JP2003185868A - 多層光配線 - Google Patents

多層光配線

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JP2003185868A JP2001382765A JP2001382765A JP2003185868A JP 2003185868 A JP2003185868 A JP 2003185868A JP 2001382765 A JP2001382765 A JP 2001382765A JP 2001382765 A JP2001382765 A JP 2001382765A JP 2003185868 A JP2003185868 A JP 2003185868A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高ビットレートが要求されるもの、多少遅くて
もよいもの、ほぼ直線でよいもの、急激な曲がりを必要
とするものなど、異なる仕様を満足することのできる光
配線層を提供する。 【解決手段】複数の光配線を面内に有する光配線層を複
数層積層した構造の多層光配線において、異なる種類の
光配線を具備するものとする。なお、各層の光配線の開
口数が異なること、各層の光配線の比屈折率差が異なる
ことも含まれる。また、光配線の端部の全てあるいは一
部に光路を90゜変換するミラーを有する場合には、ミラ
ーから多層光配線表面までの距離が長いほど、開口数が
小さいこと、ミラーから多層光配線表面までの距離が長
いほど、比屈折率差が小さいことも含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光インターコネク
ション等に使用する多層光配線に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信技術の進展によって、光の
優位性が実証されてきた。また、LSI等の信号の高速
化に伴い、電気信号を光信号に置き換える技術の研究開
発が進められている。
【0003】光通信のように信号数が比較的少なく伝送
距離が大きい場合には、伝送媒体として光ファイバが適
している。しかし、LSIのように信号数が多く伝送距
離が比較的短い場合には、伝送媒体として光導波路が適
している。
【0004】これら光ファイバおよび光導波路のような
伝送媒体をここでは光配線と称する。光ファイバを面内
に有する光配線層として光ファイバボードが開発されて
いる。光導波路を面内に有する光配線層はリソグラフィ
技術を用いて形成できるが、高分子導波路材料を使用す
ることによって大きなものも作製できるようになってき
た。
【0005】また、信号数の増大に対応するため、特開
平11−183747号公報のような多層光配線も作製
されている。しかし、従来の多層光配線は、図9のよう
に同種の光配線層を積層した構造であった。これは、同
種の光信号を並列伝送することが想定されているためで
ある。
【0006】しかし光配線には、高ビットレートが要求
されるもの、多少遅くてもよいもの、ほぼ直線でよいも
の、急激な曲がりを必要とするものなど様々であり、す
べての光配線を同一の規格で満足させられない問題も生
じていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る従来技
術の状況に鑑みてなされたもので、異なる仕様を満足す
る光配線層を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、まず請求項1の発明は、複数の光配線を面内に有
する光配線層を複数層積層した構造の多層光配線におい
て、異なる種類の光配線を具備したことを特徴とする多
層光配線としたものである。
【0009】請求項2の発明は、複数の光配線を面内に
有する光配線層を複数層積層した構造の多層光配線にお
いて、異なる開口数の光配線を具備したことを特徴とす
る請求項1記載の多層光配線としたものである。
【0010】請求項3の発明は、複数の光配線を面内に
有する光配線層を複数層積層した構造の多層光配線にお
いて、異なる比屈折率差を有する光配線を具備すること
を特徴とする請求項1〜2記載の多層光配線としたもの
である。
【0011】請求項4の発明は、上記光配線の端部の全
てあるいは一部に光路を90゜変換するミラーを有する請
求項1〜3の何れかに記載の多層光配線としたものであ
る。
【0012】請求項5の発明は、光配線端部の90゜光路
変換ミラーから多層光配線表面までの距離が長いほど、
開口数が小さいことを特徴とする請求項4記載の多層光
配線としたものである。
【0013】請求項6の発明は、光配線端部の90゜光路
変換ミラーから多層光配線表面までの距離が長いほど、
比屈折率差が小さいことを特徴とする請求項4〜5の何
れかに記載の多層光配線としたものである。
【0014】請求項7の発明は、シングルモード光配線
を有する光配線層とマルチモード光配線を有する光配線
層が積層されており、シングルモード光配線の端部は側
面に露出し、マルチモード光配線の端部には90゜光路変
換ミラーを有することを特徴とする請求項4〜6の何れ
かに記載の多層光配線としたものである。
【0015】請求項8の発明は、シングルモード光配線
を有する光配線層とマルチモード光配線を有する光配線
層が積層されており、シングルモード光配線、マルチモ
ード光配線の双方の端部に90゜光路変換ミラーを有する
構造であって、シングルモード光配線を有する光配線層
が多層光配線の最外層に位置することを特徴とする請求
項4〜6の何れかに記載の多層光配線としたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下詳細に説明する。前述したように、光配線には、高ビ
ットレートが要求されるもの、多少遅くてもよいもの、
ほぼ直線でよいもの、急激な曲がりを必要とするものな
ど様々である。高ビットレートが必要な光配線にはシン
グルモード光配線が適しており、遅くてよい光配線はマ
ルチモードでよい。ほぼ直線状の光配線ならば比屈折率
差は小さくてよいが、急激な曲がりを必要とする光配線
には比屈折率差の大きい光配線が必要である。
【0017】このような各種光配線を形成する際、光配
線として光導波路を用いた場合には、工程上、同一層に
は同種の光導波路を形成するのが適当である。少なくと
も、単一膜をパターニングしてコアを形成する限り、コ
アの屈折率と高さは同一にせざるを得ない。従って、異
種の光配線1、2、2A、2Bを設けるには、層ごとに
異なる種類の光配線を有する多層光配線13とすること
が望ましい(図1〜2)。
【0018】そして、高ビットレートが必要な光配線を
シングルモード光配線層11に、遅くてよい光配線をマ
ルチモード光配線層12に配置する(図1)。あるい
は、ほぼ直線状の光配線を比屈折率差が小さい光配線層
2Bに、急激な曲がりを必要とする光配線を比屈折率差
が大きい光配線層2Aに配置する(図2)。
【0019】光配線として光ファイバを用いる場合で
も、同一の層には単一の布線機を用いて同種の光ファイ
バを布線することが望ましい。従ってこの場合でも、異
種の光配線5、6を設けるには、層ごとに異なる種類の
光配線を有する多層光配線13とすることが望ましい
(図3)。
【0020】また、光配線の端部に90゜光路変換ミラー
7を設けた構造が用いられるが、光配線1、2、2A、
2Bを通ってミラー7で反射された光はクラッド3中を
空間光として伝搬するので、出射面である多層光配線表
面までの距離14が長いほど広がる傾向にある。そこ
で、広がりを嫌うシングルモード光配線については、90
゜光路変換ミラーを用いないか(図4)、あるいは出射
面である多層光配線表面までの距離14が最も短い最外
層に配置する(図5)。
【0021】次に、マルチモード導波路については、ま
ず同じ開口数(NA)の光配線が積層された従来例を示
す(図10)。NAは、導波路を伝搬しうる光の角度を
規定する。光配線には界面のゆらぎ・組成のゆらぎ等の
様々な要因が作用し、入射角が小さくても出射角が大き
くなることがある。このような出射角の大きい成分が、
他の光路に侵入してクロストークとなる。そこで、それ
を回避するため、出射面である多層光配線表面までの距
離14が長い層には、NAの小さい光配線2C、あるい
は比屈折率差の小さい光配線2Cを用いることで、広が
り角15を抑制して、クロストークの小さい良好な信号
伝達が可能になる(図7)。
【0022】マルチモード光配線の場合、クラッド3中
での広がり角15の最大半角θmaxは、コアの屈折率n
1 、クラッドの屈折率n2 とすると、次式で与えられ
る。ただし、Δは比屈折率差である。 θmax=NA/n2 ≒(n1 2−n2 2)0.5/n2 =(2Δ/(1
-2Δ))0.5 従って、NAが小さいほど、あるいは比屈折率差が小さ
いほど、広がり角は小さくなる。出射面である多層光配
線表面までの距離14をLとすれば、NAはLにおおよ
そ反比例するように選ぶとよい。
【0023】また、マルチモード光配線について、出射
面である多層光配線表面までの距離14が短い層には、
NAの大きい光配線2Aや2B、あるいは比屈折率差の
大きい光配線2Aや2Bを用いるのであるから、その層
に曲率の大きい光配線を配置できることは前述した通り
である。
【0024】なお、入出射面である多層光配線表面にマ
イクロレンズ8を設けてもよい。マイクロレンズ8は、
型を用いて作製してもよいし、ディスペンサ等で光学樹
脂を滴下後・硬化してもよい。90゜光路変換ミラー7と
しては、空気を相手とする全反射ミラーでもよいが、個
々の光配線に精密な位置精度で形成するために、金属ミ
ラーが好ましい。また、光配線層の積層方法としては、
各層を順次形成する方法、別途形成した光配線層を接着
剤で貼り合わせる方法、光配線層のクラッドの一部を半
硬化して重ねてから完全硬化させる方法等のいずれも可
能である。
【0025】また、電気配線基板と組み合わせることで
光・電気配線基板とすることができることは言うまでも
ない。
【0026】
【実施例】<実施例1> [シングルモード光配線とマルチモード光配線の積層例
1]本発明の実施例について、図6を用いて説明する。
まず、仮基板21(ガラス基板)を用意し、UV硬化型
樹脂を塗布・全面UV照射することにより、屈折率n2
=1.513、厚さ20μmのクラッド層3aを形成し
た。次に、別のUV硬化型樹脂を塗布・部分UV照射・
溶剤現像することにより、屈折率n1 =1.517、厚
さ6μm、幅6μmのコアパターン1を形成した(図6
(a))。この場合、比屈折率差Δ=0.3%である。
次に、KrFエキシマレーザ斜め照射によってコア端部
を斜めに加工した。さらに、あらかじめミラー部以外に
レジストパターンを形成しておき、金属を蒸着後にレジ
ストを除去するいわゆるリフトオフ法により、コア端部
に金属を成膜して90゜光路変換ミラー7とした(図6
(b))。そして、UV硬化型樹脂を塗布・全面UV照
射することにより、屈折率n2 =1.513、厚さ20
μmのクラッド3bを形成してシングルモード光配線層
11を形成した(図6(c))。
【0027】次に、同様の方法(図6(d)〜(f))
によってマルチモード光配線層12を形成した。ただ
し、コア1の屈折率n1 =1.560、厚さ40μm、
幅40μmとした。この場合、Δ=3%、NA=0.3
8である。さらに、フッ酸処理によってマルチモード光
配線層をフィルム化した(図6(g))。
【0028】そして、シングルモード光配線層11上に
マルチモード光導波路フィルム12をクラッドと同じU
V硬化型樹脂を用いてアライメント貼り合わせ(図6
(h))した後、フッ酸処理によって多層光配線13を
フィルム化し(図6(i))、多層光配線13が完成し
た。
【0029】<実施例2> [シングルモード光配線とマルチモード光配線の積層の
評価例1]実施例1の方法によって図5の多層光配線を
作製した。ただし、クラッドの屈折率n2 =1.51
3、コア1の屈折率n1 =1.517、Δ=0.3%、
コア2Aの屈折率n1 =1.560、Δ=3%、NA=
0.38、コア2Bのn1 =1.533、Δ=1.3
%、NA=0.25である。(ただし屈折率は0.85
μmでの値。)シングルモード光配線1には波長1.3
μmのレーザダイオード(LD)光を、マルチモード光
配線2A、2Bには波長0.85μmの面発光レーザ
(VCSEL)光を用いて光伝送テストを行い、良好に
信号伝送できることを確認した。
【0030】<実施例3> [シングルモード光配線とマルチモード光配線の積層・
評価例2]実施例1と類似の方法によって図4の多層光
配線を作製した。ただし、クラッドの屈折率n2 =1.
513、コア1の屈折率n1 =1.517、Δ=0.3
%、コア2の屈折率n1 =1.560、Δ=3%、NA
=0.38である。(ただし屈折率は0.85μmでの
値。)シングルモード光配線1には波長1.3μmのレ
ーザダイオード(LD)光を、マルチモード光配線2に
は波長0.85μmの面発光レーザ(VCSEL)光を
用いて光伝送テストを行い、良好に信号伝送できること
を確認した。
【0031】<実施例4> [シングルモード光配線とマルチモード光配線の積層例
3]本発明の実施例について、図3を用いて説明する。
まず、樹脂基板4を用意し、あらかじめ接着剤(図示せ
ず)を塗布しておく。次に、布線機によってシングルモ
ード光ファイバ5を布線する。さらに全体を樹脂(図示
せず)でカバーしてファイバ布線ボード11とした。
【0032】次いで、樹脂基板の裏面に同様の方法によ
ってマルチモード光ファイバ6を布線することで、多層
光配線13を作製した。
【0033】なお、別の樹脂基板を用いて作製したファ
イバ布線ボード同志を接着剤で貼り合わせてもよい。
【0034】<実施例5> [シングルモード光配線とマルチモード光配線の積層の
評価例3]図3の多層光配線13に対して、シングルモ
ード光配線5にはシングルモードファイバを、マルチモ
ード光配線6にはマルチモードファイバを接続し、良好
に信号伝送できることを確認した。
【0035】<実施例6> [マルチモード光配線の積層例]本発明の実施例につい
て、図8を用いて説明する。まず、マイクロレンズの型
23(ガラス)を用意し、UV硬化型樹脂を塗布・全面
UV照射することにより、半硬化状態のクラッド3aを
形成した(図8(a))。その際、硬化後の屈折率n2
=1.513となるUV硬化樹脂を使用し、レンズを除
く厚さが50μmになるようにした。
【0036】次に、別途用意した型24Aに別のUV硬
化型樹脂を埋込・全面UV照射することにより、屈折率
1 =1.560、高さ40μm、幅40μmのコアパ
ターン2Aを形成した(図8(b))。そして、両者を
貼り合わせ、UV照射してクラッド3aを硬化した(図
8(c))。
【0037】それから型24Aをはずし、あらかじめミ
ラー部以外にレジストパターンを形成しておき、金属を
蒸着後にレジストを除去するいわゆるリフトオフ法によ
り、コア端部に金属を成膜し90゜光路変換ミラー7とし
た(図8(d))。そして、UV硬化型樹脂を塗布・全
面UV照射することにより、半硬化状態のクラッド3b
を形成した(図8(e))。その際、硬化後の屈折率n
2 =1.513となるUV硬化樹脂を使用し、厚さが5
0μmになるようにした。
【0038】次に、別途用意した型24Bに別のUV硬
化型樹脂を埋込・全面UV照射することにより、屈折率
1 =1.533、高さ40μm、幅40μmのコアパ
ターン2Bを形成した(図8(f))。そして、両者を
貼り合わせ、UV照射してクラッド3bを形成した(図
8(g))。
【0039】それから型24Bをはずし、あらかじめミ
ラー部以外にレジストパターンを形成しておき、金属を
蒸着後にレジストを除去するいわゆるリフトオフ法によ
り、コア端部に金属を成膜し90゜光路変換ミラー7とし
た(図8(h))。そして、UV硬化型樹脂を塗布・全
面UV照射することにより、クラッド3cを形成した
(図8(i))。その際、硬化後の屈折率n2 =1.5
13となるUV硬化樹脂を使用し、厚さが50μmにな
るようにした。
【0040】最後に、フッ酸処理によって多層光配線1
3をフィルム化し(図8(j))、多層光配線13が完
成した。
【0041】<実施例7> [マルチモード光配線の積層の評価例]実施例5の方法
によって図7の多層光配線を作製した。ただし、クラッ
ドの屈折率n2 =1.513、コア2Aの屈折率n1
1.560、Δ=3%、NA=0.38、コア2Bのn
1 =1.533、Δ=1.3%、NA=0.25、コア
2Cの屈折率n1 =1.517、Δ=0.3%、NA=
0.11である。(ただし屈折率は0.85μmでの
値。)波長0.85μmの面発光レーザ(VCSEL)
光を用いて光伝送テストを行い、良好に信号伝送できる
ことを確認した。 <実施例8> [マルチモード光配線の比較例]実施例5と同様だが各
光配線層のコアの屈折率を同じn1 =1.560、Δ=
3%、NA=0.38にすることによって、図10の多
層光配線を作製した。波長0.85μmの面発光レーザ
(VCSEL)光を用いて光伝送テストを行ったが、ク
ロストークが大きく、良好に信号伝送できなかった。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明には、以下の効果がある。
【0043】第1に、異なる種類の光配線を有するた
め、通信速度の異なる信号を用いたり、曲率の異なる光
配線を形成することが容易になる。第2に、シングルモ
ード光配線については、90゜光路変換ミラーを用いない
か、あるいは多層光配線の最外層に設けることにより、
光の広がりを抑えて良好な信号伝達が可能になる。第3
に、マルチモード光配線については、90゜光路変換ミラ
ーから出口である多層光配線表面までの距離が長いほ
ど、開口数が小さいことあるいは比屈折率差が小さいこ
とにより、光の広がりを抑えてクロストークの少ない良
好な信号伝達が可能になる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層光配線の一例を示す斜視図。
【図2】本発明の多層光配線の他の例を示す斜視図。
【図3】本発明の多層光配線の他の例を示す斜視図。
【図4】本発明の多層光配線の他の例を示す断面図。
【図5】本発明の多層光配線の他の例を示す断面図。
【図6】本発明の多層光配線の製造方法例を示す断面
図。
【図7】本発明の多層光配線の他の例を示す断面図。
【図8】本発明の多層光配線の製造方法例を示す断面
図。
【図9】従来の多層光配線の一例を示す断面図。
【図10】従来の多層光配線の他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1 シングルモード光配線のコア 2 マルチモード光配線のコア 2A マルチモード光配線のコア 2B マルチモード光配線のコア(2Aより低屈折率) 2C マルチモード光配線のコア(2Bより低屈折率) 3 クラッド 3a クラッド 3b クラッド 3c クラッド 4 樹脂基板 5 シングルモード光ファイバ 6 マルチモード光ファイバ 7 90゜光路変換ミラー 8 マイクロレンズ 9 光配線 11 シングルモード光配線層 12 マルチモード光配線層 12A マルチモード光配線層 12B マルチモード光配線層 13 多層光配線 14 ミラーから多層光配線表面までの距離 15 広がり角 21 仮基板 22 仮基板 23 マイクロレンズの型 24A ミラー付きコアの型 24B ミラー付きコアの型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 CA52 2H047 KA04 KA12 KB08 PA02 PA03 PA21 PA24 PA28 QA05 TA18 TA19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光配線を面内に有する光配線層を複
    数層積層した構造の多層光配線において、異なる種類の
    光配線を具備したことを特徴とする多層光配線。
  2. 【請求項2】複数の光配線を面内に有する光配線層を複
    数層積層した構造の多層光配線において、異なる開口数
    の光配線を具備したことを特徴とする請求項1記載の多
    層光配線。
  3. 【請求項3】複数の光配線を面内に有する光配線層を複
    数層積層した構造の多層光配線において、異なる比屈折
    率差を有する光配線を具備することを特徴とする請求項
    1〜2記載の多層光配線。
  4. 【請求項4】上記光配線の端部の全てあるいは一部に光
    路を90゜変換するミラーを有する請求項1〜3の何れか
    に記載の多層光配線。
  5. 【請求項5】光配線端部の90゜光路変換ミラーから多層
    光配線表面までの距離が長いほど、開口数が小さいこと
    を特徴とする請求項4記載の多層光配線。
  6. 【請求項6】光配線端部の90゜光路変換ミラーから多層
    光配線表面までの距離が長いほど、比屈折率差が小さい
    ことを特徴とする請求項4〜5の何れかに記載の多層光
    配線。
  7. 【請求項7】シングルモード光配線を有する光配線層と
    マルチモード光配線を有する光配線層が積層されてお
    り、シングルモード光配線の端部は側面に露出し、マル
    チモード光配線の端部には90゜光路変換ミラーを有する
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の多層光
    配線。
  8. 【請求項8】シングルモード光配線を有する光配線層と
    マルチモード光配線を有する光配線層が積層されてお
    り、シングルモード光配線、マルチモード光配線の双方
    の端部に90゜光路変換ミラーを有する構造であって、シ
    ングルモード光配線を有する光配線層が多層光配線の最
    外層に位置することを特徴とする請求項4〜6の何れか
    に記載の多層光配線。
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JP2006323319A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光導波路構造体
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WO2024075320A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 日本電信電話株式会社 光配線ユニット、光クロスコネクトユニット、光クロスコネクト装置、及びノード

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