JP2003188153A - 誘導結合型プラズマ生成装置およびプラズマ処理装置 - Google Patents

誘導結合型プラズマ生成装置およびプラズマ処理装置

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JP2003188153A
JP2003188153A JP2001386659A JP2001386659A JP2003188153A JP 2003188153 A JP2003188153 A JP 2003188153A JP 2001386659 A JP2001386659 A JP 2001386659A JP 2001386659 A JP2001386659 A JP 2001386659A JP 2003188153 A JP2003188153 A JP 2003188153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ領域を従来よりも大きくすることが
できる誘導結合型プラズマ生成装置の提供。 【解決手段】 プラズマ生成空間に交番磁界を形成する
平面状誘導コイル7を備えて、誘導結合によりプラズマ
を生成するイオン源2において、プラズマ生成チャンバ
6の周囲にリング状のマグネット10A,10Bを配設
する。マグネット10A,10BはS極同士が対向する
ように配設されているので、プラズマ生成チャンバ6内
にカスプ磁界が形成される。誘導コイル7による交番磁
界はマグネット10A,10Bの磁界20A,20Bと
交互に結合して、複合磁界21,22が交互に発生され
る。この複合磁界21,22の磁力線密度の高い領域
は、交番磁界の場合よりも大きな領域にリング状に形成
される。その結果、従来のプラズマ領域よりも広い範囲
に分布するリング状プラズマ領域が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導結合プラズマ
励起法によりプラズマを生成する誘導結合型プラズマ生
成装置、および、その誘導結合型プラズマ生成装置で形
成されたプラズマを利用してエッチングや成膜等を行う
プラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスのシリコンウェハや液晶
表示デバイスのガラス基板などにエッチング、成膜、ス
パッタリング等の処理を施す基板処理装置として、プラ
ズマを利用してそれらの処理を行うものがある。これら
の基板処理装置に利用されるプラズマ生成装置の一つ
に、誘導結合方式のプラズマ励起法によりプラズマを生
成する誘導結合型プラズマ生成装置がある。図6は従来
の誘導結合型プラズマ生成装置のプラズマ励起部の概略
構成を示す図である。
【0003】図6において、100はプラズマ生成装置
の真空チャンバであり、筒状の真空チャンバ100の上
端面100aの外側には平面状の誘導コイル101が設
けられている。誘導コイル101はマッチングユニット
102を介して高周波電源103に接続されている。マ
ッチングユニット102は、電気エネルギーがプラズマ
に効率良く伝達されてプラズマ生成に最適な条件となる
ようにインピーダンス整合を図るために設けられてい
る。誘導コイル101に高周波電圧を印加すると、誘導
コイル101により高周波の磁界が生じる。真空チャン
バ内にはアルゴンガス等が導入されており、高周波磁界
により誘導された高周波の電界の働きによって、誘導結
合によるプラズマが生成される。
【0004】符号106は誘導コイル101により生成
された高周波磁界の磁力線の概略を示したものである。
コイル101の周囲に形成された磁力線106は上端面
100aの中央付近においてチャンバ外からチャンバ内
へと進入し、その後、上端面100aの周辺方向へと弧
を描くように曲がってチャンバ外へと抜け出ている。生
成されたプラズマは磁界によりトラップされ、図6の場
合には符号Rで示すような断面形状のプラズマ領域が形
成される。なお、誘導コイル101により生成される磁
界は交番磁界なので、図6に示す磁界と逆向きの磁界と
が交互に現れる。
【0005】このようにして生成されたプラズマは、上
述したような各種基板処理に利用される。例えば、イオ
ンビームエッチング装置の場合には、図6の上端面10
0aと対向する位置にプラズマ中のアルゴンイオンを図
示下方に引き出すための電極104を設けて、イオンビ
ーム105を引き出す。エッチング処理能力の向上やエ
ッチングの均一性の向上を図るためには、大口径のビー
ムで基板全体を照射するのが好ましい。イオンビーム1
05のビーム径dはプラズマ領域の大きさに依存してい
るため、よりビーム径dの大きなイオンビーム105を
形成するには、誘導コイル101の径を大きくして分布
領域の大きなプラズマ領域Rを得るようにすればよい。
また、イオンビームエッチングに限らずプラズマを利用
する基板処理装置では、プラズマ領域が大きいほど処理
速度や処理の均一性が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラズ
マ領域を拡大する目的で誘導コイル101の径を大きく
すると、コイル101のインダクタンスLが大きくなり
すぎて、マッチングユニットによるマッチングができな
くなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、プラズマ領域を従来より
も大きくすることができる誘導結合型プラズマ生成装
置、および、その誘導結合型プラズマ生成装置を用いた
プラズマ処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,2および5に対応付けて説明する。 (1)請求項1の発明は、高周波電圧を発生する高周波
電源9と、高周波電圧の印加によりプラズマ生成空間に
交番磁界を形成する平面状誘導コイル7とを備え、誘導
結合によりプラズマを生成する誘導結合型プラズマ生成
装置2に適用され、平面状誘導コイル7の中心軸Jを軸
とするリング状の第1カスプ部および中心軸J上の第1
カスプ部C3を挟む位置に形成される一対の第2カスプ
部C1,C2を有し、かつ、平面状誘導コイル7による
交番磁界と結合するカスプ磁界を発生する磁界発生装置
10を備えて上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の誘導結合型
プラズマ生成装置において、磁界発生装置10は、軸方
向に磁化された一対のリング状永久磁石10A,10B
を、同極同士が対向するように平面状誘導コイル7に対
してほぼ平行に配設したものである。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の誘導結合型
プラズマ生成装置において、リング状永久磁石10A,
10Bに代えてリング状の電磁石30A,30Bを用い
たものである。 (4)請求項4の発明によるプラズマ処理装置は、請求
項1〜3のいずれかに記載の誘導結合型プラズマ生成装
置2を備え、誘導結合型プラズマ生成装置2により生成
されたプラズマを利用して基板Sの処理を行うものであ
る。
【0009】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態
の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態
に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明によるプラズマ処理装
置の一実施の形態を示す図であって、イオンビームエッ
チング装置の概略構成を示す模式図である。真空チャン
バ1内は排気装置Pにより真空排気され、真空チャンバ
1内にはイオン源2,基板ステージ3が設けられてい
る。イオン源2のプラズマ生成チャンバ6内には、ガス
供給源4からプラズマを生成するためのアルゴン(A
r)ガスが供給される。このアルゴンガスの供給量はマ
スフローコントローラ5により制御される。
【0011】プラズマ生成チャンバ6は円筒形状のチャ
ンバであり、その上端面6aの外側近傍には平面状の誘
導コイル7が配設されている。なお、プラズマ生成チャ
ンバ6の形状は円筒出なくても良い。誘導コイル7には
マッチングユニット8を介して高周波電源9が接続され
ている。高周波電源9には、例えば、一般的に供給され
ている周波数13.56MHzの電源が用いられる。ま
た、プラズマ生成チャンバ6の側面の周囲には、チャン
バ内に静磁界を形成するためのマグネット10が設けら
れている。マグネット10は永久磁石により構成されて
いる。誘導コイル7に高周波電圧を印加すると、誘導結
合によりアルゴンガスが励起されてプラズマ生成チャン
バ6内にアルゴンイオンを含むプラズマが生成される。
【0012】プラズマ生成チャンバ6の上端面6aと対
向する位置には、生成されたプラズマからアルゴンイオ
ンを引き出すためのグリッドG1,G2およびG3が設
けられている。各グリッドG1〜G3には、グリッド電
源11によりグリッド電圧がそれぞれ印加されている。
例えば、グリッドG1には800V、グリッドG2には
−400Vの電圧がそれぞれ印加され、グリッドG3は
アースされて電位=0Vとなっている。このような電圧
を各グリッドG1〜G3に印加することにより、イオン
源2からアルゴンイオンのイオンビーム12が引き出さ
れ基板ステージ3上の基板Sに照射される。
【0013】図2(a)はイオン源2の誘導コイル7お
よびマグネット10の部分の拡大図である。マグネット
10は一組のリング状マグネット10A,10Bからな
り、マグネット10A,10Bはマグネットホルダ13
に保持されている。マグネット10A,10Bはそれぞ
れアキシャル方向(厚さ方向)に磁化されており、マグ
ネット10Aは図示上側がN極で、下側がS極となるよ
うに配設されている。一方、マグネット10Bは、S極
がマグネット10AのS極と対向するように逆向きに配
設されている。なお、N極同士を対向させても良い。
【0014】マグネットホルダ13は透磁率の大きな磁
性材で形成されており、発生する磁界の効率を上げ、漏
洩磁界をブロードにしないようにするために用いられ
る。各マグネット10A,10Bのリングの外側に分布
する磁力線は、ほとんどこのマグネットホルダ13内を
通過してS極へと入る。なお、原理的には、磁性材によ
るマグネットホルダ13を用いなくても良い。この一組
のマグネット10A,10Bにより形成される磁界は、
磁力線20A,20Bで示すようなるカスプ(cusp)磁
界となっている。
【0015】図2(b)は磁力線20Aを誘導コイル7
側から見た図である。Jはプラズマ生成チャンバ6およ
び誘導コイル7の中心軸である。マグネット10AのN
極から出た磁力線20Aは、軸J方向に進行した後に、
再びマグネット10A方向に曲がってS極に入る。マグ
ネット10Bに関しても全く同様となっており、磁力線
20Aと磁力線20Bとは軸Jに垂直な面P1(図2
(a))に関して対称になっている。そのため、図2
(a)に示すカスプ磁界では、磁力線20Aおよび20
Bにより囲まれた領域CRができる。この領域CRは軸
J上に尖った領域(カスプ)C1、C2を有するととも
に、軸Jを囲むリング状の尖った領域(カスプ)C3を
有している。このようなカスプを形成する磁界のことを
カスプ磁界と呼ぶ。
【0016】本実施の形態の装置では、マグネット10
A,10Bにより図2(a),(b)に示すようなカス
プ磁界を形成しつつ、誘導コイル7による交番磁界を発
生させてプラズマを生成する。図3は誘導コイル7とマ
グネット10A,10Bとにより形成される磁界の様子
を定性的に示したものである。誘導コイル7による磁界
は交番磁界であって、図3の(a)はその磁界が図6に
示したものと同様な場合を示しており、(b)は交番磁
界の磁力線の向きが図6の磁力線106とは逆向きの場
合を示している。
【0017】誘導コイル7により形成される磁界の磁力
線は、図6の磁力線106と同様にコイル面と垂直な平
面内でループを描いている。同様に、各マグネット10
A,10Bによる磁界の磁力線20A,20Bもコイル
面と垂直な平面内で曲線を描いている。そのため、図3
(a)の場合には誘導コイル7の磁界とマグネット10
Aの磁界とが結合して、磁力線21で示すような複合磁
界を形成する。一方、図3(b)の場合には、誘導コイ
ル7の磁界と下側のマグネット10Bの磁界とが結合し
て、磁力線22で示すような複合磁界を形成する。
【0018】誘導コイル7の磁力線の向きは時間的に交
互に変化するので、図3(a)に示す磁界と図3(b)
に示す磁界とは交互に現れる。そのとき、図4のプラズ
マ生成チャンバ6内の符号23で示すリング状領域で
は、いずれの場合においても磁力線が密となっており、
プラズマ励起への寄与が他の領域より大きくなる。
【0019】すなわち、本実施の形態では、マグネット
10A,10Bの磁界は、軸Jを中心軸とするリング状
のカスプC3と、軸J上にあってカスプC3を挟むよに
形成されたカスプC1,C2を有するカスプ磁界を形成
し、マグネット10A,10Bの磁力線は、軸Jを含む
面に沿ってN極から出てS極へと入るので、磁力線が軸
Jを含む面に沿ってループを描く誘導コイルの磁界と結
合することができる。その結果、リング状領域23にお
いてプラズマ密度が高くなり、リング状のプラズマがプ
ラズマ生成チャンバ6内に形成される。
【0020】図4のD1はプラズマ密度の高い領域の直
径、すなわちリング状プラズマの直径を示している。上
述したように、複合磁界21,22は誘導コイル7の磁
界とマグネット10Aまたはマグネット10Bの磁界と
が結合して形成されたものであり、図4に示すように直
径D1は誘導コイル7の直径と同程度となる。そのた
め、リング状プラズマ領域の外径は、図6に示した従来
のプラズマ領域Rの外径よりも大きくなる。その結果、
ビーム源2は従来よりもビーム径の大きなイオンビーム
を形成することができ、エッチング処理能力の向上やエ
ッチングの均一性の向上を図ることができる。
【0021】リング状プラズマの直径D1の大きさは、
マグネット10A,10Bの磁力の設定や配置を調節す
ることにより変えることができる。なお、マグネット1
0Aおよび10Bの磁力は等しいとは限らず、適切なプ
ラズマ領域が得られるように互いの磁力のバランスを調
整しても良い。
【0022】また、上述した実施の形態ではマグネット
10A,10Bに永久磁石を用いたが、図5(a)のよ
うに、空芯コイルの電磁石30A,30Bを使用しても
良い。電磁石30Aの電流の流れる方向は矢線31A方
向で、電磁石30Bの電流は逆向きの矢線31B方向と
なる。この場合、電磁石30A,30Bの電流の大きさ
およびバランスを調整することにより、容易にプラズマ
領域を調整することができる。
【0023】さらに、リング状のマグネット10A,1
0Bに代えて、図5(b)に示すように複数の永久磁石
32A,32Bをプラズマ生成チャンバ6の周囲にリン
グ状に配設しても良い。なお、図5(b)ではマグネッ
トホルダ13の図示を省略したが、上側の永久磁石32
Aはマグネットホルダ13の上段の溝内に配設され、下
側の永久磁石32Bはマグネットホルダ13の下段の溝
内に配設される。
【0024】上述した実施の形態では、イオンビームエ
ッチング装置を例に説明したが、本発明は、プラズマC
VD,イオンビームミリング,イオンビームスパッタリ
ング等のプラズマを利用した処理装置にも適用すること
ができる。
【0025】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、イオン源2は誘導結合型プラ
ズマ生成装置を、尖った領域C3は第1カスプ部を、尖
った領域C1,C2は第2カスプ部を、マグネット10
は磁界発生装置をそれぞれ構成する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平面状誘導コイルが形成する交番磁界と磁界発生装置が
発生するカスプ磁界とにより複合磁界が形成され、プラ
ズマ領域を従来よりも大きくすることができる。特に、
請求項3の発明では磁界発生装置が電磁石により構成さ
れるので、電磁石の電流を調整することによりプラズマ
領域を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマ処理装置の一実施の形態
を示す図であり、イオンビームエッチング装置の概略構
成を示す図である。
【図2】カスプ磁界を説明する図であり、(a)はイオ
ン源2の誘導コイル7およびマグネット10の部分の拡
大図であり、(b)は磁力線20Aaを誘導コイル7側
から見た図である。
【図3】複合磁界を説明する図であり、(a)は誘導コ
イル7の磁界とマグネット10Aの磁界とが結合した場
合を、(b)は誘導コイル7の磁界とマグネット10B
の磁界とが結合した場合を示す。
【図4】本実施の形態におけるプラズマ領域を説明する
図である。
【図5】マグネット10A,10Bの他の例を示す図で
あり、(a)は電磁石30A,30Bを用いた場合を示
し、(b)は複数の永久磁石をリング状に並べた場合を
示す。
【図6】従来の誘導結合型プラズマ生成装置のプラズマ
励起部の概略構成を示す図である。
【符号の説明】 1 真空チャンバ 2 イオン源 3 基板ステージ 6 プラズマ生成チャンバ 7 誘導コイル 8 マッチングユニット 9 高周波電源 10,10A,10B マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 FA04 KA30 LA15 5F004 BA11 BB07 BB18 5F045 AA08 EH11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電圧を発生する高周波電源と、前
    記高周波電圧の印加によりプラズマ生成空間に交番磁界
    を形成する平面状誘導コイルとを備え、誘導結合により
    プラズマを生成する誘導結合型プラズマ生成装置におい
    て、 平面状誘導コイルの中心軸を軸とするリング状の第1カ
    スプ部および前記中心軸上の前記第1カスプ部を挟む位
    置に形成される一対の第2カスプ部を有し、かつ、前記
    平面状誘導コイルによる交番磁界と結合するカスプ磁界
    を発生する磁界発生装置を備えたことを特徴とする誘導
    結合型プラズマ生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の誘導結合型プラズマ生
    成装置において、 前記磁界発生装置は、軸方向に磁化された一対のリング
    状永久磁石を、同極同士が対向するように前記平面状誘
    導コイルに対してほぼ平行に配設したものであることを
    特徴とする誘導結合型プラズマ生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の誘導結合型プラズマ生
    成装置において、 前記リング状永久磁石に代えてリング状の電磁石を用い
    たことを特徴とする誘導結合型プラズマ生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の誘導結
    合型プラズマ生成装置を備え、前記誘導結合型プラズマ
    生成装置により生成されたプラズマを利用して基板の処
    理を行うことを特徴とするプラズマ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005057607A2 (de) * 2003-12-13 2005-06-23 Roth & Rau Ag Plasmaquelle zur erzeugung eines induktiv gekoppelten plasmas
WO2010001879A1 (ja) * 2008-07-01 2010-01-07 株式会社ユーテック プラズマcvd装置、薄膜の製造方法及び磁気記録媒体の製造方法

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