JP2003299624A - 遠隔診断支援システム - Google Patents

遠隔診断支援システム

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JP2003299624A
JP2003299624A JP2002106676A JP2002106676A JP2003299624A JP 2003299624 A JP2003299624 A JP 2003299624A JP 2002106676 A JP2002106676 A JP 2002106676A JP 2002106676 A JP2002106676 A JP 2002106676A JP 2003299624 A JP2003299624 A JP 2003299624A
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JP2002106676A
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Bunsei Chin
文西 陳
Toshio Kobayashi
登史夫 小林
Yoshimi Teshigawara
可海 勅使河原
Kinu Yo
金宇 楊
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Tama TLO Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔診断サービスを受ける場合のユーザ側の
操作を簡単にし、緊急状態でも使用できるようにする。 【解決手段】 モジュールを携帯端末に接続してセンサ
からの生体情報をサーバに送信する。このとき、モジュ
ールを携帯端末に接続してサーバへのアクセスの指示を
行うことだけで、個人識別を行うためのデータがサーバ
側に送られ、サーバでユーザの認証を行って診断が行わ
れて、結果が通知されるとともに、必要なところへ通知
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信網を利用
して遠隔で生体情報を収集して診断を行う遠隔診断支援
システムに関する。本発明は、ユーザが心電図センサや
その他のセンサなどからユーザの生体情報を収集し、携
帯端末によってサーバに当該生体情報を伝送し、診断を
行ってユーザに診断結果を通知したり緊急連絡を行うサ
ービスを提供するシステムに利用する。
【0002】
【従来の技術】携帯型の心電計、体温計、血圧計、血流
計、脈拍計などのセンサをユーザが携帯し、公衆回線網
や携帯無線網などを介してこれらのセンサからの生体情
報を収集して健康増進に役立てようとする遠隔生体情報
収集診断システムが種々提案されている。
【0003】例えば、特開2000−348121号公
報には、ユーザの心電図情報、血圧、体温等を測定し、
公衆回線網を介してセンター装置に送信し、センター装
置で、これらの情報を蓄積、解析し、アドバイスを与え
る技術が記載されている。また、特開2001−789
68号公報には、可搬型の体脂肪計などのセンサを携帯
無線端末に取り付けて、公衆回線を介してセンタ装置に
生体情報を送信して、センター装置でこれらユーザの情
報に基づいて診断を行い、健康増進のためのレシピをユ
ーザに通知するシステムが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの遠隔診断シス
テムでは、携帯端末を利用することで、居室内にかぎら
ず、ユーザの生体情報を収集することができる点でユー
ザの行動の自由や、測定時間の制約など、いままでの測
定装置が病院内にあった場合に比べて、自由度が増し、
また適切な時間に測定が可能である利点がある。
【0005】しかし、ユーザの利便性を考えると、まだ
改良の余地があるものと考えられる。まず、診断サービ
スの対象者は、心臓疾患、糖尿病など循環系になんらか
の疾患をもった者であり、異常が発生する時間、場所が
医療機関に直ちに収容できる場所や時間ではない場合が
ある。また、これらの診断サービスの対象者は、高年齢
のものが多いため、機械操作に不自由を感じる場合が多
く、簡単な操作で遠隔診断サービスを利用することがで
きることが望まれる。また、不自由な身体能力のもので
も装置を操作できるようにすることが望まれる。遠隔診
断サービスを利用するには、使用できる場所、時間に制
限がない無線回線を利用している携帯無線方式のデータ
伝送技術を用いることがよいが、この携帯無線方式の端
末は軽量化され、そのキー自体も小さく、キー操作が高
年齢者や身体に何らかの障害のある者には扱いにくく、
またサービスを受けるために特定の手順で複雑なキー操
作をしなければならないとすればその携帯無線方式を用
いる利便性が減る。
【0006】さらに、緊急を要するような場合に、サー
バにアクセスし、あるいはユーザを特定するためのID
番号、パスワードなどユーザを識別し認証を行うための
データを入力する手順の操作をユーザ自身に求めること
は難しい状況にある場合も考えられる。たとえば、ユー
ザが心電図センサを身につけて測定データを送信しよう
とするときは、自身が心臓になんらかの異常を感じた時
であるのが普通であり、いわばユーザにとって緊急事態
が発生したと考える場合であるから、そのようなことが
生ずる場合に、サーバへアクセスするために意識しなが
ら特定手順の操作を求めることは難しい。
【0007】さらに、生体情報として、心電図波形、脈
拍波形などをそのまま携帯無線方式を用いて伝送しよう
とすると、伝送すべき情報が大きく、現在の携帯無線方
式では利用できる帯域が狭いため、すべての情報を収集
して診断を行うことは難しい。このため、伝送すべき情
報を取捨選択するための信号処理装置をユーザ側がも
ち、この信号処理装置を携帯端末に接続して無線回線を
通じてデータの伝送を行う必要があるが、このような信
号処理装置として、可搬型であり、かつインストールさ
れるソフトウエアによって、共通化されかつ生体信号処
理を行うことができる装置が求められる。
【0008】本発明はこのような背景になされたもの
で、遠隔診断サービスを利用するユーザの利便性を向上
させた遠隔診断支援システムを提供することを目的とす
る。本発明は、ユーザの操作が簡単でかつ最少の操作に
より必要なデータが診断等を行うセンター側に伝送する
ことができる遠隔診断支援システムを提供することを目
的とする。また、本発明は、診断の結果、緊急処置など
が必要な場合には、必要な緊急連絡先に連絡を行って即
時支援を行うことができる遠隔診断支援システムを提供
することを目的とする。また本発明は継続的な生体信号
の収集を行うことで慢性的な疾患の早期発見や日常生活
のアドバイスを行うことができる支援システムを提供す
ることを目的とする。また本発明は、共通のソフトウエ
アがインストールされることにより、接続されるセンサ
からの生体信号を処理し、接続される汎用の携帯端末を
介して公衆回線網を介してサーバに対して必要なデータ
を送信することができるモジュールを提供することで、
生体情報伝送における携帯端末の負担を軽減することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、遠隔診断
サービスを提供する遠隔診断支援システムとして、セン
サからの信号を処理するモジュールを携帯端末に接続し
て生体情報の信号処理を行った上、公衆回線網を介して
サーバに接続される遠隔診断支援システムを提案する。
【0010】ここにおいて、このモジュールは、心電図
波形、脈拍波形その他の生体情報の信号処理を行って、
簡易に異常が発生したか否かを判断し、なんらかの異常
が発生していると判断された場合には、接続された携帯
端末を介してサーバに対して測定されたデータを送信
し、サーバの診断手段で診断を行い、その結果をユーザ
に対して返送するとともに、登録された緊急連絡先に緊
急状態の連絡を行う。
【0011】本発明では、システムがユーザを認証する
データとして、ユーザが身につけている識別用タグ、登
録された携帯端末の番号、あるいはユーザ自身の生体情
報をユーザ識別のデータとして用いて、診断サービスを
接続する際の手順を簡略化する。この場合に、モジュー
ルの生体情報処理を行う信号処理手段がこのユーザ識別
のための信号処理機能、例えば波形パターンおよびその
特徴点抽出等の機能の一部を分担し、サーバ側では、ユ
ーザから伝送されたこのデータに基づいて登録されたユ
ーザ識別のためのデータとのマッチング等を行ってユー
ザの識別認証を行う。
【0012】これにより、ユーザは緊急事態の場合でも
サーバ側にデータを送信することができるし、また、細
かい操作に不自由さを感ずるユーザも遠隔診断サービス
を容易に受けることができる。また、ユーザは、小型の
モジュールを携帯端末としての携帯電話の入力ポートに
接続すれば、どこにいても遠隔診断サービスを受けるこ
とができ、その利便性は高まる。
【0013】すなわち、本発明は、ユーザの生体情報を
検出するセンサ手段が接続されたモジュールと、このモ
ジュールからの信号を公衆通信網を介して送信する携帯
端末と、この携帯端末が公衆通信網を介して接続され、
前記携帯端末から送信される生体情報に基づいてユーザ
の健康状態の診断をするサーバとを備えた遠隔生体診断
システムにおいて、前記モジュールは、前記センサから
の生体情報を処理する信号処理手段と、処理された生体
情報の解析を行い正常範囲を越えているかを簡易に判定
する解析手段と、この解析手段で正常範囲を越えている
と判定された場合は、前記センサで収集した信号を送出
して前記携帯端末を介して前記サーバにデータ伝送する
手段とを備え、前記携帯端末は、前記ユーザが前記サー
バへのデータ伝送を指示したときは、前記モジュールか
らのデータを前記サーバに送信するための手順を自動的
に実行する手段を備え、前記サーバは、前記携帯端末か
らアクセスがあったときは、前記伝送されるユーザのデ
ータに基づいて前記ユーザの認証を行うとともに、前記
伝送された生体情報の診断を行い、結果を出力する手段
を備えたことを特徴とする。
【0014】ここで、前記モジュールの信号処理手段
は、前記センサから入力された信号から当該ユーザを特
定するための信号処理を行う手段を含み、前記サーバ
は、前記ユーザからの生体情報の伝送があったとき、当
該ユーザの生体情報からユーザの特定を行って認証を行
うユーザデータ解析手段と、このユーザデータ解析手段
においてユーザの認証を行ったときは、前記ユーザから
の認証に必要な暗証データ入力がなくても診断を行う診
断手段を動作させる手段を含むことがよい。
【0015】また、前記サーバは、前記診断手段により
ユーザの健康状態がよくない場合には、その状態をユー
ザの携帯端末に通知するとともに、緊急連絡先として登
録された宛先に通知を行う手段を備えることがよい。
【0016】さらに、前記モジュールは、前記センサか
ら入力された生体情報を処理するプロセッサ手段とこの
プロセッサ手段を動作させるためのプログラムが蓄積さ
れるメモリ手段とを備え、このメモリ手段は、前記携帯
端末を介して前記サーバからダウンロードしたプログラ
ムが記憶され、前記プログラムは、前記プロセッサ手段
を、生体情報信号処理手段、診断手段として機能させる
ことがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の遠隔診断システムの一構
成例を示す図である。また図2は、携帯端末に接続され
るモジュールの構成の一例を示すブロック図である。
【0019】すなわち、この遠隔診断システムに加入し
てそのサービスを受けるユーザが使用する携帯端末1に
は、センサ3が接続されているモジュール2が接続可能
である。携帯端末1は、公衆通信網4を介してサーバ5
に接続される。
【0020】図2は、モジュール2の構成の一例を示す
ブロック図である。このモジュール2は、センサ3の出
力が入力され、ディジタル信号に変換するA/D変換器
21と、この変換されたディジタル信号にノイズ除去、
波形処理、特徴パラメータの抽出などの各種信号処理を
行う信号処理手段22と、この信号処理されたデータを
用いて、データ解析を行い、ユーザのデータが正常範囲
を越えているか否かを判定する解析手段23と、この解
析用データが蓄積された解析データベース24と、携帯
端末1とのデータの入出力を行うインタフェース手段2
5とを備えている。
【0021】このモジュール2の構成は、ハードウェア
としては、A/D変換器、信号処理および信号解析を行
うディジタルプロセッサ、これら信号処理、信号解析を
プロセッサに実行させるためのプログラムならびにデー
タが記憶されたメモリと、シリアルインタフェース用コ
ネクタとを備えた構成で実現できる。
【0022】なおセンサ3としては、心電用電極、体温
センサ、脈波を検出するセンサ、呼吸を検出するセン
サ、血圧計、あるいは血流から血糖値を非侵襲で測定す
る血糖値センサなどを接続することができる。これらの
生体情報を検出するセンサの出力電気信号を増幅する増
幅器をA/D変換器21の前段に設けてもよい。
【0023】次にサーバ5の機能構成を図3に示して説
明する。図3に示すように、サーバ5は、公衆通信網と
のゲートの機能を果たす入出力手段31、ユーザから伝
送されたユーザデータからユーザを認識識別するととも
にユーザデータを解析するユーザデータ解析手段32、
ユーザごとのデータが蓄積されているデータベースであ
るユーザDB33、診断用のデータあるいは診断アルゴ
リズムが蓄積されているデータベースである診断DB3
4、ユーザデータ解析手段32、あるいはユーザDB3
3からのデータを診断DB34のデータに基づいて診断
を行う診断手段35、この診断結果をユーザあるいは緊
急通知先に通知するためのメッセージを作成し出力する
診断結果通知手段36を備えた構成である。なお、サー
バは、診断対象によりそれぞれ、ユーザデータ解析手段
32、ユーザDB33、診断DB34、診断手段35、
診断結果通知手段36は、診断の対象によってそれぞれ
その内容(データ解析手法、蓄積データ、診断アルゴリ
ズム、メッセージ内容)は異なってくる。
【0024】次に本発明の遠隔診断システムでの診断動
作について図4ないし図6を参照して説明する。
【0025】まず、図4において、ユーザ側のモジュー
ルでの生体情報の処理の動作をフローチャートとして説
明する。なお、この実施例では、心電波形を収集して解
析を行う例で説明する。
【0026】ユーザがセンサ3(心電電極)が接続され
たモジュール2を携帯端末1に接続することによりモジ
ュール2は動作し、センサ3からは心電波形が入力され
る。この心電波形はA/D変換器21によりディジタル
信号に変換され信号処理手段22に入力される。信号処
理手段22は、入力された心電波形データに対して、運
動アーチファクト、計測雑音、基線ドリフト等のノイズ
を除去した後、心電波形を抽出し、波形パターン、特徴
パラメータを抽出する。また、この信号処理手段22で
は、心電波形から、当該ユーザを識別するための特徴パ
ラメータも同時に抽出するものとする。
【0027】このようなユーザを識別するための特徴パ
ラメータの抽出手法としては、ニューラルネット分類手
法を用いて、心電信号の特徴パラメータに基づいて当該
ユーザを識別する方法などがある。
【0028】心電波形の診断に有用な特徴パラメータと
しては、心拍数、STレベル、波形パターンがあり、抽
出されたこれら特徴パラメータを解析データベース24
にある簡易診断解析用のデータと比較して、不整脈発生
などの診断を行う初期簡易解析診断を実行する。この簡
易解析診断は、モジュール2内の解析手段23が解析D
B24のデータを用いて解析信号処理を行うことによ
り、簡易解析診断が行われる。そしてその簡易解析結果
が、正常の範囲であることがわかれば、もとの信号入力
処理に戻る。ここで異常が発見された場合には、サーバ
側にデータを送信するための手順を行って、サーバにデ
ータを転送してサーバの診断を仰ぐ。
【0029】図5は、携帯端末とサーバ間での接続開始
から診断結果伝送までの手順を説明するフローチャート
である。この図5に従って携帯端末とサーバ間でのデー
タ伝送の動作を説明する。
【0030】ユーザがこの診断サービスを受けようとす
るとき、まず、心電電極を皮膚に貼り付け、心電電極が
接続されたモジュール2を携帯端末1に接続する。モジ
ュール2は自動的に心電データを取り込み、信号処理と
簡易診断解析を行う。簡易診断解析において異常が発見
された場合、モジュール2は携帯端末1を介して自動的
にあらかじめ決められたサーバにアクセスし、異常発生
時の前後のデータ、例えば前後数秒間のデータをサーバ
に送信する。異常が発見されない場合にはそのデータは
破棄する。
【0031】サーバは、携帯端末1からの接続要求があ
った場合に、携帯端末1から送信されたデータでユーザ
識別を行ってユーザの認証を行う。モジュール2は、ユ
ーザを識別するための特徴データ、特徴パターンを抽出
して、最初の接続要求において、ユーザID番号ととも
にユーザを識別するための特徴データを送出する。サー
バのユーザデータ解析手段32は、このデータを解析し
て、ユーザを識別して、登録されたユーザであることを
認識したときには、携帯端末1に対してユーザの計測デ
ータを送信するようにACKを返す。これにより、携帯
端末1とサーバ5とが接続され、計測した心電データが
モジュール2からサーバ1にパケット化されて伝送さ
れ、サーバで詳細な診断を行う。携帯端末1は当該デー
タを送信した後は、サーバからの診断結果が送信されて
くるのを待つ。
【0032】図6は、サーバ側の処理動作例を説明する
図である。サーバ5は携帯端末1からアクセスがある
と、ユーザデータ解析手段32は到来したデータからユ
ーザの識別、認証を行って、診断サービスとして登録さ
れたユーザの識別ができたときは、ユーザに対して計測
したデータを送信するようにACKを返して、計測デー
タの送信経路が形成される。携帯端末から計測データが
到来すると、当該データはユーザDB33に記憶される
とともに、診断手段35で診断DB34のデータを用い
て診断を行う。この診断手段35での診断は、大規模デ
ータベースを用いて受信したデータに対して詳細な診断
を行う。
【0033】この診断結果は、ユーザに診断結果として
メッセージを出力する。また、特に緊急事態であると診
断したときは、当該ユーザごとに登録されている連絡
先、例えば担当医の病院に通知を送出する。また、この
とき、緊急事態でない場合であっても、担当医の病院に
受信したデータを送信することが可能である。
【0034】緊急事態の通知を受けた担当医は、ユーザ
に対して指示を行うことができ、またユーザの居所のも
のに対して病院へ搬送するなどの適切な処置をとるよう
に指示することが可能となる。
【0035】本実施例では、ユーザは、心電電極が接続
されたモジュール2を携帯端末1に接続して、直ちに心
電信号を取り込み、データ解析を行って必要な場合にサ
ーバに自動的に接続するので、ユーザが面倒な操作を行
うことなく、測定データを登録されたサーバに送信する
ことができる。
【0036】(第二実施例)本発明の第二の実施例とし
て、センサとして光学センサを用い血管パターンの認識
を行うことでユーザ識別を行う例で説明する。
【0037】光学的手法により、血流動態を非侵襲で検
出し、血中の酸素濃度あるいは血糖値などを測定できる
光学センサが開発されている。このようなセンサとして
は発光ダイオード、あるいはレーザダイオード、フォト
トランジスタを用いるものが知られています。また、血
管パターンを検出するようなものとして、CCDセンサ
を使ったセンサが知られている。このような2種類の光
学センサが搭載されたセンサ装置をモジュール2に接続
することにより、血流の酸素濃度、血糖値のデータとユ
ーザの血管パターンのデータとをモジュール2に取り込
むことが可能である。
【0038】上述のCCDセンサから取り込んだ血管パ
ターンにより個人識別を行うことで、サーバはユーザの
認証を行い、また別の光学センサが採取した生体情報
(この場合、例えば血糖値、ヘモグロビン値、酸素濃度
等)をサーバに伝送し、診断を行うことで、その診断結
果の転送、データの担当医への転送、緊急連絡を行うこ
とが可能である。
【0039】この場合、サーバへのアクセスは、第一実
施例に記載されたシーケンスと同じように、ユーザ識別
を行うための情報として、血管パターンのデータをサー
バに伝達することで、ユーザ側の操作を少なくしてサー
バでユーザを認証して、診断用データの転送を行うよう
にする。
【0040】(第三実施例)次に、ユーザ識別について
別の実施例を説明する。一般に遠隔生体情報収集システ
ムで生体情報を収集し、診断を行う場合、ユーザはなん
らかの疾患をもっており、常時あるいは適切な時間帯に
生体情報の計測を必要とする場合である。この場合、ユ
ーザは疾患があって病院へ通院中、あるいは監視の必要
がある状態であるから、ユーザに、個人識別のためのタ
グをもたせ、それを使って遠隔診断の場合の個人識別を
行うことができる。
【0041】この場合、タグは、ユーザの皮膚に貼り付
けられた絆創膏のような超小型の発振器など、あるいは
個人識別コードが記憶され、Bluetooth機能を備えた携
帯端末から遠隔に読出可能なIC等をユーザが常に保持
していれば、この発振器やICを用いて個人識別を行う
ことが可能である。
【0042】このときのサーバへのアクセス動作を説明
する。
【0043】ユーザがセンサを体に取付け、モジュール
2を携帯端末1に接続すると、生体信号が自動的に収集
され、簡易診断解析を行う。異常が認められた場合にサ
ーバへの接続手順が開始される。まず、登録されたサー
バアドレスに対して発呼を行い、サーバからの応答信号
に応じて、ユーザを識別する識別情報としてのID番号
ならびにユーザの認証を行うための認証情報が、モジュ
ールを介して予めユーザの体表に貼り付けられた発振器
やICを介して非接触で取り出され、この取り出された
ユーザの情報は、携帯端末1からサーバ5に送られる。
サーバ5は、送られてきたユーザを識別する情報に基づ
いて、ユーザデータ解析手段で、ユーザを識別し、当該
ユーザのユーザDBに伝送されたデータを記憶させると
ともに、診断手段35によって、ユーザの健康状態を診
断し、その診断結果をユーザに通知する。また必要があ
る場合は、緊急通報を行うとともに、登録されている担
当医等に連絡する。また、診断結果のデータを担当医の
もとへ転送することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、ユ
ーザは遠隔診断サービスを受ける場合に、操作が不要で
あり、緊急時においても必要なデータを診断を行うセン
ター側に自動的に送信することができる。特にユーザ識
別認証のために複雑な操作手順を必要としないため、緊
急時、あるいは操作が不慣れであったり、操作がしがた
い高齢者でも利用可能である効果がある。また、センタ
ー側も送られたデータに基づいて適切な処置の指示ある
いは緊急連絡を行うことができる。
【0045】また、ユーザはモジュールとセンサとを常
時可搬していれば、携帯通信手段を用いることで必要な
時にサーバにアクセスし、診断を受けることができるの
で、場所時間等の制約なく継続的な遠隔健康管理サービ
スを受けることができる。また、診断サービスを提供す
るセンター側では、継続的にユーザの健康管理に関する
データを収集して、それに基づいてユーザに対して的確
なアドバイス、緊急時の連絡等を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔診断システムの構成例を示す図。
【図2】モジュールの機能構成の例を示す図。
【図3】サーバの機能構成の例を示す図。
【図4】モジュールの動作を説明するフローチャート。
【図5】携帯端末とサーバとの接続データ転送手順を説
明するフローチャート。
【図6】サーバの診断処理手順を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 モジュール 3 センサ 4 公衆通信網 5 サーバ 21 A/D変換器 22 信号処理手段 23 解析手段 24 解析DB 25 インタフェース手段 31 入出力手段 32 ユーザデータ解析手段 33 ユーザDB 34 診断DB 35 診断手段 36 診断結果通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勅使河原 可海 東京都八王子市丹木町1−236 創価大学 工学部内 (72)発明者 楊 金宇 東京都新宿区西落合1丁目31番4号 日本 光電工業株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK12 KK19 LL12 MM06 MM07 NN01 PP04 RR12 SS07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの生体情報を検出するセンサ手段
    が接続されたモジュールと、このモジュールからの信号
    を公衆通信網を介して送信する携帯端末と、この携帯端
    末が公衆通信網を介して接続され、前記携帯端末から送
    信される生体情報に基づいてユーザの健康状態の診断を
    するサーバとを備え、 前記モジュールは、前記センサからの生体情報を処理す
    る信号処理手段と、処理された生体情報の解析を行い正
    常範囲を越えているかを簡易に判定する解析手段と、こ
    の解析手段で正常範囲を越えていると判定された場合
    は、前記センサで収集した信号を送出して前記携帯端末
    を介して前記サーバにデータ伝送する手段とを備え、 前記携帯端末は、前記ユーザが前記サーバへのデータ伝
    送を指示したときは、前記モジュールからのデータを前
    記サーバに送信するための手順を自動的に実行する手段
    を備え、 前記サーバは、前記携帯端末からアクセスがあったとき
    は、前記伝送されるユーザのデータに基づいて前記ユー
    ザの認証を行うとともに、前記伝送された生体情報の診
    断を行い、結果を出力する手段を備えたことを特徴とす
    る遠隔診断支援システム。
  2. 【請求項2】 前記モジュールの信号処理手段は、前記
    センサから入力された信号から当該ユーザを特定するた
    めの信号パターン処理を行う手段を含み、 前記サーバは、前記ユーザからの生体情報の伝送があっ
    たとき、当該ユーザの生体情報からユーザの特定を行っ
    て認証を行うユーザデータ解析手段と、このユーザデー
    タ解析手段においてユーザの認証を行ったときは、前記
    ユーザからの認証に必要な暗証データ入力がなくても診
    断を行う診断手段を動作させる手段を含む請求項1記載
    の遠隔診断支援システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記診断手段によりユー
    ザの健康状態がよくない場合には、その状態をユーザの
    携帯端末に通知するとともに、緊急連絡先として登録さ
    れた宛先に通知を行う手段を備えた請求項2記載の遠隔
    診断支援システム。
  4. 【請求項4】 前記モジュールは、前記センサから入力
    された生体情報を処理するプロセッサ手段とこのプロセ
    ッサ手段を動作させるためのプログラムが蓄積されるメ
    モリ手段とを備え、 このメモリ手段は、前記携帯端末を介して前記サーバか
    らダウンロードしたプログラムが記憶され、 前記プログラムは、前記プロセッサ手段を、生体情報信
    号処理手段、診断手段として機能させる請求項1ないし
    3のいずれか記載の遠隔診断支援システム。
JP2002106676A 2002-04-09 2002-04-09 遠隔診断支援システム Pending JP2003299624A (ja)

Priority Applications (1)

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