JP2003184740A - 斜板式圧縮機のピストン - Google Patents

斜板式圧縮機のピストン

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JP2003184740A
JP2003184740A JP2001382432A JP2001382432A JP2003184740A JP 2003184740 A JP2003184740 A JP 2003184740A JP 2001382432 A JP2001382432 A JP 2001382432A JP 2001382432 A JP2001382432 A JP 2001382432A JP 2003184740 A JP2003184740 A JP 2003184740A
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JP
Japan
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spherical surface
central axis
cylindrical portion
shoe spherical
piston
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JP2001382432A
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English (en)
Inventor
Shigemi Shimizu
茂美 清水
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Sanden Corp
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Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尾部の重量が従来に比べて軽減された斜板式
圧縮機のピストンを提供する。 【解決手段】 シリンダボア内に挿通される円筒部と円
筒部の一端から円筒部中心軸線に平行に延びる尾部とを
備え、尾部は一対のシュー球面保持部と前記一対のシュ
ー球面保持部を連結する連結部と円筒部から離隔する側
のシュー球面保持部から円筒部中心軸線に直交方向へ延
びる自転阻止部とを有し、円筒部に近接する側のシュー
球面保持部の円筒部中心軸線に直交する断面形状が、円
筒部から離隔する側のシュー球面保持部の円筒部中心軸
線に直交する断面形状に比べて小型化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式圧縮機のピ
ストンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】斜板式圧縮機のピストンは、シリンダボ
ア内に挿通される円筒部と円筒部の一端から円筒部中心
軸線に平行に延びる尾部とを備え、尾部は一対のシュー
球面保持部と前記一対のシュー球面保持部を連結する連
結部と円筒部から離隔する側のシュー球面保持部から円
筒部中心軸線に直交方向へ延びる自転阻止部とを有して
いる。ピストンの往復慣性力を低減すべく、円筒部につ
いては従来種々の重量軽減策が施されてきたが、尾部に
ついては特筆すべき重量軽減策は施されてこなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は尾部の重量が
従来に比べて軽減された斜板式圧縮機のピストンを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、シリンダボア内に挿通される円
筒部と円筒部の一端から円筒部中心軸線に平行に延びる
尾部とを備え、尾部は一対のシュー球面保持部と前記一
対のシュー球面保持部を連結する連結部と円筒部から離
隔する側のシュー球面保持部から円筒部中心軸線に直交
方向へ延びる自転阻止部とを有し、円筒部に近接する側
のシュー球面保持部の円筒部中心軸線に直交する断面形
状が、円筒部から離隔する側のシュー球面保持部の円筒
部中心軸線に直交する断面形状に比べて小型化されてい
ることを特徴とする斜板式圧縮機のピストンを提供す
る。円筒部に近接する側のシュー球面保持部の円筒部中
心軸線に直交する断面形状を、円筒部から離隔する側の
シュー球面保持部の円筒部中心軸線に直交する断面形状
に比べて小型化することにより、両者の断面形状が同一
であった従来のピストンに比べて尾部の重量が軽減され
る。
【0005】本発明の好ましい態様においては、連結部
の、シュー球面保持部側の側面に、円筒部中心軸線と平
行に延在する凹部が形成されている。シュー球面保持部
側の側面に、円筒部中心軸線と平行に延在する凹部を形
成することにより、当該側面が平坦面であった従来のピ
ストンに比べて尾部の重量が軽減される。
【0006】本発明においては、シリンダボア内に挿通
される円筒部と円筒部の一端から円筒部中心軸線に平行
に延びる尾部とを備え、尾部は一対のシュー球面保持部
と前記一対のシュー球面保持部を連結する連結部と円筒
部から離隔する側のシュー球面保持部から円筒部中心軸
線に直交方向へ延びる自転阻止部とを有し、連結部の、
シュー球面保持部側の側面に、円筒部中心軸線と平行に
延在する凹部が形成されていることを特徴とする斜板式
圧縮機のピストンを提供する。シュー球面保持部側の側
面に、円筒部中心軸線と平行に延在する凹部を形成する
ことにより、当該側面が平坦面であった従来のピストン
に比べて尾部の重量が軽減される。
【0007】本発明の好ましい態様においては、凹部の
円筒部中心軸線に直交する断面形状は円弧である。円弧
断面は加工が容易であり、不要な応力集中を惹起しな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る斜板式圧縮
機のピストンを説明する。図1に示すように、斜板式圧
縮機のピストン1は、 図示しないシリンダボアに挿通
される円筒部2と、円筒部2の一端2aから円筒部中心
軸線Xに平行に延びる尾部3とを備えている。尾部3
は、円筒部2の一端2aに近接するシュー球面保持部3
aと、円筒部2の一端2aから離隔し、シュー球面保持
部3aに向かい合うシュー球面保持部3bと、両者を連
結する連結部3cと、シュー球面保持部3bから円筒部
中心軸線Xに直交方向へ延びる自転阻止部3dとを有し
ている。図1(b)において、ハッチングを施した部
位、すなわち円筒部の断面投影領域から径方向外方に逸
脱する部位が自転阻止部3dである。自転阻止部3dは
図示しないケーシング内周面に摺接して、ピストン1の
軸線X回りの自転を阻止する。シュー球面保持部3a、
3bはそれぞれ図示しない半球状のシューを保持し、当
該一対のシューを介して図示しない斜板の周縁部を摺動
可能に挟持する。図1(b)、(c)から分かるよう
に、円筒部2に近接する側のシュー球面保持部3aの円
筒部中心軸線Xに直交する断面形状が、円筒部2から離
隔する側のシュー球面保持部3b円筒部中心軸線Xに直
交する断面形状に比べて小型化されている。
【0009】ピストン1においては、円筒部2から離隔
する側のシュー球面保持部3bの円筒部中心軸線Xに直
交する断面形状を、円筒部2から離隔する側のシュー球
面保持部3bの円筒部中心軸線Xに直交する断面形状に
比べて小型化することにより、図1(c)で一点鎖線で
示すように、両者の断面形状が同一であった従来のピス
トンに比べて尾部3の重量が軽減されている。円筒部2
から離隔する側のシュー球面保持部3bは自転阻止部3
dの支持体なので十分な強度が必要であり小型化は好ま
しくないが、円筒部2に近接する側のシュー球面保持部
3aは円筒部2により支持されているので、小型化して
も強度上問題を生じない。
【0010】図1(d)に示すように、連結部3cの、
シュー球面保持部側の側面に、円筒部中心軸線Xと平行
に延在する凹部3c′を形成しても良い。連結部3c
の、シュー球面保持部側の側面に、円筒部中心軸線Xと
平行に延在する凹部3c′を形成することにより、当該
側面が平坦面であった従来のピストンに比べて尾部3の
重量が軽減される。図1(d)に示すように、凹部3
c′の円筒部中心軸線Xに直交する断面形状を円弧とし
ても良い。円弧断面は加工が容易であり、不要な応力集
中を惹起しない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る斜板
式圧縮機のピストンにおいては、円筒部に近接する側の
シュー球面保持部の円筒部中心軸線に直交する断面形状
を、円筒部から離隔する側のシュー球面保持部の円筒部
中心軸線に直交する断面形状に比べて小型化することに
より、両者の断面形状が同一であった従来のピストンに
比べて尾部の重量が軽減されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る斜板式圧縮機のピストン
の構造図である。(a)は側面図であり、(b)は
(a)のb−b矢視図であり、(c)は(a)のc−c
矢視図であり、(d)は他の実施例に係るピストンの
(c)に相当する図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 円筒部 3 尾部 3a、3b シュー球面保持部 3c 連結部 3d 自転阻止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダボア内に挿通される円筒部と円
    筒部の一端から円筒部中心軸線に平行に延びる尾部とを
    備え、尾部は一対のシュー球面保持部と前記一対のシュ
    ー球面保持部を連結する連結部と円筒部から離隔する側
    のシュー球面保持部から円筒部中心軸線に直交方向へ延
    びる自転阻止部とを有し、円筒部に近接する側のシュー
    球面保持部の円筒部中心軸線に直交する断面形状が、円
    筒部から離隔する側のシュー球面保持部の円筒部中心軸
    線に直交する断面形状に比べて小型化されていることを
    特徴とする斜板式圧縮機のピストン。
  2. 【請求項2】 連結部の、シュー球面保持部側の側面
    に、円筒部中心軸線と平行に延在する凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の斜板式圧縮機の
    ピストン。
  3. 【請求項3】 シリンダボア内に挿通される円筒部と円
    筒部の一端から円筒部中心軸線に平行に延びる尾部とを
    備え、尾部は一対のシュー球面保持部と前記一対のシュ
    ー球面保持部を連結する連結部と円筒部から離隔する側
    のシュー球面保持部から円筒部中心軸線に直交方向へ延
    びる自転阻止部とを有し、連結部の、シュー球面保持部
    側の側面に、円筒部中心軸線と平行に延在する凹部が形
    成されていることを特徴とする斜板式圧縮機のピスト
    ン。
  4. 【請求項4】 凹部の円筒部中心軸線に直交する断面形
    状は円弧であることを特徴とする請求項2又は3に記載
    の斜板式圧縮機のピストン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100359165C (zh) * 2003-11-05 2008-01-02 上海三电贝洱汽车空调有限公司 压缩机活塞球形防旋面
CN102310336A (zh) * 2011-08-25 2012-01-11 桐乡市易锋机械厂 活塞防旋面加工方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100359165C (zh) * 2003-11-05 2008-01-02 上海三电贝洱汽车空调有限公司 压缩机活塞球形防旋面
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CN102310336B (zh) * 2011-08-25 2013-08-07 桐乡市易锋机械厂 活塞防旋面加工方法

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