JP2003188604A - 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法 - Google Patents

可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法

Info

Publication number
JP2003188604A
JP2003188604A JP2001382034A JP2001382034A JP2003188604A JP 2003188604 A JP2003188604 A JP 2003188604A JP 2001382034 A JP2001382034 A JP 2001382034A JP 2001382034 A JP2001382034 A JP 2001382034A JP 2003188604 A JP2003188604 A JP 2003188604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase shifter
variable
variable phase
phase
stub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001382034A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Izumi
貴志 泉
Kazuhiko Ikeda
和彦 池田
Toshihiro Nagayama
利裕 長山
Tetsuya Hattori
哲也 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001382034A priority Critical patent/JP2003188604A/ja
Publication of JP2003188604A publication Critical patent/JP2003188604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の調整ができて、なおかつ小型化
した可変位相器、この可変位相器を具備した無線装置及
び位相調整方法を提供すること。 【解決手段】 可変位相器100は、主線路101、ス
タブ102及び抵抗器103から主に構成される。主線
路101は、高周波信号を伝送するものである。スタブ
102は、主線路101に伝送される高周波信号の位相
を調整するものであり、長さによって最大移相量が決め
られる。抵抗器103は、主線路101とスタブ102
を接続するものである。抵抗器103は、チップ抵抗で
あっても良く、また、マイクロストリップラインのパタ
ーン、チップコンデンサ及びチップインダクタであって
も良い。抵抗器103のインピーダンスを変化させるこ
とにより、出力信号の位相を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変位相器、この
可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信等では周波数効率や通
信品質を高めるために、信号の位相や振幅を用いて送信
や受信信号の重み付け等の最適化処理を行う無線装置が
一般的になっている。例えば、図12は、特開平9−2
19615号公報に開示されたアダプティブアレイアン
テナ方式の送受信装置1200である。アダプティブア
レイアンテナ方式の送受信装置1200は、複数のアン
テナ素子1201を所定形状に配列して構成されるアン
テナアレイ1202と、各アンテナ素子1201の送受
信信号に対して、設定された重み係数を乗じることによ
り振幅および位相の重み付けを行う複数の重み付け器1
203と、これらの重み付け器1203を介して各アン
テナ素子1201への送信信号の分配とアンテナ素子1
201からの受信信号の合成を行う合成/分配部120
4及び送受信部1205から構成される。重み係数を設
定するには、インタフェース1206のポートに外部の
演算装置1207を接続して重み係数を計算し、計算し
た重み係数を重み付け器1203に設定する。このよう
なアダプティブアレイアンテナ方式の送受信装置120
0は、アンテナにおいて受信した信号の位相と振幅に重
み付け処理を行い、装置のアンテナ指向性を制御し、信
号対干渉波比を向上させる構成をとっており、これによ
り周波数利用効率や通信品質を向上させることができ
る。
【0003】また、通信品質の向上のために送信回路の
終段増幅器における歪み補償を行う無線装置も一般的に
なってきている。例えば、特開2000−261252
号公報は、歪み補償方法を用いた無線装置を示す。特開
2000−261252号公報に示される歪み補償電力
増幅器は、増幅器の利得特性の歪みと位相特性の歪みと
は逆の歪み特性を持つ回路を利用するプリディストーシ
ョン方式を用いて増幅器の歪み特性を改善するものであ
る。
【0004】また、従来の無線装置では利得制御回路1
300において図13に示す回路を用いている。利得制
御回路1300は、スイッチ1301a、1301b及
び異なる減衰量を持つ減衰器1302a、1302bで
構成されており、希望する減衰量を持つ減衰器1302
a、1302bのどちらかをスイッチ1301a、13
01bによって選択し、無線装置の利得制御を行ってい
る。
【0005】これらの装置には、高周波信号の位相を制
御・調整する手段が必要であり、例えば可変位相器が用
いられている。
【0006】従来、図14に示す可変位相器1400を
用いて無線装置の位相を調整することが知られている。
可変位相器1400は、ハイブリット可変位相器140
1と、可変容量(可変キャパシタ)1402a、140
2bから構成される。ハイブリッド可変位相器1400
は、主線路1403と副線路1404からなり、主線路
1403の両端に副線路1404が接続されている。ま
た、2つの副線路1404の主線路1403に接続され
ていない側に、可変容量1402a、1402bが接続
されている。可変容量1402a、1402bの副線路
1404に接続されていない側は接地されている。ま
た、2つの副線路1404の主線路1403に接続され
ていない側の間に、副線路1404が接続されている。
このようなハイブリット可変位相器1401は、主線路
1403を通る高周波信号と副線路1404を通る高周
波信号の合成によって位相が変化する。この回路では副
線路1404の電気的な長さを可変容量1402a、1
402bによって変化させることによって出力信号の位
相を変える可変位相器を構成している。
【0007】また、図15に示すようなスタブチューナ
1500を無線装置に用いて位相を調整することが知ら
れている。図15に示すスタブチューナは、主線路15
01と、3つのスタブ1502とで構成される。スタブ
1502は、主線路1501に接続されており、長さを
それぞれ可変できるようになっている。位相を調整する
時は、スタブ1502の長さをそれぞれ変化させること
によってインピーダンスを変化させ、主線路1501を
通る信号の位相を変化させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可変位相器を有する無線装置においては、図14に示す
ような回路において主線路と副線路をそれぞれ信号の1
/4波長にしなければいけないため、可変位相器の大き
さが大きくなり、それを有する無線装置も大型化すると
いう問題がある。また、スタブチューナを用いても、ス
タブを可変させるためのスペースが必要であり、やはり
無線装置の大型化という問題がある。
【0009】また、利得制御回路を有する無線装置では
減衰量の異なる減衰器は異なる移相量を有し、かつスイ
ッチや減衰部とスイッチ間の線路においても経路による
位相差がある。つまり所望の減衰量を選択した際に位相
が変化するという課題があり、その解決に従来の可変位
相器を用いると無線装置が大型化するという問題があ
る。
【0010】また、従来のアダプティブアレイ方式の無
線通信装置では、無線装置における位相の精度が悪いと
指向性の制御や到来方向の推定に誤差が発生するという
課題があり、その解決に従来の可変位相器を用いると無
線装置が大型化するという問題がある。
【0011】また、歪み補償回路を有する無線装置では
歪み補償回路における可変位相器の調整精度が悪いと増
幅器の歪み特性が劣化するという課題があり、その解決
に従来の可変位相器を用いると無線装置が大型化すると
いう問題がある。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、高精度の調整ができて、なおかつ小型化した可変
位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調
整方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の可変位相器は、
高周波信号が伝送される主線路と、前記主線路に伝送さ
れる高周波信号の位相を調整するスタブと、前記主線路
と前記スタブを接続するとともにインピーダンスの変更
が可能である接合部と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、接合部のインピーダン
スを変化させることによって信号の位相を調整すること
ができるため、可変位相器を小型化することができる。
【0015】本発明の可変位相器は、前記接合部は、可
変抵抗器である構成を採る。
【0016】この構成によれば、可変抵抗器によりイン
ピーダンスを変化させて位相を調整するため、信号の位
相の微調整を容易に行うことができる。
【0017】本発明の可変位相器における前記接合部
は、可変容量若しくは可変インダクタンスである構成を
採る。
【0018】この構成によれば、可変容量若しくは可変
インダクタンスによりインピーダンスを変化させて位相
を調整するため、スタブの周波数選択性が向上し、スタ
ブによる可変位相器の挿入損失を小さくすることができ
る。
【0019】本発明の可変位相器における前記接合部
は、共振回路からなる構成を採る。
【0020】この構成によれば、インダクタンスと容量
の2値を変化させることによりインピーダンスを変化さ
せて位相を調整するため、インピーダンスの設定値のス
テップ幅を細かくして可変位相器の変化幅を細かくする
ことができ、位相精度の向上を図ることができる。
【0021】本発明の可変位相器における前記共振回路
は、インダクタンス若しくは容量の一方若しくは両方を
可変にする構成を採る。
【0022】この構成によれば、共振回路の容量とイン
ダクタンスの一方若しくは両方を変化させることにより
インピーダンスを変化させて位相を調整するため、可変
位相器の位相の微調整が容易にでき、位相精度の向上を
図ることができる。
【0023】本発明の可変位相器における前記スタブ
は、複数である構成を採る。
【0024】この構成によれば、一本の主線路に対して
複数のスタブとそれに対する接合部を設けることによっ
て、可変位相器の位相可変幅を大きくすることができ
る。
【0025】本発明の無線装置は、上記のいずれかの可
変位相器を具備する構成を採る。
【0026】この構成によれば、小型の可変位相器によ
って信号の位相を調整して出力するため、位相の微調整
が容易にでき、無線装置の位相精度の向上が図れるとと
もに、無線装置を小型化できる。
【0027】本発明の位相調整方法は、高周波信号を伝
送する主線路と前記主線路に伝送される高周波信号の位
相を調整するスタブを、接続する接合部のインピーダン
スを変化させる方法を採る。
【0028】この方法により、信号の位相を調整するこ
とができ、可変位相器を小型化することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、主線路とスタブ
を接続する接合部のインピーダンスを変化させることで
ある。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
可変位相器の構成を示す図である。可変位相器100
は、主線路101、スタブ102及び抵抗器103から
主に構成される。主線路101は、高周波信号を伝送す
るものであり、例えば、マイクロストリップラインや同
軸線路で実現できる。スタブ102は、主線路101に
伝送される高周波信号の位相を調整するものであり、長
さによって最大移相量が決められる。スタブ102は、
例えば、マイクロストリップライン若しくは同軸線路で
実現できる。抵抗器103は、主線路101とスタブ1
02を接続するものである。なお、本発明の実施の形態
では接合部を抵抗器103として記載したが、これに限
らずマイクロストリップラインのパターン、チップコン
デンサ及びチップインダクタであっても良く、また抵抗
器103はチップ抵抗であっても良い。
【0031】今、送信系を例にすると、出力信号の目標
位相を−15°とし、可変位相器の移相量を0°とした
時に無線装置の出力信号の位相が−10.5°であると
する。この場合、可変位相器において必要な移相量は−
4.5°となる。そこで、可変位相器100において最
大移相量が−4.5°となるようなスタブ102の長さ
にしておき、主線路101に対する抵抗器103のイン
ピーダンスを0Ωにすれば、信号の位相は−4.5°変
化し、出力信号の位相は−15°となる。もし、出力信
号の目標位相を−14.5°に変えたとすると、可変位
相器100において必要な移相量は−4.0となる。そ
こで、抵抗器103のインピーダンスを変化させて可変
位相器100における移相量を−4.0となるように調
整する。その結果、出力信号の位相は−14.5°とな
る。
【0032】このように、本実施の形態の可変位相器1
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに抵抗器103のインピーダンスを変化させることに
よって信号の位相を調整することができるため、可変位
相器100と回路を小型化することができる。また、可
変位相器100の小型化により、可変位相器100を備
えた無線装置も小型化することができる。
【0033】なお、本発明の実施の形態においては、可
変位相器100を無線装置に適用した例について説明し
たが、可変位相器100は無線装置に適用する場合に限
らず、位相を調整する装置全般に適用可能である。
【0034】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2に係る可変位相器200の構成を示す図である。
本実施の形態においては、接合部を可変抵抗器201と
した場合について説明する。なお、接合部以外の構成は
上記の実施の形態1と同一構成であるので、同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0035】可変抵抗器201は、主線路101とスタ
ブ102を接続しており、可変抵抗器201によってイ
ンピーダンスを変化させることができる。
【0036】今、送信系を例にすると、出力信号の目標
位相を−15°とし、可変位相器200の移相量を0°
とした時に出力信号の位相が−10.5°であるとす
る。この場合、可変位相器200において必要な移相量
は−4.5°となる。可変位相器200のスタブ102
の長さを移相量が−4.5°となるように設計し、可変
抵抗器201のインピーダンスを0Ωとすることによっ
て出力信号の位相は−15°となる。
【0037】しかし、部品のばらつき等によって装置内
の可変位相器以外の部分の移相量が−9.5°であった
時、可変位相器200に必要な移相量は−5.5°とな
る。そこで、可変抵抗器201の抵抗値を調整すること
によって容易にインピーダンスを変化させることがで
き、スタブ102の与える影響を調整し、可変位相器2
00における移相量を−5.5°に調整することができ
る。
【0038】このように、本実施の形態の可変位相器2
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに可変抵抗器201のインピーダンスを変化させるこ
とによって信号の位相を調整することができるため、可
変位相器200と回路を小型化することができる。ま
た、可変位相器200の小型化により、可変位相器20
0を備えた無線装置も小型化することができるととも
に、位相の微調整ができるため、無線装置の位相精度の
向上を図ることができる。
【0039】なお、本発明の実施の形態において、可変
位相器200は無線装置に適用する場合に限らず、位相
を調整する装置全般に適用可能である。
【0040】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3に係る可変位相器300の構成を示す図である。
本実施の形態においては、接合部を可変容量301とし
た場合について説明する。なお、接合部以外の構成は上
記の実施の形態1と同一構成であるので、同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0041】可変容量301は、主線路101とスタブ
102を接続しており、可変容量301によってインピ
ーダンスを変化させることができる。
【0042】このように、本実施の形態の可変位相器3
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに可変容量301のインピーダンスを変化させること
によって信号の位相を調整することができるため、可変
位相器300と回路を小型化することができる。また、
可変位相器300の小型化により、可変位相器300を
備えた無線装置も小型化することができる。また、位相
の微調整ができるため、無線装置の位相精度の向上を図
ることができるとともに、スタブ102に対する周波数
選択性が向上して可変位相器による挿入損失を軽減する
ことができる。
【0043】なお、本発明の実施の形態において、可変
位相器300は無線装置に適用する場合に限らず、位相
を調整する装置全般に適用可能である。
【0044】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4に係る可変位相器400の構成を示す図である。
本実施の形態においては、接合部を並列共振回路401
とした場合について説明する。なお、接合部以外の構成
は上記の実施の形態1と同一構成であるので、同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0045】図4に示すように、並列共振回路401
は、主線路101とスタブ102を接続しており、並列
共振回路401によってインピーダンスを変化させるこ
とができる。並列共振回路401においては、容量(キ
ャパシタ)402とインダクタンス403が並列に主線
路101とスタブ102に接続されている。
【0046】共振周波数の信号に対して並列共振回路4
01の部分はオープンであり、主線路101に対するイ
ンピーダンスは無限大とみなせる。つまり、共振周波数
の信号の位相はスタブ102に影響を受けずに変化しな
いという特徴を有する。そして、並列共振回路401の
容量402若しくはインダクタンス403を変化させ、
インピーダンスを低くするとスタブ102の影響を徐々
に受け、位相が変化するという動作を行う。今、仮に接
合部を容量のみで構成した場合のインピーダンスは、Z
=1/(jωC)となる。それに対して、図4のように
並列共振回路401で構成した場合のインピーダンス
は、Z=jωL/(1−ω2CL)となる。つまり、容
量のみで構成した場合には、インピーダンスの値を変化
させるのに容量Cの1値のみであるが、並列共振回路で
はインダクタLと容量Cの2値を変化させることがで
き、インピーダンスの値を細かく設定することができ
る。したがって、可変位相器400の移相量の変化ステ
ップを細かくすることが可能であり、出力信号の位相精
度を向上することができる。
【0047】このように、本実施の形態の可変位相器4
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに共振回路のインピーダンスを変化させることによっ
て信号の位相を調整することができるため、可変位相器
400と回路を小型化することができる。また、可変位
相器400の小型化により、可変位相器400を備えた
無線装置も小型化することができる。また、容量とイン
ダクタンスの2値を変化させることができるため、イン
ピーダンスの設定を細かくすることができて微調整が容
易であるとともに、無線装置の位相精度をさらに向上す
ることができる。
【0048】なお、本発明の実施の形態において、可変
位相器400は無線装置に適用する場合に限らず、位相
を調整する装置全般に適用可能である。
【0049】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5に係る可変位相器500の構成を示す図である。
本実施の形態においては、接合部を直列共振回路501
とした場合について説明する。なお、接合部以外の構成
は上記の実施の形態1と同一構成であるので、同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0050】直列共振回路501は、主線路101とス
タブ102を接続するものであり、直列共振回路501
によってインピーダンスを変化させることができる。直
列共振回路501においては、容量502とインダクタ
ンス503が直列に主線路101とスタブ102に接続
されている。
【0051】共振周波数の信号に対して直列共振回路5
01はショートとなり、主線路101に対する直列共振
回路のインピーダンスは0Ωとみなせる。つまり、共振
周波数の信号の位相がスタブ102に影響を受けて位相
が変化し、他の周波数はスタブ102の影響を受けにく
いという特徴を有する。そして、容量502若しくはイ
ンダクタンス503を変化させると、スタブ102に対
するインピーダンスが高くなり、希望周波数の信号はス
タブ102の影響を受けるようになり、位相の変化量が
小さくなるという動作を行う。その際、インピーダンス
はZ=(jωL)+1/(jωC)となる。つまり、イ
ンダクタンスLと容量Cの2値を変化させることがで
き、並列共振回路401と同様に可変位相器501の移
相量の変化ステップを細かくすることが可能であり、無
線装置の出力信号の位相精度を向上することができる。
【0052】このように、本実施の形態の可変位相器5
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに共振回路のインピーダンスを変化させることによっ
て信号の位相を調整することができるため、可変位相器
500と回路を小型化することができる。また、可変位
相器500の小型化により、可変位相器500を備えた
無線装置も小型化することができる。また、容量とイン
ダクタンスの2値を変化させることができるため、イン
ピーダンスの設定を細かくすることができて微調整が容
易であるとともに、無線装置の位相精度をさらに向上す
ることができる。
【0053】なお、本発明の実施の形態において、可変
位相器500は無線装置に適用する場合に限らず、位相
を調整する装置全般に適用可能である。
【0054】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6に係る可変位相器600の構成を示す図である。
本発明の実施の形態においては、接合部を並列共振回路
601とした場合について説明する。なお、接合部以外
の構成は上記の実施の形態1と同一構成であるので、同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0055】並列共振回路601は、主線路101とス
タブ102を接続しており、並列共振回路601によっ
てインピーダンスを変化させることができる。並列共振
回路601においては、可変容量602とリアクタンス
603が並列に主線路101とスタブ102に接続され
ている。
【0056】このように、本実施の形態の可変位相器6
00によれば、設定したスタブ102の長さを変化させ
ずに並列共振回路601のインピーダンスを変化させる
ことによって信号の位相を調整することができるため、
可変位相器600と回路を小型化することができる。ま
た、可変位相器600の小型化により、可変位相器60
0を備えた無線装置も小型化することができる。さら
に、容量とインダクタンスの2値を変化させることがで
きるとともに、容量を可変容量としたので、上記の実施
の形態4、5よりもインピーダンスの設定を細かくする
ことができて微調整が容易であり、無線装置の位相精度
をさらに向上することができる。
【0057】なお、本発明の実施の形態では、容量のみ
を可変容量602としたが、リアクタンス603を可変
リアクタンスとして、容量とリアクタンスの一方若しく
は両方を可変にしても同様の効果が得られる。また、本
発明の実施の形態においては、可変位相器600を並列
共振回路601としたが、直列共振回路にして容量及び
リアクタンスの一方若しくは両方を可変にしても同様の
効果が得られる。また、可変位相器600は無線装置に
適用する場合に限らず、位相を調整する装置全般に適用
可能である。
【0058】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7に係る可変位相器700の構成を示す図である。
本発明の実施の形態においては、複数のスタブ102を
並列に抵抗器103を介して主線路101に接続する場
合について説明する。なお上記の実施の形態と同一構成
である部分は、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0059】図7に示す可変位相器700は、主線路1
01、複数のスタブ102及び各々のスタブ102と主
線路101を接続する抵抗器103から主に構成され
る。
【0060】例えば、3本のスタブ102が抵抗器10
3を介してスタブ102に接続されているとする。それ
ぞれの抵抗器103の主線路101に対するインピーダ
ンスを0Ωとして、1本のスタブ102の移相量を−5
°とすると、3本のスタブ102の合計の移相量は−1
5°である。また、3つの抵抗器103のうちの1つを
オープンにすると主線路101にあるスタブ102は2
本とみなすことができ、残り2つの抵抗器103の主線
路101に対するインピーダンスが0Ωである時、可変
位相器700による移相量は−10°となる。またこの
時、0Ωである2本の抵抗器103のうち、どちらかの
抵抗器103のインピーダンスを変化させることによっ
て、移相を−10°から−5°まで変化させることがで
きる。つまり、3本のスタブ102とそれに対する抵抗
器103を持つ可変位相器は、位相の可変幅を−15°
から0°とすることができる。
【0061】このように、本発明の実施の形態の可変位
相器700によれば、複数のスタブ102の各々を抵抗
器103を介して主線路101に接続したので、移相量
を大きくすることが可能となり、可変位相器700を備
える無線装置の出力信号の位相の可変幅を大きくするこ
とができる。
【0062】なお、スタブ102の数は任意で良く、本
数の増加とともに可変幅を大きくすることができる。
【0063】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8を示す図であって、本発明に係る可変位相器10
0を適用した無線装置800の構成例を示す図である。
【0064】無線装置800は、アンテナ801、共用
器802、アンプ803、804、フィルタ805、8
06、ミキサ807、808、可変位相器100、変調
器809、復調器810及びベースバンド部811から
主に構成される。
【0065】次いで、上記の可変位相器100を有する
無線装置800の動作について説明する。抵抗器103
の主線路101に対するインピーダンスを0Ωとする
と、可変位相器の移相量は最大移相量となる。そして、
抵抗器103の抵抗を変化させて抵抗器103の主線路
101に対するインピーダンスを大きくしていくと、移
相量は最大移相量より小さくなっていき、抵抗器103
の主線路101に対するインピーダンスを無限大にする
と可変位相器100における移相量は0°となる。送信
機として使用する場合には、ベースバンド部811から
出力された信号を変調器809で変調し、可変位相器1
00で出力信号の位相を所望の位相に調整する。ミキサ
807で送信周波数に周波数を上げ、フィルタ805で
ノイズを除去し、アンプ803で電力を増幅し、共用器
802を通してアンテナ801より送信する。一方、受
信機として使用する場合には、アンテナ801で信号を
受信し、共用器802を通す。アンプ804で電力を増
幅し、フィルタ806でノイズを除去し、ミキサ808
で周波数を中間周波数へ変換し、可変位相器100で受
信した信号の位相を調整し、復調器810で復調してベ
ースバンド部811へ出力する。
【0066】このように、本発明の実施の形態の無線装
置800によれば、小型化した可変位相器100を用い
るため、無線装置800を小型化することができる。
【0067】なお、無線装置800は、上記本発明の実
施の形態1乃至7に記載した何れの可変位相器を用いて
も、同様の効果が得られる。
【0068】(実施の形態9)図9は、本発明の実施の
形態9を示す図であって、本発明に係る可変位相器を適
用した利得制御回路900の構成例を示す図である。
【0069】利得制御回路900は、スイッチ901
a、901b、異なる減衰量を持つ減衰器902a、9
02b及び可変位相器100a、100bから主に構成
される。なお、可変位相器100a、100bは、本発
明の実施の形態1に記載した可変位相器100と同一構
成である。スイッチ901a、901bは、例えば、外
部からの制御信号によって切替動作を行うトランジスタ
やダイオード等の半導体を用いたスイッチ回路若しくは
電気的接点を機械的に可動させて経路を切り換えるスイ
ッチ回路で構成される。減衰器902a、902bは、
例えば、固定の減衰量で信号を減衰させる減衰手段に相
当し、抵抗素子や半導体素子等を用いたアッテーネータ
により構成される。
【0070】次いで、上記構成を有する利得制御回路9
00の動作について説明する。希望する減衰量を持つ減
衰器902a、902bをスイッチ901a、901b
によって選択する。例えば、減衰器902aをスイッチ
901a、901bで選択した際の移相量を−4°と
し、減衰器902bをスイッチ901a、901bで選
択した際の移相量を−8°とする。ここで、可変位相器
100aの移相量を−6°とし、可変位相器100bの
移相量を−2°とすると、可変位相器100aと減衰器
902aを通る時の信号の移相量は−10°となり、可
変位相器100bと減衰器902bを通る時の信号の移
相量は−10°となり、何れの減衰量を選択しても同じ
移相量−10°とすることができる。そして、減衰器9
02a、902bにおいて、部品のばらつきがあって移
相量が変化した時は、可変位相器100a、100b内
部の抵抗器(103)のインピーダンスを変化させるこ
とによって調整可能となる。
【0071】このように、本実施の形態の利得制御回路
900によれば、本発明に係る可変位相器を備えるの
で、利得変動に対する位相の変動を補償することができ
る。さらに、利得制御回路900を小さくすることがで
き、利得制御回路900を備えた無線装置を従来の無線
装置より小型化することができる。
【0072】なお、利得制御回路900は、上記本発明
の実施の形態1乃至7に記載した何れの可変位相器を用
いても、同様の効果が得られる。
【0073】(実施の形態10)図10は、本発明の実
施の形態10を示す図であって、本発明に係る可変位相
器を適用した無線装置の1つの例として、アダプティブ
アレイアンテナ方式の信号処理を行う無線装置1000
の構成例を示す図である。
【0074】無線装置1000は、複数のアンテナを持
つアンテナ部1001、その複数のアンテナに接続され
ている複数の無線装置からなる無線装置部1002及び
ベースバンド部1003から主に構成される。
【0075】以上のように構成されたアダプティブアレ
イアンテナ方式の信号処理を行う無線装置1000で
は、ベースバンド部1003において指向性の制御を行
い、無線装置部1002において位相調整や利得制御を
行い、アンテナ部1001より送受信を行うものであ
る。
【0076】このように、本発明の実施の形態のアダプ
ティブアレイアンテナ方式の信号処理を行う無線装置1
000によれば、無線装置部1002の各無線装置に本
発明に係る可変位相器を備えているので、無線装置10
00の利得制御を行った際の位相変動を補償することが
でき、指向性制御の誤差を小さくすることができて指向
性制御の精度が向上する。また、部品や回路による位相
誤差を小型の可変位相器にて調整することができるた
め、無線装置1000を小型化できる。
【0077】なお、無線装置1000は、上記本発明の
実施の形態1乃至7に記載した何れの可変位相器を用い
ても、同様の効果が得られる。
【0078】(実施の形態11)図11は、本発明の実
施の形態11を示す図であって、本発明に係る可変位相
器を適用した歪み補償回路の構成例を示す図である。
【0079】歪み補償回路は、プリディストーション回
路1100とアンプ1101から主に構成されている。
プリディストーション回路1100は、歪み発生器11
02、可変減衰器1103及び可変位相器100から主
に構成されている。アンプ1101は、主に送信回路の
終段で用いられる高出力増幅器である。
【0080】次いで、上記構成を有する歪み補償回路の
動作について説明する。アンプ1101の歪み特性とは
逆の歪み特性を歪み発生器1102で発生し、可変減衰
器1103と可変位相器100において逆歪み特性を微
調整することによってアンプ1101の入出力特性の線
形性を向上するものである。
【0081】このように、本発明の実施の形態の歪み補
償回路によれば、本発明に係る可変位相器を備えている
ため、利得制御を行った際の移相変動を補償し、歪み補
償回路の性能を向上することができる。また、歪み補償
回路を小さくすることができるとともに歪み補償回路を
備えた無線装置を従来の無線装置に比べて小型化するこ
とができる。
【0082】なお、歪み補償回路は、上記本発明の実施
の形態1乃至7に記載した何れの可変位相器を用いて
も、同様の効果が得られる。また、アンプ1101の歪
み補償方式にはフィードフォワード方式やフィードバッ
ク方式があるが、どちらも可変減衰器1103と可変位
相器100による調整によってアンプ1101の線形性
を向上させることができる。つまり両方式も可変位相器
100の精度は重要な要因となり、本発明は両方式にお
いても実施可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変位相器の主線路とスタブを接合部によって接続し
て、接合部のインピーダンスを変化させることによって
主線路に伝送される高周波信号の位相を調整することが
できるため、高精度の位相調整ができて、なおかつ小型
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図2】本発明の実施の形態2に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図3】本発明の実施の形態3に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図4】本発明の実施の形態4に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図5】本発明の実施の形態5に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図6】本発明の実施の形態6に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図7】本発明の実施の形態7に係る可変位相器の構成
を示す概略構成図
【図8】本発明に係る可変位相器を用いた無線装置の構
成を示す概略模式図
【図9】本発明の実施の形態9に係る利得制御回路の構
成を示す概略模式図
【図10】本発明の実施の形態10に係るアダプティブ
アレイアンテナ方式の信号処理を行う無線装置の構成を
示す概略模式図
【図11】本発明の実施の形態11に係る歪み補償回路
の構成を示す概略模式図
【図12】アダプティブアレイアンテナ方式の信号処理
を行う無線装置の構成を示す概略模式図
【図13】利得制御回路の構成を示す概略模式図
【図14】従来例の可変位相器の構成を示す概略模式図
【図15】スタブチューナの構成を示す概略模式図
【符号の説明】
100 可変位相器 101 主線路 102 スタブ 103 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長山 利裕 石川県金沢市西念一丁目1番3号 株式会 社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 服部 哲也 横浜市港北区綱島東四丁目3番1号 松下 通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J012 GA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号が伝送される主線路と、前記
    主線路に伝送される高周波信号の位相を調整するスタブ
    と、前記主線路と前記スタブを接続するとともにインピ
    ーダンスの変更が可能である接合部と、を具備すること
    を特徴とする可変位相器。
  2. 【請求項2】 前記接合部は、可変抵抗器であることを
    特徴とする請求項1記載の可変位相器。
  3. 【請求項3】 前記接合部は、可変容量若しくは可変イ
    ンダクタンスであることを特徴とする請求項1記載の可
    変位相器。
  4. 【請求項4】 前記接合部は、共振回路からなることを
    特徴とする請求項1記載の可変位相器。
  5. 【請求項5】 前記共振回路は、インダクタンス若しく
    は容量の一方若しくは両方を可変にすることを特徴とす
    る請求項4記載の可変位相器。
  6. 【請求項6】 前記スタブは、複数であることを特徴と
    する請求項1から請求項5のいずれかに記載の可変位相
    器。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の可変位相器を具備することを特徴とする無線装置。
  8. 【請求項8】 高周波信号を伝送する主線路と前記主線
    路に伝送される高周波信号の位相を調整するスタブを、
    接続する接合部のインピーダンスを変化させることを特
    徴とする位相調整方法。
JP2001382034A 2001-12-14 2001-12-14 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法 Pending JP2003188604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382034A JP2003188604A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382034A JP2003188604A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003188604A true JP2003188604A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27592536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001382034A Pending JP2003188604A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003188604A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296482A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Alps Electric Co Ltd ダイバーシチ受信装置
JP2011010139A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Soshin Electric Co Ltd 高周波スイッチ
CN103947037A (zh) * 2013-09-30 2014-07-23 华为技术有限公司 宽带移相器和宽带波束赋性网络
RU2648021C2 (ru) * 2016-07-11 2018-03-21 Акционерное общество "Всероссийский научно-исследовательский институт "Градиент" Регулировочный фазовращатель СВЧ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296482A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Alps Electric Co Ltd ダイバーシチ受信装置
JP2011010139A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Soshin Electric Co Ltd 高周波スイッチ
CN103947037A (zh) * 2013-09-30 2014-07-23 华为技术有限公司 宽带移相器和宽带波束赋性网络
RU2648021C2 (ru) * 2016-07-11 2018-03-21 Акционерное общество "Всероссийский научно-исследовательский институт "Градиент" Регулировочный фазовращатель СВЧ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7425928B2 (en) Method and apparatus for frequency selective beam forming
WO2021098195A1 (zh) 一种高频开关型移相器
US11627024B2 (en) Wideband vector modulator phase shifter
US7015773B2 (en) Electronic phase shifter with enhanced phase shift performance
US5721521A (en) Notch-enhancement in band-reject filters
US7205866B2 (en) Electronic phase reflector with enhanced phase shift performance
US10992334B2 (en) Radio frequency switches with controllable resonant frequency
JP2003188604A (ja) 可変位相器、この可変位相器を具備する無線装置及び位相調整方法
JP6474131B2 (ja) ベクトル合成型移相器およびベクトル合成型移相器の制御方法
US11316552B2 (en) High frequency switch and antenna device
US6963241B2 (en) Method and apparatus for increasing the efficiency of a transmitter
US20040251958A1 (en) Active filter
JP2002171101A (ja) 位相補償型利得制御回路及びその調整方法並びに無線通信装置
US7683737B2 (en) Broadband phase shifter
US11356084B2 (en) Low-loss bi-directional passive LSB phase shifter in mm-wave CMOS
CN216531250U (zh) 一种推挽放大电路与推挽功率放大器
US11979129B2 (en) Cascaded low-noise wideband active phase shifter
WO2023216148A1 (zh) 电子设备和通信系统
CN117674881A (zh) 一种移相电路及相关装置
KR20230015226A (ko) 불균일한 저항들을 포함하는 감쇠기 및 이를 포함하는 장치
Takasu et al. S-band MMIC active module with small phase variation and low insertion loss for beamforming network
EP1248362A1 (en) Method and apparatus for increasing the efficiency of a transmitter
JP2004343633A (ja) 送受信装置
JPH07326952A (ja) Fetスイッチ