JP2003188839A - 防災行政無線システム - Google Patents
防災行政無線システムInfo
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- JP2003188839A JP2003188839A JP2001385461A JP2001385461A JP2003188839A JP 2003188839 A JP2003188839 A JP 2003188839A JP 2001385461 A JP2001385461 A JP 2001385461A JP 2001385461 A JP2001385461 A JP 2001385461A JP 2003188839 A JP2003188839 A JP 2003188839A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】市町村防災行政無線システムにおいて地区遠隔
放送装置への放送音声メッセージ内容、放送時刻の登
録、確認、訂正、削除操作を簡単化し、操作性の向上を
図り特定取扱者の操作時間短縮を図ることを目的とす
る。 【解決手段】地区遠隔放送装置をインターネット網に接
続し、特定取扱者のインターネット接続機器から放送音
声メッセージ内容、放送時刻の登録、確認、訂正、削除
操作することができるように構成したものである。
放送装置への放送音声メッセージ内容、放送時刻の登
録、確認、訂正、削除操作を簡単化し、操作性の向上を
図り特定取扱者の操作時間短縮を図ることを目的とす
る。 【解決手段】地区遠隔放送装置をインターネット網に接
続し、特定取扱者のインターネット接続機器から放送音
声メッセージ内容、放送時刻の登録、確認、訂正、削除
操作することができるように構成したものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば市町村防災
行政無線システム等の防災行政無線システムに関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】図２は従来の市町村防災行政無線システ
ムの一実施例を示すブロック図である。図２において１
は地区遠隔放送装置、２は操作卓、３は無線機、４は子
局設備、５は一般公衆回線網、６は電話機を示す。１〜
３は親局設備で、通常市役所（または町村役場）に設置
される。なお、６の電話機は市役所（または町村役場）
から任命された特定取扱者宅に設置されるものである。
このように構成された市町村防災行政無線システムにお
いて、電話機６から特定取扱者が放送の登録を行う場
合、電話機６から地区遠隔放送装置１に対し一般公衆回
線網５を介して電話をかける。該地区遠隔放送装置１は
自動的にオフフックし、前記電話機６に対して応答音声
メッセージを流す。特定取扱者は地区遠隔放送装置１か
らの音声メッセージに従い、放送する音声メッセージの
内容登録、放送時刻を電話機６を介して登録する。前記
地区遠隔放送装置１は、登録された音声メッセージや放
送時刻が正しいかどうかを、電話機６を介して特定取扱
者に確認を促し、該特定取扱者の訂正指示がなければ、
前記音声メッセージ及び放送時刻を登録する。なお、こ
の登録は複数件数設定可能である。電話機６の特定取扱
者が登録した放送内容を取り消しする場合、地区遠隔放
送装置１に対し電話をかける。該地区遠隔放送装置１は
自動的にオフフックし電話機６に対し応答音声メッセー
ジを返送する。電話機６の特定取扱者は前記地区遠隔放
送装置１からの応答音声メッセージに従って登録内容の
確認を行い削除する。登録及び取り消し、いずれの場合
も地区遠隔放送装置１からの音声メッセージに従い操作
を行うことから放送内容の登録や、複数登録した内容の
うち削除したい放送内容を探すことに多大な時間を要す
る。子局設備４の動作は次の通りである。登録された時
刻になると、地区遠隔放送装置１は操作卓２に対し音声
メッセージの放送起動を行い、操作卓２は無線機３に対
し送信制御を行い、子局設備４に対し呼出を行う。全て
の放送準備が整ったところで操作卓２は地区遠隔放送装
置１に対し、放送可能の信号を返送し、該信号を受けて
地区遠隔放送装置１は登録された音声メッセージを送出
する。該音声メッセージは操作卓２、無線機３及び無線
回線を介して子局設備４に伝送され、拡声装置から放送
される。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述の従来システムで
は、放送内容の登録や、訂正及び削除したい放送内容を
探すのに多大な時間を要する欠点があった。例えば、複
数登録した放送内容の内、一つを削除しようとした場
合、登録された順に放送内容の確認を行うため、最後に
登録された内容を削除しようとした場合、登録された放
送音声メッセージの内容を全て聴取しなければならず、
多大な時間を要することになる。また、電話で音声メッ
セージを録音する時、放送内容文の読み間違いによるや
り直しや、電話口周囲の雑音や録音時の声の大小による
音声の明瞭度まで録音されてしまう。また、前記確認方
法の別方法として、特定取扱者が市役所（または町村役
場）の担当者に確認依頼の電話をし、該担当者に地区遠
隔放送装置に登録されている内容を確認してもらい、折
返し電話連絡にて読み合わせする方法もあるが、特定取
扱者は登録時の音声メッセージ登録内容を用紙に記録、
保管しておかなければならず、非常に煩雑であった。本
発明ではこれらの欠点を排除することを目的とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、親局設備の地区遠隔放送装置をインターネットに接
続し、特定取扱者がインターネット接続機器であるパソ
コン、携帯電話機又は携帯端末機器等から登録、確認、
訂正、削除をできるようにしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例の構成を
ブロックに示した図1により説明する。図２と同一部分
は同記号で表現してある。７はインターネット網で、８
はパーソナルコンピュータ（以下ＰＣと略す）又は携帯
電話機、あるいは携帯端末機器などのインターネット接
続機器である。以下ＰＣの場合について説明する。動作
は次の通りである。地区遠隔放送装置１をインターネッ
ト網７に接続する。特定取扱者がＰＣ８から地区遠隔放
送装置１にインターネット網７を介しアクセスする。地
区遠隔放送装置１はＰＣ８に対し、データを送出する。
ＰＣ８は送られてきたデータをディスプレイ画面に表示
し、特定取扱者は該ディスプレイ画面の表示内容に従い
登録操作を行い、放送したい時刻の指定や音声メッセー
ジ内容の登録を行う。該音声メッセージはマイク等の音
声入力手段にて音声をＰＣ８内のハードディスク等の記
憶装置に録音する入力方法と、文章を音声に変換する手
段を用いて文字入力する方法とがある。確認、訂正、削
除したい放送内容についても、地区遠隔放送装置１から
のデータによってＰＣ８のディスプレイ画面に表示する
ことにより、目的の放送内容を探し出し、確認、訂正、
削除することができる。 【０００６】 【発明の効果】登録音声メッセージをデータ化すること
により、ＰＣのディスプレイ画面にて登録、削除が可能
となり、現在の登録状況や複数登録されていた場合で
も、訂正、削除したい放送音声メッセージ内容を容易に
探し出すことが可能となる。また、文章を音声に変換す
る手段を用いて文字入力することで特定取扱者が音声メ
ッセージを録音する時、放送内容文の読み間違いによる
やり直しや、電話口周囲の雑音や、録音時の声の大小に
よる音声の明瞭度まで録音されてしまうことを防止でき
る。以上のように特定取扱者の操作が簡単且つ正確にで
き、操作時間を短縮化することが可能となる。
行政無線システム等の防災行政無線システムに関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】図２は従来の市町村防災行政無線システ
ムの一実施例を示すブロック図である。図２において１
は地区遠隔放送装置、２は操作卓、３は無線機、４は子
局設備、５は一般公衆回線網、６は電話機を示す。１〜
３は親局設備で、通常市役所（または町村役場）に設置
される。なお、６の電話機は市役所（または町村役場）
から任命された特定取扱者宅に設置されるものである。
このように構成された市町村防災行政無線システムにお
いて、電話機６から特定取扱者が放送の登録を行う場
合、電話機６から地区遠隔放送装置１に対し一般公衆回
線網５を介して電話をかける。該地区遠隔放送装置１は
自動的にオフフックし、前記電話機６に対して応答音声
メッセージを流す。特定取扱者は地区遠隔放送装置１か
らの音声メッセージに従い、放送する音声メッセージの
内容登録、放送時刻を電話機６を介して登録する。前記
地区遠隔放送装置１は、登録された音声メッセージや放
送時刻が正しいかどうかを、電話機６を介して特定取扱
者に確認を促し、該特定取扱者の訂正指示がなければ、
前記音声メッセージ及び放送時刻を登録する。なお、こ
の登録は複数件数設定可能である。電話機６の特定取扱
者が登録した放送内容を取り消しする場合、地区遠隔放
送装置１に対し電話をかける。該地区遠隔放送装置１は
自動的にオフフックし電話機６に対し応答音声メッセー
ジを返送する。電話機６の特定取扱者は前記地区遠隔放
送装置１からの応答音声メッセージに従って登録内容の
確認を行い削除する。登録及び取り消し、いずれの場合
も地区遠隔放送装置１からの音声メッセージに従い操作
を行うことから放送内容の登録や、複数登録した内容の
うち削除したい放送内容を探すことに多大な時間を要す
る。子局設備４の動作は次の通りである。登録された時
刻になると、地区遠隔放送装置１は操作卓２に対し音声
メッセージの放送起動を行い、操作卓２は無線機３に対
し送信制御を行い、子局設備４に対し呼出を行う。全て
の放送準備が整ったところで操作卓２は地区遠隔放送装
置１に対し、放送可能の信号を返送し、該信号を受けて
地区遠隔放送装置１は登録された音声メッセージを送出
する。該音声メッセージは操作卓２、無線機３及び無線
回線を介して子局設備４に伝送され、拡声装置から放送
される。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述の従来システムで
は、放送内容の登録や、訂正及び削除したい放送内容を
探すのに多大な時間を要する欠点があった。例えば、複
数登録した放送内容の内、一つを削除しようとした場
合、登録された順に放送内容の確認を行うため、最後に
登録された内容を削除しようとした場合、登録された放
送音声メッセージの内容を全て聴取しなければならず、
多大な時間を要することになる。また、電話で音声メッ
セージを録音する時、放送内容文の読み間違いによるや
り直しや、電話口周囲の雑音や録音時の声の大小による
音声の明瞭度まで録音されてしまう。また、前記確認方
法の別方法として、特定取扱者が市役所（または町村役
場）の担当者に確認依頼の電話をし、該担当者に地区遠
隔放送装置に登録されている内容を確認してもらい、折
返し電話連絡にて読み合わせする方法もあるが、特定取
扱者は登録時の音声メッセージ登録内容を用紙に記録、
保管しておかなければならず、非常に煩雑であった。本
発明ではこれらの欠点を排除することを目的とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、親局設備の地区遠隔放送装置をインターネットに接
続し、特定取扱者がインターネット接続機器であるパソ
コン、携帯電話機又は携帯端末機器等から登録、確認、
訂正、削除をできるようにしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例の構成を
ブロックに示した図1により説明する。図２と同一部分
は同記号で表現してある。７はインターネット網で、８
はパーソナルコンピュータ（以下ＰＣと略す）又は携帯
電話機、あるいは携帯端末機器などのインターネット接
続機器である。以下ＰＣの場合について説明する。動作
は次の通りである。地区遠隔放送装置１をインターネッ
ト網７に接続する。特定取扱者がＰＣ８から地区遠隔放
送装置１にインターネット網７を介しアクセスする。地
区遠隔放送装置１はＰＣ８に対し、データを送出する。
ＰＣ８は送られてきたデータをディスプレイ画面に表示
し、特定取扱者は該ディスプレイ画面の表示内容に従い
登録操作を行い、放送したい時刻の指定や音声メッセー
ジ内容の登録を行う。該音声メッセージはマイク等の音
声入力手段にて音声をＰＣ８内のハードディスク等の記
憶装置に録音する入力方法と、文章を音声に変換する手
段を用いて文字入力する方法とがある。確認、訂正、削
除したい放送内容についても、地区遠隔放送装置１から
のデータによってＰＣ８のディスプレイ画面に表示する
ことにより、目的の放送内容を探し出し、確認、訂正、
削除することができる。 【０００６】 【発明の効果】登録音声メッセージをデータ化すること
により、ＰＣのディスプレイ画面にて登録、削除が可能
となり、現在の登録状況や複数登録されていた場合で
も、訂正、削除したい放送音声メッセージ内容を容易に
探し出すことが可能となる。また、文章を音声に変換す
る手段を用いて文字入力することで特定取扱者が音声メ
ッセージを録音する時、放送内容文の読み間違いによる
やり直しや、電話口周囲の雑音や、録音時の声の大小に
よる音声の明瞭度まで録音されてしまうことを防止でき
る。以上のように特定取扱者の操作が簡単且つ正確にで
き、操作時間を短縮化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のシステムブロック図
【図２】従来の一実施例のシステムブロック図
【符号の説明】
１：地区遠隔放送装置、２：操作卓、３：無線機、４：
子局設備、５：一般公衆回線網、６：電話機、７：イン
ターネット網、８．インターネット接続機器
子局設備、５：一般公衆回線網、６：電話機、７：イン
ターネット網、８．インターネット接続機器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】親局設備と子局設備が無線回線で接続さ
れ、前記親局設備には一般公衆回線に接続された電話機
から、放送する音声、放送する時刻を登録する手段を有
した地区遠隔放送装置を具備し、登録した音声メッセー
ジを登録した時刻に子局設備で拡声する防災行政無線シ
ステムにあって、指定時刻に放送する音声メッセージ
と、放送時刻の指定をインターネット経由により地区遠
隔放送装置で受付けし、登録する手段と、前記音声メッ
セージ内容と、放送時刻を特定取扱者宅に設置するイン
ターネット接続機器から前記遠隔放送装置へ登録、確
認、訂正及び削除する手段を合わせもつことを特徴とし
た防災行政無線システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001385461A JP2003188839A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 防災行政無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001385461A JP2003188839A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 防災行政無線システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003188839A true JP2003188839A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27594871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001385461A Pending JP2003188839A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 防災行政無線システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003188839A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011123754A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 自動通報装置 |
| JP7249706B1 (ja) | 2022-10-24 | 2023-03-31 | 株式会社Wing of Freedom | 拡声器遠隔操作システム |
-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001385461A patent/JP2003188839A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011123754A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 自動通報装置 |
| JP7249706B1 (ja) | 2022-10-24 | 2023-03-31 | 株式会社Wing of Freedom | 拡声器遠隔操作システム |
| JP2024062121A (ja) * | 2022-10-24 | 2024-05-09 | 株式会社Wing of Freedom | 拡声器遠隔操作システム |
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