JP2003189766A - スプール上下回転型スピニングリール - Google Patents
スプール上下回転型スピニングリールInfo
- Publication number
- JP2003189766A JP2003189766A JP2001403136A JP2001403136A JP2003189766A JP 2003189766 A JP2003189766 A JP 2003189766A JP 2001403136 A JP2001403136 A JP 2001403136A JP 2001403136 A JP2001403136 A JP 2001403136A JP 2003189766 A JP2003189766 A JP 2003189766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pinion
- spool
- main shaft
- see
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸を巻き取る時にスプールが回転しながらも
上下にスライドができる機構を設けたことにより、糸の
ねじれの防止及びハンドルに掛かる重さの低減をするス
プール上下回転型スピニングリールを提供する。 【解決手段】 ピニオンドライブシャフト(6)を設け
ることにより、ピニオンギヤーI(12)に動力が伝わ
った時スプールI(8)が回転しながらも上下にスライ
ドができる機構を設けたことを特徴とする。(図6参
照)
上下にスライドができる機構を設けたことにより、糸の
ねじれの防止及びハンドルに掛かる重さの低減をするス
プール上下回転型スピニングリールを提供する。 【解決手段】 ピニオンドライブシャフト(6)を設け
ることにより、ピニオンギヤーI(12)に動力が伝わ
った時スプールI(8)が回転しながらも上下にスライ
ドができる機構を設けたことを特徴とする。(図6参
照)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドルを回転
することにより、スプールが上下しながら回転して糸を
巻き取るスプール上下回転型スピニングリールに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来のスピニングリールは、ハンドルI
I(18)を回すことにより、ドライブギヤーII(1
9)が回転し、その動力によりピニオンギヤーII(2
0)とともにピニオン部II(21)が回転する。ピニ
オン部II(21)の回転によってこれに装着されてい
るローターII(22)が回転し、糸がラインローラー
II(23)を経由してスプールII(24)へ巻き取
られる。スプールII(24)へ均一に糸を巻き取るた
め、オシレーティングギヤーII(25)をドライブギ
ヤー付属のギヤーII(26)で回し、メインシャフト
II(27)を上下させる。(図7参照)以上の構造で
糸を巻き取っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。ラインローラーの装着されたローターがス
プールの外側を回転し、糸を巻き取っているため、糸が
ねじれ、それが原因で絡まり糸の消耗が早かった。スプ
ールより外側の軌道で糸を巻き取っているためハンドル
に掛かる重さが大きく魚が釣れた時や錘を巻き取る時に
重さを感じやすかった。本発明は、これらの欠点を除く
ためになされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】ピニオン部(1)に溝
(2)を設ける。(図1参照) メインシャフト(3)にビス止め用の穴(4)を設け
る。(図2参照) ピニオン部(1)の筒内にメインシャフト(3)を差し
込み、ピニオン部(1)の溝(2)からメインシャフト
(3)のネジ止め用の穴(4)が見えるようにし、ネジ
(5)で留める。(図3参照)ただし、根元までネジ山
が設けられていないネジで留める。これは、ピニオン部
の溝(2)の長さ分だけスライドできる構造としている
ためである。(図4参照) メインシャフト(3)に固定されているクリックギヤー
(6)にスプール(7)を装着し、ドラックノブ(8)
で閉める。(図5参照) ピニオンギヤー(9)に動力が伝わった時スプール
(4)が回転しながらも上下にスライドができる機構を
設けた。 【0005】 【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態について
説明する。ピニオン部(1)に溝(2)を設ける。(図
1参照) メインシャフト(3)にビス止め用の穴(4)を設け
る。(図2参照) ピニオン部(1)の筒内にメインシャフト(3)を差し
込み、ピニオン部(1)の溝(2)からメインシャフト
(3)のネジ止め用の穴(4)が見えるようにし、ネジ
(5)で留める。(図3参照)ただし、根元までネジ山
が設けられていないネジで留める。これは、ピニオン部
の溝(2)の長さ分だけスライドできる構造としている
ためである。(図4参照) メインシャフト(2)に固定されているクリックギヤー
(6)にスプール(7)を装着し、ドラックノブ(8)
で閉める。図5参照 ピニオンギヤー(9)に動力が伝わった時スプール
(7)が回転しながらも上下にスライドができる機構を
設けた。本発明は、以上のような構造でこれを使用する
ときは、従来のスピニングリールと同様にベイルを起こ
しキャスティングすることができ、巻取り時には糸のね
じれの防止及びハンドルに掛かる重さの低減ができる。 【0006】 【発明の効果】スプールを回転し糸を巻き取っているた
め、巻取り時における糸のねじれを無くすることがで
き、糸の寿命を伸ばすことができる。ラインローラの内
側でスプールが回転し糸を巻き取っているため、ハンド
ルに掛かる重さが小さくなり、従来のスピニングリール
に比べ魚が釣れた時や錘を巻き取る時に重さを感じにく
くなる。
することにより、スプールが上下しながら回転して糸を
巻き取るスプール上下回転型スピニングリールに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来のスピニングリールは、ハンドルI
I(18)を回すことにより、ドライブギヤーII(1
9)が回転し、その動力によりピニオンギヤーII(2
0)とともにピニオン部II(21)が回転する。ピニ
オン部II(21)の回転によってこれに装着されてい
るローターII(22)が回転し、糸がラインローラー
II(23)を経由してスプールII(24)へ巻き取
られる。スプールII(24)へ均一に糸を巻き取るた
め、オシレーティングギヤーII(25)をドライブギ
ヤー付属のギヤーII(26)で回し、メインシャフト
II(27)を上下させる。(図7参照)以上の構造で
糸を巻き取っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。ラインローラーの装着されたローターがス
プールの外側を回転し、糸を巻き取っているため、糸が
ねじれ、それが原因で絡まり糸の消耗が早かった。スプ
ールより外側の軌道で糸を巻き取っているためハンドル
に掛かる重さが大きく魚が釣れた時や錘を巻き取る時に
重さを感じやすかった。本発明は、これらの欠点を除く
ためになされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】ピニオン部(1)に溝
(2)を設ける。(図1参照) メインシャフト(3)にビス止め用の穴(4)を設け
る。(図2参照) ピニオン部(1)の筒内にメインシャフト(3)を差し
込み、ピニオン部(1)の溝(2)からメインシャフト
(3)のネジ止め用の穴(4)が見えるようにし、ネジ
(5)で留める。(図3参照)ただし、根元までネジ山
が設けられていないネジで留める。これは、ピニオン部
の溝(2)の長さ分だけスライドできる構造としている
ためである。(図4参照) メインシャフト(3)に固定されているクリックギヤー
(6)にスプール(7)を装着し、ドラックノブ(8)
で閉める。(図5参照) ピニオンギヤー(9)に動力が伝わった時スプール
(4)が回転しながらも上下にスライドができる機構を
設けた。 【0005】 【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態について
説明する。ピニオン部(1)に溝(2)を設ける。(図
1参照) メインシャフト(3)にビス止め用の穴(4)を設け
る。(図2参照) ピニオン部(1)の筒内にメインシャフト(3)を差し
込み、ピニオン部(1)の溝(2)からメインシャフト
(3)のネジ止め用の穴(4)が見えるようにし、ネジ
(5)で留める。(図3参照)ただし、根元までネジ山
が設けられていないネジで留める。これは、ピニオン部
の溝(2)の長さ分だけスライドできる構造としている
ためである。(図4参照) メインシャフト(2)に固定されているクリックギヤー
(6)にスプール(7)を装着し、ドラックノブ(8)
で閉める。図5参照 ピニオンギヤー(9)に動力が伝わった時スプール
(7)が回転しながらも上下にスライドができる機構を
設けた。本発明は、以上のような構造でこれを使用する
ときは、従来のスピニングリールと同様にベイルを起こ
しキャスティングすることができ、巻取り時には糸のね
じれの防止及びハンドルに掛かる重さの低減ができる。 【0006】 【発明の効果】スプールを回転し糸を巻き取っているた
め、巻取り時における糸のねじれを無くすることがで
き、糸の寿命を伸ばすことができる。ラインローラの内
側でスプールが回転し糸を巻き取っているため、ハンド
ルに掛かる重さが小さくなり、従来のスピニングリール
に比べ魚が釣れた時や錘を巻き取る時に重さを感じにく
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の分解斜視図である。
【図3】本発明の分解斜視図である。
【図4】本発明の分解斜視図である。
【図5】本発明の分解斜視図である。
【図6】本発明の分解斜視図である。
【図7】本発明の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ピニオン部I
2 溝
3 メインシャフトI
4 ビス止め用の穴
5 ネジ
6 ピニオンドライブシャフト
7 クリックギヤーI
8 スプールI
9 ドラックノブI
10 ハンドルI
11 ドライブギヤーI
12 ピニオンギヤーI
13 ラインローラI
14 オシレーティングギヤーI
15 ドライブギヤー付属ギヤーI
16 ローターI
17 本体
18 ハンドルII
19 ドライブギヤーII
20 ピニオンギヤーII
21 ピニオン部II
22 ローターII
23 ラインローラーII
24 スプールII
25 オシレーティングギヤーII
26 ドライブギヤー付属ギヤーII
27 メインシャフトII
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】ピニオン部I(1)に溝(2)を設ける。
(図1参照) メインシャフトI(3)にネジ止め用の穴(4)を設け
る。(図2参照) ピニオン部I(1)の筒内にメインシャフトI(3)を
差し込み、ピニオン部I(1)の溝(2)からメインシ
ャフトI(3)のネジ止め用の穴(4)が見えるように
し、ネジ(5)で留める。(図3参照)ただし、根元ま
でネジ山が設けられていないネジで留める。これは、ピ
ニオン部の溝(2)の長さ分だけスライドできる構造と
しているためである。(図4参照)これをピニオンドラ
イブシャフト(6)という。メインシャフトI(3)に
固定されているクリックギヤー(7)にスプールI
(8)を装着し、ドラックノブ(9)で閉める。(図5
参照) 全体の動作は、ハンドルI(10)を回すことにより、
ドライブギヤーI(11)が回転し、その動力によりピ
ニオンギヤーI(12)とともにピニオンドライブシャ
フト(6)、クリックギヤー(7)が一回転する。その
回転によってクリックギヤー(7)とドラックノブ
(9)の間に装着されたスプールI(8)を回転し、ラ
インローラI(13)経由の糸を巻き取る。スプールI
(8)へ均一に糸を巻き取るため、オシレーティングギ
ヤーI(14)をドライブギヤー付属のギヤーI(1
5)で回し、メインシャフトI(3)を上下させる。こ
の時、ローターI(16)は、本体(17)へ装着され
る。(図6参照) 本請求は、ピニオンギヤーI(12)に動力が伝わった
時スプールI(8)が回転しながらも上下にスライドで
きる機構を設けたスプール上下回転型スピニングリール
のことである。(図6参照)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001403136A JP2003189766A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | スプール上下回転型スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001403136A JP2003189766A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | スプール上下回転型スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003189766A true JP2003189766A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=27605883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001403136A Pending JP2003189766A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | スプール上下回転型スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003189766A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007118366A1 (fr) * | 2006-04-19 | 2007-10-25 | Ning Tao | Mécanisme d'entraînement par double engrenage pour une unité de moulinet |
JP2008301819A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Chung-Liang Chang | スプールを縦横回転可能な釣用リール。 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001403136A patent/JP2003189766A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007118366A1 (fr) * | 2006-04-19 | 2007-10-25 | Ning Tao | Mécanisme d'entraînement par double engrenage pour une unité de moulinet |
US7959100B2 (en) | 2006-04-19 | 2011-06-14 | Ning Tao | Double-gear driving mechanism for a reel unit |
JP2008301819A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Chung-Liang Chang | スプールを縦横回転可能な釣用リール。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7896277B2 (en) | Fishing reel | |
JP2007000106A (ja) | 魚釣用リール | |
JPH09327254A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
KR100485273B1 (ko) | 양베어링릴 | |
KR101058363B1 (ko) | 스피닝 릴의 마스터 기어 | |
US4778124A (en) | Line retaining means for a spinning reel | |
TWI294267B (en) | Handle attachment structure for fishing reel | |
JP5956799B2 (ja) | 両軸受リール及び両軸受リールのドラグ操作部材 | |
JP2003189766A (ja) | スプール上下回転型スピニングリール | |
TW200302697A (en) | Spinning Reel Rotor | |
JP2001145441A (ja) | スピニングリールの回転伝達装置 | |
CN104823932A (zh) | 一种可自动收线的鱼坠及具有该鱼坠的渔具及其使用方法 | |
JP2006204152A (ja) | スピニングリールのマスターギア | |
JPH08308444A (ja) | スピニングリール | |
JP3494863B2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP5021699B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2004000262A (ja) | スピニングリールのロータ | |
KR100257461B1 (ko) | 낚시용 스풀 역공회전 제어장치에 의한 클러치식 레바 브레이크 릴 | |
JP2799816B2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP3518984B2 (ja) | スピニングリール | |
KR20070115149A (ko) | 불규칙 펄스가 발생하는 릴 | |
JP2915796B2 (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP3027228U (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
KR200212294Y1 (ko) | 플라이 낚싯대용 릴 | |
JPH11178486A (ja) | 魚釣用スピニングリール |