JP2003184401A - 自動車のグラブボックスドア - Google Patents

自動車のグラブボックスドア

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JP2003184401A JP2001385829A JP2001385829A JP2003184401A JP 2003184401 A JP2003184401 A JP 2003184401A JP 2001385829 A JP2001385829 A JP 2001385829A JP 2001385829 A JP2001385829 A JP 2001385829A JP 2003184401 A JP2003184401 A JP 2003184401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドロック式の自動車のグラブボックスド
アを提供する。 【解決手段】 ドアの中央上部に設けらたハンドルに、
ドアに沿って回転自在にドアに支持されたロッド10の
内側端部が連結されると共に、ハンドルは通常位置に付
勢され、車両前方へ向けて延びて先端でロックレバー1
3を支持するコイルばね12と、そのばね押え15とを
設ける。インストルメントパネル側に、車両後方へ向け
て開口する出口部17a及びこの出口部から車両前方へ
侵入して上昇するロック部17bとのL字形を備えて、
ロックレバー13を係入させるロック溝17を形成する
と共に、出口部17aの上面領域を入口部18としてい
る。ドア閉鎖時に、ロックレバー13が、入口部18に
コイルばね12を下方へ撓ませつつ滑入し、その上方へ
の復帰力でロック部17bに係入する。開放時には、ハ
ンドル操作によりロッド10を介してばね押え15を下
方へ回動させることにより、ロック溝17から離脱させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネルに設けられるグラブボックスの正面に一体に設け
られたドアが、下端部を支点としてインストルメントパ
ネル正面と同一面状の閉鎖位置から水平方向へ開放位置
に開放されるようになった自動車のグラブボックスドア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のグラブボックスのドアをロック
するのにインストルメントパネル側のストライカに係合
するロック部をドアの中央上部に設けるのが通常であ
る。この場合、ドアの支持が下側両端と上側中央の3点
支持となり、ドアの同一面維持の点では好ましいとは云
えない。そこで、ドアの中央上部のハンドルの前後の回
動操作により、ドア上端の両側でロッドをスライド式に
出没させるのが周知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このサイドロック式に
よれば、ドアの4点支持が可能となるが、ハンドル部分
に回転を直進運動に変換する機構が必要になり、通常リ
ンク式に構成されるために、所要スペースも大きくな
る。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、ドアの
中央上部のハンドルの車幅方向両側に連結するロッドを
前後方向のハンドル回動操作で回転させるようになった
サイドロック式の自動車のグラブボックスドアを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、ロック片を上下に撓ませるロック方式と
して、請求項1により、インストルメントパネルに設け
られるグラブボックスの正面に一体に設けられたドア
が、下端部を支点としてインストルメントパネル正面と
同一面状の閉鎖位置から水平方向へ開放位置に開放され
るようになった自動車のグラブボックスドアにおいて、
ドアの中央上部に設けられているハンドルに、ドアに沿
って両側の車幅方向へ延在し、かつ回転自在にドアに支
持されたロッドの内側端部が連結されると共に、ハンド
ルは通常位置にばねで付勢され、それぞれのロッドの外
側端部に、車両前方へ向けて延びて先端でロック片を支
持し、かつ曲げ弾性を呈するアーム状ばねと、このアー
ム状ばねを上方から押えるばね押えとを設け、インスト
ルメントパネル側に、車両後方へ向けて開口する出口部
及びこの出口部から車両前方へ侵入して上昇するロック
部とのL字形を有して、ロック片を係入させるロック溝
を形成し、インストルメントパネル側に、車両後方へ向
けて開口する出口部と、この出口部から車両前方へ侵入
して上昇するロック部とのL字形を有するロック溝を形
成すると共に、出口部の上面領域を入口部とし、ドアの
閉鎖時に、ロック片が、ロック溝の入口部の周辺に当接
してアーム状ばねを少なくとも下方へ撓ませつつ入口部
に滑入し、次いでこの入口部に沿って滑動して自動的に
アーム状ばねの上方への復帰力でロック部に係入し、ド
アの開放時には、ハンドル操作によりロッドを介してば
ね押えを下方へ回動させることにより、アーム状ばねを
下方へ撓ませてロック片をロック部及び出口部から離脱
させることを特徴とする。
【0006】通常状態では、ロック片(13、20)が
ロック溝(17)のロック部(17b)に係入し、ハン
ドル(11)は、ばね付勢で通常位置に保持されてい
る。ハンドル操作によるロッド(10)の回転により、
ばね押え(15)がアーム状ばね(12b)を下方へ撓
ませると、ロック片(13、20)が出口部(17a)
の高さ位置に下降する。そのままドア(2)を後方へ引
いてロック片(13、20)をロック溝(17)から離
脱させることにより、ドア(2)は開放される。ドア
(2)の開放状態で、ハンドル(11)又はドア(2)
を前方へ押すと、ロック片(13、20)が入口部(1
8)の周辺に当接すると共にアーム状ばね(12b)を
下方へ撓ませて入口部(16)に滑入し、次いでこの入
口部による拘束を解放されるとアーム状ばね(12b)
の上方への弾性復帰力でロック部(17b)に係入す
る。
【0007】ロック片を上下及び左右に撓ませるロック
方式としては、請求項5により、ドアの中央上部に設け
られているハンドルに、ドアに沿って両側の車幅方向へ
延在し、かつ回転自在にドアに支持されたロッドの内側
端部が連結されると共に、ハンドルは通常位置にばねで
付勢され、それぞれのロッドの外側端部に、ハンドルに
対して離反する反ハンドル側車幅方向へ突出するロック
レバーを車両前方へ向けて延びて先端で支持し、かつ曲
げ弾性を呈するアーム状ばねと、このアーム状ばねを上
方から押えるばね押えとを設け、インストルメントパネ
ル側に、車両後方へ向けて開口する出口部及びこの出口
部から車両前方へ侵入して上昇するロック部とのL字形
を有し、かつロックレバーを侵入させるように側方も開
口されたロック溝を形成すると共に、ロック部の車両後
方側の出口部に沿った側面領域を入口部とし、ドアの閉
鎖時に、ロックレバーが、アーム状ばねをハンドル側車
幅方向へ撓ませつつ入口部に沿って滑動し、自動的にア
ーム状ばねの反ハンドル側車幅方向への復帰力でロック
部に係入し、ドアの開放時には、ハンドル操作によりロ
ッドを介してばね押えを下方へ回動させることにより、
アーム状ばねを下方へ撓ませてロックレバーをロック部
及び出口部から離脱させることを特徴とする。
【0008】ドア(2)の閉鎖時には、ロックレバー
(13)が入口部(28)に沿ってその傾斜面又はロッ
クレバーの曲面によりハンドル側車幅方向へ撓み、ロッ
ク部(27b)でアーム状ばね(12b)の復帰力によ
り拘束される。ドア(2)の開放時には、ロックレバー
(13)が下方へ撓んで拘束が解除され、出口部(27
a)に沿って離脱する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のグラブボックスドアを説明
する。図3に示すように、インストルメントパネル1の
インストルメントパネル本体1aに設けられた空洞部1
bに収納されるグラブボックス9は、ドア2の内側にボ
ックス9aが一体に設けられ、ドア2の下端部分はヒン
ジ9bでインストルメントパネル本体1aに支持され
て、その正面と同一面状の閉鎖位置から水平方向よりも
上方へ傾斜した開放位置へ開放される。
【0010】ドア2の上部に形成された凹部2aには、
ハンドル11が収納されると共に、その両側には、図2
に示すように、凹部2aの側面2b及びドア2に突設さ
れたブラケット2cにドア2に沿って延在して回転自在
に支持されたロッド10の内側端部がそれぞれ連結され
ている。これにより、凹部2aの下端部分の隙間2dで
指によりドア2が後方へ引張り操作されると、ロッド1
0が回転するようになっている。
【0011】それぞれのロッド10の外側端部には、図
1に示すように、コイルばね12が、ロッド10に対し
てスリップ回転しないように固く巻回され、その一方の
直線状の非巻回端部12aはドア2に係止されている。
他方の非巻回端部12bは、アーム状ばねとして巻回方
向へロッド10の上方を通過して車両前方へ向けて延び
ると共に、その先端には、ハンドル11に対して離反す
る反ハンドル側車幅方向へ延びるロックレバー13の端
部がロック片として取付けられている。また、ロッド1
0の外側端部には、非巻回端部12bを上方から押さえ
るばね押え15が取り付けられている。この押える角度
は、ドア2の閉鎖位置において、非巻回端部12bが水
平位置よりも前上方へ向かうように設定されている。
【0012】ボックス9aを収納するインストルメント
パネル本体1aの空洞部1bにおけるロックレバー13
に対面する側面領域に、車両後方へ向けて開口する出口
部17a及びこの出口部から車両前方へ侵入して上昇す
るロック部17bとを有するL字形のロック溝17が形
成されている。このロック溝のハンドル側の側面は、ロ
ックレバー13を反ハンドル側車幅方向へ侵入させるよ
うに開口されている。出口部17aの車両前方へ向けて
下方へ傾斜した上面及びこれに沿った出口部17aの空
間を含めた上面領域は、ロックレバー13の入口部18
を構成している。ボックス9aの側面には、空洞部1b
の側部後退面1cに当接する側部9cと、ロックレバー
13及びばね押え15の先端部分を逃げる下降部9dが
形成されている。
【0013】これにより、ドア2の閉鎖時に、ロックレ
バー13の曲面状の上面前部のコーナ部13aがロック
溝17の入口部18の周辺に当接して、非巻回端部12
bを下方へ撓ませつつ自動的に出口部17aの上面でも
ある入口部18の上面を滑動し、次いでL字形のロック
部17bで入口部18の上面による拘束を解放される
と、上方への弾性復帰力によりロック部17bに係入す
る。さらに、ロック部17bの前後幅が、このロック部
にロックレバー13が係入した状態で、前後方向に変動
しないように、ロックレバー13の前後幅に対応して僅
かに広めに設定され、ロック状態を安定化するようにな
っている。
【0014】一方、ドア2の開放時には、ハンドル11
の操作により、ロッド10を介してばね押え15を下方
へ回動させてロックレバー13を出口部17aの高さ位
置に下降させ、ハンドル11をそのまま後方へ引くと、
出口部17aを経由して開放される。
【0015】このように構成されたグラブボックスドア
のロック機構の動作は次の通りである。ドア2が閉鎖さ
れた通常状態では、ロックレバー13が、ロック溝17
のロック部17bに前後移動を拘束されたロック状態で
係入している。また、ドア2は、ロッド10がコイルば
ね12に対して十分大きな摺動抵抗を伴った状態で、非
巻回端部12aで前方へ付勢されることにより、側部後
退面1cへの側部9cの当接でインストルメントパネル
1の正面と同一面状に閉鎖位置に安定して保持される。
【0016】ドア2を開放する場合、ハンドル11の下
端の隙間2dに指を挿入してハンドル11を上後方へ回
動させると、ロッド10が回転してばね押え15がコイ
ルばね12の非巻回端部12bを下方へ撓ませる。これ
により、ロックレバー13が出口部17aの高さ位置に
下降し、そのままドア2を引いてロックレバー13をロ
ック溝17から離脱させることにより開放する。閉鎖時
にはハンドル11又はドア2を前方へ押すと、ロックレ
バー13が入口部18の周辺に当接することにより、非
巻回端部12bを下方へ撓ませつつ入口部18に沿って
前進することにより、ロック部17bで入口部18によ
る拘束を解除されて上方へ移動してロックされる。
【0017】また、ロックレバーに代えて、図4に示す
ように、敢えて横方向へ延びることなく、ロック片20
を前方へ突出させることもできる。これにより、ドアの
閉鎖時にロック片20がロック溝の出入口部の上側周辺
にコーナ部21で当接してコイルばねの非巻回端部12
bを下方へ撓ませて入口部に滑入し、出入口部の前述の
ものと異なり傾斜無しの底面と平行な上面に沿って滑動
してコイルばねの上方への復帰力でロック片20の非巻
回端部12bよりも上方部分22が自動的にロック部に
係入する。この場合、ロック溝のハンドル側の側面は場
合により閉鎖することも可能となり、またロック片の横
幅も狭くできる。アーム状ばねは、場合によりコイルば
ねの非巻回端部でなく、板ばねで構成し、ハンドルは別
のばねで付勢することも可能である。
【0018】図5及び図6は、別の実施の形態によるロ
ック機構を示すもので、前述のものと同一もしくは同等
部分は同一符号で説明する。インストルメントパネル本
体1aの空洞部1bにおけるロックレバー13の回動経
路よりも下方寄りの側面領域に、車両後方へ向けて開口
する出口部27aと、この出口部から車両前方へ侵入し
て上昇するロック部27bとのL字形を有し、かつロッ
クレバー13をハンドル側車幅方向から侵入させるよう
に側方も開口されたロック溝27が形成されている。ま
た、ロック部27bの車両後方側の側面領域は、ロック
部27bのハンドル側車幅方向の側端28aから後方へ
向けて反ハンドル側車幅方向へ傾斜する傾斜面として入
口部28が形成されている。この入口部の傾斜量は、出
口部27aの車幅方向の幅よりも少なく設定されてい
る。
【0019】ばね押え15は、その突片15aでロック
レバー13を入口部28の高さ位置に設定すると共に、
突片15aの長さは、ドア2の閉鎖時にロックレバー1
3が入口部28に沿ってハンドル側車幅方向へ変位する
際に、外れない程度に設定されている。ロックレバー1
3の前部の反ハンドル側車幅側のコーナ部13bは曲面
状に形成されている。
【0020】ドア2の閉鎖時に、ハンドル11又はドア
2を前方へ押すと、ロックレバー13が、傾斜した入口
部27aの周辺部に当接し、この入口部に沿ってコイル
ばね12の非巻回端部12bをハンドル側車幅方向へ撓
ませつつ滑動し、ロック部27bで非巻回端部12bの
復帰力で自動的に拘束される。
【0021】ドア2を開放する場合、ハンドル11を上
後方へ回動させると、ロッド10が回転してばね押え1
5がコイルばね12の非巻回端部12bを下方へ撓ませ
る。これにより、ロックレバー13が出口部27aの高
さ位置に下降し、そのままドア2を引いてロックレバー
13をロック溝27から離脱させることにより開放す
る。
【0022】別の実施の形態として、ロック部27bの
車両後方の側面領域における入口部は、傾斜させること
なく周囲と平行に形成すると共に、ロックレバー13
が、そのコーナ部の曲面を入口部の端縁に当接させ、次
いで入口部に沿ってコイルばね12の非巻回端部12b
をハンドル側車幅方向へ撓ませつつロック部27bに係
入するように構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ハンドルの両
側に取付けられたロッドが回転することによりロック可
能になるサイドロック式のグラブボックスドアが実現さ
れる。ロッドは中央部のハンドルに単に連結し、またロ
ッド外端部もばね押え付きのばねの先端にロック片を取
付けるだけであり、全体としての構成も簡単になる。そ
の際、請求項2の発明によれば、ロック片を傾斜量に応
じて下方へ充分撓ませて確実な拘束を容易にする。請求
項3の発明によれば、ロックレバーがロック部に側方か
ら係入することにより、出入口部を経由するロックレバ
ーの支持及びロック状態の確保が容易となる。ロック用
及びハンドル用のばねを共通化できる。また、請求項4
の発明によれば、ロックレバーの横幅を狭くできる。
【0024】請求項5の発明によれば、ロックレバーが
ロック部に側方から係入することにより、横長のロック
レバーをその長さ方向へ撓ませて確実に拘束でき、開放
時にはロックレバーの厚味に応じて僅かに下方へ撓ませ
て離脱させ得る。請求項6の発明によれば、入口部の傾
斜量に応じてロックレバーを充分に撓ませて確実な拘束
を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車のグラブボッ
クスドアの要部斜視図である。
【図2】同グラブボックスの要部の平面図である。
【図3】同グラブボックスの斜視図である。
【図4】ロック片の変形例を示す斜視図である。
【図5】別の実施の形態による自動車のグラブボックス
ドアの斜視図である。
【図6】図5によるグラブボックスドアの断面図であ
る。
【符号の説明】
1a インストルメントパネル本体 2 ドア 2a ドアの凹部 9 グラブボックス 9a ボックス 10 ロッド 11 ハンドル 12 コイルばね 12a、12b コイルばねの非巻回端部 13 ロックレバー 15 ばね押え 17、27 ロック溝 17a、27a、ロック溝の出口部 17b、27b ロック溝のロック部 20 ロック片 18、28 ロック溝の入口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられるグ
    ラブボックスの正面に一体に設けられたドアが、下端部
    を支点としてインストルメントパネル正面と同一面状の
    閉鎖位置から水平方向へ開放位置に開放されるようにな
    った自動車のグラブボックスドアにおいて、 ドアの中央上部に設けられているハンドルに、前記ドア
    に沿って両側の車幅方向へ延在し、かつ回転自在に前記
    ドアに支持されたロッドの内側端部が連結されると共
    に、前記ハンドルは通常位置にばねで付勢され、 それぞれの前記ロッドの外側端部に、車両前方へ向けて
    延びて先端でロック片を支持し、かつ曲げ弾性を呈する
    アーム状ばねと、このアーム状ばねを上方から押えるば
    ね押えとを設け、 インストルメントパネル側に、車両後方へ向けて開口す
    る出口部及びこの出口部から車両前方へ侵入して上昇す
    るロック部とのL字形を有して、前記ロック片を係入さ
    せるロック溝を形成し、 インストルメントパネル側に、車両後方へ向けて開口す
    る出口部と、この出口部から車両前方へ侵入して上昇す
    るロック部とのL字形を有するロック溝を形成すると共
    に、出口部の上面領域を入口部とし、 前記ドアの閉鎖時に、前記ロック片が、前記ロック溝の
    前記入口部の周辺に当接して前記アーム状ばねを少なく
    とも下方へ撓ませつつ前記入口部に滑入し、次いでこの
    入口部に沿って滑動して自動的に前記アーム状ばねの上
    方への復帰力で前記ロック部に係入し、 前記ドアの開放時には、前記ハンドル操作により前記ロ
    ッドを介して前記ばね押えを下方へ回動させることによ
    り、前記アーム状ばねを下方へ撓ませて前記ロック片を
    前記ロック部及び前記出口部から離脱させることを特徴
    とする自動車のグラブボックスドア。
  2. 【請求項2】 入口部を構成する出口部上面が、車両前
    方へ向けて下方へ傾斜していることを特徴とする請求項
    1記載の自動車のグラブボックスドア。
  3. 【請求項3】 ロッドの外側端部にコイルばねが巻回さ
    れ、このコイルばねの一方の非巻回端部はハンドル付勢
    用ばねとしてドアに係止され、他方の非巻回端部はアー
    ム状ばねとして巻回方向に従って前記ロッドを通過して
    車両前方へ向けて延び、 ロック片が、前記ハンドルに対して離反する反ハンドル
    側車幅方向へ突出するロックレバーとして形成されると
    共に、ロック溝の前記ハンドル側の側面が前記ロックレ
    バーを侵入させるように開口され、 前記ドアの閉鎖時に前記ロックレバーが前記ロック溝の
    入口部の周辺に当接して他方の前記非巻回端部を少なく
    とも下方へ撓ませて前記入口部に滑入し、この入口部に
    沿って滑動して前記コイルばねの上方への復帰力で自動
    的にロック部に係入することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の自動車のグラブボックスドア。
  4. 【請求項4】 ロック溝の側面が閉鎖されると共に、ド
    アの閉鎖時に、ロック片が、入口部にアーム状ばねを下
    方へ撓ませて滑入し、前記入口部に沿って滑動して前記
    アーム状ばねの上方への復帰力で自動的にロック部に係
    入することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自
    動車のグラブボックスドア。
  5. 【請求項5】 インストルメントパネルに設けられるグ
    ラブボックスの正面に一体に設けられたドアが、下端部
    を支点としてインストルメントパネル正面と同一面状の
    閉鎖位置から水平方向へ開放位置に開放されるようにな
    った自動車のグラブボックスドアにおいて、 ドアの中央上部に設けられているハンドルに、前記ドア
    に沿って両側の車幅方向へ延在し、かつ回転自在に前記
    ドアに支持されたロッドの内側端部が連結されると共
    に、前記ハンドルは通常位置にばねで付勢され、 それぞれの前記ロッドの外側端部に、前記ハンドルに対
    して離反する反ハンドル側車幅方向へ突出するロックレ
    バーを車両前方へ向けて延びて先端で支持し、かつ曲げ
    弾性を呈するアーム状ばねと、このアーム状ばねを上方
    から押えるばね押えとを設け、 インストルメントパネル側に、車両後方へ向けて開口す
    る出口部及びこの出口部から車両前方へ侵入して上昇す
    るロック部とのL字形を有し、かつ前記ロックレバーを
    侵入させるように側方も開口されたロック溝を形成する
    と共に、ロック部の車両後方側の側面領域を入口部と
    し、 前記ドアの閉鎖時に、前記ロックレバーが、前記アーム
    状ばねをハンドル側車幅方向へ撓ませつつ入口部に沿っ
    て滑動し、自動的に前記アーム状ばねの反ハンドル側車
    幅方向への復帰力で前記ロック部に係入し、 前記ドアの開放時には、前記ハンドル操作により前記ロ
    ッドを介して前記ばね押えを下方へ回動させることによ
    り、前記アーム状ばねを下方へ撓ませて前記ロックレバ
    ーを前記ロック部及び前記出口部から離脱させることを
    特徴とする自動車のグラブボックスドア。
  6. 【請求項6】 ロック溝の入口部が、ロック部のハンド
    ル側車幅方向の側端から反ハンドル側車幅方向に向けて
    傾斜する傾斜面として形成されたことを特徴とする請求
    項5記載の自動車のグラブボックスドア。
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