JP2003190153A - 超音波撮影装置 - Google Patents

超音波撮影装置

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JP2003190153A
JP2003190153A JP2001385612A JP2001385612A JP2003190153A JP 2003190153 A JP2003190153 A JP 2003190153A JP 2001385612 A JP2001385612 A JP 2001385612A JP 2001385612 A JP2001385612 A JP 2001385612A JP 2003190153 A JP2003190153 A JP 2003190153A
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Yoichi Suzuki
陽一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丈夫な殻を持つ造影剤を用いた場合でもその
普及範囲の全てを撮影する超音波撮影装置を実現する。 【解決手段】 撮影面内を超音波でスキャンしてエコー
を受信することを、超音波のメカニカルインデックスM
Iをスキャン単位で逐次増加させつつ行う送受信手段
(33,36)と、スキャンごとのエコー受信信号に基
づいてそれぞれ画像を生成する画像生成手段(40,4
4)と、画像生成手段が生成した複数の画像を加算して
画像を合成する合成手段(44)と、合成された画像を
表示する表示手段(46)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波撮影装置に関
し、とくに、造影剤が注入された対象を撮影する超音波
撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波撮影では、対象の内部の撮影面内
を超音波でスキャン(scan)してエコー(ech
o)を受信し、エコー受信信号に基づいて断層像すなわ
ちBモード(mode)画像を生成する。
【0003】エコーの信号強度を上げる必要があるとき
は造影剤が使用される。造影剤は直径が数μm程度の微
小気泡の集まりである。気泡の表面は殻で覆われてい
る。造影剤の殻が超音波で破壊されたときに、送波超音
波の高調波を含む高レベル(level)の超音波が発
生し、エコー信号強度の増強すなわちエコーエンハンス
メント(echo enhancement)が行われ
る。
【0004】エコーエンハンスメント付きの超音波撮影
は、造影剤を血流を利用して関心領域(ROI:Reg
ion of Interest)に行き渡らせた上で
行われる。例えば血流の末梢部にあるROIを造影する
場合等は、途中で消滅しないように、比較的丈夫な殻を
持つ気泡からなる造影剤が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】丈夫な殻を持つ気泡
は、超音波を受けても破壊せずに存在し続けるものが多
くなる。気泡の集まりは超音波の著しく減衰させるの
で、造影剤が破壊せずに存在し続けることによりそれ以
深について撮影することができなくなる。
【0006】そこで、本発明の課題は、丈夫な殻を持つ
造影剤を用いた場合でもその普及範囲の全てを撮影する
超音波撮影装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するためのひとつの観点での発明は、撮影面内を超音波
でスキャンしてエコーを受信することを、超音波のメカ
ニカルインデックスMIをスキャン単位で逐次増加させ
つつ行う送受信手段と、前記スキャンごとのエコー受信
信号に基づいてそれぞれ画像を生成する画像生成手段
と、前記生成された複数の画像を加算して画像を合成す
る合成手段と、前記合成された画像を表示する表示手段
と、を具備することを特徴とする超音波撮影装置であ
る。
【0008】この観点での発明では、撮影面内を超音波
でスキャンしてエコーを受信することを、超音波のメカ
ニカルインデックスMIをスキャン単位で逐次増加させ
つつ行い、スキャンごとのエコー受信信号に基づいてそ
れぞれ画像を生成し、それら画像の加算によって得られ
た画像を表示するので、超音波のメカニカルインデック
スMIの増加によって造影剤の破壊深度が逐次増大し、
丈夫な殻を持つ造影剤を用いた場合でもその普及範囲の
全てを撮影することができる。
【0009】前記送受信手段は前記超音波の収束距離を
スキャン単位で逐次増大させることが、造影剤の逐次破
壊を効果的に行う点で好ましい。前記画像生成手段によ
って生成された画像を記憶する記憶手段を具備すること
が、画像の合成を容易にする点で好ましい。
【0010】前記合成手段と前記表示手段の間に介在
し、前記合成された画像の輝度を調節する輝度調節手段
を具備することが、表示画像の輝度の飽和を回避する点
で好ましい。
【0011】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影面内を超音波で撮影面内を超音波で
スキャンしてエコーを受信することを、超音波のメカニ
カルインデックスMIをスキャン単位で逐次増加させつ
つ行う送受信手段と、前記スキャンごとのエコー受信信
号に基づいてそれぞれ画像を生成する画像生成手段と、
前記生成された複数の画像についてピクセルごとに複数
の画像を通じての画像データの最大値を抽出し、この最
大値によって画像を合成する合成手段と、前記合成され
た画像を表示する表示手段と、を具備することを特徴と
する超音波撮影装置である。
【0012】この観点での発明では、撮影面内を超音波
でスキャンしてエコーを受信することを、超音波のメカ
ニカルインデックスMIをスキャン単位で逐次増加させ
つつ行い、スキャンごとのエコー受信信号に基づいてそ
れぞれ画像を生成し、それら複数の画像についてピクセ
ルごとに複数の画像を通じての画像データの最大値を抽
出し、最大値に基づく画像を合成して表示するので、超
音波のメカニカルインデックスMIの増加によって造影
剤の破壊深度が逐次増大し、丈夫な殻を持つ造影剤を用
いた場合でもその普及範囲の全てを撮影することができ
る。
【0013】前記送受信手段は前記超音波の収束距離を
スキャン単位で逐次増大させることが、造影剤の逐次破
壊を効果的に行う点で好ましい。前記画像生成手段によ
って生成された画像を記憶する記憶手段を具備すること
が、画像の合成を容易にする点で好ましい。
【0014】前記合成手段と前記表示手段の間に介在
し、前記合成された画像の輝度を調節する輝度調節手段
具備することが、表示画像の輝度の飽和を回避する点で
好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に超音波撮影装置のブ
ロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施
の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の
装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0016】同図に示すように、本装置は超音波プロー
ブ33を有する。超音波プローブ33は使用者により対
象7の体表に押し当てて使用される。対象7の診断部位
には予め造影剤を普及させてある。
【0017】超音波プローブ33は、例えば、図2に示
すような超音波トランスデューサアレイ(transd
ucer array)300を有する。超音波トラン
スデューサアレイ300は1次元アレイであり、例え
ば、128個の超音波振動子302からなる。超音波振
動子302は例えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン
(Zr)酸鉛)セラミックス(ceramics)等の
圧電材料によって構成される。
【0018】超音波プローブ33は送受信部36に接続
されている。送受信部36は、超音波プローブ33に駆
動信号を与えて超音波を送波させる。送受信部36は、
また、超音波プローブ33が受波したエコー信号を受信
する。
【0019】図3に、超音波プローブ33から送波され
る超音波の波形の一例を示す。同図に示すように、送波
超音波は音圧が正負に振動するパルス(pulse)と
なる。超音波パルスの強さはメカニカルインデックス
(mechanical index)MIによって表
される。メカニカルインデックスMIは次式で与えられ
る。
【0020】
【数1】
【0021】ここで、 Pr:音圧 f:周波数 超音波プローブ33が送波する超音波パルスは、メカニ
カルインデックスMIが可変になっている。メカニカル
インデックスMIの変更は、送受信部36が超音波プロ
ーブ33に与える駆動信号の信号強度を変更することに
よって行われる。駆動信号の信号強度を上げると、送波
超音波の音圧が上がってメカニカルインデックスMIが
大きくなる。駆動信号の信号強度を下げると、送波超音
波の音圧が下がってメカニカルインデックスMIが小さ
くなる。このようなメカニカルインデックスMIの変更
は、後述の制御部48による制御の下で行われる。
【0022】送受信部36は、超音波プローブ33を通
じて例えば図4に示すような音線走査を行う。すなわ
ち、放射点200からz方向に進行する超音波ビーム
(beam)すなわち音線202で扇状の2次元領域2
06をθ方向に走査し、いわゆるセクタスキャン(se
ctor scan)を行う。
【0023】送波および受波のアパーチャ(apert
ure)を超音波トランスデューサアレイの一部を用い
て形成するときは、このアパーチャをアレイに沿って順
次移動させることにより、例えば図5に示すような走査
を行うことができる。すなわち、放射点200からz方
向に発する音線202を直線状の軌跡204に沿って平
行移動させることにより、矩形状の2次元領域206を
x方向に走査し、いわゆるリニアスキャン(linea
r scan)を行う。
【0024】なお、超音波トランスデューサアレイが、
超音波送波方向に張り出した円弧に沿って形成されたい
わゆるコンベックスアレイ(convex arra
y)である場合は、リニアスキャンと同様な音線走査に
より、例えば図6に示すように、音線202の放射点2
00を円弧状の軌跡204に沿って移動させ、扇面状の
2次元領域206をθ方向に走査して、いわゆるコンベ
ックススキャンが行るのはいうまでもない。
【0025】2次元領域206のスキャンは、送波超音
波のメカニカルインデックスMIを逐次増加させながら
行われる。メカニカルインデックスMIの増加はスキャ
ン単位で行われる。すなわち、1回目のスキャンを所定
のメカニカルインデックスMIの送波超音波で行い、以
下、メカニカルインデックスMIを逐次増加させながら
2回目以降のスキャンをそれぞれ行う。メカニカルイン
デックスMIの増加は予め定めた限度内で行われる。メ
カニカルインデックスMIの限度は、送受信部36の駆
動信号の最大値または対象7についての許容最大音圧に
よって定まる。
【0026】2次元領域206のスキャンは、また、超
音波ビームの収束距離すなわち超音波ビームの焦点距離
を逐次増加させながら行われる。焦点距離の増加はスキ
ャン単位で行われる。すなわち、1回目のスキャンを所
定の近距離に収束させた送波超音波ビームで行い、以
下、焦点距離を逐次増加させながら2回目以降のスキャ
ンをそれぞれ行う。
【0027】送受信部36はBモード処理部40に接続
されている。送受信部36から出力される音線ごとのエ
コー受信信号は、Bモード処理部40に入力される。B
モード処理部40はBモード画像データを形成するもの
である。Bモード処理部40は、エコー受信信号を対数
増幅した後に包絡線検波して音線上の個々の反射点での
エコーの強度を表す信号すなわちAスコープ(scop
e)信号を得て、このAスコープ信号の各瞬時の振幅を
それぞれ輝度値として、Bモード画像データを形成す
る。Bモード処理部40は画像処理部44に接続されて
いる。画像処理部44は、Bモード処理部40から入力
されるデータに基づいて画像を生成する。
【0028】画像処理部44は、図7に示すように、セ
ントラル・プロセシング・ユニット(CPU:Cent
ral Processing Unit)140を有
する。CPU140には、バス(bus)142によっ
て、メインメモリ(mainmemory)144、外
部メモリ146、制御部インターフェース(inter
face)148、入力データメモリ(data me
mory)152、ディジタル・スキャンコンバータ
(DSC:Digital Scan Convert
er)154、画像メモリ156、および、ディスプレ
ーメモリ(display memory)158が接
続されている。
【0029】外部メモリ146には、CPU140が実
行するプログラムが記憶されている。外部メモリ146
には、また、CPU140がプログラムを実行するにあ
たって使用する種々のデータも記憶されている。
【0030】CPU140は、外部メモリ146からプ
ログラムをメインメモリ144にロード(load)し
て実行することにより、所定の画像処理を遂行する。C
PU140は、プログラム実行の過程で、制御部インタ
ーフェース148を通じて後述の制御部48と制御信号
の授受を行う。
【0031】Bモード処理部40から音線ごとに入力さ
れたBモード画像データすなわち音データは、入力デー
タメモリ152に記憶される。入力データメモリ152
の音線データは、2次元領域206の1スキャンすなわ
ち1フレーム(frame)ごとにDSC154で走査
変換されて画像メモリ156に書き込まれる。その際、
画像メモリ156には、各スキャンごとに得られた画像
が別々な領域に書き込まれる。以下、各スキャンごとに
得られた画像をフレーム画像ともいう。
【0032】CPU140は、これら複数のフレーム画
像を加算することにより合成フレーム画像を生成する。
あるいは、複数のフレーム画像を加算する代わりに、フ
レーム画像の各ピクセル(pixel)ごとに、複数の
フレーム画像を通じての画像データの最大値を抽出し、
それら最大値を持つピクセルによって合成フレーム画像
を生成するようにしてもよい。
【0033】合成フレーム画像はディスプレーメモリ1
58に書き込まれる。ディスプレーメモリ158の合成
フレーム画像は表示部46に出力される。表示部46
は、このフレーム画像を可視像として表示する。表示部
46は、カラー(color)画像が表示可能なCRT
(cathode−ray tube)を用いたグラフ
ィックディスプレー(graphic displa
y)等で構成される。
【0034】CPU140は、合成フレーム画像をディ
スプレーメモリ158に書き込むときに、合成フレーム
画像の輝度値を調節することが、表示画像の輝度の飽和
を回避する点で好ましい。
【0035】以上の送受信部36、Bモード処理部4
0、画像処理部44および表示部46には制御部48が
接続されている。制御部48は、それら各部に制御信号
を与えてその動作を制御する。制御部48には、被制御
の各部から各種の報知信号が入力される。制御部48に
よる制御の下でBモード動作が実行される。
【0036】制御部48には操作部50が接続されてい
る。操作部50は使用者によって操作され、制御部48
に適宜の指令や情報を入力するようになっている。操作
部50は、例えばキーボード(keyboard)やポ
インティングデバイス(pointing devic
e)およびその他の操作具を備えている。
【0037】本装置の動作を説明する。図8に、本装置
の動作のフロー(flow)図を示す。同図に示すよう
に、ステージ(stage)802で、MI逐次増加に
よるスキャンを行う。すなわち、メカニカルインデック
スMIをスキャン単位で逐次増加させながら2次元領域
206をスキャンする。メカニカルインデックスMIの
増加に伴って送波超音波ビームの焦点距離を逐次増加さ
せてもよい。これによって、造影剤の破壊をより効果的
に行うことができる。
【0038】2次元領域206には、例えば図9に示す
ように、造影剤普及範囲9が存在するものとする。この
ような2次元領域206について、メカニカルインデッ
クスMI(および焦点距離)を逐次増加させながらスキ
ャンが行われる。
【0039】このスキャンは、制御部48による制御の
下で、超音波プローブ33および送受信部36によって
行われる。超音波プローブ33および送受信部36から
なる部分は、本発明における送受信手段の実施の形態の
一例である。
【0040】このようなスキャンによって得られたエコ
ー受信信号に基づいて、ステージ804で、フレーム画
像を生成する。フレーム画像はスキャンごとにそれぞれ
生成される。フレーム画像の生成は、Bモード処理部4
0および画像処理部44によって行われる。Bモード処
理部40および画像処理部44からなる部分は、本発明
における画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0041】各回のスキャンによって、例えば図10な
いし図13に略図で示すようなフレーム画像がそれぞれ
得られる。すなわち、1回目のスキャンでは、図10に
示すように、造影剤普及範囲9のうち最も浅いところが
造影されて高輝度像となり、それより深いところについ
ては造影されずに低輝度像となる。
【0042】これは、造影剤普及範囲9のうち最も浅い
ところでは造影剤が破壊されてエコーエンハンスメント
が行われるが、それより深いところでは造影剤が破壊さ
れずに気泡のままで残ることにより、超音波が著しく減
衰してほとんどエコーが得られないためである。
【0043】メカニカルインデックスMIを増加させた
2回目のスキャンでは、図11に示すように、造影剤普
及範囲9のうち1回目より深いところが造影されて高輝
度像となり、それより深いところについては造影されず
に低輝度像となる。
【0044】メカニカルインデックスMIをさらに増加
させた3回目のスキャンでは、図12に示すように、造
影剤普及範囲9のうちさらに深いところが造影されて高
輝度像となり、それより深いところについては造影され
ずに低輝度像となる。
【0045】メカニカルインデックスMIをもっと増加
させた4回目のスキャンでは、図13に示すように、造
影剤普及範囲9のうち最も深いところが造影されて高輝
度像となる。
【0046】このような複数のフレーム画像をステージ
806で記憶する。フレーム画像の記憶は画像メモリ1
56に行われる。画像メモリ156は、本発明における
記憶手段の実施の形態の一例である。
【0047】画像メモリ156に記憶した複数のフレー
ム画像を用いて、ステージ808で、フレーム画像合成
を行う。フレーム画像の合成は、複数のフレーム画像を
加算することにより行われる。これによって、図14に
示すような合成フレーム画像が得られる。合成フレーム
画像においては、造影剤普及範囲9が全て高輝度像とな
る。
【0048】複数のフレーム画像を加算する代わりに、
フレーム画像の各ピクセルごとに、複数のフレーム画像
を通じての画像データの最大値を抽出し、それら最大値
を持つピクセルによってフレーム画像を合成しても同様
な合成フレーム画像を得ることができる。フレーム画像
の合成はCPU140によって行われる。CPU140
は、本発明における合成手段の実施の形態の一例であ
る。
【0049】合成されたフレーム画像についてステージ
810で輝度調節を行う。輝度調節はCPU140によ
って行われる。CPU140は、本発明における輝度調
節手段の実施の形態の一例である。
【0050】輝度調節されたフレーム画像をステージ8
12で表示する。フレーム画像の表示は表示部46によ
って行われる。すなわち、図14に示した合成フレーム
画像が可視像として表示される。これによって、本装置
の使用者は造影剤普及範囲9の全てを高輝度像として観
察することができる。表示部46は、本発明における表
示手段の実施の形態の一例である。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、丈夫な殻を持つ造影剤を用いた場合でもその普及
範囲の全てを撮影する超音波撮影装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】超音波トランスデューサアレイの模式図であ
る。
【図3】超音波パルスの波形図である。
【図4】音線走査の概念図である。
【図5】音線走査の概念図である。
【図6】音線走査の概念図である。
【図7】画像処理部のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロ
ー図である。
【図9】造影剤普及範囲を含む2次元領域を示す略図で
ある。
【図10】フレーム画像の一例を示す略図である。
【図11】フレーム画像の一例を示す略図である。
【図12】フレーム画像の一例を示す略図である。
【図13】フレーム画像の一例を示す略図である。
【図14】合成フレーム画像の一例を示す略図である。
【符号の説明】
33 超音波プローブ 36 送受信部 40 Bモード処理部 44 画像処理部 46 表示部 48 制御部 50 操作部 140 CPU 144 メインメモリ 146 外部メモリ 148 制御部インターフェース 152 入力データメモリ 154 DSC 156 画像メモリ 158 ディスプレーメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 陽一 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C301 EE07 EE11 HH02 HH11 HH25 JB29 JB43 JC14 LL03 LL04 4C601 EE04 EE09 HH04 HH05 HH14 HH30 JB34 JB45 JB55 JC15 JC20 JC21 LL01 LL02 LL04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影面内を超音波でスキャンしてエコー
    を受信することを、超音波のメカニカルインデックスM
    Iをスキャン単位で逐次増加させつつ行う送受信手段
    と、 前記スキャンごとのエコー受信信号に基づいてそれぞれ
    画像を生成する画像生成手段と、 前記生成された複数の画像を加算して画像を合成する合
    成手段と、 前記合成された画像を表示する表示手段と、を具備する
    ことを特徴とする超音波撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記送受信手段は前記超音波の収束距離
    をスキャン単位で逐次増大させる、ことを特徴とする請
    求項1に記載の超音波撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記画像生成手段によって生成された画
    像を記憶する記憶手段、を具備することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の超音波撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記合成手段と前記表示手段の間に介在
    し、前記合成された画像の輝度を調節する輝度調節手
    段、を具備することを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のうちのいずれか1つに記載の超音波撮影装置。
  5. 【請求項5】 撮影面内を超音波でスキャンしてエコー
    を受信することを、超音波のメカニカルインデックスM
    Iをスキャン単位で逐次増加させつつ行う送受信手段
    と、 前記スキャンごとのエコー受信信号に基づいてそれぞれ
    画像を生成する画像生成手段と、 前記生成された複数の画像についてピクセルごとに複数
    の画像を通じての画像データの最大値を抽出し、この最
    大値によって画像を合成する合成手段と、 前記合成された画像を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする超音波撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記送受信手段は前記超音波の収束距離
    をスキャン単位で逐次増大させる、ことを特徴とする請
    求項5に記載の超音波撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記画像生成手段によって生成された画
    像を記憶する記憶手段、を具備することを特徴とする請
    求項5または請求項6に記載の超音波撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記合成手段と前記表示手段の間に介在
    し、前記合成された画像の輝度を調節する輝度調節手
    段、を具備することを特徴とする請求項5ないし請求項
    7のうちのいずれか1つに記載の超音波撮影装置。
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KR100740380B1 (ko) 2004-09-30 2007-07-16 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 초음파 촬상 장치 및 화상 처리 장치
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