JP2003185988A - 撮像デバイスを備えた表示装置、該表示装置を含む端末装置及び双方向対話型システム - Google Patents
撮像デバイスを備えた表示装置、該表示装置を含む端末装置及び双方向対話型システムInfo
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- JP2003185988A JP2003185988A JP2001383156A JP2001383156A JP2003185988A JP 2003185988 A JP2003185988 A JP 2003185988A JP 2001383156 A JP2001383156 A JP 2001383156A JP 2001383156 A JP2001383156 A JP 2001383156A JP 2003185988 A JP2003185988 A JP 2003185988A
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- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる用途への効果的な適用を目的として2
つの表示状態を選択的に切り替えられる構造を備えた表
示装置等を提供する。 【解決手段】 当該表示装置(1)は、表示パネル(10)を
支持する筐体(15)内に撮像デバイス(30)が設けられると
ともに、この撮像デバイス(30)の撮像方向には、該表示
パネル(10)の一部を構成する光透過切替型デバイス(20)
が設けられている。光透過切替型デバイス(20)は、光を
透過する第1表示状態と表示パネル(10)とともにパター
ンの一部を表示する第2表示状態とが切替可能な構造を
備える。これにより、表示パネル(10)前面に位置する対
話者に対して筐体(15)内に設置された撮像デバイス(30)
が確認できる状態とできない状態が実現される。
つの表示状態を選択的に切り替えられる構造を備えた表
示装置等を提供する。 【解決手段】 当該表示装置(1)は、表示パネル(10)を
支持する筐体(15)内に撮像デバイス(30)が設けられると
ともに、この撮像デバイス(30)の撮像方向には、該表示
パネル(10)の一部を構成する光透過切替型デバイス(20)
が設けられている。光透過切替型デバイス(20)は、光を
透過する第1表示状態と表示パネル(10)とともにパター
ンの一部を表示する第2表示状態とが切替可能な構造を
備える。これにより、表示パネル(10)前面に位置する対
話者に対して筐体(15)内に設置された撮像デバイス(30)
が確認できる状態とできない状態が実現される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遠隔地間での画
面上に表示される相手側対話者像を見ながら間接的に視
線一致状態を実現するための構造を備えた双方向対話型
システムに適用可能であって、選択的に表示状態の切り
替えを行う表示装置等に関するものである。
面上に表示される相手側対話者像を見ながら間接的に視
線一致状態を実現するための構造を備えた双方向対話型
システムに適用可能であって、選択的に表示状態の切り
替えを行う表示装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地の対話者間で互いに相手側
対話者の映像を互いに視線一致した状態でモニタに表示
しながらカウンセリング等の親密な対話を実現する双方
向対話型システムが提案されている。特に、視線一致技
術には種々の技術が提案されており、例えば特許第30
74677号には、相手側対話者像が表示されるモニタ
前面の所定位置にCCDカメラのような撮像デバイスを
配置することにより視線一致を実現している。また、特
許第3074678号には、表示される相手側対話者像
の頭部に撮像デバイスが埋め込まれた表示装置が提案さ
れている。このように、表示装置内に撮像デバイスを埋
め込むことにより、モニタ前面に撮像デバイスが配置さ
れる構成よりも、モニタ前方に位置する対話者は、より
撮像装置の存在を意識することなく対話に専念すること
が可能になる。
対話者の映像を互いに視線一致した状態でモニタに表示
しながらカウンセリング等の親密な対話を実現する双方
向対話型システムが提案されている。特に、視線一致技
術には種々の技術が提案されており、例えば特許第30
74677号には、相手側対話者像が表示されるモニタ
前面の所定位置にCCDカメラのような撮像デバイスを
配置することにより視線一致を実現している。また、特
許第3074678号には、表示される相手側対話者像
の頭部に撮像デバイスが埋め込まれた表示装置が提案さ
れている。このように、表示装置内に撮像デバイスを埋
め込むことにより、モニタ前面に撮像デバイスが配置さ
れる構成よりも、モニタ前方に位置する対話者は、より
撮像装置の存在を意識することなく対話に専念すること
が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、上述のよ
うな視線一致を志向した従来の表示装置について検討し
た結果、以下のような課題を発見した。すなわち、特許
第3074678号に示されたような撮像デバイス埋め
込み型表示装置は、構造上、対話者に正対するモニタ画
面上に撮像デバイスの一部を露出する穴が設けられる。
通常、撮像用のこの穴は、対話者自身がモニタ上に表示
される相手側対話者像に注目することによりその存在を
意識することなく対話が成立するという実験結果に基づ
いて採用されている。
うな視線一致を志向した従来の表示装置について検討し
た結果、以下のような課題を発見した。すなわち、特許
第3074678号に示されたような撮像デバイス埋め
込み型表示装置は、構造上、対話者に正対するモニタ画
面上に撮像デバイスの一部を露出する穴が設けられる。
通常、撮像用のこの穴は、対話者自身がモニタ上に表示
される相手側対話者像に注目することによりその存在を
意識することなく対話が成立するという実験結果に基づ
いて採用されている。
【0004】しかしながら、確かに遠隔地間で視線一致
状態を維持しながらカウンセリングや家庭学習等の親密
な対話を行っている最中であれば、このような撮像用の
穴の存在は何ら対話進行の障害とはならないが、表示装
置の一般的な用途を考えると、各家庭に普及しているパ
ーソナルコンピュータ等の表示装置としての利用は無視
できない。このように、従来の表示装置を1対1の遠隔
対話以外への適用を考えた場合、例えばワープロ入力、
web検索等の一般的な用途では、画面全体に注意がい
くため、撮像用に設けられた穴の存在は、逆に文字や映
像の表示障害(一部が表示できない)となるという課題
があった。
状態を維持しながらカウンセリングや家庭学習等の親密
な対話を行っている最中であれば、このような撮像用の
穴の存在は何ら対話進行の障害とはならないが、表示装
置の一般的な用途を考えると、各家庭に普及しているパ
ーソナルコンピュータ等の表示装置としての利用は無視
できない。このように、従来の表示装置を1対1の遠隔
対話以外への適用を考えた場合、例えばワープロ入力、
web検索等の一般的な用途では、画面全体に注意がい
くため、撮像用に設けられた穴の存在は、逆に文字や映
像の表示障害(一部が表示できない)となるという課題
があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、遠隔地対話のような特殊用
途の他、ワープロ入力などの一般的用途にも十分に適用
可能なように、2つの表示状態を目的に合わせて切替可
能な構造を備えた表示装置、該表示装置を含む端末装
置、及び該端末装置を含む双方向対話型システムを提供
することを目的としている。
ためになされたものであり、遠隔地対話のような特殊用
途の他、ワープロ入力などの一般的用途にも十分に適用
可能なように、2つの表示状態を目的に合わせて切替可
能な構造を備えた表示装置、該表示装置を含む端末装
置、及び該端末装置を含む双方向対話型システムを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表示装置
は、遠隔地間での画面上に表示される相手側対話者像を
見ながら間接的に視線一致を可能にする構造を備えた双
方向対話型システムにおける端末装置の表示装置に適用
可能であって、その使用目的に応じて選択的に表示状態
の切り替えを行うための構造を備える。
は、遠隔地間での画面上に表示される相手側対話者像を
見ながら間接的に視線一致を可能にする構造を備えた双
方向対話型システムにおける端末装置の表示装置に適用
可能であって、その使用目的に応じて選択的に表示状態
の切り替えを行うための構造を備える。
【0007】具体的に、当該表示装置は、所定パターン
を表示するための液晶パネル、プラズマパネル等の平面
表示パネルと、該表示パネルの少なくとも一部を構成す
る光透過切替型表示デバイスと、該表示パネルを支持す
る筐体と、CCDカメラ等の撮像デバイスとを備える。
を表示するための液晶パネル、プラズマパネル等の平面
表示パネルと、該表示パネルの少なくとも一部を構成す
る光透過切替型表示デバイスと、該表示パネルを支持す
る筐体と、CCDカメラ等の撮像デバイスとを備える。
【0008】上記光透過切替型表示デバイスは、上記表
示パネル全面を構成してもよいが、少なくとも、該表示
パネル上に表示される相手側対話者像の頭部付近に位置
するよう、該表示パネルの中心から外れた位置に配置さ
れる。また、この光透過切替型デバイスでは、視線一致
状態での遠隔地対話時の使用に適した、光を透過する第
1表示状態と、一般的なワープロ入力時等の使用に適し
た、上記表示パネルとともに文字等の所定パターン一部
を表示する第2表示状態とが切替可能な構造を備える。
示パネル全面を構成してもよいが、少なくとも、該表示
パネル上に表示される相手側対話者像の頭部付近に位置
するよう、該表示パネルの中心から外れた位置に配置さ
れる。また、この光透過切替型デバイスでは、視線一致
状態での遠隔地対話時の使用に適した、光を透過する第
1表示状態と、一般的なワープロ入力時等の使用に適し
た、上記表示パネルとともに文字等の所定パターン一部
を表示する第2表示状態とが切替可能な構造を備える。
【0009】一方、上記筐体内に設置される撮像デバイ
スは、第1表示状態における上記光透過切替型デバイス
を介して表示パネル前面に位置する対話者を撮像するた
め、該光透過切替型表示デバイスを透過した光が到達す
る領域に位置するよう筐体によって支持されている。な
お、筐体は、この撮像デバイスを支持するとともに、該
撮像デバイスの撮像方向を変更するための角度調節構造
を備えるのが好ましい。
スは、第1表示状態における上記光透過切替型デバイス
を介して表示パネル前面に位置する対話者を撮像するた
め、該光透過切替型表示デバイスを透過した光が到達す
る領域に位置するよう筐体によって支持されている。な
お、筐体は、この撮像デバイスを支持するとともに、該
撮像デバイスの撮像方向を変更するための角度調節構造
を備えるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る表示装置等
の各実施形態を、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
なお、図面の説明において同一部位には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
の各実施形態を、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
なお、図面の説明において同一部位には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0011】この発明は、遠隔地間での画面上に表示さ
れる相手側対話者像を見ながら間接的に視線一致を可能
にする構造を備えた、例えば特許第3074677号記
載の双方向対話型システムに適用可能であって、表示状
態を切り替えることにより、該双方向対話型システムに
おける端末装置のような特殊用途に適用可能になるだけ
でなく、ワープロ入力などの一般的用途にも十分に適用
可能になる。
れる相手側対話者像を見ながら間接的に視線一致を可能
にする構造を備えた、例えば特許第3074677号記
載の双方向対話型システムに適用可能であって、表示状
態を切り替えることにより、該双方向対話型システムに
おける端末装置のような特殊用途に適用可能になるだけ
でなく、ワープロ入力などの一般的用途にも十分に適用
可能になる。
【0012】図1は、この発明に係る表示装置における
第1表示状態を示す図であって、具体的には上記特許第
3074677号の各端末装置に設けられた表示装置に
適用された対話進行中の表示状態を示している。
第1表示状態を示す図であって、具体的には上記特許第
3074677号の各端末装置に設けられた表示装置に
適用された対話進行中の表示状態を示している。
【0013】図1に示されたように、双方向対話型シス
テムを利用した遠隔地間の視線一致した状態における対
話では、各対話者には、表示パネル10上に相手側対話
者像を表示するウィンドウ11の他、例えばリアルタイ
ム文字入力を可能にする入力ウィンドウ12が表示され
る。特に、相手側対話者像が表示された像ウィンドウ1
1は、撮像デバイスであるCCDカメラ30の撮像用窓
20(光透過切替型デバイスの光入射面に相当)と該相
手側対話者の頭部が重なるように配置される。なお、撮
像窓20の位置は、表示パネル10に表示される相手側
対話者像の頭部に実質的に一致するよう、該表示派練り
10の中心から外れた位置であるのが好ましい。また、
視線一致のためのカメラと対話者像の位置関係は、上記
特許第3074677号や特許第3074678号に詳
細に説明されている。加えて、表示パネル10上に表示
される相手側対話者像(ウィンドウ11)が小さい場合
には、必ずしも該CCDカメラ30と相手側対話者像の
頭部が重なっている必要はない。むしろ相手側対話者の
頭部を含む顔がCCDカメラ30の撮像窓20の存在に
より表示されなくなり該相手側対話者の表情が見にくく
なる。上述のように視線一致の条件は視差角3°の領域
内にCCDカメラ30と相手側対話者像の目が存在する
ことであり、具体的に画面から50cm離れた位置で約
3cm程度である。したがって、この範囲内であればC
CDカメラ30と相手側対話者像の頭部をずらしても視
線一致状態は維持される。
テムを利用した遠隔地間の視線一致した状態における対
話では、各対話者には、表示パネル10上に相手側対話
者像を表示するウィンドウ11の他、例えばリアルタイ
ム文字入力を可能にする入力ウィンドウ12が表示され
る。特に、相手側対話者像が表示された像ウィンドウ1
1は、撮像デバイスであるCCDカメラ30の撮像用窓
20(光透過切替型デバイスの光入射面に相当)と該相
手側対話者の頭部が重なるように配置される。なお、撮
像窓20の位置は、表示パネル10に表示される相手側
対話者像の頭部に実質的に一致するよう、該表示派練り
10の中心から外れた位置であるのが好ましい。また、
視線一致のためのカメラと対話者像の位置関係は、上記
特許第3074677号や特許第3074678号に詳
細に説明されている。加えて、表示パネル10上に表示
される相手側対話者像(ウィンドウ11)が小さい場合
には、必ずしも該CCDカメラ30と相手側対話者像の
頭部が重なっている必要はない。むしろ相手側対話者の
頭部を含む顔がCCDカメラ30の撮像窓20の存在に
より表示されなくなり該相手側対話者の表情が見にくく
なる。上述のように視線一致の条件は視差角3°の領域
内にCCDカメラ30と相手側対話者像の目が存在する
ことであり、具体的に画面から50cm離れた位置で約
3cm程度である。したがって、この範囲内であればC
CDカメラ30と相手側対話者像の頭部をずらしても視
線一致状態は維持される。
【0014】図2は、この発明に係る撮像デバイス内蔵
型表示装置の断面構造を示す図であり、具体的には図1
中のI−I線に沿った図1の表示装置の断面構造を示す
図である。図2に示されたように、この発明に係る表示
装置1は、所定パターンを表示するための液晶パネル、
プラズマパネル等の平面表示パネル10と、該表示パネ
ル10の少なくとも一部を構成する光透過切替型表示デ
バイス20と、該表示パネル10を支持する筐体15
と、CCDカメラ等の撮像デバイス30とを備える。
型表示装置の断面構造を示す図であり、具体的には図1
中のI−I線に沿った図1の表示装置の断面構造を示す
図である。図2に示されたように、この発明に係る表示
装置1は、所定パターンを表示するための液晶パネル、
プラズマパネル等の平面表示パネル10と、該表示パネ
ル10の少なくとも一部を構成する光透過切替型表示デ
バイス20と、該表示パネル10を支持する筐体15
と、CCDカメラ等の撮像デバイス30とを備える。
【0015】所定パターンを表示する表示パネル10に
は撮像用窓としての光透過切替型デバイス20が埋め込
まれており、この表示パネル10は筐体15によって支
持されている。筐体15内には撮像デバイスであるCC
Dカメラ30を支持するための突起部150が設けられ
ており、この突起部150には、該CCDカメラ30が
回転可能なように取り付けられるシャフト33が設けら
れている。シャフト33に取り付けられたCCDカメラ
30の具体的な内部構造は、例えば特許第307467
8号に記載されている。当該CCDカメラ30は後方
に、筐体15に回転可能に取り付けられた調節ギア32
と係合するようギア部31が設けられている。この構造
により、例えば調節ギア32が図2中の矢印S1で示さ
れたいずれかの方向に回されると、CCDカメラ30の
先端は逆の方向(図2中の矢印S2で示される方向)に
振られ、結果として、CCDカメラ30の撮像方向(図
2中の矢印V)を変えること可能になる。
は撮像用窓としての光透過切替型デバイス20が埋め込
まれており、この表示パネル10は筐体15によって支
持されている。筐体15内には撮像デバイスであるCC
Dカメラ30を支持するための突起部150が設けられ
ており、この突起部150には、該CCDカメラ30が
回転可能なように取り付けられるシャフト33が設けら
れている。シャフト33に取り付けられたCCDカメラ
30の具体的な内部構造は、例えば特許第307467
8号に記載されている。当該CCDカメラ30は後方
に、筐体15に回転可能に取り付けられた調節ギア32
と係合するようギア部31が設けられている。この構造
により、例えば調節ギア32が図2中の矢印S1で示さ
れたいずれかの方向に回されると、CCDカメラ30の
先端は逆の方向(図2中の矢印S2で示される方向)に
振られ、結果として、CCDカメラ30の撮像方向(図
2中の矢印V)を変えること可能になる。
【0016】なお、撮像用窓として機能する光透過型デ
バイス20は、例えば特開2001−134221号公
報に示されたような上下2層の表示装置を組み合わせる
ことにより実現できる。図3は、この発明に係る表示装
置に適用される光透過切替型表示デバイス20の代表的
な断面構造を示す図である。
バイス20は、例えば特開2001−134221号公
報に示されたような上下2層の表示装置を組み合わせる
ことにより実現できる。図3は、この発明に係る表示装
置に適用される光透過切替型表示デバイス20の代表的
な断面構造を示す図である。
【0017】すなわち、当該光透過切替型デバイス20
は、表示パネル10と共有される保護パネル11裏面に
吸収偏光子21、表示セル22(例えば液晶セル)、反
射偏光子23、光学弁24、及び反射偏光子25が、自
然光の入射方向に沿って順に配置された構造を備える。
この実施形態では、吸収偏光子21は、入射された自然
光のうち縦偏光成分のみを通過させる。表示セル22
は、入射された偏光成分を90゜回転させる。反射偏光
子23は、横偏光成分を通過させるとともに不要な縦偏
光成分を反射する。光学弁24は、表示状態に応じて入
射された偏光成分を90゜回転させるか、そのまま出射
する2状態をとる。さらに反射偏光子25は、縦偏光成
分を通過させるとともに不要な横偏光成分を反射する。
は、表示パネル10と共有される保護パネル11裏面に
吸収偏光子21、表示セル22(例えば液晶セル)、反
射偏光子23、光学弁24、及び反射偏光子25が、自
然光の入射方向に沿って順に配置された構造を備える。
この実施形態では、吸収偏光子21は、入射された自然
光のうち縦偏光成分のみを通過させる。表示セル22
は、入射された偏光成分を90゜回転させる。反射偏光
子23は、横偏光成分を通過させるとともに不要な縦偏
光成分を反射する。光学弁24は、表示状態に応じて入
射された偏光成分を90゜回転させるか、そのまま出射
する2状態をとる。さらに反射偏光子25は、縦偏光成
分を通過させるとともに不要な横偏光成分を反射する。
【0018】このような構成により、当該光透過切替型
デバイス30は、図4(a)に示されたように自然光の
一部を通過させ筐体15内部に配置されたCCDカメラ
30に該自然光の一部を到達させることにより、表示パ
ネル10に正対する対話者を撮像可能にする第1表示状
態と、図4(b)に示されたように、表示セル22を通
過した光成分のみを反射させ、筐体15内部に配置され
たCCDカメラ30が、表示パネル10に正対する対話
者に見えない状態にする第2表示状態のいずれかの表示
状態が切り替え可能になる。
デバイス30は、図4(a)に示されたように自然光の
一部を通過させ筐体15内部に配置されたCCDカメラ
30に該自然光の一部を到達させることにより、表示パ
ネル10に正対する対話者を撮像可能にする第1表示状
態と、図4(b)に示されたように、表示セル22を通
過した光成分のみを反射させ、筐体15内部に配置され
たCCDカメラ30が、表示パネル10に正対する対話
者に見えない状態にする第2表示状態のいずれかの表示
状態が切り替え可能になる。
【0019】上記第1表示状態のとき(図4(a)参
照)、当該光透過切替型デバイス20に到達した自然光
のうち吸収偏光子21を通過した縦偏光成分は、表示セ
ル22により90゜回転させられて横偏光成分として該
表示セル22から出力される。この横偏光成分は反射偏
光子23を通過した後、光学弁24に到達する。この光
学弁24は、第1表示状態のとき、入射された偏光成分
を90゜回転させるので、該光学弁24からは回転させ
られた縦偏光成分が出射される。光学弁24からの縦偏
光成分は反射偏光子25を通過してCCDカメラ30に
到達することにより、該CCDカメラ30は表示パネル
10に正対する対話者の撮像が可能になる。逆に、CC
Dカメラ30からの反射光は、上述の逆プロセルを辿っ
て対話者に到達するため、この第1状態では、該対話者
にはCCDカメラ30が確認できる状態になる(なお、
上述のように例え対話者にCCDカメラ30が見えたと
しても双方向対話中は特に対話進行の障害とはならな
い)。
照)、当該光透過切替型デバイス20に到達した自然光
のうち吸収偏光子21を通過した縦偏光成分は、表示セ
ル22により90゜回転させられて横偏光成分として該
表示セル22から出力される。この横偏光成分は反射偏
光子23を通過した後、光学弁24に到達する。この光
学弁24は、第1表示状態のとき、入射された偏光成分
を90゜回転させるので、該光学弁24からは回転させ
られた縦偏光成分が出射される。光学弁24からの縦偏
光成分は反射偏光子25を通過してCCDカメラ30に
到達することにより、該CCDカメラ30は表示パネル
10に正対する対話者の撮像が可能になる。逆に、CC
Dカメラ30からの反射光は、上述の逆プロセルを辿っ
て対話者に到達するため、この第1状態では、該対話者
にはCCDカメラ30が確認できる状態になる(なお、
上述のように例え対話者にCCDカメラ30が見えたと
しても双方向対話中は特に対話進行の障害とはならな
い)。
【0020】一方、上記第2表示状態のとき(図4
(b)参照)、当該光透過切替型デバイス20に到達し
た自然光のうち吸収偏光子21を通過した縦偏光成分
は、表示セル22により90゜回転させられて横偏光成
分として該表示セル22から出力される。この横偏光成
分は反射偏光子23を通過した後(残存する縦偏光成分
はこの反射偏光子23により反射される)、光学弁24
に到達する。この光学弁24は、第2表示状態のとき、
入射された偏光成分をそのまま通過させるので、該光学
弁24からは入射した横偏光成分がそのまま出射され
る。光学弁24からの横偏光成分は反射偏光子25によ
り全て反射され、CCDカメラ30には到達しない。し
たがって、表示パネル10に正対する対話者には係る反
射偏光子25からの反射光成分のみが到達し、CCDカ
メラ30からの反射光成分は到達しない。これにより、
対話者は、筐体15内に配置されたCCDカメラ30を
認識することなく表示パネル10上に表示される所定パ
ターンのみを見ることができる。
(b)参照)、当該光透過切替型デバイス20に到達し
た自然光のうち吸収偏光子21を通過した縦偏光成分
は、表示セル22により90゜回転させられて横偏光成
分として該表示セル22から出力される。この横偏光成
分は反射偏光子23を通過した後(残存する縦偏光成分
はこの反射偏光子23により反射される)、光学弁24
に到達する。この光学弁24は、第2表示状態のとき、
入射された偏光成分をそのまま通過させるので、該光学
弁24からは入射した横偏光成分がそのまま出射され
る。光学弁24からの横偏光成分は反射偏光子25によ
り全て反射され、CCDカメラ30には到達しない。し
たがって、表示パネル10に正対する対話者には係る反
射偏光子25からの反射光成分のみが到達し、CCDカ
メラ30からの反射光成分は到達しない。これにより、
対話者は、筐体15内に配置されたCCDカメラ30を
認識することなく表示パネル10上に表示される所定パ
ターンのみを見ることができる。
【0021】図5は、光透過切替型デバイス20が上述
の第2表示状態(図4(b)参照)にある表示パネル1
0を示す図である。この図5に示されたように、第2表
示状態では表意パネル10全面に例えばワープロ入力用
ウィンドウ120を表示させたとしても、光透過切替型
デバイス20は、該表示パネル10の一部として所定パ
ターンの一部を表示しているので、該表示パネル10に
正対する対話者は、光透過切替型デバイス20の存在を
意識することなく、当該表示装置1を一般的な用途、例
えばワープロ入力やweb検索等の表示手段として利用
することができる。
の第2表示状態(図4(b)参照)にある表示パネル1
0を示す図である。この図5に示されたように、第2表
示状態では表意パネル10全面に例えばワープロ入力用
ウィンドウ120を表示させたとしても、光透過切替型
デバイス20は、該表示パネル10の一部として所定パ
ターンの一部を表示しているので、該表示パネル10に
正対する対話者は、光透過切替型デバイス20の存在を
意識することなく、当該表示装置1を一般的な用途、例
えばワープロ入力やweb検索等の表示手段として利用
することができる。
【0022】一方、光透過切替型デバイス20が上述の
第1表示状態(図4(a)参照)にある表示パネル10
は、図1に示されたように、光透過切替型デバイス20
が存在する領域の表示はできないが、この第1表示状態
は、視線一致した状態での遠隔地対話時における特殊用
途での使用なので、該表示パネル10に正対する対話者
は該光透過切替型デバイス20の存在を意識することな
く対話進行が行える。
第1表示状態(図4(a)参照)にある表示パネル10
は、図1に示されたように、光透過切替型デバイス20
が存在する領域の表示はできないが、この第1表示状態
は、視線一致した状態での遠隔地対話時における特殊用
途での使用なので、該表示パネル10に正対する対話者
は該光透過切替型デバイス20の存在を意識することな
く対話進行が行える。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、所定パ
ターンが表示される表示パネルに、光を透過する第1表
示状態と表示パネルとともに該所定パターンの一部を表
示する第2表示状態とが切替可能な光透過切替型デバイ
スが埋め込まれ、この光透過切替型デバイスを通過した
光が到達する筐体内部には撮像デバイスが配置されてい
る。光透過切替型デバイスは、光を透過する第1表示状
態と表示パネルとともにパターンの一部を表示する第2
表示状態とが切替可能な構造を備えており、表示パネル
前面に位置する対話者に対して筐体内に設置された撮像
デバイスが確認し得る状態とできない状態が実現され
る。
ターンが表示される表示パネルに、光を透過する第1表
示状態と表示パネルとともに該所定パターンの一部を表
示する第2表示状態とが切替可能な光透過切替型デバイ
スが埋め込まれ、この光透過切替型デバイスを通過した
光が到達する筐体内部には撮像デバイスが配置されてい
る。光透過切替型デバイスは、光を透過する第1表示状
態と表示パネルとともにパターンの一部を表示する第2
表示状態とが切替可能な構造を備えており、表示パネル
前面に位置する対話者に対して筐体内に設置された撮像
デバイスが確認し得る状態とできない状態が実現され
る。
【0024】このように表示状態の切替が可能な当該表
示装置は、視線一致状態で遠隔地対話を実現する双方向
対話型システムにおける端末装置のような特殊用途に適
用可能になるだけでなく、ワープロ入力などの一般的用
途にも十分に適用可能になり、汎用性に優れている。
示装置は、視線一致状態で遠隔地対話を実現する双方向
対話型システムにおける端末装置のような特殊用途に適
用可能になるだけでなく、ワープロ入力などの一般的用
途にも十分に適用可能になり、汎用性に優れている。
【図1】この発明に係る表示装置における第1表示状態
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1中のI−I線に沿った図1の表示装置の断
面構造を示す図である。
面構造を示す図である。
【図3】光透過切替型表示デバイスの断面構造を示す図
である。
である。
【図4】図3に示された光透過切替型表示デバイスにお
ける第1表示状態(光透過状態)と第2表示状態(パタ
ーン表示状態)をそれぞれ説明するための図である。
ける第1表示状態(光透過状態)と第2表示状態(パタ
ーン表示状態)をそれぞれ説明するための図である。
【図5】この発明に係る表示装置における第2表示状態
を示す図である。
を示す図である。
1…表示装置、10…表示パネル、11、12、120
…表示ウィンドウ、20…光透過切替型表示デバイス、
30…CCDカメラ(撮像デバイス)。
…表示ウィンドウ、20…光透過切替型表示デバイス、
30…CCDカメラ(撮像デバイス)。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H088 EA03 EA19 EA22
5C022 AA12 AB62 AC27 AC42
5C058 AA06 AA11 AB05 BA35
5C064 AA01 AC04 AC13
Claims (5)
- 【請求項1】 所定パターンを表示可能な表示パネル
と、 前記表示パネルの少なくとも一部を構成し、光を透過す
る第1表示状態と前記所定パターンの一部を表示する第
2表示状態とが切替可能な光透過切替型表示デバイス
と、 前記表示パネルを支持する筐体と、 前記第1表示状態において前記光透過切替型表示デバイ
スを透過した光が到達する領域に設けられた撮像デバイ
スとを備えた表示装置。 - 【請求項2】 前記筐体は、前記撮像デバイスを支持す
るとともに、該撮像デバイスの撮像方向を変更するため
の角度調節構造を備えることを特徴とする請求項1記載
の表示装置。 - 【請求項3】 前記光透過切替型表示デバイスは、前記
表示パネルの中心から外れた位置に配置されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の表示装置を含む端末装
置。 - 【請求項5】 請求項4記載の端末装置を含む双方向対
話型システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383156A JP2003185988A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 撮像デバイスを備えた表示装置、該表示装置を含む端末装置及び双方向対話型システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001383156A JP2003185988A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 撮像デバイスを備えた表示装置、該表示装置を含む端末装置及び双方向対話型システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003185988A true JP2003185988A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27593291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001383156A Pending JP2003185988A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 撮像デバイスを備えた表示装置、該表示装置を含む端末装置及び双方向対話型システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003185988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509804A (ja) * | 2006-11-02 | 2010-03-25 | イーストマン コダック カンパニー | 複数の捕獲装置を有する統合されたディスプレイ |
JP2017220758A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 大和ハウス工業株式会社 | 配置案内システム及び配置案内方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6378694A (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-08 | Fujitsu Ltd | 立体テレビ電話 |
JPH06217298A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | テレビ電話機 |
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JP2000023126A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Mitsubishi Electric Corp | テレビ電話装置 |
JP2001134221A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-05-18 | Asulab Sa | 2つの重なり合った表示装置を含む表示アセンブリ |
JP2001201764A (ja) * | 1997-07-18 | 2001-07-27 | Citizen Watch Co Ltd | 液晶表示装置 |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001383156A patent/JP2003185988A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041021 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061120 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |