JP2003182938A - 液体食品用包装充填機およびシールテープボビン - Google Patents

液体食品用包装充填機およびシールテープボビン

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JP2003182938A
JP2003182938A JP2001382023A JP2001382023A JP2003182938A JP 2003182938 A JP2003182938 A JP 2003182938A JP 2001382023 A JP2001382023 A JP 2001382023A JP 2001382023 A JP2001382023 A JP 2001382023A JP 2003182938 A JP2003182938 A JP 2003182938A
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JP
Japan
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bobbin
seal tape
seal
packaging material
tube
Prior art date
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Application number
JP2001382023A
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English (en)
Inventor
Hideyo Kikuchi
英世 菊地
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Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境負荷を低減し、良好な縦シールに寄与す
るシールテープボビン及びその装置を備える充填機を提
供する。 【構成】 包装材料ウェブからチューブ状に成形され
て、シールテープにより縦線方向に縦シールされ、この
チューブ内に液体食品が充填されたチューブ状包装材料
を、横断方向に横シールして1個分の寸法に切断し、最
終形状に成形する液体食品用包装充填機であって、この
シールテープを収納するボビンを有し、シールボビンが
シールテープを必要に応じて繰り出し、シールボビン
は、機械的強度を有し実質的に紙からなる、軸部分と該
軸部分の両端に接合した2枚のフィンからなることを特
徴とする液体食品用包装充填機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装材料ウェブから成
形されたチューブ状包装材料を縦線方向にヒートシール
する為に用いられるシールテープの糸巻き装置に関し、
流動性食品が充填された包装充填容器を製造しかつシー
ルテープボビンを有する充填機に関する。
【0002】
【従来の技術】牛乳、ジュース、緑茶、ウーロン茶、ミ
ネラルウォーター及びその他飲料などの液体食品のため
の紙包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙な
ど)/プラスチック層との包装積層体に折目線が付けら
れたウェブ状包装材料(紙主体包材)を長手方向の縦線
シールによりチューブ状に成形し、チューブ状に成形さ
れた包装材料内に液体食品を充填し、チューブ状包装材
料の横断方向に横線シールを施し、先ず、クッション形
若しくは枕状の一次形状に成形し、包装材料が帯状の場
合は一定間隔に個々に切断し、折目線に沿って折畳んで
最終形状に成形される。その最終形状には、レンガ状
(平行6面体)の他、四角を越える多角柱状、6角柱
状、8角柱状、10角柱状、4つの3角形の面を持つ四
面体形状などがある。
【0003】上記飲料用充填機を使用されているシール
テープは、通常、熱接着性樹脂層を有する積層テープで
ある。シールテープは、稼働中、連続的にボビンから繰
り出されて縦線シールに用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、環境
負荷を低減し、良好な縦シールに寄与するシールテープ
ボビン及びその装置を備える充填機を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により解決される。すなわち、包装材料ウェブからチュ
ーブ状に成形されて、シールテープにより縦線方向に縦
シールされ、該チューブ内に液体食品が充填されたチュ
ーブ状包装材料を、横断方向に横シールして1個分の寸
法に切断し、最終形状に成形する液体食品用包装充填機
であって、該シールテープを収納するボビンを有し、該
ボビンが該シールテープを必要に応じて繰り出し、該ボ
ビンは、機械的強度を有し実質的に紙からなる、軸部分
と該軸部分の両端に接合した2枚のフィンからなること
を特徴とする液体食品用包装充填機である。
【0006】この発明のシールテープボビンは、包装材
料ウェブからチューブ状に成形されて、シールテープに
より縦線方向に縦シールされ、該チューブ内に液体食品
が充填されたチューブ状包装材料を、横断方向に横シー
ルして1個分の寸法に切断し、最終形状に成形する液体
食品用包装充填機に用いられるシールテープボビンであ
って、該シールテープボビンは該シールテープを収納
し、該シールテープを必要に応じて繰り出し、該ボビン
は、機械的強度を有し実質的に紙からなる、軸部分と該
軸部分の両端に接合した2枚のフィンからなることを特
徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかるシールテープボビン及
び液体食品用包装充填機の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明はこれら図面に記載されたものに限定され
るものではない。
【0008】本発明にかかるシールテープボビンを備え
る充填包装機の一例の概要を、図3に示す。この例に示
す充填機では、最内層に熱可塑性材料層を有しロール状
に巻かれた包装材料ウェブ1を巻き出し、ローラにより
充填機内を搬送し、シールテープボビン2に収納され繰
り出されたシールテープ3により、包装材料ウェブの一
端に接合し、滅菌剤槽4内を包装材料ウェブが通過して
滅菌し、エアーナイフ5により滅菌剤を除去し、成形ロ
ーラ6によりチューブ状に成形し、そのチューブ内に充
填パイプ7から液体食品を充填し、縦シールエレメント
8によりシールテープでチューブ縦方向にシールし、こ
のチューブを包装容器1個分に相当する長さ分だけ下方
に送りながら、ヒートシール装置のシールジョー10及
び対向ジョー11により挟持し、横断方向にヒートシー
ルし、同時に枕状充填包装容器12に連続的に成形し、
引き続きその下流で繋がった枕状包装充填容器のシール
帯域の切断予定部を切断し、個々の包装充填容器13に
ナイフなどにより切り離し、切り離された枕状容器14
の上下のフラップを折り曲げ、ファイナルホルダー14
により最終形態の包装充填容器11に成形する。
【0009】図1(A)及び(B)は、本発明によるシ
ールテープボビンの正面及び側面を示す図である。この
第1実施態様では、シールテープボビン2は、シールテ
ープ3を収納し、充填機の稼働中に、シールテープ2を
必要に応じて繰り出す。このボビンは、機械的強度を有
し実質的に紙からなる、軸部分2bとその軸部分の両端
に接合した2枚のフィン2aからなる。ここで用いられ
る材料は、実質的に紙であり、通常、クラフトパルプか
ら作られ、優れた強度と低吸水性を備える。その種類と
して、晒紙(FBL)、未晒紙(UBL)、晒と未晒と
の抄き合わせ紙(DUPLEX)、クレーコート紙及び
多層抄き合わせ紙(MB)などがある。本願発明におい
ていずれでもよい。好ましくは、晒紙(FBL)であ
る。
【0010】図2(A)及び(B)は、本発明によるシ
ールテープボビンの正面及び側面を示す図である。この
第2実施態様では、シールテープボビン2は、シールテ
ープ3を収納し、充填機の稼働中に、シールテープ2を
必要に応じて繰り出す。このボビンは、機械的強度を有
し実質的に紙からなる、軸部分2bとその軸部分の両端
に接合した2枚のフィン2aからなる。ここで用いられ
る材料は、前述のように、実質的に紙であり、優れた強
度と低吸水性を備える。
【0011】実施態様で示すシールテープボビン2は、
図4に示すように、シールテープ3を巻取って収納し、
充填機の稼働中に必要に応じて引き出されて使用され
る。軸部分2bとその軸部分の両端への接合は、機械的
嵌め込み、接着剤等による接合等におこなうことができ
る。
【0012】
【発明の効果】上記実施例から具体化され、明らかなよ
うに、本発明のシールテープボビン及び充填機により、
次のような効果を奏する。 (1) シールテープが使用された後のボビンの処理に
際して、ボビンが紙製であるために、紙廃棄物として、
通常の産業廃棄物の処理をおこなうことができる。 (2) 実質的に紙からなるので、樹脂との積層材料と
比べて処理が容易である。
【0013】(3) 液体食品の充填包装工程で生じる
紙包装材料の廃棄物と同等の材質であるボビンであるた
めに、使用済みボビンの後処理が容易である。 (4) シールテープが接触するボビンの表面が紙層で
あるので、香味、芳香などに敏感な液体食品を充填して
もシールテープに、樹脂臭、異臭などが移行、ブリード
する事がなく、良好な充填包装ができる。 (5) シールテープとボビン表面との接着/粘着が少
なく、良好にシールテープを送り出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1の実施例のシールテープボ
ビンを示す概略図である。
【図2】この発明による第2の実施例のシールテープボ
ビンを示す概略図である
【図3】この発明によるシールテープを備える充填機を
示す概略図である。
【図4】この発明によるシールテープの使用態様を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 包装材料ウェブ 2 シールテープボビン 3 シールテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AA08 AB02 AB08 BA01 BA11 CA01 DC02 DD10 FB01 FB07 GB01 GC02 3E075 BA01 BB22 CA02 DA03 DA04 DA05 DA14 DA32 DA42 DB03 DB14 DB27 DC16 DC45 DD11 DD45 DE25 GA04 3F058 AA03 AB01 AC00 BB01 CA00 DA05 DB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材料ウェブからチューブ状に成形さ
    れて、シールテープにより縦線方向に縦シールされ、該
    チューブ内に液体食品が充填されたチューブ状包装材料
    を、横断方向に横シールして1個分の寸法に切断し、最
    終形状に成形する液体食品用包装充填機であって、該充
    填機が、該シールテープを収納するボビンを有し、該ボ
    ビンが該シールテープを必要に応じて繰り出し、該ボビ
    ンが、機械的強度を有し実質的に紙からなる、軸部分と
    該軸部分の両端に接合した2枚のフィンからなることを
    特徴とする液体食品用包装充填機。
  2. 【請求項2】 包装材料ウェブからチューブ状に成形さ
    れて、シールテープにより縦線方向に縦シールされ、該
    チューブ内に液体食品が充填されたチューブ状包装材料
    を、横断方向に横シールして1個分の寸法に切断し、最
    終形状に成形する液体食品用包装充填機に用いられるシ
    ールテープボビンであって、該シールテープボビンが、
    該シールテープを収納し、該シールテープを必要に応じ
    て繰り出し、該ボビンが、機械的強度を有し実質的に紙
    からなる、軸部分と該軸部分の両端に接合した2枚のフ
    ィンからなることを特徴とするシールテープボビン。
JP2001382023A 2001-12-14 2001-12-14 液体食品用包装充填機およびシールテープボビン Pending JP2003182938A (ja)

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