JP2003187642A - 低風圧電線 - Google Patents

低風圧電線

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JP2003187642A JP2001388602A JP2001388602A JP2003187642A JP 2003187642 A JP2003187642 A JP 2003187642A JP 2001388602 A JP2001388602 A JP 2001388602A JP 2001388602 A JP2001388602 A JP 2001388602A JP 2003187642 A JP2003187642 A JP 2003187642A
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Hiraki Harakawa
開 原川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線と端末処理部との接続箇所において気密
性に優れていて、かつ作業性に優れた低風圧電線を提供
する。 【解決手段】 圧着端子15と圧縮部16とからなる端
末処理部14と、外周の長手方向に複数の凹凸溝13が
形成された絶縁体12を有する電線10とを接続してな
る低風圧電線において、前記電線10の導体11と前記
圧縮部16との接続部位がゴムチューブ17で被覆され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低風圧電線に関す
るものであって、特に端末処理部との接続箇所における
気密性を向上させることのできる低風圧電線に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】屋外の電線や鉄塔などに架空布設する電
線は、設置する本数が多くなったり、外径が太くなって
いくにしたがって、風圧によって大きな抵抗が生じてし
まうので、表面に凹凸を設けた絶縁体で導体を被覆し
て、風圧による抵抗を減少させた低風圧電線を用いるこ
とが一般的となっている。この低風圧電線は、通常、圧
着端子等の端末処理部との接続が行われている。
【0003】このような低風圧電線の接続状態を図6に
示す。図において、低風圧電線1は、外周の長手方向に
沿って複数の溝状の凹凸が設けられた絶縁体2が導体を
被覆して形成されていて、この低風圧電線1の端末部に
は、端末処理部として圧着端子3が接続されていて、こ
の圧着端子3と前記低風圧電線1の端末部の接続箇所を
覆うように、自己融着性を有するテープ4が巻きつけら
れて、この低風圧電線1と圧着端子3との接続箇所を被
覆させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す低風圧電線には次のような問題があった。すなわ
ち、従来の低風圧電線1は、圧着端子3等の端末処理部
と低風圧電線1との接続箇所に自己融着テープ4を巻き
つけて、雨水等の浸入を防いでいるが、この低風圧電線
1の絶縁体2は、風圧荷重を低減させるために、外周の
長手方向に連続して複数の凹凸が設けられた構造となっ
ているので、この絶縁体2の凹凸に沿って自己融着テー
プ4を密着させるのが難しく、圧着端子3と低風圧電線
1との気密性を維持することが困難となっていた。
【0005】また、この自己融着テープ4は、作業者に
よって一度ごとに巻かれていたので、自己融着テープ4
の巻き具合によっては、圧着端子3と低風圧電線1との
気密状態を保つことができなくなって、この自己融着テ
ープ4と絶縁体2の凹凸との隙間からほこりや雨水等が
入ってしまい、絶縁性が悪くなってしまっていた。
【0006】本発明の目的は、電線と端末処理部との接
続箇所において気密性に優れていて、かつ作業性に優れ
た低風圧電線を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の低風圧電線は、圧着端子と圧縮部
とからなる端末処理部と、外周の長手方向に複数の凹凸
溝が形成された絶縁体を有する電線とを接続してなる低
風圧電線において、前記電線の導体と前記圧縮部との接
続部位がゴムチューブで被覆されていることを特徴とし
ている。このように請求項1に記載の発明によると、線
材と端末処理部との接続箇所における気密性に優れた低
風圧電線を提供することができる。
【0008】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の低風圧電線は、前記ゴムチューブは、前記絶縁体の
外周形状に対応した形状となっていて、前記絶縁体と前
記ゴムチューブとがシール状態となっていることを特徴
としている。このように請求項2に記載の発明による
と、気密性の高い低風圧電線を提供することができるよ
うになる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の低風圧電線は、前記ゴムチューブは長さ30mm以
上であって、肉厚3mm以上の略円筒状に形成されてい
ることを特徴としている。このように請求項3に記載の
発明によると、端末処理部との接続箇所における気密性
に優れた低風圧電線を提供することができる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項4に記
載のゴムチューブ付き低風圧電線は、前記ゴムチューブ
は、硬度40〜80(JIS A)であることを特徴と
している。このように請求項4に記載の発明によると、
端末処理部との接続箇所における気密性をより向上させ
た低風圧電線を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る低風圧電線の
実施の形態について説明する。図1には、本発明に係る
低風圧電線の一部分を示す概念図が示されている。図1
には、低風圧電線を構成する電線10が示されている。
この電線10は、導体11と、該導体11を被覆する絶
縁体12とで形成されている。そして、この電線10
は、電柱や鉄塔等の支持物に架空布設されるものである
ので、風圧荷重を低減させるために、絶縁体12の表面
に、略V字形の溝からなる複数の凹凸溝13を絶縁体1
2の長手方向に沿ってかつ円周方向に備えた構造となっ
ている。なお、本実施の形態において、電線10は、一
端の絶縁体12が剥離されていて、導体11がむき出し
となる状態となっている。
【0012】図2には、本発明に係る低風圧電線の一部
分を示す概念図が示されている。図2には、低風圧電線
を構成する端末処理部14が示されている。図におい
て、端末処理部14は、圧着端子15と、該圧着端子1
5と一体化されている金属製の筒状の圧縮部16とで形
成されている。この筒状に形成された圧縮部16は中空
内部を有する構造となっていて、該中空内部に電線10
の導体11を挿入することができるようになっている。
そして、この圧縮部16の一端には、ゴムチューブ17
が接続されている。
【0013】本実施の形態において、ゴムチューブ17
は、長手方向に30mm以上の長さを有するものであっ
て、シリコーンゴム等の材料で形成されている。また、
このゴムチューブ17は、中空内部を有する略円筒状に
形成されていて、その一端が前記圧縮部16と接続され
ている。また、図に示すように、前記ゴムチューブ17
の他端における端面には、図1における電線10を挿入
するための挿入口18が設けられている。
【0014】図3には、図2におけるゴムチューブ17
の端部の拡大図が示されている。図において、ゴムチュ
ーブ17の挿入口18は、略V字形の溝からなる複数の
凹凸を有する構造となっている。この挿入口18の大き
さは、電線10を挿入することができる大きさとなって
いる。また、この低風圧ゴムチューブ17の肉厚Yは、
3mm以上が好ましい。また、このゴムチューブ17の
中空内部の壁面には、この挿入口18の形状に沿って長
手方向に嵌合部19が設けられている。この壁面の嵌合
部19は、前記電線10の凹凸溝13の形状に合わせて
設けられていて、ゴムチューブ17の適当な位置まで設
けられている。すなわち、このようなゴムチューブ17
の挿入口18に、図1における低風圧電線10を挿入す
ると、挿入口18および中空内部の壁面に設けられた複
数の嵌合部19と、低風圧電線10の絶縁体12におけ
る凹凸溝13の形状とが合致する。そして、このゴムチ
ューブ17における嵌合部19は、中空内部の適当な位
置まで連続して設けられているので、ゴムチューブ17
の内部において嵌合部19が形成されている最も奥の位
置まで低風圧電線10を挿入させることができるように
なる。
【0015】図4および図5には、図1に示す電線10
と図2に示す端末処理部14とが接続された状態が示さ
れている。図4において、20は、本発明に係る低風圧
電線であって、絶縁体12の一部が剥がされていて、導
体11がむき出しとなっている電線10と、端末処理部
14とがゴムチューブ17によって接続された状態とな
っている。この電線10は、ゴムチューブ17の挿入口
18から内部に挿入されている。ここで、電線10の絶
縁体12の外周の形状と、ゴムチューブ17の挿入口1
8の形状が合致するように形成されていて、電線10に
設けられた凹凸溝13と、ゴムチューブ17の壁面に設
けられた嵌合部19とが嵌合した状態で、電線10がゴ
ムチューブ17の内部に挿入され、凹凸溝13とゴムチ
ューブ17の嵌合部19とが気密状態となるようになっ
ている。
【0016】また、本実施の形態においては、ゴムチュ
ーブ17の内部の嵌合部19は、図5におけるZ−Z線
に示す位置まで設けられていて、ゴムチューブ17と接
続されたパイプ状の圧縮部16の中空内部には、電線1
0の絶縁体12だけが挿入されるようになっている。そ
して、この圧縮部16における導体11の先端部が挿入
されている箇所は、図のように圧縮処理されるようにな
っている。このように圧縮部16を圧縮処理することに
よって、電線10と端末処理部14とが固定され、低風
圧電線20が形成されるようになっている。
【0017】また、この電線10と端末処理部14との
接続方法は、絶縁体12の凹凸溝13とゴムチューブ1
7の挿入口18とを合わせて、ゴムチューブ17内に電
線10を差込み、前記端末処理部14の圧縮部16の中
空内部に導体11を挿通させ、この圧縮部16を圧縮処
理することで接続が完了する。
【0018】このように構成することによって、電線1
0の凹凸溝13とゴムチューブ17の嵌合部19とが気
密性を有し、電線10と端末処理部14との接続部位か
ら雨水等が浸入することがなく、電線10の応力腐食割
れや漏電を防ぐことができる。また、凹凸溝に自己融着
テープ等を巻きつける必要がなく、作業性に優れた低風
圧電線を提供することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る低風圧電線の一端に端末
処理部を接続して、前記低風圧電線の他端側から異なる
試験空気圧をそれぞれ一時間加えた具体的実施例と、低
風圧電線の一端に自己融着テープを巻きつけて、前記低
風圧電線の他端側から異なる試験空気圧をそれぞれ一時
間加えた従来例とを比較して説明する。なお、本実施例
においては、低風圧電線として、屋外用アルミニウム絶
縁電線200mmを使用した。
【0020】実施例 実施例は、屋外用アルミニウム絶縁電線200mm
らなる電線の一端に、端末処理部を形成し、前記電線と
端末処理部をゴムチューブで接続してなる低風圧電線に
おいて、前記低風圧電線の他端側から試験空気圧4.9
×10Pa,9.8×10Pa,19.6×10
Paをそれぞれ一時間加えたゴムチューブ付き低風圧電
線である。
【0021】従来例 従来例は、屋外用アルミニウム絶縁電線200mm
らなる電線の一端に、自己融着テープを巻きつけて端末
処理した低風圧電線において、前記低風圧電線の他端側
から試験空気圧4.9×10Pa,9.8×10
a,19.6×10Paをそれぞれ一時間加えた低風
圧電線である。
【0022】これらの実施例、従来例のそれぞれの特性
を調べた。その比較結果が表1に示されている。
【0023】
【表1】 表における「○」は試験結果において、端末処理した箇
所からの空気漏れがなかったものであり、「×」は、試
験結果において、端末処理した箇所から空気漏れがあっ
たものである。
【0024】表1における実施例は、屋外用アルミニウ
ム絶縁電線200mmと、端末処理部とをゴムチュー
ブで接続してなる低風圧電線に、試験空気圧4.9×1
Paを一時間加えて、空気の漏れを調べた結果、試
験結果は「○」であって、端末処理部における空気漏れ
は見られなかった。
【0025】また、同様に、屋外用アルミニウム絶縁電
線200mmと、端末処理部とをゴムチューブで接続
してなる低風圧電線に、試験空気圧9.8×10Pa
を一時間加えて、空気の漏れを調べた試験の結果は、
「○」であって、試験空気圧を4.9×10Paから
9.8×10Paに上げても、空気漏れは見られなか
った。
【0026】さらに、屋外用アルミニウム絶縁電線20
0mmと、端末処理部とをゴムチューブで接続してな
る低風圧電線に、試験空気圧19.6×10Paを一
時間加えて、空気の漏れを調べた試験の結果も、「○」
であって、空気漏れは見られず、気密性のよい低風圧電
線端末処理部を得ることができた。
【0027】従来例は、屋外用アルミニウム絶縁電線2
00mmと、端末処理部とを自己融着テープを巻きつ
けて接続した低風圧電線に、試験空気圧4.9×10
Paを一時間加えて、空気の漏れを調べた結果は「○」
であって、端末処理した箇所からの空気漏れは見られな
かった。
【0028】また、同様に、屋外用アルミニウム絶縁電
線200mmと、端末処理部とを自己融着テープを巻
きつけて接続した低風圧電線に、試験空気圧9.8×1
Paを一時間加えて、空気の漏れを調べた試験の結
果は、「×」であって、試験空気圧を4.9×10
aから9.8×10Paに上げることによって自己融
着テープから空気漏れが生じた。
【0029】さらに、屋外用アルミニウム絶縁電線20
0mmと、端末処理部とを自己融着テープを巻きつけ
て接続した低風圧電線に、試験空気圧19.6×10
Paを一時間加えて、空気の漏れを調べた試験の結果も
「×」であって、自己融着テープから空気漏れが生じ
た。
【0030】以上の結果から、本実施例によると、絶縁
体とゴムチューブとを嵌合するように形成してなる低風
圧電線を形成することで、自己融着テープで端末処理す
るよりも気密性に優れた低風圧電線を得ることができ
る。
【0031】表2は、本発明に係る電線と端末処理部と
を接続してなる低風圧電線におけるゴムチューブの硬度
と長さによる気密性試験の結果を示したものである。
【0032】
【表2】 表における「長さ(mm)」とは、本実施例に係るゴム
チューブの長手方向への長さであって、好ましくは30
mm以上となっていて、本実施例においては30mmな
いし60mmの範囲で試験を行った。また、硬度(JI
S A)は40ないし80の範囲で試験を行った。
【0033】表における「◎」は、試験空気圧19.6
×10Paにおいて試験を行ったところ、ゴムチュー
ブからの空気漏れがなかったものである。
【0034】表における「○」は、試験空気圧9.8×
10Paにおいて試験を行ったところ、ゴムチューブ
からの空気漏れがなかったものである。
【0035】まず、表において、ゴムチューブの長さを
30mm、硬度を40として、端末処理部と電線とを接
続してなる低風圧電線に、試験空気圧を一時間加えて、
空気の漏れを調べた結果、試験結果は「○」であり、
9.8×10Paにおいては、ゴムチューブにおける
空気漏れが見られなかった。
【0036】また、ゴムチューブの長さは同じく30m
mとして、その硬度を50〜80として同様に試験を行
ったが、試験結果はいずれも「○」であって、9.8×
10 Paにおいてゴムチューブにおける空気漏れは見
られなかった。
【0037】表において、ゴムチューブの長さを40m
m、硬度を40として、端末処理部と電線とを接続して
なる低風圧電線に、試験空気圧を一時間加えて、空気の
漏れを調べた結果、試験結果は「◎」であり、試験空気
圧19.6×10Paにおいてゴムチューブにおける
空気漏れが見られず、良好な気密性を得ることができ
た。
【0038】また、ゴムチューブの長さは同じく40m
mとして、その硬度を50〜80として同様に試験を行
ったが、実験結果はいずれも「◎」であって、19.6
×10Paにおいてもゴムチューブにおける空気漏れ
はなく、良好な気密性を得ることができた。
【0039】表において、ゴムチューブの長さを50m
m、硬度を40として、端末処理部と電線とを接続して
なる低風圧電線に、試験空気圧を一時間加えて、空気の
漏れを調べた結果、試験結果は「◎」であり、試験空気
圧19.6×10Paにおいてもゴムチューブにおけ
る空気漏れがなく、良好な気密性を得ることができた。
【0040】また、ゴムチューブの長さは同じく50m
mとして、その硬度を50〜80として同様に試験を行
ったが、実験結果はいずれも「◎」であって、19.6
×10Paにおいてもゴムチューブにおける空気漏れ
はなく、良好な気密性を得ることができた。
【0041】表において、ゴムチューブの長さを60m
m、硬度を40として、端末処理部と電線とを接続して
なる低風圧電線に、試験空気圧を一時間加えて、空気の
漏れを調べた結果、試験結果は「◎」であり、試験空気
圧19.6×10Paにおいてもゴムチューブにおけ
る空気漏れはなく、良好な気密性を得ることができた。
【0042】また、ゴムチューブの長さは同じく60m
mとして、その硬度を50〜80として同様に試験を行
ったが、実験結果はいずれも「◎」であって、19.6
×10Paにおいてもゴムチューブにおける空気漏れ
はなく、良好な気密性を得ることができた。
【0043】このように、端末処理部と電線とを、長さ
30mm以上のゴムチューブで接続してなる低風圧電線
は、ゴムチューブの長さが長くなることにより、より気
密性に優れ、雨水等による浸水のない低風圧電線を得る
ことができるようになる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】請求項1に記載の発明によれば、電線と端
末処理部との接続部位にゴムチューブを設けたので、容
易に端末処理をすることができるようになる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、前記ゴム
チューブの中空内部と、電線の絶縁体の凹凸溝とがシー
ル状態となるので、気密性がよく、雨水等が浸入するこ
とのない低風圧電線を提供することができるようにな
る。また、電線と端末処理部とを接続する際において
も、絶縁体の凹凸溝とゴムチューブの内部形状を嵌合さ
せて、ゴムチューブ内に電線を差込めばよいので、作業
性に優れた低風圧電線を提供することができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、ゴムチュ
ーブの長さを30mm以上、厚さ3mm以上とすること
によって、従来よりも、より気密性に優れたゴムチュー
ブ付き低風圧電線を提供することができる。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、ゴムチュ
ーブの硬度を40〜80(JISA)とすることによっ
て、従来よりもより気密性に優れたゴムチューブ付き低
風圧電線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴムチューブ付き低風圧電線の一
部分を示す概念図である。
【図2】本発明に係るゴムチューブ付き低風圧電線の一
部分を示す概念図である。
【図3】図2における一部拡大図である。
【図4】本発明に係る低風圧電線を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る低風圧電線を示す平面図である。
【図6】従来の低風圧電線を示す概念図である。
【符号の説明】
10…………………………電線 11…………………………導体 12…………………………絶縁体 13…………………………凹凸溝 14…………………………端末処理部 15…………………………圧着端子 16…………………………圧縮部 17…………………………ゴムチューブ 20…………………………低風圧電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 7/14 H02G 7/14 Z 5G375 15/013 15/013 B Fターム(参考) 5E085 BB02 BB12 CC03 DD13 EE11 FF01 GG11 GG22 HH06 JJ13 JJ38 5G307 EC06 ED01 EF05 5G309 FA06 LA26 LA28 5G355 AA03 BA02 BA08 BA14 5G367 HA02 HH01 HH02 5G375 AA02 BA10 BB43 CA02 CA19 CB07 DA05 DB16 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧着端子と圧縮部とからなる端末処理部
    と、外周の長手方向に複数の凹凸溝が形成された絶縁体
    を有する電線とを接続してなる低風圧電線において、前
    記電線の導体と前記圧縮部との接続部位がゴムチューブ
    で被覆されていることを特徴とする低風圧電線。
  2. 【請求項2】 前記ゴムチューブは、前記絶縁体の外周
    形状に対応した形状となっていて、前記絶縁体と前記ゴ
    ムチューブとがシール状態となっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の低風圧電線。
  3. 【請求項3】 前記ゴムチューブは長さ30mm以上で
    あって、肉厚3mm以上の略円筒状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の低風圧電線。
  4. 【請求項4】 前記ゴムチューブは、硬度40〜80
    (JIS A)であることを特徴とする請求項1,2ま
    たは3に記載の低風圧電線。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102013201331A1 (de) * 2013-01-28 2014-07-31 Leoni Bordnetz-Systeme Gmbh Elektrische Kontaktverbindung zwischen zwei Elementen, Verfahren zur Ausbildung einer solchen elektrischen Kontaktverbindung sowie Element für eine solche elektrische Kontaktverbindung

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