる。中和には、水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム等のアルカリ金属水酸化物や、アンモニア水、
モノ・ジ・トリエタノールアミン、トリメチルアミン等
のアミン化合物を使用することができる。
タ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、
クロトン酸等の不飽和カルボン酸化合物;コハク酸、フ
タル酸等の多塩基性酸と、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレートとのハ
ーフエステル化合物;スチレンスルホン酸、スルホエチ
ル(メタ)アクリレート等のスルホン酸基を有する化合
物;2−ホスホノエチル(メタ)アクリレート等のリン
酸基を有する化合物などのアニオン性基を有する化合物
が挙げられる。これらのアニオン性ビニル単量体は、共
重合反応に際し、酸の形態でも、部分中和又は完全中和
の形態のいずれでも使用することができる。また、酸の
形態で共重合反応に供してから部分中和又は完全中和す
ることもできる。中和には、水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム等のアルカリ金属水酸化物や、アンモニア水、
モノ・ジ・トリエタノールアミン、トリメチルアミン等
のアミン化合物を使用することができる。
【0014】短鎖アルキル基を有するビニル単量体とし
ては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、t−ブチルメタクリレート等の(メタ)ア
クリル酸エステルなどが挙げられる。これらの単量体
は、これに由来する構成単位が重合体中の40重量%以
下となる範囲で用いるのが好ましい。なかでも好ましい
のは、1〜40重量%、特に5〜30重量%である。
ては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、t−ブチルメタクリレート等の(メタ)ア
クリル酸エステルなどが挙げられる。これらの単量体
は、これに由来する構成単位が重合体中の40重量%以
下となる範囲で用いるのが好ましい。なかでも好ましい
のは、1〜40重量%、特に5〜30重量%である。
【0015】本発明に係るコンディショナーに用いる親
水性重合体は、上記各単量体を、溶液重合、バルク重
合、懸濁重合等の公知の(共)重合方法により重合させ
ることにより製造することができる。このうち、溶液重
合が好ましい。重合溶媒としては、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール、イソブチルアルコール、s−ブチルアルコー
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、n-ヘキサ
ン、n-ヘプタン等の有機溶剤を単独で又は2種以上混合
して使用すればよい。
水性重合体は、上記各単量体を、溶液重合、バルク重
合、懸濁重合等の公知の(共)重合方法により重合させ
ることにより製造することができる。このうち、溶液重
合が好ましい。重合溶媒としては、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール、イソブチルアルコール、s−ブチルアルコー
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、n-ヘキサ
ン、n-ヘプタン等の有機溶剤を単独で又は2種以上混合
して使用すればよい。
【0016】ラジカル重合開始剤としては、2,2’−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、
2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、
1,1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニトリ
ル)等のアゾ化合物、ベンゾイルパーオキシド、ジクミ
ルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド等の過酸化物等を用いることができ
る。重合開始剤は、単量体の合計量に対して、通常は
0.01〜5重量%の範囲で使用する。
アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、
2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、
1,1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニトリ
ル)等のアゾ化合物、ベンゾイルパーオキシド、ジクミ
ルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド等の過酸化物等を用いることができ
る。重合開始剤は、単量体の合計量に対して、通常は
0.01〜5重量%の範囲で使用する。
【0017】重合反応は、通常は窒素やアルゴン等の不
活性ガス雰囲気中、30〜120℃、好ましくは40〜
100℃で1〜30時間行えばよい。重合開始剤の種類
及び量、重合温度、溶媒の種類、重合反応時の単量体濃
度、重合系への単量体の供給方法、連鎖移動剤の使用量
等の重合条件を適宜選択して生成する重合体の重量平均
分子量が2,000〜1,000,000となるように
重合反応を行う。重量平均分子量が2,000未満の重
合体はべた付きがあり、また水分保持能力が劣る。逆に
分子量が1,000,000を超えるものは、保湿性が
劣るようになる。平均分子量が10,000〜300,
000、特に50,000〜100,000の重合体が
生成するように重合条件を選択するのが好ましい。
活性ガス雰囲気中、30〜120℃、好ましくは40〜
100℃で1〜30時間行えばよい。重合開始剤の種類
及び量、重合温度、溶媒の種類、重合反応時の単量体濃
度、重合系への単量体の供給方法、連鎖移動剤の使用量
等の重合条件を適宜選択して生成する重合体の重量平均
分子量が2,000〜1,000,000となるように
重合反応を行う。重量平均分子量が2,000未満の重
合体はべた付きがあり、また水分保持能力が劣る。逆に
分子量が1,000,000を超えるものは、保湿性が
劣るようになる。平均分子量が10,000〜300,
000、特に50,000〜100,000の重合体が
生成するように重合条件を選択するのが好ましい。
【0018】得られた重合体溶液から重合体を分離する
には、貧溶媒の添加による析出や、溶媒留去等の公知の
方法で行う。分離した重合体は、必要ならば再沈殿、溶
剤洗浄、膜分離等によって更に精製することもできる。
上述の方法で得られる親水性重合体と、カチオン性界面
活性剤、高級アルコール、及び水とを混合してコンディ
ショナーとする。
には、貧溶媒の添加による析出や、溶媒留去等の公知の
方法で行う。分離した重合体は、必要ならば再沈殿、溶
剤洗浄、膜分離等によって更に精製することもできる。
上述の方法で得られる親水性重合体と、カチオン性界面
活性剤、高級アルコール、及び水とを混合してコンディ
ショナーとする。
【0019】親水性重合体は、コンディショナー中に
0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%含まれている
ことが好ましい。カチオン性界面活性剤としては、塩化
ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジメチルジベンジルアンモニウム、臭化脂
肪酸アミノホルミルメチルピペリジニウム、塩化ポリオ
キシプロピレンメチルジエチルアンモニウム等の4級ア
ンモニウム塩が挙げられる。このうち、塩化ステアリル
トリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアン
モニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等が
好ましい。カチオン性界面活性剤は、コンディショナー
中に0.5〜5重量%、特に1〜3重量%含まれている
ことが好ましい。
0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%含まれている
ことが好ましい。カチオン性界面活性剤としては、塩化
ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジメチルジベンジルアンモニウム、臭化脂
肪酸アミノホルミルメチルピペリジニウム、塩化ポリオ
キシプロピレンメチルジエチルアンモニウム等の4級ア
ンモニウム塩が挙げられる。このうち、塩化ステアリル
トリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアン
モニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等が
好ましい。カチオン性界面活性剤は、コンディショナー
中に0.5〜5重量%、特に1〜3重量%含まれている
ことが好ましい。
【0020】高級アルコールとしては、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール等の炭素数16以上のアルコ
ールが挙げられる。高級アルコールは、コンディショナ
ー中に1〜10重量%、特に2〜6重量%含まれている
ことが好ましい。
ル、ステアリルアルコール等の炭素数16以上のアルコ
ールが挙げられる。高級アルコールは、コンディショナ
ー中に1〜10重量%、特に2〜6重量%含まれている
ことが好ましい。
【0021】
【実施例】本発明を実施例に基づき、更に詳細に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。 製造例1 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び
攪拌装置付の反応器内に、エタノール140重量部、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル100重量部、ジメチ
ル−2,2’−アゾビスイソブチレート0.2重量部を
仕込んだ。反応器内の空気を窒素で置換後、2時間かけ
て80℃に昇温し、80℃で10時間反応させた後、室
温に冷却した。なお、昇温開始6時間後にジメチル−
2,2’−アゾビスイソブチレート1.0重量部を添加
した。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。 製造例1 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び
攪拌装置付の反応器内に、エタノール140重量部、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル100重量部、ジメチ
ル−2,2’−アゾビスイソブチレート0.2重量部を
仕込んだ。反応器内の空気を窒素で置換後、2時間かけ
て80℃に昇温し、80℃で10時間反応させた後、室
温に冷却した。なお、昇温開始6時間後にジメチル−
2,2’−アゾビスイソブチレート1.0重量部を添加
した。
【0022】この反応液を80℃に保ち、エチレンジア
ミンテトラミン0.2重量部を添加し、過酸化水素水溶
液(35重量%水溶液)を61.8重量部(メタクリル
酸ジメチルアミノエチル1モルに対して1モル相当)滴
下した後、10時間加熱攪拌した。次いで、溶媒を減圧
留去し、重合体(1)を得た。 製造例2〜7 製造例1と同様にして、表1の単量体組成となるよう
に、重合体(2)〜(7)を製造した。なお、重合反応
にはアミンオキシド基を有する単量体の代わりにその前
駆体の3級アミノ基を有する単量体を用い、生成した重
合体に表1の組成となるように過酸化水素を反応させ
た。
ミンテトラミン0.2重量部を添加し、過酸化水素水溶
液(35重量%水溶液)を61.8重量部(メタクリル
酸ジメチルアミノエチル1モルに対して1モル相当)滴
下した後、10時間加熱攪拌した。次いで、溶媒を減圧
留去し、重合体(1)を得た。 製造例2〜7 製造例1と同様にして、表1の単量体組成となるよう
に、重合体(2)〜(7)を製造した。なお、重合反応
にはアミンオキシド基を有する単量体の代わりにその前
駆体の3級アミノ基を有する単量体を用い、生成した重
合体に表1の組成となるように過酸化水素を反応させ
た。
【0023】ラメラ相溶性試験
得られた親水性重合体(1)〜(7)について、以下の
方法により、ラメラ相溶性試験を行った。親水性重合体
の2%水溶液25重量部、ステアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリド3重量部、及びセチルアルコール3重量
部を混合し、80℃で1時間攪拌した後、室温まで冷却
した。この混合液2gに蒸留水8gを加えて希釈した
後、遠心分離(日立高速冷却遠心機20PR−52、回
転半径:10.8cm、傾斜:34度、回転数:150
00回転/分、時間:60分間、温度:40℃)して水
相とラメラ相に分離した。得られたラメラ相に、蒸留水
8gを加えて希釈した後、前回と同一条件で遠心分離を
行った。得られたラメラ相について、前回と同様に蒸留
水による希釈と遠心分離を行った。3回の遠心分離操作
で得られた水溶液を合わせ、水中の親水性重合体濃度を
測定し、ラメラ相に残留した重合体の割合を算出した。
測定は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装
置:東ソー株式会社製、SC8010,SD8022,RI8020,CO8011,
PS8010、カラム:和光純薬工業株式会社 Wakopak (Wak
obeads G-50)、展開溶媒:水/メタノール/酢酸/酢
酸ナトリウム=6/4/0.3/0.41)により、検量線法を用い
て行った。
方法により、ラメラ相溶性試験を行った。親水性重合体
の2%水溶液25重量部、ステアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリド3重量部、及びセチルアルコール3重量
部を混合し、80℃で1時間攪拌した後、室温まで冷却
した。この混合液2gに蒸留水8gを加えて希釈した
後、遠心分離(日立高速冷却遠心機20PR−52、回
転半径:10.8cm、傾斜:34度、回転数:150
00回転/分、時間:60分間、温度:40℃)して水
相とラメラ相に分離した。得られたラメラ相に、蒸留水
8gを加えて希釈した後、前回と同一条件で遠心分離を
行った。得られたラメラ相について、前回と同様に蒸留
水による希釈と遠心分離を行った。3回の遠心分離操作
で得られた水溶液を合わせ、水中の親水性重合体濃度を
測定し、ラメラ相に残留した重合体の割合を算出した。
測定は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装
置:東ソー株式会社製、SC8010,SD8022,RI8020,CO8011,
PS8010、カラム:和光純薬工業株式会社 Wakopak (Wak
obeads G-50)、展開溶媒:水/メタノール/酢酸/酢
酸ナトリウム=6/4/0.3/0.41)により、検量線法を用い
て行った。
【0024】保湿性試験
ラメラ相溶性試験で3回の遠心分離後のラメラ相につい
て、以下の方法により保湿性を測定した。ラメラ相1g
を直径5cmのシャーレに均一に広げ、25℃、湿度5
0%の恒温恒湿機で24時間調湿し、乾燥させた。次い
で、25℃、湿度90%の恒温恒湿機で24時間調湿
し、吸湿させた。更に、25℃、湿度50%の恒温恒湿
機で24時間調湿したときの固形分1gあたりの吸湿量
を測定した。吸湿量が多いほど保湿性が高いことを意味
する。
て、以下の方法により保湿性を測定した。ラメラ相1g
を直径5cmのシャーレに均一に広げ、25℃、湿度5
0%の恒温恒湿機で24時間調湿し、乾燥させた。次い
で、25℃、湿度90%の恒温恒湿機で24時間調湿
し、吸湿させた。更に、25℃、湿度50%の恒温恒湿
機で24時間調湿したときの固形分1gあたりの吸湿量
を測定した。吸湿量が多いほど保湿性が高いことを意味
する。
【0025】表1に、親水性重合体の組成、重量平均分
子量、ラメラ相溶性試験及び保湿性試験の結果を示し
た。
子量、ラメラ相溶性試験及び保湿性試験の結果を示し
た。
【0026】
【表1】
実施例1
重合体(1)の2%水溶液25重量部、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロリド3重量部、セチルアルコー
ル3重量部を80℃で1時間攪拌した後、室温まで冷却
し、サンプルAとした。
メチルアンモニウムクロリド3重量部、セチルアルコー
ル3重量部を80℃で1時間攪拌した後、室温まで冷却
し、サンプルAとした。
【0027】実施例2〜4、比較例1〜3
実施例1と同様にして、重合体2〜7から、それぞれサ
ンプルB〜サンプルGを調製した。また、実施例1と同
様にして。ポリグリセリン(ラメラ相溶性0%、保湿性
0.03)からサンプルHを、カチオン化ヒドロキシエ
チルセルロース(ラメラ相溶性0%、保湿性0.03)
からサンプルIを調製した。
ンプルB〜サンプルGを調製した。また、実施例1と同
様にして。ポリグリセリン(ラメラ相溶性0%、保湿性
0.03)からサンプルHを、カチオン化ヒドロキシエ
チルセルロース(ラメラ相溶性0%、保湿性0.03)
からサンプルIを調製した。
【0028】得られたサンプルA〜I用いて、乾燥後の
しっとり感を評価した。 乾燥後のしっとり感 35℃の水で濡らした23cmのクセのない毛髪2gに
サンプル1gを塗布して、30秒間なじませた後、35
℃の流水で30秒間洗浄した。毛髪の水分をタオルで拭
き取り、30秒間ドライヤーで乾燥してから、23℃、
湿度60%の恒温室に12時間放置した後、乾燥後のし
っとり感を評価した。
しっとり感を評価した。 乾燥後のしっとり感 35℃の水で濡らした23cmのクセのない毛髪2gに
サンプル1gを塗布して、30秒間なじませた後、35
℃の流水で30秒間洗浄した。毛髪の水分をタオルで拭
き取り、30秒間ドライヤーで乾燥してから、23℃、
湿度60%の恒温室に12時間放置した後、乾燥後のし
っとり感を評価した。
【0029】毛髪を手のひらで触ったときの手に感じる
濡れた感触、ゴワツキ感から、結果を4段階で評価し
た。すごくしっとりして柔らかく感じるものを4点と
し、全くしっとりせずに柔らかく感じないものを1点と
した。結果を表2に示す。
濡れた感触、ゴワツキ感から、結果を4段階で評価し
た。すごくしっとりして柔らかく感じるものを4点と
し、全くしっとりせずに柔らかく感じないものを1点と
した。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 宮村 裕子
三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株
式会社内
(72)発明者 長谷川 龍一
三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株
式会社内
Fターム(参考) 4C083 AB051 AC071 AC072 AC692
AD071 AD072 AD091 BB06
BB35 CC33 DD27 DD44 EE06
Claims (6)
- 【請求項1】 両性基を有するビニル単量体及び/又は
半極性基を有するビニル単量体由来の構成単位25〜1
00重量%、長鎖アルキル基を有するビニル単量体由来
の構成単位0〜40重量%、及びアミノ基を有するビニ
ル単量体由来の構成単位0〜40重量%を含有する重量
平均分子量2000〜100万の親水性重合体、カチオ
ン性界面活性剤、高級アルコール、並びに水を含むコン
ディショナーであって、親水性重合体がカチオン性界面
活性剤、高級アルコール、及び水が形成するラメラ相に
相溶するものであることを特徴とするコンディショナ
ー。 - 【請求項2】 両性基を有するビニル単量体及び/又は
半極性基を有するビニル単量体由来の構成単位25〜1
00重量%、長鎖アルキル基を有するビニル単量体由来
の構成単位0〜40重量%、アミノ基を有するビニル単
量体由来の構成単位0〜40重量%、及びこれらと共重
合可能な他のビニル単量体由来の構成単位を0〜40重
量%を含有する重量平均分子量2000〜100万の親
水性重合体、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、
並びに水を含むコンディショナーであって、親水性重合
体がカチオン性界面活性剤、高級アルコール、及び水が
形成するラメラ相に相溶するものであることを特徴とす
るコンディショナー。 - 【請求項3】 半極性基を有するビニル単量体が、アミ
ンオキシド基を有するビニル単量体であることを特徴と
する請求項1又は2記載のコンディショナー。 - 【請求項4】 親水性重合体が、長鎖アルキル基を有す
るビニル単量体由来の構成単位を1〜40重量%含むも
のであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
記載のコンディショナー。 - 【請求項5】 親水性重合体が、アミノ基を有するビニ
ル単量体由来の構成単位を1〜40重量%含むものであ
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
コンディショナー。 - 【請求項6】 親水性重合体が、共重合可能な他のビニ
ル単量体由来の構成成分を1〜40重量%含むものであ
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
コンディショナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001394266A JP2003192544A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 親水性コンディショニング剤を含有するコンディショナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001394266A JP2003192544A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 親水性コンディショニング剤を含有するコンディショナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003192544A true JP2003192544A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27601052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001394266A Pending JP2003192544A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 親水性コンディショニング剤を含有するコンディショナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003192544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005075737A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Mitsubishi Chemicals Corp | 毛髪用一時着色料組成物 |
JP2005097510A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-04-14 | Lion Corp | スルホベタイン系塩感応性高分子化合物 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001394266A patent/JP2003192544A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005075737A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Mitsubishi Chemicals Corp | 毛髪用一時着色料組成物 |
JP2005097510A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-04-14 | Lion Corp | スルホベタイン系塩感応性高分子化合物 |
JP4488731B2 (ja) * | 2003-09-02 | 2010-06-23 | ライオン株式会社 | スルホベタイン系塩感応性高分子化合物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Effective date: 20040810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
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Effective date: 20050817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |