JP2003184353A - 取付部材支承装置 - Google Patents

取付部材支承装置

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JP2003184353A
JP2003184353A JP2001402842A JP2001402842A JP2003184353A JP 2003184353 A JP2003184353 A JP 2003184353A JP 2001402842 A JP2001402842 A JP 2001402842A JP 2001402842 A JP2001402842 A JP 2001402842A JP 2003184353 A JP2003184353 A JP 2003184353A
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JP
Japan
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vertical
vertical member
horizontal
adjusting
flexible material
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Pending
Application number
JP2001402842A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Umeda
二郎 梅田
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UMEDA KINZOKU KK
Original Assignee
UMEDA KINZOKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘打ちをしないで取付部材を構造体に固定す
る支承装置を提供する。 【解決手段】 縦材12bに横材11より挿入した螺軸
22を垂設し、縦材12bの内側に、螺軸22の回動に
伴って可動し且つ前後面上下部に斜孔25を穿った昇降
体23を沿設し、縦材12bの前後面に穿った上下の横
孔26より斜孔25に貫通した水平軸27を、縦材12
bと昇降体23の間に介装し正面側を片方の縦材12a
に向け突設した調節体28に挿通する。片方の縦材12
aに沿って他方の縦材12bに向けゴム等の柔軟材を貼
着した突設体を固着し、調節体28に片方の縦材12a
に向けゴム等の柔軟材30を貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、釘打ちをしないで
各種取付部材を固定するための取付部材支承装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】ベランダ、花壇、ブロック塀などを利用
して物干し竿や植木鉢、棚板等を取り付けたりガーデニ
ングを行う場合に、それらを取り付ける元となる取付部
材を支承するには釘打ちをしなければならないが、住宅
によっては釘打ちが規制されたり釘打ちに適さない箇所
も少なくない。そのため従来は上面が角形の構造体であ
るベランダ柵や仕切体、れんがブロックなどの厚みに応
じた幅調節のできる門形固定具をそれら構造体の上面に
被せ、側面より螺入した締付ねじで固定したのち該固定
具に物干し竿等を掛止する取付部材を支承しているのが
実情である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところでブロック塀な
どの構造体の表面は必ずしも平滑であるとは限らないの
で、締付ねじで固定した門形固定具にガタを生じたり傾
斜するといった不具合が起きる恐れがあるのと締付作業
が面倒で然も見栄えが悪いという問題があった。 【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑み
て、表面にざらつきのあるような構造体に対しても確固
として微動だにすることなく固定でき、固定作業が楽で
見栄えがよく、取付部材の支承が容易にできる支承装置
を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、断面コ
字形の横材11と、いずれかの側壁に取付部材32を固
着する右左の縦材12a・12bで門形の本体10を構
成し、片方の縦材12aにおける上端屈曲部13を調節
ねじ17で位置決めすると本体10の幅調節ができる取
付部材支承装置であって、他方の縦材12bの空間に、
横材11の上面より挿入した螺軸22を垂設するととも
に、上記縦材12bの内側に、螺軸22の回動に伴って
可動し且つ前後面上下部に斜孔25を穿った昇降体23
を沿設し縦材12bの前後面に穿った上下の横孔26よ
り前記斜孔25に貫通した水平軸27を、縦材12bと
昇降体23の間に介装し正面側を片方の縦材12aに向
け突設した調節体28に挿通し、しかして片方の縦材1
2aに沿って他方の縦材12bに向けゴム等の柔軟材2
0を貼着した突設体21を固着し、且つ前記調節体28
に片方の縦材12aに向けゴム等の柔軟材30を貼着し
たことを技術手段としている。 【0006】 【発明の実施の形態】図面に基づき本発明を説明する
と、門形本体10は、下向きとした断面コ字形の横材1
1(ステンレス製)と、右左の断面コ字形の縦材12
a,12b(ステンレス製)で構成し、片方(図では右
側)の縦材12aに形成した上端屈曲部13を横材11
の裏面に沿って取り付ける。横材11の上面には長孔1
4をあけ、この長孔14に合致する長孔15を屈曲部1
3に形成するとともに横材11に座金16をあてがって
調節ねじ17を横材11の長孔14より屈曲部13の長
孔15に挿通し且つ屈曲部13の裏面に密接した座金1
8のねじ孔19に螺着して屈曲部13を固定する。つま
り屈曲部13を横材11に出没させることで右左の縦材
12a・12bの間隔幅が広狭いずれにも設定でき、し
たがって所定の位置で調節ねじ17を緊締すると縦材1
2aが位置決めされ、本体10の横幅が決定する。上記
片方の縦材12aには、他方の縦材12bに向けゴム・
合成樹脂等の柔軟材20を貼着した断面コ字形の突設体
21を固着する。 【0007】他方の縦材12bの空間に、横材11の上
面より挿入した螺軸22を垂設し、該螺軸22を、縦材
12bの内側に沿設した昇降体23と一体の上面部2
3’にナット24を介して螺挿する。こうすることによ
って螺軸22を回動すると昇降体23が縦材12b内で
垂直方向に可動する。この昇降体23には前後面の上下
部に前傾状とした斜孔25を穿ってある。 【0008】縦材12bの前後面には上下に横孔26が
あり、この横孔26より前記斜孔25に水平軸27が貫
通する。縦材12bと昇降体23の間には、正面側を片
方の縦材12bに向けて突設した調節体28を介装して
あり、上記水平軸27は調節体28の透孔29に挿通す
るので、水平軸27が横孔26内を移動すると調節体2
8も横移動する。調節体28には片方の縦材12aに向
けゴム・合成樹脂等の柔軟材30を貼着してある。 【0009】縦材12aの外側壁上下部に設けた取付ね
じ31は、各種取付部材32を支承するためのもので、
上下に設けたことで殆どの取付部材の基部を固着でき、
取付部材32によって物干し竿、棚板、植木鉢などを空
架できる。 【0010】しかして本体10の横幅は、片方の縦材1
2aを左右に移動することで調節できる。縦材12aに
は上端に屈曲部13があり、この屈曲部13を調節ねじ
17で固定すると縦材12aは固定し本体10の横幅が
決まる。したがって本体10をベランダ塀などの構造体
50に跨設するには、調節ねじ17をゆるめておき、本
体10の横幅を構造体50に合わせたのち、調節ねじ1
7を緊締することによって本体10は構造体50に固定
される。縦材12a・12bには突設体21と調節体2
8が夫々相対して設けてあり、突設体21の柔軟材20
と調節体28の柔軟材30が構造体50の側面を挾持
し、横材11の下面が構造体50の上面に密接する。 【0011】本体10の横幅を構造体50に合わせて固
定しても、それだけでは構造体50の横方向からの強固
な締付けとはならないのでガタを生じやすい。そこで横
材11の上面から縦材12bに垂設した螺軸22を回動
して調節体28を構造体50側に圧接させる。すなわち
螺軸22の頭部にスパナ(図示せず)をあてがって右回
りに回動すると、該螺軸を螺挿した昇降体23は上昇す
る。昇降体23には斜孔25があり、斜孔25内に挿通
してある水平軸27は斜孔25が上昇する際の圧接を受
けて片方の縦材12a側に向けて移動し、それに伴って
水平軸27を挿通してある調節体28も前進して構造体
50の側面を押圧し、柔軟材20・30が構造体50に
密着し間然するところがない。 【0012】 【発明の効果】本発明によると、門形本体は縦材の一方
を横材に沿って出没することで幅間隔を調節でき、この
ため構造体の幅に応じて本体をフィットできる。一方の
縦材を位置決めするには横材の上面に取り付けた調節ね
じによって容易に行うことができ、このようにして本体
を固定することにより取付部材を支承でき、直接構造体
に釘打ちをする必要がないため構造体に孔のあとや釘あ
とを残すおそれがない。 【0013】横材の上面より縦材に垂設した螺軸の頭部
を回動すると調節体を進退させることができ、左右の縦
材に挾持された構造体の両側面を圧接するので本体は不
動状となる。そして突設体と調節体の相対する面に貼着
したゴム等の柔軟材が構造体に多少の凹凸があったり滑
りやすい面があってもそれらの面に順応して密着し、長
期使用をしても本体がガタを生じたり傾斜するといった
恐れはない。 【0014】横材と左右の縦材によって構成された本体
は門形形状のため頗るシンプルで見栄えが良く、突設体
と調節体の端面に貼着した柔軟材も左右対称となってバ
ランスがあり、調節ねじと螺軸も横材上面にその頭部が
外見されるにすぎないため体裁がよく、また取付部材も
片方の縦材の上下に設けた取付ねじによって簡単に支承
できるので取り付け作業が楽にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の装置を示す一部切欠側面図で
あり、(b)は片方の縦材側からみた一部切欠正面図で
ある。 【図2】(a)は本発明の装置を示す平面図、(b)は
同上のA−A線断面図、(c)は同じくB−B線断面
図、(d)は他方の縦材側の要部断面図、(e)は同上
のC−C線断面図である。 【符号の説明】 10 本体 11 横材 12a・12
b 縦材 13 屈曲部 14 長孔 15 長孔
16 長孔 17 調節ねじ 18 座金 19 ねじ孔 20 柔軟材 21 突設部 22 螺軸 23 昇降体 24 ナット 25 斜孔 26 横孔 27 水平軸 28 調節体 29 透孔 30 柔軟材 31 取付ね
じ 32 取付部材 50 構造体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 断面コ字形の横材と、いずれかの側壁に
    取付部材を固着する左右の縦材で門形の本体を構成し、
    片方の縦材における上端屈曲部を調節ねじで横材に位置
    決めすると本体の幅調節ができる取付部材固定装置であ
    って、他方の縦材の空間に、横材の上面より挿入した螺
    軸を垂設するとともに、上記縦材の内側に、螺軸の回動
    に伴って可動し且つ前後面上下部に斜孔を穿った昇降体
    を沿設し縦材の前後面に穿った上下の横孔より前記斜孔
    に貫通した水平軸を、縦材と昇降体の間に介装し正面側
    を片方の縦材に向け突設した調節体に挿通し、しかして
    片方の縦材に沿って、他方の縦材に向けゴム等の柔軟材
    を貼着した突設体を固着し且つ前記調節体に片方の縦材
    に向けゴム等の柔軟材を貼着してなる取付部材支承装
    置。
JP2001402842A 2001-12-17 2001-12-17 取付部材支承装置 Pending JP2003184353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113738141A (zh) * 2021-09-08 2021-12-03 西安经发诚品建筑装饰有限公司 一种小断面深基坑安全防护装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113738141A (zh) * 2021-09-08 2021-12-03 西安经发诚品建筑装饰有限公司 一种小断面深基坑安全防护装置

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