JP2001344347A - ネットワーク・メディカルケア・システム - Google Patents
ネットワーク・メディカルケア・システムInfo
- Publication number
- JP2001344347A JP2001344347A JP2000204356A JP2000204356A JP2001344347A JP 2001344347 A JP2001344347 A JP 2001344347A JP 2000204356 A JP2000204356 A JP 2000204356A JP 2000204356 A JP2000204356 A JP 2000204356A JP 2001344347 A JP2001344347 A JP 2001344347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medical
- medical care
- hospital
- care center
- hospitals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、医療カルテは病院毎に作成され外部には
公開されないため、一人の患者の治療歴に対する病院間
の相互理解がないために、適切な治療が施されなかった
り、医療ミス等の疑惑をもたれる原因となってきた。ま
た、緊急時の自治体や消防庁の救急医療サービスはある
ものの迅速性や適切性が十分なものとは言い難い面があ
る。 【解決手段】(1)病院間をネットワークで結ぶことに
より患者に対するカルテを共有化し、患者の治療歴をど
の病院でも見ることができるようにして適切な治療を施
せるようにする。 (2)患者(契約利用者)とメディカルケアセンターを
インターネットでつなぐ医療・介護エキスパートシステ
ムを構築し適切かつ迅速な医療判断、救急措置ができる
ようにする。
公開されないため、一人の患者の治療歴に対する病院間
の相互理解がないために、適切な治療が施されなかった
り、医療ミス等の疑惑をもたれる原因となってきた。ま
た、緊急時の自治体や消防庁の救急医療サービスはある
ものの迅速性や適切性が十分なものとは言い難い面があ
る。 【解決手段】(1)病院間をネットワークで結ぶことに
より患者に対するカルテを共有化し、患者の治療歴をど
の病院でも見ることができるようにして適切な治療を施
せるようにする。 (2)患者(契約利用者)とメディカルケアセンターを
インターネットでつなぐ医療・介護エキスパートシステ
ムを構築し適切かつ迅速な医療判断、救急措置ができる
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】インターネット技術 データ暗号化技術 画像・音声通信技術 最短経路検索技術 医療用エキスパートシステム構築技術 位置検索システム
【0002】
【従来の技術】従来は、患者の手術情報、治療情報、投
薬情報(カルテ)が病院・医院内だけで利用されてお
り、その結果として医療ミスの隠匿や保険点数過剰請求
の温床となっている。また救急医療サービスについて
は、各自治体で行われている救急医療サービスがある
が、家族の判断で救急車を選択したり、病院を指定した
い希望などがあり迅速さという点で、本件に劣ってい
る。
薬情報(カルテ)が病院・医院内だけで利用されてお
り、その結果として医療ミスの隠匿や保険点数過剰請求
の温床となっている。また救急医療サービスについて
は、各自治体で行われている救急医療サービスがある
が、家族の判断で救急車を選択したり、病院を指定した
い希望などがあり迅速さという点で、本件に劣ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)迅速且つ正確な
人命救助システムの構築。 (2)契約利用者との間の安価なネットワークの構築。 (3)一刻を争う人命救助における人為的ミスの防止。 (4)病院や医院の保険点数過剰請求の防止。
人命救助システムの構築。 (2)契約利用者との間の安価なネットワークの構築。 (3)一刻を争う人命救助における人為的ミスの防止。 (4)病院や医院の保険点数過剰請求の防止。
【0004】
【問題を解決する為の手段】(1)契約利用者の状況や
症状をコンピュータのエキスパートシステムが処理する
ことにより確実な判断を行う事ができ、迅速且つ正確な
人命救助が保証される。 (2)契約利用者とメディカルケアセンターとの間をイ
ンターネットでつなぐことにより、インフラの整備の為
に特別のネットワークを構築する必要がなく安価であ
る。 (3)カルテデータベースに基づくエキスパートシステ
ムに支援された判断となるため、人為的ミスが防止され
る。 (4)病院・医院間で共有のカルテデータベースを使用
するため、不正な保険請求を牽制できる。
症状をコンピュータのエキスパートシステムが処理する
ことにより確実な判断を行う事ができ、迅速且つ正確な
人命救助が保証される。 (2)契約利用者とメディカルケアセンターとの間をイ
ンターネットでつなぐことにより、インフラの整備の為
に特別のネットワークを構築する必要がなく安価であ
る。 (3)カルテデータベースに基づくエキスパートシステ
ムに支援された判断となるため、人為的ミスが防止され
る。 (4)病院・医院間で共有のカルテデータベースを使用
するため、不正な保険請求を牽制できる。
【0005】
【発明の実施の形態】(1)インターネットにて、契約
利用者のコンピュータ端末のローカルなメディカルケア
・エキスパートシステムを起動させる。 (2)契約利用者が症状・状況を入力する。 (3)契約利用者の入力に基づき、コンピュータ端末の
メディカルケア・エキスパートシステムが応急処置を指
示する。同時に契約利用者の要望やエキスパートシステ
ムが判断した緊急度によって自動的にインターネットを
通じメディカルケアセンターと接続する。 (4)緊急度が低いものについて、通院で済むものは適
切な病院を示唆する。また、緊急度が高いと判断される
ものや契約利用者が希望するものについては、メディカ
ルケアセンターに待機している医師と画像・音声を介し
て診断を受けることができる。 (5)(4)の結果、病院・救急車の手配が必要とされ
る場合は、患者のカルテデータベースの検索を行いメデ
ィカルケアセンターに待機している医師の支援を受けて
搬入する病院を決め、病院への連絡、契約利用者を運ぶ
最適な救急車を選択し、救急車への連絡をコンピュータ
が自動的に行う。 (6)(5)でコンピュータが病院・救急車に連絡をと
る間、メディカルケアセンターに待機している医師は契
約利用者に対して適切な応急処置の指示を与える。
利用者のコンピュータ端末のローカルなメディカルケア
・エキスパートシステムを起動させる。 (2)契約利用者が症状・状況を入力する。 (3)契約利用者の入力に基づき、コンピュータ端末の
メディカルケア・エキスパートシステムが応急処置を指
示する。同時に契約利用者の要望やエキスパートシステ
ムが判断した緊急度によって自動的にインターネットを
通じメディカルケアセンターと接続する。 (4)緊急度が低いものについて、通院で済むものは適
切な病院を示唆する。また、緊急度が高いと判断される
ものや契約利用者が希望するものについては、メディカ
ルケアセンターに待機している医師と画像・音声を介し
て診断を受けることができる。 (5)(4)の結果、病院・救急車の手配が必要とされ
る場合は、患者のカルテデータベースの検索を行いメデ
ィカルケアセンターに待機している医師の支援を受けて
搬入する病院を決め、病院への連絡、契約利用者を運ぶ
最適な救急車を選択し、救急車への連絡をコンピュータ
が自動的に行う。 (6)(5)でコンピュータが病院・救急車に連絡をと
る間、メディカルケアセンターに待機している医師は契
約利用者に対して適切な応急処置の指示を与える。
【0006】
【発明の効果】(1)病院間におけるカルテの共有化に
より他の病院での治療記録が分かり、より効果的な治療
が可能となる。 (2)現行のシステムより迅速且つ正確な人命救助シス
テムが保証され、初動の遅れが回避され、理想的な早期
治療が可能となる。 (3)カルテを病院間で共有化していることにより不正
な保険請求、医療ミスの隠匿を防ぐことができる。
より他の病院での治療記録が分かり、より効果的な治療
が可能となる。 (2)現行のシステムより迅速且つ正確な人命救助シス
テムが保証され、初動の遅れが回避され、理想的な早期
治療が可能となる。 (3)カルテを病院間で共有化していることにより不正
な保険請求、医療ミスの隠匿を防ぐことができる。
【図1】病院の端末をネットワークで結び、カルテデー
タベースを共有する模式図を示したものである。
タベースを共有する模式図を示したものである。
【図2】契約利用者とメディカルケアセンターをインタ
ーネットで結んだ医療・介護エキスパートシステムを構
成する模式図を示したものである。
ーネットで結んだ医療・介護エキスパートシステムを構
成する模式図を示したものである。
【図3】契約利用者を医療・介護エキスパートシステム
を通して病院間ネットワークとつなぐことにより総合的
なネットワーク・メディカルケア・システムを構成する
模式図を示したものである。
を通して病院間ネットワークとつなぐことにより総合的
なネットワーク・メディカルケア・システムを構成する
模式図を示したものである。
a:契約利用者用端末 b:医療エキスパートシステム用ローカルデータベース c:契約利用者住所データベース d:病院情報データベース e:共有カルテデータベース f1、f2、・・・、fn:病院設置端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹木 智 埼玉県大宮市三橋二丁目658−5 (72)発明者 柿木 剛 埼玉県越谷市蒲生寿町2−10−C508 Fターム(参考) 5K033 AA09 BA02 BA08 BA17 CB01 CB08 DA01 DA06 DB19 DB20 EA06 EA07
Claims (3)
- 【請求項1】病院や医院間をネットワークで結びカルテ
データベースを病院医院間で共有することで入院患者、
通院患者が転院した時でも転院先の病院や医院から既往
歴、手術歴、治療歴、投薬歴を参照することができるよ
うになり、より効果的な治療ができるようになる。さら
に既往歴、手術歴、治療歴等を参照できる事で患者にア
レルギー体質等がある場合間違った投薬をするような医
療ミスを減らすことができるようになる。また、公の手
術記録や治療記録・投薬記録が残るようになり医療ミス
の疑い等があった場合原因が突きとめやすくなったり、 病院や医院の虚偽の過剰保険点数請求を行いにくくする
効果がある。 - 【請求項2】契約利用者とメディカルケアセンターをイ
ンターネットで結んだ医療・介護エキスパートシステム
を構築することで、契約利用者が体調不良である場合や
怪我等の緊急事態の場合にコンピュータ端末を使い必要
な情報を入力すると、 必要な応急処置が分かり、状況によってはメディカルケ
アセンターにテレビカメラを通した画像・音声でつなが
り、メディカルケアセンターに待機しているコンピュー
タエキスパートシステムに支援された医師によって、よ
り適切かつ精密な応急処置の指示や判断が下され、救急
車の手配やメディカルケアセンター直轄の救急車の派遣
がなされる。 - 【請求項3】2のメディカルケアセンターのコンピュー
タに、契約利用者住所情報データベース(コンピュータ
端末が携帯端末の場合は契約利用者のコンピュータ端末
位置検索システム)、救急車の位置検索システム、各病
院の所在地及び専門領域と受け入れの可否(病院情報)
データベースを配備しておくことで、救急車に契約利用
者に到達することができる最短最適経路、契約利用者を
運び込むべき最適の病院及び最短最適経路を指示するこ
とができる。また、メディカルケアセンターのコンピュ
ータを1のカルテデータベースのサーバーとし病院・医
院間のネットワークに接続しておくことで、メディカル
ケアセンターに待機している医師の判断をより正確なも
のにし、契約利用者を運び込むべき病院に事前にネット
ワークを通じ連絡することにより必要な処置をすぐに行
えるように準備をさせることができる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204356A JP2001344347A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | ネットワーク・メディカルケア・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204356A JP2001344347A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | ネットワーク・メディカルケア・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344347A true JP2001344347A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18701627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000204356A Pending JP2001344347A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | ネットワーク・メディカルケア・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344347A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287961A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Fujitsu Ltd | 病名診断システムおよび患者マシン |
WO2008068914A1 (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-12 | Wise Solutions Inc. | 電子カルテ情報生成装置、電子カルテ情報生成方法、および電子カルテ情報生成プログラム |
CN102999878A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-03-27 | 徐州医学院 | 一种医疗智能系统 |
US9280685B2 (en) | 2006-12-08 | 2016-03-08 | Johnnie R. Jackson | System and method for portable medical records |
CN114898892A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-08-12 | 北京福乐云数据科技有限公司 | 基于物联网系统的基层医共体医疗机构感染风险控制方法 |
CN117393133A (zh) * | 2023-12-11 | 2024-01-12 | 厦门大学附属心血管病医院(厦门市心脏中心) | 一种基于推理的住院患者急救抢救信息化管理系统 |
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000204356A patent/JP2001344347A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287961A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Fujitsu Ltd | 病名診断システムおよび患者マシン |
WO2008068914A1 (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-12 | Wise Solutions Inc. | 電子カルテ情報生成装置、電子カルテ情報生成方法、および電子カルテ情報生成プログラム |
JPWO2008068914A1 (ja) * | 2006-12-08 | 2010-03-18 | ワイズ・ソリューション株式会社 | 電子カルテ情報生成装置、電子カルテ情報生成方法、および電子カルテ情報生成プログラム |
US9280685B2 (en) | 2006-12-08 | 2016-03-08 | Johnnie R. Jackson | System and method for portable medical records |
CN102999878A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-03-27 | 徐州医学院 | 一种医疗智能系统 |
CN114898892A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-08-12 | 北京福乐云数据科技有限公司 | 基于物联网系统的基层医共体医疗机构感染风险控制方法 |
CN114898892B (zh) * | 2021-12-30 | 2024-02-13 | 北京福乐云科技有限公司 | 基于物联网系统的基层医共体医疗机构感染风险控制方法 |
CN117393133A (zh) * | 2023-12-11 | 2024-01-12 | 厦门大学附属心血管病医院(厦门市心脏中心) | 一种基于推理的住院患者急救抢救信息化管理系统 |
CN117393133B (zh) * | 2023-12-11 | 2024-02-20 | 厦门大学附属心血管病医院(厦门市心脏中心) | 一种基于推理的住院患者急救抢救信息化管理系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10842378B2 (en) | Digital healthcare practice system for digital citizens | |
JP6219417B2 (ja) | 地域密着型応答システム | |
US20170011194A1 (en) | Connection Of Disparate Medical Personnel Networks And Associated Messaging In A Telemedicine System | |
JP6052875B2 (ja) | 救急医療管制支援システム及びサーバ並びに携帯端末 | |
JP3703757B2 (ja) | 緊急医療情報提供方法および緊急医療情報提供システム | |
US20080215373A1 (en) | System and method for aggregating and providing subscriber medical information to medical units | |
Shah et al. | High-intensity telemedicine decreases emergency department use by senior living community residents | |
Lubens | Journalists and public health professionals: Challenges of a symbiotic relationship | |
JP2003187003A (ja) | 緊急医療提供方法 | |
Khan et al. | The use of telemedicine in Bangladesh during COVID-19 pandemic | |
TWI776105B (zh) | 個人醫療資訊系統 | |
JP2001344347A (ja) | ネットワーク・メディカルケア・システム | |
JP2002049693A (ja) | 病気のチェックシステム | |
CN110931118A (zh) | 一种急救系统和方法 | |
JP2011028330A (ja) | 医療情報システム及びプログラム | |
WO2020181299A2 (en) | Display used to electronically document patient information and chart patient care | |
JP2006276922A (ja) | 救急システムおよび患者情報共有方法 | |
Marchbein | The response to Ebola—looking back and looking ahead: the 2015 Lasker-Bloomberg Public Service Award | |
WO2003096246A1 (fr) | Systeme de soins medicaux et procede de prise en charge de soins medicaux | |
Australia | About ambulances in Australia | |
JP7012373B2 (ja) | 救急搬送システム | |
US20230230189A1 (en) | An integrated end to end system and method for accident and medical emergency response | |
WO2022249434A1 (ja) | サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及び記憶媒体 | |
JPH10134119A (ja) | 医療システム | |
JP2003296444A (ja) | 医療情報管理装置 |