JP2003187003A - 緊急医療提供方法 - Google Patents
緊急医療提供方法Info
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- JP2003187003A JP2003187003A JP2001387388A JP2001387388A JP2003187003A JP 2003187003 A JP2003187003 A JP 2003187003A JP 2001387388 A JP2001387388 A JP 2001387388A JP 2001387388 A JP2001387388 A JP 2001387388A JP 2003187003 A JP2003187003 A JP 2003187003A
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- medical
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- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H10/00—ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
- G16H10/60—ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H40/00—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
- G16H40/60—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
- G16H40/67—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for remote operation
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
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- Biomedical Technology (AREA)
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- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自宅から遠隔の地に滞在している際の急な発
病に対しても迅速適切な医療サービスを提供できる緊急
医療提供方法を実現する。 【解決手段】 データベース２２は、予め患者の診断、
治療に有用な診療情報を格納しておき、急に発病した患
者から通信手段１０により緊急通報があった場合に、こ
の緊急通報を送受信部１４で受け、ＩＤ検出部１６で患
者の個人識別情報を検出し、この情報を制御部２０に入
力する。制御部２０では、患者の個人識別情報に基づき
データベース２２から患者の診療情報を取得し、これを
患者の治療にあたる病院２４に伝達する。これにより、
遠隔の地にある滞在先で急に発病した患者に対して、迅
速かつ適切な診断、治療を行うことが可能となる。
病に対しても迅速適切な医療サービスを提供できる緊急
医療提供方法を実現する。 【解決手段】 データベース２２は、予め患者の診断、
治療に有用な診療情報を格納しておき、急に発病した患
者から通信手段１０により緊急通報があった場合に、こ
の緊急通報を送受信部１４で受け、ＩＤ検出部１６で患
者の個人識別情報を検出し、この情報を制御部２０に入
力する。制御部２０では、患者の個人識別情報に基づき
データベース２２から患者の診療情報を取得し、これを
患者の治療にあたる病院２４に伝達する。これにより、
遠隔の地にある滞在先で急に発病した患者に対して、迅
速かつ適切な診断、治療を行うことが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、滞在先等で急に発
病した患者に対して、迅速適切な医療サービスを提供す
ることができる緊急医療提供方法に関する。
病した患者に対して、迅速適切な医療サービスを提供す
ることができる緊急医療提供方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在の医療サービスの提供システムで
は、病気にかかった場合に、日常かかりつけの医師の診
療を受け、あるいは自宅近辺の専門医の診療を受けるこ
とが行われている。また、急な発病等の緊急時において
は、救急車を手配して対応すること等も行われている。
は、病気にかかった場合に、日常かかりつけの医師の診
療を受け、あるいは自宅近辺の専門医の診療を受けるこ
とが行われている。また、急な発病等の緊急時において
は、救急車を手配して対応すること等も行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の医
療サービスの提供システムにおいては、かかりつけの医
師により当該患者の医療情報が十分に把握されている場
合を除いて、当該患者の健康状態、既往症等の個人情報
が診療を行う医師の手元になく、迅速な診断、治療等に
支障が生じる可能性があるという問題があった。
療サービスの提供システムにおいては、かかりつけの医
師により当該患者の医療情報が十分に把握されている場
合を除いて、当該患者の健康状態、既往症等の個人情報
が診療を行う医師の手元になく、迅速な診断、治療等に
支障が生じる可能性があるという問題があった。
【０００４】また、特に自宅から遠隔の地に滞在してい
るような場合に急に発病したときには、診療にあたる医
師ばかりではなく、当該患者自身も、適切に症状を訴
え、説明することができず、極めて困惑する事態となる
可能性が高い。このような事態は、外国に滞在している
場合には特に深刻となる。
るような場合に急に発病したときには、診療にあたる医
師ばかりではなく、当該患者自身も、適切に症状を訴
え、説明することができず、極めて困惑する事態となる
可能性が高い。このような事態は、外国に滞在している
場合には特に深刻となる。
【０００５】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、自宅から遠隔の地に滞在して
いる際の急な発病に対しても迅速適切な医療サービスを
提供できる緊急医療提供方法を実現することにある。
ものであり、その目的は、自宅から遠隔の地に滞在して
いる際の急な発病に対しても迅速適切な医療サービスを
提供できる緊急医療提供方法を実現することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、緊急医療提供方法であって、患者の診療
情報をデータベースに格納し、急に発病した患者から緊
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の個人識
別情報を検出し、この個人識別情報によりデータベース
から当該患者の診療情報を取得し、この診療情報を当該
患者の治療を行う医療機関に伝達し、医師の対応を可能
とすることを特徴とする。
に、本発明は、緊急医療提供方法であって、患者の診療
情報をデータベースに格納し、急に発病した患者から緊
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の個人識
別情報を検出し、この個人識別情報によりデータベース
から当該患者の診療情報を取得し、この診療情報を当該
患者の治療を行う医療機関に伝達し、医師の対応を可能
とすることを特徴とする。
【０００７】上記構成によれば、急に発病した患者の診
療情報を治療にあたる医師が容易に取得することがで
き、緊急事態にも迅速適切な対応が可能となる。
療情報を治療にあたる医師が容易に取得することがで
き、緊急事態にも迅速適切な対応が可能となる。
【０００８】また、上記緊急医療提供方法において、緊
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の現在位
置を検出し、最寄りの医療機関の位置を当該患者に伝達
することを特徴とする。
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の現在位
置を検出し、最寄りの医療機関の位置を当該患者に伝達
することを特徴とする。
【０００９】上記構成によれば、患者の現在位置からの
最寄りの医療機関を当該患者に伝達でき、患者が容易に
その医療機関で診断、治療を受けることができる。
最寄りの医療機関を当該患者に伝達でき、患者が容易に
その医療機関で診断、治療を受けることができる。
【００１０】また、上記緊急医療提供方法において、デ
ータベースには、診療情報が伝達される医療機関の専門
診療科目情報が格納され、患者の診療情報に基づき、最
適な医療機関を選択することを特徴とする。
ータベースには、診療情報が伝達される医療機関の専門
診療科目情報が格納され、患者の診療情報に基づき、最
適な医療機関を選択することを特徴とする。
【００１１】上記構成によれば、医療機関の専門診療科
目情報から、当該患者に最適な医療機関を選択すること
が可能となる。
目情報から、当該患者に最適な医療機関を選択すること
が可能となる。
【００１２】また、上記緊急医療提供方法において、緊
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の現在位
置を検出し、患者の現在位置に救急車を手配することを
特徴とする。
急通報があった場合に、緊急通報信号から患者の現在位
置を検出し、患者の現在位置に救急車を手配することを
特徴とする。
【００１３】上記構成によれば、救急車を容易にかつ適
切に手配することが可能となる。
切に手配することが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態（以下
実施形態という）を、図面に従って説明する。
実施形態という）を、図面に従って説明する。
【００１５】図１には、本発明に係る緊急医療提供方法
を実施するための構成例が示される。図１において、滞
在先等で急に発病した登録患者から、携帯電話等の通信
手段１０により本発明に係る緊急医療提供システム１２
の送受信部１４に緊急通報があった場合に、この緊急通
報信号から個人識別情報（ＩＤ）をＩＤ検出部１６によ
り検出する。このため、患者からの緊急通報を行うため
の通信手段１０は、緊急通報信号に当該患者を識別する
ための個人識別情報を乗せることができる構成としてお
く。このためには、例えば、携帯電話に緊急通報用のＳ
ＯＳボタンを設けておき、このボタンにより緊急通報す
る場合には、必ず緊急医療提供システム１２に対して自
己の電話番号を通知する構成としておけば、その電話番
号から緊急通報を行った患者が誰であるかを識別するこ
とが可能となる。あるいは、予め患者固有のＩＤ番号を
決定しておき、通信手段１０からは必ず緊急医療提供シ
ステム１２に対して、そのＩＤ番号が通知されるように
構成してもよい。
を実施するための構成例が示される。図１において、滞
在先等で急に発病した登録患者から、携帯電話等の通信
手段１０により本発明に係る緊急医療提供システム１２
の送受信部１４に緊急通報があった場合に、この緊急通
報信号から個人識別情報（ＩＤ）をＩＤ検出部１６によ
り検出する。このため、患者からの緊急通報を行うため
の通信手段１０は、緊急通報信号に当該患者を識別する
ための個人識別情報を乗せることができる構成としてお
く。このためには、例えば、携帯電話に緊急通報用のＳ
ＯＳボタンを設けておき、このボタンにより緊急通報す
る場合には、必ず緊急医療提供システム１２に対して自
己の電話番号を通知する構成としておけば、その電話番
号から緊急通報を行った患者が誰であるかを識別するこ
とが可能となる。あるいは、予め患者固有のＩＤ番号を
決定しておき、通信手段１０からは必ず緊急医療提供シ
ステム１２に対して、そのＩＤ番号が通知されるように
構成してもよい。
【００１６】また、上記通信手段１０にはＧＰＳ機能を
搭載し、衛星との交信により自己の現在位置を把握し、
この現在位置に関する情報も緊急通報信号に含ませる構
成とすることが好適である。このように、緊急通報信号
に患者の現在位置に関する情報が含まれている場合に、
緊急医療提供システム１２では、位置検出部１８により
患者の現在位置を検出する。なお、上記通信手段１０で
は、ＧＰＳ機能を搭載する例を説明したが、必ずしもこ
れに限られるものではなく、患者の現在位置を検出でき
る構成であればよい。
搭載し、衛星との交信により自己の現在位置を把握し、
この現在位置に関する情報も緊急通報信号に含ませる構
成とすることが好適である。このように、緊急通報信号
に患者の現在位置に関する情報が含まれている場合に、
緊急医療提供システム１２では、位置検出部１８により
患者の現在位置を検出する。なお、上記通信手段１０で
は、ＧＰＳ機能を搭載する例を説明したが、必ずしもこ
れに限られるものではなく、患者の現在位置を検出でき
る構成であればよい。
【００１７】以上のようにして、通信手段１０から送ら
れた緊急通報信号より、患者のＩＤと現在位置情報とを
検出し、これらの情報が制御部２０に入力される。
れた緊急通報信号より、患者のＩＤと現在位置情報とを
検出し、これらの情報が制御部２０に入力される。
【００１８】また、緊急医療提供システム１２には、デ
ータベース２２も備えられている。このデータベース２
２には、予め登録された複数の患者の診療情報が各人毎
に格納されている。このような診療情報は、各人が受診
した定期検診や過去における各種診療・治療時のデータ
により構成されている。従って、このような診療情報に
は、各人の既往症、現在治療中の疾病、その他注意を要
すべき疾病、身体的特徴等が含まれており、初めて当該
患者の診断、治療にあたる医師にとって医学上有用なデ
ータとなる。この診療情報は、上記の通り、データベー
ス２２に各人毎に格納されており、各自のＩＤにより検
索が可能である。
ータベース２２も備えられている。このデータベース２
２には、予め登録された複数の患者の診療情報が各人毎
に格納されている。このような診療情報は、各人が受診
した定期検診や過去における各種診療・治療時のデータ
により構成されている。従って、このような診療情報に
は、各人の既往症、現在治療中の疾病、その他注意を要
すべき疾病、身体的特徴等が含まれており、初めて当該
患者の診断、治療にあたる医師にとって医学上有用なデ
ータとなる。この診療情報は、上記の通り、データベー
ス２２に各人毎に格納されており、各自のＩＤにより検
索が可能である。
【００１９】さらに、データベース２２には、各地の病
院等の医療機関に関する情報も格納されている。この情
報には、医療機関の所在地に関する情報、医療機関の専
門診療科目等の専門診療科目情報等が含まれる。
院等の医療機関に関する情報も格納されている。この情
報には、医療機関の所在地に関する情報、医療機関の専
門診療科目等の専門診療科目情報等が含まれる。
【００２０】以上のような構成により、制御部２０で
は、上記患者のＩＤによりデータベース２２から当該患
者の診療情報を取得することができる。
は、上記患者のＩＤによりデータベース２２から当該患
者の診療情報を取得することができる。
【００２１】上述のようにして得られた、緊急通報をし
た患者に関する診療情報は、制御部２０により送受信部
１４を介して当該患者の治療を行う医療機関に伝達され
る。このような医療機関は、図１に示された病院２４等
であり、前述した患者の現在位置に基づき、制御部２０
がデータベース２２に格納された病院等の所在地情報か
ら最寄りの病院を選択する。この最寄りの病院の位置
は、制御部２０により送受信部１４を介して該患者の通
信手段１０に送信される。これにより、当該患者は滞在
先の最寄りの病院で診断、治療を受けることができる。
また、当該患者が診断、治療を受ける病院にとって初め
ての患者であっても、上記診療情報に基づいて迅速かつ
適切な対処を行うことが可能となる。以上より、当該患
者が自宅から遠隔の地において急に発病した場合にも、
滞在先の最寄りの病院により迅速、適切な診断、治療を
受けることができる。
た患者に関する診療情報は、制御部２０により送受信部
１４を介して当該患者の治療を行う医療機関に伝達され
る。このような医療機関は、図１に示された病院２４等
であり、前述した患者の現在位置に基づき、制御部２０
がデータベース２２に格納された病院等の所在地情報か
ら最寄りの病院を選択する。この最寄りの病院の位置
は、制御部２０により送受信部１４を介して該患者の通
信手段１０に送信される。これにより、当該患者は滞在
先の最寄りの病院で診断、治療を受けることができる。
また、当該患者が診断、治療を受ける病院にとって初め
ての患者であっても、上記診療情報に基づいて迅速かつ
適切な対処を行うことが可能となる。以上より、当該患
者が自宅から遠隔の地において急に発病した場合にも、
滞在先の最寄りの病院により迅速、適切な診断、治療を
受けることができる。
【００２２】また、患者が通信手段１０により送信した
緊急通報信号に現在位置情報が含まれている場合には、
位置検出部１８で検出した患者の現在位置に対して救急
車２５を手配することも可能である。すなわち、救急車
を運営する機関に対して緊急医療提供システム１２の制
御部２０が送受信部１４を介して当該患者の現在位置を
知らせ、その位置に救急車を向かわせるように依頼す
る。更にこの場合、救急車により搬送される患者の診療
情報に基づいて、最適な医療機関を選択し、その旨救急
車の運営機関に連絡するように構成するのも好適であ
る。この場合には、データベース２２に格納された前述
の専門診療科目情報と患者の診療情報とに基づいて、制
御部２０が最適な医療機関を選択する。かかる構成によ
れば、当該患者が症状や現在までの治療経過等を詳しく
説明しなくても、最適な病院２４に搬送してもらうこと
ができ、患者を困惑させることがなくなる。
緊急通報信号に現在位置情報が含まれている場合には、
位置検出部１８で検出した患者の現在位置に対して救急
車２５を手配することも可能である。すなわち、救急車
を運営する機関に対して緊急医療提供システム１２の制
御部２０が送受信部１４を介して当該患者の現在位置を
知らせ、その位置に救急車を向かわせるように依頼す
る。更にこの場合、救急車により搬送される患者の診療
情報に基づいて、最適な医療機関を選択し、その旨救急
車の運営機関に連絡するように構成するのも好適であ
る。この場合には、データベース２２に格納された前述
の専門診療科目情報と患者の診療情報とに基づいて、制
御部２０が最適な医療機関を選択する。かかる構成によ
れば、当該患者が症状や現在までの治療経過等を詳しく
説明しなくても、最適な病院２４に搬送してもらうこと
ができ、患者を困惑させることがなくなる。
【００２３】図２には、本発明に係る緊急医療提供方法
の応用例が示される。上述した緊急医療提供システム１
２を備えたコールセンター２６を設けておき、この緊急
医療提供システム１２のデータベース２２には上述した
診療情報、医療機関の位置情報、専門診療科目情報等を
予め格納しておく。このようなコールセンター２６に対
して、海外等自宅から遠隔の地に滞在中の登録患者から
通信手段のＳＯＳボタン等により緊急通報があった場
合、患者の症状が軽症であり、患者が自分でその症状を
説明できるような場合には、コールセンター２６に常駐
している医師により適切なアドバイスを患者に行い、患
者自身により適切な行動をとってもらうことが可能とな
る。
の応用例が示される。上述した緊急医療提供システム１
２を備えたコールセンター２６を設けておき、この緊急
医療提供システム１２のデータベース２２には上述した
診療情報、医療機関の位置情報、専門診療科目情報等を
予め格納しておく。このようなコールセンター２６に対
して、海外等自宅から遠隔の地に滞在中の登録患者から
通信手段のＳＯＳボタン等により緊急通報があった場
合、患者の症状が軽症であり、患者が自分でその症状を
説明できるような場合には、コールセンター２６に常駐
している医師により適切なアドバイスを患者に行い、患
者自身により適切な行動をとってもらうことが可能とな
る。
【００２４】また、患者の症状が重症である場合には、
緊急医療提供システム１２により救急車を手配し、かつ
最適な医療機関として選択された救急病院等にも上述し
た診療情報を提供しておく。また必要であれば、コール
センター２６から患者からの治療以外のめんどうを見る
ための担当者を手配することも好適である。更に、救急
車で搬送された患者の治療にあたる現地主治医と、患者
の自宅付近の、患者が通常かかりつけている医師とにコ
ールセンター２６から連絡をし、当該患者の対応処置の
相談が可能となるようにすることも好適である。
緊急医療提供システム１２により救急車を手配し、かつ
最適な医療機関として選択された救急病院等にも上述し
た診療情報を提供しておく。また必要であれば、コール
センター２６から患者からの治療以外のめんどうを見る
ための担当者を手配することも好適である。更に、救急
車で搬送された患者の治療にあたる現地主治医と、患者
の自宅付近の、患者が通常かかりつけている医師とにコ
ールセンター２６から連絡をし、当該患者の対応処置の
相談が可能となるようにすることも好適である。
【００２５】以上の構成により、遠隔の地で急に発病し
た患者に対して、迅速、適切な診療、治療を行うことが
できる。
た患者に対して、迅速、適切な診療、治療を行うことが
できる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自宅から遠隔の地に滞在している際に急に発病した患者
に対して、その患者の診断、治療に必要な診療情報を実
際に治療にあたる医療機関に対して伝達することがで
き、治療にあたる医師の迅速、適切な対応を可能とする
ことができる。
自宅から遠隔の地に滞在している際に急に発病した患者
に対して、その患者の診断、治療に必要な診療情報を実
際に治療にあたる医療機関に対して伝達することがで
き、治療にあたる医師の迅速、適切な対応を可能とする
ことができる。
【００２７】また、患者の現在位置から最寄りの医療機
関を当該患者に伝達することができるので、その医療機
関に当該患者が容易に赴くことができ、適切な対応が可
能となる。
関を当該患者に伝達することができるので、その医療機
関に当該患者が容易に赴くことができ、適切な対応が可
能となる。
【００２８】また、予め各医療機関の専門診療科目情報
等がデータベースに格納されているので、患者にとって
最適な医療機関を選択することが可能となる。
等がデータベースに格納されているので、患者にとって
最適な医療機関を選択することが可能となる。
【００２９】また、患者の現在位置がわかっているの
で、その場所に救急車を手配することも可能となる。
で、その場所に救急車を手配することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る緊急医療提供方法を実施するた
めの構成例の説明図である。
めの構成例の説明図である。
【図２】 本発明に係る緊急医療提供方法を応用した緊
急医療サービスシステムの説明図である。
急医療サービスシステムの説明図である。
１０ 通信手段、１２ 緊急医療提供システム、１４
送受信部、１６ ＩＤ検出部、１８ 位置検出部、２０
制御部、２２ データベース、２４ 病院、２５ 救
急車、２６ コールセンター。
送受信部、１６ ＩＤ検出部、１８ 位置検出部、２０
制御部、２２ データベース、２４ 病院、２５ 救
急車、２６ コールセンター。
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5C087 AA02 AA03 BB12 BB20 BB74
DD03 DD35 EE05 FF01 FF02
FF16 FF19 FF23 GG17 GG67
GG83
5K067 BB04 DD17 DD57 EE02 EE10
EE16 EE23 FF03 FF07 GG06
HH22 HH23 JJ52 JJ56
Claims (4)
- 【請求項１】 患者の診療情報をデータベースに格納
し、急に発病した患者から緊急通報があった場合に、緊
急通報信号から患者の個人識別情報を検出し、この個人
識別情報により前記データベースから当該患者の診療情
報を取得し、この診療情報を当該患者の治療を行う医療
機関に伝達し、医師の対応を可能とすることを特徴とす
る緊急医療提供方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の緊急医療提供方法におい
て、前記緊急通報があった場合に、緊急通報信号から患
者の現在位置を検出し、最寄りの医療機関の位置を当該
患者に伝達することを特徴とする緊急医療提供方法。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の緊急医療
提供方法において、前記データベースには、診療情報が
伝達される医療機関の専門診療科目情報が格納され、前
記患者の診療情報に基づき、最適な医療機関を選択する
ことを特徴とする緊急医療提供方法。 - 【請求項４】 請求項１記載の緊急医療提供方法におい
て、前記緊急通報があった場合に、緊急通報信号から患
者の現在位置を検出し、患者の現在位置に救急車を手配
することを特徴とする緊急医療提供方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001387388A JP2003187003A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 緊急医療提供方法 |
| AU2002354258A AU2002354258A1 (en) | 2001-12-20 | 2002-12-20 | Urgent medical care providing method |
| PCT/JP2002/013352 WO2003054762A1 (fr) | 2001-12-20 | 2002-12-20 | Procede permettant la fourniture de soins medicaux d'urgence |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001387388A JP2003187003A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 緊急医療提供方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003187003A true JP2003187003A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=19188056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001387388A Pending JP2003187003A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 緊急医療提供方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003187003A (ja) |
| AU (1) | AU2002354258A1 (ja) |
| WO (1) | WO2003054762A1 (ja) |
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011031383A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Clawson Jeffrey J | Pandemic diagnostic and intervention tool for emergency dispatch |
| WO2011031382A1 (en) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | Clawson Jeffrey J | Stroke diagnostic and intervention tool for emergency dispatch |
| US8066638B2 (en) | 2007-06-13 | 2011-11-29 | Clawson Jeffrey J | Diagnostic and intervention tools for emergency medical dispatch |
| US8103523B2 (en) | 2007-06-13 | 2012-01-24 | Clawson Jeffrey J | Diagnostic and intervention tools for emergency medical dispatch |
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