JP2003187599A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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Abstract
れぞれ分けて試験することを可能にする。 【解決手段】 第1乃至第3のブロック70a〜70c
に分割されたメモリセルアレイ70と、第1乃至第3の
ブロックをそれぞれ選択するための第1乃至第3のコマ
ンドおよびアドレス信号に基づいて、第1乃至第3のブ
ロックを選択する制御信号および修正されたアドレス信
号を出力する制御回路10と、制御信号に基づいて修正
されたアドレス信号をデコードし第1乃至第3のブロッ
クを選択する選択回路50と、を備えている。
Description
憶装置に関する。
する場合には、半導体記憶装置のメモリセルにデータの
書き込み、消去、読み出しが正常に行われるかどうかの
動作試験が行われる。動作試験では、チップ全体を試験
するため、一括動作モードで書き込み、消去のテストが
行われる。以下、半導体記憶装置として、不揮発性半導
体記憶装置とりわけフラッシュメモリを例にとって説明
する。
え回数(例えば100万回)を保証するために、(a)全メ
モリセルを一括で、書き込み/消去を保証回数程度ある
いはそれ以上行い、正常に書き換え動作が行えるかどう
かの試験を行う(耐久性試験)、(b)一度記録された
情報が、保障期間(例えば室温で10年)の間保持できる
か否かを試験するために、仕様での温度より高い(ある
いは低い)条件下で加速試験を行う(保持試験)、(c)
仕様動作電圧よりも高い(あるいは低い)電圧をバイアス
しても正常にメモリ動作が行えるか否かの電圧加速試験
等が行われる。
製品出荷後にユーザがデータ等の書き込みに使用するメ
モリ領域(以下、ノーマルブロックとも云う)、および出
荷製品固有のID(識別)情報などが記録されるメモリ
領域(以下、ユーザROMブロックとも云う)に分類され
ている。そして、一括動作テストモードでは、ノーマル
ブロックのみを一括選択して動作試験を行うモード、ノ
ーマルブロック、ユーザROMブロック両者すべてを一
括選択して動作試験を行うモードを備えている。ここ
で、ブロックとは、少なくとも1個のサブブロックを備
えていて、サブブロックは、1つ以上の行(ロウ)の纏
まりから構成されるメモリセルの単位(情報単位)であ
る。
ッシュメモリの回路動作上のパラメータセット(レファ
レンス電圧設定、読み出し/書き込み/消去電圧初期値、
不良ブロックアドレス情報、不良カラムアドレス情報な
ど)を記憶するメモリ領域(以下、ROMフューズブロッ
クとも云う)を備えた不揮発性半導体記憶装置も開発さ
れている。
ラッシュメモリチップの製造起因による回路動作ばらつ
きに応じて、チップの初期回路設定を最適化したり、不
良カラムや不良ブロックが生じた場合、良品のカラムや
サブブロック(リダンダンシ)に置換する情報が記録され
ている。ROMフューズブロックは、フラッシュメモリ
のメモリセルアレイの一部として構成され、ROMフュ
ーズブロックに記録されている情報は、電源投入時に、
ROMフューズブロックのメモリセルから読み出され、
制御回路のレジスタ(不図示)に読み込まれ、フラッシュ
メモリチップの動作を最適化する。以降、ユーザROM
ブロックと、ROMフューズブロックをあわせたメモリ
領域を以下ROMブロックと云う。
た段階で1回だけ、その製品固有の情報をメモリセルに
データとして書き込み、製品出荷後はデータの内容が変
更されない。したがって、ROMブロックはノーマルブ
ロックと比べて、保持試験は同等のレベルが要求される
が、耐久試験、電圧・温度加速試験に関しては、それほ
ど高い性能は要求されない。したがって、耐久試験(繰
り返し書き込み、消去を行う試験)は別条件で行う場合
が生じる。
ズブロックおよびユーザROMブロックの領域を示して
いるが、ROMフューズブロックのメモリセルは、メモ
リ製品の電源投入毎にデータが読み出されるのに対し
て、ユーザROMブロックは、メモリ製品開発者、メモ
リを実装するシステム開発者、メモリコントローラ設計
者等にはアクセスを許可する場合があるが、通常、製品
使用者(一般ユーザ)には、アクセスを許可しない。その
結果、メモリセルのアクセス回数は、ROMフューズ
(ノーマルブロックと同等)よりも、ユーザROMブロッ
クの方が少ない。電圧・温度加速試験を別条件で行う場
合が生じる。
異なるメモリセルアレイブロックに対して、高速に試験
を行うためにブロック全選択を行っている。しかし、耐
久試験、電圧・温度加速試験の条件を異なる条件で高速
に行うために、ノーマルブロック、ユーザROMブロッ
ク、ROMフューズブロックをそれぞれ区別して試験す
る必要がある。しかし、従来はノーマルブロック、ユー
ザROMブロック、ROMフューズブロックをそれぞれ
区別して試験してはいなかった。
のであって、それぞれが異なる機能を有するブロックを
それぞれ区別して試験することのできる不揮発性半導体
装置を提供することを目的とする。
導体記憶装置は、第1乃至第3のブロックに分割された
メモリセルアレイと、前記第1乃至第3のブロックをそ
れぞれ選択するための第1乃至第3のコマンドおよびア
ドレス信号に基づいて、前記第1乃至第3のブロックを
選択する制御信号および修正されたアドレス信号を出力
する制御回路と、前記制御信号に基づいて前記修正され
たアドレス信号をデコードし前記第1乃至第3のブロッ
クを選択する選択回路と、を備えたことを特徴とする。
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
よる不揮発性半導体記憶装置の構成を図1に示す。この
実施形態による不揮発性半導体記憶装置は、制御回路1
0と、行選択回路50と、メモリセルアレイ70とを備
えている。メモリセルアレイ70は、製品出荷後にユー
ザがデータ等の書き込みに使用するメモリ領域(以下、
ノーマルブロックとも云う)70aと、出荷製品固有の
ID情報が記憶されるメモリ領域(以下、ユーザROM
ブロックとも云う)70bと、メモリの回路動作上のパ
ラメータを記憶するメモリ領域(以下、ROMフューズ
ブロックとも云う)70cとに分けられている。
(ロウ)を選択するものであって、ロウ・デコーダ50
aと、ロウ・デコーダ50bと、ロウ・デコーダ50c
とを備えている。ロウ・デコーダ50aは、制御回路1
0から送られてくるロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜ROW
ADD<n>および制御信号NORMALBAENに基づいてノーマルブ
ロック70a内の行を選択し、ロウ・デコーダ50b
は、制御回路10から送られてくるロウ・アドレス信号
ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号UROMBAENに基づい
てユーザROMブロック70b内の行を選択し、ロウ・
デコーダ50cは、制御回路10から送られてくるロウ
・アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号RO
MFBAENに基づいてROMフューズブロック70c内の行
を選択する。
の構成を図2に示す。この制御回路10は、I/O・制
御端子11と、端子駆動回路13と、コマンドラッチ制
御回路15と、コマンドラッチ21a、21b、21
c、21d、21fと、ロウ・アドレス制御回路23
a、23bとを備えている。
明する。
れた信号は、制御回路10に入力される。I/O・制御
端子11に入力された信号は、制御回路10内の端子駆
動回路13に送られ、上記入力された信号がコマンド、
アドレス、およびデータの内のいずれの形態かが認識さ
れる。
号がデータの場合は、データ制御回路(図示せず)に入力
される。上記入力された信号がアドレスの場合は、アド
レス制御回路(図示しているのはロウ・アドレス制御回
路23a,23bのみ)に入力される。ロウ・アドレス
制御回路23a、23bには、ロウ・アドレスが入力さ
れ、n本のロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜 ROWADD<n>
およびノーマルブロック70aを選択する制御信号NORM
ALBAENが出力され、行選択回路50に入力される。
号がコマンドの場合、コマンドラッチ制御回路15に送
られる。コマンドラッチ制御回路15は、入力されたコ
マンドに該当するコマンドラッチ21a、21b、21
c、21d、21fに対して、コマンドをラッチする制
御信号を出力し、該当するコマンドラッチに上記入力さ
れたコマンドが保持される。コマンドラッチは、本実施
形態で必要なものだけを図示している。
域70b、70cにアクセスするコマンドをコマンド
(B) 、ユーザROMブロック領域70bにアクセスす
るコマンドをコマンド(C)、ROMフューズブロック領
域70cにアクセスするコマンドをコマンド(D)、指定
されるメモリ領域すなわち、ノーマルブロック70aの
すべてのサブブロックを選択状態にするコマンドをコマ
ンド(A)とする。
ロック、ユーザROMブロック、ROMフューズブロッ
クのメモリ領域(ブロック)を選択することができる。
ク70bを選択するための制御信号であって、コマンド
ラッチ21cからユーザROMブロック70bの行を選
択するロウ・デコーダ50bに送られる。制御信号ROMF
BAENは、ROMフューズブロック70cを選択するため
の制御信号であって、コマンドラッチ21dからROM
フューズブロック70cの行を選択するロウ・デコーダ
50cに送られる。制御信号ALLBAENは、指定ブロック
を全選択する制御信号であって、コマンドラッチ21a
からロウ・アドレス制御回路23a、23bに送られ
る。なお、制御信号UROMBAEN、ROMFBAEN、およびALLBAE
N信号のレベルは、初期設定では”L”である。
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号NORM
ALBAENが入力され、ロウ・デコーダ50aによってノー
マルブロック70aの全行が選択されるのは、この(n
+1)本の行選択信号がすべて”H”レベルの信号にな
ったときである。ノーマルブロック70aのサブブロッ
ク数をm1個とすると、ロウ・デコーダ50aは、m1
個のサブブロック選択回路から構成される。各々のサブ
ブロック選択回路には、該当するサブブロックを選択す
るロウ・アドレス信号(ロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜
ROWADD<n>の内のいくつか)および制御信号NORMALBAENが
入力されている。制御信号NORMALBAENは、ロウ・デコー
ダ50a内すべてのサブブロック選択回路に入力されて
おりNORMALBAEN=”L”の場合は、ノーマルブロック7
0aは、全非選択状態になる。
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号UROM
BAENが入力され、ロウ・デコーダ50bによってユーザ
ROMブロック70bの全行が選択されるのは、ロウ・
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号UROM
BAENの合わせて(n+1)本の行選択信号がすべて”H”
になったときである。ユーザROMブロック70bのサ
ブブロック数をm2個とすると、ロウ・デコーダ50b
は、m2個のサブブロック選択回路から構成される。各
々のブロック選択回路には、該当するサブブロックを選
択するアドレス信号(ロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜RO
WADD <n>の内のいくつか)および制御信号UROMBAENが入
力されている。制御信号UROMBAENは、ロウ・デコーダ5
0b内すべてのサブブロック選択回路に入力されており
UROMBAEN=”L”の場合は、ユーザROMブロック70
bは全非選択状態になる。
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号ROMF
BAENが入力され、ロウ・デコーダ50cによってROM
フューズブロック70cの全行が選択されるのは、ロウ
・アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号RO
MFBAENの合わせて(n+1)本の信号がすべて”H”に
なったときである。ROMフューズブロックのサブブロ
ック数をm3個とすると、ロウ・デコーダ50cは、m
3個のサブブロック選択回路から構成される。各々のサ
ブブロック選択回路には、該当するサブブロックを選択
するアドレス信号(ロウ・アドレスROWADD<1>〜ROWADD <
n>のいくつか)および制御信号ROMFBAENが入力されてい
る。制御信号ROMFBAENは、ロウ・デコーダ50c内すべ
てのサブブロック選択回路に入力されておりROMFBAEN
=”L”の場合は、ROMフューズブロック70cは全
非選択状態になる。
ラッチ21aがコマンド(A)を保持し、ノーマルブロッ
クを全選択する制御信号ALLBAEN=”H”を出力する。
れた場合、コマンド(B)が入力されたことにより、コマ
ンドラッチ21bがコマンド(B)を保持し、コマンドラ
ッチ21c,21dを活性化状態にする。その結果、コ
マンド(C)が入力されると、コマンドラッチ21cがコ
マンド(C)を保持し、制御信号UROMBAENが”L”から”
H”に切り替わる。その結果、ロウ・デコーダ50bを
介して、入力された行アドレスによりロウ・アドレス信
号ROWADD<1>〜ROWADD<n>で指定される行のユーザROM
ブロック70bが選択される。まお、本実施形態におい
ては、コマンド(B)がコマンド(C)の前に入力されなけ
れば、コマンド(C)だけが入力されてもコマンドラッチ
に保持されない。
入力された場合、コマンド(B)が入力されたことによ
り、コマンドラッチ21bがコマンド(B)を保持し、コ
マンドラッチ21c,21dを活性化状態にする。その
結果、コマンド(D)が入力されると、コマンドラッチ2
1dがコマンド(D)を保持し、制御信号ROMFBAENが”
L”から”H”に切り替わる。その結果、ロウ・デコー
ダ50cを介して、入力された行アドレスによりロウ・
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>で指定される行のR
OMフューズブロック70cが選択される。また、本実
施形態においては、コマンド(B)がコマンド(D)の前に
入力されなければ、コマンド(D)だけが入力されてもコ
マンドラッチに保持されない。
制御信号ALLBAENおよび端子駆動回路13の出力であ
る。ロウ・アドレス制御回路23aは、制御信号ALLBAE
Nが”L”レベルの時には、入力アドレスのロウ・アド
レス信号をROWADD<1>〜ROWADD<n>として出力するが、制
御信号ALLBAENが”H”レベルの場合は、入力アドレス
によらずロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>をす
べて”H”レベル(活性化状態)にして出力する。ロウ
・アドレス制御回路23bの入力は、制御信号ALLBAE
N、UROMBAEN、ROMBAENおよび端子駆動回路13の出力で
ある。なお、実際には、ロウ・アドレス制御回路23a
には、ロウ・アドレスの内の下位ビットが入力され、ロ
ウ・アドレス制御回路23bには、ロウ・アドレスの内
の上位ビットが入力される。また、これらのロウ・アド
レス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>はプリデコードされてい
ても良い。
信号UROMBAEN=”L”かつ制御信号ROMFBAEN=”L”の
ときに制御信号NORMALBAEN=”H”を出力する。制御信
号UROMBAENおよび制御信号ROMFBAENの少なくとも一方
が”H”レベルのときは、ロウ・アドレス信号の値によ
らず制御信号NORMALBAEN=”L”を出力する。
は、制御信号UROMBAENおよび制御信号ROMBAENの値によ
らず制御信号NORMALBAEN=”H”を出力する。
リセットコマンド(F)の入力乃至電源オフ状態になるま
で保持される。リセットコマンド(F)が入力されると、
コマンドラッチ21fからリセット信号RSTn(初期状
態”H”)に”H”→”L”→”H”のパルス信号が出
力され、コマンドラッチの情報がすべて初期化(リセッ
ト)される。
された場合について説明する。
コーダ50aを介して、ノーマルブロックの全行が選択
される。コマンド(A)が入力されると、コマンド(A)
はコマンドラッチ21aにラッチされて、制御信号ALLB
AENが”H”レベルの信号となり、その結果、ロウ・ア
ドレス制御回路23aおよびロウ・アドレス制御回路2
3bによってロウ・アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>
および制御信号NORMALBAENがすべて”H”レベル(活性
化状態)になる。したがって、ロウ・デコーダ50aを
介して、ノーマルブロック70aの全行が選択状態にな
る。
ンド(C)が入力された場合について説明する。コマンド
(A)、コマンド(B)、コマンド(C)が入力された場合
は、ノーマルブロック70aおよびユーザROMブロッ
ク70bの全行が選択される。このときROMフューズ
ブロック70cは全非選択状態である。
と、制御信号ALLBAENが”H”レベルになる。その結
果、ノーマルブロック70aの全行が選択状態になる。
続いてコマンド(B)、コマンド(C)が順次入力される
と、制御信号UROMBAENが”H”レベルになる。その結
果、ユーザROMブロック70bも全選択状態になる。
ック70c以外のブロック70a、70bを全選択する
ことができ、ROMフューズブロック70cとそれ以外
のブロック領域の動作試験条件を制御できる。特にRO
Mフューズブロック70cが他のブロックよりも要求さ
れる性能が低い場合に有効である。
ンド(D)が順次入力された場合について説明する。コマ
ンド(A)、コマンド(B)、コマンド(D)が順次入力され
た場合は、ノーマルブロック70aおよびROMフュー
ズブロック70cの全行が選択される。このときユーザ
ROMブロック70bは全非選択状態である。
と、制御信号ALLBAENが”H”レベルになる。その結
果、ノーマルブロック70aの全行が選択状態になる。
コマンド(B)、コマンド(D)が順次入力されると、制御
信号ROMFBAENが”H”レベルになる。その結果、ROM
フューズブロック70cも全選択状態になる。
ク70b以外のブロックを全選択することができ、RO
Mフューズブロック70cとそれ以外のブロック領域の
動作試験条件を制御できる。
ロック70bは、メモリ製造段階で1回データを書き込
み、その後はデータ内容が変更されず、特定の用途を除
きデータをアクセスされる場合がほとんどないため、要
求される性能が他のブロックに比べて低い。したがっ
て、ユーザROMブロック70bの試験条件を緩和させ
ることが可能である。
ンド(C)、コマンド(D)が順次入力された場合について
説明する。コマンド(A)、コマンド(B)、コマンド
(C)、コマンド(D)が順次入力された場合は、ノーマル
ブロック70a、ユーザROMブロック70b、および
ROMフューズブロック70cの全ブロックが選択され
る。上述のように、コマンド(A)が入力されると、制御
信号ALLBAENが”H”レベルになる。その結果、ノーマ
ルブロック70aの全行が選択状態になる。コマンド
(B)、コマンド(C)が順次入力されると、制御信号UROM
BAENが”H”レベルになる。その結果、ユーザROMブ
ロック70bも全選択状態になる。また、コマンド
(B)、コマンド(D)が入力されているので、制御信号RO
MFBAENが”H”レベルになる。その結果、ROMフュー
ズブロック70cも全選択状態になる。
0a、ユーザROMブロック70b、およびROMフュ
ーズブロック70cからなるメモリセルアレイブロック
70を全選択して一括試験をすることで、すべてのメモ
リセルに対して、同一条件で性能試験を行うこともでき
る。
ば、それぞれが異なる機能を有するブロックをそれぞれ
分けて試験することができる。
て、最適な加速試験を行うことができる。たとえば、デ
ータ書き換えの少ない、あるいは多くの書き換え回数を
保証する必要のない製品固有の情報を記憶させているメ
モリ領域に関しては、過酷な加速試験を行わずに出荷す
ることができ、不揮発性半導体記憶装置の歩留まりの向
上が可能である。
形態による不揮発性半導体記憶装置の構成を図3に示
す。この実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、図1に
示す第1実施形態において、制御回路10を制御回路1
0Aに置き換えた構成となっている。この実施形態に係
る制御回路10Aの構成を図4に示す。この実施形態に
係る制御回路10Aは、図2に示す第1実施形態に係る
制御回路10において、コマンドラッチ21eを新たに
設けた構成となっている。
けた構成としたことにより、ROMブロック(ユーザR
OMブロック70bあるいはROMフューズブロック7
0c)のみを全選択するための制御信号ALLROMBAENの導
入(初期状態は”L”)、および制御信号ALLROMBAENを活
性化状態(”H”レベル)にすることが可能である。コ
マンドラッチ21eの動作は、他のコマンドラッチと同
様で、コマンド(B)の後にコマンド(E)が入力された場
合に、制御信号ALLROMBAEN=”H”を出力し、電源オフ
時あるいはコマンド(F)が入力されるとコマンドラッチ
21eに保持されている情報は初期化される。制御信号
ALLROMBAENは、ロウ・アドレス制御回路23bに入力さ
れる。ロウ・アドレス制御回路23bは、制御信号ALLR
OMBAENが”H”レベルの場合は、他の入力信号がいかな
る状態でも制御信号NORMALBAEN=”L”を出力する。制
御信号ALLROMBAENが”L”レベルの場合は、制御信号UR
OMBAEN=”L”かつ制御信号ROMFBAEN=”L”のときに
制御信号NORMALBAEN=”H”を出力する。制御信号UROM
BAENおよび制御信号ROMFBAENの少なくとも一方が”H”
レベルのときは、ロウ・アドレス信号の値によらず制御
信号NORMALBAEN=”L”を出力する。制御信号ALLBAEN
が”H”レベルのときは、制御信号UROMBAENおよび制御
信号ROMBAENの値によらず制御信号NORMALBAEN=”H”
を出力する。
ンド(C)、コマンド(E)が入力された場合について説明
する。コマンド(A)、コマンド(B)、コマンド(C)、コ
マンド(E)が入力される場合は、ユーザROMブロック
70bの全行が選択される。
ば、コマンド(A)が入力されてもノーマルブロック70
aは選択されない。コマンド(A)が入力されるとロウ・
アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号NORM
ALBAENは全て”H”レベルが出力される。コマンド
(B)、コマンド(C)が順次入力されると制御信号UROMBA
EN=”H”が出力される。さらにコマンド(E)が入力さ
れることで、制御信号NORMALBAENが”H”レベルから”
L”レベルに変化する。従って、ノーマルブロック70
aは全非選択状態になり、ユーザROMブロック70b
の全行が選択される状態になる。
ク70bのみを全選択できることで、ユーザROMブロ
ックのみを独立に動作試験を行うことができる。
ンド(D)、コマンド(E)が入力された場合について説明
する。コマンド(A)、コマンド(B)、コマンド(D)、コ
マンド(E)が入力される場合は、ROMフューズブロッ
ク70cの全行が選択される。
れば、コマンド(A)が入力されてもノーマルブロック7
0aは選択されない。コマンド(A)が入力されるとロウ
・アドレス信号ROWADD<1>〜ROWADD<n>および制御信号NO
RMALBAENは全て”H”レベルとして出力される。コマン
ド(B)、コマンド(C)が順次入力されると制御信号ROMF
BAEN=”H”レベルが出力される。さらにコマンド(E)
が入力されることで、制御信号NORMALBAENが”H”レベ
ルから”L”レベルに変化する。したがって、ノーマル
ブロック70aは全非選択状態になり、ROMフューズ
ブロック70cの全行が選択される状態になる。
ック70cのみを全選択できることで、ROMフューズ
ブロック70cのみを独立に動作試験を行うことができ
る。
ば、それぞれが異なる機能を有するブロックをそれぞれ
分けて試験することができる。
て、最適な加速試験を行うことができる。たとえば、デ
ータ書き換えの少ない、あるいは多くの書き換え回数を
保証する必要のない製品固有の情報を記憶させているメ
モリ領域に関しては、過酷な加速試験を行わずに出荷す
ることができ、不揮発性半導体記憶装置の歩留まりの向
上が可能である。
構成は、一例であり、本発明の範囲内において、回路構
成は変更可能である。例えば、ROMブロックのブロッ
ク数によって制御信号の本数および信号レベルが変化し
うる。また、ロウ・アドレス信号のデコード方法によっ
て、ロウ選択信号の構成も変化しうる。
それぞれが異なる機能を有するブロックをそれぞれ分け
て試験することができる。
憶装置の構成を示すブロック図。
ック図。
憶装置の構成を示すブロック図。
ック図。
Claims (6)
- 【請求項1】第1乃至第3のブロックに分割されたメモ
リセルアレイと、 前記第1乃至第3のブロックをそれぞれ選択するための
第1乃至第3のコマンドおよびアドレス信号に基づい
て、前記第1乃至第3のブロックを選択する制御信号お
よび修正されたアドレス信号を出力する制御回路と、 前記制御信号に基づいて前記修正されたアドレス信号を
デコードし前記第1乃至第3のブロックを選択する選択
回路と、 を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記第1のブロックは、複数のサブブロッ
クからなり、前記制御回路は、前記第1のコマンドが入
力されたときには、前記修正されたアドレス信号は全て
活性化状態にされるとともに前記第1のブロックの全て
のサブブロックを選択する制御信号を出力する請求項1
記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】前記第2および第3のブロックを選択する
ための第4のコマンドを有し、 前記制御回路は、前記第4のコマンドが入力された後に
前記第2のコマンドが入力されたときに前記第2のブロ
ックを選択する制御信号を出力し、前記第4のコマンド
が入力された後に前記第3のコマンドが入力されたとき
に前記第3のブロックを選択する制御信号を出力するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1または2
記載の不揮発性半導体装置。 - 【請求項4】前記制御回路は、前記第1、第4および第
2のコマンドが入力されたときには前記第1および第2
のブロック全体を選択する制御信号を出力し、前記第
1、第4および第3のコマンドが入力されたときには前
記第1および第3のブロック全体を選択する制御信号を
出力することを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項5】前記制御回路は、前記第1のコマンドが入
力された後に第5のコマンドが入力された場合には、前
記第1のブロックを全非選択にする制御信号を出力し、
前記第1、第5、第4、および第2のコマンドが入力さ
れた場合には、前記第2のブロック全体を選択する制御
信号を出力し、前記第1、第5、第4、および第3のコ
マンドが入力された場合には、前記第3のブロック全体
を選択する制御信号を出力するように構成されているこ
とを特徴とする請求項3または4記載の不揮発性半導体
記憶装置。 - 【請求項6】前記第1のブロックは、前記不揮発性半導
体記憶装置の製品出荷後にユーザが情報を書き込むメモ
リ領域であり、前記第2のブロックは、前記不揮発性半
導体記憶装置の製品固有のID情報が記憶されているメ
モリ領域であり、前記第3のブロックは、前記不揮発性
半導体記憶装置も回路動作上のパラメータセットが記憶
されているメモリ領域であることを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001385997A JP3927024B2 (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001385997A JP3927024B2 (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 不揮発性半導体記憶装置 |
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