JP2003188103A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JP2003188103A
JP2003188103A JP2001381539A JP2001381539A JP2003188103A JP 2003188103 A JP2003188103 A JP 2003188103A JP 2001381539 A JP2001381539 A JP 2001381539A JP 2001381539 A JP2001381539 A JP 2001381539A JP 2003188103 A JP2003188103 A JP 2003188103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna member
microwave
waveguide
processing apparatus
plasma processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001381539A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3969081B2 (ja
Inventor
Shigeru Kasai
河西  繁
Nobuhiko Yamamoto
伸彦 山本
Hikari Adachi
光 足立
Isateru Osada
勇輝 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2001381539A priority Critical patent/JP3969081B2/ja
Priority to PCT/JP2002/012279 priority patent/WO2003052807A1/ja
Priority to CNB028246942A priority patent/CN1322559C/zh
Priority to US10/498,672 priority patent/US7226524B2/en
Priority to KR1020047009053A priority patent/KR100625761B1/ko
Publication of JP2003188103A publication Critical patent/JP2003188103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3969081B2 publication Critical patent/JP3969081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32192Microwave generated discharge
    • H01J37/32211Means for coupling power to the plasma
    • H01J37/32247Resonators
    • H01J37/32256Tuning means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/50Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
    • C23C16/511Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using microwave discharges
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32192Microwave generated discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32532Electrodes
    • H01J37/32568Relative arrangement or disposition of electrodes; moving means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
    • H01P5/103Hollow-waveguide/coaxial-line transitions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッチング回路を小型化することによってマ
イクロ波発生源等をシールド蓋部上に一体化させて搭載
することが可能なプラズマ処理装置を提供する。 【解決手段】 被処理体Wを載置する載置台44を真空
引き可能になされた処理容器42内に設け、前記処理容
器の天井の開口部にマイクロ波透過板70を介して平面
アンテナ部材74を設けると共に、前記平面アンテナ部
材の上方を覆うように接地されたシールド蓋体78を設
け、マイクロ波発生源84からのマイクロ波を導波管8
2を介して前記平面アンテナ部材へ供給するようにした
プラズマ処理装置において、前記アンテナ部材と前記シ
ールド蓋体との間の上下方向の距離を相対的に変化させ
る部材昇降機構85と、前記導波管内に対して挿入可能
に設けられた同調棒104と、前記同調棒を、その挿入
量を調整可能に移動させる同調棒駆動機構102と、前
記アンテナ部材の昇降量と前記同調棒の挿入量とを制御
することによりマッチング調整を行うマッチング制御部
114とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等に
対してマイクロ波により生じたプラズマを作用させて処
理を施すプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製品の高密度化及び高微細
化に伴い半導体製品の製造工程において、成膜、エッチ
ング、アッシング等の処理のためにプラズマ処理装置が
使用される場合があり、特に、0.1〜数10mTor
r程度の比較的圧力が低い高真空状態でも安定してプラ
ズマを立てることができることからマイクロ波を用いて
高密度プラズマを発生させてウエハを処理するプラズマ
処理装置が使用される傾向にある。このようなプラズマ
処理装置は、特開平3−191073号公報、特開平5
−343334号公報や本出願人による特開平9−18
1052号公報等に開示されている。ここで、マイクロ
波を用いた一般的なプラズマ処理装置を図9を参照して
概略的に説明する。図9は従来の一般的なプラズマ処理
装置を示す構成図である。
【0003】図9において、このプラズマ処理装置2
は、真空引き可能になされた処理容器4内に半導体ウエ
ハWを載置する載置台6を設けており、この載置台6に
対向する天井部にマイクロ波を透過する例えば円板状の
窒化アルミ等よりなるマイクロ波透過窓8を気密に設け
ている。具体的には、このマイクロ波透過窓8は、上記
処理容器4の上端に設けた例えばアルミニウム製のリン
グ状の支持枠部材10より半径方向内方へ突出させた支
持棚部12にOリング等のシール部材14を介して気密
に取り付けられている。
【0004】そして、このマイクロ波透過窓8の上面に
厚さ数mm程度の円板状の平面アンテナ部材16と、必
要に応じてこの平面アンテナ部材16の半径方向におけ
るマイクロ波の波長を短縮するための例えば誘電体より
なる遅波材18を設置している。この平面アンテナ部材
16や遅波材18は、これらの上方を覆うようにして、
且つ処理容器4の上方を塞ぐようにして導体でシールド
蓋体19を設けている。また、上記遅波材18の上方に
は、内部に冷却水を流す冷却水流路20が形成された天
井冷却ジャケット22が設けられており、シールド蓋体
19等を冷却するようになっている。そして、アンテナ
部材16には多数の略円形の、或いはスリット状の貫通
孔よりなるマイクロ波放射孔24が形成されている。そ
して、平面アンテナ部材16の中心部に同軸導波管26
の内導体28を接続している。この同軸導波管26に
は、モード変換器30を介して矩形導波管32が接続さ
れると共に、この矩形導波管32には、マッチング回路
34及びマイクロ波発生源36が順次接続されている。
これにより、マイクロ波発生源36より発生した、例え
ば2.45GHzのマイクロ波をアンテナ部材16へ導
くようになっている。そして、マイクロ波をアンテナ部
材16の半径方向へ放射状に伝播させつつアンテナ部材
16に設けたマイクロ波放射孔24からマイクロ波を放
出させてこれを絶縁板8に透過させて、下方の処理容器
4内へマイクロ波を導入し、このマイクロ波により処理
容器4内にプラズマを立てて半導体ウエハWにエッチン
グや成膜などの所定のプラズマ処理を施すようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなマイク
ロ波発生源36は、通常においては5KW程度の大きな
出力を発生することから、反射波を抑制する上記マッチ
ング回路34は、それ自体かなり大きなサイズとなり、
そのため、このマッチング回路34自体をプラズマ処理
装置のフレームよりも外側の床部等に配置して、これよ
り比較的長い矩形導波管32を用いてモード変換器30
へ接続するようにしている。ところで、このプラズマ処
理装置2は、定期的、或いは不定期的にメンテナンスに
付されるが、この時、シールド蓋体19やマイクロ波透
過窓8等を取り外して、アンテナ部材16、遅波材1
8、容器内の構造物等が検査されることになる。
【0006】しかしながら、上記したように処理容器4
の上方を覆うシールド蓋体19を取り外すためには、こ
れに一体的に連結されている長尺で、且つ大きな矩形導
波管32等を、このフランジ部32Aのネジ等(図示せ
ず)を緩めることによって取り外さなければならず、メ
ンテナンス作業が非常に煩雑になる、といった問題があ
った。また、上述したように、矩形導波管32自体の長
さも比較的長いことから、この中でマイクロ波の多重反
射も起こり易く、しかも、その分、負荷も大きくなって
電力ロスにより電力効率も低下する、といった問題があ
った。更に、マッチング回路34とプラズマとの間の距
離が数位相分も離れたものになるため、この間における
インピーダンスがプラズマインピーダンスに比し、圧倒
的に大きなものとなる。このため、プラズマインピーダ
ンスがマッチング回路34に反映されず、プラズマ着
火、プラズマの安定化をマッチング回路34により適正
に制御するのが困難であった。本発明は、以上のような
問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたも
のである。本発明の目的は、マッチング回路を小型化す
ることによってマイクロ波発生源等をシールド蓋部上に
一体化させて搭載することが可能なプラズマ処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
被処理体を載置する載置台を真空引き可能になされた処
理容器内に設け、前記処理容器の天井の開口部にマイク
ロ波透過板を介して平面アンテナ部材を設けると共に、
前記平面アンテナ部材の上方を覆うように接地されたシ
ールド蓋体を設け、マイクロ波発生源からのマイクロ波
を導波管を介して前記平面アンテナ部材へ供給するよう
にしたプラズマ処理装置において、前記アンテナ部材と
前記シールド蓋体との間の上下方向の距離を相対的に変
化させる部材昇降機構と、前記導波管内に対して挿入可
能に設けられた同調棒と、前記同調棒を、その挿入量を
調整可能に移動させる同調棒駆動機構と、前記アンテナ
部材の昇降量と前記同調棒の挿入量とを制御することに
よりマッチング調整を行うマッチング制御部とを備えた
ことを特徴とするプラズマ処理装置である。
【0008】これにより、マイクロ波の反射波を抑制す
るマッチング機能を、相対的に上下動する平面アンテナ
部材と導波管に対して挿入量が調整可能になされた同調
棒に持たせるようにしたので、その分、マイクロ波の伝
搬系の構造自体を大幅に小型化することが可能となり、
従って、マイクロ波発生源を含むマイクロ波の伝搬系を
シールド蓋体上に一体的に搭載させることが可能とな
る。この結果、プラズマ処理装置のメンテナンス時に
は、導波管等を取り外すことなく、シールド蓋体を処理
容器側から取り外すだけで、これを撤去することがで
き、メンテナンス作業を迅速、且つ容易に行うことが可
能となる。また、マイクロ波を伝搬する導波管の長さを
短くできるので、その分、反射波の発生や電力ロスを抑
制することが可能となり、更にマッチング回路によるプ
ラズマ制御性を向上させることが可能となる。
【0009】この場合、例えば請求項2に規定するよう
に、前記同調棒よりも上流側の導波管には、前記マイク
ロ波の反射波の状態を検出する反射波検出部が設けられ
る。また、例えば請求項3に規定するように、前記検出
される反射波の状態は、電力と位相である。また、例え
ば請求項4に規定するように、前記導波管の途中には、
前記マイクロ波の振動モードを変換するためのモード変
換器が設けられている。また、例えば請求項5に規定す
るように、前記導波管内には、前記アンテナ部材を昇降
させるための可動軸が設けられている。
【0010】請求項6に規定する発明は、被処理体を載
置する載置台を真空引き可能になされた処理容器内に設
け、前記処理容器の天井の開口部にマイクロ波透過板を
介して平面アンテナ部材を設けると共に、前記平面アン
テナ部材の上方を覆うように接地されたシールド蓋体を
設け、マイクロ波発生源からのマイクロ波を前記平面ア
ンテナ部材へ供給するようにしたプラズマ処理装置にお
いて、前記マイクロ波発生源から前記平面アンテナ部材
までの間に、プリント配線基板に進相部品と遅相部品と
スイッチ素子とを配列してなるマッチング回路を形成
し、前記スイッチ素子を切り替えることによりマッチン
グ調整を行うマッチング制御部を設けるように構成した
ことを特徴とするプラズマ処理装置である。このよう
に、プリント配線基板を用いていることにより、マッチ
ング回路を小型化したので、その分、マイクロ波の伝搬
系の構造自体を大幅に小型化することが可能となり、従
って、マイクロ波発生源を含むマイクロ波の伝搬系をシ
ールド蓋体上に一体的に搭載させることが可能となる。
この結果、プラズマ処理装置のメンテナンス時には、導
波管等を取り外すことなく、シールド蓋体を処理容器側
から取り外すだけで、これを撤去することができ、メン
テナンス作業を迅速、且つ容易に行うことが可能とな
る。また、マイクロ波を伝搬する導波管の長さを短くで
きるので、その分、反射波の発生や電力ロスを抑制する
ことが可能となる。この場合、例えば請求項7に規定す
るように、前記進相部品と前記遅相部品とをマイクロス
トリップラインで構成している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の係るプラズマ処
理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1
は本発明に係るプラズマ処理装置の第1の実施例を示す
構成図、図2は図1に示すプラズマ処理装置の動作説明
図である。図示するようにこのプラズマ処理装置40
は、例えば側壁や底部がアルミニウム等の導体により構
成されて、全体が筒体状に成形された処理容器42を有
しており、この処理容器42は接地されると共に内部は
密閉された処理空間Sとして構成されている。
【0012】この処理容器42内には、上面に被処理体
としての例えば半導体ウエハWを載置する載置台44が
収容される。この載置台44は、例えばアルマイト処理
したアルミニウム等により凸状に平坦になされた略円柱
状に形成されており、この下部は同じくアルミニウム等
により円柱状になされた支持台46により支持されると
共にこの支持台46は処理容器42内の底部に絶縁材4
8を介して設置されている。上記載置台44の上面に
は、ここにウエハを保持するための静電チャック或いは
クランプ機構(図示せず)が設けられ、この載置台44
は給電線50によりマッチングボックス52を介して例
えば13.56MHzのバイアス用高周波電源54に接
続されている。尚、このバイアス用高周波電源54を設
けない場合もある。また、バイアス用高周波電源54を
設けない場合でも、バイアス用電極を設けて、接地、或
いは電気的にフロート状態とすることにより、プラズマ
着火性能を向上することができる。
【0013】上記載置台44を支持する支持台46に
は、プラズマ処理時のウエハを冷却するための冷却水等
を流す冷却ジャケット56が設けられる。尚、必要に応
じてこの載置台44中に加熱用ヒータを設けてもよい。
上記処理容器42の側壁には、ガス供給手段として、容
器内にプラズマ用ガス、例えばアルゴンガスや処理ガ
ス、例えばデポジションガスを導入するための例えば石
英パイプ製のガス供給ノズル58が設けられ、このノズ
ル58より流量制御されたプラズマガス及び処理ガスを
供給できるようになっている。処理ガスとしてのデポジ
ションガスは、SiH4 、O2 、N2 ガス等を用いるこ
とができる。
【0014】また、容器側壁には、この内部に対してウ
エハを搬入・搬出する時に開閉するゲートバルブ60が
設けられると共に、この側壁を冷却する冷却ジャケット
62が設けられる。また、容器底部には、図示されない
真空ポンプに接続された排気口64が設けられており、
必要に応じて処理容器42内を所定の圧力まで真空引き
できるようになっている。そして、処理容器42の天井
は開口されて開口部が形成されており、この開口部の周
縁部に沿って円形リング状の支持枠部材66がOリング
等のシール部材68を介して設けられており、この支持
枠部材66に、誘電体として例えばAlNなどのセラミ
ック材よりなるマイクロ波に対しては透過性を有する厚
さが20mm程度のマイクロ波透過板70がOリング等
のシール部材72を介して気密に設けられる。これによ
り、処理容器42内が気密に保持される。
【0015】そして、このマイクロ波透過板70の上方
に円板状の平面アンテナ部材74がその周縁部を上記支
持部材66の上端に離間可能に載置した状態で支持され
ている。そして、このアンテナ部材74の上面に、円板
状の真空の誘電率よりも大きい誘電率の高誘電率特性を
有する遅波材76が設けられる。そして、このアンテナ
部材74と遅波材76の上方を覆うようにして例えば蓋
状に形成されたシールド蓋体78が設けられており、こ
の下端部は上記支持部材66の上端で支持されている。
このシールド蓋体78には、内部に冷却水を流す冷却水
流路79が形成されており、このシールド蓋体78や上
記遅波材76等を冷却するようになっている。また、こ
のシールド蓋体78は接地されている。また、上記平面
アンテナ部材74は前記処理容器42内の上記載置台4
4に対向させて設けられる。この平面アンテナ部材74
は、8インチサイズのウエハ対応の場合には、例えば直
径が300〜400mm、厚みが1〜数mm、例えば5
mmの導電性材料よりなる円板、例えば表面が銀メッキ
された銅板或いはアルミ板よりなり、この円板には例え
ば長溝のスリット形状、或いは円形状の貫通孔よりなる
多数のマイクロ波放射孔80を同心円状、或いは螺旋状
に形成している。
【0016】また、上記シールド蓋体78の上部の中心
には、開口部86が形成されており、この開口部86に
は導波管82が接続されると共に、この導波管82の端
部には例えば2.45GHzのマイクロ波発生源84が
接続されている。これにより、上記マイクロ波発生源8
4にて発生したマイクロ波を、導波管82を介して上記
平面アンテナ部材74へ伝搬できるようになっている。
尚、マイクロ波の周波数としては、他に8.35GH
z、1.98GHz等を用いることができる。具体的に
は、上記導波管82は、上記シールド蓋体78の中央開
口部86に直接的に接続固定されて上方へ起立されてい
る断面円形の同軸導波管82Aと、この同軸導波管82
Aの上端部に、マイクロ波の振動するモード変換を行う
モード変換器88を介して水平方向に向けて接続固定さ
れる断面矩形の矩形導波管82Bとにより構成されてい
る。
【0017】そして、上記アンテナ部材74には、これ
と上記シールド蓋体78との間の上下方向の距離を相対
的に変化させる部材昇降機構85が設けられている。具
体的には、上記同軸導波管82A内には、この中心に沿
って延びる棒状の内導体90が設けられており、この下
端部は、上記平面アンテナ部材74の中心部に接続固定
されて、これを保持し得るようになっている。この内導
体90は可動軸となり、上記部材昇降機構85の一部を
構成するものである。また、この内導体90の上部に
は、ネジ92が形成されており、このネジ92は、上記
モード変換器88の天井壁に設けたネジホルダの機能を
有するリッジ94に螺合されている。そして、このネジ
92の上端部は、上記モード変換器88の天井壁を貫通
しており、この上端部は、保持具98によってモード変
換器88に固定されているネジ駆動モータ96のシャフ
トに接続され、従って、このネジ駆動モータ96によっ
て上記ネジ92を回転することにより、上記平面アンテ
ナ部材94と上面に配置した遅波材76とを一体的に昇
降できるようになっている(図2参照)。
【0018】一方、上記矩形導波管82Bの側壁には、
ピン孔100が形成されており、このピン孔100に
は、同調棒駆動機構としてのアクチュエータ102に接
続された同調棒104が矩形導波管82B内に対して挿
入可能(出没可能)に設けられている。また、上記アク
チュエータ102も保持具106を介して上記矩形導波
管82Bへ取り付け固定されている。上記同調棒104
は、例えば金属導体、PZT(チタン酸ジルコン酸
鉛)、アルミナ、セラミックス等よりなり、挿入量がイ
ンピーダンスとして働き、先端空間部分がリアクタンス
として働くので、上記矩形導波管82Bに対するこの挿
入量を変えることにより、インピーダンスを制御するこ
とができるようになっている。この同調棒104は、必
要な場合には接地しておく。
【0019】また、この同調棒104の取り付け位置よ
りも上流側の矩形導波管82Bには、マイクロ波の反射
波の状態を検出するための反射波検出部108が設けら
れている。この反射波検出部108は、矩形導波管82
B内にマイクロ波の伝搬方向に沿って1/4波長(λ)
の長さに相当する距離L1だけ離間させて配置した一対
の検出プローブ110を有しており、この検出信号を検
出本体112へ入力することにより、ここで、反射波の
電力と位相とを測定できるようになっている。そして、
この検出本体112の出力は、例えばマイクロコンピュ
ータ等よりなるマッチング制御部114へ入力するよう
になっており、このマッチング制御部114は、上記ネ
ジ駆動モータ96と上記アクチュエータ102とへマッ
チング調整のための駆動信号をそれぞれ出力するように
なっている。
【0020】次に、以上のように構成されたプラズマ処
理装置を用いて行なわれる処理方法について説明する。
まず、ゲートバルブ60を介して半導体ウエハWを搬送
アーム(図示せず)により処理容器42内に収容し、リ
フタピン(図示せず)を上下動させることによりウエハ
Wを載置台44の上面の載置面に載置する。そして、処
理容器42内を所定のプロセス圧力に維持して、ガス供
給ノズル58から例えばアルゴンガスや例えばSiH
4 、O2 、N2 等のデポジションガスをそれぞれ流量制
御しつつ供給する。同時にマイクロ波発生源84からの
マイクロ波を、矩形導波管82B、モード変換器88及
び同軸導波管82Aを順次介して平面アンテナ部材74
に供給して処理空間Sに、遅波材76によって波長が短
くされたマイクロ波を導入し、これによりプラズマを発
生させて所定のプラズマ処理、例えばプラズマCVDに
よる成膜処理を行う。
【0021】ここで、マイクロ波の伝搬に関しては、マ
イクロ波発生源84にて発生したマイクロ波は、矩形導
波管82B内ではTEモードで伝搬し、このTEモード
のマイクロ波はモード変換器88にてTEMモードに変
換されて、この状態で同軸導波管82A内をアンテナ部
材74に向けて伝搬されて行くことになる。ここで処理
空間Sにおけるプラズマ状態や圧力状態等の各種の要因
で導波管82内においてはマイクロ波の反射波が発生す
るが、この反射波の電力や位相は反射波検出部108に
て検出され、この反射波を相殺するように、上記マッチ
ング制御部114は同調棒104を上下動させてその挿
入量を変えたり、また、平面アンテナ部材74を昇降さ
せてこれとシールド蓋体78との間の距離L2を変える
ように動作し、いわゆるマッチング機能を発揮する。
【0022】すなわち、図2にも示すように、同調棒1
04の矩形導波管82B内に対する挿入量を変えること
によりL成分とC成分を含むインピーダンスが変化し、
また、平面アンテナ部材74とこの上方のシールド蓋体
78との間の距離L2を調整することによりインピーダ
ンスが変化し、結果的に、反射波を相殺するようにこの
導波管82内におけるインピーダンスを調整することが
できる。このような反射波を相殺するようなインピーダ
ンス調整は、マッチング制御部114によってプラズマ
処理中において継続的に行われることになる。ここでイ
ンピーダンス調整の状況を、図3に示すスミスチャート
を用いて説明する。まず、矩形導波管82B上の同調棒
104を調整することにより、検出本体112からみた
合成インピーダンスはスミスチャート上の曲線bの軌跡
を動き、最終的に中心Oの位置に移動でき、マッチング
することができる。従って、平面アンテナ部材74を昇
降させることにより、曲線aの軌跡ができるような距離
L2を決定すればよい。理想的には、曲線aに示される
ように、検出本体112からみた合成インピーダンスは
正規化インピーダンスの実数部一定の円上を移動する。
この時の平面アンテナ部材74における距離L2の最大
ストローク量は、マイクロ波の波長にもよるが、遅波材
76による短縮波長λ1の1/2程度、例えば60mm
程度である。
【0023】このように、昇降する平面アンテナ部材7
4と上下動する同調棒104とによってマッチング機能
を持たせるようにしたので、従来装置において必要とさ
れた大型のマッチング回路34(図9参照)が不要とな
り、しかも導波管自体も短くでき、その分、マイクロ波
の伝搬系を大幅に小型且つ軽量化することができる。ま
た、このようにマイクロ波の伝搬系の小型且つ軽量化に
よって、導波管82(82A及び82Bを含む)、モー
ド変換器88及びマイクロ波発生源84を、シールド蓋
体78側へ一体的に組み付けて搭載することができ、こ
の結果、装置のメンテナンス時に、このシールド蓋体7
8を処理容器42側から取り外すだけでメンテナンス作
業を実行することができるので、メンテナンス作業の迅
速化を図ることができる。
【0024】また、多重反射波が発生する導波管全体の
長さも短くできるので、その分、マイクロ波の損失も抑
制することが可能となる。尚、上記実施例では、同調棒
104を、矩形導波管82B内への挿入量だけを調整で
きるようにしたが、これに限定されず、矩形導波管82
Bの長さ方向へも移動調整可能となるような構造として
もよい。図4はこのような同調棒の変形例を示す部分拡
大図である。すなわち、ここではピン孔100を、矩形
導波管82Bの長さ方向に沿ってある程度の長さを有す
る長孔とし、そして、この同調棒104を直接的に上下
動させるアクチュエータ102を、別の第2のアクチュ
エータ120により矩形導波管82Bの長さ方向へ移動
可能となるように保持する。そして、この第2のアクチ
ュエータ120は、保持具106によって矩形導波管8
2B側へ支持固定される。尚、上記構成部分は、マイク
ロ波の漏洩を防止するシールド121によって覆われ
る。
【0025】これによれば、同調棒104の矩形導波管
82B内への挿入量のみならず、矩形導波管82Bの長
さ方向に対する位置調整も行うことができるので、その
分、マッチング調整を適正に行うことが可能となる。ま
た、上記実施例では、平面アンテナ部材74を昇降させ
ることにより、これとシールド蓋体78との間の距離L
2を変化させるようにしたが、これに代えて、シールド
蓋体78側を昇降させるようにしてもよい。図5は、こ
のような本発明装置の第2の実施例を示す構成図であ
る。尚、図1にて説明した部分と同一構成部分について
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】図示するように、この第2の実施例では、
平面アンテナ部材74は、処理容器42の上部の支持部
材66側へ固定されており、また、同軸導波管82A内
の内導体90の上端部は、リッジ94によりモード変換
器88側へ固定されて、これにはネジ駆動モータ96
(図1参照)が設けられていない。そして、内導体90
の下端部は、平面アンテナ部材74の中心に接続されて
いる。そして、シールド蓋体78の下端部は、上記支持
部材66の上部に固定されてはおらずに、この支持部材
66の上部に、上下方向へ摺動可能に嵌め込まれてい
る。そして、上記シールド蓋体78の側面には、その周
方向に略等間隔で離間させて複数、例えば3つのラック
124(図示例では2のみ記す)が設けられており、各
ラック124には、支持部材66或いは処理容器42側
に固定された駆動モータ126によって正逆回転される
回転ネジ128が歯合され、この回転ネジ128を正逆
回転することによって、上記シールド蓋体78及びその
上部構造物を一体的に昇降移動できるようになってい
る。これにより、このシールド蓋体78と平面アンテナ
部材74との間の距離L2を任意に調整できることにな
る。
【0027】この第2の実施例の場合にも、先に図1を
参照して説明した装置例と同様な作用効果を発揮できる
のみならず、この実施例の場合にはアンテナ部材74を
固定している結果、このアンテナ部材74と処理空間S
との間の距離が変動しないので、処理容器42内のプラ
ズマ発生空間の位置が変動しない、という利点を有す
る。また、上記各実施例では、同調棒104を設け、平
面アンテナ部材74をシールド蓋体78に対して相対的
に昇降移動可能とすることにより、マッチング機能を持
たせるようにしたが、これに代えて、プリント配線基板
を用いて小型のマッチング回路を構成するようにしても
よい。
【0028】図6はこのような本発明のプラズマ処理装
置の第3の実施例を示す構成図、図7はプリント配線基
板を用いたマッチング回路を示す構成図である。尚、図
1にて説明した部分と同一構成部分については同一符号
を付してその説明を省略する。図6に示すように、ここ
では導波管82として同軸導波管82Aのみを用いてお
り、これを、シールド蓋体78の中央部に起立させて設
けると共に、その上端に第3の実施例にて特徴とする小
型のマッチング回路130が設けられている。更に、こ
のマッチング回路130は同軸線140にてマイクロ波
発生源84に接続されている。
【0029】具体的には、このマッチング回路130
は、図7にも示すように、ベースがプリント配線基板1
32により形成されている。このプリント配線基板13
2には、進相部品であるコンデンサとスイッチ素子との
直列接続が複数個、図示例では6個並列接続されてお
り、上記並列接続の途中に遅相部品である1つのコイル
134が介設されている。上記コンデンサとスイッチ素
子の直列接続は、6個のコンデンサC1〜C6と、それ
ぞれに直列接続したスイッチ素子SW1〜SW6とより
なり、コンデンサC3とコンデンサC4との途中に上記
コイル134が介設されている。そして、コンデンサC
1の一端が、上側の同軸線140に接続され、コンデン
サC6の一端が、下側の内導体90に接続されている。
【0030】ここで、上記各コンデンサC1〜C6の容
量は互いに異なっており、それぞれ異なる重み付けがな
されている。例えば上記各符号を容量値とすると、次に
示すように各容量値は2のべき乗に従って重み付けがな
されている。 C2=21 ×C1 C3=22 ×C1 C4=23 ×C1 C5=24 ×C1 C6=25 ×C1 そして、上記スイッチ素子SW1〜SW6を適宜組み合
わせて切り替えることにより、全体としての合成容量値
を幅広い範囲に亘って変更することができるようになっ
ている。これらの各コンデンサC1〜C6は、プリント
配線基板132上に、パターンエッチング等により容易
に形成することができる。
【0031】また、上記スイッチ素子SW1〜SW6と
しては、例えばプリント配線基板132上にPINダイ
オードを配置することにより容易に形成することができ
る。また、このPINダイオードに代えて、機械的な超
小型のリレーを用いるようにしてもよい。そして、これ
らの各スイッチ素子SW1〜SW6は、マッチング制御
部114からの指令により、適切に切り替えられるよう
になっている。尚、直列接続を形成するコンデンサは6
個に限定されず、更に増加するように構成すれば、その
分、リアクタンスの分解能を高くすることができる。ま
た、反射波検出部108やマッチング制御部114は、
これらの機能を集積回路化したICチップを用いて、こ
れをプリント配線基板132上に搭載してもよいし、或
いはこれらの機能を実行する回路をプリント配線基板1
32内に組み込むようにしてもよい。この第3の実施例
によれば、マイクロ波制御部114からの指令によって
各スイッチ素子SW1〜SW6の開閉を適宜選択するこ
とにより、このマッチング回路130のインピーダンス
を適切に変化させて、マイクロ波の反射波を相殺させる
ことができる。また、上記構成はPCB(Printe
d Circuit Board)に実現することもで
きる。上記第3の実施例において、コンデンサ、コイル
等はマイクロストリップラインを使用して図8(A)に
示すオープンスタブ、図8(B)に示すショートスタブ
を利用すれば進相部品及び遅相部品として利用できる。
ここで図8(A)において、スタブ150の長さLが、
L<1/4波長の範囲ではキャパシタ(進相部品)とし
て、1/4波長<L<1/2波長の範囲ではインダクタ
(遅相部品)としてそれぞれ機能する。また、図8
(B)において、スタブ152の長さLが、図8(A)
とは逆に、L<1/4波長の範囲ではインダクタ(遅相
部品)として、1/4波長<L<1/2波長の範囲では
キャパシタ(進相部品)としてそれぞれ機能する。これ
らのスタブの長さLを色々変更することにより、種々の
進相素子及び遅相素子をPCB上に製作できる。
【0032】従って、この場合にも、従来装置の大型の
マッチング回路を不要にして、これの小型化及び軽量化
を図ることができ、先に説明した実施例と同様な作用効
果を発揮することができる。尚、本実施例では、半導体
ウエハに成膜処理する場合を例にとって説明したが、こ
れに限定されず、プラズマエッチング処理、プラズマア
ッシング処理等の他のプラズマ処理にも適用することが
できる。また、被処理体としても半導体ウエハに限定さ
れず、ガラス基板、LCD基板等に対しても適用するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮す
ることができる。請求項1〜5に規定する発明によれ
ば、マイクロ波の反射波を抑制するマッチング機能を、
相対的に上下動する平面アンテナ部材と導波管に対して
挿入量が調整可能になされた同調棒に持たせるようにし
たので、その分、マイクロ波の伝搬系の構造自体を大幅
に小型化することができ、従って、マイクロ波発生源を
含むマイクロ波の伝搬系をシールド蓋体上に一体的に搭
載させることができる。この結果、プラズマ処理装置の
メンテナンス時には、導波管等を取り外すことなく、シ
ールド蓋体を処理容器側から取り外すだけで、これを撤
去することができ、メンテナンス作業を迅速、且つ容易
に行うことができる。また、マイクロ波を伝搬する導波
管の長さを短くできるので、その分、反射波の発生や電
力ロスを抑制することができる。請求項6及び7に規定
する発明によれば、プリント配線基板を用いてることに
より、マッチング回路を小型化したので、その分、マイ
クロ波の伝搬系の構造自体を大幅に小型化することがで
き、従って、マイクロ波発生源を含むマイクロ波の伝搬
系をシールド蓋体上に一体的に搭載させることができ
る。この結果、プラズマ処理装置のメンテナンス時に
は、導波管等を取り外すことなく、シールド蓋体を処理
容器側から取り外すだけで、これを撤去することがで
き、メンテナンス作業を迅速、且つ容易に行うことがで
きる。また、マイクロ波を伝搬する導波管の長さを短く
できるので、その分、反射波の発生や電力ロスを抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置の第1の実施例
を示す構成図である。
【図2】図1に示すプラズマ処理装置の動作説明図であ
る。
【図3】平面アンテナ部材を昇降させた時の反射係数と
インピーダンスとの関係を示すスミスチャートである。
【図4】同調棒の変形例を示す部分拡大図である。
【図5】本発明装置の第2の実施例を示す構成図であ
る。
【図6】本発明のプラズマ処理装置の第3の実施例を示
す構成図である。
【図7】プリント配線基板を用いたマッチング回路を示
す構成図である。
【図8】マイクロストリップラインを用いて進相部品と
遅相部品を形成したときの図を示す。
【図9】従来の一般的なプラズマ処理装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
40 プラズマ処理装置 42 処理容器 44 載置台 70 マイクロ波透過板 74 アンテナ部材 76 遅波材 78 シールド蓋体 82 導波管 82A 同軸導波管 82B 矩形導波管 84 マイクロ波発生源 85 部材昇降機構 88 モード変換器 90 内導体(可動軸) 102 アクチュエータ(同調棒駆動機構) 104 同調棒 108 反射波検出部 110 検出プローブ 112 検出本体 114 マッチング制御部 132 プリント配線基板 134 コイル C1−C6 コンデンサ SW1−SW6 スイッチ素子 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 光 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター東京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 長田 勇輝 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA06 AA14 AA18 BA29 BA44 CA12 FA02 JA03 JA20 KA41 5F045 AA09 AC01 AC11 AC15 DP04 EH02 EH03 EH07 EH19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置する載置台を真空引き可
    能になされた処理容器内に設け、前記処理容器の天井の
    開口部にマイクロ波透過板を介して平面アンテナ部材を
    設けると共に、前記平面アンテナ部材の上方を覆うよう
    に接地されたシールド蓋体を設け、マイクロ波発生源か
    らのマイクロ波を導波管を介して前記平面アンテナ部材
    へ供給するようにしたプラズマ処理装置において、 前記アンテナ部材と前記シールド蓋体との間の上下方向
    の距離を相対的に変化させる部材昇降機構と、 前記導波管内に対して挿入可能に設けられた同調棒と、 前記同調棒を、その挿入量を調整可能に移動させる同調
    棒駆動機構と、 前記アンテナ部材の昇降量と前記同調棒の挿入量とを制
    御することによりマッチング調整を行うマッチング制御
    部とを備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記同調棒よりも上流側の導波管には、
    前記マイクロ波の反射波の状態を検出する反射波検出部
    が設けられることを特徴とする請求項1記載のプラズマ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出される反射波の状態は、電力と
    位相であることを特徴とする請求項1または2記載のプ
    ラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記導波管の途中には、前記マイクロ波
    の振動モードを変換するためのモード変換器が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記導波管内には、前記アンテナ部材を
    昇降させるための可動軸が設けられることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 被処理体を載置する載置台を真空引き可
    能になされた処理容器内に設け、前記処理容器の天井の
    開口部にマイクロ波透過板を介して平面アンテナ部材を
    設けると共に、前記平面アンテナ部材の上方を覆うよう
    に接地されたシールド蓋体を設け、マイクロ波発生源か
    らのマイクロ波を前記平面アンテナ部材へ供給するよう
    にしたプラズマ処理装置において、 前記マイクロ波発生源から前記平面アンテナ部材までの
    間に、プリント配線基板に進相部品と遅相部品とスイッ
    チ素子とを配列してなるマッチング回路を形成し、 前記スイッチ素子を切り替えることによりマッチング調
    整を行うマッチング制御部を設けるように構成したこと
    を特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記進相部品と前記遅相部品とをマイク
    ロストリップラインで構成したことを特徴とする請求項
    6記載のプラズマ処理装置。
JP2001381539A 2001-12-14 2001-12-14 プラズマ処理装置 Expired - Fee Related JP3969081B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001381539A JP3969081B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 プラズマ処理装置
PCT/JP2002/012279 WO2003052807A1 (fr) 2001-12-14 2002-11-25 Processeur a plasma
CNB028246942A CN1322559C (zh) 2001-12-14 2002-11-25 等离子体处理装置
US10/498,672 US7226524B2 (en) 2001-12-14 2002-11-25 Plasma processing apparatus
KR1020047009053A KR100625761B1 (ko) 2001-12-14 2002-11-25 플라즈마 처리 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001381539A JP3969081B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003188103A true JP2003188103A (ja) 2003-07-04
JP3969081B2 JP3969081B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=19187350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001381539A Expired - Fee Related JP3969081B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 プラズマ処理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7226524B2 (ja)
JP (1) JP3969081B2 (ja)
KR (1) KR100625761B1 (ja)
CN (1) CN1322559C (ja)
WO (1) WO2003052807A1 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013112A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Tokyo Electron Limited Source de plasma à micro-ondes et appareil de traitement plasma
JP2010003462A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Tokyo Electron Ltd マイクロ波プラズマ処理装置及びマイクロ波の給電方法
WO2010016417A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP2010171041A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Ulvac Japan Ltd 真空処理装置
DE102010027619B3 (de) * 2010-07-20 2011-11-17 Roth & Rau Ag Mikrowellenplasmaquelle mit einer Vorrichtung zur Zuführung von Mikrowellenenergie
JP2013511807A (ja) * 2009-11-18 2013-04-04 アクセリス テクノロジーズ, インコーポレイテッド プラズマアッシング装置のための同調ハードウェア及びその使用方法
JPWO2012032942A1 (ja) * 2010-09-09 2014-01-20 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波導入機構、マイクロ波プラズマ源およびマイクロ波プラズマ処理装置
JP2016516271A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波共振器プラズマ源中のプラズマ調節ロッド
KR20160074403A (ko) 2014-12-18 2016-06-28 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
US9543123B2 (en) 2011-03-31 2017-01-10 Tokyo Electronics Limited Plasma processing apparatus and plasma generation antenna
US9548187B2 (en) 2012-12-10 2017-01-17 Tokyo Electron Limited Microwave radiation antenna, microwave plasma source and plasma processing apparatus
US9663856B2 (en) 2013-03-21 2017-05-30 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and shower plate
JP2018098187A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated エッジ均一性制御のための調整可能な延長電極
US10211032B2 (en) 2013-12-16 2019-02-19 Tokyo Electron Limited Microwave plasma source and plasma processing apparatus
US10557200B2 (en) 2013-09-11 2020-02-11 Tokyo Electron Limited Plasma processing device with shower plate having protrusion for suppressing film formation in gas holes of shower plate
JP2021119595A (ja) * 2020-01-30 2021-08-12 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005056768A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Canon Inc プラズマ処理装置及び方法
US7258892B2 (en) 2003-12-10 2007-08-21 Micron Technology, Inc. Methods and systems for controlling temperature during microfeature workpiece processing, e.g., CVD deposition
US7906393B2 (en) 2004-01-28 2011-03-15 Micron Technology, Inc. Methods for forming small-scale capacitor structures
US8133554B2 (en) 2004-05-06 2012-03-13 Micron Technology, Inc. Methods for depositing material onto microfeature workpieces in reaction chambers and systems for depositing materials onto microfeature workpieces
US7699932B2 (en) * 2004-06-02 2010-04-20 Micron Technology, Inc. Reactors, systems and methods for depositing thin films onto microfeature workpieces
US7375946B2 (en) * 2004-08-16 2008-05-20 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for dechucking a substrate
KR100733393B1 (ko) * 2004-12-29 2007-06-29 동부일렉트로닉스 주식회사 마이크로 웨이브 출력 측정 수단을 포함하는 건식 식각장치
JP5213150B2 (ja) * 2005-08-12 2013-06-19 国立大学法人東北大学 プラズマ処理装置及びプラズマ処理装置を用いた製品の製造方法
JP4674512B2 (ja) * 2005-09-12 2011-04-20 パナソニック株式会社 プラズマ処理装置
JP4852997B2 (ja) * 2005-11-25 2012-01-11 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波導入装置及びプラズマ処理装置
KR100769947B1 (ko) * 2005-12-29 2007-10-25 유티오인터내셔날코퍼레이션(영업소) 마이크로웨이브 발생장치, 마이크로 웨이브 발생방법, 상기 마이크로웨이브 발생장치를 구비하는 플라즈마 발생장치
JP4873405B2 (ja) * 2006-03-24 2012-02-08 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置と方法
CN101345114B (zh) * 2007-07-11 2011-09-14 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 电感耦合线圈及应用该线圈的电感耦合等离子体装置
CZ17940U1 (cs) * 2007-09-13 2007-10-15 Špatenka@Petr Aplikátor mikrovlnného generátoru plazmatu, a mikrovlnný generátor plazmatu zahrnující tento aplikátor
US8062472B2 (en) * 2007-12-19 2011-11-22 Applied Materials, Inc. Method of correcting baseline skew by a novel motorized source coil assembly
CN101494946B (zh) * 2008-01-22 2011-05-25 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种阻抗匹配器
US20090238998A1 (en) * 2008-03-18 2009-09-24 Applied Materials, Inc. Coaxial microwave assisted deposition and etch systems
JP5475261B2 (ja) * 2008-03-31 2014-04-16 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
US20110189862A1 (en) * 2008-09-30 2011-08-04 Tokyo Electron Limited Silicon oxynitride film and process for production thereof, computer-readable storage medium, and plasma cvd device
DE102009001355B4 (de) * 2009-03-05 2015-01-22 TRUMPF Hüttinger GmbH + Co. KG Impedanzanpassungsschaltung und Verfahren zur Impedanzanpassung
CN102365785B (zh) * 2009-03-27 2014-02-26 东京毅力科创株式会社 调谐器和微波等离子体源
WO2011021607A1 (ja) * 2009-08-21 2011-02-24 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置および基板処理方法
US8414736B2 (en) * 2009-09-03 2013-04-09 Applied Materials, Inc. Plasma reactor with tiltable overhead RF inductive source
JP2012089334A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Tokyo Electron Ltd マイクロ波プラズマ源およびプラズマ処理装置
KR101299702B1 (ko) * 2011-05-31 2013-08-28 세메스 주식회사 기판 처리 장치
US8808496B2 (en) * 2011-09-30 2014-08-19 Tokyo Electron Limited Plasma tuning rods in microwave processing systems
US9728416B2 (en) 2011-09-30 2017-08-08 Tokyo Electron Limited Plasma tuning rods in microwave resonator plasma sources
US9111727B2 (en) * 2011-09-30 2015-08-18 Tokyo Electron Limited Plasma tuning rods in microwave resonator plasma sources
US9396955B2 (en) 2011-09-30 2016-07-19 Tokyo Electron Limited Plasma tuning rods in microwave resonator processing systems
KR101935959B1 (ko) * 2011-10-13 2019-04-04 세메스 주식회사 마이크로파 안테나 및 이를 포함하는 기판 처리 장치
US9132436B2 (en) 2012-09-21 2015-09-15 Applied Materials, Inc. Chemical control features in wafer process equipment
US9401264B2 (en) * 2013-10-01 2016-07-26 Lam Research Corporation Control of impedance of RF delivery path
JP2014157758A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd マイクロ波イオン源及びその起動方法
TWI568317B (zh) * 2013-03-15 2017-01-21 東京威力科創股份有限公司 微波共振器處理系統中之電漿調整桿
US20140263179A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Lam Research Corporation Tuning system and method for plasma-based substrate processing systems
CN104233235B (zh) * 2013-06-06 2018-08-07 惠州欧博莱光电技术有限公司 在工件上形成光学膜的方法及其设备
CN104299870B (zh) * 2013-07-18 2017-03-22 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种线圈支撑装置及等离子体加工设备
US9184021B2 (en) * 2013-10-04 2015-11-10 Applied Materials, Inc. Predictive method of matching two plasma reactors
US9305748B2 (en) 2013-10-04 2016-04-05 Applied Materials, Inc. Method of matching two or more plasma reactors
CN103628048B (zh) * 2013-11-19 2016-02-24 王宏兴 一种微波等离子体化学气相沉积装置
CN103956315B (zh) * 2014-05-22 2016-05-18 中国地质大学(北京) 一种电极间距可调的等离子体反应腔室及电极间距调整装置
CN103972014B (zh) * 2014-05-22 2016-05-18 中国地质大学(北京) 等离子体反应腔室电极间隙调整装置及等离子体反应腔室
JP6501493B2 (ja) * 2014-11-05 2019-04-17 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
TWI690972B (zh) * 2015-05-12 2020-04-11 日商東京威力科創股份有限公司 電漿處理裝置及電漿處理方法
US9741593B2 (en) 2015-08-06 2017-08-22 Applied Materials, Inc. Thermal management systems and methods for wafer processing systems
US10504700B2 (en) 2015-08-27 2019-12-10 Applied Materials, Inc. Plasma etching systems and methods with secondary plasma injection
JP6643034B2 (ja) * 2015-10-09 2020-02-12 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
US10504754B2 (en) 2016-05-19 2019-12-10 Applied Materials, Inc. Systems and methods for improved semiconductor etching and component protection
US9865484B1 (en) 2016-06-29 2018-01-09 Applied Materials, Inc. Selective etch using material modification and RF pulsing
US10431429B2 (en) * 2017-02-03 2019-10-01 Applied Materials, Inc. Systems and methods for radial and azimuthal control of plasma uniformity
US11276590B2 (en) 2017-05-17 2022-03-15 Applied Materials, Inc. Multi-zone semiconductor substrate supports
US11276559B2 (en) 2017-05-17 2022-03-15 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing chamber for multiple precursor flow
US11328909B2 (en) 2017-12-22 2022-05-10 Applied Materials, Inc. Chamber conditioning and removal processes
US11437242B2 (en) 2018-11-27 2022-09-06 Applied Materials, Inc. Selective removal of silicon-containing materials
CN112637986B (zh) * 2019-10-09 2023-01-24 新奥科技发展有限公司 波导伸缩偏转调节装置
CN111224199B (zh) * 2020-01-08 2021-07-06 中国船舶重工集团公司第七二四研究所 一种Ka和Ku波段双通道旋转关节
CN114250445B (zh) * 2020-09-21 2023-12-19 广东众元半导体科技有限公司 一种带有升降装置的微波等离子体气相外延沉积设备

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612764B2 (ja) * 1987-07-08 1994-02-16 日電アネルバ株式会社 マイクロ波プラズマ処理装置
JPS6414921U (ja) 1987-07-15 1989-01-25
JPH0831443B2 (ja) * 1987-08-10 1996-03-27 株式会社日立製作所 プラズマ処理装置
JPS6442130U (ja) 1987-09-08 1989-03-14
JPH0622086B2 (ja) 1988-10-14 1994-03-23 日本碍子株式会社 光ファイバ複合碍子
JPH02106824U (ja) * 1989-02-14 1990-08-24
EP0478283B1 (en) 1990-09-26 1996-12-27 Hitachi, Ltd. Microwave plasma processing method and apparatus
JP3132599B2 (ja) 1992-08-05 2001-02-05 株式会社日立製作所 マイクロ波プラズマ処理装置
JPH06231711A (ja) 1993-02-02 1994-08-19 Nissin Electric Co Ltd マイクロ波イオン源装置における整合方法
CN1164125A (zh) * 1996-02-20 1997-11-05 株式会社日立制作所 等离子体处理方法和装置
US5654679A (en) * 1996-06-13 1997-08-05 Rf Power Products, Inc. Apparatus for matching a variable load impedance with an RF power generator impedance
JPH1012594A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Hitachi Ltd スロットアンテナを有するプラズマ処理装置
US6579426B1 (en) * 1997-05-16 2003-06-17 Applied Materials, Inc. Use of variable impedance to control coil sputter distribution
US6127908A (en) * 1997-11-17 2000-10-03 Massachusetts Institute Of Technology Microelectro-mechanical system actuator device and reconfigurable circuits utilizing same
US6137237A (en) * 1998-01-13 2000-10-24 Fusion Lighting, Inc. High frequency inductive lamp and power oscillator
JP2000299198A (ja) * 1999-02-10 2000-10-24 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
US6263830B1 (en) * 1999-04-12 2001-07-24 Matrix Integrated Systems, Inc. Microwave choke for remote plasma generator
US6528752B1 (en) * 1999-06-18 2003-03-04 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and plasma processing method
JP4187386B2 (ja) * 1999-06-18 2008-11-26 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP2001326216A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Shibaura Mechatronics Corp プラズマ処理装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013112A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Tokyo Electron Limited Source de plasma à micro-ondes et appareil de traitement plasma
JP5161086B2 (ja) * 2006-07-28 2013-03-13 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波プラズマ源およびプラズマ処理装置
JP4694596B2 (ja) * 2008-06-18 2011-06-08 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波プラズマ処理装置及びマイクロ波の給電方法
JP2010003462A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Tokyo Electron Ltd マイクロ波プラズマ処理装置及びマイクロ波の給電方法
US8171880B2 (en) 2008-06-18 2012-05-08 Tokyo Electron Limited Microwave plasma processing apparatus and method of supplying microwaves using the apparatus
JP2010040493A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
KR101221859B1 (ko) * 2008-08-08 2013-01-15 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
WO2010016417A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP2010171041A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Ulvac Japan Ltd 真空処理装置
JP2013511807A (ja) * 2009-11-18 2013-04-04 アクセリス テクノロジーズ, インコーポレイテッド プラズマアッシング装置のための同調ハードウェア及びその使用方法
KR101833555B1 (ko) 2009-11-18 2018-02-28 램 리써치 코포레이션 플라즈마 애싱 장치용 튜닝 하드웨어 및 이 튜닝 하드웨어의 이용 방법
DE102010027619B3 (de) * 2010-07-20 2011-11-17 Roth & Rau Ag Mikrowellenplasmaquelle mit einer Vorrichtung zur Zuführung von Mikrowellenenergie
JPWO2012032942A1 (ja) * 2010-09-09 2014-01-20 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波導入機構、マイクロ波プラズマ源およびマイクロ波プラズマ処理装置
US9543123B2 (en) 2011-03-31 2017-01-10 Tokyo Electronics Limited Plasma processing apparatus and plasma generation antenna
US9548187B2 (en) 2012-12-10 2017-01-17 Tokyo Electron Limited Microwave radiation antenna, microwave plasma source and plasma processing apparatus
JP2016516271A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 東京エレクトロン株式会社 マイクロ波共振器プラズマ源中のプラズマ調節ロッド
US9663856B2 (en) 2013-03-21 2017-05-30 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and shower plate
US10557200B2 (en) 2013-09-11 2020-02-11 Tokyo Electron Limited Plasma processing device with shower plate having protrusion for suppressing film formation in gas holes of shower plate
US10211032B2 (en) 2013-12-16 2019-02-19 Tokyo Electron Limited Microwave plasma source and plasma processing apparatus
KR20160074403A (ko) 2014-12-18 2016-06-28 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치
US10443130B2 (en) 2014-12-18 2019-10-15 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus with shower plate having protrusion for suppressing film formation in gas holes of shower plate
JP2018098187A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated エッジ均一性制御のための調整可能な延長電極
JP7021914B2 (ja) 2016-12-16 2022-02-17 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド エッジ均一性制御のための調整可能な延長電極
JP2021119595A (ja) * 2020-01-30 2021-08-12 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置
JP7374006B2 (ja) 2020-01-30 2023-11-06 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1322559C (zh) 2007-06-20
WO2003052807A1 (fr) 2003-06-26
US20050034815A1 (en) 2005-02-17
CN1602543A (zh) 2005-03-30
JP3969081B2 (ja) 2007-08-29
KR100625761B1 (ko) 2006-09-21
KR20040065254A (ko) 2004-07-21
US7226524B2 (en) 2007-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3969081B2 (ja) プラズマ処理装置
KR100646458B1 (ko) 플라즈마 처리 장치
JP3220394B2 (ja) プラズマ処理装置
CN109994355A (zh) 一种具有低频射频功率分布调节功能的等离子反应器
JP3478266B2 (ja) プラズマ処理装置
CN108735568B (zh) 等离子体处理装置和控制方法
JP2006287817A (ja) マイクロ波発生装置、マイクロ波供給装置、プラズマ処理装置及びマイクロ波発生方法
JPWO2003060973A1 (ja) 処理装置
JP2003179045A (ja) プラズマ処理装置及びその制御方法
JP4137419B2 (ja) プラズマ処理装置
JP2010170974A (ja) プラズマ源およびプラズマ処理装置
KR100408084B1 (ko) 플라즈마 처리장치
US20090050052A1 (en) Plasma processing apparatus
WO2007148690A1 (ja) マイクロ波導入装置及びプラズマ処理装置
JP2010206139A (ja) 基板処理装置
JP2004356511A (ja) プラズマ処理装置
JP2022166113A (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP4263338B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH11162694A (ja) 放電用部品及びプラズマ装置
JP4709192B2 (ja) プラズマ処理装置
JP2007194257A (ja) プラズマ処理装置
JP2009124069A (ja) 半導体製造装置
JP2010109235A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees