JP2017220758A - 配置案内システム及び配置案内方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子に着座する複数のユーザのそれぞれが遠隔地の相手とコミュニケーションを取りやすい椅子の配置を案内する。【解決手段】コミュニケーションシステム1は、指導者U1がいる部屋R1に設けられた第1装置10と、それぞれ椅子に着座する複数の受講者U2がいる部屋R2に設けられた第2装置20との双方向通信により、指導者U1と複数の受講者U2が互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の椅子の配置を案内する。第2装置20は、部屋R2において椅子を配置する配置領域内に、複数の受講者U2がそれぞれ着座する各椅子と表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように各椅子を配置するための配置情報を案内する。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子に着座するユーザが一対多の状況で互いに相手側に映像を見ながらコミュニケーションをする際の椅子の配置を案内する配置案内システム及び配置案内方法に関する。
遠隔地に離れたユーザが、互いの端末装置において取得した音声と画像とを伝送し合うことにより、双方において相手の顔を見ながら対話を可能としたコミュニケーションシステムが知られている(例えば特許文献1、特許文献2等)。
特開平11−234640号公報 特開平9−107534号公報
ところで、こうした遠隔のコミュニケーションシステムを、一人の指導者に対して複数の受講者が同時にレッスンを受ける料理教室、手芸教室、フィットネス等の教室に利用することも考えられる。
ただし、こうした教室では受講者が椅子に着座する等して受講者が位置を自由に変えられないことが多く、椅子の配置によっては他の受講者の影となることで指導者の様子が確認しづらかったり、指導者と視線が全く合わなかったりして、指導者とコミュニケーションを十分に取れないことがある。
このように、受講者が着座する椅子の配置が不適切であると、受講者の中に十分に指導者とコミュニケーションを取ることができる人とそうでない人があり、不公平な状況が生じ得る。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、椅子に着座する複数のユーザのそれぞれが遠隔地の相手とコミュニケーションを取りやすい椅子の配置を案内できる配置案内システム及び配置案内方法を提供することにある。
上記の課題は、第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置との双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内システムであって、前記第1装置は、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する第1送信部を備え、前記第2装置は、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する第2送信部を備え、前記第1装置は、前記第2送信部により送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる第1表示制御部を更に備え、前記第2装置は、前記第1送信部により送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる第2表示制御部と、前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する案内部と、を更に備えることを特徴とする配置案内システムにより解決される。
また、上記の課題は、第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置と、の双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内方法であって、前記第1装置が、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する工程と、前記第2装置が、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する工程と、前記第1装置が、前記送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる工程と、前記第2装置が、前記送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる工程と、前記第2装置が、前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する工程と、を有することを特徴とする配置案内方法により解決される。
本発明によれば、椅子に着座する複数のユーザのそれぞれが遠隔地の相手とコミュニケーションを取りやすい椅子の配置を案内できる。
本実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体構成を示す図である。 コミュニケーションシステムのハードウェア構成を示す図である。 指導者側で表示されるコミュニケーション画面の一例を示す図である。 受講者側で表示されるコミュニケーション画面の一例を示す図である。 配置領域を説明する図である。 案内画面の一例を示す図である。 コミュニケーションシステムに備えられる機能を示す図である。 配置情報テーブルの一例を示す図である。 中心視野領域を説明する図である。 中心視野領域を説明する図である。 コミュニケーション制御処理の一例に係るシーケンス図である。 中心視野データの生成処理の一例に係るフロー図である。 配置案内処理の一例に係るフロー図である。
以下、図1乃至図13に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
[1.本実施形態に係るコミュニケーションシステム1のシステム構成]
図1には、本実施形態に係るコミュニケーションシステム1(配置案内システムの一例)の全体構成を示した。図1に示されるように、コミュニケーションシステム1は、第1装置10及び第2装置20を備え、第1装置10と第2装置20はそれぞれネットワークNに接続し、ネットワークNを介してデータ通信可能となっている。
本実施形態では、コミュニケーションシステム1は、例えばフィットネス等の教室のインストラクターである指導者U1と、複数の受講者U2とが互いの映像を見てコミュニケーションを取りながら、受講者U2が指導者U1からのレッスンを受けるシステムである。
ここで、第1装置10は、指導者U1のいる部屋R1に設置されるコンピュータシステムである。第1装置10は、指導者U1のいる部屋R1の様子をカメラ16で撮影した撮影画像と、部屋R1で集音した音声とを第2装置20に送信する。また、第1装置10は、第2装置20からは複数の受講者U2のいる部屋R2の様子をカメラ26で撮影した撮影画像と、部屋R2で集音した音声を受信し、再生する。
第2装置20は、複数の受講者U2のいる部屋R2に設置されるコンピュータシステムである。第2装置20は、複数の受講者U2のいる部屋R2の様子をカメラ26で撮影した撮影画像と、部屋R2で集音した音声とを第1装置10に送信する。また、第2装置20は、第1装置10からは指導者U1のいる部屋R1の様子をカメラ16で撮影した撮影画像と、部屋R1で集音した音声を受信し、再生する。
[1.1.第1装置10及び第2装置20のハードウェア構成]
以下、コミュニケーションシステム1に備えられる上記の各装置のハードウェア構成の一例について説明する。なお、本実施形態においては、第1装置10と第2装置20とのハードウェア構成は同一とするため、以下においては第1装置10のハードウェア構成について説明し、第2装置20のハードウェア構成についての説明は省略する。
図2に示されるように、第1装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13、入力部14、表示部15、カメラ16、マイク17、スピーカ18、及び赤外線センサ19を備える。
制御部11は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit)を含み構成され、記憶部12に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、第1装置10の各部を制御する。
記憶部12は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、制御部11のワークメモリとしても機能する。なお、記憶部12には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体を含むこととしてよい。
通信部13は、ネットワークNに接続し、ネットワークNに接続する第2装置20等のデバイスと通信する。
入力部14は、例えばタッチパネル、キーボード、マウス等の入力デバイスを含み構成され、ユーザの操作情報の入力を受け付ける。
表示部15は、例えば液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスを含み構成され、制御部11により生成されるグラフィックデータに基づく画面を表示させる。本実施形態では、表示部15は、対話相手の人物映像を等身大サイズにて表示するのに十分な画面サイズに構成されることとしてよい。
カメラ16は、撮像範囲(画角)内にある被写体を撮影する撮影装置である。ここで、カメラ16により撮影された画像(撮影画像)とは、静止画又は連続している複数のフレーム画像の集合体によって構成された動画のいずれも含むこととしてよい。また、カメラ16は、表示部15の中央位置(直上、直下、中心等)に設置され、表示部15の正面に位置する被写体を撮影することとしてよい。
本実施形態では、カメラ16は、指導者U1が写った映像を撮影する。また、カメラ26は、複数の受講者U2がそれぞれ写った映像を撮影する。
マイク17は、集音装置であり、本実施形態では、指導者U1の発話音声を集音する。また、第2装置20のマイク27は、受講者U2の発話音声を集音する。
スピーカ18は、音信号に基づいて音を出力する装置であり、本実施形態では、第2装置20から受信する受講者U2の音声データに基づいて、受講者U2の発話音声を出力する。また、第2装置20のスピーカ28は、第1装置10から受信する指導者U1の音声データに基づいて、指導者U1の発話音声を出力する。
赤外線センサ19は、所謂デプスセンサであり、赤外線方式にて計測対象物の深度を計測するためのセンサである。具体的に説明すると、赤外線センサ19は、計測対象物に向けて赤外線を照射し、その反射光を受光することで計測対象物各部の深度を計測する。ここで、「深度」とは、基準面から計測対象物までの距離(すなわち、奥行距離)のことである。ちなみに、本実施形態では、表示部15の映像表示面(画面)が基準面に該当する。つまり、赤外線センサ19は、深度として、表示部15の画面と計測対象物の間の距離、より厳密には表示部15の画面の法線方向(換言すると、表示部15を貫く方向)における距離を計測することになる。
赤外線センサ19は、例えば指導者U1や椅子等を計測対象物として深度を計測する。また、赤外線センサ29は、例えば受講者U2や椅子等を計測対象物として深度を計測する。
[2.本実施形態の概要]
ここで、本実施形態に係るコミュニケーションシステム1において実行される処理の概要について説明する。
図3には、指導者U1が受講者U2に対して指導を実施している間に、第1装置10の表示部15に表示されるコミュニケーション画面60の一例を示した。コミュニケーション画面60には、部屋R2にいる受講者U2の様子が映し出される。なお、図3においては、説明のため指導者U1を示しているが、表示部15と指導者U1の位置関係は模式的なものであり、実際の位置関係に対応するものではない。
また、図4には、受講者U2が指導者U1から指導を受けている間に、第2装置20の表示部25に表示されるコミュニケーション画面70の一例を示した。コミュニケーション画面70には、部屋R1にいる指導者U1の様子が映し出される。なお、図4においては、説明のため受講者U2を示しているが、表示部25と受講者U2の位置関係は模式的なものであり、実際の位置関係に対応するものではない。
図3に示されるように、コミュニケーション画面60では、指導者U1の中心視野を示す中心視野領域30に、映像中の受講者U2を表示する。
そして、図4に示されるように、コミュニケーション画面70では、表示部25の中央に位置する基準位置25Aに映し出された指導者U1を、各受講者U2が他の受講者U2により視線を遮られないように見ることが可能となっている。
コミュニケーションシステム1では、このような映像表示及び映像の視聴を可能とするように、部屋R2において各受講者U2が着座する椅子の配置を決定し、決定した椅子の配置を設営者に案内することとする。
具体的には、図5に示すように、部屋R2において、指導者U1の中心視野領域30に対応する撮影範囲である配置領域40の内部であって、且つ、各椅子Cと基準位置25Aとを結ぶ直線が交差しないように、各椅子Cの配置を決定する。
そして、コミュニケーションシステム1では、図6に示されるように、上記決定した各椅子Cの配置を椅子Cの設営者Usに案内するための案内画面50を、第2装置20の表示部25に表示させる。
図6に示されるように、案内画面50では、部屋R2において各受講者U2が着座する各椅子Cの配置が示される。図6に示す案内画面50の例では、未だ椅子Cが配置されていない未配置箇所51、正しく椅子Cが配置された既配置箇所52、誤った位置に椅子Cが配置された誤配置箇所53が表示される。椅子Cの設営者Usは、案内画面50の表示内容を参照して、未配置箇所51に椅子Cを新たに設置したり、誤配置箇所53の椅子Cの配置を修正したりすることで、椅子Cを適切な位置に配置することができる。
以下においては、上記説明した処理を実行するために、コミュニケーションシステム1に備えられるハードウェアにより実現される機能について説明する。
[3.コミュニケーションシステム1の機能の説明]
図7にはコミュニケーションシステム1に備えられる機能を示した。以下に説明する機能は、コミュニケーションシステム1における主要な機能の一部であり、コミュニケーションシステム1が他の機能を更に備えていてもよい。
図7に示されるように、第1装置10は、機能として領域決定部110、第1撮影部120、第1送信部130及び第1表示制御部140を備える。
第1装置10に備えられる上記の機能は、第1装置10の制御部11が、記憶部12に記憶されるプログラムに基づいて、第1装置10の各部を動作させることにより実現されるものである。なお、第1装置10は、上記のプログラムを、情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、通信部13によりネットワークN等の通信網を介してダウンロードしてもよい。
図7に示されるように、第2装置20は、機能としてデータ記憶部200、配置領域設定部210、案内部220、認識部230、検出部240、照合部250、第2撮影部260、第2送信部270及び第2表示制御部280を備える。
第2装置20に備えられる上記の機能は、第2装置20の制御部21が、記憶部22に記憶されるプログラムに基づいて、第2装置20の各部を動作させることにより実現されるものである。なお、第2装置20は、上記のプログラムを、情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、通信部23によりネットワークN等の通信網を介してダウンロードしてもよい。
以下、上記の各部の機能の詳細について説明する。
[3.1.データ記憶部200]
データ記憶部200は、主に第2装置20の記憶部22により実現される。データ記憶部200は、部屋R2における受講者U2が座る椅子Cの配置を決定するためのデータ(後述する配置情報テーブル201)等の各種データが記憶される。以下、データ記憶部200に記憶されるデータを具体的に説明する。
[3.1.1.配置情報テーブル201]
配置情報テーブル201は、部屋R2において、受講者U2の数に応じた椅子Cの配置を示す配置データを格納したテーブルである。
図8には、配置情報テーブル201の一例を示した。図8に示されるように、配置情報テーブル201には、配置データを識別する配置ID、ユーザ数(受講者U2の数であり、椅子の脚数)、配置可能な最小の領域サイズ(最小領域サイズ)、配置データが関連付けて記憶される。
ここで、配置情報テーブル201に記憶される配置データのうち、部屋R2において椅子を配置する配置領域が最小領域サイズに収まり、且つ受講者U2の数(椅子の数)が一致するレコードを検索することで、配置領域に対応する配置データが決定される。なお、配置データには、部屋R2の座標系における、各椅子の座標位置と、椅子の向きの情報が記憶されることとしてよい。また、配置データは椅子の数、領域のサイズに応じて予め生成しておくこととしてよい。
[3.2.領域決定部110及び配置領域設定部210]
領域決定部110は、主に第1装置10の制御部11、記憶部12、通信部13及び赤外線センサ19により実現される。領域決定部110は、赤外線センサ19により指導者U1の位置を検出し、カメラ16と、表示部15と、に対する指導者U1の位置に基づいて、表示部15に表示される画面において指導者U1の中心視野に対応する中心視野領域を決定する。領域決定部110による中心視野領域の決定処理については、図9及び図10を参照しながら具体的に説明する。
図9には、表示部15の表示範囲Dにおける指導者U1の中心視野領域30を示した。図9に示す例では、表示部15の中心部にカメラ16が配置されており、カメラ16を中心とした楕円領域が中心視野範囲30Aとなる。
なお、図10に示すように、中心視野範囲30Aは、指導者U1とカメラ16との位置関係、及び指導者U1と表示部15との位置関係に基づいて決定される。具体的には、指導者U1のカメラ16に対する目線の角度と、その目線から上下及び左右に所定の角度までの範囲(例えば40度)を表示部15の表示面に投影した領域(楕円領域)を中心視野範囲30Aとする。ここで、目線の角度は、指導者U1の目の高さh1、カメラ16の高さh2、及び指導者U1とカメラ16及び表示部15までの距離d1(本実施形態では両者の距離を共通とする)に基づいて算出できる。
なお、本実施形態では、処理を簡単とするために、中心視野範囲30Aの外接矩形を中心視野領域30として扱うこととするが、中心視野範囲30Aを中心視野領域30としても構わない。
また、領域決定部110は、表示部15による表示範囲の座標系(例えば左隅を原点として、右方向をX軸、下方向をY軸とする座標系)における中心視野領域30の座標情報を中心視野データとして、通信部13により第2装置20に送信することとしてよい。例えば、中心視野領域30は、始点(例えば左隅)座標と、そこからの幅(X軸方向の長さ)と、高さ(Y軸方向の長さ)とにより表すこととしてよい。また、中心視野データには、表示範囲の最大の座標値(XとYの最大値)の情報を含むこととしてよい。
配置領域設定部210は、主に第2装置20の制御部21、記憶部22、通信部23、カメラ26及び赤外線センサ29により実現される。配置領域設定部210は、部屋R2において、指導者U1の中心視野領域としてカメラ26により撮影される領域を、椅子Cの配置領域に設定する。
具体的には、配置領域設定部210は、カメラ26により部屋R2を撮影した撮影画像において、領域決定部110により設定された中心視野領域30に対応する画像領域を決定する。例えば、中心視野データに含まれる表示範囲を撮影画像の全体にマッピングさせることで、中心視野領域30に対応する画像領域が決定される。
次に、配置領域設定部210は、部屋R2の座標系において、上記決定した画像領域に対応する領域を配置領域に設定する。なお、部屋R2の座標系は、赤外線センサ19による計測結果に基づいて生成することとしてよい。
[3.3.案内部220]
案内部220は、主に第2装置20の制御部21、記憶部22、入力部24及び表示部25により実現される。案内部220は、部屋R2において椅子を配置する配置領域内に、複数の受講者U2がそれぞれ着座する各椅子と表示部25における基準位置25Aとを結ぶ直線がいずれも交わらないように各椅子を配置するための配置情報を案内する。
具体的には、案内部220は、入力部24を介して入力される受講者U2の数と、配置領域設定部210により設定される配置領域とに基づいて、配置情報テーブル201から配置データを選択する。すなわち、案内部220は、配置情報テーブル201に記憶されるレコードのうち、最小領域サイズが配置領域設定部210により設定される配置領域以上であり、且つ受講者U2の数(椅子の数)が一致するレコードを検索し、検索されたレコードに記憶される配置データを取得する。
そして、案内部220は、上記取得した配置データに基づいて、各椅子の配置を案内する案内画面50を表示部25に表示させる。
[3.4.認識部230、検出部240及び照合部250]
認識部230は、主に第2装置20の制御部21、記憶部22、カメラ26及び赤外線センサ29により実現される。認識部230は、部屋R2において椅子を運ぶ設営者を認識する。
具体的には、認識部230は、カメラ26により撮影された撮影画像と、赤外線センサ29による測定情報に基づいて人を認識する。更に、認識部230は、人とともに予め定められたサイズ、形状のオブジェクトが移動している場合に、当該人を椅子の設営者として認識する。
検出部240は、主に第2装置20の制御部21、記憶部22、カメラ26及び赤外線センサ29により実現される。検出部240は、部屋R2における椅子の位置を検出する。
具体的には、検出部240は、認識部230により認識された設営者が椅子とともに移動した状態の後に、椅子が移動せずに設営者のみが移動していることが検出された場合に、当該椅子の位置(又は椅子が設営者から離れた時点での設営者の位置)を椅子の配置位置として検出することとしてよい。
また、検出部240は、カメラ26により撮影された撮影画像において椅子のパターン画像を抽出し、抽出したパターン画像の領域に基づいて椅子の配置位置を検出することとしてもよい。
照合部250は、主に第2装置20の制御部21及び記憶部22により実現される。照合部250は、検出部240により検出される椅子の位置と、案内部220により決定した椅子の配置データに示される椅子の配置位置とを照合する。
具体的には、照合部250は、上記の配置データに示される椅子の配置位置のうち、検出部240により検出される椅子の位置に最も近い配置位置を選択し、当該選択した配置位置と、上記検出される椅子の位置(及び向き)が一致するか否かを判定する。すなわち、照合部250は、部屋R2において実際に配置された椅子の位置が、上記の配置データに示される正しい位置に配置されたか否かを判定する。
案内部220は、照合部250による照合結果を案内画面50に表示する。具体的には、案内部220は、案内画面50において、照合部250による照合の対象となっていない箇所について未配置箇所51とし、実際に配置された椅子の位置が正しいと判定された箇所については既配置箇所52とし、実際に配置された椅子の位置が正しくないと判定された箇所については誤配置箇所53として、案内画面50の表示内容を更新する。
[3.5.第1撮影部120及び第2撮影部260]
第1撮影部120は、主に第1装置10のカメラ16により実現される。第1撮影部120は、指導者U1がいる部屋R1(第1の場所)を撮影する。
また、第2撮影部260は、主に第2装置20のカメラ26により実現される。領域決定部110は、複数の受講者U2がいる部屋R2(第2の場所)を撮影する。
[3.6.第1送信部130及び第2送信部270]
第1送信部130は、主に第1装置10の通信部13により実現される。第1送信部130は、第1撮影部120により撮影された部屋R1の撮影画像(映像)を第2装置20に対して送信する。
第2送信部270は、主に第2装置20の通信部23により実現される。第2送信部270は、第2撮影部260により撮影された部屋R2の撮影画像(映像)を第1装置10に対して送信する。
[3.7.第1表示制御部140及び第2表示制御部280]
第1表示制御部140は、主に第1装置10の制御部11、記憶部12、通信部13及び表示部15により実現される。第1表示制御部140は、第2送信部270により送信された撮影画像を受信し、受信した撮影画像を表示部15に表示する。図3に示すコミュニケーション画面60が第1表示制御部140により表示部15に表示される画面の一例に相当する。
第2表示制御部280は、主に第2装置20の制御部21、記憶部22、通信部23及び表示部25により実現される。第2表示制御部280は、第1送信部130により送信された撮影画像を受信し、受信した撮影画像を表示部25に表示する。図4に示すコミュニケーション画面70が第2表示制御部280により表示部25に表示される画面の一例に相当する。
[4.コミュニケーションシステム1における処理の流れ]
次に、図11乃至図13に基づいて、コミュニケーションシステム1において実行される処理の具体的について説明する。
図11は、第1装置10と第2装置20との間で実行されるコミュニケーション制御処理のシーケンス図である。以下に説明するシーケンスは、受講者U2が着座する椅子の配置を案内する処理と、案内に従って配置した椅子に着座して行われる指導者U1と受講者U2の間の遠隔コミュニケーションの実行処理とを含む。
図11に示されるように、第2装置20の制御部21は、入力部14を介して受講者U2の数(ユーザ数)の入力を受け付ける(S201)。
次に、第2装置20の制御部21は、第1装置10に対して通信の開始を要求する(S202)。
第1装置10の制御部11は、第2装置20からの通信の開始要求を受け付けると(S101)、指導者U1の中心視野領域を示す中心視野データの生成処理を実行する(S102)。ここで、中心視野データの生成処理については、図12に基づいて説明する。
図12に示されるように、第1装置10の制御部11は、赤外線センサ19による計測結果に基づいて、指導者U1の位置を検出する(S111)。また、第1装置10の制御部11は、指導者U1の位置に基づいて、カメラ16に対する指導者U1の目線の角度を算出する(S112)。
第1装置10の制御部11は、表示部15及びカメラ16に対する指導者U1の位置、目線角度に基づいて、指導者U1の中心視野領域を算出する(S113)。
そして、第1装置10の制御部11は、表示部15の表示領域と、上記算出した中心視野領域とを示す中心視野データを生成し(S114)、処理を抜ける。
ここで、再び図11のシーケンス図に戻り説明を続ける。図11に示されるように、第1装置10の制御部11は、中心視野領域の算出処理を終えると、生成された中心視野データを第2装置20に送信する(S103)。
第2装置20の制御部21は、第1装置10から中心視野データを受信すると(S203)、中心視野データに基づいて部屋R2における椅子の配置領域を設定する(S204)。なお、S204の処理は、上述した配置領域設定部210により実行されるものである。
次に、第2装置20の制御部21は、上記設定した配置領域と、受講者U2の数に基づいて、受講者U2のそれぞれの椅子の配置位置を決定する(S205)。なお、S205の処理は、上述した案内部220により実行されるものである。
そして、第2装置20の制御部21は、S205で決定した配置位置を表示部25により椅子の設営者に案内する(S206)。ここで、S206に示す配置案内処理については図13に基づいて説明する。
図13に示されるように、第2装置20の制御部21は、S205で決定した配置位置に基づいて表示部25に案内画面を表示する(S211)。なお、図6に示す案内画面50がS211で表示される案内画面の一例に相当する。
次に、第2装置20の制御部21は、カメラ26及び赤外線センサ29により取得される情報に基づいて、椅子の設営者を認識する(S212)。なお、S212の処理は、認識部230により実行されるものである。
さらに、第2装置20の制御部21は、設営者により椅子が設置されていない場合には(S213:N)、待機し、設営者により椅子が設置された場合には(S213:Y)、設置された椅子の位置(設置位置)を検出する(S214)。なお、S214の処理は、検出部240により実行されるものである。
次に、第2装置20の制御部21は、S214で検出した椅子の設置位置と、S205で決定した椅子の配置位置とを照合する(S215)。なお、S215の処理は、照合部250により実行されるものである。
そして、第2装置20の制御部21は、S215の照合結果に基づいて、表示部25に表示される案内画面50の表示内容を更新する(S216)。
第2装置20の制御部21は、椅子の中に配置が正しい状態でないものがある場合には(S217:N)、S212に戻り、全ての椅子について配置が正しい状態となった場合には(S217:Y)、処理を抜ける。
ここで、再び図11のシーケンス図に戻り説明を続ける。図11に示されるように、配置案内処理が終了すると、第1装置10の制御部11は、部屋R1を撮影した撮影画像と、部屋R1で集音された音声データとを第2装置20に送信し、第2装置20からは部屋R2を撮影した撮影画像と、部屋R2で集音された音声データとを受信する(S104)。
同様に、第2装置20の制御部21は、部屋R2を撮影した撮影画像と、部屋R2で集音された音声データとを第1装置10に送信し、第1装置10からは部屋R1を撮影した撮影画像と、部屋R1で集音された音声データとを受信する(S207)。
そして、第1装置10の制御部11は、受信した撮影画像を表示部15に表示するとともに、受信した音声データをスピーカ18により出力してデータ再生する(S105)。
同様に、第2装置20の制御部21は、受信した撮影画像を表示部25に表示するとともに、受信した音声データをスピーカ28により出力してデータ再生する(S208)。
第1装置10の制御部11は、第2装置20との通信処理を終了しない場合には(S106:N)、S104に戻り、第2装置20との通信処理を終了する場合には(S106:Y)、終了処理を実行して処理を終える。
同様に、第2装置20の制御部21は、第1装置10との通信処理を終了しない場合には(S209:N)、S207に戻り、第1装置10との通信処理を終了する場合には(S209:Y)、終了処理を実行して処理を終える。
以上がコミュニケーションシステム1において実行される処理の一例である。
以上説明したコミュニケーションシステム1によれば、部屋R2において椅子を配置する配置領域40内に、複数の受講者U2がそれぞれ着座する各椅子と表示部25における基準位置25Aとを結ぶ直線がいずれも交わらないように各椅子を配置するための案内画面50を表示部25に表示させることができる。
上記の配置によれば、複数の受講者U2のそれぞれが、視線を遮られることなく指導者U1側の映像を見やすくなる。
すなわち、コミュニケーションシステム1によれば、椅子に着座する複数のユーザのそれぞれが遠隔地の相手とコミュニケーションを取りやすいように椅子を配置しやすくなる。これにより、複数の受講者U2が着座する椅子の配置による受講者U2間の不公平を回避できる。
また、コミュニケーションシステム1では、基準位置25Aを表示部25の中央位置とすることで、複数の受講者U2のそれぞれが視線を遮られることなく指導者U1側の映像の主要部分を見やすくなる。
また、コミュニケーションシステム1では、表示部25に表示される指導者U1を撮影した撮影画像において指導者U1が映し出される位置を基準位置25Aとすることで、複数の受講者U2のそれぞれが、視線を遮られることなく、指導者U1の映像を見ることができる。
これにより、指導者U1と複数の受講者U2による一対多の遠隔コミュニケーションを円滑化できる。
また、コミュニケーションシステム1では、案内画面50の表示により、椅子が適切な位置に配置されているか否かを確認することができる。
また、コミュニケーションシステム1では、案内画面50の表示により、椅子が配置されていない箇所を確認することができる。
また、コミュニケーションシステム1では、設営者が運んだ椅子の配置が適切か否かを確認できる。
これにより、設営者が椅子を適切な位置に配置しやすくなる。
また、コミュニケーションシステム1では、指導者U1と視線が合う位置に複数の受講者U2の椅子を配置するよう案内できる。これにより、指導者U1と複数の受講者U2による一対多の遠隔コミュニケーションを円滑化できる。
[5.その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、指導者U1と視線が合いやすい位置に、受講者U2が着座する椅子を配置するように配置領域40を設定することとしたが、配置領域40の設定は上記の基準に限られるものではない。
すなわち、指導者U1の中心視野領域30を考慮せずに、部屋R2において、椅子が配置可能な領域を配置領域40として設定してもよい。具体的には、第2装置20の配置領域設定部210は、部屋R2において、カメラ26の撮影範囲にある領域を配置領域40として設定してもよい。なお、上記の場合には、第1装置10が領域決定部110を有していなくともよい。
また、上記の実施形態において、配置領域のサイズと、配置領域に配置する椅子の数に基づいて、配置情報テーブル201から各椅子の配置を示す配置データを取得することとしたが、これに限られず、予め定められた数式やアルゴリズムに基づいて各椅子の配置を決定してもよい。この場合には、各椅子の配置は以下の条件(1)〜(3)を満たすものとする。
(1)各椅子の位置は、配置領域設定部210により設定される配置領域内にあること
(2)各椅子の位置は、表示部25の基準位置25Aから放射線状に延びる直線上にあること
(3)各椅子の位置と基準位置25Aとを結ぶ直線はいずれも交わらないこと
また、上記の実施形態では、全ての椅子の配置が、案内部220により案内される配置と一致したことが確認された後に、指導者U1と受講者U2の映像の送受信を開始することとしたが、上記の確認がなくとも、ユーザからの所定の操作を受け付けた場合には指導者U1と受講者U2の映像の送受信を開始することとしてよい。
[6.付記]
本発明の代表的な態様は以下の通りである。
本発明に係る配置案内システムは、第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置との双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内システムであって、前記第1装置は、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する第1送信部を備え、前記第2装置は、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する第2送信部を備え、前記第1装置は、前記第2送信部により送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる第1表示制御部を更に備え、前記第2装置は、前記第1送信部により送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる第2表示制御部と、前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する案内部と、を更に備える。
また、本発明に係る配置案内方法は、第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置と、の双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内方法であって、前記第1装置が、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する工程と、前記第2装置が、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する工程と、前記第1装置が、前記送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる工程と、前記第2装置が、前記送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる工程と、前記第2装置が、前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する工程と、を有する。
上記の配置案内システム及び配置案内方法によれば、複数の第2ユーザのそれぞれが視線を遮られることなく第1ユーザ側の映像を見られるような椅子の配置を支援できる。こうした配置によれば、複数の第2ユーザのそれぞれが、視線を遮られることなく第1ユーザ側の映像を見やすくなる。
すなわち、上記の配置案内システム及び配置案内方法によれば、椅子に着座する複数のユーザのそれぞれが遠隔地の相手とコミュニケーションを取りやすい椅子の配置を支援できる。これにより、複数の第2ユーザの着座する椅子の配置による第2ユーザ間の不公平を回避することができる。
上記の配置案内システムにおいて、前記基準位置は、前記第2表示部の中央位置であることとする。
こうすることで、複数の第2ユーザのそれぞれが視線を遮られることなく第1ユーザ側の映像の主要部分を見られるような椅子の配置を案内できる。
上記の配置案内システムにおいて、前記基準位置は、前記第2表示部に表示される前記第1撮影画像において前記第1ユーザが映し出される位置であることとする。
こうすることで、複数の第2ユーザのそれぞれが、視線を遮られることなく、第1ユーザの様子を見られるような椅子の配置を案内できる。
これにより、第1ユーザと複数の第2ユーザによる一対多の遠隔コミュニケーションを円滑化することができる。
上記の配置案内システムにおいて、前記案内部は、前記配置情報に基づいて前記第2の場所における前記各椅子の配置位置を示す案内画面を前記第2表示部に表示させることとする。
こうすることで、椅子を適切な位置に配置しやすくなる。
上記の配置案内システムにおいて、前記第2装置は、前記椅子の位置を検出する検出部と、前記検出部により検出される前記椅子の位置と、前記配置情報に示される前記椅子の配置位置とを照合する照合部と、を更に備え、前記案内部は、前記照合部による照合結果を前記第2表示部に表示させることとする。
こうすることで、椅子が適切な位置に配置されているか否かを確認することができる。これにより、椅子を適切な位置に配置しやすくなる。
上記の配置案内システムにおいて、前記案内部は、前記照合部による照合結果に基づいて、前記配置情報に示される前記各椅子の配置位置のうち、既に前記椅子が配置された配置位置と、前記椅子が配置されていない配置位置とを識別可能に前記第2表示部に表示させることとする。
こうすることで、椅子を配置すべき場所を把握しやすくなる。これにより、椅子を適切な位置に配置しやすくなる。
上記の配置案内システムにおいて、前記第2装置は、前記椅子を運ぶ設営者を認識する認識部を更に備え、前記検出部は、前記設営者により運ばれた後の前記椅子の位置を検出することとする。
こうすることで、設営者が運んだ椅子の配置が適切か否かを確認できる。
上記の配置案内システムにおいて、前記第1撮影画像を撮影する第1撮影部と、前記第2撮影画像を撮影する第2撮影部と、前記第1撮影部と、前記第1表示部と、に対する前記第1ユーザの位置に基づいて、前記第1表示部に表示される前記第2撮影画像において前記第1ユーザの中心視野に対応する中心視野領域を決定する領域決定部と、前記第2の場所において前記中心視野領域として前記第2撮影部により撮影される領域を前記配置領域に設定する配置領域設定部と、を備えることとする。
こうすることで、第1ユーザと視線が合う位置に複数の第2ユーザの椅子を配置するよう案内できる。これにより、第1ユーザと複数の第2ユーザによる一対多の遠隔コミュニケーションを円滑化できる。
C 椅子
D 表示範囲
N ネットワーク
R1 部屋(第1の場所)
R2 部屋(第2の場所)
U1 指導者(第1ユーザ)
U2 受講者(第2ユーザ)
Us 設営者
1 コミュニケーションシステム
10 第1装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 入力部
15 表示部
16 カメラ
17 マイク
18 スピーカ
19 赤外線センサ
20 第2装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 入力部
25 表示部
25A 基準位置
26 カメラ
27 マイク
28 スピーカ
29 赤外線センサ
30 中心視野領域
30A 中心視野範囲
40 配置領域
50 案内画面
51 未配置箇所
52 既配置箇所
53 誤配置箇所
60 コミュニケーション画面
70 コミュニケーション画面
120 第1撮影部
110 領域決定部
130 第1送信部
140 第1表示制御部
200 データ記憶部
201 配置情報テーブル
260 第2撮影部
210 配置領域設定部
220 案内部
280 第2表示制御部
270 第2送信部
230 認識部
240 検出部
250 照合部

Claims (9)

  1. 第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置との双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内システムであって、
    前記第1装置は、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する第1送信部を備え、
    前記第2装置は、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する第2送信部を備え、
    前記第1装置は、前記第2送信部により送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる第1表示制御部を更に備え、
    前記第2装置は、
    前記第1送信部により送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる第2表示制御部と、
    前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する案内部と、を更に備えることを特徴とする配置案内システム。
  2. 前記基準位置は、前記第2表示部の中央位置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の配置案内システム。
  3. 前記基準位置は、前記第2表示部に表示される前記第1撮影画像において前記第1ユーザが映し出される位置である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配置案内システム。
  4. 前記案内部は、前記配置情報に基づいて前記第2の場所における前記各椅子の配置位置を示す案内画面を前記第2表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の配置案内システム。
  5. 前記第2装置は、
    前記椅子の位置を検出する検出部と、
    前記検出部により検出される前記椅子の位置と、前記配置情報に示される前記椅子の配置位置とを照合する照合部と、を更に備え、
    前記案内部は、前記照合部による照合結果を前記第2表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の配置案内システム。
  6. 前記案内部は、前記照合部による照合結果に基づいて、前記配置情報に示される前記各椅子の配置位置のうち、既に前記椅子が配置された配置位置と、前記椅子が配置されていない配置位置とを識別可能に前記第2表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の配置案内システム。
  7. 前記第2装置は、前記椅子を運ぶ設営者を認識する認識部を更に備え、
    前記検出部は、前記設営者により運ばれた後の前記椅子の位置を検出する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の配置案内システム。
  8. 前記第1撮影画像を撮影する第1撮影部と、
    前記第2撮影画像を撮影する第2撮影部と、
    前記第1撮影部と、前記第1表示部と、に対する前記第1ユーザの位置に基づいて、前記第1表示部に表示される前記第2撮影画像において前記第1ユーザの中心視野に対応する中心視野領域を決定する領域決定部と、
    前記第2の場所において前記中心視野領域として前記第2撮影部により撮影される領域を前記配置領域に設定する配置領域設定部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の配置案内システム。
  9. 第1ユーザがいる第1の場所に設けられた第1装置と、それぞれ椅子に着座する複数の第2ユーザがいる第2の場所に設けられた第2装置と、の双方向通信により、前記第1ユーザと前記複数の第2ユーザが互いの映像を見ながらコミュニケーションする際の前記椅子の配置を案内する配置案内方法であって、
    前記第1装置が、前記第1の場所を撮影した第1撮影画像を前記第2装置に送信する工程と、
    前記第2装置が、前記第2の場所を撮影した第2撮影画像を前記第1装置に送信する工程と、
    前記第1装置が、前記送信される前記第2撮影画像を第1表示部に表示させる工程と、
    前記第2装置が、前記送信される前記第1撮影画像を第2表示部に表示させる工程と、
    前記第2装置が、前記第2の場所において前記椅子を配置する配置領域内に、前記複数の第2ユーザがそれぞれ着座する各椅子と前記第2表示部における基準位置とを結ぶ直線がいずれも交わらないように前記各椅子を配置するための配置情報を案内する工程と、を有することを特徴とする配置案内方法。
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