JP2003183115A - 変温潤滑剤 - Google Patents

変温潤滑剤

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JP2003183115A
JP2003183115A JP2001402832A JP2001402832A JP2003183115A JP 2003183115 A JP2003183115 A JP 2003183115A JP 2001402832 A JP2001402832 A JP 2001402832A JP 2001402832 A JP2001402832 A JP 2001402832A JP 2003183115 A JP2003183115 A JP 2003183115A
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water
polyoxyethylene
skin
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Takashi Saijo
隆 西城
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SHOKO KAGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気化熱や吸熱反応に因らない冷感付与と、皮
膚刺激や発熱反応に因らない温感付与とを、1次的では
無く永続性と耐洗濯性及び柔軟性を有し且つ、肌への潤
滑性をも付与出来ることを可能とする。 【解決手段】 冷感は油溶性ビタミン類か植物油の少な
くとも一方とアルコール類と及び被覆剤を担体に包含さ
せることで、柔軟性に富んだ心地良い冷感と肌への潤滑
性とが得られる。また、温感は水不溶性物質の少なくと
も一方と被覆剤の少なくとも2種とを担体に包含させる
ことで、柔軟性に富んだ心地良い温感と肌への潤滑性と
得られる。霊感付与も温感付与も水系加工か水含有物質
への添加を図る場合には、分散剤を使用すれば良い。な
お、分散剤無添加の剤は水不溶性物質の耐熱性を被覆剤
により向上出来るので、熱可塑性樹脂への添加が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、潤滑性に富んだ冷感が
気化熱や吸熱反応によることなく、また、潤滑性に富ん
だ温感が皮膚刺激によることなく得られる変温潤滑剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの冷感剤としては、L−メント
ールやサリチル酸メチルを使用した物がある。これらの
作用機構はL−メントールやサリチル酸メチルが気化す
る時に周辺の熱を奪う気化熱利用の1次的な冷感付与で
ある。また、尿素やキシリトールを使用したものの冷却
機構は、これらのものが水に溶ける時に吸熱反応を起し
て、周辺の熱を奪うことを利用した1次的な冷感付与で
ある。温感剤としては、カプサイシン、生姜エキス、芥
子等の皮膚刺激性物質を使用した物や、使い捨てカイロ
に見られる鉄が水と接触して水酸化第二鉄となる時の発
熱反応を利用した物があるが、いずれも一時的な温感付
与である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冷感
付与が気化熱利用や吸熱反応に因ること無く、温感付与
が皮膚刺激性物質や発熱反応に因ること無く、永続性に
富んだ冷感又は温感の付与機能を繊維や化粧品に与える
と共に、樹脂併用された繊維には耐洗濯性のある柔軟性
や肌への潤滑性をも付与し且つ、熱可塑性樹脂への練り
込みも出来ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明の変温潤滑剤は、冷感付与を図る為に水不溶性物
質である油溶性ビタミン類、アルコール類及び植物油の
1種又は2種以上と分散剤と被覆剤とを、無機担体に包
含させることである。また、油溶性ビタミン類とアルコ
ール類及び植物油の1種又は2種以上と被覆剤とを、無
機担体に包含させてもよい。
【0005】油溶性ビタミン類、植物油の1種又は2種
以上と分散剤及び又は被覆剤を無機担体に包含させた物
では冷感性が弱く、アルコール類と分散剤及び又は被覆
剤を無機担体に包含させたものでも冷感性が弱いのであ
る。しかしながら、油溶性ビタミン類か植物油の少なく
とも一方とアルコール類とを併用すると、風合いが柔ら
かく且つ、心地よい冷感性と肌への潤滑性とが得られる
のである。
【0006】油溶性ビタミン類又は植物油の少なくとも
1種とアルコール類、分散剤及び被覆剤を無機担体に包
含させた冷感性付与剤は、水や有機溶媒を使用した加工
に供することが出来ると共に、化粧品への添加が可能と
なるのである。油溶性ビタミン類又は植物油の少なくと
も1種とアルコール類及び被覆剤とを無機担体に包含さ
せた冷感性付与剤は、熱可塑性樹脂への練り込みや化粧
品への添加が可能となるのである。
【0007】一方、温感を得るには、水不溶性物質のう
ちの少なくとも1種と分散剤及び又は被覆剤の少なくと
も2種とを無機担体に包含させることである。被覆剤が
1種だけの場合には温感性が得られ無いからである。何
故ならば、被覆剤を少なくとも2種使用することによっ
てのみ被覆剤の一方が熱不良導体として機能し、他方の
被覆剤が蓄熱剤とし機能するからである。
【0008】水不溶性物質の少なくとも1種と分散剤及
び被覆剤の少なくとも2種とを無機担体に包含させた温
感性付与剤は、水や有機溶媒を使用した加工に供すこと
が出来ると共に、化粧品への添加が可能となるのであ
る。水不溶性物質の少なくとも1種と被覆剤の少なくと
も2種とを無機担体に包含させた温感性付与剤は、熱可
塑性樹脂への練り込みや化粧品への添加が可能と成るの
である。
【0009】これらの冷感性付与並びに温感性付与剤
は、いずれもが肌への潤滑性を有すると共に、樹脂併用
をした繊維加工品は風合い硬化を来すこと無く柔軟であ
る。
【0010】分散剤は水系物質への添加又は水で稀釈す
る場合に添加するのであって、アニオン系分散剤を使用
するか又は、ノニオン系分散剤を使用するかは併用剤の
イオン性により決定すべきである。即ち、アニオン系の
併用剤にはアニオン系分散剤を、ノニオン系やカチオン
系の併用剤にはノニオン系分散剤を使用すべきである。
【0011】無機担体は冷感性や温感性と共に潤滑性を
も付与する剤を包含させる為、変温潤滑剤には有機担体
では無く、膨潤性や親水性の無い疎水性の無機担体が必
用となる。
【0012】有機担体としては、α−サイクロデキスト
リン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキス
トリン、無水結晶マルトース、活性炭粉末等の物があ
る。これらの有機担体の中でα−サイクロデキストリ
ン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキスト
リン及び無水マルトースは水に溶けると共に、250℃
〜300℃の高温下では炭化が始まる為に使用出来ない
のである。また、活性炭粉末は色が黒いことと疎水性で
は無いことにより、変温潤滑剤の担体には成り得ないの
である。
【0013】膨潤性の無機担体としては、ナトリウム4
珪素雲母やテニオライトがある。これらの担体では水の
包含率が高く、水不溶性物質のみを包含していても水と
接触すると、水不溶性物質を追い出して水を多く包含す
ることになるので、水不溶性物質の担持体としては使用
出来ないのである。
【0014】親水性の無機担体としては、スメクタイ
ト、カオリナイト、バイロフィライト、ハロイサイト、
セピオライト、アタパルジャイト、ベントナイト、ゼオ
ライト、球形多孔質シリカ、球形多孔質中空シリカ、無
水ケイ酸等の物があるが、疎水性で無い為に水不溶性物
質や被覆剤を包含し難いのである。
【0015】なお、カオリナイトやバイロフィライト等
のクレーに脂肪族アミンや疎水性物質で処理し、クレー
の結晶表面に有機基を吸着させて親油化させた物もあ
る。これらの物は水不溶性物質や被覆剤を包含させる
と、脂肪族アミンや疎水性物質がクレー表面から脱落す
る為、水不溶性物質や被覆剤の保持性を低下させるので
ある。また、脂肪族アミンによる親油化や有機アミンと
反応させた有機ベントナイトは経時により担体を黄変さ
せる欠点を有している。
【0016】球形多孔質シリカと球形多孔質中空シリカ
とは、減圧下では容易に水不溶性物質や被覆剤を包含す
るが、1次粒子径が0.2〜25μと細かいにもかかわ
らず真密度が2.1g/cmと高いので、変温潤滑剤
を包含させた物を水で稀釈すると沈降するので使用が困
難であり、風合硬化を来すことになる。
【0017】BET法による比表面積が35〜330m
/gで、1次粒子の平均径が7〜40ナノメーターで
ある無水ケイ酸は、攪拌下で変温潤滑剤を包含すること
が出来る。しかしながら、無水ケイ酸が疎水化されてい
ないので、これらの担体に包含させた水不溶性物質と被
覆剤とは吸着包含出来ないのである。それ故、無水ケイ
酸に包含させた変温潤滑剤を水で稀釈すると、分散剤に
より水不溶性物質と被覆剤とが全て水中に放出されて乳
化するので、担体として機能しないことになる。
【0018】BHT法による比表面積が35〜300m
/gで、1次粒子径の平均粒子が5〜20ナノメータ
ーであるシリル化無水ケイ酸(以下単に「無機担体」と
略記する)は、水不溶性物質と被覆剤とを攪拌すること
により包含する。なお、水不溶性物質は被覆剤を併用し
て無機担体に包含させると、耐熱性が少なくとも100
℃は向上すると共に、酸化防止機能をも獲得するので、
可塑性樹脂への添加が可能となるのである。また、この
物に分散剤を添加して水に分散させても、不溶性物質と
被覆剤とは担体に大部分包含されているので、変温潤滑
剤としての機能を喪失することが無い。また、超微粒子
体の分散配合物に見られる分離が無いだけでなく、本発
明の変温潤滑剤は水に分散させても凝集や沈殿を来すこ
とがないだけで無く、水で稀釈した分散物を静置してお
いても、経時変化としての沈殿や凝集を来すことが無い
のである。
【0019】それ故、本発明の変温潤滑剤は、短繊維に
加工すると繊維と繊維との間に入り込むので、樹脂を併
用した加工では耐洗濯性を飛躍的に高めることになる。
なお、長繊維への加工では変温潤滑剤が繊維表面に留ま
るのに対し、短繊維への加工では変温潤滑剤が繊維間に
入り込む為に長繊維への加工品ほどには変温機能が得ら
れ無いことになる。それ故、短繊維や静電防止加工及び
又は抗菌加工が施された長繊維には、エマルジョンの粒
子径の大きいエチレン酢酸ビニルコポリマーのエマルジ
ョンやアクリエマルジョンを使用すべきである。樹脂を
使用した長繊維への加工に於いては、樹脂単品の加工と
比較しても柔軟性に富んだ加工品となり、樹脂併用時の
風合い硬化を来さないことである。
【0020】超微粒子体に担持させた変温潤滑剤は、化
粧品のクリームファンデーションや乳液に変温潤滑剤を
組み込んでも、凝集や沈殿を来さないのでファンデーシ
ョンや乳液の延びや、ノリを阻害すること無く肌に変温
潤滑の機能を付与出来るのである。
【0021】
【発明の実態の態様】上記のように構成れた変温潤滑剤
は分離すること無く、また、水で稀釈したり、化粧品に
組み込んでも凝集や沈殿を来すこと無く、変温潤滑の機
能を繊維や肌に付与することが出来る。
【0022】
【実施例1】油溶性ビタミン類がレチノイドを、アル
コール類がアニスアルコールを、植物油が椿油を、
分散剤がエチレンオキサイドの付加モル数が10モルで
あるポリオキシエチレンラウリルエーテルを、被覆剤
がジメチルシリコーンオイルを、無機担体を、脂肪
族アミンで親油化されたカオリナイトをとして、下記
の配合物を調製した。なお、エチレンオキサイドの付加
モル数がnのものは、以下単に「(nE.O.)」と略
記する。 : : : : : : 10 : 0 : 0 :100: 1 :10 : 0 → (A) 10 : 0 : 0 :100: 1 : 0 :10 → (B) 0 :10 : 0 :100: 1 :10 : 0 → (C) 0 :10 : 0 :100: 1 : 0 :10 → (D) 0 : 0 :10 :100: 1 :10 : 0 → (E) 0 : 0 :10 :100: 1 : 0 :10 → (F) 10 :10 : 0 :100: 1 :10 : 0 → (G) 10 :10 : 0 :100: 1 : 0 :10 → (H) 10 : 0 :10 :100: 1 :10 : 0 → (I) 10 : 0 :10 :100: 1 : 0 :10 → (J) 0 :10 :10 :100: 1 :10 : 0 → (K) 0 :10 :10 :100: 1 : 0 :10 → (L) 5 :10 : 5 :100: 1 :10 : 0 → (M) 5 :10 : 5 :100: 1 : 0 :10 → (N) 試験 (A)〜(N)までの配合物各3gと1液性の水溶性ウ
レタン(日本エヌエスシー株式会社製品:ヨドゾールR
A−8)3gとを水94gに溶解して処理液を調製し、
その中にナイロン製のソックスを浸してすぐに絞り、乾
燥後に着用試験に供した。尚、ナイロン製ソックス1足
当たりの目付けは8gで、絞り率は100%、乾燥は8
0℃に設定された乾燥機で7分間乾燥した。着用試験は
30歳台の男性二人と30歳台の女性3人により、処理
品と無処理品とを片方ずつ履いた試験であり、着用も左
右を交換しての確認である。 結果(室内平均気温28℃に於いて) (A):着用5分間経過後に微かな冷感を感じたが、風
合いは硬かった。 (B):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (C):着用5分間経過後に微かな冷感を感じたが、風
合いは硬かった。 (D):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (E):着用5分間経過後に微かな冷感を感じたが、風
合いは硬かった。 (F):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (G):着用後すぐに心地よい冷感が得られ、経時によ
る冷感喪失も無く、風合いが柔らかく且つ、肌への潤滑
性にも富んでいた。 (H):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (I):着用5分間経過後に微かな冷感を感じたが、風
合いは硬かった。 (J):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (K):着用後すぐに心地よい冷感が得られ、経時によ
る冷感喪失も無く、風合いが柔らかく且つ、肌への潤滑
性に富んでいた。 (L):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 (M):着用後すぐに心地よい冷感が得られ、経時によ
る冷感喪失も無く、風合いが柔らかく且つ、肌への潤滑
性に富んでいた。 (N):着用5分間経過後も冷感を得ず、風合いも硬か
った。 又、微かでも冷感付与機能を有する処理品を洗濯ネット
に入れ、それぞれを洗濯試験JIS C 9606に供
したところ、(A)、(C)、(E)のいずれもが洗濯
1回で冷感付与機能を喪失していた。なお、(G)、
(I)、(K)、(M)は、いずれも洗濯30回後も冷
感付与機能は経時による喪失が無く、柔軟性とを有し、
肌への潤滑性付与機能をも有していた。
【0023】
【実施例2】油溶性ビタミン類がトコフェロールを
(a)、アルコール類がβ−フェノキシエタノールを
(b)、植物油がパーム油を(c)、分散剤がポリオキ
シエチレンオレエート(8E.O.)を(d)、ジオク
チル・スルホコハク酸のNa塩を(e)、被覆剤が2−
エチルヘキサン酸セトステアリルを(f)、無機担体を
(g)として下記の試験に供した。 (a): (b): (c): (d): (e): (f): (g) 10: 10: 0: 60: 0: 5: 7 → (1) 10: 10: 0: 0: 80: 5: 7 → (2) 0: 10: 10: 60: 0: 5: 7 → (3) 0: 10: 10: 0: 80: 5: 7 → (4) 10: 10: 0: 0: 0: 5: 5 → (5) 0: 10: 10: 0: 0: 5: 5 → (6) 10: 10: 0: 60: 0: 0: 7 → (7) 10: 10: 0: 0: 80: 0: 7 → (8) 試験 (1)〜(4)までの物を重量当たり各3%ずつ市販の
ボディーローションに添加した物を検体とし、無添加の
物を対象検体とする。右側の背中に検体1g、左側の背
中に対象検体1gを各々塗り広げ、乾いてから半袖の下
着を着用し、室内で1時間後冷感の有無を確認した。な
お、被験者は30歳台の男性4人で、被験者は1検体の
みの塗布で、室内温度は28℃である。 結果 検体側はいずれの物も心地良い冷感がえられ、
体を動かすと更に冷感が増し、経時による冷感喪失は無
かった。また、塗布した肌は潤滑性を帯びて艷やかであ
った。対象検体側はいずれも冷感が得られず、肌も潤滑
性と艶やかさとに欠けていた。
【0024】
【実施例3】実施例2記載の配合物を使って下記の試験
をした。 試験 (5)と(6)とをそれぞれ市販のクリームフ
ァンデーションに重量当たり3%添加した物を検体と
し、無添加物を対象検体とした。30歳台、40歳台、
50歳台の女性一人ずつに右頬には検体、左頬には対象
検体を塗って試験をした後、塗布側を逆にして再確認し
た。なお、試験は平均気温28℃の室内で行った。 結果 被験者のいずれもが検体を塗布して1分後に心
地良い冷感を検体側に感じ、7時間後に洗顔するまで冷
感が喪失することが無かった。また、塗布性は対象検体
に比して、延び、ノリ共に良く、肌がしっとりと潤って
いた。対象検体側には被験者のいずれもが、冷感を感じ
ることが無かった。
【0025】
【実施例4】実施例2記載の配合物を使って下記の試験
をした。 試験 エチレン酢酸ビニルコポリマーのエマルジョン
(ポリゾールEVA AD−5:昭和高分子株式会社製
品)3重量%と(1)、(3)、(7)、(8)のいず
れか一方を各5重量%溶解した液に、綿の天竺(目付:
150g/m)をパディングし、絞って乾燥する。絞
り率は90%、乾燥は110℃に設定された乾燥炉で1
5分間行う。着用試験は、30歳台の男性3人と女性2
人の計5人に肘から下5cmの腕に10cmの幅で一重
に巻き、その上を粘着テープで固定した。平均気温28
℃の室内で10分間経過後に着用感を聞いた。 結果 (1)、(3)の処理物は変色が無く、5人の
被験者は共に心地良い冷感がえられ、実施例1記載の洗
濯試験30回後も風合いが柔らかく、心地良い冷感と肌
への潤滑性が得られた。(7)、(8)の処理物は、乾
燥後には共に薄い暗赤色を呈して風合いは硬く、被験者
5人全てが冷感を得られなかった。また、(1)、
(3)の併用樹脂をポリゾールEVA AD−5からヨ
ドゾールRA−85に置換すると、(1)、(3)を使
用していても、冷感も肌への潤滑性も5人の被験者は得
られなかった。
【0026】
【実施例5】実施例2記載の配合物を使って下記の試験
をした。 試験 ポリエチレンテレフタレートのチップ(以下単
に「チップ」と略記する)重量に対して、(1)、
(3)、(5)、(6)の調製物を各5%ずつ配合し、
ポリストロープ加熱式スクリューを有したエクストルダ
ーでそれらを個々に280℃で溶融紡糸し、延伸後に繊
度14デニール、繊維長70mmの短繊維とする。この
短繊維をニードルパンチにかけて厚み1mm、目付10
0g/mの不織布を作り、28℃の室内で試験III
の被験者の背中に貼って10分後に確認した。 結果 (1)、(3)使用の不織布は共に黒ずんでお
り、5人の被験者はいずれの不織布にも冷感を感知しな
かった。(5)、(6)使用の不織布は変色の無い柔ら
かな物で、5人の被験者全員が両不織布に冷感を感じた
し、確認後も2時間貼ったままにしておいたが冷感喪失
を来すことが無く肌はしっとりと潤っていたが、不織布
への後加工品程には冷感が強く無かった。また、
(5)、(6)使用の不織布を実施例1記載の洗濯試験
を50回繰り返しても変色が無くて柔らかく、冷感機能
と肌への潤滑付与機能とを有していた。
【0027】
【実施例6】水不溶性物質がテトラヘキシルデカン酸ア
スコビルを(イ)、アルコール類がα−ヒドロキシトル
エンを(ロ)、植物油がローズマリーエキスを(ハ)、
分散剤がポリオキシエチレンアリルエーテル(12E.
O.)を(ニ)、モノオクチル・スルホコハク酸のCa
塩を(ホ)、被覆剤が硬化ヒマシ油を(ヘ)、流動パラ
フィンを(ト)、無機担体を(チ)として、下記の物を
調製して試験を行った。 (イ):(ロ):(ハ):(ニ):(ホ):(ヘ):(ト):(チ) 10: 0: 0: 60: 0: 7: 0: 10 10: 8: 0: 60: 0: 7: 0: 10 10: 0: 8: 60: 0: 7: 0: 10 10: 0: 0: 60: 0: 7: 7: 10 10: 0: 0: 0: 0: 7: 7: 10 0: 0: 10: 0: 80: 7: 0: 10 0: 8: 10: 0: 80: 7: 0: 10 0: 0: 10: 0: 80: 7: 7: 10 0: 10: 0: 0: 0: 7: 0: 10 0: 10: 0: 0: 0: 7: 7: 10 ▲10▼ 試験 〜▲10▼の各3gとヨドゾールA4100(日本エ
ヌエスシー株式会社製品:アクリルエマルジョン)3g
とを水94gに分散させ、ナイロン製ソックス(1足当
たり8g)をパディングにて処理し、絞り率100%で
絞り、80℃で7分間乾燥して着用試験に供した。な
お、被験者は実施例1と同様であり、処理品と無処理品
とを交互に片足ずつ履いた。 結果 着用して3分後の確認では、5人の被験者はいずれもが
、、、▲10▼の処理品に対して、汗ばむ温かさ
を感じたが他の処理物には温かさを感じず、、、
の処理品では逆に冷感を得た。また、、、、▲1
0▼の処理品を着用した側では、足の裏や脹脛の部分が
すべすべとした潤滑性を呈していた。実施例1の洗濯試
験を30回繰り返しても効能低下を来すことがく、の
処理品は芳香を呈していた。
【0028】
【実施例7】試験 実施例6記載の配合物、、 を市販のボディーロ
ーションに3重量%配合し、実施例1の被験者5人の背
中に塗布した後、下着を着用して5後に確認した。 結果 の配合品では冷感も温感も無く、の配合品では冷感
を得たが、の配合物では温感を得た。また、の温感
は温水で絞ったタオルで拭き取る迄の6時間持続し、配
合品を塗布した側の肌はしっとりと潤うと共に芳香を呈
していた。
【0029】
【実施例8】試験 実施例5記載のポリエステル不織布を製造するに際し、
実施例6記載の配合物、のみをチップ重量に対して
各々5%添加した。50歳台の男女各5人の背中に10
cm角の不織布を貼り、下着を着用して10分後に確認
した。なお、、の添加された不織布は検体とし、無
添加の不織布は対象検体とすした。 結果 が添加された不織布は褐色に変色しており、全ての被
験者は何も感じなかった。が添加された不織布には変
色が見られず、被験者全員が温かさを感じた。5時間後
に不織布を剥がしたが、剥がすまでの5時間は温かさが
持続しており、肌は艷やかに潤っていた。実施例1記載
の洗濯試験に30回供しても、の不織布は処理上がり
の効能を保持していた。また、遊離残留塩素が0.5m
g/Lである汲みたての水道水50ccに塩素呈色剤
(残留塩素測定液:株式会社アサコ製品)を0.1cc
添加すると黄色に呈色す。この黄色に呈色した液に薬剤
無添加の不織布と、が添加された不織布とを個々に
入れてテトラヘキシルデカン酸アスコビルの残存確認を
した。テトラヘキシルデカン酸アスコビルが残存してい
れば、黄色に呈色した液が無色なるからである。が添
加された不織布は洗濯30回後の物でも、不織布の浸漬
と同時に黄色が退色して5秒後には無色となったが、無
添加と添加の不織布は共に変化が無く、液は黄色に呈
色したままであった。
【0030】
【発明の効果】本発明の温感潤滑剤は繊維に後加工で柔
軟性に富んだ冷感や温感を付与出来るのみならず、肌に
潤滑性をも付与出来ると共に、化粧品に添加して温感や
冷感の付与と肌への潤滑性を付与出来ることである。ま
た、本加工剤は耐熱性の向上を図り得るので、熱可塑性
樹脂への添加が不可能と思われていた物質の用途を拡大
するものである。
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月25日(2002.2.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 有機担体としては、α−サイクロデキス
トリン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキ
ストリン、無水結晶マルトース、活性炭粉末等の物があ
る。これらの有機担体の中でα−サイクロデキストリ
ン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキスト
リン及び無水結晶マルトースは水に溶けると共に、25
0℃〜300℃の高温下では炭化が始まる為に使用出来
ないのである。また、活性炭粉末は色が黒いことと疎水
性では無いことにより、変温潤滑剤の担体には成り得な
いのである。また、柔軟剤や抗菌剤、香料、湿潤剤等の
機能剤を有機隔壁からなるマイクロカプセルに包含させ
た物では、樹脂併用で繊維や紙、不織布に加工されるの
が通例であり、加工段階でカプセル破壊を来して機能剤
の歩留まり低下を来す欠点を有している。加工時のカプ
セル破壊を免れた場合に於いても機能発現にはカプセル
破壊を要するが、カプセル破壊により裸になった機能剤
は経時の耐久性に乏しく、耐洗濯性を有していないので
ある。況や、本発明の変温潤滑剤は、担体に包含させる
水不溶性物質と被覆剤との組み合わせにより、温感及び
又は湿潤、冷感及び又は湿潤の各機能を保持させる為、
有機マイクロカプセルは変温潤滑剤の担体には成り得な
いのである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月20日(2002.6.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 BET法による比表面積が35〜33
0m/gで、1次粒子の平均粒子径が7〜40ナノメ
ーターである無水ケイ酸は、攪拌下で変温潤滑剤を包含
することが出来る。しかしながら、無水ケイ酸が疎水化
されていないので、水不溶性物質と被覆剤とを担体に強
固な吸着包含を図ることが出来ないのである。それ故、
無水ケイ酸に包含させた変温潤滑剤を水で稀釈すると、
分散剤により水不溶性物質と被覆剤とが全て水中に乳化
状態で放出されてしまうので、保持担体として機能しな
くなるのである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 BET法による比表面積が35〜30
0m/gで、1次粒子径の平均粒子が5〜20ナノメ
ーターであるシリル化無水ケイ酸(以下単に「無機担
体」と略記する)は、水不溶性物質と被覆剤とを攪拌下
で強固な吸着包含を図ることが出来る。なお、水不溶性
物質は被覆剤を併用して無機担体に吸着包含させると、
耐熱性が少なくとも100℃は向上すると共に、酸化防
止機能をも獲得するので、熱可塑性樹脂への添加が可能
となると共に、水溶性カテキン類の変色防止をも図り得
るのである。また、この物に分散剤を添加して水に分散
させても、水不溶性物質と被覆剤とは無機担体に大部分
吸着包含されているので、変温潤滑剤としての機能を喪
失することが無い。また、超微粒子体の分散配合物に見
られる分離が無いだけでなく、本発明の変温潤滑剤は水
に分散させても凝集や沈殿を来すことがないだけで無
く、水で希釈した分散物を静置しておいても、経時変化
としての沈殿や凝集を来すことが無いのである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例6】 水不溶性物質がテトラ2−ヘキシルデカ
ン酸アスコルビルを(イ)、アルコール類がα−ヒドロ
キシトルエンを(ロ)、植物油がローズマリーエキスを
(ハ)、分散剤がポリオキシエチレンアリルエーテル
(12E.O.)を(ニ)、モノオクチル・スルホコハ
ク酸のCa塩を(ホ)、被覆剤が硬化ヒマシ油を
(ヘ)、流動パラフィンを(ト)、無機担体を(チ)と
して、下記の物を調製して試験を行った。 (イ):(ロ):(ハ):(ニ):(ホ):(ヘ):(ト):(チ) 10 : 0 : 0 :60 : 0 : 7 : 0 :10 10 : 8 : 0 :60 : 0 : 7 : 0 :10 10 : 0 : 8 :60 : 0 : 7 : 0 :10 10 : 0 : 0 :60 : 0 : 7 : 7 :10 10 : 0 : 0 : 0 : 0 : 7 : 7 :10 0 : 0 :10 : 0 :80 : 7 : 0 :10 0 : 8 :10 : 0 :80 : 7 : 0 :10 0 : 0 :10 : 0 :80 : 7 : 7 :10 0 :10 : 0 : 0 : 0 : 7 : 0 :10 0 :10 : 0 : 0 : 0 : 7 : 7 :10 ▲10▼ 試験 〜▲10▼の各3gとヨドゾールA4100(日本エ
ヌエスシー株式会社製品:アクリルエマルジョン)3g
とを水94gに分散させ、ナイロン製ソックス(1足当
り8g)をパディングにて処理し、絞り率100%で絞
り、80℃で7分間乾燥して着用試験に供した。なお、
被験者は実施例1と同様であり、処理品と無処理品とを
交互に片足ずつ履いた。 結果 着用して3分後の確認では、5人の被験者いずれもが
、、▲10▼には冷感や温感を感じることなく、
、には微かな冷感を感じる程度であり、、には
汗ばむ温かさを感じ、、、には冷感を感じた。
た、、の処理品を着用すると、足の裏や脹脛の部分
スベスベとした潤滑性を呈していた。実施例1の洗濯
試験30回繰り返しても効能低下を来すことがなく、
の処理品は芳香を呈していた。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【実施例7】 試験 実施例6記載の配合物、、 を市販のボディーロ
ーションに3重量%配合し、実施例1の被験者5人の背
中に塗布した後、下着を着用して5分後に確認した。 結果 の配合品では微かな冷感を、の配合品では体感出来
る鮮明な冷感を、配合品では体感出来る鮮明な温感
を得た。また、の温感は温水で絞ったタオルで拭き取
る迄の6時間持続し、配合品を塗布した側の肌はしっと
りと潤うと共に芳香を呈していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/48 A61K 7/48 D01F 6/92 301 D01F 6/92 301B D06M 13/144 D06M 13/144 13/152 13/152 Fターム(参考) 4C083 AA121 AA122 AB171 AB172 AB432 AC011 AC021 AC022 AC061 AC152 AC172 AC181 AC182 AC351 AC352 AC401 AC402 AC641 AC781 AC782 AC791 AC792 AD041 AD151 AD152 AD611 AD621 AD622 AD641 AD642 AD651 AD661 AD662 AD671 CC01 CC02 CC04 CC05 DD23 DD30 DD31 EE06 EE11 4L033 AA02 AB04 AC10 AC15 BA01 BA11 BA13 BA21 4L035 EE20 FF05 JJ12 JJ14 JJ16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不溶性物質と分散剤及び又は被覆剤と
    を無機担体に包含させた変温潤滑剤。
  2. 【請求項2】 水不溶性物質が油溶性ビタミン類、アル
    コール類及び植物油の1種又は2種以上である請求項1
    記載の変温潤滑剤。
  3. 【請求項3】 油溶性ビタミン類がレチノイド、エルゴ
    カルシフェロール、コレカルシフェロール、エルゴステ
    ロール、デヒドロコレストロール、トコフェロール、ト
    コトリエリトール、テトラヘキシルデカン酸アスコビ
    ル、フィロキノン及びメナキオンの1種又は2種以上で
    ある請求項2記載の変温潤滑剤。
  4. 【請求項4】 アルコール類がα−ヒドロキシトルエ
    ン、アニスアルコール及びβ−フェノキシエタノールの
    高沸点アルコールの1種又は2種以上である請求項2記
    載の変温潤滑剤。
  5. 【請求項5】 植物油がオリーブ油、椿油、ホホバ油、
    パーム油、キャロット油、ブドウ油、油溶性ヨクイニン
    エキス及び油溶性ローズマリーエキスの1種又は2種以
    上である請求項2記載の変温潤滑剤。
  6. 【請求項6】 分散剤がエチレンオキサイドの付加モル
    数5〜12である(ポリオキシエチレン2−エチレンヘ
    キシル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオ
    キシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレント
    リデシルエーテル、ポリオキシエチレンオレエート、ポ
    リオキシエチレンアリルエーテル、ポリオキシエチレン
    アリルエーテルの硫酸エステルNa塩)、モノオクチル
    ・スルホコハク酸のNa塩又はCa塩及びジオクチル・
    スルホコハク酸のNa又はCa塩の1種又2種以上であ
    る請求項1記載の変温潤滑剤。
  7. 【請求項7】 被覆剤がジメチルシリコーンオイル、メ
    チル水素シリコーンオイル、流動パラフィン、パラフィ
    ンワックス、硬化牛脂脂肪酸ジエタノールアミド、硬化
    ナタネ油アルコール、硬化ヒマシ油、2−エチルヘキサ
    ン酸イソステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリ
    ル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン
    酸セトステアリル、水素添加ホホバ油、2−エチルヘキ
    サン酸アルキル(但し、アルキル基の炭素数が12,1
    3、14、16、18のいずれか一方である)の1種又
    は2種以上である請求項1記載の変温潤滑剤。
  8. 【請求項8】 無機担体が1次粒子径で5〜20ナノメ
    ーターであり、且つ、BHT法による比表面積が35m
    /g〜300m/gであるシリル化処理無水ケイ酸
    である請求項1記載の変温潤滑剤。
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