JP2003184774A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2003184774A
JP2003184774A JP2001378318A JP2001378318A JP2003184774A JP 2003184774 A JP2003184774 A JP 2003184774A JP 2001378318 A JP2001378318 A JP 2001378318A JP 2001378318 A JP2001378318 A JP 2001378318A JP 2003184774 A JP2003184774 A JP 2003184774A
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lubricating oil
oil
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JP2001378318A
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Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラスト軸受の摩耗、焼き付き等の損傷の発
生を防止し高い信頼性を有するとともに、広い運転範囲
において性能の低下の無い高効率なスクロール圧縮機を
簡単で安価な構造で提供する。 【解決手段】 主軸のスラスト荷重を支えるスラスト軸
受を備え、スラスト軸受の主軸側の摺動面に傾斜平面や
油溝などの油膜圧力発生機構を設けたスラスト軸受を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍冷蔵庫や空調機
等に用いられる冷媒用圧縮機に係わり、詳細には圧縮機
のスラスト軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のスクロール圧縮機の構造を
示す縦断面図である。図6において、1は固定スクロー
ル、2は固定スクロール1と組み合わされて圧縮室16
を形成する可動スクロール、3は電動機7の駆動力を伝
達する主軸、4は可動スクロール2の自転を拘束するオ
ルダムリング、5は主ジャーナル軸受6が形成された主
ハウジング、7aは電動機7を形成する固定子、7bは
固定子7a内に収納され主軸3に嵌合した回転子、8は
電動機7の下部に設けられた副ハウジング、9は副ハウ
ジング8に形成された副ジャーナル軸受、10は副ハウ
ジング8に形成された主軸3のスラスト軸受、11は固
定スクロール1と可動スクロール2からなる圧縮機構部
13および電動機7を収納する密閉容器、12は密閉容
器11の底部に貯留された潤滑油、14は外部より密閉
容器11内に冷媒を導く吸入管、15は高温、高圧の冷
媒を外部に吐出する吐出管である。
【0003】次に図6に示された従来のスクロール圧縮
機の動作について説明する。固定子7a及び回転子7b
で構成された電動機7による回転力は、回転子7bに焼
ばめ固定された主軸3により伝達され、主軸3の偏心部
3aを介して可動スクロール2に伝達される。可動スク
ロール2は、自転防止機構であるオルダムリング4によ
り円軌道を描く旋回運動を行い、固定スクロール1との
間に形成される圧縮室16の容積変化により冷媒の圧縮
が行われる。冷媒は吸入管14により外部冷凍サイクル
から密閉容器11内へ流入し、圧縮室16内で圧縮され
た後、高圧となり吐出管15より外部冷凍サイクルへ流
出する。可動スクロール2に作用する冷媒の圧縮荷重の
うち、ラジアル方向力は、主軸3の偏心部3aを介して
主軸3に伝達され、該主軸3は主ハウジング5に形成さ
れた主ジャーナル軸受6と電動機7をはさんで副ハウジ
ング8に形成された副ジャーナル軸受9により軸支され
る。主軸3に作用する軸方向の荷重、すなわち主軸3お
よび回転子7bの自重等は、副ハウジング8に形成され
たスラスト軸受10で軸支される。このスラスト軸受1
0は、図7および図8に示すように、主軸3の下端に主
軸3より小径のオイル吸入部18を同軸に形成すること
により、副ジャーナル軸受9の軸摺動面9aとオイル吸
入部18の間の環状平面をスラスト軸受10の軸摺動面
10aとし、その軸摺動面10aと対応する副ハウジン
グ8の環状平面を軸受摺動面10bとしている。電動機
7上部の摺動部の潤滑のための給油および圧縮室のシー
ルのための給油は、密閉容器11底部に貯溜された潤滑
油12を密閉容器11内と主軸3上部の空間の差圧を利
用して、主軸3の中心に設けられた貫通穴17を通して
行われる。一方、副ジャーナル軸受9およびスラスト軸
受10への給油は、副ジャーナル軸受9およびスラスト
軸受10を潤滑油12の中に浸漬し、各々の軸受隙間に
潤滑油を流入させることで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の圧縮機の主軸3のスラスト軸受10は2つの平行
環状平面間の摺動のため、主軸3が回転しても原理的に
は油膜圧力が発生しないため潤滑状態は流体潤滑が保持
できず、混合潤滑状態となり、スラスト軸受の損失の増
大による圧縮機効率の低下、および主軸と軸受の局所的
接触による摩耗の発生、信頼性の低下を招いていた。
【0005】また、低外気温時に圧縮機を起動するの際
には、冷媒が潤滑油12に寝込む状態(潤滑油と液冷媒
が分離した状態)が生じる場合が発生、あるいは吸入冷
媒のスーパーヒートが殆どない状態で圧縮機を運転する
際には、吸入管14から圧縮機の密閉容器11内に液冷
媒が吸入される場合が発生することがある。このような
場合、潤滑油は液冷媒で希釈されるため、スラスト軸受
10に供給される潤滑油12の粘度が著しく低下し、主
軸と軸受の摺動面に大きな摩耗が生じ、焼付き等の損傷
を招いていた。
【0006】本発明は、軸摺動面10aと軸受摺動面1
0b間に油膜圧力を発生させることにより、流体潤滑を
確保し、摺動面の摩耗、焼き付き等の損傷の発生を防止
し高い信頼性を有するとともに、広い運転範囲において
性能の低下の無い高効率なスクロール圧縮機を簡単で安
価な構造で提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1に対
応)は、圧縮機構部と、圧縮機構部を駆動する主軸と、
主軸を回転駆動する電動機と、主軸の軸方向に作用する
荷重を支持するスラスト軸受を備え、スラスト軸受の主
軸側の摺動面に油膜圧力発生機構を備えた圧縮機であ
る。
【0008】第2の発明(請求項2に対応)は、油膜圧
力発生機構は、傾斜を有する平面から構成される圧縮機
である。
【0009】第3の発明(請求項3に対応)は、油膜圧
力発生機構は、主軸の外周から中心方向へ向かって断面
積が減少する複数の油溝から構成される圧縮機である。
【0010】第4の発明(請求項4に対応)は、主軸
は、内部に潤滑油が軸方向に通過する貫通穴を備え、貫
通穴からスラスト軸受の摺動面に潤滑油を供給する潤滑
油給油管が設けられている圧縮機である。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の第1の
実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実
施の形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図は図6に
示す従来例と同様であり、ここでは本実施の形態の特徴
であるスラスト軸受部について説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態におけるスクロール圧縮機の主軸3
の主軸側摺動面10aの斜視図、図2は同スクロール圧
縮機の主軸3の底面部平面図、図3は同スクロール圧縮
機の主軸3の縦断面図をそれぞれ示す。
【0012】図1、図2、図3において、3は主軸、1
0aはスラスト軸受10に対するの主軸側摺動面、17
は主軸3の内部を軸方向に貫く貫通穴、18はオイル吸
入部、19は傾斜平面、20はパッド間溝、21は各々
のパッド間溝20に設けられた潤滑油の流出口である潤
滑油供給穴、22は貫通穴17と潤滑油供給穴21をつ
なぐ潤滑油供給管である。
【0013】ここで、主軸3にはSCM415鋼を用
い、表面を浸硫窒化処理しており、副ハウジング8には
鋳鉄材を用いている。副ハウジング8におけるスラスト
軸受10の軸受側摺動面10bは図8に示した従来の実
施例と同様の形状であるのに対して、主軸3における主
軸側摺動面10aに油膜圧力を発生させる機構を設けた
点に本実施の形態における特徴がある。
【0014】主軸3の直径は16mm、オイル吸入部1
8の直径は12mm、貫通穴17の直径は5mmであ
り、主軸側摺動面10aは幅2mmの環状平面で構成さ
れている。傾斜平面19は主軸側摺動面10aに形成さ
れた、幅L=2mm中心角θ=55°、高さH=10μm、
主軸3の周方向に沿って斜面が形成された6枚の扇形の
パッドからなる油膜圧力発生機構である。また、パッド
間溝20は、幅L=2mm、中心角φ=5°の6本の溝で
ある(本実施の形態では6本のパッド間溝20の各々に
計6つの潤滑油供給穴21、潤滑油供給管22を備えて
いるが、図1、図3では一部省略して示している)。
【0015】次に、圧縮機運転時の主軸側摺動面10a
と軸受側摺動面10bの流体潤滑における動作を説明す
る。
【0016】圧縮機の運転時、副ジャーナル軸受9およ
びスラスト軸受10は、圧縮機底部に貯留された潤滑油
12の中に浸漬している。そのため主軸3は主軸側摺動
面10aと軸受側摺動面10bの軸受隙間に存在する潤
滑油12を巻き込みながら回転する。巻き込まれた潤滑
油12は主軸側摺動面10aに設けられた傾斜平面19
と軸受側摺動面10bの隙間が狭まる方向に流れながら
圧縮されることで油膜圧力が発生し、主軸側摺動面10
aと軸受側摺動面10bの間には常に油膜が確保され
る。このため、スラスト軸受10において主軸側摺動面
10aと軸受側摺動面10bが直接接触して表面損傷す
るようなことはなく、摩擦係数が低く、摺動損失が小さ
いスラスト軸受を実現できる。
【0017】さらに、本実施の形態における圧縮機の運
転時、密閉容器11底部に貯溜された潤滑油12は密閉
容器11内と主軸3上部の空間の差圧によって貫通穴1
7を上昇する。潤滑油12の一部は主軸3の回転する遠
心力によって潤滑油供給管22から潤滑油供給穴21へ
流出してスラスト軸受10の軸受隙間に供給される。こ
れにより、圧縮機の起動時や周波数変更時など圧縮機底
部に溜まった潤滑油12の量が減少し、スラスト軸受1
0が潤滑油12に浸漬していない場合でもスラスト軸受
10の摺動面を潤滑するだけの潤滑油12の量は確保さ
れる。
【0018】以上のことから、本実施の形態によれば、
潤滑性の乏しい代替冷媒とそれに対応した潤滑油12を
用いた場合でも、摩耗発生により信頼性を損なうことな
く、スラスト軸受での摺動損失を減少させ、圧縮機の効
率を著しく高めることが可能となる。
【0019】また、軸受の損傷の恐れがないことによ
り、スクロール圧縮機の信頼性を大幅に向上させる効果
も奏する。
【0020】また、主軸側摺動面10aにおける傾斜平
面19の加工は、研削加工またはパンチング加工等によ
って行われるが、軸受側摺動面10bに加工を施す場合
と比べて加工領域周辺が塞がれていないため、比較的容
易に加工することができる。
【0021】また、本実施の形態では傾斜を有する摺動
面として傾斜平面19を検討したが、これに限るもので
はなく、主軸側摺動面10aと軸受側摺動面10bの隙
間の大きさが変化することで潤滑油が圧縮される構成で
あれば、傾斜平面と水平平面を組み合わせたテーパーラ
ンドや主軸側摺動面10aと軸受側摺動面10b間の高
さが段階的に変化するステップランドなどが備えられた
主軸側摺動面10aであっても構わないし、摺動面の角
度が適宜変化するティルティングパッドを用いた主軸側
摺動面10aであっても構わない。また、傾斜平面19
やパッド間溝20の中心角、高さ、枚数なども、スラス
ト軸受10の仕様に従って適切に設定されるものであ
り、本実施の形態に示す限りではない。
【0022】また、本実施の形態では、潤滑油供給穴2
1と潤滑油供給管22を6本の各パッド間溝20のそれ
ぞれに備えたが,主軸側摺動面10aと軸受側摺動面1
0bの間に広く潤滑油を行きわたらせることができれ
ば、これに限るものではなく、環状の油溝を別途設ける
などの構成でも構わない。
【0023】さらに、主軸側摺動面10aの表面に浸硫
窒素化処理を施しているため、運転状態が過渡状態で軸
受表面が主軸と短時間直接接触した場合でも、耐凝着摩
耗性を一層向上させることが可能となり、スラスト軸受
の信頼性を一層向上できる。なお、主軸3の表面に、り
ん酸マンガン処理などのりん酸塩処理を行った場合に
も、同様に主軸の耐摩耗性を向上できることは言うまで
もない。
【0024】さらに、冷媒として地球温暖化防止の観点
から、温暖化係数の低い自然冷媒であるHC冷媒の採用
が検討されている。特にHC冷媒に対して、潤滑油とし
てHC冷媒に対して溶解性の高い鉱油もしくはアルキル
ベンゼン油を用いた場合、潤滑油の粘度低下が著しく、
スラスト軸受の摺動条件が一層過酷となるが、本実施形
態の圧縮機用スラスト軸受を採用することにより、耐摩
耗性を向上させることが可能であり、高い信頼性を得る
ことができる。
【0025】(実施の形態2)本実施の形態におけるス
クロール圧縮機の縦断面図は図8に示す従来例と同様で
あり、ここでは本実施の形態の特徴であるスラスト軸受
部について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態
におけるスクロール圧縮機の主軸3の主軸側摺動面10
aの斜視図、図4は同スクロール圧縮機の主軸3の底部
平面図である。図4、図5において、3は主軸、10a
はスラスト軸受10に対する主軸側摺動面、17は主軸
の内部を軸方向に貫く貫通穴、18はオイル吸入部、2
3は油溝、24は尾根部である。
【0026】本実施の形態では、実施の形態1と同様、
主軸3における主軸側摺動面10aの摺動面に油膜圧力
を発生させる機構を設けた点に特徴がある。本実施の形
態が実施の形態1と異なるのは、油膜圧力発生機構とし
て、油溝23を用いた点である。主軸3の直径は16m
m、オイル吸入部18の直径は12mm、貫通穴17の
直径は5mmであり、主軸側摺動面10aは幅2mmの
リング状の摺動面となる。油溝23は主軸3の主軸側摺
動面10aに形成された、深さD=1mmの8本の油溝
で、主軸側摺動面10aの中心に最も近いA部の幅は0.
5mm、外縁のB部の幅は2.0mmである。つまり、油溝23
は外から内に向かって断面積が小さくなっている。ま
た、油溝23は図5に示すように主軸3の回転方向と反
対の方向に放射線状に湾曲しながら中心に向かう形状で
ある。各油溝23の間の尾根部24は、単純な平面によ
って構成されている。
【0027】次に、圧縮機運転時の主軸側摺動面10a
と軸受側摺動面10bの流体潤滑における動作を説明す
る。
【0028】圧縮機の運転時、副ジャーナル軸受9およ
びスラスト軸受10は、圧縮機底部に貯留された潤滑油
12の中に浸漬している。スラスト軸受10において、
主軸側摺動面10aと軸受側摺動面10bの軸受隙間に
存在する潤滑油12は、油溝23のA部から軸受隙間へ
巻き込まれる。油溝23が回転方向と逆方向へ放射状に
形成されているため、油溝23のA部から巻き込まれた
潤滑油12は中心方向へ移動しながら圧縮され、油膜圧
力を発生する。このため、スラスト軸受10において主
軸側摺動面10aと軸受側摺動面10bが直接接触して
表面損傷するようなことはなく、流体潤滑状態を保つこ
とができる。したがって、摩擦係数が低く、摺動損失の
小さいスラスト軸受を実現できる。
【0029】なお、本実施の形態では、油溝23を主軸
側摺動面10aの外周から中心方向へL/2の距離まで
備えた例を示したがこれに限るものではなく、油溝23
を主軸側摺動面10aの外周からオイル吸入部18の外
縁まで(外周から中心方向へLの距離まで)備える等で
も構わない。
【0030】以上のことから、本実施形態によれば、潤
滑性の乏しい代替冷媒とそれに対応した潤滑油を用いた
場合でも、摩耗発生により信頼性を損なうことなく、ス
ラスト軸受での摺動損失を減少させ、圧縮機の効率を著
しく高めることが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、動圧発生機構を備えたスラス
ト軸受を備えることにより、圧縮機のスラスト軸受での
直接接触による摩耗などの表面損傷を起こすことなく摺
動損失を低減させることが可能となり、効率および信頼
性が高く安価な構造のスクロール圧縮機を提供できると
いう長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるスクロール
圧縮機の主軸の主軸側摺動面斜視図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるスクロール
圧縮機の主軸の底面部平面図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるスクロール
圧縮機の主軸の縦断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるスクロール
圧縮機の主軸のスラスト方向摺動部斜視図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるスクロール
圧縮機の主軸の底面部平面図
【図6】従来のスクロール圧縮機の縦断面図
【図7】従来のスクロール圧縮機主軸のスラスト軸受に
対する主軸側摺動面斜視図
【図8】従来のスクロール圧縮機のスラスト軸受斜視図
【符号の説明】
1 固定スクロール 2 可動スクロール 3 主軸 3a 偏心部 4 オルダムリング 5 主ハウジング 6 主ジャーナル軸受 7 電動機 7a 固定子 7b 回転子 8 副ハウジング 9 副ジャーナル軸受 10 スラスト軸受 10a 主軸側摺動面 10b 軸受側摺動面 11 密閉容器 12 潤滑油 13 圧縮機構部 14 吸入管 15 吐出管 16 圧縮室 17 貫通穴 18 オイル吸入部 19 傾斜平面 20 パッド間溝 21 潤滑油供給穴 22 潤滑油供給管 23 油溝 24 尾根部 25 環状油溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB03 AC03 AD00 BD09 CA00 3H029 AA02 AA14 AB03 BB01 BB33 BB44 CC17 CC18 3J011 AA07 BA08 CA03 JA02 KA03 LA05 MA02 MA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動す
    る主軸と、前記主軸を回転駆動する電動機と、前記主軸
    の軸方向に作用する荷重を支持するスラスト軸受を備
    え、前記スラスト軸受の主軸側の摺動面に油膜圧力発生
    機構を備えた圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記油膜圧力発生機構は、傾斜した平面
    から構成される請求項1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記油膜圧力発生機構は、前記主軸の外
    周から中心方向へ向かって断面積が減少する複数の油溝
    から構成される請求項1記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記主軸は、内部に潤滑油が軸方向に通
    過する貫通穴を備え、前記貫通穴から前記スラスト軸受
    の摺動面に潤滑油を供給する潤滑油給油管が設けられて
    いる請求項1から3のいずれかに記載の圧縮機。
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