JP2002346635A - カムユニット - Google Patents
カムユニットInfo
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- JP2002346635A JP2002346635A JP2001159275A JP2001159275A JP2002346635A JP 2002346635 A JP2002346635 A JP 2002346635A JP 2001159275 A JP2001159275 A JP 2001159275A JP 2001159275 A JP2001159275 A JP 2001159275A JP 2002346635 A JP2002346635 A JP 2002346635A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、例えば、自動車のパネル等の孔開
け、曲げ加工に使用されるカムユニットに係り、該カム
ユニットを金型に装着する際の、作業者の安全性と装着
作業の容易性を高めることが課題である。 【解決手段】 カムベースと、所定方向に移動されて加
工作用するカムスライダーと、該カムスライダーを所定
方向に移動させるカムドライバーとからなるカムユニッ
ト1であって、前記カムベースの両端部には、ベース本
体と一体にして立上げられた受け部2a,2bが延設さ
れ、カムスライダー3に内包される戻しスプリング16
の一端部が、当該スプリングの一端部とこれに対向する
受け部との間に介在される着脱自在な装着用受け治具5
に、着座している。
け、曲げ加工に使用されるカムユニットに係り、該カム
ユニットを金型に装着する際の、作業者の安全性と装着
作業の容易性を高めることが課題である。 【解決手段】 カムベースと、所定方向に移動されて加
工作用するカムスライダーと、該カムスライダーを所定
方向に移動させるカムドライバーとからなるカムユニッ
ト1であって、前記カムベースの両端部には、ベース本
体と一体にして立上げられた受け部2a,2bが延設さ
れ、カムスライダー3に内包される戻しスプリング16
の一端部が、当該スプリングの一端部とこれに対向する
受け部との間に介在される着脱自在な装着用受け治具5
に、着座している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
パネル等の孔開け、曲げ加工に使用されるカムユニット
に係り、該カムユニットを金型に装着する際の、作業者
の安全性と装着作業の容易性を高めるカムユニットに関
する。
パネル等の孔開け、曲げ加工に使用されるカムユニット
に係り、該カムユニットを金型に装着する際の、作業者
の安全性と装着作業の容易性を高めるカムユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、カムユニット10としては、図1
1(A)に示すように、固定金型及び移動金型に取り付
けられる、カムドライバー11とカムスライダー12と
カムベース13とから構成されている。前記カムドライ
バー11は、例えば、水平カムユニットの場合には、移
動金型に取り付けられ、その上下方向の往復移動により
カムスライダー12が水平方向に往復移動し、該カムス
ライダー12に取り付けられた加工具(パンチ等)によ
り、加工がなされる。
1(A)に示すように、固定金型及び移動金型に取り付
けられる、カムドライバー11とカムスライダー12と
カムベース13とから構成されている。前記カムドライ
バー11は、例えば、水平カムユニットの場合には、移
動金型に取り付けられ、その上下方向の往復移動により
カムスライダー12が水平方向に往復移動し、該カムス
ライダー12に取り付けられた加工具(パンチ等)によ
り、加工がなされる。
【0003】前記カムスライダー12には、前記カムド
ライバー11が上方向に後退したときに、前記カムスラ
イダー12を元の位置に戻すための戻しスプリング14
の付勢力を受けるリターンプレート15が設けられてい
る。前記戻しスプリング14は、カムベース13に固定
されたスプリングガイドピン16によって、支持され、
且つ、ガイドされている。
ライバー11が上方向に後退したときに、前記カムスラ
イダー12を元の位置に戻すための戻しスプリング14
の付勢力を受けるリターンプレート15が設けられてい
る。前記戻しスプリング14は、カムベース13に固定
されたスプリングガイドピン16によって、支持され、
且つ、ガイドされている。
【0004】前記戻しスプリング14の取付けには、カ
ムベース13に前記スプリングガイドピン16を固定
し、そのスプリングガイドピン16に戻しスプリング1
4を挿着し、その後、リターンプレート15を取り付け
たカムスライダー12を、当該リターンプレート15を
スプリングガイドピン16の一端側から挿入しながら、
カムベース13に装着するものである。前記スプリング
ガイドピン16の一端側には、止めナットが螺着され
る。
ムベース13に前記スプリングガイドピン16を固定
し、そのスプリングガイドピン16に戻しスプリング1
4を挿着し、その後、リターンプレート15を取り付け
たカムスライダー12を、当該リターンプレート15を
スプリングガイドピン16の一端側から挿入しながら、
カムベース13に装着するものである。前記スプリング
ガイドピン16の一端側には、止めナットが螺着され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記カ
ムスライダー12を元の位置に戻す為の、スプリングガ
イドピン16、戻しスプリング14、リターンプレート
15、止めナット17が必要となり、更に、スプリング
ガイドピン16を螺着させるためのねじ孔13aをカム
ベース13の受け部に設けなければならない。また、こ
れらの組立にも手間が掛かるとともに、部品点数も多く
なる。前記リターンプレート15をスプリングガイドピ
ン16に挿着しやすくするために、スプリングガイドピ
ン16の長さを戻しスプリング14の自由長よりも長く
すると、カムベース13側に余分な逃げ部(空間部)が
必要となって、当該カムベース13が大型化・重量化し
てしまう。
ムスライダー12を元の位置に戻す為の、スプリングガ
イドピン16、戻しスプリング14、リターンプレート
15、止めナット17が必要となり、更に、スプリング
ガイドピン16を螺着させるためのねじ孔13aをカム
ベース13の受け部に設けなければならない。また、こ
れらの組立にも手間が掛かるとともに、部品点数も多く
なる。前記リターンプレート15をスプリングガイドピ
ン16に挿着しやすくするために、スプリングガイドピ
ン16の長さを戻しスプリング14の自由長よりも長く
すると、カムベース13側に余分な逃げ部(空間部)が
必要となって、当該カムベース13が大型化・重量化し
てしまう。
【0006】また、吊りカムユニットの場合には、図1
1(B)に示すように、前記カムベース13が移動金型
に取り付けられ、カムドライバー11が固定金型に取り
付けられることになって、前記水平カムユニットの場合
と上下反対となる。そうすると、移動金型に取り付けら
れたカムベース13のスプリングガイドピン16に戻し
スプリング14を挿着した後に、この戻しスプリング1
4をリターンプレート15で若干押し込みながら、カム
スライダー12を前記カムベース13に取り付ける作業
が、上向き作業においてしなければならないので非常に
困難になる。
1(B)に示すように、前記カムベース13が移動金型
に取り付けられ、カムドライバー11が固定金型に取り
付けられることになって、前記水平カムユニットの場合
と上下反対となる。そうすると、移動金型に取り付けら
れたカムベース13のスプリングガイドピン16に戻し
スプリング14を挿着した後に、この戻しスプリング1
4をリターンプレート15で若干押し込みながら、カム
スライダー12を前記カムベース13に取り付ける作業
が、上向き作業においてしなければならないので非常に
困難になる。
【0007】更に、スプリングガイドピン16を内包さ
せたカムスライダー12をスプリングガイドピン16の
軸芯方向から挿着させようとすると、カムベース13に
カムスライダー12の位置決めをするストッパープレー
ト18を別物品として用意しなければならず、部品点数
が増えて組立工数が増加してしまう。このように、小型
化・部品点数の削減・組立容易化に解決すべき課題があ
る。本発明に係るカムユニットは、このような課題を解
消するために提案されるものである。
せたカムスライダー12をスプリングガイドピン16の
軸芯方向から挿着させようとすると、カムベース13に
カムスライダー12の位置決めをするストッパープレー
ト18を別物品として用意しなければならず、部品点数
が増えて組立工数が増加してしまう。このように、小型
化・部品点数の削減・組立容易化に解決すべき課題があ
る。本発明に係るカムユニットは、このような課題を解
消するために提案されるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカムユニッ
トの上記課題を解決するための要旨は、カムベースと、
所定方向に移動されて加工作用するカムスライダーと、
該カムスライダーを所定方向に移動させるカムドライバ
ーとからなるカムユニットであって、前記カムベースの
両端部には、ベース本体と一体に立上げられた受け部が
延設され、カムスライダーに内包される戻しスプリング
の一端部が、当該スプリングの一端部とこれに対向する
受け部との間に介在される着脱自在な装着用受け治具
に、着座していることである。
トの上記課題を解決するための要旨は、カムベースと、
所定方向に移動されて加工作用するカムスライダーと、
該カムスライダーを所定方向に移動させるカムドライバ
ーとからなるカムユニットであって、前記カムベースの
両端部には、ベース本体と一体に立上げられた受け部が
延設され、カムスライダーに内包される戻しスプリング
の一端部が、当該スプリングの一端部とこれに対向する
受け部との間に介在される着脱自在な装着用受け治具
に、着座していることである。
【0009】また、前記装着用受け治具は、本体部分と
該本体部分の端部から略直交して延設された取付部分と
により全体が略L字型に形成され、前記本体部分には、
戻しスプリング用の受け座が形成されていること、;更
に、カムスライダーの取付けをスムーズにするために、
前記スプリングの一端部に対向する受け部と装着用受け
治具とにおいて、カムスライダーをカムベースに取り付
ける際に滑合する両隅部の少なくとも一方には、滑り面
を設けてあることを含むものである。
該本体部分の端部から略直交して延設された取付部分と
により全体が略L字型に形成され、前記本体部分には、
戻しスプリング用の受け座が形成されていること、;更
に、カムスライダーの取付けをスムーズにするために、
前記スプリングの一端部に対向する受け部と装着用受け
治具とにおいて、カムスライダーをカムベースに取り付
ける際に滑合する両隅部の少なくとも一方には、滑り面
を設けてあることを含むものである。
【0010】本発明に係るカムユニットによれば、カム
ベースはその両端部にベース本体と一体に延設された受
け部によって略コ字型に形成されており、その対向配置
の両受け部の間に、戻しスプリングを内包させながらカ
ムスライダーを取り付けることにおいて、装着用受け治
具によって戻しスプリングの一端部を押し込むように押
さえて、該装着用受け治具によって滑らせるように移動
させることで、カムスライダーの取り付けを行うことが
できる。
ベースはその両端部にベース本体と一体に延設された受
け部によって略コ字型に形成されており、その対向配置
の両受け部の間に、戻しスプリングを内包させながらカ
ムスライダーを取り付けることにおいて、装着用受け治
具によって戻しスプリングの一端部を押し込むように押
さえて、該装着用受け治具によって滑らせるように移動
させることで、カムスライダーの取り付けを行うことが
できる。
【0011】前記装着用受け治具には、本体部分に戻し
スプリング用の受け座が形成されているので、カムベー
スの受け部にスプリング用のガイドピンを設ける必要が
なくなり、また、カムベースの略コ字型の開口方向から
カムスライダーを差込んで装着させるので、従来例にお
けるガイドピンの軸芯方向から装着させる場合に必要で
あったストッパープレートも、本発明では必要無くな
る。
スプリング用の受け座が形成されているので、カムベー
スの受け部にスプリング用のガイドピンを設ける必要が
なくなり、また、カムベースの略コ字型の開口方向から
カムスライダーを差込んで装着させるので、従来例にお
けるガイドピンの軸芯方向から装着させる場合に必要で
あったストッパープレートも、本発明では必要無くな
る。
【0012】更に、スプリングの一端部に対向する受け
部と装着用受け治具とにおいて、カムスライダーをカム
ベースに取り付ける際に滑合する両隅部の少なくとも一
方には、滑り面を設けてあるので、カムユニットを組み
立てる際、若しくは、カムユニットを一旦ばらして移動
金型にカムベースを固定してそのカムベースにカムスラ
イダーを装着する際にも、戻しスプリングによる抵抗を
緩和させて装着しやすくなるものである。
部と装着用受け治具とにおいて、カムスライダーをカム
ベースに取り付ける際に滑合する両隅部の少なくとも一
方には、滑り面を設けてあるので、カムユニットを組み
立てる際、若しくは、カムユニットを一旦ばらして移動
金型にカムベースを固定してそのカムベースにカムスラ
イダーを装着する際にも、戻しスプリングによる抵抗を
緩和させて装着しやすくなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカムユニット
について図面を参照して説明する。なお、発明の理解の
容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号
を付けて説明する。
について図面を参照して説明する。なお、発明の理解の
容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号
を付けて説明する。
【0014】本発明に係るカムユニット1は、図1乃至
図4に示すように、吊りカムユニットの場合で説明する
と、移動金型に固定されるカムベース2と、該カムベー
ス2側に懸吊され所定方向に移動されて加工作用するカ
ムスライダー3と、該カムスライダー3を所定方向に移
動させるカムドライバー4とからなる。このカムユニッ
ト1の全体幅は約40mm〜50mm程度で軽量・小型
化されたものである。
図4に示すように、吊りカムユニットの場合で説明する
と、移動金型に固定されるカムベース2と、該カムベー
ス2側に懸吊され所定方向に移動されて加工作用するカ
ムスライダー3と、該カムスライダー3を所定方向に移
動させるカムドライバー4とからなる。このカムユニッ
ト1の全体幅は約40mm〜50mm程度で軽量・小型
化されたものである。
【0015】前記カムベース2には、そのベース本体と
一体にして立上げられた受け部2a,2bが延設されて
いる。この受け部2a,2bにより、カムベース2は全
体コ字型にされ、そのコ字型の開口からカムスライダー
3が装着される。これによって、カムユニットの全体長
さを小さくして、別物品のストッパープレートを不要に
してその取付けの手間を省くものである。
一体にして立上げられた受け部2a,2bが延設されて
いる。この受け部2a,2bにより、カムベース2は全
体コ字型にされ、そのコ字型の開口からカムスライダー
3が装着される。これによって、カムユニットの全体長
さを小さくして、別物品のストッパープレートを不要に
してその取付けの手間を省くものである。
【0016】前記カムスライダー3は、該カムスライダ
ー3の片側側面に開口させた内部空間部3aに戻しスプ
リング16を内包する。この内包される戻しスプリング
16の一端部16aが、当該一端部16aとこれに対向
する受け部2aとの間に介在される着脱自在な装着用受
け治具5に着座している。前記戻しスプリング16は、
移動金型19が上死点にある位置において、初期張力が
約10kgfとなっている。
ー3の片側側面に開口させた内部空間部3aに戻しスプ
リング16を内包する。この内包される戻しスプリング
16の一端部16aが、当該一端部16aとこれに対向
する受け部2aとの間に介在される着脱自在な装着用受
け治具5に着座している。前記戻しスプリング16は、
移動金型19が上死点にある位置において、初期張力が
約10kgfとなっている。
【0017】前記装着用受け治具5は、図5に示すよう
に、平板状の本体部分5aと、該本体部分5aの端部か
ら略直交して延設された取付部分5bとにより、全体が
略L字型に形成されている。前記本体部分5aには、前
記戻しスプリング16用の受け座5cが形成されてい
る。該受け座5cの孔径は、前記戻しスプリング16の
外径よりも若干大きくされている。また、この受け座5
cの深さは、戻しスプリング16の線径の略半分程度で
ある。
に、平板状の本体部分5aと、該本体部分5aの端部か
ら略直交して延設された取付部分5bとにより、全体が
略L字型に形成されている。前記本体部分5aには、前
記戻しスプリング16用の受け座5cが形成されてい
る。該受け座5cの孔径は、前記戻しスプリング16の
外径よりも若干大きくされている。また、この受け座5
cの深さは、戻しスプリング16の線径の略半分程度で
ある。
【0018】なお、本体部分5aの中央部の貫通孔5d
は、重量軽減と受け部2aとの摩擦軽減のために設けて
ある。また、取付部分5bにおける貫通孔5fは、固定
用のボルト6を挿通させるためのものである。
は、重量軽減と受け部2aとの摩擦軽減のために設けて
ある。また、取付部分5bにおける貫通孔5fは、固定
用のボルト6を挿通させるためのものである。
【0019】更に、前記スプリング16の一端部16a
に対向する受け部2aと装着用受け治具5とにおいて、
カムスライダー3をカムベース2に取り付ける際に滑合
する両隅部には、滑り面2c,5eを各々設けてある。
前記戻しスプリング16を縮退させる方向と、その方向
と略直交する方向との2方向に、前記装着用受け治具5
を押し込むので、摺接面を滑り易くして、装着作業の負
担を軽減させるためである。
に対向する受け部2aと装着用受け治具5とにおいて、
カムスライダー3をカムベース2に取り付ける際に滑合
する両隅部には、滑り面2c,5eを各々設けてある。
前記戻しスプリング16を縮退させる方向と、その方向
と略直交する方向との2方向に、前記装着用受け治具5
を押し込むので、摺接面を滑り易くして、装着作業の負
担を軽減させるためである。
【0020】前記滑り面2c,5eの形状は、例えば、
テーパ面、R面、任意の円弧状面である。要は、略直角
の角部同士となるのを避けて、滑合しやすくする当接面
形状にするものである。
テーパ面、R面、任意の円弧状面である。要は、略直角
の角部同士となるのを避けて、滑合しやすくする当接面
形状にするものである。
【0021】カムドライバー4は、固定金型20に固定
される。そして、移動金型19によって上下移動される
カムスライダー3を所定の加工方向に移動せしめるもの
であり、従来例と同様である。
される。そして、移動金型19によって上下移動される
カムスライダー3を所定の加工方向に移動せしめるもの
であり、従来例と同様である。
【0022】このように構成される本発明に係るカムユ
ニット1を組み立てるには、図6乃至図7に示すよう
に、カムベース2を、例えば、台上に載置して、次に、
カムスライダー3の内部空間部3aに戻しスプリング1
6を、自由長の状態で挿入する。
ニット1を組み立てるには、図6乃至図7に示すよう
に、カムベース2を、例えば、台上に載置して、次に、
カムスライダー3の内部空間部3aに戻しスプリング1
6を、自由長の状態で挿入する。
【0023】前記内部空間部3aから外部に露出してい
る前記戻しスプリング16の一端部16aに、受け座5
cを当てがって、装着用受け治具5を取り付ける。こう
して、カムスライダー3と装着用受け治具5とを一緒に
持ち上げて、カムベース2の受け部2a,2b間に挿着
させる。
る前記戻しスプリング16の一端部16aに、受け座5
cを当てがって、装着用受け治具5を取り付ける。こう
して、カムスライダー3と装着用受け治具5とを一緒に
持ち上げて、カムベース2の受け部2a,2b間に挿着
させる。
【0024】その挿着の際に、図6に示すように、滑り
面5eと滑り面2cとを当接させて滑り込ませるもので
ある。このとき、戻しスプリング16は装着用受け治具
5で縮退される。その縮退による付勢力(抵抗力)は、
自由長より約1mm程度の縮長であって、略10kgf
程度となる。前記滑り面5e,2cを設けたことで、挿
着作業時にはカムスライダー3の自重も加わって、スム
ーズにカムベース2の受け部2a,2b間に、当該カム
スライダー3及び装着用受け治具5を装着できるもので
ある。
面5eと滑り面2cとを当接させて滑り込ませるもので
ある。このとき、戻しスプリング16は装着用受け治具
5で縮退される。その縮退による付勢力(抵抗力)は、
自由長より約1mm程度の縮長であって、略10kgf
程度となる。前記滑り面5e,2cを設けたことで、挿
着作業時にはカムスライダー3の自重も加わって、スム
ーズにカムベース2の受け部2a,2b間に、当該カム
スライダー3及び装着用受け治具5を装着できるもので
ある。
【0025】その後、図7に示すように、ボルト6によ
り、装着用受け治具5を受け部2aに固定する。また、
吊持プレート7を、カムスライダー3とカムベース2と
の両側面においてカムベースの長手方向に摺動自在に係
合させて、ボルト8でカムスライダー3に固定する。こ
のように組み立てて、図8に示すように、カムユニット
1として製品形態となるものである。
り、装着用受け治具5を受け部2aに固定する。また、
吊持プレート7を、カムスライダー3とカムベース2と
の両側面においてカムベースの長手方向に摺動自在に係
合させて、ボルト8でカムスライダー3に固定する。こ
のように組み立てて、図8に示すように、カムユニット
1として製品形態となるものである。
【0026】更に、このカムユニット1を、吊りカムユ
ニットとして移動金型19にカムベース2及びカムスラ
イダー3を取り付けるには、まず、図8に示すカムユニ
ット製品形態から一旦ボルト6,8を外して分解し、カ
ムスライダー3の工具取付部3bを所望状態に加工す
る。
ニットとして移動金型19にカムベース2及びカムスラ
イダー3を取り付けるには、まず、図8に示すカムユニ
ット製品形態から一旦ボルト6,8を外して分解し、カ
ムスライダー3の工具取付部3bを所望状態に加工す
る。
【0027】その後、カムベース2を移動金型19にボ
ルトで固着する。続いてカムスライダー3の挿着準備を
行う。即ち、内部空間部3aに戻しスプリング16を挿
入し、更に、装着用受け治具5を該スプリング16の一
端部16aに当てがう。次に、前記カムスライダー3の
底部を上にし、前記受け治具5の取付部5bを下にし
て、これらを受け部2a,2b間に差し込む。
ルトで固着する。続いてカムスライダー3の挿着準備を
行う。即ち、内部空間部3aに戻しスプリング16を挿
入し、更に、装着用受け治具5を該スプリング16の一
端部16aに当てがう。次に、前記カムスライダー3の
底部を上にし、前記受け治具5の取付部5bを下にし
て、これらを受け部2a,2b間に差し込む。
【0028】前記自由長状態の戻しスプリング16に前
記受け治具5を当てがった状態では、カムスライダー3
を受け部2b側に寄せても、受け治具5が受け部2aに
当たる位置にある。そこで、戻しスプリング16を若干
縮長させるには、滑り面2cと滑り面5eとを当接さ
せ、受け治具5を上方向に押し込むことで、該受け治具
5が左方向にスライドするように滑合させるものであ
る。
記受け治具5を当てがった状態では、カムスライダー3
を受け部2b側に寄せても、受け治具5が受け部2aに
当たる位置にある。そこで、戻しスプリング16を若干
縮長させるには、滑り面2cと滑り面5eとを当接さ
せ、受け治具5を上方向に押し込むことで、該受け治具
5が左方向にスライドするように滑合させるものであ
る。
【0029】これにより、図10に示す状態となるの
で、吊持プレート7をボルト8でカムスライダー3の側
面に固定して、装着用受け治具5をボルト6で受け部2
aに固定する。固定金型20にカムドライバー4をボル
トで固定して、図1に示す状態となる。
で、吊持プレート7をボルト8でカムスライダー3の側
面に固定して、装着用受け治具5をボルト6で受け部2
aに固定する。固定金型20にカムドライバー4をボル
トで固定して、図1に示す状態となる。
【0030】このほか、前記装着用受け治具5で戻しス
プリング16を縮退させながら、上方向にカムスライダ
ー3を持ち上げるのを改善するため、例えば、戻しスプ
リング16をカムスライダー3の内部空間部3aに挿入
した後、予め当該受け治具5を仮ボルトで前記内部空間
部3aの周囲壁面に螺着させて、前記戻しスプリング1
6を縮退(例えば、2〜3mm程度)させるようにす
る。
プリング16を縮退させながら、上方向にカムスライダ
ー3を持ち上げるのを改善するため、例えば、戻しスプ
リング16をカムスライダー3の内部空間部3aに挿入
した後、予め当該受け治具5を仮ボルトで前記内部空間
部3aの周囲壁面に螺着させて、前記戻しスプリング1
6を縮退(例えば、2〜3mm程度)させるようにす
る。
【0031】そして、カムスライダー3を吊持プレート
7でカムベース2に吊持させ、受け治具5をボルト6で
固定した後に、前記仮ボルトを緩めて取り外す。前記縮
退されていた戻しスプリング16の付勢力で、カムスラ
イダー3が初期状態に移動する。
7でカムベース2に吊持させ、受け治具5をボルト6で
固定した後に、前記仮ボルトを緩めて取り外す。前記縮
退されていた戻しスプリング16の付勢力で、カムスラ
イダー3が初期状態に移動する。
【0032】なお、前記仮ボルトの頭部は、本体部分5
aに設けられる仮ボルト用貫通孔に座繰り部を形成し
て、受け部2aの内壁面に当接しないようにしておくも
のである。また、受け部2aには、前記仮ボルトを取り
外すための、逃げ部若しくは逃げ孔等を形成しておくも
のである。このようにすることで、カムスライダー3を
装着させる際の作業負担が更に軽減されるものである。
aに設けられる仮ボルト用貫通孔に座繰り部を形成し
て、受け部2aの内壁面に当接しないようにしておくも
のである。また、受け部2aには、前記仮ボルトを取り
外すための、逃げ部若しくは逃げ孔等を形成しておくも
のである。このようにすることで、カムスライダー3を
装着させる際の作業負担が更に軽減されるものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカム
ユニットは、カムベースと、所定方向に移動されて加工
作用するカムスライダーと、該カムスライダーを所定方
向に移動させるカムドライバーとからなるカムユニット
であって、前記カムベースの両端部には、ベース本体と
一体に立上げられた受け部が延設され、カムスライダー
に内包される戻しスプリングの一端部が、当該スプリン
グの一端部とこれに対向する受け部との間に介在される
着脱自在な装着用受け治具に着座しているので、戻しス
プリングがカムスライダーと装着用受け治具とで支持さ
れ、従来例では必要であったスプリングガイドピン及び
ストッパープレートが不要となって部品点数が削減さ
れ、組立が容易となったばかりでなく、全体が小型化・
軽量化されると言う優れた効果を奏するものである。
ユニットは、カムベースと、所定方向に移動されて加工
作用するカムスライダーと、該カムスライダーを所定方
向に移動させるカムドライバーとからなるカムユニット
であって、前記カムベースの両端部には、ベース本体と
一体に立上げられた受け部が延設され、カムスライダー
に内包される戻しスプリングの一端部が、当該スプリン
グの一端部とこれに対向する受け部との間に介在される
着脱自在な装着用受け治具に着座しているので、戻しス
プリングがカムスライダーと装着用受け治具とで支持さ
れ、従来例では必要であったスプリングガイドピン及び
ストッパープレートが不要となって部品点数が削減さ
れ、組立が容易となったばかりでなく、全体が小型化・
軽量化されると言う優れた効果を奏するものである。
【0034】前記装着用受け治具は、本体部分と該本体
部分の端部から略直交して延設された取付部分とにより
全体が略L字型に形成され、前記本体部分には、戻しス
プリング用の受け座が形成されているので、簡易な構成
の受け治具によりスプリングガイドピンが不要となり、
カムベースを一体のコ字型にして全長を短く小型化させ
ることが可能となると言う優れた効果を奏するものであ
る。
部分の端部から略直交して延設された取付部分とにより
全体が略L字型に形成され、前記本体部分には、戻しス
プリング用の受け座が形成されているので、簡易な構成
の受け治具によりスプリングガイドピンが不要となり、
カムベースを一体のコ字型にして全長を短く小型化させ
ることが可能となると言う優れた効果を奏するものであ
る。
【0035】前記スプリングの一端部に対向する受け部
と装着用受け治具とにおいて、カムスライダーをカムベ
ースに取り付ける際に滑合する両隅部の少なくとも一方
には、滑り面を設けてあるので、摺接させながら上下・
左右の2方向にスムーズに移動させることができる。
と装着用受け治具とにおいて、カムスライダーをカムベ
ースに取り付ける際に滑合する両隅部の少なくとも一方
には、滑り面を設けてあるので、摺接させながら上下・
左右の2方向にスムーズに移動させることができる。
【図1】本発明に係るカムユニットの正面図である。
【図2】同本発明に係るカムユニットの平面図である。
【図3】同本発明に係るカムユニットの側面図である。
【図4】同本発明に係るカムユニットの断面図である。
【図5】同本発明に係るカムユニットにおける装着用受
け治具の斜視図である。
け治具の斜視図である。
【図6】同本発明に係るカムユニットの組立ての様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】同本発明に係るカムユニットにおける、カムス
ライダーとカムベースとを組み立てた状態の正面図であ
る。
ライダーとカムベースとを組み立てた状態の正面図であ
る。
【図8】同本発明に係るカムユニットの製品形態の斜視
図である。
図である。
【図9】同本発明に係るカムユニットを、金型に取り付
ける様子を説明する説明図である。
ける様子を説明する説明図である。
【図10】同本発明に係るカムユニットを、金型に取り
付けた状態の斜視図である。
付けた状態の斜視図である。
【図11】従来例に係るカムユニットの構造を示す、水
平カムユニットの説明図(A)と、吊りカムユニットの
説明図(B)である。
平カムユニットの説明図(A)と、吊りカムユニットの
説明図(B)である。
1 カムユニット、 2 カムベース、 2
a,2b 受け部、2c 滑り面、 3 カ
ムスライダー、 3a 内部空間部、3b 工具取付
部、 4 カムドライバー、 5 装着用受け治
具、5a 本体部分、 5b 取付部、
5c 受け座、5d 貫通孔、 5e滑り
面、 6 ボルト、7 吊持プレート、
8 ボルト、 16 戻しスプリング、19
移動金型、 20 固定金型。
a,2b 受け部、2c 滑り面、 3 カ
ムスライダー、 3a 内部空間部、3b 工具取付
部、 4 カムドライバー、 5 装着用受け治
具、5a 本体部分、 5b 取付部、
5c 受け座、5d 貫通孔、 5e滑り
面、 6 ボルト、7 吊持プレート、
8 ボルト、 16 戻しスプリング、19
移動金型、 20 固定金型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 昭二 東京都府中市日新町1−1−5 三協オイ ルレス工業株式会社内 (72)発明者 桜井 秀夫 東京都府中市日新町1−1−5 三協オイ ルレス工業株式会社内 Fターム(参考) 4E050 DA03 DA06 DA07 DA08 4E063 AA01 BA01 DA01 DA06 MA18
Claims (3)
- 【請求項1】カムベースと、所定方向に移動されて加工
作用するカムスライダーと、該カムスライダーを所定方
向に移動させるカムドライバーとからなるカムユニット
であって、 前記カムベースの両端部には、ベース本体と一体にして
立上げられた受け部が延設され、 カムスライダーに内包される戻しスプリングの一端部
が、当該スプリングの一端部とこれに対向する受け部と
の間に介在される着脱自在な装着用受け治具に、着座し
ていること、 を特徴とするカムユニット。 - 【請求項2】装着用受け治具は、本体部分と該本体部分
の端部から略直交して延設された取付部分とにより全体
が略L字型に形成され、前記本体部分には、戻しスプリ
ング用の受け座が形成されていること、 を特徴とする請求項1に記載のカムユニット。 - 【請求項3】スプリングの一端部に対向する受け部と装
着用受け治具とにおいて、カムスライダーをカムベース
に取り付ける際に滑合する両隅部の少なくとも一方に
は、滑り面を設けてあること、 を特徴とする請求項2に記載のカムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159275A JP2002346635A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159275A JP2002346635A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002346635A true JP2002346635A (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=19002888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001159275A Pending JP2002346635A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002346635A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013010128A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Sankyo Oilless Industry Inc | 吊りカム装置 |
FR3007303A1 (fr) * | 2013-06-24 | 2014-12-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de securite pour un outil de presse |
JP2015180515A (ja) * | 2015-07-15 | 2015-10-15 | 三協オイルレス工業株式会社 | 吊りカム装置の共用方法 |
US10144047B2 (en) | 2015-11-04 | 2018-12-04 | Hyundai Motor Company | Swivel jig tool for forming burring hole in door inner panel of vehicle and method of operating the same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02138023U (ja) * | 1989-04-14 | 1990-11-19 | ||
JPH0475611U (ja) * | 1990-11-14 | 1992-07-02 | ||
JP2000158063A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Oiles Ind Co Ltd | カム装置 |
JP2000326024A (ja) * | 1999-05-20 | 2000-11-28 | Sankyo Oilless Industry Inc | 吊りカムユニット |
-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001159275A patent/JP2002346635A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080523 |
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