JP2003185215A - 換気システム - Google Patents
換気システムInfo
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- JP2003185215A JP2003185215A JP2001389400A JP2001389400A JP2003185215A JP 2003185215 A JP2003185215 A JP 2003185215A JP 2001389400 A JP2001389400 A JP 2001389400A JP 2001389400 A JP2001389400 A JP 2001389400A JP 2003185215 A JP2003185215 A JP 2003185215A
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Abstract
な換気システムを提供する。 【解決手段】 床下10,11の空気を吸い込む還気口
30,32と、その吸い込んだ空気を外へ排気する排気
口28と、外気を導入する外気導入口27と、この外気
導入口27から導入した外気を室内へ給気する室内給気
口29と、還気口30,32から吸い込んだ空気と外気
導入口27から導入した外気との全熱交換を行う全熱交
換器22とを有する全熱交換型換気装置20を備えた換
気システムであって、還気口30,32から床下10,1
1の空気を吸い込むことにより、室内6,7の空気を床
下10,11に循環させて、床下10,11の換気と室内
6,7の換気とを行う。
Description
下の換気とを行う換気システムに関する。
れており、この気密化・断熱化により優れた居住性を実
現している。しかし、気密化により室内の風通しが悪く
なるので、換気装置を取り付けて室内の換気を24時間
行うようにしている。
気は行われるが床下の換気は行われない。このため、床
下に湿気が一度たまると、気密化により長期間に亘って
床下の湿度が高い状態を維持することになり、木材は腐
り易く、シロアリ,カビ,ダニ等が発生し易くなる。
収納スペースが設けられる逆梁の集合住宅が提案されて
おり、この逆梁の集合住宅では、床下の収納スペースに
色々なものを収納するので、カビやダニ等の発生を防止
するために床下を換気する必要がある。
示されている床下換気装置が提案されている。この床下
換気装置は、外気側に開放している通気口を設け、この
通気口から直接外気を取り入れて床下の換気を行うもの
である。
ら直接外気を床下へ取り入れるものであるから、雨季等
の外気の湿度の高い場合には、湿度の高い外気が床下内
に入るため、結果的に床下の湿度が高くなり、シロア
リ,ダニ,カビ等の発生の防止に効果的でない面もあっ
た。また、室内の換気装置とは別個に床下に換気装置を
取り付けなければならないので、室内および床下を換気
する換気システムは高価なものになってしまうという問
題があった。さらに、壁面に断熱材が配置されている場
合や冷暖房を行う室内空間とそれを行わない床下とでは
温度差が生じ、この温度差により結露が生じるという問
題もあった。
ので、その目的は、室内および床下が換気することがで
きるとともに、床下と室内空間との温度差をなくして結
露の発生を防止し、床下を室内と同様な適正な湿度にす
ることのできる安価な換気システムを提供することにあ
る。
め、請求項1の発明は、床下の空気を吸い込む還気口
と、その吸い込んだ空気を外へ排気する排気口と、外気
を導入する外気導入口と、この外気導入口から導入した
外気を室内へ給気する室内給気口と、前記還気口から吸
い込んだ空気と外気吸入口から導入した外気との熱交換
を行う熱交換器とを有する熱交換型換気装置を備えた換
気システムであって、前記還気口から床下の空気を吸い
込むことにより、前記室内の空気を床下に循環させて床
下の換気と室内の換気とを行うことを特徴とする。
を床下に設けたことを特徴とする。
孔を設け、この壁通気孔により室内と床下とを連通させ
たことを特徴とする。
を設け、この通気口により室内と床下とを連通させたこ
とを特徴とする。
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1は、床下に梁1を設けた集合住宅
に設けた換気システムを示したものである。この換気シ
ステムは、床下に配置した全熱交換型換気装置(熱交換
型換気装置)20を備えており、24時間換気を行うよ
うになっている。
ス21を有しており、このハウジングケース21の両側
面には図2に示すようにコ字状の係合部材3,3が取り
付けられている。他方、梁1,1間に横架したビーム4,
4の上面4A,4Aにはクランク状に形成された保持部
材5,5の取付部5A,5Aが図示しないネジにより固定
されている。保持部材5,5の下部に形成された係止部
5B,5Bは係合部材3,3の凹部3A,3Aに係合して
おり、この係合により全熱交換型換気装置20がビーム
4,4に取り付けられている。
には通気ガラリ8,9が設けられており、この通気ガラ
リ8,9を介して室内6,7と床下10,11とが連通し
ている。床下10と床下11とは梁1Aに設けた複数の
連通孔(図示せず)により連通している。また、床6Yに
は点検口12が設けられており、室内6,7を仕切った
壁13には給気グリル14,15が設けられている。1
6は根太である。17はベランダ18の下の壁Kに設け
た外気導入グリル、19は壁Kに設けた排気グリルであ
る。
4に示すように、ハウジングケース21内に設けた全熱
交換器(熱交換器)22と遠心ファン23,24とを有
しており、遠心ファン23,24はハウジングケース2
1内に設けたファン収容室25,26内に設けられてい
る。遠心ファン23,24は図4に示すモータM1,M2
によって回転駆動される。Fはフィルタである。
気導入口27と排気口28とが設けられており、ハウジ
ングケース21の側壁21Bには給気口29,29が設
けられている。また、ハウジングケース21の下面には
導入開口部(還気口)30が形成され、ハウジングケー
ス21の下面はパネル31によって覆われている。この
パネル31の外周囲側には開口(還気口)32が形成さ
れ、この開口32を介して床下10と導入開口部30と
が連通している。
ファン収容室26に連通し、ファン収容室26は吸気口
29,29に連通している。そして、遠心ファン24の
回転により外気導入口27から外気が導入され、この導
入された外気が全熱交換器22を介して吸気口29,2
9へ送風されるようになっている。
ファン収容室25に連通し、ファン収容室25は排気口
28に連通している。そして、遠心ファン23の回転に
よりパネル31の開口32から空気が吸引され、この吸
引された空気が全熱交換器22を介して排気口28に送
風されるようになっている。
外気導入ダクト35を介して外気導入グリル17に連通
し、同様に、排気口28は排気ダクト36を介して排気
グリル19に連通している。外気導入ダクト35および
排気ダクト36は床下10に配設されている。また、ハ
ウジングケース21の吸気口29,29は、壁13内に
配設されたホース37,38を介して室内6,7の給気グ
リル14,15に連通している。
から吸気した床下10の空気と外気導入口27から吸入
した外気とを全熱交換(温度および湿度を交換)するも
のである。 [動 作]次に、上記のように構成される換気システム
の動作について説明する。
り遠心ファン23が回転されると、パネル31の開口3
2から床下10の空気が吸引され、この吸引された空気
がハウジングケース21の開口32を介して全熱交換器
22を通り、さらにファン収容室25へ吸引されてい
く。ファン収容室25へ吸引された空気は遠心ファン2
3により排気口28から排気ダクト36および排気グリ
ル19を介して外へ排気されていく。
回転されると、外気が外気導入グリル17および外気導
入ダクト35を介して外気導入口27へ導入され、この
導入された外気は全熱交換器22を通ってファン収容室
26へ導入されていく。全熱交換機22では床下10の
空気と外気とが全熱交換され、全熱交換された外気がフ
ァン収容室26へ導入されていくことになる。ファン収
容室26へ導入された外気は、遠心ファン24により給
気口29へ給気され、さらにホース37,38を介して
室内6,7の給気グリル14,15から室内6,7へ給気
されていく。
の空気が吸引されることにより、室内6,7の空気が通
気ガラリ8,9を介して床下10,11へ吸引されてい
く。
15から室内6,7へ外気が給気され、室内6,7の空気
が通気ガラリ8,9を介して床下10,11へ吸気されて
いくことにより室内6,7の換気が行われる。
ガラリ8,9を介して床下10,11へ吸引され、さら
に、床下10,11へ吸引された外気は全熱交換型換気
装置20のパネル31の開口32へ吸気(還気)されて
いくことにより、床下10,11の換気が行われること
になる。
ていることにより、室内6,7から床下10,11へ空気
を送り込むためのダクトを配管する必要がなく、このた
め施工が容易であるとともに図1に示すように矢印Rの
ように風の流れがスムーズなものとなる。
0内を通過した後室内6,7を循環して床下10,11内
に入るため、外気の湿度が高い場合であっても、床下1
0,11内へ供給される空気の湿度は適正なものとな
り、最適な床下の換気が行われる。すなわち、外気の湿
度に拘わりなく床下の湿度を適正にすることができる。
このため、外気の湿度が高い場合であってもシロアリ,
ダニ,カビ等の発生を未然に防止することができる。
10,11内に入ることから、室内温度と床下内温度と
に温度差が生じることがなく、温度差によって生じる結
露の発生を防止することができる。
って室内6,7と床下10,11の換気を行うことができ
るので、換気システムは安価なものとなる。
た換気システムについて説明したが、一戸建ての住宅に
適用してもよい。また、全熱交換型換気装置20を使用
した場合について説明したが、通常の熱交換器を有する
熱交換型換気装置を使用してもよい。 [第2実施形態]図5および図6は第2実施形態の換気
システムを示したものである。この換気システムは、通
気ガラリ40,41を壁42,43に設けるとともに全熱
交換型換気装置20を廊下の下に設置し、リビングルー
ム45の壁46に給気グリル47を設け、壁48に通気
ガラリ49を設けたものである。壁42,43内は空間
52,53となっており、この空間52,53は床下1
0,11に連通している。また、全熱交換型換気装置2
0の給気口29は3つであり、そのうちの一つがホース
50を介して給気グリル47に連通している。
床下10,11に連通した空間52,53となっているの
で、室内6,7の空気を床下に送り込むダクトを配管す
る必要がなく、このため施工が容易なものとなる。
体に空間52,53を設けているが、通気ガラリ40,4
1を取り付ける部分だけを空間にしてもよい。
ば、1つの換気装置で室内と床下を換気することができ
るので、その換気システムは安価なものとなる。また、
外気の湿度に拘わりなく床下の湿度を適正にすることが
できる。
念図である。
付状態を示した説明図である。
る。
明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】床下の空気を吸い込む還気口と、その吸い
込んだ空気を外へ排気する排気口と、外気を導入する外
気導入口と、この外気導入口から導入した外気を室内へ
給気する室内給気口と、前記還気口から吸い込んだ空気
と外気吸入口から導入した外気との熱交換を行う熱交換
器とを有する熱交換型換気装置を備えた換気システムで
あって、 前記還気口から床下の空気を吸い込むことにより、前記
室内の空気を床下に循環させて床下の換気と室内の換気
とを行うことを特徴とする換気システム。 - 【請求項2】前記熱交換型換気装置を床下に設けたこと
を特徴とする請求項1に記載の換気システム。 - 【請求項3】前記室内の壁に壁通気孔を設け、この壁通
気孔により室内と床下とを連通させたことを特徴とする
請求項2に記載の換気システム。 - 【請求項4】前記室内の床に通気口を設け、この通気口
により室内と床下とを連通させたことを特徴とする請求
項2に記載の換気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389400A JP2003185215A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 換気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389400A JP2003185215A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 換気システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003185215A true JP2003185215A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27597628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001389400A Pending JP2003185215A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 換気システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003185215A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024358A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Max Co Ltd | 空調システムおよびこの空調システムを備えた建物 |
JP2011179807A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-09-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 空調システム及び建物 |
JP2019066159A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社ヒノキヤグループ | 全館空調システム |
CN110030620A (zh) * | 2018-08-01 | 2019-07-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001389400A patent/JP2003185215A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011179807A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-09-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 空調システム及び建物 |
JP2019066159A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社ヒノキヤグループ | 全館空調システム |
CN110030620A (zh) * | 2018-08-01 | 2019-07-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |