JP2003184834A - 軸部材の連結構造 - Google Patents

軸部材の連結構造

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JP2003184834A JP2001390550A JP2001390550A JP2003184834A JP 2003184834 A JP2003184834 A JP 2003184834A JP 2001390550 A JP2001390550 A JP 2001390550A JP 2001390550 A JP2001390550 A JP 2001390550A JP 2003184834 A JP2003184834 A JP 2003184834A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばドア用レバ−ハンドルや、蝶番、建築
部材、パレット等の取り付けに好適で、ビスを要するこ
となく軸部材を簡易かつ迅速に、しかも強固かつ精密に
連結できるとともに、軸部材の種々の断面形状に応じら
れ、その汎用性と多様な連結に応じられる軸部材の連結
構造を提供すること。 【解決手段】 軸部材13を挿入可能な通孔25と、該
通孔25に連通するテ−パ孔35とを形成したガイドブ
ロック25をハウジング17に固定する。前記テ−パ孔
35に、前記軸部材13を挿入可能なスライダ−39を
摺動可能に収容する。前記スライダ−39を前記ガイド
ブロック25方向へ付勢する。前記スライダ−39に複
数の係止孔41を形成する。前記係止孔41に係合部材
43を内外方向へ変位可能に収容する。前記係合部材4
3の一側面を前記軸部材13に係合する。前記係合部材
43の他側面を前記テ−パ孔35に係合可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばドア用レバ
−ハンドルや、蝶番、建築部材、パレット等の取り付け
に好適で、ビスを要することなく軸部材を簡易かつ迅速
に、しかも強固かつ精密に連結できるとともに、軸部材
の種々の断面形状に応じられ、その汎用性と多様な連結
に応じられるようにした軸部材の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばドアの内外に取り付けるドア用レ
バ−ハンドルを、ビスを要することなく簡易かつ迅速に
固定する手段として、従来より種々の方法が提案されて
いる。例えば特開2000−352227号公報には、
一方のドア用レバ−ハンドルの軸端部に固定ブロックを
取り付け、該ブロックに角孔状の穿設孔と、該孔に連通
するテ−パ孔面を設け、該テ−パ孔面に一対の可動ブロ
ックを摺動可能に設け、該可動ブロックの一端にスプリ
ングを介挿し、該スプリングの弾性を介して、前記可動
ブロックを固定ブロック方向へ付勢している。
【0003】そして、ドアの内外にドア用レバ−ハンド
ルを取り付ける場合は、他方のドア用レバ−ハンドルに
角芯部材を取り付け、該部材を前記穿設孔に挿入し、こ
れを一対の可動ブロックに差し込み、該ブロックを前記
スプリングの弾性に抗して押し込む一方、前記角芯部材
を一対の可動ブロックで挟持し、そのくさび効果によっ
て引き抜きを阻止するようにしている。
【0004】しかし、この従来の取り付け法は、固定ブ
ロックと可動ブロックの係合面をテ−パ面に形成し、可
動ブロックと角芯部材の係合面にロ−レット溝の加工を
要して、加工に手間が掛かり、また可動ブロックのテ−
パ面を固定ブロックのテ−パ面に面接触させているた
め、可動ブロックの定位置保持に不安があった。
【0005】また、角芯部材を可動ブロックに挿入し、
若しくは引き抜く際、互いのロ−レット溝が係合して円
滑性を欠き、角芯部材の取り付け後は、前記ロ−レット
溝の係合クリアランスによるガタが発生して、取り付け
の精密性に欠ける不具合があった。しかも、この従来の
取り付け法は、軸部材としての角芯部材を単に固定する
だけで、取り付け後に角芯部材を回動することができ
ず、また軸部材は角部材に限られる等の制限があって、
その利用に汎用性を得られない等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、例えばドア用レバ−ハンドルや、蝶番、建
築部材、パレット等の取り付けに好適で、ビスを要する
ことなく軸部材を簡易かつ迅速に、しかも強固かつ精密
に連結できるとともに、軸部材の種々の断面形状に応じ
られ、その汎用性と多様な連結に応じられるようにした
軸部材の連結構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、軸部材を挿入可能な通孔と、該通孔に連通するテ
−パ孔とを形成したガイドブロックをハウジングに固定
し、前記テ−パ孔に前記軸部材を挿入可能なスライダ−
を摺動可能に収容し、前記スライダ−を前記ガイドブロ
ック方向へ付勢した軸部材の連結構造において、前記ス
ライダ−に複数の係止孔を形成し、該係止孔に係合部材
を内外方向へ変位可能に収容し、該係合部材の一側面を
前記軸部材に係合し、前記係合部材の他側面を前記テ−
パ孔に係合可能にし、ビスを要することなく簡易かつ迅
速に、しかも強固に軸部材を連結できるとともに、従来
のロ−レット溝の加工を要することなく、またロ−レッ
ト溝と前記軸部材との接触を廃して、前記軸部材を円滑
かつ精密に連結できるようにしている。
【0008】請求項2の発明は、前記係合部材がニ−ド
ルピンまたは係合球で構成が簡単であり、これを容易か
つ安価に製作できるようにしている。請求項3の発明
は、前記軸部材が多角形断面または円形断面で、角形断
面の場合は、係合部材との係合位置や係合力が安定し、
軸部材を定位置で強固に連結でき、また円形断面の場合
は、係合部材との係合位置が移動し、軸部材を軸回りに
回動可能に連結できるようにしている。このように種々
の断面形状の軸部材に適用できるので、汎用性を得られ
多様な連結に応じられる。
【0009】請求項4の発明は、前記軸部材を軸回りに
回動可能に連結して、回動可能な軸部材を有する機械装
置類の使用に応じられるようにしている。請求項5の発
明は、前記係合部材を前記係止孔の内側開口縁部に係止
可能に収容し、前記係合部材の脱落を防止するようにし
ている。請求項6の発明は、前記軸部材の両端部を解放
し、該軸部材を前記ハウジングに貫通かつ変位調整可能
に装着し、軸部材の多様な連結や種々の組み付け条件に
応じられるようにしている。
【0010】請求項7の発明は、前記ハウジングの外側
に軸受部を設け、該軸受部に前記軸部材の一端部を回動
可能に支持し、軸部材の良好な軸支構造を得られるよう
にしている。請求項8の発明は、前記スライダ−に操作
片を同動可能に設け、該操作片の一端部を前記ハウジン
グの外側に突出し、前記操作片を介し前記スライダ−を
移動可能にして、外部に表出する連結具に対し、取外し
具を要することなく軸部材を容易に取り外せるようにし
ている。
【0011】請求項9の発明は、前記スライダ−に操作
片を同動可能に設け、該操作片の一端部を前記ハウジン
グの内部に配置し、前記ハウジング内に挿入し、かつ前
記操作片に係合可能な取外し具を設け、該取外し具を介
し前記スライダ−を移動可能にして、壁体等に埋め込ま
れた連結具に対し、軸部材を簡便に取外しできるととも
に、前記操作片の表出による体裁の不具合や、防御機能
の低下を改善するようにしている。請求項10の発明
は、前記軸部材に前記取外し具を挿入可能なピン孔を貫
通形成し、簡単な取外し具による軸部材の取外しを実現
するようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をドア用レバ−ハン
ドルの取り付けに適用した図示の実施形態について説明
すると、図1乃至図5において1,2は左右一対のいわ
ゆる観音開き可能なドアで、その自由端部の内外位置に
一対のレバ−ハンドル3〜6が取り付けられている。
【0013】このうち、ドア1,2の同側に取り付けた
レバ−ハンドル3,5または4,6は、実質的に同一に
構成され、これらを左右対称に取り付けている。前記ド
ア1,2の一側、実施形態では外側に取り付けるレバ−
ハンドル3,5は、略L字形に成形したアルミ合金ダイ
カスト製の上下一対のハウジングである連結腕7〜10
と、それらのソケット部7a〜10a間に連結された金
属管製の把手部11,12とで構成されている。図中、
7b〜10bは連結腕7〜10の先端部周縁に突設した
テ−パ状の鍔部で、その端縁をドア1,2の外周面に設
置している。
【0014】前記連結腕7〜10の先端部に、軸部材で
ある矩形断面の金属製の角芯部材13,14が一体、若
しくは適宜固定手段を介して突設されている。この場
合、軸部材は矩形断面に限らず、他の多角形断面のもの
でもよい。前記角芯部材13,14は、ドア1,2の上
下に形成した取付孔15,16に挿入され、その先端部
が前記レバ−ハンドル4,6の後述する連結腕に挿入さ
れて連結されている。
【0015】前記レバ−ハンドル4,6はドア1,2の
内側に取り付けられ、該レバ−ハンドル4,6は、略L
字形に成形したアルミ合金ダイカスト製のハウジングで
ある上下一対の連結腕17〜20と、それらのソケット
部17a〜20a間に連結された金属管製の把手部2
1,22とで構成されている。なお、図示を省略した連
結腕19,20は連結腕17,18と対称に形成され、
把手部22は把手部21と同一に構成されている。図
中、17b〜20bは連結腕17〜20の先端部周縁に
突設したテ−パ状の鍔部で、その端縁をドア1,2の内
周面に設置させている。
【0016】前記連結腕17,18の先端部に、実質的
に同一な矩形断面の取付穴23,24が設けられ、該穴
23,24の前部に実質的に同一なガイドブロック2
5,26が、ピン27,28若しくはビスを介して固定
されている。図中、29,30は連結腕17,18およ
びガイドブロック25,26に形成したピン孔、若しく
はネジ孔、31,32は連結腕17,18の周面に斜め
下向きまたは斜め上向きに開口した操作窓で、その開口
位置を異にして体裁を改善し、これらを前記取付穴2
3,24に連通している。
【0017】前記ガイドブロック25,26は、アルミ
合金ダイカストによって前記取付穴23,24に嵌合可
能な矩形断面に成形され、その内部に前記角芯部材1
3,14を挿入可能な角孔状の通孔33,34を形成し
ている。前記ガイドブロック25,26の内部に、前記
通孔33,34に連通するテ−パ孔35,36が形成さ
れ、該テ−パ孔35,36の内空は、角芯部材13,1
4の挿入方向に沿って内径が漸増する四角錐台状に形成
されている。図中、37,38はガイドブロック25,
26の周面に形成した開口した連通孔で、連結腕17,
18にガイドブロック25,26を取り付け時、前記操
作窓31,32に連通可能に配置されている。
【0018】前記テ−パ孔35,36内に金属製のスラ
イダ−39,40が摺動可能に収容され、該スライダ−
39,40は略コ字形断面に形成され、その屈曲片の間
に角芯部材13,14を抜き差し可能にしている。前記
一対の屈曲片の対向位置に細長の係止孔41,42が形
成され、該係止孔41,42は角芯部材13,14の軸
方向と直交方向に配置され、該孔41,42の開口部周
縁にテ−パ面状の係止面41a,42aが形成され、該
係止面41a,42aに、係合部材であるニ−ドルピン
43,44を着座可能にしている。
【0019】前記ニ−ドルピン43,44は、耐食かつ
耐磨耗性の金属線材を所定長さに裁断して構成され、該
ピン43,44を前記係止面41a,42aに係合し、
その内周縁を前記角芯部材13の対向周面に係合かつ圧
接可能にしている。この場合、ニ−ドルピン43,44
の代わりに同径の係合球を用いることも可能であるが、
その場合は各係止孔41,42に複数の鋼球を収容する
こととなるので、その組み付けの利便に適当な治具を設
けることが望ましい。
【0020】前記取付穴23,24の奥部に円孔状のバ
ネ受部23a,24aが形成され、該バネ受部23a,
24aとスライダ−39,40との間にスプリング4
5,46が介挿され、該スプリング45,46の弾性を介
して、スライダ−39,40をドア1,2側へ付勢して
いる。
【0021】このように構成した軸部材の連結構造は、
この実施形態の場合、軸部材である角芯部材13の周面
は平滑であり、従来のようなロ−レット溝の加工を要せ
ず、またスライダ−39は単一で単にコ字形状であれば
良く、従来のようにスライダ−を二つ要し、それらにテ
−パ面やロ−レット溝の加工を要しないから、部品点数
が少なく構成が簡単で、これを容易かつ安価に製作でき
る。
【0022】次に、前記連結構造を適用したドア用レバ
−ハンドルを取り付ける場合、レバ−ハンドル3〜6を
予め組み付け、その内外一対のレバ−ハンドル3,4お
よび5,6をドア1,2に取り付ける。先ず、レバ−ハ
ンドル3〜6の組み付けは、ドア1,2の内外側に取り
付けるレバ−ハンドル3〜6によって相違する。ドア
1,2の外側に取り付けるレバ−ハンドル3,5は、角
芯部材13,14を突設した上下一対の連結腕7,8お
よび9,10を用意し、そのソケット部7a,8aおよ
び9a,10a間に把持部11,12を連結する。
【0023】また、ドア1,2の内側に取り付けるレバ
−ハンドル4,6は、上下一対の連結腕17,18およ
び19,20を用意し、そのソケット部17a,18a
および19a,20a間に把持部21,22を連結す
る。次に、前記連結腕17,18および19,20の取
付穴23,24にスプリング45,46を挿入し、該ス
プリング45,46の前部にガイドブロックアセンブリ
を挿入し、そのガイドブロック25,26を、ピン2
7,28を介して連結腕17,18および19,20に
固定する。
【0024】前記ガイドブロックアセンブリは、ガイド
ブロック25,26にスライダ−39,40を組み付け
てなり、スライダ−39,40は係止孔41,42にニ
−ドルピン43,44を収容し、これをガイドブロック
25,26のテ−パ孔35,36に収容している。この
場合、ニ−ドルピン43,44は係止縁41a,42a
に係合し、その内周面がスライダ−39,40の内側に
突出するが、係止孔41,42から抜け落ちることはな
い。
【0025】また、上下のガイドブロック25,26と
スライダ−39,40は、各連結腕17,18に形成し
た操作窓31,32の位置に対応して連通孔37,38
を位置付け、更にそのような連通孔37,38の位置に
係止孔41,42が合致しないように、組み付ける。こ
の状況は図2のようである。
【0026】このようなレバ−ハンドル4,6の組み付
け状況は概ね図3のようで、取付穴23の前部にガイド
ブロック25が固定され、そのテ−パ孔35内にスライ
ダ−39がスプリング45に付勢され、スライダ−39
の前端縁がテ−パ孔35の前部に位置している。そし
て、スライダ−39の係止孔41に収容したニ−ドルピ
ン43は、その内周面が係止孔41の内側に突出し、そ
の外周面がテ−パ孔35の内面に線接触状態で係合し、
押し付けられている。
【0027】こうして組み付けた内外一対のレバ−ハン
ドル3〜6を用意し、それらをドア1,2の内外に位置
付け、ドア1,2の内側からレバ−ハンドル4,6の鍔
部17b〜20bを取付孔15,16の周囲に押し当
て、ドア1,2の外側からレバ−ハンドル3,5の角芯
部材13,14を前記取付孔15,16に挿入し、これ
を通孔33,34に押し込む。この状況は図2のようで
ある。
【0028】このようにすると角芯部材13,14がニ
−ドルピン43,43の間に挿入され、該ピン43,4
3が係止孔41,41の外側へ若干押し出され、ガイド
ブロック25,26のテ−パ孔35,36に係合する。
したがって、スライダ−39,40は、角芯部材13,
14とニ−ドルピン43,43との間の接触面圧力によ
って、スプリング45,46の弾性に抗して角芯部材1
3,14と同動する。
【0029】このため、ニ−ドルピン43,43がテ−
パ孔35,36から後退し、テ−パ孔35,36および
角芯部材13,14との間の接触面圧力が低下して、角
芯部材13,14がニ−ドルピン43,43に制動され
ることなく、円滑に移動するしかも、角芯部材13,1
4の周面とスライダ−39,40の内面は、平滑に形成
されているから、従来のロ−レット溝を移動するような
振動や異音がなく、角芯部材13,14がニ−ドルピン
43,43間を滑動して円滑に移動する。
【0030】こうして、角芯部材13,14を所定距離
押し込み、外側の連結腕7〜10の鍔部7a〜10aが
ドア1,2の外面に係合したところで、角芯部材13,
14の押し込み操作を終了する。このようにすると、ス
ライダ−39,40がスプリング45,46の弾性によ
って押し戻され、ニ−ドルピン43,43が角芯部材1
3,14とテ−パ孔35,36に係合し、その楔効果に
よって、ニ−ドルピン43,43が角芯部材13,14
とテ−パ孔35,36を圧接し、角芯部材13,14を
強固に抜け止める
【0031】このようにして、内外一対のレバ−ハンド
ル3〜6がビスを用いることなく簡易かつ迅速に取り付
けられる。この状況は図3のようで、ニ−ドルピン4
3,43が平滑な角芯部材13,14の周面に線接触状
態で係合しているから、角芯部材のロ−レット溝に係合
させる場合に比べ、ニ−ドルピン43,43による係合
クリアランスがなく、ガタをなくして精密に取り付けら
れる。
【0032】また、レバ−ハンドル3〜6の取り付け後
は、開口窓31,32の内側に連通孔37,38が位置
する。そこで、ドライバ−等の取外し具(図示略)を開
口窓31,32から連通孔37,38に差し込み、該工
具を適宜こじって、スライダ−39,40をスプリング
45,46の弾性に抗して、取付穴23,24の奥部へ
移動する。
【0033】このようにすると、ニ−ドルピン43,4
3が角芯部材13,14とテ−パ孔35,36から後退
し、それらに対する係合を解除して、それらの接触面圧
力が低下する。したがって、この状態の下で把手部11
を介し、角芯部材13,14を引き抜けば、外側のレバ
−ハンドル3が取り外され、同時に内側のレバ−ハンド
ル4が取り外される。この場合、角芯部材13,14の
周面は平滑に形成されているから、ニ−ドルピン43,
44と一様に係合し、ロ−レット溝との係合のような振
動や異音を生ぜず、円滑に引き抜ける。
【0034】図6乃至図22は本発明の他の実施形態を
示し、前述の構成と対応する部分に同一の符号を用いて
いる。このうち、図6および図7は本発明の第2の実施
形態を示し、この実施形態は把手部である摘み11の取
り付けに本発明を適用している。すなわち、略円筒状の
摘み11に角芯部材13を突設し、該角芯部材13を木
製のドア1若しくは引出しに形成した取付孔15に挿入
し、その先端部を連結具47に差し込んでいる。
【0035】前記連結具47は、例えばアルミ合金ダイ
カスト製の中空筒状のハウジング48を備え、その開口
部周縁に突設したフランジ48aの端面に、前記ドア1
を突き刺し可能な突起49を複数突設している。前記ハ
ウジング48の内部にガイドブロック25を固定し、そ
のテ−パ孔35にスライダ−39を摺動可能に収容し、
その係止溝41,41にスライドピン43,43を収容
し、該ピン43,43の外周面をテ−パ孔35に係合
し、その内周面を角芯部材13に係合している。図中、
11aは摘み11の周面に形成した凹状の手掛部であ
る。
【0036】すなわち、この実施形態は、ハウジング4
8内にガイドブロック25とスライダ−39を組み込
み、該スライダ−39をスプリング45の弾性によっ
て、ガイドブロック25方向へ付勢し、その複数の係止
孔41に収容したニ−ドルピン43をテ−パ孔35に係
合して連結具47を構成し、該連結具47を可及的に小
形軽量化し、その単体で連結かつ取り扱い可能にし、そ
のユニット化を図るようにしている。
【0037】そして、前記連結具47を用いて摘み11
をドア1に取り付ける場合は、ドア1の一側に突起49
を打ち込んで連結具47を取り付け、そのガイドブロッ
ク25の通孔33を取付穴15に臨ませる。このような
状況の下でドア1の他側から、摘み11と一体的な角芯
部材13を取付穴15に挿入し、これを更に前記通孔3
3に押し込み、角芯部材13の周面にニ−ドルピン43
の内周面を係合し、該ピン43の外周面をテ−パ孔35
に係合して、角芯部材13を所定位置に取り付ける。こ
の場合の作用効果は、前述の実施形態と実質的に同一で
ある。
【0038】図8乃至図11は本発明の第3の実施形態
を示し、この実施形態は把手部であるドアノブ11,2
1の取り付けに本発明を適用している。すなわち、角芯
部材13をドア1に錠前48を埋設し、その角穴(図示
略)に前記角芯部材13を挿入し、該錠前48に連係す
るデットボルト49をドア1の端面から出没可能にして
いる。図中、50はドア1の内外に取り付けた皿状の丸
座である。
【0039】前記角芯部材13の先端部は、ガイドブロ
ック25の通孔33を介してスライダ−39の屈曲片間
に挿入され、該屈曲片に形成した係止孔41,41にニ
−ドルピン43,43が収容され、該ピン43,43の
外周面をテ−パ孔35に係合し、その内周面を角芯部材
13に係合している。図中、51は取付穴23の奥部に
形成した凹孔で、角芯部材13を係入可能にしており、
連結腕17はドアノブ21と一体的な中空円筒状に形成
されている。
【0040】前記ドアノブ11,21の取り付けは、ド
アノブ11に突設した角芯部材13を通孔33に差し込
み、これをスライダ−39の屈曲片間に挿入し、その対
向周面にニ−ドルピン43,43を係合するとともに、
これを更に押し込んで凹孔51に挿入する。この状況は
図9,10のようである。このように角芯部材13の先
端部を凹孔51に係合し、これを両軸端部で支持するこ
とで、角芯部材13の捩り強度が強化され、この図10
の状況の下で使用される。
【0041】図12乃至図16は本発明の第4の実施形
態を示し、この実施形態は前記連結具47をドア1の蝶
番として使用している。すなわち、上下一対の取付枠5
2,53に、ドア1の吊元側を前記連結具47,47を
介して回動可能に連結しており、該ドア1は周囲に縦枠
54および横枠55を突設して額縁状に構成し、前記横
枠55,55の所定位置に、後述の枢軸を抜き差し可能
な軸孔56を形成している。
【0042】前記取付枠52,53に対する連結具4
7,47の取り付けは実質的に同一で、取付枠52,5
3の基端部の対向位置に透孔57,57が形成され、該
透孔57,57に軸受58,58の軸筒部が挿入されて
固定されている。前記軸受58は軸孔59を有し、該軸
孔59に軸部材として円形断面の枢軸60を回動かつ着
脱可能に挿入している。この場合、前記軸孔59は貫通
孔状に形成されているが、一端を閉塞して凹孔状に形成
しても良く、そのようにすることで、枢軸60の取り付
け時の脱落を防止し得る。
【0043】前記下側の連結具47は横枠55上に設置
され、これは図示のように中空筒状のハウジング61
と、該ハウジング61の内部に固定したガイドブロック
25と、該ブロック25のテ−パ孔35に摺動可能に収
容したスライダ−39と、該スライダ−39の周面に複
数形成した係止孔41と、該係止孔41に収容した係合
部材である鋼球等の係合球62と、該スライダ−39を
ガイドブロック25側へ付勢する円錐コイル状のスプリ
ング45とで構成されている。
【0044】図中、61a,61bはハウジング61の
両端縁を内側に折曲した係止縁で、下側の係止縁61a
でガイドブロック25の下端面を掛け止め、上側の係止
縁61bでバネ受63を掛け止めている。前記スライダ
−39の端部に舌片状の操作片64が屈曲形成され、該
操作片64の先端部が操作窓31から突出している。
【0045】このように構成した連結具47は、ハウジ
ング61内にガイドブロック25とスライダ−39が組
み込まれ、該スライダ−39がスプリング45の弾性に
よってガイドブロック25側へ付勢され、その複数の係
止孔41に収容した係合球62がテ−パ孔35に係合
し、またスライダ−39と一体的な操作片64の先端部
が操作窓31から突出している。
【0046】なお、枢軸60は連結具47に適当に差し
込み、該軸60を係合球62を介して保持させて置く。
このようにすると、枢軸60が係合球62と係合し、そ
の係合力はスプリング45の弾性によって、くさび効果
を奏するから、枢軸60が抜け出ることはなく、その取
り扱いが容易になる。
【0047】このような連結具47を用いてドア1を取
り付ける場合は、取付枠52,53の透孔57,57位
置に軸受58,58を取り付け、その軸受58,58の
間にドア1の吊元側を位置付ける。前記ドア1の吊元側
の横枠55,55に、前記連結具47,47を予め上向
き若しくは下向き状態で取り付け、そのガイドブロック
25の通孔33を軸孔56に臨ませ、かつ枢軸60を上
向き若しくは下向きに保持する。この状況は図13のよ
うである。
【0048】この場合、枢軸60は係合球62と係合
し、その係合力はスプリング45の弾性に付勢されて、
くさび効果を奏しているから、上向きの枢軸60が抜け
落ちて軸孔59から落下したり、下向きの枢軸60が抜
け落ちて落下することはない。
【0049】この状況の下で操作片64をスプリング4
5の弾性に抗して適宜引き上げ若しくは押し下げる。こ
のようにすると、スライダ−39が操作片64と同動
し、係合球62がテ−パ孔35および枢軸60から離間
して、それらの係合力が低下する。
【0050】このため、下側の連結具47の枢軸60
は、自重によって下方へ滑動し軸孔56,59に係入す
る。また、上側の連結具47の場合は、枢軸60を押し
上げ、これを軸孔56,59に挿入する。この場合、操
作片64の操作を加減し、または枢軸60を保持して、
枢軸60の移動変位を調整する。この状況は図14およ
び図15のようである。
【0051】こうして上下の連結具47,47の枢軸6
0,60を軸孔56,59に所定量係入若しくは挿入
し、操作片64を手放すと、該操作片64およびこれと
一体のスライダ−39が、スプリング45の弾性によっ
てガイドブロック25方向へ押し戻され、係合球62が
テ−パ孔35および枢軸60に係合し、かつその楔効果
によって、枢軸60,60が強固に保持される。
【0052】その際、係合球62は図15のように、テ
−パ孔35および枢軸60と点接触状態で係合し、該係
合球62が枢軸60のボ−ルベアリングと同様に機能
し、枢軸60を軸回りに回動可能に支持し、かつその軸
方向の変位を阻止する。このような枢軸60,60の作
用によって、ドア1の基端部が軸受58,58を介し取
付枠52,53に回動可能に取り付けられ、上下の連結
具47,47が蝶番として機能する。
【0053】図17は本発明の第5の実施形態を示し、
この実施形態は前記第4の実施形態の応用例で、一般的
な蝶番に前記連結具47を組み込み若しくは取り付け
て、新規な蝶番を構成している。すなわち、前記蝶番
は、ビス孔65,66を形成した一対の羽根板67,6
8を有し、一方の羽根板67の一側端部に上下一対の軸
筒部69,70を設け、また他方の羽根板68の一側端
部に軸筒部71を設け、前記軸筒部69,70の間に軸
筒部71を挿入し、かつそれらの軸孔72,73,74
に枢軸60を挿入して、羽根板67,68を枢軸60を
介して回動可能に連結している。
【0054】前記軸筒部69〜71の一つの軸筒部69
を前記連結具47で代用し、または軸筒部69の内部に
前記連結具47を埋設している。前記蝶番を使用する場
合は、羽根板67,68を枠体(図示略)およびドア1
に取り付け、該ドア1を枠体に近付け、その軸筒部6
9,70間に軸筒部71を挿入する。
【0055】この後、操作片64を押し上げ、枢軸60
を軸孔73,74に挿入し、該軸60を所定量差し込ん
だところで、操作片64を手放し、枢軸60を定位置に
保持する。このように操作片64の操作で枢軸60の位
置調整や着脱を容易に行なえるから、従来の蝶番に比べ
て、ビスの取り外しを要することなく、ドア1を容易か
つ速やかに取り外せる。
【0056】図18および図19は本発明の第6の実施
形態を示し、この実施形態は前記連結具47を、取付部
材である建物等の壁体75と、被取付部材である装飾パ
ネル76との取り付けに適用している。前記連結具47
は、中空筒状のハウジング61と、該ハウジング61の
取付穴23の前部に取り付けたガイドブロック25と、
該ブロック25のテ−パ孔35に摺動可能に収容したス
ライダ−39と、該スライダ−39を前方へ付勢するス
プリング45と、前記スライダ−39の周面に複数形成
した円孔状の係止孔41と、該孔41に収容した係合球
62とで構成されている。
【0057】前記スライダ−39の軸方向に略L字形断
面の操作片64を延設し、該操作片64の屈曲部64a
を取付穴23の奥部中央に位置付けている。一方、装飾
パネル76に貫通孔77を形成し、該孔77に前記スラ
イダ−39内に挿入可能な軸部材である取付軸78を挿
入している。前記取付軸78は円形断面に形成され、そ
の内部にピン孔79が貫通して形成され、該ピン孔79
に取外し具である取外しピン80を挿入可能にしてい
る。
【0058】前記取外しピン80は、前記壁体75の端
面から屈曲部64aまでの距離と、装飾パネル76の厚
さとを相加した長さ以上に形成され、装飾パネル76を
取り外す際、取外しピン80をピン孔79およびスライ
ダ−39に挿入し、その軸端部を前記屈曲部64aに係
合し、前記スライダ−39を後方へ所定距離移動させ
て、取付軸78に対する係合球62の係合力を低下し、
取付軸78を引き抜き可能にしている。図中、81はハ
ウジング61の周面に突設したビ−ド状の食付き突起、
82は取外しピン80の一端に形成した係止フランジで
ある。
【0059】このように構成した連結具47は、前述と
同様にハウジング61内にガイドブロック25とスライ
ダ−39を組み込み、該スライダ−39をスプリング4
5の弾性によってガイドブロック25方向へ付勢し、そ
の複数の係止孔41に収容した係合球62をテ−パ孔3
5に係合し、またスライダ−39および操作片64と一
体的な屈曲部64aを、取付穴23の奥部中央へ位置付
ける。
【0060】こうして組み付けた連結具47を用いて、
壁体75に装飾パネル76を取り付ける場合は、壁体7
5の所定位置に埋め込み孔(図示略)を明け、該孔に連
結具47を打ち込み若しくは回転して取り付け、その通
孔33を壁体75の表面に開口する。そして、前記通孔
33に装飾パネル76の貫通孔77を位置付け、該パネ
ル76の外側から取付軸78を貫通孔77に差し込み、
これを更に通孔33を介してスライダ−39内に押し込
む。
【0061】このようにすることで、係合球62の内周
面が取付軸78に係合し、その外周面がテ−パ孔35に
係合し、その係合力がスプリング45の弾性による楔効
果によって強固に保持され、装飾パネル76が壁体75
に取り付けられる。したがって、従来のような煩雑なボ
ルトのネジ込み作業を要することなく、装飾パネル76
を容易かつ速やかに取り付けられる。一方、例えば汚損
した装飾パネル76を取り外す場合は、取外しピン80
を取付軸78のピン孔79に差し込み、これを更に押し
込んで前記ピン80の先端部を屈曲部64aに係合し、
該屈曲部64aを同方向へ押し込む。
【0062】このようにすると、屈曲部64aとスライ
ダ−39とが奥部へ同動し、取付軸78に対する係合球
62の係合力が低下して、取付軸78の引き抜きが可能
になる。したがって、取付軸78を引き抜くことで、従
来のような煩雑なボルトの取り外し作業を要することな
く、装飾パネル76を容易かつ速やかに取り外せ、新た
な装飾パネル76を速やかに取り換えられる一方、この
後も連結具47を引き続き使用できる。
【0063】図20および図21は本発明の第7の実施
形態を示し、この実施形態は前記第6の実施形態の応用
例で、図20は本発明を例えばキャンピング用のテ−ブ
ルに適用し、その脚83の上端部に前記連結具47を埋
め込み、天板76に前記取付軸78を差し込み可能にす
る。前記テ−ブルは、常時は脚83と天板84を分解し
て保管や取り扱いの至便を図り、テ−ブルの使用時は前
記連結具47に天板84を載せ、該天板84の外側から
取付軸78を連結具47に差し込み、脚83と天板84
とを連結してテ−ブルを組み立てる。
【0064】一方、前記テ−ブルを搬送、保管する場合
は、前記取外しピン80をピン孔79に差し込み、該ピ
ン80の先端部を屈曲部64aに係合し、該屈曲部64
aを同方向へ押し込んで、スライダ−39を移動し、係
合球62による係合力を低下して取付軸78を引き抜
き、脚83と天板84とを分解して解体する。
【0065】図21は本発明を例えば物品運搬用のパレ
ットに適用し、その脚85の上端部に前記連結具47を
埋め込み、また載置板86に前記取付軸78を差し込み
可能にする。その取り付けおよび取り外し、並びにその
作用効果は前述のテ−ブルの場合と実質的に同様であ
る。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明は、スライダ−に複数の
係止孔を形成し、該係止孔に係合部材を内外方向へ変位
可能に収容し、該係合部材の一側面を前記軸部材に係合
し、前記係合部材の他側面を前記テ−パ孔に係合可能に
したから、ビスを要することなく簡易かつ迅速に、しか
も強固に軸部材を連結できるとともに、従来のロ−レッ
ト溝の加工を要することなく、またロ−レット溝と前記
軸部材との接触を廃して、前記軸部材を円滑かつ精密に
連結することができる。
【0067】請求項2の発明は、前記係合部材がニ−ド
ルピンまたは係合球で構成が簡単であり、これを容易か
つ安価に製作することができる。請求項3の発明は、前
記軸部材が多角形断面または円形断面で、角形断面の場
合は、係合部材との係合位置や係合力が安定し、軸部材
を定位置で強固に連結でき、また円形断面の場合は、係
合部材との係合位置が移動し、軸部材を軸回りに回動可
能に連結することができ、種々の断面形状の軸部材の連
結に応じられ、その汎用性を得られるとともに、その多
様な連結に応じられる効果がある。
【0068】請求項4の発明は、前記軸部材を軸回りに
回動可能に連結したから、回動可能な軸部材を有する機
械装置類の使用に応ずることができる。請求項5の発明
は、前記係合部材を前記係止孔の内側開口縁部に係止可
能に収容したから、前記係止孔からの係合部材の脱落を
防止し、その組み付けを容易に行なうことができる。請
求項6の発明は、前記軸部材の両端部を解放し、該軸部
材を前記ハウジングに貫通かつ変位調整可能に装着した
から、軸部材の多様な連結な種々の組み付け条件に応じ
られる効果がある。
【0069】請求項7の発明は、前記ハウジングの外側
に軸受部を設け、該軸受部に前記軸部材の一端部を回動
可能に支持したから、軸部材の良好な軸支構造を得るこ
とができる。請求項8の発明は、前記スライダ−に操作
片を同動可能に設け、該操作片の一端部を前記ハウジン
グの外側に突出し、前記操作片を介し前記スライダ−を
移動可能にしたから、外部に表出する連結具に対し、取
外し具を要することなく軸部材を容易に取り外すことが
できる。
【0070】請求項9の発明は、前記スライダ−に操作
片を同動可能に設け、該操作片の一端部を前記ハウジン
グの内部に配置し、前記ハウジング内に挿入し、かつ前
記操作片に係合可能な取外し具を設け、該取外し具を介
し前記スライダ−を移動可能にしたから、壁体等に埋め
込まれた連結具に対し、軸部材を簡便に取外しできると
ともに、前記操作片の表出による体裁の不具合や、防御
機能の低下を改善することができる。請求項10の発明
は、前記軸部材に前記取外し具を挿入可能なピン孔を貫
通形成したから、簡単な取外し具による軸部材の取外し
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をドア用レバ−ハンドルの取り付けに適
用した正面図である。
【図2】本発明の要部を分解して示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】本発明の要部を分解して示す断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図6】本発明を摘みの取り付けに適用した第2の実施
形態を分解して示す断面図である。
【図7】前記第2の実施形態に適用したスライダ−を示
す斜視図である。
【図8】本発明をドアノブの取り付けに適用した第3の
実施形態を分解して示す斜視図である。
【図9】図8のC−C線に沿う拡大断面図で、軸部材の
取り付け途中の状況を示している。
【図10】図8のC−C線に沿う拡大断面図で、軸部材
の取り付け後の状況を示している
【図11】前記第3の実施形態の要部を分解し拡大して
示す斜視図である。
【図12】本発明をドアの取り付けに適用した第4の実
施形態を示す斜視図である。
【図13】図12のD−D線に沿う拡大断面図で、軸部
材の取り付け途中の状況を示している。
【図14】図12のD−D線に沿う拡大断面図で、軸部
材の取り付け後の状況を示している。
【図15】図14のE−E線に沿う拡大断面図である。
【図16】図14の要部を拡大して示す断面図で、係合
球とテ−パ孔との係合状況を示している。
【図17】本発明を蝶番に適用した第5の実施形態を示
す斜視図である。
【図18】本発明を装飾パネルの取り付けに適用した第
6の実施形態を示す斜視図である。
【図19】前記第6の実施形態の要部を分解し拡大して
示す断面図である。
【図20】本発明をキャンピング用テ−ブルに適用した
第7の実施形態を示す斜視図である
【図21】本発明を物品運搬用パレットに適用した第7
の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
13 軸部材(角芯部
材) 17 ハウジング(連
結腕) 25 ガイドブロック 33 通孔 35 テ−パ孔 39 スライダ− 41 係止孔 43 係合部材(ニ−
ドルピン) 58 軸受 60 軸部材 61 ハウジング 62 係合部材(係合
球) 64 操作片 78 軸部材 79 ピン孔 80 取外し具

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部材を挿入可能な通孔と、該通孔に連
    通するテ−パ孔とを形成したガイドブロックをハウジン
    グに固定し、前記テ−パ孔に前記軸部材を挿入可能なス
    ライダ−を摺動可能に収容し、前記スライダ−を前記ガ
    イドブロック方向へ付勢した軸部材の連結構造におい
    て、前記スライダ−に複数の係止孔を形成し、該係止孔
    に係合部材を内外方向へ変位可能に収容し、該係合部材
    の一側面を前記軸部材に係合し、前記係合部材の他側面
    を前記テ−パ孔に係合可能にしたことを特徴とする軸部
    材の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記係合部材がニ−ドルピンまたは係合
    球である請求項1記載の軸部材の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記軸部材が多角形断面または円形断面
    である請求項2記載の軸部材の連結構造。
  4. 【請求項4】 前記軸部材を軸回りに回動可能に連結し
    た請求項3記載の軸部材の連結構造。
  5. 【請求項5】 前記係合部材を前記係止孔の内側開口縁
    部に係止可能に収容した請求項1記載の軸部材の連結構
    造。
  6. 【請求項6】 前記軸部材の両端部を解放し、該軸部材
    を前記ハウジングに貫通かつ変位調整可能に装着した請
    求項1記載の軸部材の連結構造。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングの外側に軸受部を設け、
    該軸受部に前記軸部材の一端部を回動可能に支持した請
    求項6記載の軸部材の連結構造。
  8. 【請求項8】 前記スライダ−に操作片を同動可能に設
    け、該操作片の一端部を前記ハウジングの外側に突出
    し、前記操作片を介し前記スライダ−を移動可能にした
    請求項1記載の軸部材の連結構造。
  9. 【請求項9】 前記スライダ−に操作片を同動可能に設
    け、該操作片の一端部を前記ハウジングの内部に配置
    し、前記ハウジング内に挿入し、かつ前記操作片に係合
    可能な取外し具を設け、該取外し具を介し前記スライダ
    −を移動可能にした請求項1記載の軸部材の連結構造。
  10. 【請求項10】 前記軸部材に前記取外し具を挿入可能
    なピン孔を貫通形成した請求項9記載の軸部材の連結構
    造。
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