JP2003189835A - 焙煎方法および焙煎装置 - Google Patents

焙煎方法および焙煎装置

Info

Publication number
JP2003189835A
JP2003189835A JP2001394326A JP2001394326A JP2003189835A JP 2003189835 A JP2003189835 A JP 2003189835A JP 2001394326 A JP2001394326 A JP 2001394326A JP 2001394326 A JP2001394326 A JP 2001394326A JP 2003189835 A JP2003189835 A JP 2003189835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roasting
superheated steam
chamber
steam
roasting chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001394326A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nakiri
卓男 名切
Kazuo Aoyama
一夫 青山
Akinobu Kamiyoshi
昭伸 神吉
Akio Hashimoto
聡夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Kansai Tech Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Kansai Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Kansai Tech Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2001394326A priority Critical patent/JP2003189835A/ja
Publication of JP2003189835A publication Critical patent/JP2003189835A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化物(CO,CO2)の生成や発煙を伴わ
ずに、短時間で効率よく焙煎することのできる、焙煎装
置および焙煎方法を提供する。 【構成】 焙煎室A内の空気を過熱蒸気供給部16から
供給される過熱蒸気で追い出すことにより、焙煎室A内
を過熱蒸気雰囲気(無酸素雰囲気)とする。そして、モ
ータ48によって焙煎かご28を回転させながら、過熱
蒸気と遠赤外線ヒータ24とによって焙煎かご28内の
焙煎対象物を加熱する。焙煎室A内は無酸素雰囲気であ
るため、焙煎対象物を加熱しても、これが燃焼する心配
はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コーヒー豆等の粒状
材料、麦,粟等の穀類、茶葉等を焙煎する、焙煎方法お
よび焙煎装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー豆等を焙煎する焙煎方法として
は、直火式・半熱風式・熱風式等が一般に知られてい
る。「直火式」は、炎をコーヒー豆等に直に当てて焙煎
するものであり、「半熱風式」は、コーヒー豆等を収容
したドラムを炎で加熱するとともに、ドラム内に熱風を
送り込んで焙煎するものであり、「熱風式」は、温度管
理された熱風をドラム内に送り込んで焙煎するものであ
る。
【0003】このうち、コーヒー豆等に炎を直に当てる
「直火式」では、コーヒー豆等が局部的に加熱されるこ
とから炒りムラが生じやすく、そのため、従来では、か
かる問題のない「半熱風式」または「熱風式」が主流と
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の「半熱風式」ま
たは「熱風式」による焙煎方法では、コーヒー豆等に炎
が直に触れることがないので、初心者でも比較的容易に
焙煎作業を行うことができるものの、空気中での加熱と
なるため、コーヒー豆等の薄皮が燃焼し、酸化物(C
O,CO2等)を含む大量の煙が発生するという問題が
あった。また、熱風の温度制御が困難であるという問題
もあった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、煙
の発生や炒りムラを防止でき、しかも、容易に焙煎作業
を行うことのできる、焙煎方法および焙煎装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1に
記載の発明;以下、同じ。)は、(a)焙煎対象物が収
容された焙煎かごを焙煎室内に収容し、(b)焙煎室内
に過熱蒸気を供給して焙煎室内の空気を追い出し、
(c)過熱蒸気と遠赤外線ヒータとによって焙煎対象物
を加熱する、焙煎方法である。
【0007】第2の発明(請求項2に記載の発明;以
下、同じ。)は、焙煎対象物が収容された焙煎かごを収
容する焙煎室、焙煎室内に過熱蒸気を供給する過熱蒸気
供給部、焙煎室内の過熱蒸気を排出する過熱蒸気排出
部、および焙煎室内に設けられ、焙煎対象物を加熱する
遠赤外線ヒータを備える、焙煎装置である。
【0008】第1および第2の発明では、焙煎室内の空
気を過熱蒸気で置き換えるようにしているので、焙煎対
象物は、無酸素雰囲気下で過熱蒸気と遠赤外線ヒータと
によって加熱される。
【0009】
【発明の効果】第1および第2の発明によれば、焙煎対
象物を無酸素雰囲気下で加熱するようにしているので、
酸化物(CO,CO2)の生成や発煙を伴わずに焙煎す
ることができる。
【0010】また、過熱蒸気の有する熱浸透性と、遠赤
外線の有する発熱励起効果とによって焙煎対象物を短時
間で効率よく焙煎することができる。そして、遠赤外線
ヒータによって安定した温度の過熱蒸気雰囲気を保つこ
とができる。
【0011】さらに、過熱蒸気に対する温度制御は、熱
風に対する温度制御よりも容易なため、より細かな温度
制御が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照して、この
発明の一実施例の焙煎装置10は、コーヒー豆等の粒状
材料、麦,粟等の穀類、茶葉等を焙煎するためのもので
あり、ケーシング12,焙煎部14,過熱蒸気供給部1
6および過熱蒸気排出部18等により構成される。
【0013】ケーシング12は、焙煎装置10の各構成
機器を収容し、かつ、保護するものであり、上側ケーシ
ング12aおよび下側ケーシング12bを含む。そし
て、上側ケーシング12a内に焙煎部14が収容され、
上側ケーシング12aと下側ケーシング12bとに跨っ
て過熱蒸気供給部16が収容され、下側ケーシング12
b内に過熱蒸気排出部18が収容される。
【0014】焙煎部14は、コーヒー豆等を実際に焙煎
する部分であり、図1および図3に示すように、チャン
バー20,回転保持部22,遠赤外線ヒータ24,ファ
ン26および焙煎かご28等を含む。
【0015】チャンバー20は、図3および図4に示す
ように、焙煎室Aを構成する円筒状のチャンバー本体3
0を含み、チャンバー本体30の一端は、円板状の閉塞
板32により閉塞され、他端は、外部に向けた開口30
a(図4)とされる。そして、閉塞板32には、焙煎室
A内に過熱蒸気を取り込むための取込口32aおよび回
転軸挿通孔32bが形成され、チャンバー本体30の下
部には、焙煎室A内の過熱蒸気を排出するための排出口
30bが形成され、チャンバー本体30の外面には、セ
ラミックファイバーまたはロックウール等のような断熱
材34(図1)が装着される。そして、開口30aに
は、蓋体36が図示しないネジまたは係止部材等により
着脱自在に取り付けられる。
【0016】蓋体36は、図4に示すように、開口30
aを閉塞する円板状の蓋本体36aを含み、蓋本体36
aの外側の面には、把手36bが取り付けられる。ま
た、蓋本体36aの中央部には、貫通孔36cが形成さ
れ、貫通孔36cには、図5に示すように、スリーブ3
8が挿通され、かつ、固着される。スリーブ38の一方
端部38aおよび他方端部38bは、蓋本体36aの外
面および内面から突出され、スリーブ38の一方端部3
8aには、キャップ40が装着される。
【0017】キャップ40は、図5に示すように、スリ
ーブ38の開口を閉塞する円板状のキャップ本体42を
含み、キャップ本体42の一方面には、スリーブ38の
一方端部38aの外周面と嵌り合う嵌合部42aが形成
される。また、キャップ本体42の一方面中央部には、
サンプリング用のスコップ44が取り付けられ、他方面
中央部には、把手46が取り付けられる。
【0018】回転保持部22は、焙煎室A内において焙
煎かご28を回転自在に保持するものであり、焙煎室A
の外部に設けられたモータ48により回転力が付与され
る。回転保持部22は、図4に示すように、モータ48
の回転軸48aに固定される回転板50を含み、回転板
50には、焙煎かご28を着脱自在に保持する4本の保
持部材52が取り付けられる。各保持部材52は、ステ
ンレス等のような可撓性を有する材料により棒状に形成
され、焙煎かご28の各面に接するように、回転板50
の回転軸に対して平行に配置される。モータ48の回転
軸48aは、閉塞板32に固定されたメカニカルシール
54および玉軸受け56によって水平に支持される。
【0019】焙煎かご28は、焙煎対象部を収容するも
のであり、金属メッシュにより形成される。焙煎かご2
8は、図4に示すように、直方体状のかご本体28aを
含み、かご本体28aの一面には、絞り部28bを介し
て円筒状の開口部28cが形成される。かご本体28a
の大きさは、回転保持部22により回転されても周囲と
干渉することのないように設定され、開口部28cの外
径は、図5に示すように、スリーブ38の内径よりも小
さく設定される。なお、かご本体28aの形状は、適宜
変更可能であり、たとえば断面形状が五角形または六角
形等の他の多角柱状に形成されてもよい。ただし、焙煎
対象物の撹拝性や装置の設計・製作面を考慮すると、こ
の実施例のような直方体状であることが望ましい。
【0020】焙煎かご28を回転保持部22に装着する
際には、図4に示すように、かご本体28aを4本の保
持部材52の間に挿入し、保持部材52のばね弾性を利
用して回転保持部22に対して固定する。
【0021】遠赤外線ヒータ24は、焙煎室Aの加熱と
保温,過熱蒸気雰囲気の温度維持,焙煎対象物への直接
加熱と遠赤外線による間接加熱等の機能を有するもので
あり、焙煎かご28の外面に沿うようにして閉塞板32
に取り付けられる。
【0022】遠赤外線ヒータ24の出力は、図示しない
コンピュータによるPID制御で高精度に制御される。
つまり、焙煎室A内に、図示しない複数の熱電対が配備
され、各ポイント温度と平均温度とがサンプリングさ
れ、これらが遠赤外線ヒータ24の温度制御にフィード
バックされる。なお、この実施例では、2本の遠赤外線
ヒータ24が、焙煎かご28の上側と下側とに配置され
るが、遠赤外線ヒータ24の数や位置は適宜変更可能で
ある。
【0023】ファン26は、焙煎室A内の過熱蒸気を攪
拌して温度分布を均一にするものであり、モータ48の
回転軸48aに取り付けられる。
【0024】過熱蒸気供給部16は、水から蒸気を生成
するボイラ58,ボイラ58により生成された蒸気をさ
らに過熱する蒸気加熱装置60およびボイラ58に供給
される水を予備加熱する熱交換装置62等によって構成
される。
【0025】蒸気加熱装置60は、図6に示すように、
図示しない高周波電源に接続されるワークコイル60a
と、ワークコイル60aにより電磁誘導加熱される発熱
管60bと、発熱管60b内において蒸気を攪拌する攪
拌部60cとを含み、発熱管60b内において蒸気の加
熱と攪拌とが同時に行われる。攪拌部60cは、発熱管
60bの横断面において流路の一部を遮蔽する複数の遮
蔽板60dを含み、各遮蔽板60dが支持棒60eによ
り支持される。
【0026】蒸気加熱装置60の出力(高周波電源の出
力)は、図示しないコンピュータによるPID制御で高
精度に制御される。つまり、焙煎室A内に、図示しない
複数の熱電対が配備され、各ポイント温度と平均温度と
がサンプリングされ、これらが蒸気加熱装置60の温度
制御にフイードバックされる。
【0027】熱交換装置62は、過熱蒸気排出部18に
より排出される過熱蒸気を通す熱交換ケーシング62a
と熱交換ケーシング62a内に収容された給水管62b
とを含み、給水管62b内の水が熱交換ケーシング62
a内の加熱蒸気によって加熱される。
【0028】そして、給水管62bの出口側の端部がボ
イラ58の入口に接続され、ボイラ58の出口と蒸気加
熱装置60の入口とが連結管64aを介して連通され、
さらに、蒸気加熱装置60の出口と閉塞板32に形成さ
れた取込口32aとが連結管64bを介して連通され、
これにより過熱蒸気供給部16が完成される。
【0029】過熱蒸気排出部18は、チャンバー本体3
0の排出口30bから排出された過熱蒸気をろ過するフ
ィルターユニット66,加熱蒸気を冷却する冷却部とし
てのシャワリングユニット68および熱交換装置62等
によって構成される。
【0030】フィルターユニット66は、金属製であ
り、定期的に洗浄できるように着脱自在に構成される。
【0031】シャワリングユニット68は、噴水ノズル
68aと温度センサー(熱電対)68bとを有し、温度
センサー68bが検出する過熱蒸気の温度が一定温度以
上になると噴水ノズル68aから冷却水が噴射される。
【0032】熱交換装置62は、過熱蒸気供給部16の
一部を構成するものでもあり、その構成は、上述した通
りである。過熱蒸気排出部18における熱交換装置62
は、給水管62bを流れる水により蒸気をさらに冷却し
て凝結させる機能を有する。
【0033】焙煎装置10を使用する際には、まず、焙
煎室Aから焙煎かご28を取り出し、焙煎かご28内に
焙煎対象物を収容する。続いて、焙煎かご28を焙煎室
A内に収容し、開口30aに蓋体36を装着するととも
に、スリーブ38にキャップ40を装着する(図5)。
このとき、キャップ40のスコップ44には、サンプリ
ング用の焙煎対象物を載せておく。そして、焙煎装置1
0の図示しない駆動スイッチを入れて、図示しない入力
キーにより希望する焙煎条件を設定し、焙煎運転を開始
する。
【0034】すると、焙煎部14においては、モータ4
8によってファン26および回転保持部22(焙煎かご
28)が回転されるとともに、遠赤外線ヒータ24が発
熱される。また、過熱蒸気供給部16においては、ボイ
ラ58により蒸気が生成され、蒸気過熱装置60により
加熱蒸気が生成され、この過熱蒸気が連結管64bを通
して取込口32aから焙煎室A内に供給される。焙煎室
A内に過熱蒸気が供給されると、焙煎室A内の空気が過
熱蒸気により排出口30bから押し出される。
【0035】そして、焙煎室A内の空気を排除するのに
十分な時間が経過すると、遠赤外線ヒータ24の出力が
増大され、本格的な焙煎運転が開始される。つまり、焙
煎室A内に空気が残存している段階では、空気中の酸素
により焙煎対象物の薄皮が燃焼し、酸化物(CO,CO
2等)や煙が発生するため、空気残存時の遠赤外線ヒー
タ24の出力は小さく設定される。
【0036】本格的な焙煎運転に移行する過程では、排
出口30bから過熱蒸気が排出されることにより、シャ
ワリングユニット68の温度センサー(熱電対)68b
が検出する温度が徐々に上昇する。そして、この温度が
所定温度以上になると、噴水ノズル68aから冷却水が
噴射される。
【0037】また、熱交換装置62においては、ボイラ
58へ供給される水と外部へ排出される高温蒸気との間
で熱交換が行われる。したがって、ボイラ58へは、蒸
気により加熱された水が供給されることとなり、ボイラ
58の熱負荷が軽減され、ボイラ58で生成される蒸気
量の変動幅が縮小される。すなわち、焙煎室A内へ供給
される過熱蒸気量が安定する。一方、外部へ排出される
蒸気は、水に熱を奪われて凝結され、温水として外部へ
安全に排出される。
【0038】また、焙煎運転の途中で、焙煎対象物の焙
煎状態を確認する場合には、キャップ40を外してスコ
ップ44を引き出し、スコップ44に載せられたサンプ
リング用の焙煎対象物を検査する。
【0039】そして、所定の焙煎時間が経過するか、ま
たは、運転者が「焙煎完了」と判断すると、焙煎装置1
0を自動または手動により停止し、焙煎室Aから焙煎か
ご28を取り出す。
【0040】この実施例によれば、焙煎対象物を過熱蒸
気下(すなわち無酸素雰囲気下)で加熱するようにして
いるので、酸化物(CO,CO2)の生成や煙を伴わず
に焙煎することができる。また、過熱蒸気の有する熱浸
透性と、遠赤外線の有する発熱励起効果とによって焙煎
対象物を短時間で効率よく焙煎することができる。
【0041】そして、遠赤外線ヒータ24によって過熱
蒸気雰囲気を一定温度に保つことができる。また、過熱
蒸気に対する温度制御は、熱風に対する温度制御よりも
容易なため、より細かな温度制御が可能となる。
【0042】なお、上述の実施例では、回転保持部22
の各保持部材52が回転板50に対して固定的に取り付
けられているが、たとえば図7および図8に示す回転保
持部70のように、各保持部材52を回転板50に対し
て移動可能に取り付けられてもよい。
【0043】この回転保持部70では、図7に示すよう
に、回転板50に径方向へ延びる長孔50aが形成さ
れ、回転板50の背面側に貫通孔72aを有するスライ
ド板72が配置される。また、保持部材52の端部にス
ライド板74の一方面が固着され、スライド板74の他
方面に雄ねじ部材76が固着される。そして、図8に示
すように、雄ねじ部材76が回転板50の長孔50aお
よびスライド板72の貫通孔72aに挿通され、雄ねじ
部材76にナット78が螺合される。
【0044】したがって、ナット78を緩めた状態で
は、図8中の二点鎖線で示すように、保持部材52が回
転板50の径方向へ長孔50aに沿って変位可能とな
り、ナット78を締めた状態では、スライド板72およ
び74が回転板50を挟むことにより保持部材52の位
置が固定される。
【0045】この回転保持部70(図7,図8)によれ
ば、各保持部材52の位置を調整することにより、対向
する保持部材52間の間隔を調整でき、サイズや形状の
異なる焙煎かご28にも容易に対応できる。
【0046】そして、『焙煎対象物が収容された焙煎か
ご28を焙煎室A内に収容し、焙煎室A内に過熱蒸気を
供給して焙煎室A内の空気を追い出し、過熱蒸気と遠赤
外線ヒータ28とによって焙煎対象物を加熱する』とい
う本発明の焙煎方法は、焙煎装置10以外の装置を用い
て実施されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1実施例の側面図である。
【図3】焙煎部を示す斜視図である。
【図4】焙煎部を示す分解斜視図である。
【図5】蓋体の取り付け構造を示す断面図である。
【図6】蒸気加熱装置を示す断面図である。
【図7】回転保持部の変形例を示す分解図である。
【図8】図7に示した回転保持部の作用を示す図であ
る。
【符号の説明】
10… 焙煎装置 12… ケーシング 14… 焙煎部 16… 過熱蒸気供給部 18… 過熱蒸気排出部 20… チャンバー 22… 回転保持部 24… 遠赤外線ヒータ 26… ファン 28… 焙煎かご
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 一夫 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 株式会社関西テック内 (72)発明者 神吉 昭伸 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 株式会社関西テック内 (72)発明者 橋本 聡夫 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 株式会社関西テック内 Fターム(参考) 4B027 FB21 FQ02 FR05 4B061 BA09 BA10 CD07 CD12 CD18 CD19 CD21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)焙煎対象物が収容された焙煎かごを
    焙煎室内に収容し、(b)前記焙煎室内に過熱蒸気を供
    給して前記焙煎室内の空気を追い出し、(c)前記過熱
    蒸気と遠赤外線ヒータとによって前記焙煎対象物を加熱
    する、焙煎方法。
  2. 【請求項2】焙煎対象物が収容された焙煎かごを収容す
    る焙煎室、 前記焙煎室内に過熱蒸気を供給する過熱蒸気供給部、 前記焙煎室内の前記過熱蒸気を排出する過熱蒸気排出
    部、および前記焙煎室内に設けられ、前記焙煎対象物を
    加熱する遠赤外線ヒータを備える、焙煎装置。
  3. 【請求項3】前記焙煎室内に設けられ、前記焙煎かごを
    回転自在に保持する回転保持部と、前記回転保持部を回
    転させるモータとをさらに備える、請求項2に記載の焙
    煎装置。
  4. 【請求項4】前記焙煎室内に設けられ、前記焙煎室内の
    前記過熱蒸気を攪拌するファンをさらに備える、請求項
    2または3に記載の焙煎装置。
  5. 【請求項5】前記過熱蒸気排出部は、前記過熱蒸気を冷
    却する冷却部を有する、請求項2ないし4のいずれかに
    記載の焙煎装置。
  6. 【請求項6】前記過熱蒸気供給部は、水から蒸気を生成
    するボイラと、前記蒸気を加熱する蒸気加熱装置と、前
    記過熱蒸気排出部により排出される前記過熱蒸気の熱を
    利用して前記水を加熱する熱交換装置とを有する、請求
    項2ないし5のいずれかに記載の焙煎装置。
JP2001394326A 2001-12-26 2001-12-26 焙煎方法および焙煎装置 Pending JP2003189835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394326A JP2003189835A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 焙煎方法および焙煎装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394326A JP2003189835A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 焙煎方法および焙煎装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003189835A true JP2003189835A (ja) 2003-07-08

Family

ID=27601092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001394326A Pending JP2003189835A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 焙煎方法および焙煎装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003189835A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143550A (ja) * 2005-11-04 2007-06-14 Fuji Koki:Kk 焙煎装置および焙煎方法、並びに消煙装置および消煙方法
JP2012235760A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Yukio Hirose コーヒー豆の焙煎装置及び焙煎方法
KR101427807B1 (ko) 2013-06-12 2014-08-07 서기석 커피 로스팅 장치
CN104041923A (zh) * 2014-06-30 2014-09-17 滕兆海 一种节能坚果专用烘烤设备
WO2015111843A1 (ko) * 2014-01-21 2015-07-30 이영희 열분해 기능을 가진 볶음기

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143550A (ja) * 2005-11-04 2007-06-14 Fuji Koki:Kk 焙煎装置および焙煎方法、並びに消煙装置および消煙方法
JP2012235760A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Yukio Hirose コーヒー豆の焙煎装置及び焙煎方法
KR101427807B1 (ko) 2013-06-12 2014-08-07 서기석 커피 로스팅 장치
WO2015111843A1 (ko) * 2014-01-21 2015-07-30 이영희 열분해 기능을 가진 볶음기
CN104041923A (zh) * 2014-06-30 2014-09-17 滕兆海 一种节能坚果专用烘烤设备
CN104041923B (zh) * 2014-06-30 2015-10-21 滕兆海 一种节能坚果专用烘烤设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101782417B1 (ko) 커피 로스터
US9386798B2 (en) Fluidized bed coffee roaster
CA2308370A1 (en) Roasting system
JP2003189835A (ja) 焙煎方法および焙煎装置
KR20210089138A (ko) 히터 어레이
EP2860461A1 (en) Oven having pyrolysis function
CA2357821C (en) Grain roasting apparatus
KR101455384B1 (ko) 자동 덖음기
KR102130737B1 (ko) 커피 로스터
KR101689813B1 (ko) 직화구이기 및 이를 포함하는 직화구이물 습기 제거장치
JPH071997Y2 (ja) 粒状食品用加熱機の排気浄化装置
JP2003194339A (ja) 加熱装置
TWI335211B (en) Coffee roaster
JP2002176915A (ja) コーヒーの焙煎方法およびコーヒー焙煎装置
JP2001136908A (ja) 高湿度熱風を用いる緑茶の製造方法
US11937614B2 (en) Smoke generating assembly for an indoor smoker
WO2021124978A1 (ja) 焙煎器/焙煎機及び焙煎方法
JPH0560909B2 (ja)
KR101930947B1 (ko) 구이기
US20230380433A1 (en) Systems and methods of cooking profiles in an indoor smoker
ES2959844T3 (es) Aparato tostador
JP3215053U (ja) 加熱処理装置1
JPH0576333A (ja) 粒状体の回転熱処理炉
JP2000279151A (ja) 焙煎装置ならびにコーヒーメーカ
CN108800889A (zh) 一种旋转烤炉