JPH0560909B2 - - Google Patents

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JPH0560909B2
JPH0560909B2 JP1069897A JP6989789A JPH0560909B2 JP H0560909 B2 JPH0560909 B2 JP H0560909B2 JP 1069897 A JP1069897 A JP 1069897A JP 6989789 A JP6989789 A JP 6989789A JP H0560909 B2 JPH0560909 B2 JP H0560909B2
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infrared rays
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beans
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Toshiro Myata
Yutaka Okumura
Tsunehiko Okado
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KONDO UNYU KIKO KK
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KONDO UNYU KIKO KK
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、主にコーヒ豆の焙煎に用いられる豆
の焙煎機に関する。
<従来の技術> コーヒ豆の焙煎機は、コーヒ豆の焙煎に、液化
石油ガスのような気体燃料又は灯油のような液化
燃料の燃焼熱を用いる流体燃料式である。
流体燃料式焙煎機は、燃焼室に気体燃料又は液
体燃料のような流体燃料の燃焼装置を設け、燃焼
室に発生した流体燃料の燃焼熱による熱風が流通
する焙煎室を設け、焙煎室に、コーヒ豆を入れる
豆煎器を設け、豆煎器内のコーヒ豆を流体燃料の
燃焼熱による熱風で焙煎する構成にしている。
最近、コーヒ豆の焙煎に、遠赤外線を用いる遠
赤外線式の焙煎機が発明された。
遠赤外線式焙煎機は、燃焼室に流体燃料の燃焼
装置を設け、燃焼室に発生した流体燃料の燃焼熱
による熱風が流通する焙煎室を設け、焙煎室に、
コーヒ豆を入れる豆煎器を設け、豆煎器に遠赤外
線放射セラミツクスを取り付けて、遠赤外線放射
セラミツクスを熱風で加熱して遠赤外線を放射す
る構成にし、豆煎器内のコーヒ豆を遠赤外線放射
セラミツクスの放射する遠赤外線と流体燃料の燃
焼熱による熱風で焙煎する構成にしている。
コーヒ豆の焙煎に遠赤外線式焙煎機を用いた場
合には、コーヒは、まろやかな特徴のある味にな
る。
また、最近、コーヒ豆の焙煎に、炭火を用いる
炭火式の焙煎機が発明された。炭火式焙煎機は、
流体燃料式焙煎機において、燃焼室に、流体燃料
の燃焼装置に代えて、炭の燃焼装置を設けたもの
であり、豆煎器内のコーヒ豆を炭の燃焼熱による
熱風で焙煎する構成にしている。
コーヒ豆の焙煎に炭火式焙煎機を用いた場合に
は、コーヒは、炭焼き独特の特徴のある香りにな
る。
従つて、最近では、流体燃料式焙煎機で焙煎し
たコーヒ豆と、遠赤外線式焙煎機で焙煎したコー
ヒ豆と、炭火式焙煎機で焙煎したコーヒ豆の3種
類が販売されている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、流体燃料式焙煎機は、流体燃料式の
専用機であり、コーヒ豆を、流体燃料の燃焼熱に
よる熱風で焙煎することができるが、遠赤外線又
は炭の燃焼熱による熱風で焙煎することができな
い。
また、遠赤外線式焙煎機は、遠赤外線式の専用
機であり、コーヒ豆を、遠赤外線と流体燃料の燃
焼熱による熱風で焙煎することができるが、流体
燃料の燃焼熱による熱風のみで又は炭の燃焼熱に
よる熱風で焙煎することができない。
また、炭火式焙煎機は、炭火式の専用機であ
り、コーヒ豆を、炭の燃焼熱による熱風で焙煎す
ることができるが、流体燃料の燃焼熱による熱風
又は遠赤外線で焙煎することができない。
従つて、コーヒ豆の焙煎業者は、流体燃料式焙
煎機と遠赤外線式焙煎機及び炭火式焙煎機の3種
の焙煎機を設備しなければならず、多額の設備費
を要する。
換言すると、流体燃料式と遠赤外線式及び炭火
式の3式又は2式を兼用した焙煎機の開発が望ま
れている。
本発明の目的は、上記のような従来の課題を解
決することである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、豆の焙煎方式を流体燃料式と遠赤外
線式及び炭火式の3式又は2式に切り替えること
のできる豆の焙煎機である。
即ち、本発明は、燃焼室に、流体燃料の燃焼装
置と炭の燃焼装置をそれぞれ設け、燃焼室に発生
する流体燃料の燃焼熱又は炭の燃焼熱による熱風
が流通する焙煎室を設け、焙煎室に、豆を入れる
豆煎器を設け、 焙煎室の豆煎器外側位置に、焙煎室を流通する
熱風によつて加熱されて遠赤外線を放射する遠赤
外線放射セラミツクスを移動可能に設けて、遠赤
外線放射セラミツクスを、これから放射される遠
赤外線が豆煎器に入射して豆煎器内の豆の焙煎に
利用される遠赤外線利用位置と、遠赤外線が豆煎
器内の豆の焙煎に利用されない遠赤外線不用位置
とに配置する装置を設け、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
豆煎器内の豆が流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
煎される構成にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線利用位置
に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
豆煎器内の豆が遠赤外線放射セラミツクスの放射
する遠赤外線と流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
煎される構成にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
に配置して、炭の燃焼装置を作動すると、豆煎器
内の豆が炭の燃焼熱による熱風で焙煎される構成
にしたことを特徴とする豆の焙煎機である。
<作用> 本発明の豆の焙煎機においては、遠赤外線放射
セラミツクスを遠赤外線不用位置に配置して、流
体燃料の燃焼装置を作動すると、豆煎器内の豆が
流体燃料の燃焼熱による熱風で焙煎される。
即ち、本発明の豆の焙煎機は、流体燃料式にな
る。
また、本発明の豆の焙煎機においては、遠赤外
線放射セラミツクスを遠赤外線利用位置に配置し
て、流体燃料の燃焼装置を作動すると、豆煎器内
の豆が遠赤外線放射セラミツクスの放射する遠赤
外線と流体燃料の燃焼熱による熱風で焙煎され
る。
即ち、本発明の豆の焙煎機は、遠赤外線式にな
る。
また、本発明の豆の焙煎機においては、遠赤外
線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置に配置し
て、炭の燃焼装置を作動すると、豆煎器内の豆が
炭の燃焼熱による熱風で焙煎される。
即ち、本発明の豆の焙煎機は、炭火式になる。
請求項2に記載の豆の焙煎機は、流体燃料式と
遠赤外線式になる。
請求項3に記載の豆の焙煎機は、炭火式と遠赤
外線式になる。
<発明の効果> 本発明の豆の焙煎機は、豆の焙煎方式を流体燃
料式と遠赤外線式及び炭火式の3式に切り替える
ことができるので、流体燃料式としても、遠赤外
線式としても、炭火式としても、使用することが
できる。
従つて、焙煎業者は、流体燃料式焙煎機と遠赤
外線式焙煎機及び炭火式焙煎機の3種の焙煎機を
設備する必要がなく、多額の設備費を要しない。
請求項2に記載の豆の焙煎機は、流体燃料式と
しても、遠赤外線式としても、使用することがで
きる。
請求項3に記載の豆の焙煎機は、炭火式として
も、遠赤外線式としても、使用することができ
る。
<実施例> 本例の豆の焙煎機は、コーヒ豆用のものであ
り、第1図に示すように、焙煎室1と燃焼室2を
設け、燃焼室2の前部を焙煎室1の下部に連通し
ている。
燃焼室2の天井には、第1図に示すように、燃
焼用空気の取入孔3を設け、燃焼室2の後壁に、
流体燃料を噴霧して燃焼する燃焼装置4を取り付
け、流体燃料の燃焼装置4に、図示しないが、液
化石油ガス、都市ガス又は灯油のような流体燃料
の供給装置を接続して、燃焼室2において、流体
燃料の燃焼装置4で燃焼する構成にしている。
燃焼室2の床には、第1図に示すように、台車
の上に皿形状の火格子を設けた炭の燃焼装置5を
配置し、図示しないが、燃焼室2の側壁に炭の投
入孔を設け、また、種火用バーナを設けて、燃焼
室2において、炭の投入孔から燃焼装置5の火格
子に投入した塊状の木炭又は豆炭を種火用バーナ
で点火して燃焼する構成にしている。
焙煎室1には、第1図に示すように、円筒状の
豆煎器6を設け、豆煎器6の中心位置を貫通した
回転軸7を焙煎室1の前壁と後壁に軸受し、焙煎
室1の外に突出した回転軸7の後端に図示しない
電動機を連結して、豆煎器6をその中心軸の回り
に回転する構成にしている。
豆煎器6は、第1図に示すように、回転軸7の
前端側位置に複数本の腕8を放射状に突設し、回
転軸7の後端側位置に中心孔付の円板形状の金網
の端板9を同芯状に嵌着し、各腕8の先端と金網
端板9の外周端にそれぞれ円板形状の胴10の前
端と後端を嵌着して、胴10を回転軸7と同芯状
に取り付けている。
豆煎器6の開口前端は、第1図に示すように、
焙煎室1の前壁に摺接している。
焙煎室1の前壁には、第1図に示すように、豆
煎器6にコーヒ生豆を投入する排気孔兼用生豆投
入孔11と、豆煎器6のコーヒ炒豆を取り出す蓋
板付きの炒豆取出孔12を、上側位置と下側位置
に設けている。
焙煎室1の排気孔兼用生豆投入孔11の斜上方
位置には、第1図に示すように、コーヒ生豆の槽
13を設け、槽13の下端の出口を開閉弁14を
介してダクト15の上端に接続し、ダクト15の
下端を焙煎室1の排気孔兼用投入孔11に接続し
ている。
ダクト15の上端に接続したダクト16は、図
示しないが、送風機を介して脱臭装置に接続して
いる。
焙煎室1の豆煎器6の直後位置には、第1図と
第2図に示すように、2本の駆動軸17を左右方
向に沿つて豆煎器6の上端位置と下端位置に配置
し、上下の各駆動軸17の左右の端をそれぞれ焙
煎室1の左右の側壁に貫通して軸受し、上下の各
駆動軸17の中央部にそれぞれ2本の取付腕18
を径方向に突設し、上下の各駆動軸17の両取付
腕18に、それぞれ、多数の小径の熱風通過孔を
貫設した略半円形の遠赤外線放射セラミツクスの
板19を固定して取り付けている。
即ち、焙煎室1の豆煎器6直後位置に、焙煎室
1を流通する熱風によつて加熱されて遠赤外線を
放射する2枚の遠赤外線放射セラミツクス板19
を、2本の駆動軸17の回転によつて移動可能に
設けている。
上下の両遠赤外線放射セラミツクス板19は、
第1図と第2図に実線で示すように、豆煎器6の
金網端板9に対面して近接した位置、即ち、遠赤
外線放射セラミツクス板19から放射される遠赤
外線が豆煎器6に入射して豆煎器6内のコーヒ豆
の焙煎に利用される遠赤外線利用位置に配置され
る構成にしている。
また、両遠赤外線放射セラミツクス板19は、
第1図に鎖線で示すように、豆煎器6の金網端板
9から後方に離隔した位置、即ち、遠赤外線放射
セラミツクス板19から放射される遠赤外線が豆
煎器6内のコーヒ豆の焙煎に利用されない遠赤外
線不用位置に配置される構成にしている。
なお、遠赤外線放射セラミツクス板19は、酸
化ジルコニユーム、炭化けい素と二酸化けい素を
主成分としたものである。
焙煎室1の側壁の外面に突出した上下の各駆動
軸17の端には、第2図と第3図に示すように、
それぞれ、回動腕20の基端を固定し、焙煎室1
の側壁の外面の各回動腕20後側位置に、第3図
に示すように、それぞれ、シリンダピストン機構
21を枢支して取り付け、上下の各シリンダピス
トン機構21のピストンロツドの先端をそれぞれ
上下の各回動腕20の先端に枢支し、上下の両シ
リンダピストン機構21をスイツチ操作によつて
前進作動又は後退作動させる図示しない回路を設
けている。
この回路のスイツチを操作して、両シリンダピ
ストン機構21を前進作動させると、上下の両遠
赤外線放射セラミツクス板19は、第1図に鎖線
で示すように、後方に回動して、豆煎器6の金網
端板9から離隔し、遠赤外線放射セラミツクス板
19から放射される遠赤外線が豆煎器6内のコー
ヒ豆の焙煎に利用されない遠赤外線不用位置に配
置される。
また、スイツチを操作して、両シリンダピスト
ン機構21を後退作動させると、両遠赤外線放射
セラミツクス板19は、前方に回動して、第1図
と第2図に実線で示すように、豆煎器6の金網端
板9に対面して近接し、遠赤外線放射セラミツク
ス板19から放射される遠赤外線が、豆煎器6に
金網端板9を経て入射して、豆煎器6内のコーヒ
豆の焙煎に利用される遠赤外線利用位置に配置さ
れる。
即ち、両遠赤外線放射セラミツクス板19を遠
赤外線利用位置と遠赤外線不用位置に配置する切
替装置を構成している。
本例のコーヒ豆の焙煎機を流体燃料式として運
転する場合は、切替装置のスイツチを操作して、
両シリンダピストン機構21を前進作動させ、両
遠赤外線放射セラミツクス板19を、第1図に鎖
線で示すように、遠赤外線不用位置に配置する。
一方、ダクト16に接続した図示しない送風機
を駆動し、流体燃料の燃焼装置4を作動し、燃焼
室2に流体燃料の燃焼熱による熱風を発生させ、
燃焼室2の熱風を焙煎室1に供給し、また、図示
しない電動機を駆動して、豆煎器6を回転し、次
に、開閉弁14を一旦開放して、槽13のコーヒ
生豆をダクト15と排気孔兼用生豆投入孔11を
経て豆煎器6に投入する。
すると、焙煎室1に流入した熱風は、回転中の
豆煎器6に金網端板9を経て流入し、豆煎器6内
で転動するコーヒ生豆の周囲を流通し、豆煎器6
の先端開口、排気孔兼用生豆投入孔11と、ダク
ト15,16及び図示しない送風機を経て図示し
ない脱臭装置に至る。
遠赤外線不用位置に配置された両遠赤外線放射
セラミツクス板19は、焙煎室1に流入した熱風
によつて加熱されて遠赤外線を放射するが、その
遠赤外線は、豆煎器6に到達せず、豆煎器6内の
コーヒ生豆の焙煎に利用されない。
従つて、豆煎器6内のコーヒ生豆は、両遠赤外
線放射セラミツクス板19が放射する遠赤外線に
よつては焙煎されず、豆煎器6を流通する流体燃
料の燃焼熱による熱風のみによつて焙煎される。
即ち、本例のコーヒ豆の焙煎機は、流体燃料式
になる。
なお、豆煎器6のコーヒ豆が焙煎されれば、豆
煎器6のコーヒ炒豆は、豆煎器6から炒豆取出孔
12を経て取り出す。
本例のコーヒ豆の焙煎機を遠赤外線式として運
転する場合は、切替装置のスイツチを操作して、
両シリンダピストン機構21を後退作動させ、両
遠赤外線放射セラミツクス板19を、第1図と第
2図に実線で示すように、遠赤外線利用位置に配
置する。
一方、ダクト16に接続した図示しない送風機
を駆動し、流体燃料の燃焼装置4を作動し、燃焼
室2に流体燃料の燃焼熱による熱風を発生させ、
その熱風を焙煎室1に供給し、また、豆煎器6を
回転し、コーヒ生豆を豆煎器6に投入する。
すると、焙煎室1に流入した熱風は、上下の各
遠赤外線放射セラミツクス板19を加熱し、各遠
赤外線放射セラミツクス板19に貫設した多数の
熱風通過孔を通過し、回転中の豆煎器6に金網端
板9を経て流入して、豆煎器6内で転動するコー
ヒ生豆の周囲を流通し、豆煎器6の先端開口、排
気孔兼用生豆投入孔11と、ダクト15,16及
び図示しない送風機を経て図示しない脱臭装置に
至る。
遠赤外線利用位置に配置された両遠赤外線放射
セラミツクス板19は、焙煎室1に流入した熱風
によつて加熱されて遠赤外線を放射し、その遠赤
外線は、豆煎器6に金網端板9を経て侵入し、豆
煎器6内のコーヒ生豆を焙煎する。
従つて、豆煎器6のコーヒ生豆は、豆煎器6を
流通する流体燃料の燃焼熱による熱風と、両遠赤
外線放射セラミツクス板19が放射する遠赤外線
とによつて焙煎される。
即ち、本例のコーヒ豆の焙煎機は、遠赤外線式
になる。
なお、本例のコーヒ豆の焙煎機は、流体燃料の
燃焼装置4に代えて、又は、流体燃料の燃焼装置
4と共に、炭の燃焼装置5を作動しも、遠赤外線
式になる。
本例のコーヒ豆の焙煎機を炭火式として運転す
る場合は、切替装置のスイツチを操作して、両シ
リンダピストン機構21を前進作動させ、両遠赤
外線放射セラミツクス板19を、第1図に鎖線で
示すように、遠赤外線不用位置に配置する。
一方、ダクト16に接続した図示しない送風機
を駆動し、炭の燃焼装置5を作動し、燃焼室2に
炭の燃焼熱による熱風を発生させ、その熱風を焙
煎室1に供給し、また、豆煎器6を回転し、コー
ヒ生豆を豆煎器6に投入する。
すると、焙煎室1に流入した熱風は、回転中の
豆煎器6に金網端板9を経て流入し、豆煎器6内
で転動するコーヒ生豆の周囲を流通し、豆煎器6
の先端開口、排気孔兼用生豆投入孔11と、ダク
ト15,16及び図示しない送風機を経て図示し
ない脱臭装置に至る。
遠赤外線不用位置に配置された両遠赤外線放射
セラミツクス板19は、焙煎室1に流入した熱風
によつて加熱されて遠赤外線を放射するが、その
遠赤外線は、豆煎器6に到達せず、豆煎器6内の
コーヒ生豆の焙煎に利用されない。
従つて、豆煎器6内のコーヒ生豆は、両遠赤外
線放射セラミツクス板19が放射する遠赤外線に
よつては焙煎されず、豆煎器6を流通する炭の燃
焼熱による熱風のみによつて焙煎される。
即ち、本例のコーヒ豆の焙煎機は、炭火式にな
る。
本例のコーヒ豆の焙煎機は、豆の焙煎方式を流
体燃料式と遠赤外線式及び炭火式の3式に切り替
えることができるので、流体燃料式としても、遠
赤外線式としても、炭火式としても、使用するこ
とができる。
<変形例> 実施例のコーヒ豆の焙煎機においては、遠赤外
線を放射するのに、遠赤外線放射セラミツクス製
の板19を用いているが、これに代えて、金属製
の基板に遠赤外線放射セラミツクスの粉末とその
結合剤を含む塗料を塗布して焼付け、基板の表面
に遠赤外線放射セラミツクスの薄膜を形成した板
を用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のコーヒ豆の焙煎機
の縦断側面図である。第2図は、第1図の−
線断面図である。第3図は、同焙煎機の一部の側
面図である。 1:焙煎室、2:燃焼室、4:流体燃料の燃焼
装置、5:炭の燃焼装置、6:豆煎器、19:遠
赤外線放射セラミツクスの板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室に、流体燃料の燃焼装置と炭の燃焼装
    置をそれぞれ設け、燃焼室に発生する流体燃料の
    燃焼熱又は炭の燃焼熱による熱風が流通する焙煎
    室を設け、焙煎室に、豆を入れる豆煎器を設け、 焙煎室の豆煎器外側位置に、焙煎室を流通する
    熱風によつて加熱されて遠赤外線を放射する遠赤
    外線放射セラミツクスを移動可能に設けて、遠赤
    外線放射セラミツクスを、これから放射される遠
    赤外線が豆煎器に入射して豆煎器内の豆の焙煎に
    利用される遠赤外線利用位置と、遠赤外線が豆煎
    器内の豆の焙煎に利用されない遠赤外線不用位置
    とに配置する装置を設け、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
    に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
    豆煎器内の豆が流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
    煎される構成にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線利用位置
    に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
    豆煎器内の豆が遠赤外線放射セラミツクスの放射
    する遠赤外線と流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
    煎される構成にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
    に配置して、炭の燃焼装置を作動すると、豆煎器
    内の豆が炭の燃焼熱による熱風で焙煎される構成
    にしたことを特徴とする豆の焙煎機。 2 燃焼室に流体燃料の燃焼装置を設け、燃焼室
    に発生する流体燃料の燃焼熱による熱風が流通す
    る焙煎室を設け、焙煎室に、豆を入れる豆煎器を
    設け、 焙煎室の豆煎器外側位置に、焙煎室を流通する
    熱風によつて加熱されて遠赤外線を放射する遠赤
    外線放射セラミツクスを移動可能に設けて、遠赤
    外線放射セラミツクスを、これから放射される遠
    赤外線が豆煎器に入射して豆煎器内の豆の焙煎に
    利用される遠赤外線利用位置と、遠赤外線が豆煎
    器内の豆の焙煎に利用されない遠赤外線不用位置
    とに配置する装置を設け、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
    に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
    豆煎器内の豆が流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
    煎される構成にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線利用位置
    に配置して、流体燃料の燃焼装置を作動すると、
    豆煎器内の豆が遠赤外線放射セラミツクスの放射
    する遠赤外線と流体燃料の燃焼熱による熱風で焙
    煎される構成にしたことを特徴とする豆の焙煎
    機。 3 燃焼室に炭の燃焼装置を設け、燃焼室に発生
    する炭の燃焼熱による熱風が流通する焙煎室を設
    け、焙煎室に、豆を入れる豆煎器を設け、 焙煎室の豆煎器外側位置に、焙煎室を流通する
    熱風によつて加熱されて遠赤外線を放射する遠赤
    外線放射セラミツクスを移動可能に設けて、遠赤
    外線放射セラミツクスを、これから放射される遠
    赤外線が豆煎器に入射して豆煎器内の豆の焙煎に
    利用される遠赤外線利用位置と、遠赤外線が豆煎
    器内の豆の焙煎に利用されない遠赤外線不用位置
    とに配置する装置を設け、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
    に配置して、炭の燃焼装置を作動すると、豆煎器
    内の豆が遠赤外線放射セラミツクスの放射する遠
    赤外線と炭の燃焼熱による熱風で焙煎される構成
    にし、 遠赤外線放射セラミツクスを遠赤外線不用位置
    に配置して、炭の燃焼装置を作動すると、豆煎器
    内の豆が炭の燃焼熱による熱風で焙煎される構成
    にしたことを特徴とする豆の焙煎機。
JP6989789A 1989-03-22 1989-03-22 豆の焙煎機 Granted JPH02249476A (ja)

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