JP2003182425A - シート - Google Patents

シート

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JP2003182425A
JP2003182425A JP2001384294A JP2001384294A JP2003182425A JP 2003182425 A JP2003182425 A JP 2003182425A JP 2001384294 A JP2001384294 A JP 2001384294A JP 2001384294 A JP2001384294 A JP 2001384294A JP 2003182425 A JP2003182425 A JP 2003182425A
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JP
Japan
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module cover
seat
concave portion
side airbag
recess
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Application number
JP2001384294A
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Tomoya Kushiyama
智哉 串山
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックトリムの見栄えが悪くなるのを抑制する
ことができるシートを提供する。 【解決手段】バックトリム30で覆われるシートバック
のサイド面に、凹部21を有するモジュールカバー20
が取付けられるとともに、サイドエアバッグ本体12を
背面側に有するサイドエアバッグ10が、サイドエアバ
ッグ本体12をモジュールカバー20の凹部21に収納
して取付けられるシートであって、バックトリム30
が、モジュールカバー20の凹部21に対応する凹状部
31を有し、その凹状部31がモジュールカバー20と
サイドエアバッグ10との間で挟まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車内に備え
付けられ、シートバックのサイド面にサイドエアバッグ
が取付けられるシートに関する。
【0002】
【従来の技術】上述したシートは、図12に示すよう
に、シートクッション101の後側にシートバック10
2が配され、そのシートバックの上部にヘッドレスト1
03が配設された構成となっている。
【0003】近年、車両の安全対策の一つとして、シー
トバックのサイド面Aにサイドエアバッグを取付けるこ
とが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイド
エアバッグが取付けられた従来のシートでは、シート表
皮としてのバックトリムにおけるサイドエアバッグで覆
われている部分が、取付け状態の不具合や使用経過等に
伴ってサイドエアバッグより外側にはみ出したり、或い
はサイドエアバッグの近傍に皺が発生したりして、見栄
えが悪くなる虞があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたもので、バックトリムの見栄えが悪く
なるのを抑制することができるシートを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシートは、バッ
クトリムで覆われるシートバックのサイド面に、凹部を
有するモジュールカバーが取付けられるとともに、サイ
ドエアバッグ本体を背面側に有するサイドエアバッグ
が、該サイドエアバッグ本体を該モジュールカバーの凹
部に収納して取付けられるシートであって、該バックト
リムが、該モジュールカバーの凹部に入る凹状部を有
し、該凹状部が該モジュールカバーと該サイドエアバッ
グとの間で挟まれることを特徴とする。
【0007】この発明による場合には、バックトリムの
凹状部がモジュールカバーとサイドエアバッグとの間で
挟まれるので、その凹状部が横方向に移動し難くなり、
バックトリムに外部からの力が作用しても、バックトリ
ムの凹状部やその近傍部分がサイドエアバッグの外側に
はみ出すことや、サイドエアバッグの近傍に皺が発生す
ることがなく、バックトリムの見栄えが悪くなるのを抑
制することができる。
【0008】また、本発明のシートは、バックトリムで
覆われるシートバックのサイド面に、凹部を有するモジ
ュールカバーが取付けられるとともに、サイドエアバッ
グ本体を背面側に有するサイドエアバッグが、該サイド
エアバッグ本体を該モジュールカバーの凹部に収納して
取付けられるシートであって、該バックトリムが、該モ
ジュールカバーの凹部に入る凹状部を有し、該凹状部が
前記モジュールカバーの凹部にステープルで固定されて
いることを特徴とする。
【0009】この発明による場合には、バックトリムの
凹状部がモジュールカバーに対しステープルで確実に固
定されるので、バックトリムに外部からの力が作用して
も、バックトリムの凹状部やその近傍部分がサイドエア
バッグの外側にはみ出すことや、サイドエアバッグの近
傍に皺が発生することをより確実に防止することができ
る。
【0010】また、本発明のシートは、バックトリムで
覆われるシートバックのサイド面に、凹部を有するモジ
ュールカバーが取付けられるとともに、サイドエアバッ
グ本体を背面側に有するサイドエアバッグが、該サイド
エアバッグ本体を該モジュールカバーの凹部に収納して
取付けられるシートであって、該バックトリムが、該モ
ジュールカバーの凹部に入る凹状部と、その凹状部に取
付けられたフックとを有し、該フックがモジュールカバ
ーの凹部に開設したフック通し孔を介してシートバック
フレームに固定されたワイヤに係止されることを特徴と
する。
【0011】この発明による場合には、シートバックフ
レームに固定されたワイヤにフック通し孔を介してフッ
クが係止されることにより、バックトリムの凹状部がモ
ジュールカバーに対し確実に固定されるので、バックト
リムに外部からの力が作用しても、バックトリムの凹状
部やその近傍部分がサイドエアバッグの外側にはみ出す
ことや、サイドエアバッグの近傍に皺が発生することを
より確実に防止することができる。なお、この発明にお
ける凹状部は、後述するように、シートバックの外側か
らフックをワイヤに係止する際の作業性を考慮して底部
を省略したものとするのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を具体的
に説明する。
【0013】(第1実施形態)図1は第1実施形態に係
るシートを構成するシートバックを示す外観斜視図であ
り、図2および図3はそれぞれシートバックへのサイド
エアバッグの取付け途中を示す分解斜視図である。
【0014】このシートバック1は、図1に示すように
前側助手席のもので、左サイド面Bの上部の取付け部C
にサイドエアバッグ10が取付けられる。
【0015】シートバック1は、図2に示すように、シ
ートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の前
面から両サイド面にわたり被せられるバックパッド6
と、バックパッド6の上から取付け部Cに取付けられる
モジュールカバー20と、モジュールカバー20を覆い
バックパッド6に被せられる表皮としてのバックトリム
30と、バックトリム30の上から取付け部Cに取付け
られるサイドエアバッグ10とを有する。
【0016】シートバックフレーム2は、両サイドにそ
れぞれ配されたサイドフレーム3と、両サイドフレーム
3の上部を連結する上側折り曲げパイプ4aと、両サイ
ドフレーム3の下部を連結する下側折り曲げパイプ4b
と、両サイドフレーム3に掛け渡され、背中部分を弾性
支持する複数本の線状ばね5とを備える。
【0017】左側サイドフレーム3には、取付け部Cの
下側にモジュールカバー20の下端を支持するブラケッ
ト2bが設けられ、左側サイドフレーム3の上部には、
図2に示すようにボルト止め部2cが設けられ、ボルト
止め部2cの近傍からは、サイドエアバッグ用のハーネ
ス8が延出されている。
【0018】バックパッド6は、ウレタン製のもので、
取付け部Cの相当部分には貫通孔6aが形成されてい
る。
【0019】モジュールカバー20は、貫通孔6aに入
る凹部21が形成され、その凹部21の上側部分にはボ
ルト止め部2cを露出する露出孔23が形成されてい
る。この露出孔23は、ボルト止め部2cよりも大きく
形成され、ここに上記ハーネス8が通される。なお、モ
ジュールカバー20の周縁部は、バックパッド6の貫通
孔6aの周縁を覆うようになっている。
【0020】図4(a)は、モジュールカバー20の背
面側を示し、モジュールカバー20の底部には、背面側
に突出した突出部24が形成され、その下部にはスリッ
ト状の位置決め規制孔25が設けられている。その位置
決め規制孔25は、図4(b)に示すように凹部21の
下側の内奥部に繋がっている。
【0021】バックトリム30は、モジュールカバー2
0の凹部21に対応する部分に形成された凹状部31を
有し、上記位置決め規制孔25に対応する部分に同形状
のスリット状の第1貫通孔32が、露出孔23に対応す
る部分に第2貫通孔33がそれぞれ設けられている。な
お、第2貫通孔33から上記ハーネス8が外側に導出さ
れる。
【0022】上記凹状部31は、モジュールカバー20
の凹部21の各部と深さおよび位置をほぼ一致させて形
成されている。例えば、図5に示すように、凹部21が
深さ寸法を一定のHで、長辺寸法をL1、短辺寸法をL
2とした矩形状に形成されている場合、凹状部31は、
バックトリム30に凹部21よりも少し小さい同一矩形
状の開口孔を設け、その周縁に4つの側面部31a、3
1b、31cおよび31dを縫い付け、更に4つの側面
部31a〜31dに1つの底面部31eを縫い付けるこ
とで、凹部21の深さ寸法Hとほぼ同一で、長辺寸法を
ほぼL1、短辺寸法をほぼL2とした矩形状に形成して
いる。
【0023】サイドエアバッグ10は、外側表面が、例
えば樹脂製カバー11にて覆われていて、カバー11の
背面側には、図6(サイドエアバッグ10を背面側から
見た斜視図)に示すように、サイドエアバッグ本体12
が背面側に突出した状態で設けられている。なお、上記
凹部21は、このサイドエアバッグ本体12を収納すべ
く設けられている。
【0024】また、サイドエアバッグ本体12よりも上
側のカバー11部分には、上記露出孔23に対応する位
置に凹状の固定部13が形成され、固定部13の内奥部
にはボルト通し孔13aが設けられている。サイドエア
バッグ本体12の背面部分には、上記位置決め規制孔2
5に嵌入される下向きの位置決め規制用突出片14が形
成されている。なお、固定部13はキャップ16で塞が
れるようになっている。
【0025】次に、サイドエアバッグの取付け手順につ
き説明する。
【0026】まず、図2に示すようにシートバックフレ
ーム2の上にバックパッド6を被せる。このとき、貫通
孔6aを左側サイドフレーム3の取付け部Cに一致させ
ておく。
【0027】次に、貫通孔6aに凹部21を入れてモジ
ュールカバー20を落とし込む。これに伴い、モジュー
ルカバー20の下端、つまり凹部21の底面21aがブ
ラケット2bにて支持されるとともに(図7(a)およ
び(b)参照)、露出孔23から締結部2cが露出す
る。なお、露出孔23から上記ハーネス8を通してお
く。そして、左側サイドフレーム3の取付け部Cに対
し、図2および図4に示すように上下2箇所をねじ22
止めすることでモジュールカバー20を取付ける。な
お、バックパッド6の貫通孔6aの周縁は、モジュール
カバー20の周縁部で覆われる。
【0028】次に、図3に示すようにバックトリム30
をバックパッド6およびシートバックフレーム2の全体
を覆うように被せる。このとき、バックトリム30の凹
状部31をモジュールカバー20の凹部21に位置合わ
せして入れ、かつ第1貫通孔32を上記位置決め規制孔
25に、第2貫通孔33を露出孔23にそれぞれ合わせ
るとともに、第2貫通孔33から上記ハーネス8を外側
に導出する。
【0029】次に、バックトリム30の上から、図3お
よび図4に示すように取付け部Cにサイドエアバッグ1
0を取付ける。具体的には、図7(c)に示すようにサ
イドエアバッグ10を、突出片14を位置決め規制孔2
5に向けて降下させていき、突出片14を位置決め規制
孔25に嵌入した後に、図7(d)に示すように起立状
態に起こす。これに伴い、突出片14は、その背面側が
前記位置決め部26に当接する。このとき、上述したよ
うに、バックトリム30の凹状部31は、モジュールカ
バー20の凹部21の各部と深さおよび位置をほぼ一致
させて形成されているので、凹状部31がサイドエアバ
ッグ本体12により押されることがなく、仮に凹状部3
1が凹部21に十分入ってなくて押されたとしてもモジ
ュールカバー20の凹部21までであって、バックトリ
ム30に異常な引っ張り変形が発生しないので、凹状部
31およびその近傍部分がサイドエアバッグ10の外側
にはみ出すことや、サイドエアバッグ10の近傍に皺が
発生することがない。
【0030】続いて、図3に示すように固定部13のボ
ルト通し孔13aにボルト15を通し、そのボルト15
をサイドフレーム3のボルト止め部2cに締結する。こ
れにより、バックトリム30の凹状部31が、モジュー
ルカバー20とサイドエアバッグ10との間で挟まれ
る。そして、最後に固定部13をキャップ16で塞ぐ。
なお、このサイドエアバッグ10の取付けの際に、上記
ハーネス8はサイドエアバッグ本体12に設けられたコ
ネクタ12aに接続する(図3および図6参照)。
【0031】このように第1実施形態による場合には、
図5に示すようにバックトリム30の凹状部31が、モ
ジュールカバー20とサイドエアバッグ10との間で挟
まれているので、凹状部31が横方向に移動し難くな
り、使用中にバックトリム30に外部応力が作用して
も、バックトリム30の凹状部31およびその近傍部分
がサイドエアバッグ10の外側にはみ出すことや、サイ
ドエアバッグ10の近傍に皺が発生することがなく、バ
ックトリム30の見栄えを長期にわたり良い状態に保持
することができる。特に、バックトリム30の凹状部3
1を、モジュールカバー20の凹部21の各部と深さお
よび位置でほぼ一致するようにした場合には、サイドエ
アバッグ10を取付ける際にサイドエアバッグ本体12
によりバックトリム30の凹状部31が押されることが
なく、仮に押されてもモジュールカバー20の凹部21
までであってバックトリム30に異常な引っ張り変形が
発生しないので、バックトリム30の凹状部31および
その近傍部分がサイドエアバッグ10の外側にはみ出す
ことや、サイドエアバッグ10の近傍に皺が発生するこ
とがなく、バックトリム30が見栄えのよい状態でサイ
ドエアバッグ10を取付けすることができる。
【0032】なお、上述した実施形態では、サイドエア
バッグ10におけるサイドエアバッグ本体12の突出部
分の形状と、凹状部31および凹部21の形状との関係
について言及していないが、これら3者の形状は一致さ
せるのが望ましい。その理由は、サイドエアバッグ本体
12の突出部分で凹状部31を凹部21に押し付けるこ
とが可能となって、バックトリム30がより見栄えのよ
い状態でサイドエアバッグ10の取付けが可能となるか
らである。
【0033】(第2実施形態)上述した第1実施形態で
は、バックトリム30の凹状部31をモジュールカバー
20の凹部21に単に入れるだけであるのに対して、第
2実施形態はバックトリム30の凹状部31をモジュー
ルカバー20の凹部21に確実に固定する場合である。
【0034】第2実施形態では、図8(b)に示すステ
ープル35を、図8(a)に示すように凹状部31の上
から、例えばモジュールカバー20の凹部21(二点鎖
線にて示す)に達するように打って、凹状部31を凹部
21に固定している。
【0035】このように固定した場合には、凹状部31
が凹部21に沿った形になるので、サイドエアバッグ1
0を取付ける際にサイドエアバッグ本体12によりバッ
クトリム30の凹状部31が押されたり、ずれたりする
ことがなく、バックトリム30の凹状部31およびその
近傍部分がサイドエアバッグ10の外側にはみ出すこと
や、サイドエアバッグ10の近傍に皺が発生することを
より確実に防止することができる。
【0036】(第3実施形態)図9は、第3実施形態で
用いるモジュールカバーを示す背面斜視図、図10はそ
のモジュールカバーをサイドフレームに取付ける状態を
示す斜視図、図11はバックトリムの凹状部をモジュー
ルカバーの凹部にフックを使用して固定している状態
を、図5と同様にして示す断面図であり、図11(a)
は図5(a)に相当し、図11(b)は図5(b)に相
当する。
【0037】第3実施形態では、図11に示すようにバ
ックトリム30に、底面部(31e)を省略した側面部
31a〜31dだけの凹状部31′を設けるとともに、
側面部31a〜31dの内奥側にフック36を取付けて
いる。一方、モジュールカバー20の凹部21には、図
9および図10に示すように、フック36を通すために
フック通し孔21bを設けており、サイドフレーム3に
は、フック通し孔21bを通したフック36を引っ掛け
るフック係止用ワイヤ37を溶接にて固定している。図
10中の37aは溶接部であり、×印で示す部分であ
る。なお、フック36およびフック通し孔21bは、同
数であって複数、例えば6個設けられている。フック3
6およびフック通し孔21bの数は6個に限らず、5個
以下或いは7個以上としてもよい。
【0038】第3実施形態での取付け作業は、サイドフ
レーム3にワイヤ37を固定した後にモジュールカバー
20を取付け、その状態の上にバックトリム30を被せ
て凹部21に凹状部31′を入れ、フック36をフック
通し孔21bに通してワイヤ37に引っ掛けることで行
われる。
【0039】第3実施形態による場合には、サイドフレ
ーム3に固定されたワイヤ37にフック通し孔21bを
介してフック36が係止されることにより、バックトリ
ム30の凹状部31′がモジュールカバー20に対し確
実に固定されるので、バックトリム30に外部からの力
が作用しても、バックトリム30の凹状部31′やその
近傍部分がサイドエアバッグの外側にはみ出すことや、
サイドエアバッグの近傍に皺が発生することをより確実
に防止できる。
【0040】なお、上述した実施形態では前側助手席の
シートのシートバックにサイドエアバッグを取付ける場
合を例に挙げているが、本発明はこれに限らず、他の座
席のシートバックにサイドエアバッグを取付ける場合に
も同様に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よる場合には、バックトリムの凹状部がモジュールカバ
ーとサイドエアバッグとの間で挟まれるので、バックト
リムの凹状部が横方向に移動し難くなり、バックトリム
に外部からの力が作用しても、バックトリムの凹状部や
その近傍部分がサイドエアバッグの外側にはみ出すこと
や、サイドエアバッグの近傍に皺が発生することがな
く、バックトリムの見栄えが悪くなるのを抑制すること
ができる。
【0042】また、請求項2の発明による場合には、バ
ックトリムの凹状部がモジュールカバーに対しステープ
ルで確実に固定されるので、バックトリムに外部からの
力が作用しても、バックトリムの凹状部やその近傍部分
がサイドエアバッグの外側にはみ出すことや、サイドエ
アバッグの近傍に皺が発生することをより確実に防止で
きる。
【0043】また、請求項3の発明による場合には、シ
ートバックフレームに固定されたワイヤにフック通し孔
を介してフックが係止されることにより、バックトリム
の凹状部がモジュールカバーに対し確実に固定されるの
で、バックトリムに外部からの力が作用しても、バック
トリムの凹状部やその近傍部分がサイドエアバッグの外
側にはみ出すことや、サイドエアバッグの近傍に皺が発
生することをより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシートのシートバ
ックを示す斜視図である。
【図2】図1に示すシートバックへのサイドエアバッグ
の取付け途中を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示すシートバックへのサイドエアバッグ
の取付け途中を示す分解斜視図である。
【図4】(a)はモジュールカバーの背面斜視図、
(b)はモジュールカバーの下部を示す縦断面図であ
る。
【図5】(a)は図1のI−I線による断面図、(b)は
図1のII−II線による断面図である。
【図6】図1のサイドエアバッグを示す背面斜視図であ
る。
【図7】サイドエアバッグの取付け作業を工程順に示す
縦断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態であって、バックトリム
の凹状部をモジュールカバーの凹部にステープルで固定
する例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3実施形態に用いるモジュールカバ
ーを示す背面斜視図である。
【図10】図9のモジュールカバーをサイドフレームに
取付ける状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第3実施形態であって、バックトリ
ムの凹状部をモジュールカバーの凹部にフックを使用し
て固定する例を図5と同様にして示す断面図であり、
(a)は図5(a)に相当し、(b)は図5(b)に相
当する。
【図12】従来のシート例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 左サイド面 C 取付け部 1 シートバック 2 シートバックフレーム 6 バックパッド 10 サイドエアバッグ 12 サイドエアバッグ本体 20 モジュールカバー 21 凹部 21b フック通し孔 30 バックトリム 31、31′ 凹状部 35 ステープル 36 フック 37 フック係止用ワイヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックトリムで覆われるシートバックの
    サイド面に、凹部を有するモジュールカバーが取付けら
    れるとともに、サイドエアバッグ本体を背面側に有する
    サイドエアバッグが、該サイドエアバッグ本体を該モジ
    ュールカバーの凹部に収納して取付けられるシートであ
    って、 該バックトリムが、該モジュールカバーの凹部に入る凹
    状部を有し、該凹状部が該モジュールカバーと該サイド
    エアバッグとの間で挟まれることを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】 バックトリムで覆われるシートバックの
    サイド面に、凹部を有するモジュールカバーが取付けら
    れるとともに、サイドエアバッグ本体を背面側に有する
    サイドエアバッグが、該サイドエアバッグ本体を該モジ
    ュールカバーの凹部に収納して取付けられるシートであ
    って、 該バックトリムが、該モジュールカバーの凹部に入る凹
    状部を有し、該凹状部が前記モジュールカバーの凹部に
    ステープルで固定されていることを特徴とするシート。
  3. 【請求項3】 バックトリムで覆われるシートバックの
    サイド面に、凹部を有するモジュールカバーが取付けら
    れるとともに、サイドエアバッグ本体を背面側に有する
    サイドエアバッグが、該サイドエアバッグ本体を該モジ
    ュールカバーの凹部に収納して取付けられるシートであ
    って、 該バックトリムが、該モジュールカバーの凹部に入る凹
    状部と、その凹状部に取付けられたフックとを有し、該
    フックがモジュールカバーの凹部に開設したフック通し
    孔を介してシートバックフレームに固定されたワイヤに
    係止されることを特徴とするシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113660888A (zh) * 2019-04-17 2021-11-16 奥托立夫开发公司 侧安全气囊装置
FR3124455A1 (fr) * 2021-06-29 2022-12-30 Faurecia Sièges d'Automobile Dossier de siège comprenant un module de coussin gonflable extérieur

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