JP2003185167A - マイナスイオン発生装置 - Google Patents

マイナスイオン発生装置

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JP2003185167A
JP2003185167A JP2001391008A JP2001391008A JP2003185167A JP 2003185167 A JP2003185167 A JP 2003185167A JP 2001391008 A JP2001391008 A JP 2001391008A JP 2001391008 A JP2001391008 A JP 2001391008A JP 2003185167 A JP2003185167 A JP 2003185167A
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negative ion
high voltage
blower
generation unit
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JP2001391008A
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English (en)
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Yasuhiro Oya
康裕 大矢
Yutaka Saito
裕 斎藤
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調制御装置との間の配線作業を不要とし、
簡単に設置できるようにする。 【解決手段】 マイナスイオン発生ユニット7に風速検
出装置7−1を設ける。風速検出装置7−1の検出風速
に応じてマイナスイオン発生ユニット7内でのマイナス
イオンの発生量を制御する。例えば、送風機1が弱から
強に切り換えられ、風速検出装置7−1の検出風速が増
大した場合、放電電極に印加する高電圧の値を小さく
し、マイナスイオンの発生量の増大を抑制する。送風機
1が強から弱に切り換えられ、風速検出装置7−1の検
出風速が減少した場合、放電電極に印加する高電圧の値
を大きくし、マイナスイオンの発生量の減少を抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気流路中でマ
イナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイナスイオンを含んだ空気
を室内空間に供給するために、例えば、ビル空調設備に
おける調和空気の吹出口等の空気流路中にマイナスイオ
ン発生装置を取り付けている。
【0003】図6に従来のマイナスイオン発生装置の取
り付け例を示す。同図において、1は送風機、2はダク
ト、3は天井や壁などに設けられた調和空気の吹出口、
4はマイナスイオン発生装置(マイナスイオン発生ユニ
ット)、5はマイナスイオン発生ユニット4用の電源
部、6は空調制御装置である。送風機1は制御信号線L
1を介して空調制御装置6と接続されている。
【0004】マイナスイオン発生ユニット4は吹出口3
へ至るダクト2の終端のチャンバー2−1内に設けられ
ている。図7にマイナスイオン発生ユニット4の内部構
成の概略を示す。マイナスイオン発生ユニット4は、放
電電極P1と接地電極P2とを有するマイナスイオン発
生部4−1と、放電電極P1と接地電極P2との間に高
電圧を印加する高電圧発生部4−2と、高電圧発生部4
−2が発生する高電圧を制御する制御部4−3とを備え
ている。制御部4−3は制御信号線L2を介して空調制
御装置6と接続されている。高電圧発生部4−2および
制御部4−3は外部に設けられた電源部5と接続されて
いる。
【0005】〔動作例〕上述した構成を有する従来のマ
イナスイオン発生装置の動作例は次のようなものであ
る。空調制御装置6は制御信号線L1を介し送風機1に
対してオン指令を送る。送風機1は、空調制御装置6か
らのオン指令を受けて回転を始め、上流からの調和空気
をダクト2へ送り込む。ダクト2に送り込まれた調和空
気はチャンバー2−1へ至り、吹出口3から室内へ供給
される。この際、吹出口3への調和空気の一部は、マイ
ナスイオン発生ユニット4の内部を通る。
【0006】一方、空調制御装置6は送風機1へのオン
指令と同時に、制御信号線L2を介してマイナスイオン
発生ユニット4へ送風機1がオンとされたことを示す運
転状態を示す信号を送る。この運転状態信号はマイナス
イオン発生ユニット4の制御部4−3へ与えられる。制
御部4−3は、空調制御装置6からの運転状態信号を受
けて、高電圧発生部4−2へ高電圧の発生指令を送る。
【0007】高電圧発生部4−2は、制御部4−2から
の高電圧の発生指令を受けて高電圧を発生し、この高電
圧をマイナスイオン発生部4−1の放電電極P1と接地
電極P2との間に印加する。これにより、放電電極P1
と接地電極P2との間にコロナ放電が生じ、放電電極P
1と接地電極P2との間およびその近傍を流れる空気の
酸素分子等に電子が付着し、マイナスイオンが発生す
る。この放電電極P1と接地電極P2とを用いたマイナ
スイオンの発生方式はコロナ放電方式と呼ばれている。
【0008】空調制御装置6が制御信号線L1を介し送
風機1に対してオフ指令を送ると、送風機1の回転が停
止し、ダクト2への調和空気の送風が停止される。ま
た、空調制御装置6は送風機1へのオフ指令と同時に、
制御信号線L2を介してマイナスイオン発生ユニット4
へ送風機1がオフとされたことを示す運転状態信号を送
る。この運転状態信号はマイナスイオン発生ユニット4
の制御部4−3へ与えられる。制御部4−3は、空調制
御装置6からの運転状態信号を受けて、高電圧発生部4
−2における高電圧の発生を停止する。これにより、放
電電極P1と接地電極P2との間に高電圧が印加されな
くなり、マイナスイオンの発生動作が停止する。
【0009】ここで、放電電極P1と接地電極P2との
間の電圧が一定とした場合、両電極近傍の風速が大きい
とマイナスイオンの発生量が多く、両電極近傍の風速が
小さいとマイナスイオンの発生量は少ない。すなわち、
送風機1が強で運転されている場合には、マイナスイオ
ンの供給量が多くなり、弱で運転されている場合にはマ
イナスイオンの供給量が少なくなる。オフィス等では過
剰なマイナスイオンの供給は避けなければならないが、
効果のある供給量は確保したいというニーズがあり、マ
イナスイオンの供給量は安定していることが望まれる。
そこで、従来においては、送風機1に強弱切換がある場
合、次のようにしてマイナスイオンの供給量を安定させ
ている。
【0010】〔弱から強への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して弱から強への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの弱から
強への切換指令を受けて、それまでの低風速から高風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット4では、放電電極P1と接地電極P2との
間およびその近傍の風速が増大する。
【0011】一方、空調制御装置6は送風機1への弱か
ら強への切換指令と同時に、制御信号線L2を介してマ
イナスイオン発生ユニット4へ、送風機1が弱から強へ
切り換えられたことを示す運転状態信号を送る。この運
転状態信号はマイナスイオン発生ユニット4の制御部4
−3へ与えられる。制御部4−3は、空調制御装置6か
らの運転状態信号を受けて、高電圧発生部4−2へ高電
圧値の切換指令を送る。この場合、制御部4−3は、高
電圧発生部4−2に対して高電圧の値を低くするように
指示する。これにより、放電電極P1と接地電極P2と
の間に印加される電圧が低くなり、送風機1が低風速か
ら高風速に切り換わったことによるマイナスイオンの発
生量の増大が抑制される。
【0012】〔強から弱への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して強から弱への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの強から
弱への切換指令を受けて、それまでの高風速から低風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット4では、放電電極P1と接地電極P2との
間およびその近傍の風速が減少する。
【0013】一方、空調制御装置6は送風機1への強か
ら弱への切換指令と同時に、制御信号線L2を介してマ
イナスイオン発生ユニット4へ、送風機1が強から弱へ
切り換えられたことを示す運転状態信号を送る。この運
転状態信号はマイナスイオン発生ユニット4の制御部4
−3へ与えられる。制御部4−3は、空調制御装置6か
らの運転状態信号を受けて、高電圧発生部4−2へ高電
圧値の切換指令を送る。この場合、制御部4−3は、高
電圧発生部4−2に対して高電圧の値を高くするように
指示する。これにより、放電電極P1と接地電極P2と
の間に印加される電圧が高くなり、送風機1が高風速か
ら低風速に切り換わったことによるマイナスイオンの発
生量の減少が抑制される。
【0014】このように、送風機1が弱から強へ切り換
えられることによるマイナスイオンの発生量の増大を抑
制する一方、送風機1が強から弱へ切り換えられること
によるマイナスイオンの発生量の減少を抑制することに
よって、室内へのマイナスイオンの供給量の安定化が図
られる。なお、送風機1の停止時には、空調制御装置6
から制御信号線L2を介してマイナスイオン発生ユニッ
ト4へ送風機1が停止されたことを示す運転状態信号を
送り、マイナスイオン発生ユニット4におけるマイナス
イオンの発生動作を停止させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイナスイオン
発生ユニット4では、空調制御装置6からの送風機1の
運転状態に基づいてマイナスイオンの発生量を制御する
ようにしているために、マイナスイオン発生ユニット4
と空調制御装置6との間に制御信号線L2を配線する必
要がある。しかし、マイナスイオン発生ユニット4と空
調制御装置6とは離れて設置されていることが多く、ま
た制御信号線L2を天井裏等にはわせることも多い。こ
のため、空調制御装置6との間の配線作業が困難を極
め、マイナスイオン発生ユニット4を簡単に設置するこ
とができないという問題があった。
【0016】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、空調制御装
置との間の配線作業を不要とし、簡単に設置することの
可能なマイナスイオン発生装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、空気流
路中でマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生手
段と、空気流路中の風速を検出する風速検出手段と、マ
イナスイオン発生手段が発生するマイナスイオンの発生
量を風速検出手段の検出風速に基づいて制御する制御手
段とを設けたものである。この発明によれば、空気流路
中の風速が風速検出手段によって検出され、この検出さ
れた風速に基づいてマイナスイオンの発生量が制御され
る。
【0018】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、高電圧を発生する高電圧発生部と、この
高電圧発生部からの高電圧が印加される放電電極を有す
るマイナスイオン発生部とをマイナスイオン発生手段の
構成要素とし、検出風速が増大した場合には放電電極に
印加する電圧値を減少させ、検出風速が減少した場合に
は放電電極に印加する電圧値を増大させるようにしたも
のである。この発明によれば、マイナスイオンが発生し
やすい高風速のときに放電電極に印加される電圧の値が
低くなり、マイナスイオンが発生しにくい低風速のとき
に放電電極に印加される電圧の値が高くなり、マイナス
イオンの供給量の安定化が図られる。この発明におい
て、検出風速が増大した場合の放電電極に印加する電圧
値の減少方法、検出風速が減少した場合の放電電極に印
加する電圧値の増大方法としては、しきい値を定めて段
階的に行う方法(しきい値は複数設けられていてもよ
い)、検出風速に応じて連続的に行う方法などが考えら
れる。
【0019】第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
発明において、高電圧を発生する高電圧発生部と、この
高電圧発生部からの高電圧が印加される放電電極を有す
るマイナスイオン発生部と、このマイナスイオン発生部
への空気流に重畳される気流を発生する気流発生部とを
マイナスイオン発生手段の構成要素とし、検出風速が増
大した場合には気流発生部からの気流の風速を減少さ
せ、検出風速が減少した場合には気流発生部からの気流
の風速を増大させるようにしたものである。この発明に
よれば、マイナスイオンが発生しやすい高風速のときに
気流発生部からのマイナスイオン発生部への空気流に重
畳される気流の風速が小さくなり、マイナスイオンが発
生しにくい低風速のときに気流発生部からのマイナスイ
オン発生部への空気流に重畳される気流の風速が大きく
なり、マイナスイオンの供給量の安定化が図られる。こ
の発明において、検出風速が増大した場合の気流発生部
からの気流の風速の減少方法、検出風速が減少した場合
の気流発生部からの気流の風速の増大方法としては、し
きい値を定めて段階的に行う方法(しきい値は複数設け
られていてもよい)、検出風速に応じて連続的に行う方
法などが考えられる。
【0020】第4発明(請求項4に係る発明)は、空気
流路中でマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生
手段と、空気流路中の風速を検出する風速検出手段と、
マイナスイオン発生手段が発生するマイナスイオンの発
生量を風速検出手段の検出風速に基づいて制御する制御
手段と、マイナスイオン発生手段および制御手段へ電源
を供給するバッテリとを備えたマイナスイオン発生装置
とし、風速検出手段に空気流路中の気流を回転運動に変
換し、この回転運動によって得られるエネルギーによっ
てバッテリの充電を行う発電部を設けたものである。こ
の発明によれば、空気流路中の風速が風速検出手段によ
って検出され、この検出された風速に基づいてマイナス
イオンの発生量が制御される。また、空気流路中の風速
を検出しながら、バッテリへの充電が行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明に係るマイナスイオン発生
装置の一実施の形態の取り付け例を示す図である。同図
において、図6と同一符号は同一或いは同等構成要素を
示し、その説明は省略する。この実施の形態において、
ダクト2の終端のチャンバー2−1内に設けられたマイ
ナスイオン発生装置(マイナスイオン発生ユニット)7
は、風速検出装置7−1を備えており、マイナスイオン
発生ユニット7と空調制御装置6との間には従来必要で
あった制御信号線L2(図6参照)は設けていない。
【0022】〔実施の形態1〕図2はマイナスイオン発
生ユニット7の第1の実施の形態(実施の形態1)の要
部を示す構成図である。この実施の形態1のマイナスイ
オン発生ユニットを他の実施の形態と区別するために符
号7Aで示す。
【0023】マイナスイオン発生ユニット7Aは、リミ
ットスイッチSW1と風圧板PLとバネSPとから構成
される風速検出装置7A1と、放電電極P1と接地電極
P2とを有するマイナスイオン発生部7A2と、放電電
極P1と接地電極P2との間に高電圧を印加する高電圧
発生部7A3と、高電圧発生部7A3が発生する高電圧
の発生・停止を制御する制御部7A4とを備えている。
高電圧発生部7A3および制御部7A4は外部に設けら
れた電源部5と接続されている。
【0024】〔実施の形態1の動作〕空調制御装置6は
制御信号線L1を介し送風機1に対してオン指令を送
る。送風機1は、空調制御装置6からのオン指令を受け
て回転を始め、上流からの調和空気をダクト2へ送り込
む。ダクト2に送り込まれた調和空気はチャンバー2−
1へ至り、吹出口3から室内へ供給される。この際、吹
出口3への調和空気の一部は、マイナスイオン発生ユニ
ット7Aの内部を通る。
【0025】マイナスイオン発生ユニット7Aに流入し
た調和空気は、風速検出装置7A1における風圧板PL
に当たり、この風圧板PLをバネSPの弾性復帰力に抗
して支点Paを中心とし矢印A方向へ回動させる。これ
により、風圧板PLがリミットスイッチSW1に接触
し、リミットスイッチSW1がオンとされる。このリミ
ットスイッチSW1のオン信号は制御部7A4へ与えら
れる。制御部7A4は、リミットスイッチSW1からの
オン信号を受けて、高電圧発生部7A3へ高電圧の発生
指令を送る。
【0026】高電圧発生部7A3は、制御部7A4から
の高電圧の発生指令を受けて高電圧を発生し、この高電
圧をマイナスイオン発生部7A2の放電電極P1と接地
電極P2との間に印加する。これにより、放電電極P1
と接地電極P2との間にコロナ放電が生じ、放電電極P
1と接地電極P2との間およびその近傍を流れる空気の
酸素分子等に電子が付着し、マイナスイオンが発生す
る。
【0027】空調制御装置6が制御信号線L1を介し送
風機1に対してオフ指令を送ると、送風機1の回転が停
止し、ダクト2への調和空気の送風が停止される。これ
により、マイナスイオン発生ユニット7Aでは、風速検
出装置7A1における風圧板PLがバネSPの弾性復帰
力により支点Paを中心として矢印B方向へ回動し、リ
ミットスイッチSW1がオフとされる。このリミットス
イッチSW1のオフ信号は制御部7A4へ与えられる。
制御部7A4は、リミットスイッチSW1からのオフ信
号を受けて、高電圧発生部7A3における高電圧の発生
を停止する。これにより、放電電極P1と接地電極P2
との間に高電圧が印加されなくなり、マイナスイオンの
発生動作が停止する。
【0028】〔実施の形態2〕図3はマイナスイオン発
生ユニット7の第2の実施の形態(実施の形態2)の要
部を示す構成図である。この実施の形態2のマイナスイ
オン発生ユニットを他の実施の形態と区別するために符
号7Bで示す。
【0029】マイナスイオン発生ユニット7Bは、熱式
風速センサSeをその構成要素とする風速検出装置7B
1と、放電電極P1を有するマイナスイオン発生部7B
2と、放電電極P1に高電圧を印加する高電圧発生部7
B3と、高電圧発生部7B3が発生する高電圧の発生・
停止およびその値を制御する制御部7B4とを備えてい
る。高電圧発生部7B3および制御部7B4はユニット
外に設けられた電源部5と接続されている。
【0030】〔実施の形態2の動作〕この実施の形態2
において、空調制御装置6は、送風機1の風速を強,
中,弱の3段階に切り換える。マイナスイオン発生部7
B2は、放電電極P1のみで接地電極を有さない電子放
射式とされ、放電電極P1から飛び出す電子を放電電極
P1の近傍を流れる空気の酸素分子等に付着させ、マイ
ナスイオンを発生させる。
【0031】〔弱から中への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して弱から中への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの弱から
中への切換指令を受けて、それまでの低風速(0.1〜
3m/s)から中風速(3〜5m/s)の運転状態に切
り換わる。これにより、マイナスイオン発生ユニット7
Bでは、放電電極P1の近傍の風速が増大する。
【0032】マイナスイオン発生ユニット7Bに流入す
る調和空気の風速の増大により、熱式風速センサSeが
冷却され、その抵抗値が変わる。制御部7B4は、この
熱式風速センサSeの抵抗値の変化から送風機1の風速
が低風速から中風速に切り換わったと判断し、高電圧発
生部7B3へ高電圧値の切換指令を送る。この場合、制
御部7B4は、高電圧発生部7B3に対して高電圧の値
を低くするように指示する。本実施の形態では、5kV
から4kVに低下させるように指示する。これにより、
放電電極P1に印加される電圧が低くなり、送風機1が
低風速から中風速に切り換わったことによるマイナスイ
オンの発生量の増大が抑制される。
【0033】〔中から強への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して中から強への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの中から
強への切換指令を受けて、それまでの中風速(3〜5m
/s)から高風速(5〜10m/s)の運転状態に切り
換わる。これにより、マイナスイオン発生ユニット7B
では、放電電極P1の近傍の風速が増大する。
【0034】制御部7B4は、熱式風速センサSeの抵
抗値の変化から送風機1の風速が中風速から高風速に切
り換わったと判断し、高電圧発生部7B3へ高電圧値の
切換指令を送る。この場合、制御部7B4は、高電圧発
生部7B3に対して高電圧の値を低くするように指示す
る。本実施の形態では、4kVから3kVに低下させる
ように指示する。これにより、放電電極P1に印加され
る電圧が低くなり、送風機1が中風速から高風速に切り
換わったことによるマイナスイオンの発生量の増大が抑
制される。
【0035】〔強から中への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して強から中への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの強から
中への切換指令を受けて、それまでの高風速(5〜10
m/s)から中風速(3〜5m/s)の運転状態に切り
換わる。これにより、マイナスイオン発生ユニット7B
では、放電電極P1の近傍の風速が減少する。
【0036】制御部7B4は、熱式風速センサSeの抵
抗値の変化から送風機1の風速が高風速から中風速に切
り換わったと判断し、高電圧発生部7B3へ高電圧値の
切換指令を送る。この場合、制御部7B4は、高電圧発
生部7B3に対して高電圧の値を高くするように指示す
る。本実施の形態では、3kVから4kVに上昇させる
ように指示する。これにより、放電電極P1に印加され
る電圧が高くなり、送風機1が高風速から中風速に切り
換わったことによるマイナスイオンの発生量の減少が抑
制される。
【0037】〔中から弱への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して中から弱への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの中から
弱への切換指令を受けて、それまでの中風速(3〜5m
/s)から低風速(0.1〜3m/s)の運転状態に切
り換わる。これにより、マイナスイオン発生ユニット7
Bでは、放電電極P1の近傍の風速が減少する。
【0038】制御部7B4は、熱式風速センサSeの抵
抗値の変化から送風機1の風速が中風速から低風速に切
り換わったと判断し、高電圧発生部7B3へ高電圧値の
切換指令を送る。この場合、制御部7B4は、高電圧発
生部7B3に対して高電圧の値を高くするように指示す
る。本実施の形態では、4kVから5kVに上昇させる
ように指示する。これにより、放電電極P1に印加され
る電圧が高くなり、送風機1が中風速から低風速に切り
換わったことによるマイナスイオンの発生量の減少が抑
制される。
【0039】このようにして、送風機1が弱から中、中
から強へ切り換えられることによるマイナスイオンの発
生量の増大が抑制され、送風機1が強から中、中から弱
へ切り換えられることによるマイナスイオンの発生量の
減少が抑制され、室内へのマイナスイオンの供給量の安
定化が図られる。
【0040】なお、熱式風速センサSeの抵抗値の変化
から風速が0.1m/s以下となったことを制御部7B
4が検出した場合、制御部7Bは送風機1が停止したと
判断し、高電圧発生部7B3における高電圧の発生を停
止させる。これにより、放電電極P1に高電圧が印加さ
れなくなり、マイナスイオンの発生動作が停止する。
【0041】この実施の形態2では、検出風速に対して
しきい値を定め、送風機1の風速が低風速から中風速、
中風速から高風速、高風速から中風速、中風速から低風
速に切り換わったと判断し、高電圧発生部7b3が発生
する高電圧の値を段階的に制御するようにしたが、検出
風速に応じて連続的に高電圧発生部7b3が発生する高
電圧の値を制御するようにしてもよい。
【0042】〔実施の形態3〕図4はマイナスイオン発
生ユニット7の第3の実施の形態(実施の形態3)の要
部を示す構成図である。この実施の形態3のマイナスイ
オン発生ユニットを他の実施の形態と区別するために符
号7Cで示す。
【0043】マイナスイオン発生ユニット7Cは、熱式
風速センサSeを構成要素とする風速検出装置7C1
と、放電電極P1と接地電極P2とオゾン分解触媒兼マ
イナスイオン放出体(以下、単にマイナスイオン放出体
と呼ぶ)P3とを構成要素とするマイナスイオン発生部
7C2と、放電電極P1と接地電極P2との間に高電圧
を印加する高電圧発生部7C3と、制御部7C4と、マ
イナスイオン発生部7C2への空気流路(内部の空気流
路)FW1中に設けられた補助ファン7C5と、補助フ
ァン7C5を駆動するファン駆動部7C6と、2段式電
気集塵器7C7とを備えている。なお、マイナスイオン
発生部7C2,補助ファン7C5および2段式電気集塵
器7C7は、内部の空気流路FW1を形成する筐体7C
8内に設けられている。
【0044】制御部7C4は、高電圧発生部7C3にお
ける高電圧の発生・停止を制御する一方、ファン駆動部
7C6を介する補助ファン7C5のオン・オフおよび強
弱の切り換えを制御する。高電圧発生部7C3,制御部
7C4およびファン駆動部7C6は外部に設けられた電
源部5と接続されている。熱式風速センサSeは、内部
の空気流路FW1中ではなく、外部の空気流路FW2中
に設けられている。
【0045】〔実施の形態3の動作〕この実施の形態3
において、空調制御装置6は、送風機1の風速を強,弱
の2段階に切り換える。2段式電気集塵器7C7は、イ
オン化部D1と集塵部D2とを備え、コロナ放電を利用
して空気中の微細な塵埃や粉塵を集塵する。すなわち、
イオン化部D1において空気中の微細な塵埃や粉塵をコ
ロナ放電によって帯電させ、荷電粒子(プラスにイオン
化された粒子)とする。そして、この荷電粒子とされた
塵埃や粉塵を、集塵部D2を通過する際にクーロン力に
よって空気流から分離し、吸着捕集する。この際、2段
式電気集塵器7C7において、若干のオゾンが発生す
る。
【0046】マイナスイオン発生部7C2は、放電電極
P1と接地電極P2とマイナスイオン放出体P3を備え
たマイナスイオン放出タイプとされ、放電電極P1と接
地電極P2との間に高電圧が印加されることによって、
放電電極P1と接地電極P2との間に電界が発生する。
この電界により、電気力線が生じ、この電気力線がマイ
ナスイオン放出体P3を通過するために、マイナスイオ
ン放出体1に負電荷が帯電する。マイナスイオン放出体
1は、例えばアルミニウム等によって構成され、ハニカ
ム構造の基体に酸化チタンが塗布されている。このハニ
カム構造の基体を気流が通過する際、空気の流れととも
に帯電されているマイナスイオンが放出される。また、
マイナスイオン発生部7C2は、通過する空気中に含ま
れるオゾンを分解する。
【0047】〔弱から強への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して弱から強への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの弱から
強への切換指令を受けて、それまでの低風速から高風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット7Cでは、その内部の空気流路FW1中の
風速が増大する。また、外部の空気流路FW2中の風速
も増大する。
【0048】空気流路FW2中の風速の増大により、熱
式風速センサSeが冷却され、その抵抗値が変わる。制
御部7C4は、この熱式風速センサSeの抵抗値の変化
から送風機1の風速が低風速から高風速に切り換わった
と判断し、ファン駆動部7C6へ強から弱への切換指令
を送る。これにより、補助ファン7C5が発生する気流
の風速が低風速に切り換えられ、すなわちマイナスイオ
ン発生部7C2への空気流に重畳される気流の風速が小
さくなり、送風機1が低風速から高風速に切り換わった
ことによるマイナスイオンの発生量(放出量)の増大が
抑制される。
【0049】〔強から弱への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して強から弱への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの強から
弱への切換指令を受けて、それまでの高風速から低風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット7Cでは、その内部の空気流路FW1中の
風速が減少する。また、外部の空気流路FW2中の風速
も減少する。
【0050】空気流路FW2中の風速の減少により、熱
式風速センサSeの抵抗値が変わる。制御部7C4は、
この熱式風速センサSeの抵抗値の変化から送風機1の
風速が高風速から低風速に切り換わったと判断し、ファ
ン駆動部7C6へ弱から強への切換指令を送る。これに
より、補助ファン7C5が発生する気流の風速が高風速
に切り換えられ、すなわちマイナスイオン発生部7C2
への空気流に重畳される気流の風速が大きくなり、送風
機1が高風速から低風速に切り換わったことによるマイ
ナスイオンの発生量(放出量)の減少が抑制される。
【0051】このようにして、送風機1が弱から強へ切
り換えられることによるマイナスイオンの発生量の増大
が抑制され、送風機1が強から弱へ切り換えられること
によるマイナスイオンの発生量の減少が抑制され、室内
へのマイナスイオンの供給量の安定化が図られる。
【0052】なお、熱式風速センサSeの抵抗値の変化
から風速が例えば0.1m/s以下となったことを制御
部7B4が検出した場合、制御部7Bは送風機1が停止
したと判断し、高電圧発生部7C3における高電圧の発
生を停止させる。また、ファン駆動部7C6へ停止指令
を送り、補助ファン7C5を停止させる。これにより、
放電電極P1と接地電極P2との間に高電圧が印加され
なくなり、また補助ファン7C5が気流を発生しなくな
り、マイナスイオンの発生動作が停止する。
【0053】この実施の形態3では、検出風速に対して
しきい値を定め、送風機1の風速が低風速から高風速、
高風速から低風速に切り換わったと判断し、補助ファン
7C5が発生する気流の風速を段階的に制御するように
したが、検出風速に応じて連続的に補助ファン7C5が
発生する気流の風速を制御するようにしてもよい。
【0054】この実施の形態3においては、内部の空気
流路FW1を形成する筐体7C8の外部、すなわち外部
の空気流路FW2内に熱式風速センサSeを設けたが、
この熱式風速センサSeを筐体内に設け、その出力がほ
ぼ一定となるように、すなわち内部の空気流路の風速が
一定となるように補助ファン7C5を制御するようにし
てもよい。
【0055】また、この実施の形態3においては、チャ
ンバー2−1内に筐体7C8を設け、内部の空気流路F
W1と外部の空気流路FW2とを分離形成するものとし
て説明した。このように筐体7C8によって内部の空気
流路FW1を形成することにより、マイナスイオン発生
部7C2を通過する気流の風速を制御しやすくなる。し
かし、本発明においては気流発生部(補助ファン7C
5)によってマイナスイオン発生部7C2を通過する気
流の風速が一定となればよく、必ずしも筐体7C8を設
ける必要はない。
【0056】また、この実施の形態3では、チャンバー
2−1内にマイナスイオン発生ユニット7Cを配置した
例で説明したが、例えば送風機1を強弱切替のない送風
機とし、ダクト2の通路全体を空気流路FW1として、
マイナスイオン発生ユニット7Cを設けるようにしても
よい。この場合、熱式風速センサSeは空気流路FW1
内に配置し、熱式風速センサSeによって検出される風
速を一定とするように、補助ファン7C5が発生する気
流の風速を制御する。
【0057】〔実施の形態4〕図5はマイナスイオン発
生ユニット7の第4の実施の形態(実施の形態4)の要
部を示す構成図である。この実施の形態4のマイナスイ
オン発生ユニットを他の実施の形態と区別するために符
号7Dで示す。
【0058】マイナスイオン発生ユニット7Dは、風車
PRと発電機DYとを構成要素とする風速検出装置7D
1と、放電電極P1と接地電極P2とマイナスイオン放
出体P3とを構成要素とするマイナスイオン発生部7D
2と、放電電極P1と接地電極P2との間に高電圧を印
加する高電圧発生部7D3と、高電圧発生部7D3が発
生する高電圧の発生・停止およびその値を制御する制御
部7D4と、バッテリ7D5を備えている。高電圧発生
部7D3および制御部7D4はユニット内に設けられた
バッテリ7D5に接続されている。また、バッテリ7D
5は充電電池とされ、風速検出装置7D1における発電
機DYと接続されている。風速検出装置7D1は、内部
の空気流路FW1中ではなく、外部の空気流路FW2中
に設けられている。
【0059】〔実施の形態4の動作〕この実施の形態4
において、空調制御装置6は、送風機1の風速を強,弱
の2段階に切り換える。マイナスイオン発生部7D2
は、実施の形態3と同じマイナスイオン放出タイプとさ
れ、放電電極P1と接地電極P2との間に高電圧が印加
され、気流が通過する際にマイナスイオンを放出する。
また、風速検出装置7D1において、風車PRは空気流
路FW2中の気流を受けて回転する。風車PRの回転に
よって、発電機DYにおいて電圧が発生し、この発電電
圧によってバッテリ7D5が充電される。
【0060】〔弱から強への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して弱から強への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの弱から
強への切換指令を受けて、それまでの低風速から高風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット7Dでは、その内部の空気流路FW1中の
風速が増大する。また、外部の空気流路FW2中の風速
も増大する。
【0061】空気流路FW2中の風速の増大により、風
速検出装置7D1の風車PRの回転数が高くなり、発電
機DYの発電電圧が上昇する。制御部7C4は、この発
電機DYの発電電圧の変化から送風機1の風速が低風速
から高風速に切り換わったと判断し、高電圧発生部7D
3へ高電圧値の切換指令を送る。この場合、制御部7D
4は、高電圧発生部7D3に対して高電圧の値を低くす
るように指示する。これにより、放電電極P1と接地電
極P2との間に印加される電圧が低くなり、送風機1が
低風速から高風速に切り換わったことによるマイナスイ
オンの発生量(放出量)の増大が抑制される。
【0062】〔強から弱への切換〕空調制御装置6は制
御信号線L1を介し送風機1に対して強から弱への切換
指令を送る。送風機1は、空調制御装置6からの強から
弱への切換指令を受けて、それまでの高風速から低風速
の運転状態に切り換わる。これにより、マイナスイオン
発生ユニット7Dでは、その内部の空気流路FW1中の
風速が減少する。また、外部の空気流路FW2中の風速
も減少する。
【0063】空気流路FW2中の風速の減少により、風
速検出装置7D1の風車PRの回転数が低くなり、発電
機DYの発電電圧が下降する。制御部7C4は、この発
電機DYの発電電圧の変化から送風機1の風速が高風速
から低風速に切り換わったと判断し、高電圧発生部7D
3へ高電圧値の切換指令を送る。この場合、制御部7D
4は、高電圧発生部7D3に対して高電圧の値を高くす
るように指示する。これにより、放電電極P1と接地電
極P2との間に印加される電圧が高くなり、送風機1が
高風速から低風速に切り換わったことによるマイナスイ
オンの発生量(放出量)の減少が抑制される。
【0064】このようにして、送風機1が弱から強へ切
り換えられることによるマイナスイオンの発生量の増大
が抑制され、送風機1が強から弱へ切り換えられること
によるマイナスイオンの発生量の減少が抑制され、室内
へのマイナスイオンの供給量の安定化が図られる。
【0065】以上説明したように、本実施の形態のマイ
ナスイオン発生ユニット7(7A,7B,7C,7D)
によれば、空調制御装置6との間の配線作業を行わなく
てもよく、簡単に設置することが可能となる。特に、実
施の形態4のマイナスイオン発生ユニット7Dでは、内
部にバッテリ7D5を有し、このバッテリ7D5への充
電を行うようにしているので、実施の形態1,2,3の
マイナスイオン発生ユニット7A,7B,7Cのように
外部の電源部5との配線作業を行わなくてもよく、さら
に設置が簡単となる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、空気流路中の風速を風速検出手段によっ
て検出し、この検出された風速に基づいてマイナスイオ
ンの発生量を制御するようにしたので、空調制御装置と
の間の配線作業を不要とし、簡単に設置することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマイナスイオン発生装置の一実
施の形態の取り付け例を示す図である。
【図2】 本発明に係るマイナスイオン発生ユニットの
第1の実施の形態(実施の形態1)の要部を示す構成図
である。
【図3】 本発明に係るマイナスイオン発生ユニットの
第2の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す構成図
である。
【図4】 本発明に係るマイナスイオン発生ユニットの
第3の実施の形態(実施の形態3)の要部を示す構成図
である。
【図5】 本発明に係るマイナスイオン発生ユニットの
第4の実施の形態(実施の形態4)の要部を示す構成図
である。
【図6】 従来のマイナスイオン発生装置の取り付け例
を示す図である。
【図7】 従来のマイナスイオン発生ユニットの内部構
成の概略を示す図である。
【符号の説明】
1…送風機、2…ダクト、2−1…チャンバ、3…吹出
口、5…電源部、6…空調制御装置、L1,L2…制御
信号線、7(7A,7B,7C,7D)…マイナスイオ
ン発生装置(マイナスイオン発生ユニット)、7−1
(7A1,7B1,7C1,7D1)…風速検出装置、
7A2,7B2,7C2,7D2…マイナスイオン発生
部、7A3,7B3,7C3,7D3…高電圧発生部、
7A4,7B4,7C4,7D4…制御部、7C5…補
助ファン、7C6…ファン駆動部、7C7…2段式電気
集塵器、7D5…バッテリ、FW1,FW2…空気流
路、SW1…リミットスイッチ、PL…風圧板、SP…
バネ、P1…放電電極、P2…接地電極、P3…オゾン
分解触媒兼マイナスイオン放出体、Se…熱式風速セン
サ、PR…風車、DY…発電機。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路中でマイナスイオンを発生する
    マイナスイオン発生手段と、 前記空気流路中の風速を検出する風速検出手段と、 前記マイナスイオン発生手段が発生するマイナスイオン
    の発生量を前記風速検出手段の検出風速に基づいて制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とするマイナスイオ
    ン発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたマイナスイオン発
    生装置において、 前記マイナスイオン発生手段は、高電圧を発生する高電
    圧発生部と、この高電圧発生部からの高電圧が印加され
    る放電電極を有するマイナスイオン発生部とを備え、 前記制御手段は、前記風速検出手段の検出風速に基づい
    て前記高電圧発生部を制御し、前記検出風速が増大した
    場合に前記放電電極に印加する電圧値を減少させるとと
    もに前記検出風速が減少した場合に前記電圧値を増大さ
    せることを特徴とするマイナスイオン発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたマイナスイオン発
    生装置において、 前記マイナスイオン発生手段は、高電圧を発生する高電
    圧発生部と、この高電圧発生部からの高電圧が印加され
    る放電電極を有するマイナスイオン発生部と、このマイ
    ナスイオン発生部への空気流に重畳される気流を発生す
    る気流発生部とを備え、 前記制御手段は、前記風速検出手段の検出風速に基づい
    て前記気流発生部を制御し、前記検出風速が増大した場
    合に前記気流発生部からの気流の風速を減少させるとと
    もに前記検出風速が減少した場合に前記気流発生部から
    の気流の風速を増大させることを特徴とするマイナスイ
    オン発生装置。
  4. 【請求項4】 空気流路中でマイナスイオンを発生する
    マイナスイオン発生手段と、 前記空気流路中の風速を検出する風速検出手段と、 前記マイナスイオン発生手段が発生するマイナスイオン
    の発生量を前記風速検出手段の検出風速に基づいて制御
    する制御手段と、 前記マイナスイオン発生手段および前記制御手段へ電源
    を供給するバッテリとを備えたマイナスイオン発生装置
    であって、 前記風速検出手段は、前記空気流路中の気流を回転運動
    に変換し、この回転運動によって得られるエネルギーに
    よって前記バッテリの充電を行う発電部を備えているこ
    とを特徴とするマイナスイオン発生装置。
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