JP2003185226A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2003185226A JP2001389932A JP2001389932A JP2003185226A JP 2003185226 A JP2003185226 A JP 2003185226A JP 2001389932 A JP2001389932 A JP 2001389932A JP 2001389932 A JP2001389932 A JP 2001389932A JP 2003185226 A JP2003185226 A JP 2003185226A
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博孝 佐田
Yoshitaka Noritake
義孝 則武
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Dairyo Kogyo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動センサと複数の固定センサとを使用する
ことで、人の方向をほぼ特定できるようにし、空調を効
果的に行う。 【解決手段】 本発明に係る空調装置は、可動ダクト7
を回動中心軸の回りに回動させて、その可動ダクト7に
設けられた空気吹出し口7eを人の方向に向け、空調を
行う空調装置であって、空調領域Sを仮想的に分割する
ことにより形成された複数の分割領域I〜IIIのいずれか
に人が居るか否か感知可能に設置された複数の赤外線式
の固定センサ32,33と、空気吹出し口7eと同方向
に向けられた状態で、可動ダクト7に取付けられた赤外
線式の移動センサ31と、人が居る分割領域の方向に前
記可動ダクトを回動させ、前記移動センサが人を感知し
た時に可動ダクトの回動を止める回動制御手段30とを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動ダクトを回動
中心軸の回りに回動させて、その可動ダクトに設けられ
た空気吹出し口を人の方向に向け、空調を行う空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】可動ダクトを基端部の軸回りに回動させ
て、その可動ダクトの空気吹出し口54fの方向を変え
る空調装置の一例が特開平5−99479号公報に記載
されている。この空調装置は、図8に示すように、自立
式の空調装置本体52を備えており、この空調装置本体
52の上面隅部に可動ダクト54が水平回動可能に設置
されている。可動ダクト54の基端部には、空気吹出し
口54fとほぼ同方向を向けられた状態で一対の超音波
センサ54sが装着されており、その可動ダクト54の
回動中にそれらの超音波センサ54sが人を感知した段
階で可動ダクト54の回動が停止するように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超音波センサ
54sを使用する方式では人以外の動く物、例えば、ロ
ボット等を誤って感知することがあり、好ましくない。
また、人とロボット等とを識別できる比較的安価なセン
サとして赤外線センサが考えられるが、赤外線センサは
一般的に感知領域が広いため、人の有無は感知できて
も、人の方向を具体的に特定することは難しい。本発明
は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、赤外線セ
ンサを複数使用して人の方向をほぼ特定できるようにす
ることで、空調を効果的に行える空調装置の提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、各請求
項の発明によって解決される。請求項1の発明は、可動
ダクトを回動中心軸の回りに回動させて、その可動ダク
トに設けられた空気吹出し口を人の方向に向け、空調を
行う空調装置であって、空調領域を仮想的に分割するこ
とにより形成された複数の分割領域のいずれかに人が居
るか否か感知可能に設置された複数の赤外線式の固定セ
ンサと、前記空気吹出し口と同方向に向けられた状態
で、前記可動ダクトに取付けられた赤外線式の移動セン
サと、人が居る分割領域の方向に前記可動ダクトを回動
させ、前記移動センサが人を感知した時に可動ダクトの
回動を止める回動制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0005】本発明によると、人が空調領域内に入れ
ば、複数の固定センサによってその人が空調領域内のい
ずれの分割領域に居るか感知可能となる。このため、回
動制御手段によって人が居る分割領域の方向に可動ダク
トを回動させ、移動センサが人を感知した時に可動ダク
トの回動を止めることで、空気吹出し口を人の方向に向
けることができる。即ち、移動センサと複数の固定セン
サとを使用することで、人の方向をほぼ特定することが
できるため、空調を効果的に行えるようになる。
【0006】また、請求項2に示すように、一の固定セ
ンサの感知領域と他の固定センサの感知領域とを部分的
に重複させ、重複する感知領域と重複しない感知領域と
をそれぞれ分割領域に対応させることにより、例えば、
二台の固定センサで三個所の分割領域における人の有無
を感知できるようになる。このため、固定センサを効率
的に使用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に基づいて本発
明の実施形態1に係る空調装置の説明を行う。ここで、
図1は、本実施形態に係る空調装置の要部側面図等であ
り、図2は空調装置の駆動機構を表す正面図等である。
また、図3は可動ダクトと分岐固定ダクトとの接続部分
を表す縦断面図等である。また、図4〜図6は空調装置
の動作フローチャート、図7は空調装置の正面図であ
る。
【0008】空調装置1は、図7に示すように、工場の
天井部分に設置された主固定ダクト2を備えており、そ
の主固定ダクト2の側面に複数の分岐固定ダクト4が所
定の間隔で接続されている。分岐固定ダクト4の先端部
分はハウジング6の内部に収納されており、そのハウジ
ング6内で可動ダクト7と接続されている。なお、図7
には、主固定ダクト2、分岐固定ダクト4及びハウジン
グ6を支持するブラケット及び送風装置等は省略されて
いる。
【0009】分岐固定ダクト4の先端部4fは、図3
(A)に示すように、ほぼ水平に位置決めされており、
ハウジング6内でブラケット6a,6bにより支持され
ている。分岐固定ダクト4の先端部4fは円筒形に形成
されており、その内側先端寄りに一対の第1軸受け部材
12がその分岐固定ダクト4と同軸に固定されている。
第1軸受け部材12は、回転軸18を回転可能な状態で
分岐固定ダクト4の先端部4fと同軸に保持する部材で
あり、図3(C)に示すように構成されている。即ち、
第1軸受け部材12は、分岐固定ダクト4の内径とほぼ
等しい外径を有する外部リング12rと、軸受けとして
働く内部リング12sとを備えており、両リング12
r,12sが四本の支持棒12bによって互いに同軸と
なるように連結されている。
【0010】分岐固定ダクト4の先端には、可動ダクト
7の基端部7bが軸回りに回動可能な状態で連結され
る。可動ダクト7は、側面略L字形をしており、空気吹
出し口7eを有する先端部7fと曲がり部7w及び上記
した基端部7bとから構成されている。可動ダクト7の
基端部7bは円筒形に形成されてその内径が分岐固定ダ
クト4の先端部4fの外径よりも若干大きく設定されて
おり、図3(A)に示すように、その基端部7bの後端
が分岐固定ダクト4の先端に被せられる。
【0011】可動ダクト7の基端部7bにはその内部後
端寄りに第2軸受け部材14が同軸に固定されている。
第2軸受け部材14は、上記した回転軸18に可動ダク
ト7を連結するための部材であり、図3(B)に示すよ
うに構成されている。即ち、第2軸受け部材14は可動
ダクト7の基端部7bの内径とほぼ等しい外径を有する
外部リング14rと、上記した回転軸18が連結される
内部リング14sとを備えており、両リング14r,1
4sが四本の支持棒14bによって互いに同軸となるよ
うに連結されている。上記した構造により、可動ダクト
7は分岐固定ダクト4の軸回りに回動可能となり、空気
吹出し口7eの向きを変えることが可能になる。即ち、
可動ダクト7及び分岐固定ダクト4の軸心が本発明の回
動中心軸に相当する。
【0012】可動ダクト7の基端部7bの外周面には、
図2(A)に示すように、チェーン22がその基端部7
bの外周面の周方向に固定されている。チェーン22
は、可動ダクト7を回動させる部材であり、可動ダクト
7の上端部を除く部分を囲んでいる。なお、図2(A)
に示す状態で、可動ダクト7の空気吹出し口7eは真下
を向いている。チェーン22は、少なくとも両端部が連
結部材23によって可動ダクト7に固定されている。
【0013】ハウジング6内には、モータ&減速機8が
分岐固定ダクト4の真下位置に取付けられており、その
モータ&減速機8の駆動軸8jの先端にチェーン22と
噛合するスプロケット8sが固定されている。この構造
により、モータ&減速機8が駆動されてスプロケット8
sが回転すると、チェーン22及びスプロケット8sの
働きで可動ダクト7は分岐固定ダクト4に対して回動す
る。
【0014】可動ダクト7の基端部7bの外周面には、
チェーン22と平行にベルト状の第1ストライカ25a
と第2ストライカ25bとが貼着されている。第1スト
ライカ25aは、図2(C)に示すように、可動ダクト
7の下端から上端近傍までその可動ダクト7の左外周面
に貼着されており、第2ストライカ25bは同じく可動
ダクト7の下端から上端近傍までその可動ダクト7の右
外周面に貼着されている。両ストライカ25a,25b
は可動ダクト7の軸方向に位置をずらした状態で配置さ
れており、互いのストライカ25a,25bが連続しな
いように配慮されている。
【0015】ハウジング6の上部には、図2(C)に示
すように、第1ストライカ25aによって動作する第1
マイクロスイッチ26aと、第2ストライカ25bによ
って動作する第2マイクロスイッチ26bとが取付けら
れている。第1マイクロスイッチ26aは、可動ダクト
7の空気吹出し口7eが真下を向いた状態からその空気
吹出し口7eが図中左に移動(可動ダクト7が右回動)
する間だけオンできる位置に取付けられている。第2マ
イクロスイッチ26bは、可動ダクト7の空気吹出し口
7eが真下を向いた状態からその空気吹出し口7eが図
中右に移動(可動ダクト7が左回動)する間だけオンで
きる位置に取付けられている。
【0016】このため、第1マイクロスイッチ26a、
第2マイクロスイッチ26bが共にオンのときは、可動
ダクト7の空気吹出し口7eは真下を向いている。ま
た、第1マイクロスイッチ26aがオンで第2マイクロ
スイッチ26bがオフのときは可動ダクト7の空気吹出
し口7eは左下を向いている。第1マイクロスイッチ2
6aがオフで第2マイクロスイッチ26bがオンのとき
は可動ダクト7の空気吹出し口7eは右下を向いてい
る。なお、第1マイクロスイッチ26a、第2マイクロ
スイッチ26bの信号は、ハウジング6内のコントロー
ラ30(図1(A)参照)に入力される。
【0017】可動ダクト7の先端部7fには、図1
(A),(B)に示すように、空気吹出し口7eと同じ
方向に向けられた赤外線式の移動センサ31が取付けら
れている。このため、可動ダクト7の空気吹出し口7e
が空調領域S内の作業員の方向に向けられた状態で、そ
の移動センサ31はオンするようになる。また、ハウジ
ング6の下部には、空調領域S内に入った作業員の概略
位置を把握するための赤外線式の固定センサ32,33
が二台取付けられている。ここで、空調領域Sとは、可
動ダクト7の空気吹出し口7eが作業員の方向に向けら
れたときに、吹出された空気がその作用者に対して有効
に当たり、空調が良好に行われる範囲をいう(図1
(B)参照)。
【0018】第1固定センサ32は、図1(B)に示す
ように、その感知領域が空調領域Sの図中左約2/3をカ
バーできるように位置決め調整されている。即ち、第1
固定センサ32は、空調領域Sを左右方向(図1(B)
において左右方向)に仮想的に三分割した場合の分割領
域I及び分割領域IIに位置する作業員を感知できるよう
になる。また、第2固定センサ33は、その感知領域が
空調領域Sの図中右約2/3をカバーできるように位置決
め調整されている。即ち、第2固定センサ33は、空調
領域Sを左右方向に仮想的に三分割した場合の分割領域
II及び分割領域IIIの作業員を感知できるようになる。
【0019】したがって、第1固定センサ32がオン
で、第2固定センサ33がオフであれば、作業員が分割
領域Iに居ることが分かる。第1固定センサ32と第2
固定センサ33とが共にオンの場合には、作業員が分割
領域IIに居ることが分かる。第1固定センサ32がオフ
で、第2固定センサ33がオンであれば、作業員が分割
領域IIIに居ることが分かる。また、第1固定センサ3
2と第2固定センサ33とが共にオフの場合には、作業
員が空調領域S内に居ないことが分かる。
【0020】移動センサ31、第1固定センサ32及び
第2固定センサ33の出力信号はハウジング6内のコン
トローラ30に入力される。コントローラ30は、図4
〜図6のフローチャートに示すように、移動センサ3
1、第1固定センサ32及び第2固定センサ33からの
信号に基づいてモータ&減速機8を駆動させ、可動ダク
ト7の空気吹出し口7eを作業員の方向に向ける働きを
する。即ち、コントローラ30が本発明の回動制御手段
に相当する。なお、第1固定センサ32及び第2固定セ
ンサ33は同じ位置に角度を変えて設置しても良いし、
二つのセンサが一体型となったものを使用しても良い。
【0021】次に、図4から図6のフローチャートに基
づいて空調装置1の動作を説明する。電源がオンされる
と、モータ&減速機8の働きで可動ダクト7がホームポ
ジション(空気吹出し口7eが真下を向く位置)まで回
動する。さらにこの状態で分岐固定ダクト4のダンパー
(図示されていない)が開かれる(図4 ステップ10
1)。次に、赤外線センサが安定する時間(30秒)が経
過すると(ステップ102)、第1固定センサ32及び
第2固定センサ33によって空調領域S内に作業員が居
るか否かが判定される(図5 ステップ103)。
【0022】第1固定センサ32と第2固定センサ33
とが共に作業員を感知しない場合、即ち、空調領域S内
に作業員が居ないと判定された場合には(ステップ10
3NO)、可動ダクト7がホームポジションに保持され
た状態で前記ダンパーが閉じられ、待機状態となる(ス
テップ105)。
【0023】第1固定センサ32あるいは第2固定セン
サ33が作業員を感知してオンすると(図5 ステップ
103 YES)、前記ダンパーの開信号が出力され、
そのダンパーが開状態に保持される(ステップ10
4)。次に、可動ダクト7がモータ&減速機8の働きで
作業員の居る分割領域の方向に回動(スイング)する
(ステップ106)。例えば、作業員が分割領域Iに居
る場合には、可動ダクト7がホームポジションから図1
(B)において左スイングする。
【0024】そして、可動ダクト7のスイング中に移動
センサ31が作業員を感知してオンすると(ステップ1
08 YES)、モータ&減速機8が停止し、可動ダク
ト7のスイングが停止する(ステップ109)。この状
態で、可動ダクト7の空気吹出し口7eが作業員の方向
に向けられ、分割領域Iの空調が行われる。なお、第1
固定センサ32あるいは第2固定センサ33と移動セン
サ31とが共にオンの状態では、ステップ108、ステ
ップ109及びステップ110(図6参照)のプログラ
ムが繰り返し実行され、可動ダクト7はスイング停止状
態に保持される。
【0025】次に、作業員が、例えば、分割領域IIIに
移動すると、第1固定センサ32、移動センサ31がオ
フして、第2固定センサ33がオンする。このため、図
6のステップ110の判断はYES、図5のステップ1
08の判断はNOとなる。したがって、プログラムがス
テップ108からステップ106に進み、可動ダクト7
がモータ&減速機8の働きで作業員の居る分割領域III
の方向にスイングする。そして、スイング中に移動セン
サ31がオンすると(ステップ108 YES)、可動
ダクト7のスイングが停止し(ステップ109)、空気
吹出し口7eが作業員の方向に向けられて、分割領域II
Iの空調が行われる。
【0026】次に、その作業員が、分割領域IIに移動す
ると、移動センサ31がオフするため、図6のステップ
110の判断はYES、図5のステップ108の判断は
NOとなる。このため、上記したように、可動ダクト7
が分割領域IIの方向にスイングし、分割領域IIの空調が
行われる(ステップ109)。
【0027】次に、作業員が空調領域Sから出ると、第
1固定センサ32、第2固定センサ33が共にオフする
ため、図6のステップ110の判断がNOとなる。これ
によって、プログラムはステップ111に進み、可動ダ
クト7は、例えば、三往復スイングする。そして、スイ
ング中に移動センサ31が作業員を感知しなければ(ス
テップ112 NO)、プログラムは図5のステップ1
05に進み、可動ダクト7がホームポジションまで戻さ
れて、前記ダンパーが閉じられる。
【0028】また、図6のステップ111における三往
復スイング中あるいはその後に、移動センサ31がオン
すると(ステップ112 YES)、プログラムはステ
ップ109に進み、可動ダクト7のスイングが停止す
る。これによって、作業員の居る分割領域の空調が行わ
れる。なお、作業員の一人が、例えば、分割領域Iに居
る状態でその分割領域Iの空調が行われているときに、
別の作業員が、例えば、分割領域IIIに入っても、ステ
ップ108〜ステップ110の働きで、可動ダクト7は
スイング停止状態に保持される。
【0029】このように、本実施形態に係る空調装置1
では、作業員が空調領域S内に入れば、固定センサ3
2,33によってその作業員が空調領域S内のいずれの
分割領域に居るか感知可能となる。このため、回動制御
手段(コントローラ30)によって作業員が位置する分
割領域の方向に可動ダクト7を回動させ、移動センサ3
1が作業員を感知した時に可動ダクト7の回動を止める
ことで、空気吹出し口7eを作業員の方向に向けること
ができる。即ち、移動センサ31と複数の固定センサ3
2,33とを使用することで、作業員の具体的な位置を
ほぼ特定することができるため、空調を効果的に行える
ようになる。
【0030】また、第1固定センサ32の感知領域と第
2固定センサ33の感知領域とを部分的に重複させ、重
複する感知領域と重複しない感知領域とをそれぞれ分割
領域に対応させるようにしているため、二台の固定セン
サ32,33で三個所の分割領域I〜IIIにおける作業員
の有無を感知できるようになる。このため、固定センサ
32,33を効率的に使用することができる。
【0031】なお、本実施形態では、固定センサ32,
33をハウジング6の下部に設ける例を示したが、ハウ
ジング6以外の支持架台に取付けることも可能である。
また、本実施形態では、固定センサ32,33を二台設
置する例を示したが、二台以上使用すれば、空調領域S
をさらに細かく分割して、作業員の位置をさらに正確に
把握することができる。また、本実施形態では、可動ダ
クトを水平の軸を中心として回動させる例を説明した
が、可動ダクトを垂直の軸を中心として回動させるよう
にしても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、赤外線式の移動センサ
と複数の固定センサとを使用することで、人の方向をほ
ぼ特定することができるため、空調を効果的に行えるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る空調装置の要部側面
図(A図)、要部正面図(B図)である。
【図2】空調装置の駆動機構を表す正面図(A図)、A
図のB部拡大図(B図)及びマイクロスイッチ等の取付
け図(C図)である。
【図3】空調装置の可動ダクトと固定ダクトとの接続部
分を表す縦断面図(A図)、第2軸受け部材の正面図
(B図)及び第1軸受け部材の正面図(C図)である。
【図4】空調装置の動作を表すフローチャートである。
【図5】空調装置の動作を表すフローチャートである。
【図6】空調装置の動作を表すフローチャートである。
【図7】空調装置の正面図である。
【図8】従来の空調装置の全体斜視図である。
【符号の説明】
S 空調領域 I 分割領域 II 分割領域 III 分割領域 1 空調装置 4 分岐固定ダクト 7 可動ダクト 7e 空気吹出し口 30 コントローラ(回動制御手段) 31 移動センサ 32 第1固定センサ 33 第2固定センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 13/065 F24F 13/065 (72)発明者 吉田 知由 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 佐田 博孝 愛知県名古屋市東区葵3丁目17番地7号 大菱工業株式会社内 (72)発明者 則武 義孝 愛知県名古屋市東区葵3丁目17番地7号 ノリタケ有限会社内 Fターム(参考) 3L049 BA03 BB10 3L060 AA05 CC11 DD08 EE26 3L080 BA10 BB01 BC00 BD01 BD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動ダクトを回動中心軸の回りに回動さ
    せて、その可動ダクトに設けられた空気吹出し口を人の
    方向に向け、空調を行う空調装置であって、 空調領域を仮想的に分割することにより形成された複数
    の分割領域のいずれかに人が居るか否か感知可能に設置
    された複数の赤外線式の固定センサと、 前記空気吹出し口とほぼ同方向に向けられた状態で、前
    記可動ダクトに取付けられた赤外線式の移動センサと、 人が居る分割領域の方向に前記可動ダクトを回動させ、
    前記移動センサが人を感知した時に前記可動ダクトの回
    動を止める回動制御手段と、を有することを特徴とする
    空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空調装置であって、 一の固定センサの感知領域と他の固定センサの感知領域
    とが部分的に重複しており、重複する感知領域と重複し
    ない感知領域とがそれぞれ分割領域に対応していること
    を特徴とする空調装置。
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