JP2003185216A - ファンフィルターユニット - Google Patents

ファンフィルターユニット

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Publication number
JP2003185216A
JP2003185216A JP2001389150A JP2001389150A JP2003185216A JP 2003185216 A JP2003185216 A JP 2003185216A JP 2001389150 A JP2001389150 A JP 2001389150A JP 2001389150 A JP2001389150 A JP 2001389150A JP 2003185216 A JP2003185216 A JP 2003185216A
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JP
Japan
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air
blower
chamber
filter unit
fan filter
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Pending
Application number
JP2001389150A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Matsui
雅史 松井
Mitsuji Nagaya
充志 長屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Ecology Systems Co Ltd
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Application filed by Matsushita Ecology Systems Co Ltd filed Critical Matsushita Ecology Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバーの高さを低く、吹出空気の風速分
布を均一化することを目的とする。 【解決手段】 空気を清浄化するフィルター7と、フィ
ルター7に隣接し空気を供給するケーシングの機能を有
するチャンバー1と、チャンバー1の吸込側に空気を誘
導するオリフィス5と、チャンバー1内部に送風機2
と、送風機2の駆動用のモーター3とを備え、送風機2
の吹出面6の円周側に風を拡散するための風路調整部4
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体工場、食品
工場などの清浄空間を必要とするクリーンルームで使用
されるファンフィルターユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファンフィルターユニッ
トは、特開平6−159752号公報に記載されたもの
が知られている。
【0003】以下、そのファンフィルターユニットにつ
いて図7を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、下部が開口した空気吹出
用のチャンバー101の内部に送風機102を取り付
け、下部開口部にフィルター103を取り付けたファン
フィルターユニットにおいて、送風機102とフィルタ
ー103の間に吸音材を貼着した第一遮蔽板104を取
り付けると共に、チャンバー101の側壁には第一遮蔽
板104のフランジに一定の間隔をおいて第二遮蔽板1
05を配置したものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
ンフィルターユニットでは、吹出し風速の均一化をはか
るため二つの遮蔽板が必要であり、二つの遮蔽板による
損失抵抗も大きく、位置や間隔の微妙な違いにより風速
の均一化が失われるという課題があり、損失抵抗が少な
くて、部品点数も少なくすることが要求されている。
【0006】また、遮蔽板を送風機の下流側に設けるこ
とにより、チャンバーの高さが高くなるという課題があ
り、チャンバーの高さを低くすることが要求されてい
る。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、少ない部品点数で容易に吹出し風速の均
一化をはかることができるファンフィルターユニットを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
ファンフィルターユニットは、空気を清浄化するフィル
ターと、前記フィルターに隣接し空気を供給するケーシ
ングの機能を有するチャンバーと、前記チャンバーの吸
込側に空気を誘導するオリフィスと、前記チャンバー内
部に送風機と、この送風機の駆動用のモーターとを備
え、前記送風機の吹出面の円周側に風を拡散するための
風路調整部を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の本発明のファンフィルター
ユニットは、風路調整部に折り曲げ形状の複数の拡散板
を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の本発明のファンフィルター
ユニットは、風路調整部に穴のあいた複数の拡散板を設
けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
ファンフィルターユニットは、送風機の吹出面の円周側
に風路調整部を設けたものであり、風路調整部を有する
ことで送風機から円周方向に吹出された空気の方向をチ
ャンバーの内周面に当てずに、フィルターの方向へ分散
することにより吹出面に対して均一な風速を得られる。
【0012】さらに、チャンバー内部の風路調整部が送
風機の円周側にあるため送風機の下流側には風速を均一
にするための遮蔽板を設ける必要がなく、送風機とフィ
ルターの間隔は最小限の間隔で良く、結果としてチャン
バーの高さも低くできる。
【0013】本発明の第2の実施の形態によるファンフ
ィルターユニットは、風路調整部に折り曲げ形状の複数
の拡散板を設けたものであり、送風機の吹出面から吹き
出された空気は、折り曲げ形状の拡散板で拡散されるた
め、吹出面の風速が均一化される。
【0014】本発明の第3の実施の形態によるファンフ
ィルターユニットは、風路調整部に穴のあいた複数の拡
散板を設けたものであり、風路調整部の配列が等間隔で
あっても拡散板に穴をあけることにより、吹出面に対す
る平均風速の低下を招くことなく、吹出面に対して均一
な風速が得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1は同実施例によるファンフィルターユ
ニットの構成を示す断面図、図2は同ファンフィルター
ユニットの構成を示す斜視図である。
【0017】まず、図1および図2を用いて、半導体工
場、食品工場などの清浄空間を必要とするクリーンルー
ムで使用されるファンフィルターユニットの全体構成に
ついて説明する。
【0018】ケーシングの機能を有するファンフィルタ
ーユニットのチャンバー1に、送風用の送風機2と、送
風機2の駆動用のモーター3と、送風機2の吹出面の円
周側に風路調整部4を備え、チャンバー1の吸込側に
は、空気を誘導するオリフィス5があり、吹出面6には
チャンバー1の下部に空気を清浄化するフィルター7が
設置されている。
【0019】風路調整部4は、送風機2の吹出面近傍に
円周方向に間隔をおいて複数個配置し、吹出し空気の方
向を拡散させる役割をもたせた部分である。
【0020】以下に上記構成によるファンフィルターユ
ニットから吸い込まれた空気の流れについて説明する。
モーター3および送風機2によりオリフィス5から吸い
込まれた空気は、まず風路調整部4により拡散されチャ
ンバー1の内周面に直接流れることなく送風機2の近傍
に回り込み矢印Aに示すようにフィルター7を介して吹
出面6より均一化された風速で供給される。
【0021】また、チャンバー1の形状が円筒形であれ
ば、風路調整部4を等間隔に複数個配置することにより
風速の均一化をはかることができる。
【0022】なお、本実施では風路調整部4を独立した
構成で説明したが、チャンバー1と一体型としても作
用、効果に差異が無いことは言うまでもない。
【0023】図3は、他の実施例によるファンフィルタ
ーユニットの断面図、図4は斜視図である。
【0024】同図に示す風路調整部4aは、折り曲げ形
状の複数の拡散板8を設けた構成としたものである。
【0025】上記構成により、送風機2の吹出面から吹
き出された空気は、折り曲げ形状の拡散板8で拡散され
るため、吹出面6の風速が均一化される。
【0026】なお、チャンバー1の形状により送風機2
の吹出面からチャンバー1の内周面への距離は異なって
くるが、円周面の距離により拡散板8の間隔を変えるこ
とで対応できる。
【0027】たとえば、チャンバー1の形状が四角の場
合は、吹出面6の中央部分と四隅部分では風速が異なる
が、四隅により空気がいくように配列することにより風
速が平均化され、吹出風速のばらつきに改善が得られ
る。
【0028】図5は、他の実施例によるファンフィルタ
ーユニットの断面図、図6は斜視図である。
【0029】同図に示す風路調整部4bは、穴のあいた
複数の拡散板9を設けた構成としたものである。
【0030】上記構成により、風路調整部4bの配列が
等間隔であっても拡散板9に穴10をあけることによ
り、吹出面6に対する平均風速の低下を招くことなく、
吹出面6に対して均一な風速が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、ファンフィルターユニットの送風機におい
て、吹出面近傍の円周側に風路調整部を設けたことで、
吹出空気の風速を均一にすることが可能となり、半導体
工場、食品工場などの清浄空間を必要とするクリーンル
ームにおいて、均一な風速の環境を提供できるという有
効な効果が得られる。
【0032】また、風路調整部に折り曲げ形状の複数の
拡散板を設けることにより、吹出面の中央部分と四隅部
分の風速が平均化され、吹出風速のばらつきを改善でき
るという有効な効果が得られる。
【0033】また、風路調整部に穴のあいた複数の拡散
板を設けることにより、吹出面に対する平均風速の低下
を招くことなく、吹出面に対して均一な風速が得られる
という有効な効果を有する。
【0034】また、本発明によれば、風路調整部を送風
機吹出面近傍の円周側に設けることで、ケーシングを兼
ねたチャンバーの高さを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファンフィルターユニ
ットの構成を示す断面図
【図2】同ファンフィルターユニットの構成を示す斜視
【図3】他の実施例によるファンフィルターユニットの
構成を示す断面図
【図4】同ファンフィルターユニットの構成を示す斜視
【図5】他の実施例によるファンフィルターユニットの
構成を示す断面図
【図6】同ファンフィルターユニットの構成を示す斜視
【図7】従来のファンフィルターユニットの構成を示す
断面図
【符号の説明】
1 チャンバー 2 送風機 3 モーター 4 風路調整部 4a 風路調整部 4b 風路調整部 5 オリフィス 6 吹出面 7 フィルター 8 拡散板 9 拡散板 10 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を清浄化するフィルターと、前記フ
    ィルターに隣接し空気を供給するケーシングの機能を有
    するチャンバーと、前記チャンバーの吸込側に空気を誘
    導するオリフィスと、前記チャンバー内部に送風機と、
    この送風機の駆動用のモーターとを備え、前記送風機の
    吹出面の円周側に風を拡散するための風路調整部を設け
    たことを特徴とするファンフィルターユニット。
  2. 【請求項2】 風路調整部に折り曲げ形状の複数の拡散
    板を設けた請求項1記載のファンフィルターユニット。
  3. 【請求項3】 風路調整部に穴のあいた複数の拡散板を
    設けた請求項1記載のファンフィルターユニット。
JP2001389150A 2001-12-21 2001-12-21 ファンフィルターユニット Pending JP2003185216A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485000B1 (ko) * 2005-01-08 2005-04-25 수공아이엔씨(주) 청정실 천정 설치용 공조관 연결형 송풍 장치
WO2006078102A1 (en) * 2005-01-18 2006-07-27 Su Gong Industrial Co., Ltd. Air duct connection type wind-control device mounted on the roof of clean room
CN102254790A (zh) * 2011-05-31 2011-11-23 北京七星华创电子股份有限公司 微环境的垂直层流系统
CN106969434A (zh) * 2017-03-07 2017-07-21 上海兰舍空气技术有限公司 空气管理智能新风系统

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