JP2007274463A - 遠隔会議装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機材の設置に手間がかからない遠隔会議装置を提供する。
【解決手段】遠隔会議装置1では、制御部14に接続されているメモリ16に、会議参加者(話者)の配置パターンを予め複数記憶させておく。そして、遠隔会議装置1を設置した際に、会議モードに応じた配置パターンをリモコン10で切り替え可能な構成とする。ユーザは、リモコン10を操作して、会議参加者数及び会議モードを入力し、さらに、表示部101またはモニタ52に表示された会議参加者の配置パターンを選択することで、開催する遠隔会議に応じた配置パターンを設定することができる。また、ユーザは、選択した配置パターンにおいて、会議参加者の位置が若干異なる場合には、リモコン10の矢印キーを操作するか、音声出力部から放音させた音声をマイクアレイ30で収音させることで、会議参加者の配置パターンを補正できる。
【選択図】図6
【解決手段】遠隔会議装置1では、制御部14に接続されているメモリ16に、会議参加者(話者)の配置パターンを予め複数記憶させておく。そして、遠隔会議装置1を設置した際に、会議モードに応じた配置パターンをリモコン10で切り替え可能な構成とする。ユーザは、リモコン10を操作して、会議参加者数及び会議モードを入力し、さらに、表示部101またはモニタ52に表示された会議参加者の配置パターンを選択することで、開催する遠隔会議に応じた配置パターンを設定することができる。また、ユーザは、選択した配置パターンにおいて、会議参加者の位置が若干異なる場合には、リモコン10の矢印キーを操作するか、音声出力部から放音させた音声をマイクアレイ30で収音させることで、会議参加者の配置パターンを補正できる。
【選択図】図6
Description
本発明は、ネットワーク等を介して異なる地点間で遠隔会議を行うための遠隔会議装置に関する。
従来、本社と営業所間等、離れた地点間で会議を行う遠隔会議システムがあった。このような遠隔会議システムとしては、例えば、特許文献1に、会議参加者のそれぞれに対して1つずつマイクを設置して各発言者の音声を収音し、また、ズームアップ用カメラを用いて発言者を撮影するテレビ会議システムが開示されている。
特開平2−202275号公報
特許文献1に示すようなテレビ会議システムでは、上記のように各会議参加者に対してマイクを1つずつ設置し、配線処理を行わなければならず、会議の準備に非常な手間がかかってしまうという問題があった。
遠隔会議の準備の手間を省くためには、遠隔会議専用の会議室を設けて、遠隔会議用にマイクやカメラを予め設置しておけば良い。しかし、遠隔会議の参加者の配置は、いつも同じとは限らない。すなわち、遠隔会議のパターンとしては、遠隔地と対話しながら会議を進めていくグローバルモードや、一地点で中心的に会議を行い、その他の地点ではその会議に補助的に参加するローカルモード等があり、遠隔会議のパターンによって会議参加者の配置パターンが異なる。また、会議の参加人数も毎回異なる。そのため、遠隔会議専用の会議室で会議を行う場合でも、機材の配置を変更しなければならず、会議の準備が煩雑であり、手軽に遠隔会議を行うことができなかった。
そこで、本発明は、機材の設置に手間がかからない遠隔会議装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)複数のマイクを備えたマイクアレイと、
会議時における会議参加者の配置パターンを複数記憶する記憶手段と、
前記配置パターンの選択を受け付ける配置情報設定手段と、
前記配置情報設定手段が受け付けた前記配置パターンを前記記憶手段から読み出すパターン設定手段と、
前記パターン設定手段が読み出した配置パターンに基づいて、前記マイクアレイの各マイクが収音した信号から各会議参加者方向の収音ビーム信号を形成する収音ビーム形成手段と、
前記収音ビーム形成手段が形成した各会議参加者方向の収音ビーム信号を音声信号として送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする。
会議時における会議参加者の配置パターンを複数記憶する記憶手段と、
前記配置パターンの選択を受け付ける配置情報設定手段と、
前記配置情報設定手段が受け付けた前記配置パターンを前記記憶手段から読み出すパターン設定手段と、
前記パターン設定手段が読み出した配置パターンに基づいて、前記マイクアレイの各マイクが収音した信号から各会議参加者方向の収音ビーム信号を形成する収音ビーム形成手段と、
前記収音ビーム形成手段が形成した各会議参加者方向の収音ビーム信号を音声信号として送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、遠隔会議装置はマイクアレイを備えており、マイクアレイの各マイクが収音した信号から各会議参加者方向の収音ビーム信号を形成する。したがって、ユーザは、遠隔会議を行う場合には、マイクを別に設置することなく、遠隔会議装置のみを設置することで、手軽に遠隔会議を行うことができる。また、この構成においては、遠隔会議装置は会議における会議参加者の配置パターンを複数記憶しており、ユーザは配置情報設定手段を操作することで、配置パターンを選択することができる。したがって、ユーザは、遠隔会議の内容に応じて参加者の配置が変わっても、マイクの配置や配線を変更することなく、会議参加者の配置パターンを選択するだけで、手軽に遠隔会議を行うことができる。
(2)前記配置情報設定手段は、前記配置パターンの選択時に、会議参加者数及び遠隔会議のパターンを受け付け、
前記パターン設定手段は、前記配置情報設定手段が受け付けた会議参加者数、及び会議のパターンに基づいて、前記記憶手段から会議参加者の配置パターンを読み出すことを特徴とする。
前記パターン設定手段は、前記配置情報設定手段が受け付けた会議参加者数、及び会議のパターンに基づいて、前記記憶手段から会議参加者の配置パターンを読み出すことを特徴とする。
この構成においては、遠隔会議装置では、会議時における会議参加者の配置パターン選択時に、会議参加者数及び会議モードを受け付け、この情報に基づいて会議参加者の配置パターンを読み出す。したがって、ユーザは、遠隔会議の状況に応じた配置パターンを設定することことができる。
(3)音声を放音する音声出力手段を備え、
前記マイクアレイは前記音声出力手段が放音した音声を収音し、
前記収音ビーム形成手段は、前記マイクアレイが収音した音声信号に基づいて、収音ビーム信号を形成する会議参加者方向を前記配置パターンから補正することを特徴とする。
前記マイクアレイは前記音声出力手段が放音した音声を収音し、
前記収音ビーム形成手段は、前記マイクアレイが収音した音声信号に基づいて、収音ビーム信号を形成する会議参加者方向を前記配置パターンから補正することを特徴とする。
この構成においては、会議参加者の配置パターンの補正を行う際には、配置情報設定手段の音声出力手段が放音する音声をマイクアレイで収音させることで、収音ビーム形成手段が、マイクアレイが収音した音声信号に基づいて、収音ビーム信号を形成する会議参加者方向を補正する。したがって、遠隔会議装置は、実際に放音された音声に基づいて収音ビーム信号を形成する方向を補正するので、より精度良会議参加者が発した音声を収音することができる。
(4)前記配置情報設定手段が配置パターンの選択を受け付けた際に、前記会議参加者の配置パターンを表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
この構成においては、配置パターンの選択時には、表示手段が会議参加者の配置パターンを表示する。したがって、ユーザは、表示手段に表示された会議参加者の配置パターンを確認して、配置パターンを選択することができるので、実際の会議の配置パターンと異なる配置パターンを誤って選択するのを防止できる。
本発明の遠隔会議装置によれば、マイクアレイを一体的に備えているので、遠隔会議を行う場合には、マイクを別に設置することなく、遠隔会議装置のみを設置することで、手軽に遠隔会議を行うことができる。また、遠隔会議装置は会議における会議参加者の配置パターンを複数記憶しており、ユーザは配置情報設定手段を操作することで、配置パターンを選択することができるので、遠隔会議の内容に応じて参加者の配置が変わっても、マイクの配置や配線を変更することなく、会議参加者の配置パターンを選択するだけで、手軽に遠隔会議を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔会議装置の斜視概観図である。図1に示すように、遠隔会議装置1は、一方向に長尺な直方体形状であり、スピーカアレイ26を構成する8個のスピーカユニットSP1〜SP8、及びマイクアレイ30を構成する14個のマイクユニットMIC1〜MIC14が、正面側にそれぞれ一定の間隔で直線上に配置された構成である。また、図示していないが、遠隔会議装置1の裏面側には、入出力コネクタ64が設けられている。
なお、スピーカアレイ26を構成するスピーカユニット数及びマイクアレイ30を構成するマイクユニット数は上記の数量に限定するものではない。
遠隔会議装置1には、ビデオカメラ50及びモニタ52を接続可能であり、これらを接続した場合には、例えば図1に示したようにモニタ52の上面に遠隔会議装置1を載せ、さらに遠隔会議装置1の上面にビデオカメラ50を載せて使用する。また、遠隔会議装置1は、ビデオカメラ50及びモニタ52の接続の有無にかかわらず、会議机の端や台の上に置いて使用する。
遠隔会議装置1は、インターネットやLAN等のネットワークに接続することで、SIP等のプロトコルを用いて、上記ネットワークに接続されている他の音声会議装置と、マイクアレイ30で収音した音声信号やビデオカメラ50で撮像した映像信号を、やりとり(送受信)することができ、これにより遠隔会議を実施できる。また、遠隔会議装置1は、ネットワークに接続せずに、オーディオケーブルやビデオケーブルを用いて別の遠隔会議装置と接続することで、音声信号や映像信号をやりとり(送受信)することができる。
ユーザは、遠隔会議装置1を使用することで、異なる地点間で音声のみによる音声会議を行うことも、音声と映像によるテレビ会議を行うこともできる。遠隔会議装置1を用いて音声会議を行う場合には、遠隔会議装置1にビデオカメラ50やモニタ52を接続せずに、遠隔会議装置1をネットワークに接続するか、別の遠隔会議装置とオーディオケーブルを用いて接続する。一方、遠隔会議装置1を用いてテレビ会議を行う場合には、図1に示したように、ビデオカメラ50及びモニタ52を遠隔会議装置1に接続して、遠隔会議装置1をネットワークに接続するか、または、オーディオケーブル及びビデオケーブルを用いて接続する。
次に、遠隔会議装置1の具体的な構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る遠隔会議装置の機能ブロック図である。遠隔会議装置1は、リモコン(リモートコントローラ)10、信号受信部12、制御部14、メモリ16、スピーカ信号処理部20、D/Aコンバータ22−1〜22−8、放音用アンプ24−1〜24−8、8個のスピーカユニットSP1〜SP8から成るスピーカアレイ26、14個のマイクユニットMIC1〜MIC14から成るマイクアレイ30、収音用アンプ32−1〜32−14、A/Dコンバータ34−1〜34−14、マイクビーム生成部36、マイク信号選択部38、エコーキャンセル部40、ビデオカメラ50、モニタ52、映像データ処理部54、コーデック(CODEC)60、入出力インタフェース(I/F)62、及び入出力コネクタ64を備えている。
リモコン10は、遠隔会議装置1を設置後に、ユーザが会議の参加者(話者)の配置パターンを設定するためのものである。リモコン10は、ユーザの操作に応じた信号(赤外光)として出力する。また、リモコン10は、会議参加者の配置パターンを設定する際などに情報を表示する表示部101と、会議参加者の配置パターンの補正時に音声を出力する音声出力部102を備えている。
信号受信部12は、リモコン10から出力された信号(赤外光)を受信(受光)して、制御部14に出力する。
制御部14は、リモコン10から送信された信号に応じて、メモリ16から会議参加者の配置パターンを読み出したり、スピーカ信号処理部20・マイクビーム生成部36・ビデオカメラ50・映像データ処理部54の少なくともいずれかを制御する。
メモリ16は、会議時における参加者(話者)の配置パターンを複数記憶している。
スピーカ信号処理部20は、リモコン10により設定された話者の配置パターン情報に基づいて、スピーカアレイ26の各スピーカユニットSP1〜SP8にそれぞれ固有の遅延処理及び振幅処理等を入力音声信号に対して行い個別放音信号を生成する。ここで、放音指向性としては、遠隔会議装置1の長尺方向における所定位置で放音音声を収束させるものや、仮想点音源を設定して当該仮想点音源から放音音声を発散させるものがあり、これら放音指向性をスピーカユニットSP1〜SP8からの放音音声で実現するような個別放音信号が生成される。そして、スピーカ信号処理部20は、これら個別放音信号をスピーカユニットSP1〜SP8毎に設置されたD/Aコンバータ22−1〜22−8に出力する。
D/Aコンバータ22−1〜22−8は、個別放音信号をアナログ形式に変換して放音用アンプ24−1〜24−8に出力する。
放音用アンプ24−1〜24−8は、個別放音信号を増幅してスピーカユニットSP1〜SP8に与える。
スピーカユニットSP1〜SP8は、無指向性のスピーカから成り、与えられた個別放音信号を音声変換して外部に放音する。
マイクアレイ30を構成する各マイクユニットMIC1〜MIC14は、無指向性であっても有指向性であっても良いが、有指向性であることが望ましい。各マイクユニットMIC1〜MIC14は、遠隔会議装置1の外部からの音声を収音して電気信号に変換し、収音信号を各収音用アンプ32−1〜32−14に出力する。各収音用アンプ32−1〜32−14は、収音信号を増幅してそれぞれA/Dコンバータ34−1〜34−14に与える。A/Dコンバータ34−1〜34−14は、収音信号をデジタル変換してマイクビーム生成部36に出力する。したがって、マイクビーム生成部36には、マイクユニットMIC1〜MIC14での収音信号が入力される。
マイク信号選択部38は、収音ビーム信号MB1〜MB14を入力して信号強度を比較し、予め設定した所定条件に適合する収音ビーム信号MBを選択する。例えば、一人の話者からの音声のみを他の遠隔会議装置に送信する場合には、マイク信号選択部38は、最も信号強度の高い収音ビーム信号を選択し、特定収音ビーム信号MBとしてエコーキャンセル部40に出力する。また、複数の音声会議を並行して行う時のように複数の収音ビーム信号が必要であれば、その状況に応じた収音ビーム信号を順次選択して、それぞれを個別の特定収音ビーム信号MBとしてエコーキャンセル部40に出力する。また、マイク信号選択部38は、選択した特定収音ビーム信号MBに対応する収音方向(収音指向性)を含む収音環境情報を制御部14に出力する。制御部14はこの収音環境情報に基づき、話者方向を特定し、スピーカ信号処理部20に与える放音指向性を設定する。
エコーキャンセル部40は、適応型フィルタ402と加算器を含むポストプロセッサ404とを備えている。適応型フィルタ402は、入力音声信号に対して、選択された収音ビーム信号MBの収音指向性に基づく擬似回帰音信号を生成する。ポストプロセッサ404は、マイク信号選択部38から出力される収音ビーム信号MBから擬似回帰音信号を減算して、出力音声信号としてコーデック60に出力する。このようなエコーキャンセル処理を行うことにより、適切なエコー除去が行われ、自装置の話者音声のみが出力音声信号として、ネットワークに送信される。
ビデオカメラ50は、会議の参加者の映像を撮像して、その映像データを映像データ処理部54に出力する。
モニタ52は、映像データ処理部54から出力された、別の遠隔会議装置からの映像データを表示する。また、遠隔会議装置1の初期設定時には、リモコン10の操作に連動して、参加者(話者)の配置パターンを表示する。
映像データ処理部54は、ビデオカメラ50から出力された映像データをコーデック60に出力する。また、映像データ処理部54は、コーデック60から出力された映像データをモニタ52へ出力する。
コーデック60は、エコーキャンセル部40から出力された音声信号、及び映像データ処理部54から出力された映像信号を一定の規則に従って圧縮して、圧縮音声信号及び圧縮映像信号を入出力I/F62へ出力する。また、コーデック60は、入出力I/F62から送られてきた圧縮音声信号及び圧縮映像信号を一定の規則に従って伸張し、音声信号をスピーカ信号処理部20へ出力し、映像信号を映像データ処理部54へ出力する。
入出力I/F62は、コーデック60から出力された圧縮音声信号及び圧縮映像信号を、ネットワークに対応するデータ形式(プロトコル)に変換して、入出力コネクタ64を介して、ネットワークに送信する。また、入出力I/F62は、入出力コネクタ64に接続されたオーディオ信号ケーブル及びビデオ信号ケーブルを介して圧縮音声信号及び圧縮映像信号を、他の遠隔会議装置へ出力する。さらに、入出力I/F62は、入出力コネクタ64に接続されたネットワーク(LAN)を介して入力された他の遠隔会議装置からの圧縮音声信号及び圧縮映像信号を、ネットワークに対応するデータ形式(プロトコル)から変換して、コーデック60に出力する。また、入出力I/F62は、入出力コネクタ64に接続されたオーディオ信号ケーブル及びビデオ信号ケーブルを介して入力された他の遠隔会議装置からの圧縮音声信号及び圧縮映像信号を、コーデック60に出力する。
ここで、マイクアレイの指向特性について説明する。図3は、マイクアレイの動作原理を説明するための図である。図3において、会議参加者である話者Wが発した音声は、最も近いマイクユニットから順に到達するが、それぞれのマイクユニットに遅延を与え、音源から発せられた音声が同位相で出力されるようにする。各マイクユニットから同位相で音声が出力されるので、これらをミキシングするとその音声が強調されることとなる。また、他の位置から発せられた音声は、各マイクユニットから異なる位相で出力されるのでミキシングすると打ち消されることとなり、音源の方向にのみマイクの主感度を向けることができる。
次に、本発明の特徴的な動作について説明する。図4は、遠隔会議をグローバルモードで行う様子、及び遠隔会議をグローバルモードで行う場合の収音ビーム信号を示す図である。図5は、遠隔会議をローカルモードで行う様子、及び遠隔会議をローカルモードで行う場合の収音ビーム信号を示す図である。複数人で実施する遠隔会議では、図4(A)に示すように遠隔会議装置1の前に会議参加者が並んで、遠隔地と対話しながら会議を進めていくグローバルモードで会議を行う場合と、図5(A)に示すように会議参加者が机を囲んで中心的に会議を行い、その他の地点ではその会議に補助的に参加するローカルモードで会議を行う場合がある。
図4に示したような配置パターン(グローバルモード)で遠隔会議を行う場合には、各会議参加者の着座位置から遠隔会議装置1のマイクアレイ30までの距離がほぼ同等である。そのため、この場合には、収音ビーム信号MBの焦点位置を、各会議参加者の着座位置付近に設定すると周波数特性の良い収音ができる。
一方、図5に示したような配置パターン(ローカルモード)で遠隔会議装置を行う場合には、各会議参加者の着座位置から遠隔会議装置1のマイクアレイ30までの距離が異なるため、収音ビーム信号MBの焦点位置を各会議参加者の着座位置付近に設定すると、収音する音声の周波数特性があまり良くない。そのため、この場合には、収音ビーム信号MBの焦点位置を各会議参加者の着座位置よりも遠くに設定するか、または、焦点を結ばせずに平行波となるように設定すると良い。これにより、周波数特性を向上させることができる。
また、この場合には、遠隔会議装置1と各会議参加者との距離がそれぞれ異なるので、収音ビーム信号毎に異なるゲインに設定すると良い。
このように、会議参加者の配置パターンによって、マイクアレイの指向性特性を変更する必要がある。そこで、本発明の遠隔会議装置1では、制御部14に接続されているメモリ16に、会議参加者(話者)の配置パターンを予め複数記憶させておく。そして、遠隔会議装置1を設置した際に、会議モードに応じた配置パターンをリモコン10で切り替え可能な構成とする。
メモリ16は、例えば、以下のような配置パターンを記憶している。図6は、メモリが記憶する会議参加者の配置パターン例である。
会議参加者が8人で、ローカルモードで遠隔会議を行う場合には、図6(A)に示すような配置となる。この場合には、前記のように、各会議参加者の着座位置付近を収音ビーム信号MBの焦点位置に設定すると、周波数特性が悪くなるため、収音ビーム信号MBの焦点位置を各会議参加者の着座位置よりも遠くに設定するか、または、焦点を結ばせずに平行波となるように設定すると良い。
会議参加者が4人で、ローカルモードで遠隔会議を行う場合には、図6(B)に示す黒丸または白丸の位置に着座する配置となる。この場合にも、遠隔会議装置1のマイクアレイ30と各会議参加者との距離の差が大きく、前記のように、各会議参加者の着座位置付近を収音ビーム信号MBの焦点位置に設定すると、周波数特性が悪くなるため、収音ビーム信号MBの焦点位置を各会議参加者の着座位置よりも遠くに設定するか、または、焦点を結ばせずに平行波となるように設定すると良い。
会議参加者が4人で、会議机に向かってグローバルモードで遠隔会議を行う場合には、図6(C)に示すような配置となる。この場合には、遠隔会議装置1のマイクアレイ30と各会議参加者との距離の差は小さいので、前記のように、各会議参加者の着座位置付近を収音ビーム信号MBの焦点位置に設定する。
会議参加者が2人で会議机に向かい、グローバルモードまたはローカルモードで遠隔会議を行う場合には、図6(D)に示すような配置となる。この場合には、図6(D)に示したように、パターン1〜3の配置パターンが考えられる。すなわち、会議参加者は、通常、遠隔会議装置1との距離がほぼ等しく、また、会議机に対して対照的な位置に着席することが多い。したがって、このような場合には、遠隔会議装置1のマイクアレイ30と各会議参加者との距離の差は小さいので、各会議参加者の着座位置付近を収音ビーム信号MBの焦点位置に設定する。
次に、遠隔会議装置1では、前記のように、会議参加者の配置パターンを選択する際には、リモコン10を操作することで、会議参加者の配置パターンを設定することができる。ユーザは、会議参加者の配置パターンを選択する際には、リモコン10の配置パターン選択キーを操作する。リモコン10は、配置パターン選択キーの操作を検出すると、表示部101に、会議参加者数、及び会議モードの入力を促す内容を表示する。ユーザは、この表示に従って、会議参加者数及び会議モードを入力すると、リモコン10の表示部101には、入力内容に応じた会議参加者の配置パターンを表示する。ユーザは、表示部101に表示された配置パターンから該当する配置パターンを選択する。なお、配置パターンが複数ある場合には、ユーザは送りキーや戻りキーを操作することで、配置パターンの画像を切り替えることができる。
リモコン10は、配置パターンが選択されると、この配置パターン情報を信号として出力する。制御部14は、信号受信部12を介してこの信号を受信すると、選択された配置パターンの情報に基づいてメモリから配置パターン情報を読み出して、この情報をマイクビーム生成部36に出力する。マイクビーム生成部36は、この配置パターン情報に基づいて、マイクビームを生成する。
ユーザは、選択した配置パターンにおいて、会議参加者の位置が若干異なる場合には、矢印キーを操作することで、会議参加者の配置パターンを補正することができる。この場合、ユーザは、表示部101に表示された各会議参加者の位置を、リモコン10の矢印キーの操作により移動させて、決定キーを押す。リモコン10は、決定キーが操作されたことを検出すると、移動された会議参加者の位置情報を信号として出力する。制御部14は、信号受信部12を介してこの信号を受信すると、この情報をマイクビーム生成部36に出力する。マイクビーム生成部36は、この会議参加者の位置情報に基づいて、マイクビームを生成する方向や焦点位置を補正する。
また、リモコン10には、音声出力部102が設けられており、ユーザが会議参加者の配置パターンを補正する際には、会議参加者の着座位置においてリモコン10の補正キーを操作することで、音声出力部102から音声を放音させるとともに、この音声をマイクアレイ30に収音させて、マイクビーム生成部36に、マイクアレイ30が収音した音声信号に基づいて、収音ビーム信号を形成する会議参加者方向を補正させることができる。この場合、リモコン10は、ユーザが補正キーを操作したことを検出すると、音声補正モードの実行を遠隔会議装置1に通知する信号を出力するとともに、音声出力部102からテスト音を放音させる。制御部14は、信号受信部12を介してこの信号を受信すると、マイクビーム生成部36に音声補正モードが実行されることを通知する。マイクビーム生成部36は、この通知を受けると、マイクアレイ30で収音したテスト音に基づいて、マイクビームを生成する方向や焦点位置を補正する。
このように、遠隔会議装置1は、ユーザの操作や、実際に放音された音声に基づいて収音ビーム信号を形成する方向を補正するので、より精度良く会議参加者が発した音声を収音することができる。
また、遠隔会議装置1では、テレビ会議を行うためにモニタ52を接続している場合には、会議参加者の配置パターンを選択する際には、リモコン10の表示部101に表示させていた内容をモニタ52に表示させることができる。ユーザは、予め表示の設定をしておくことで、会議参加者の配置パターンを選択する際の設定内容を、モニタ52のみに表示させることも、リモコン10の表示部101にのみ表示させることも、両方に表示させることも可能である。
以上のように、本発明の遠隔会議装置では、会議参加者の配置パターンを複数記憶しており、ユーザがリモコンを操作することで、今回の会議に応じた配置パターンを設定できるので、会議参加者の発言を漏らすことなく、品質の良い音声で収音できる。また、遠隔会議を行う際には、遠隔会議装置を設置後に、会議参加者の配置パターンの設定や補正を行うだけで良いので、ユーザは気軽に遠隔会議を行うことができる。
なお、遠隔会議装置1では、リモコン10によって予め設定しておくことで、別の遠隔会議装置から送られてきた音声を、スピーカアレイから各会議参加者に対して、会議参加者の配置パターンの設定に応じて個別に音声ビームとして放音させることも、スピーカアレイから全会議参加者に対して音声を放音させることもできる。
また、遠隔会議装置1は、ビデオカメラ50の撮像方向を切り替える不図示の方向切り替え機構を備えており、リモコン10によって予め設定しておくことで、会議参加者の配置パターンの設定に応じて、ビデオカメラ50のフォーカス・ズーム・撮像方向を制御部14からの信号で制御して、会議参加者のうち発言中の話者のみを撮像することも、会議参加者全員を撮像することもできる。
1−遠隔会議装置 10−リモコン 12−信号受信部 14−制御部 16−メモリ 20−スピーカ信号処理部 22−D/Aコンバータ 24−放音用アンプ 26−スピーカアレイ 30−マイクアレイ 32−収音用アンプ 34−A/Dコンバータ 36−マイクビーム生成部 38−マイク信号選択部 40−エコーキャンセル部 50−ビデオカメラ 52−モニタ 54−映像データ処理部 60−コーデック 62−入出力I/F 64−入出力コネクタ 101−表示部 102−音声出力部 402−適応型フィルタ 404−ポストプロセッサ
Claims (4)
- 複数のマイクを備えたマイクアレイと、
会議時における会議参加者の配置パターンを複数記憶する記憶手段と、
前記配置パターンの選択を受け付ける配置情報設定手段と、
前記配置情報設定手段が受け付けた前記配置パターンを前記記憶手段から読み出すパターン設定手段と、
前記パターン設定手段が読み出した配置パターンに基づいて、前記マイクアレイの各マイクが収音した信号から各会議参加者方向の収音ビーム信号を形成する収音ビーム形成手段と、
前記収音ビーム形成手段が形成した各会議参加者方向の収音ビーム信号を音声信号として送信する通信手段と、
を備えた遠隔会議装置。 - 前記配置情報設定手段は、前記配置パターンの選択時に、会議参加者数及び遠隔会議のパターンを受け付け、
前記パターン設定手段は、前記配置情報設定手段が受け付けた会議参加者数、及び会議のパターンに基づいて、前記記憶手段から会議参加者の配置パターンを読み出す請求項1に記載の遠隔会議装置。 - 音声を放音する音声出力手段を備え、
前記マイクアレイは前記音声出力手段が放音した音声を収音し、
前記収音ビーム形成手段は、前記マイクアレイが収音した音声信号に基づいて、収音ビーム信号を形成する会議参加者方向を前記配置パターンから補正する請求項1または2に記載の遠隔会議装置。 - 前記配置情報設定手段が配置パターンの選択を受け付けた際に、前記会議参加者の配置パターンを表示する表示手段を備えた請求項1乃至3のいずれかに記載の遠隔会議装置。
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