JP2003182411A - 自動車用リヤシート - Google Patents

自動車用リヤシート

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Publication number
JP2003182411A
JP2003182411A JP2001388763A JP2001388763A JP2003182411A JP 2003182411 A JP2003182411 A JP 2003182411A JP 2001388763 A JP2001388763 A JP 2001388763A JP 2001388763 A JP2001388763 A JP 2001388763A JP 2003182411 A JP2003182411 A JP 2003182411A
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JP
Japan
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rear seat
seat body
floor
automobile
storage position
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001388763A
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English (en)
Inventor
Turhan Halim
ツルハン ハリム
Hikoyuki Nakamura
彦志 中村
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Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takanichi Co Ltd filed Critical Takanichi Co Ltd
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアシート本体を取り外すことなく、これを
邪魔にならない場所に格納して従来よりも広いフロア面
積を確保することのできる自動車用リアシートを提供す
る。 【解決手段】 シートバック1とシートクッション2と
を重ね合わせできるようにしたリアシート本体3を、フ
ロア上の着座位置と天井面に沿った収納位置との間を移
動自在とするとともに、前記各位置においてリアシート
本体3を安定保持させる機構を設ける。重ね合わせたリ
アシート本体3をモータなどの駆動装置により移動可能
とすることにより楽に格納することができて、フロアを
有効に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、通常のリヤシート
として使用できることは勿論のこと、リアシートとして
使用しないときには場所どることなく格納できるように
してフロアスペースの有効利用を図った自動車用リヤシ
ートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、ワゴン車やRV車などの自動車
において多目的利用の観点から荷物を多く搭載する場合
などには、例えば図4に示すように、シートバック1を
前傾させて折り畳んだうえにシートクッション2をはね
上げ状態としてリアシート本体3をフロントシートの後
部に格納して、フロアのスペースを拡張しこのスペース
に荷物等を搭載していた。 【0003】しかしながら、以上のようにしてリアシー
ト本体3を格納した場合においては、折り畳んだリアシ
ート本体3はシートバック1とシートクッション2の厚
みに相当する面積分を占有することになり、リアシート
本体3を取り外した場合のようにフロア面積をより広く
確保することは困難なことであった。また、リアシート
本体3を不使用時に取り外すことは、リアシート本体3
を固定しているボルトなどの締結部品の脱着作業を必要
とし、また、使用時には締結部品を再度締め付ける作業
を必要とするので、リアシート本体3を取り外してフロ
アスペースを拡張することはたいへん困難なことであっ
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、通常のリヤシートとして使用できる
ことは勿論のこと、リアシートとして使用しないときに
は、リアシート本体を取り外すことなく、これを邪魔に
ならない場所に格納して従来よりも広いフロア面積を確
保することのできる自動車用リヤシートを提供するため
になされたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明に係る自動車用リヤシートは、シー
トバックとシートクッションとを重ね合わせできるよう
にしたリアシート本体を、フロア上の着座位置と天井面
に沿った収納位置との間を移動自在とするとともに、前
記各位置においてリアシート本体を安定保持させる機構
を設けたことを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。図1は本発明の自動車用リヤ
シートの第1の実施形態を示す図であって、1はシート
バック、2はシートクッション、3はシートバック1と
シートクッション2とからなるリアシート本体である。
この実施形態においてはシートクッション2がシートバ
ック1の下部に起伏自在に連結されていて、シートクッ
ション2をはね上げることによってシートバック1に重
ね合わせることができる。そして、フロア上の着座位置
のサイド部から天井面に沿った収納位置のサイド部にわ
たってパイプやロッドなどのガイド部材4を設ける一
方、リアシート本体3のシートバック1に前記ガイド部
材に沿って移動固定自在なロック付きガイド5を設け
て、リアシート本体3がフロア上の着座位置と天井面に
沿った収納位置との間を移動して各位置において安定保
持されるようになっている。なお、ロック付きガイドと
してはガイド部材4の挿通孔を有する環状や角形などの
ものを用いることができ、その形状には特に制限はな
い。 【0007】次に、本発明の自動車用リヤシートの第2
の実施形態を図2に示す。この実施形態においては、シ
ートバック1がシートクッション2の後部に起伏自在に
連結されており、シートバック1を前に倒すことによっ
てシートバック1をシートクッション2上に重ね合わせ
たうえに、シートクッション2をはね上げ状態としてリ
アシート本体3を移動させることができる。そして、前
記した第1の実施形態と同様、フロア上の着座位置のサ
イド部から天井面に沿った収納位置のサイド部にわたっ
てガイド部材4を設ける一方、リアシート本体3のシー
トクッション2に前記ガイド部材4に沿って移動固定自
在なロック付きガイド5を設けることによって、リアシ
ート本体3がフロア上の着座位置と天井面に沿った収納
位置との間を移動して各位置において安定保持させるこ
とができるように構成されている。 【0008】リアシート本体3の移動は人の手動操作に
より行うことができるが、例えば鋼線製などのワイヤロ
ープをガイド部材4に沿って配設したうえに、ワイヤロ
ープにシートバック1或いはシートクッション2をロッ
ク付きガイト5を介して連結して、このワイヤロープを
モータにより上方に巻き上げることによってガイド部材
4に沿って機械的にリアシート本体3を天井面に沿った
収納位置に移動させることができる。そして、収納位置
に移動されたリアシート本体3をロック付きガイド5に
備えたピンや蝶ボルトなどのロック手段を用いて固定す
ることにより、リアシート本体3を収納位置に安定して
保持させることができる。また、リアシート本体3を元
の着座位置に戻す場合には、逆にワイヤロープを下方に
巻き戻すことによってリアシート本体3をフロア上の着
座位置に戻すことができ、さらに、ロックを施すことに
より着座位置に安定して固定させることができる。な
お、リアシート本体3の移動手段はワイヤロープに限定
されるものではなく、チェーンやベルトなどの手段を適
宜用いることができる。 【0009】また、図3は本発明の自動車用リヤシート
の第3の実施形態を示す図であって、この実施形態にお
けるリアシート本体3は、第1の実施形態と同じく、シ
ートクッション2がシートバック1の下部に起伏自在に
連結されているものである。そして、フロア上の着座位
置にあるリアシート本体3に一端を取付部材6を介して
連結してある伸縮自在なパイプ7の他端を天井面に沿っ
た収納位置付近に連結するとともに、着座位置と収納位
置とにリアシート本体3を各位置に保持する図示しない
ロック機構を設けて、リアシート本体3がフロア上の着
座位置と天井面近傍の収納位置との間を移動して各位置
において安定保持されるようにすることができるものと
してある。なお、伸縮自在なパイプ7の一端をリアシー
ト本体3が着座するフロアの所要部位に取り付け、他端
にリアシート本体3を固定して、ガイドレールなどによ
りパイプ7の延伸を補助しつつ天井面近傍の収納位置に
パイプ7を延伸することによってもリアシート本体3を
収納位置に格納することができることとなり、いずれに
しても、リアシート本体をフロア上の着座位置と天井面
に沿った収納位置との間を移動自在とする機構や、前記
各位置においてリアシート本体を安定保持させる機構は
上記した実施形態によって特に限定されることはない。 【0010】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動車
用リヤシートは、リヤシート本体が常時は任意のロック
機構により着座位置に安定保持されていて従来のリヤシ
ートと同様に使用できるものであるが、不使用時にはシ
ートバックとシートクッションを重ね合わせたうえに、
リアシート本体を天井面に沿った収納位置に移動させた
うえロック機構でロックすることによってリアシート本
体を収納位置に安定に保持して格納することができ、従
って、フロアのスペースを従来よりも広く確保すること
ができて、フロアを有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の自動車用リヤシートの第1の実施形態
を示す正面図である。 【図2】本発明の自動車用リヤシートの第2の実施形態
を示す正面図である。 【図3】本発明の自動車用リヤシートの第3の実施形態
を示す正面図である。 【図4】従来の自動車用リヤシートを示す正面図であ
る。 【符号の説明】 1 シートバック 2 シートクッション 3 リアシート本体 4 ガイド部材 5 ロック付きガイド 6 取付部材 7 パイプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シートバックとシートクッションとを重
    ね合わせできるようにしたリアシート本体を、フロア上
    の着座位置と天井面に沿った収納位置との間を移動自在
    とするとともに、前記各位置においてリアシート本体を
    安定保持させる機構を設けたことを特徴とする自動車用
    リヤシート。
JP2001388763A 2001-12-21 2001-12-21 自動車用リヤシート Withdrawn JP2003182411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7909382B2 (en) 2007-07-14 2011-03-22 Kanto Auto Works, Ltd. Automobile

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7909382B2 (en) 2007-07-14 2011-03-22 Kanto Auto Works, Ltd. Automobile

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301