JP2003183366A - 相溶化剤およびそれを含むポリエステルポリオール混合物ならびにこの混合物を使用した溶融接着剤 - Google Patents

相溶化剤およびそれを含むポリエステルポリオール混合物ならびにこの混合物を使用した溶融接着剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドデカン二酸の物性を生かし、容易に入手可能
なアジピン酸とを併用した経済性のあるポリエステルポ
リオール混合物に必要な相溶化剤の提供、この相溶化剤
を含むポリエステルポリオール混合物の提供、および、
この混合物とポリイソシアネートと反応させて、接着時
間が短い溶融接着剤を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】ドデカン二酸、アジピン
酸および1,6−ヘキサンジオールを含み、ドデカン二
酸とアジピン酸の使用比率が、モル比で90:10〜1
0:90からなるポリエステルポリオールを溶化剤とし
て使用すること、この溶化剤、ポリアルキレングリコー
ル、アジピン酸と1,6−ヘキサンジオールを含むポリ
エステルポリオールおよびドデカン二酸と1,6−ヘキ
サンジオールを含むポリエステルポリオールかなる混合
物を用いることにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドデカン二酸、ア
ジピン酸および1,6−ヘキサンジオールを含むポリエ
ステルポリオール混合物を作る際の相溶化剤、これを用
いたポリエステルポリオール混合物およびこれから得ら
れる溶融接着剤に関する。本発明は、使用時の取り扱い
の容易さと接着時間の短さを考慮したポリエステルポリ
オール混合物の提供であり、得られる溶融接着剤は、接
着時間が短く、種々の用途に使用される。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルは産業上良く知られた化合
物であり、様々なものが使用されている。特に、ポリエ
ステルポリオールは、種々の架橋剤、例えばイソシアナ
ート化合物によって架橋、硬化させることが可能で、塗
料、接着剤、インク及びシーラントとして多用されてい
る。これらのうち、結晶性のポリエステルポリオール
は、力学的性質に優れることに加え、融点以上の温度で
は比較的低粘度の液体として扱うことができること、結
晶化温度以下に冷却すると再結晶化のため短い時間で固
化するという特性を有している。この特性ゆえ、反応性
ホットメルト接着剤やホットメルト用のインクジェット
インク等の成分としての利用が拡大している。特に、反
応性ホットメルト接着剤は、強度、接着速度に優れ、組
み立て産業におけるライン化適性が高いことに加え、脱
溶剤化、省エネルギー化が図れるという社会的要請にも
適合するため急速に伸長している。それと共に、継続作
業性の向上の要求も強く、より速い硬化速度を有する反
応性ホットメルト接着剤が求められている。この要求に
応えるため、ポリエステルポリオールの結晶化度がその
硬化速度に影響を与えることが知られ、接着、1984
年、28巻、8号、5頁やADHESIVES AG
E、1987年、11月号、32頁等に開示されてい
る。すなわち、硬化速度の向上のためには結晶化度の高
いポリエステルポリオールが極めて有利なのである。こ
れらのポリエステルポリオールの原料としては、多価カ
ルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、コ
ハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カン二酸など、ジオール成分としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどが知ら
れている。これらのモノマーの組み合わせから得られる
ポリエステルポリオールの内では、例えば、特開平2−
88686号公報には、改善された硬化速度を持つ反応
性ホットメルト接着剤の製造原料としてドデカン二酸と
1,6−ヘキサンジオールを用いたもの、セバシン酸と
1,6−ヘキサンジオールを用いたものやドデカン二酸
とエチレングリコールを用いたポリエステルポリオール
等が開示されている。特に、ドデカン二酸と1,6−ヘ
キサンジオールを用いたポリエステルポリオールでは、
硬化速度は従来にくらべ極めて短くはなったが、ドデカ
ン二酸が高価である為、その使用量に限界がある。ま
た、結晶性が高いポリエステルポリオールを用いた反応
性ホットメルト接着剤は吸湿速度が遅く、水分による架
橋反応による接着強度を増すために放置に時間がかかる
などの問題点も残されている。特開平4−304223
号公報では、ドデカン二酸を用いたポリエステルポリオ
ールを安価なアジピン酸等を原料に用いたポリエステル
ポリオールと混合して使用するウレタンプレポリマー混
合物が開示されている。しかしながら、ドデカン二酸を
用いたポリエステルポリオールはアジピン酸を用いたポ
リエステルポリオールとの相溶性が悪く、ポリエステル
ポリオールの混合物を作った際に相分離が生じる。この
ことは、ポリエステルポリオールの混合物にポリイソシ
アネートを反応させてウレタンプレポリマーを製造する
際に、反応が不均一になり作業性の悪さを生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドデカン二
酸の物性を生かしつつ、容易に入手可能なアジピン酸を
併用した、経済性のあるポリエステルポリオール混合物
に必要な相溶化剤を提供すること、および、これを使用
して得られる使用時の取り扱いの容易さと接着時間の短
さを考慮したポリエステルポリオール混合物を提供する
こと、さらに、ポリイソシアネートと反応させて、接着
時間が短い溶融接着剤を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意検討した結果、ドデカン二酸、ア
ジピン酸および1,6−ヘキサンジオールを含み、ドデ
カン二酸とアジピン酸の使用比率が、モル比で90:1
0〜10:90からなるポリエステルポリオールが、上
記ポリエステルポリオール混合物の相溶化剤として優
れ、これを含むポリエステルポリオールとポリイソシア
ネートとを反応させて得られる反応性ホットメルト接着
剤は、ドデカン二酸の持つ短い接着時間を低下させない
ことを見出し、本発明に至った。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説明す
る。
【0006】本発明で相溶化剤として使用する(3)ド
デカン二酸、アジピン酸および1,6−ヘキサンジオー
ルを含むポリエステルポリオールは、ジカルボン酸であ
るドデカン二酸とアジピン酸の使用比率が、モル比で9
0:10〜10:90からなるポリエステルポリオール
である。好ましくは、80:20〜20:80、より好
ましくは70:30〜30:70である。これらのポリ
エステルポリオールは、ランダム共重合ポリエステルポ
リオール及び/又はブロック共重合のポリエステルポリ
オールが好ましい。ドデカン二酸とアジピン酸の使用比
率が、モル比で90:10より高い、または、モル比で
10:90より小さいと、(1)アジピン酸と1,6−
ヘキサンジオールを含むポリエステルポリオールと
(2)ドデカン二酸と1,6−ヘキサンジオールを含む
ポリエステルポリオールとの混合物の相溶性の効果が認
められず、混合物は分離してしまう。
【0007】本発明で使用する(1)アジピン酸と1,
6−ヘキサンジオールを含むポリエステルポリオール中
のアジピン酸および1,6−ヘキサンジオールの含有割
合は、全ジカルボン酸および全ジオールに対して、それ
ぞれ10モル%以上、好ましくは30モル%以上、より
好ましくは50モル%以上である。
【0008】本発明で使用する(2)ドデカン二酸と
1,6−ヘキサンジオールを含むポリエステルポリオー
ル中のドデカン二酸および1,6−ヘキサンジオールの
含有割合は、全ジカルボン酸および全ジオールに対し
て、それぞれ80モル%以上であり、好ましくは90モ
ル%以上、より好ましくは95モル%以上である。
【0009】(1)、(2)および(3)のポリエステ
ルポリオールは、アジピン酸、ドデカン二酸および1,
6−ヘキサンジオールを、公知の脱水重縮合させること
により得ることができる。通常、1,6−ヘキサンジオ
ールのヒドロキシル基とアジピン酸及び/又はドデカン
二酸のカルボキシル基の当量比(ヒドロキシル基/カル
ボキシル基)は、1.02〜1.5が好ましく、1.0
5〜1.3がより好ましい。具体的には所定量のアジピ
ン酸及び/又はドデカン二酸と1,6−ヘキサンジオー
ルを、触媒の存在下または不存在下に150〜250℃
程度の温度範囲で、3〜20時間程度、脱水重縮合する
ことによりエステル化を行う。この際の触媒としては、
たとえば、チタンテトラブトキシドなどのチタン系触
媒、ジブチルスズオキサイドなどのスズ系の触媒の存在
下に行うことも脱水重縮合を促進し、好ましい。触媒は
1,6−ヘキサンジオールおよびアジピン酸及び/又は
ドデカン二酸と共に仕込んでも良いし、無触媒で予備重
合を進めた後、加えても良い。ポリエステルポリオール
の製造においては両末端をほとんどヒドロキシル基に
し、カルボン酸末端を生成しない様にすることが望まし
く、この目的のために、予備重合を行った後に前述の触
媒を加えることは、特に効果があり好ましい。(1)、
(2)および(3)のポリエステルポリオールの数平均
分子量は、1500から15000のポリエステルポリ
オールである。好ましくは2000から10000であ
る。この範囲より小さい場合は、耐熱性、耐薬品性や硬
化時の強度が十分でなく、この範囲より大きい場合は、
溶融時の粘度が高くなり扱い難くなる。
【0010】本発明で使用することもできる(4)ポリ
アルキレングリコールは、特に制限はなく、通常のアル
キレンオキサイドの重合体が挙げられる。具体的には、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
(エチレンオキサイドで末端を封鎖したポリプロピレン
グリコールを含む)、ポリテトラメチレングリコールな
どが挙げられる。好ましくは、ポリプロピレングリコー
ルである。(4)ポリアルキレングリコールの数分子量
は、特に制限はないが、取り扱いの容易さから700〜
5000、好ましくは1000〜4000,より好まし
くは1500〜2500である。あまりに数平均分子量
が低いと、得られるポリエステルポリオールの相溶性は
良いが、取り扱い時にポリアルキレングリコールの一部
が飛散し、充分な接着強度を保つことができない場合が
ある。あまりに数平均分子量が大きいと得られるポリエ
ステルポリオール混合物の相溶性が悪くなり分離や不均
化などが生じる傾向がでてくる。
【0011】本発明で使用するポリエステルポリオール
混合物は、(1)及び(2)で得られたポリエステルポ
リオールに(3)の相溶化剤及び(4)のポリアルキレ
ングリコールを所定量混合したものである。(1)及び
(2)のポリエステルポリオールの使用量は、(1)+
(2)=100重量部となるように調製され、好ましく
はそれぞれ10〜90重量部であり、より好ましくは2
0〜80重量部、さらに好ましくは40〜60重量部で
ある。(3)の相溶化剤の使用量は、ポリエステルポリ
オールの総使用量(1)+(2)=100重量部に対し
て、5〜100重量部であり、好ましくは8〜60重量
部、より好ましくは10〜40重量部である。(3)の
使用量が少なすぎる場合には、ポリエステルポリオール
混合物の十分な相溶性が得られず、使用量が多すぎる場
合には、得られるポリエステルポリオール混合物がもつ
結晶性を阻害し、硬化速度が低下するので好ましくな
い。
【0012】(4)のポリアルキレングリコールの使用
比率も、(1)+(2)=100重量部に対し、0〜5
0重量部である。好ましくは、5〜40、より好ましく
は10〜35重量部である。(4)ポリアルキレングリ
コールの使用量が、あまりに多すぎると相溶性が悪くな
り、且つ接着強度が不十分となり好ましくない。ポリア
ルキレングリコールをまったく使用しなくても、相溶性
については問題はないが、溶融接着剤とした場合に、接
着部位の柔軟性が乏しくなる場合がある。また、吸湿硬
化に時間がかかりすぎるなどの影響が出る場合がある。
ポリアルキレングリコールを3重量部以上使用すれば、
これらの問題点は特に認められないが、好ましくは5重
量部以上である。
【0013】本発明で使用されるポリイソシアネート
は、通常よく知られている芳香族、脂肪族および環式脂
肪族ジイソシアネートや高官能性もしくは高分子ポリイ
ソシアネートが使用される。具体的には、1,5−ナフ
チレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジメチルメタ
ンジイソシアネート、4,4’−ジベンジルジイソシア
ネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネ
ート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−
フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4
−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシア
ネートメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
ジイソシアネートおよびその誘導体が挙げられる。
【0014】ポリエステルポリオール混合物とポリイソ
シナネートの使用範囲は、特別な制限はなく、通常の範
囲内で使用される。即ち、ポリエステルポリオール混合
物のOH基対ポリイソシアネートのNCO基のモル比が
1:1.2〜1:3.0、好ましくは1:1.5〜1:
2.5である。反応条件も特別な制限はなく、通常の範
囲内で実施される。具体的には、50〜150℃の温度
範囲で、1〜5時間程度である。なお、反応は、溶媒中
で行うこともできる。
【0015】本発明のポリエステルポリオール混合物と
ポリイソシナネートを反応させて得られる溶融接着剤の
粘度については、120℃で100000cps以下、
好ましくは1000〜50000cps、より好ましく
は2000〜40000cpsである。
【0016】本発明で得られる溶融接着剤は、そのまま
使用することもできるが、通常の溶融接着剤に使用され
る可塑剤、熱可塑性ポリマー、粘着付与剤、充填剤、老
化防止剤等を添加して使用することもできる。
【0017】本発明で得られる溶融接着剤は、接着時間
が調整できるため、連続作業での接着工程に向いてい
る。例えば、製靴工業、材木加工工業、製紙工業、金属
工業、樹脂加工工業が挙げられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例挙げて具体的に説明す
るが、これに制限されるものではない。
【0019】分析方法 (1)水酸基価、酸価および数平均分子量 ポリエステルポリオールの水酸基価および酸価は、JI
S K 1557に準拠して測定し、数平均分子量はこ
の水酸基価から算出した。 (2)融点および結晶化温度 ポリエステルポリオールの融点および結晶化温度は、示
差熱分析(DSC)における最大の吸熱ピークおよび放
熱ピークの温度から求めた。DSCの測定は、加熱速度
10℃/minおよび冷却速度−10℃/minで行っ
た。
【0020】参考例1〜3(ポリエステルポリオールの
合成) ドデカン二酸(DDAと記載する)114.34g
(0.496mol)、アジピン酸(AAと記載する)
108.82g(0.745mol)、1,6−ヘキサ
ンジオール(HDと記載する)160.00g(1.3
54mol)を蒸留装置を備えた500mlのフラスコ
に仕込み、フラスコ内を窒素置換した。このフラスコを
160℃まで加熱すると水が留去し始めた。そのまま1
60℃で1時間攪拌した後、さらに170℃で2時間。
180℃で3時間攪拌し、この温度でフラスコ内を10
0mmHgの減圧下で0.5時間、50mmHgで1時
間、更に10mmHg下で3時間攪拌した。一度、常圧
下に戻し、チタンテトラブトキシド10mgを加え、再
び10mmHgの減圧下で8時間攪拌し、脱水縮合反応
を終了した。続いて、1/10Nのリン酸ジブチルトル
エン溶液をポリエステルポリオール合成に使用したチタ
ンブトキシド量の1.2倍モル添加して、130℃で2
時間攪拌し、触媒の失活処理を行った。得られたポリエ
ステルポリオール(DDA/AA=40/60と記載す
る)の融点、結晶化温度、水酸基値、酸化および分子量
は表1にまとめて示した。(表1の参考例3(3)に対
応する。) 以下、アジピン酸と1,6−ヘキサンジオールをモル比
(AA:HD=1:1.1)で合成したポリエステルポ
リオール(参考例1(1))とドデカン二酸と1,6−
ヘキサンジオールをモル比(DDA:HD=1:1.
1)で合成したポリエステルポリオール(参考例2
(2))の物性値を表1に併せて示した。
【表1】
【0021】実施例1 (相溶性)参考例1、参考例2および参考例3からなる
ポリエステルポリオールの混合物の相溶性を検討した。
表1の参考例1で合成されたアジピン酸と1,6−ヘキ
サンジオールを含むポリエステルポリオール(AA−H
Dと記載する)50重量部、参考例2で合成されたドデ
カン二酸と1,6−ヘキサンジオールを含むポリエステ
ルポリオール(DDA−HDと記載する)50重量部、
計100重量部と、参考例3で合成されたポリエステル
ポリオール(DDA/AA=40/60)23重量部を
全体重量で30gになるように計り取り、内径35m
m、容量100mlのガラスビンに入れ、120℃で溶
融し、加熱したままの状態でガラス棒で10分間攪拌し
た。攪拌を止め、120℃で24時間放置した後の状態
を目視で観察した。三成分の混合物が透明かつ均一に相
溶している状態を○、白濁を△、層状もしくは粒状に分
離している状態を×として評価した。得られたポリエス
テルポリオール混合物は透明、均一に相溶しており、溶
融状態で静置した後も状態の変化が見られなかった。結
果を表2に示した。
【0022】実施例2〜5 相溶化剤のポリエステルポリオール(参考例3)を変化
させること以外は、実施例1と同様の手順のポリエステ
ルポリオール混合物を作成した。得られた結果を表2に
示した。
【0023】比較例1 相溶化剤のポリエステルポリオール(参考例3)を用い
ないこと以外は、実施例1と同様の手順でポリエステル
ポリオール混合物を作成した。相溶化剤を用いない場
合、ポリエステル混合物は相溶性が悪く、溶融状態で静
置することにより上下に分離した。得られた結果を表2
に示した。
【0024】実施例6および7 参考例1のポリエステルポリオール((1)AA+H
D)と参考例2のポリエステルポリオール((2)DD
A+HD)の比率を変化させること以外は、実施例1と
同様の手順のポリエステルポリオール混合物を作成し
た。得られた結果を表2に示した。
【0025】
【表2】
【0026】参考例4 (ブロック共重合体の作成方法) (1)AAとHDからなるポリエステルポリオールと
(2)DDAとHDからなるポリエステルポリオールを
重量比50:50で、合計300gを500mlのフラ
スコに仕込み、フラスコ内を窒素置換した。このフラス
コを180℃まで加熱した。チタンテトラブトキシド1
0mgを加え、混合物を1時間攪拌し、エステル交換反
応を行った。その後、フラスコ内の温度を130℃まで
下げ、1/10Nのリン酸ジブチルトルエン溶液をチタ
ンテトラブトキシドの1.2倍モル添加して、2時間攪
拌し、触媒の失活を行った。
【0027】実施例8および9 実施例1、4で使用したポリエステルポリオール参考例
3のランダム共重合体ポリエステルポリオールの代わり
に、参考例4で得られたブロック共重合体を相溶化剤と
して用いること以外は、同様の手順によりポリエステル
ポリオール混合物を作成した。得られた結果を表3に示
した。
【0028】
【表3】
【0029】実施例10 参考例1のポリエステルポリオールの代わりに、表4に
示すAA、HD以外の成分を含むポリエステルポリオー
ルを用いること以外は、実施例1と同様の手順でポリエ
ステルポリオール混合物を作成した。ポリエステルポリ
オール混合物は白濁しており、24時間の静置後も状態
の変化はなかった。結果を表4に示した。
【0030】実施例11 参考例1のポリエステルポリオールの代わりに、表4に
示すAA、HD以外の成分を含むポリエステルポリオー
ルを用いること以外は、実施例5と同様の手順でポリエ
ステルポリオール混合物を作成した。ポリエステルポリ
オール混合物は白濁しており、24時間の静置後も状態
の変化はなかった。結果を表4に示した。
【0031】比較例2〜4 参考例1のポリエステルポリオールの代わりに、表4に
示すポリエステルポリオールを用いること以外は、実施
例1と同様の手順でポリエステルポリオール混合物を作
成した。ポリエステルポリオール混合物は24時間の静
置後、上下に分離していた。結果を表4に示した。
【0032】
【表4】
【0033】実施例12 (1)、(2)、(3)のポリエステルポリオールおよ
び(4)のポリアルキレングリコールからなる混合物の
相溶性を検討した。 (1)(AA+HD)のポリエステルポリオール50重
量部、(2)(DDA+HD)のポリエステルポリオー
ル50重量部、合計100重量部と、(3)ポリエステ
ルポリオール(DDA/AA=40/60)23重量
部、および(4)平均分子量2000のポリプロピレン
グリコール(PPG(2000)と記載する)31重量
部を全体重量で30gになるように計り取り、内径35
mm、容量100mlのガラスビンに入れ、120℃で
溶融し、加熱したままの状態でガラス棒で10分間攪拌
した。攪拌を止め、120℃で24時間放置した後の状
態を目視で観察した。得られたポリエステルポリオール
混合物は透明、均一に相溶しており、溶融状態で静置し
た後も状態の変化が見られなかった。結果を表5に示し
た。
【0034】実施例13〜16 (3)のポリエステルポリオールおよび(4)PPG
(2000)の比率を変化させること以外は、実施例1
2と同様の手順のポリエステルポリオール混合物を作成
した。得られた結果を表5に示した。
【0035】比較例5 (3)のポリエステルポリオールを用いないこと以外
は、実施例12と同様の手順でポリエステルポリオール
混合物を作成した。(3)のポリエステルポリオールを
用いない場合、ポリエステルポリオールの混合物は相溶
性が悪く、溶融状態で静置することにより上下に分離し
た。得られた結果を表5に示した。
【0036】比較例6 (3)のポリエステルポリオールおよび(4)PPG
(2000)の添加比率が高いこと以外は、実施例12
と同様の手順のポリエステルポリオール混合物を作成し
た。(3)のポリエステルポリオールの添加量が多い場
合、ポリエステルポリオールの混合物は相溶性は良好で
あったが、後に示すように、これを用いて得られる接着
剤の硬化速度は低いものである。得られた結果を表5に
示した。
【0037】実施例17および18 (1)のポリエステルポリオールと(2)のポリエステ
ルポリオールの比率を変える以外は、実施例12と同様
の手順のポリエステルポリオール混合物を作成した。得
られた結果を表5に示した。
【0038】
【表5】
【0039】実施例19および20実施例12、15
で、(3)ポリエステルポリオールに参考例3のランダ
ム共重合体ポリエステルポリオールを用いる代わりに、
参考例4のブロック共重合体を相溶化剤として用いるこ
と以外同様の手順によりポリエステルポリオール混合物
を作成した。得られた結果を表6に示した。
【0040】
【表6】
【0041】実施例21(1)のポリエステルポリオー
ルの代わりに、表7に示すAA、HD以外の成分を含む
ポリエステルポリオールを用いること以外は、実施例1
2と同様の手順でポリエステルポリオール混合物を作成
した。ポリエステルポリオール混合物は白濁しており、
24時間の静置後も状態の変化はなかった。結果を表7
に示した。
【0042】実施例22(1)のポリエステルポリオー
ルの代わりに、表7に示すAA,HD以外の成分を含む
ポリエステルポリオールを用いること以外は、実施例1
6と同様の手順でポリエステルポリオール混合物を作成
した。ポリエステルポリオール混合物は白濁しており、
24時間の静置後も状態の変化はなかった。結果を表7
に示した。
【0043】比較例7〜9 (1)のポリエステルポリオールの代わりに、表7に示
すポリエステルポリオールを用いること以外は実施例1
2と同様の手順でポリエステルポリオール混合物を作成
した。ポリエステルポリオール混合物は24時間の静置
後、上下に分離していた。結果を表7に示した。
【0044】
【表7】
【0045】実施例23 (接着剤の合成) (1)表1参考例1のポリエステルポリオール(AA−
HD)50重量部、(2)参考例2のポリエステルポリ
オール(DDA−HD)50重量部、計100重量部
と、(3)参考例3のポリエステルポリオール(DDA
/AA=40/60)23重量部、および(4)PPG
(2000)31重量部を、合計重量が80gになるよ
うに計り取り、500mlのセパラブルフラスコに入
れ、窒素置換し、これを120℃で加熱溶融した。更
に、250rpmで攪拌しながら120℃、50mmH
gで1時間脱水処理し、10分間の窒素置換を行なっ
た。4成分のこの温度での相溶性は、透明で均一であっ
た。その後、前もって60℃に加温しておいた4,4−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDIと記載す
る)(仕込みのポリエステルポリオール混合物のOH基
に対し、1.1倍モル)を一度に添加し、窒素雰囲気
下、さらに120℃、1.5時間攪拌して接着剤を合成
した。得られた接着剤については、下記の物性測定法に
よりイソシアネート基含有率およびセットタイムの測定
を行った。その結果を表8に示した。
【0046】物性測定法 (1)イソシアネート基含有率 上記の方法で合成した接着剤のイソシアネート基の含有
率は以下の方法で算出した。合成した接着剤3〜6gを
300ml共栓付三角フラスコに入れ、秤量し、トルエ
ン25mlに完全に溶解する。これにジブチルアミンの
トルエン溶液(ジブチルアミン26gを乾燥トルエン2
00mlに溶解して調製)10mlを加えて良く振り混
ぜる。15分静置後、2−プロパノール100mlとブ
ロモクレゾールグリーン指示薬を加え、攪拌しながらN
/2の塩酸で滴定する。 イソシアネート含有率(%)=21.01×(B−A)×f×1
00/S×1000 A:試料の滴定に要したN/2塩酸の量(ml) B:空試験の滴定に要したN/2塩酸の量(ml) S:ポリエステルポリオールの重量(g) f:N/2塩酸のファクター (2)セットタイムの測定 日本接着工業会規格JAI7のA法に準じて測定した。
被着材には段ボール(クラフトライナーBフルート)を
使用した。試験片は幅50mm、長さ100mmとし、
フルートの方向は幅に対して並行(試験片材料C)と直
角(試験片材料D)の2種類を作成した。溶融温度12
0℃に調整した接着剤を、試験片材料Cの表面に、フル
ートに対して並行に紐状に塗布し、試験片材料Dの裏面
でフルートがクロスするように貼り合わせ、圧締して試
験片とした。接着の条件は、接着剤塗布量3g/m、オ
ープンタイム2秒、圧締荷重2kgである。接着剤の塗
布位置は、試験片材料Cの長さ方向の端部から25mm
の位置とした。圧締時間をストップウォッチで計時しな
がら、一定時間経過ごとに圧締を開放し、その直後に接
着試験片の接着部をはく離形式で破壊させた。このと
き、破壊様式が材料破壊を示し、80%以上の接着試験
片で材料破壊率80%を示す最短の圧締経過時間を、セ
ットタイムとして測定した。なお、セットタイムの測定
は、室温23℃の環境下で行った。得られた結果を表8
に示した。
【0047】実施例24〜26 (3)のポリエステルポリオールおよび(4)PPG
(2000)の比率を変化させること以外は、実施例2
3と同様の手順で接着剤を作成した。結果を表8に示し
た。
【0048】比較例10 (3)のポリエステルポリオールを用いないこと以外
は、実施例23と同様の手順で接着剤を作成した。得ら
れた結果を表8に示した。
【0049】比較例11 (3)のポリエステルポリオールおよび(4)PPG
(2000)の比率を変化させること以外は、実施例2
3と同様の手順で接着剤を作成した。結果を表8に示し
た。(3)のポリエステルポリオールを多く添加した接
着剤はセットタイムが遅いものであった。
【0050】比較例12 ポリエステルポリオールとして(3)のポリエステルポ
リオールのみを使用し、それ以外は、実施例23と同様
の手順で接着剤を作成した。(3)のポリエステルポリ
オールとポリプロピレングリコール(PPG)の混合物
は良好な相溶性を示したが、得られた接着剤はセットタ
イムが遅いものであった。得られた結果を表8に併せて
示した。
【0051】
【表8】
【0052】実施例27および28 実施例23、25で、(3)のポリエステルポリオール
として参考例3のランダム共重合体ポリエステルポリオ
ールを用いる代わりに、参考例4のブロック共重合体を
相溶化剤として用いたポリエステルポリオール混合物を
使用して溶融接着剤を作成した。得られた結果を表9に
示した。
【0053】
【表9】
【0054】
【発明の効果】本発明により、ドデカン二酸の物性を生
かしつつ、容易に入手可能なアジピン酸を併用した、経
済性のあるポリエステルポリオール混合物に必要な相溶
化剤を提供すること、および、これを使用して得られる
使用時の取り扱いの容易さと接着時間の短さを考慮した
ポリエステルポリオール混合物を提供すること、さら
に、ポリイソシアネートと反応させて、接着時間が短い
溶融接着剤を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 175/08 C09J 175/08 Fターム(参考) 4J002 CF031 CH012 CH022 GJ01 4J029 AA01 AA03 AB02 AC02 AE13 AE17 AE18 BA02 CA00 CA01 CA02 CA06 4J034 BA05 BA07 DA01 DB03 DB04 DB05 DF01 DF14 DF15 DF16 DF19 DF20 DG02 DG03 HA01 HA02 HA06 HA07 HC02 HC03 HC12 HC13 HC17 RA08 SA02 4J040 EF111 EF132 JB01 LA01 LA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドデカン二酸、アジピン酸および1,6−
    ヘキサンジオールを含み、ドデカン二酸とアジピン酸の
    使用比率が、モル比で90:10〜10:90であるポ
    リエステルポリオールからなり、(1)アジピン酸と
    1,6−ヘキサンジオールを含むポリエステルポリオー
    ルと、(2)ドデカン二酸と1,6−ヘキサンジオール
    を含むポリエステルポリオールとの混合物用の相溶化
    剤。
  2. 【請求項2】(1)アジピン酸と1,6−ヘキサンジオ
    ールを含むポリエステルポリオール10〜90重量部 (2)ドデカン二酸と1,6−ヘキサンジオールを含む
    ポリエステルポリオール90〜10重量部 トータル(1)+(2) 100重量部に
    対し、 (3)請求項1記載の相溶化剤5〜100重量部 (4)ポリアルキレングリコール 0〜50重量
    部、を含むポリエステルポリオール混合物。
  3. 【請求項3】(4)ポリアルキレングリコールがポリプ
    ロピレングリコールである請求項2記載のポリエステル
    ポリオール混合物。
  4. 【請求項4】(4)ポリアルキレングリコールの平均分
    子量が700〜5000である請求項3記載のポリエス
    テルポリオール混合物。
  5. 【請求項5】請求項2〜4いずれか1項記載のポリエス
    テルポリオール混合物とポリイソシアネートを反応させ
    て得られる溶融接着剤。
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