JP2003182190A - 記録装置、プリンタドライバ、及び記録装置の制御方法 - Google Patents
記録装置、プリンタドライバ、及び記録装置の制御方法Info
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- JP2003182190A JP2003182190A JP2001390533A JP2001390533A JP2003182190A JP 2003182190 A JP2003182190 A JP 2003182190A JP 2001390533 A JP2001390533 A JP 2001390533A JP 2001390533 A JP2001390533 A JP 2001390533A JP 2003182190 A JP2003182190 A JP 2003182190A
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- recording
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設定された時間帯においては通常よりも静か
に記録を行い、それ以外の時間では高速な記録を行う。 【解決手段】 外部機器から送信された記録情報に基づ
いて記録を行い、記録モードとして、通常モードと記録
動作によって発生する騒音が前記通常モードよりも低い
静粛モードとを有する記録装置において、静粛モードで
記録すべき時間帯のデータを不揮発性メモリに記憶して
おき、記録情報を受信した時刻のデータを取得し(S6
01)、時刻データと時間帯のデータとを比較して、受
信した時間が時間帯の範囲内であるか否かを判定し(S
603)、判定結果に応じて記録モードを設定する(S
604、S605)。
に記録を行い、それ以外の時間では高速な記録を行う。 【解決手段】 外部機器から送信された記録情報に基づ
いて記録を行い、記録モードとして、通常モードと記録
動作によって発生する騒音が前記通常モードよりも低い
静粛モードとを有する記録装置において、静粛モードで
記録すべき時間帯のデータを不揮発性メモリに記憶して
おき、記録情報を受信した時刻のデータを取得し(S6
01)、時刻データと時間帯のデータとを比較して、受
信した時間が時間帯の範囲内であるか否かを判定し(S
603)、判定結果に応じて記録モードを設定する(S
604、S605)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置、プリン
タドライバ、及び記録装置の制御方法に関し、特に、設
定した時間帯において通常よりも発生する騒音の少ない
モードで記録を行うことのできる記録装置、プリンタド
ライバ、及び記録装置の制御方法に関するものである。
タドライバ、及び記録装置の制御方法に関し、特に、設
定した時間帯において通常よりも発生する騒音の少ない
モードで記録を行うことのできる記録装置、プリンタド
ライバ、及び記録装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置とし
て、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等
シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用さ
れている。
ンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置とし
て、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等
シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用さ
れている。
【0003】プリンタの記録方式としては様々な方式が
知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が可能
である、カラー化が容易である、静粛性に富む、等の理
由でインクジェット方式が近年特に注目されており、又
その構成としては所望される記録情報に応じてインクを
吐出する記録ヘッドを装着すると共に用紙等の記録媒体
の送り方向と交差する方向に往復走査しながら記録を行
なうシリアル記録方式が安価で小型化が容易などの点か
ら一般的に広く用いられている。
知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が可能
である、カラー化が容易である、静粛性に富む、等の理
由でインクジェット方式が近年特に注目されており、又
その構成としては所望される記録情報に応じてインクを
吐出する記録ヘッドを装着すると共に用紙等の記録媒体
の送り方向と交差する方向に往復走査しながら記録を行
なうシリアル記録方式が安価で小型化が容易などの点か
ら一般的に広く用いられている。
【0004】プリンタに求められる条件として、近年
は、高画質であることに加え、記録速度や発生する騒音
の静粛化がクローズアップされている。
は、高画質であることに加え、記録速度や発生する騒音
の静粛化がクローズアップされている。
【0005】シリアル型のプリンタでは記録の高速化を
図る為に、キャリッジの走査速度を高速化したり記録媒
体の搬送速度を高速化することが行なわれている。この
ような高速化に伴い、キャリッジの移動や紙送りの際に
発生する音がオフィスや家庭等で騒音として問題となっ
ている。
図る為に、キャリッジの走査速度を高速化したり記録媒
体の搬送速度を高速化することが行なわれている。この
ような高速化に伴い、キャリッジの移動や紙送りの際に
発生する音がオフィスや家庭等で騒音として問題となっ
ている。
【0006】このような騒音対策として、パルスモータ
の駆動ステップをより細分化すること(マイクロステッ
プ駆動)や、駆動モータとして騒音の少ないDCモータ
を用いることが行われている。
の駆動ステップをより細分化すること(マイクロステッ
プ駆動)や、駆動モータとして騒音の少ないDCモータ
を用いることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人が感
じる音の大きさはその装置を動作させる環境で変化す
る。深夜等の特に静かな時間帯に記録動作を行うと、通
常では静粛であっても騒音として認識されやすい。例え
ば、家庭で深夜に使用された場合、寝ている人を起こし
てしまうといったことが起こる。
じる音の大きさはその装置を動作させる環境で変化す
る。深夜等の特に静かな時間帯に記録動作を行うと、通
常では静粛であっても騒音として認識されやすい。例え
ば、家庭で深夜に使用された場合、寝ている人を起こし
てしまうといったことが起こる。
【0008】プリンタから発生する音のほとんどは、ギ
ヤ等を含めたモータ系の駆動音である。従って、より静
粛化を図るには、キャリッジの走査や紙送り動作の速度
を低下させればよいのであるが、その場合には記録速度
が遅くなってしまい、ユーザの要求を満たせなくなって
しまう。
ヤ等を含めたモータ系の駆動音である。従って、より静
粛化を図るには、キャリッジの走査や紙送り動作の速度
を低下させればよいのであるが、その場合には記録速度
が遅くなってしまい、ユーザの要求を満たせなくなって
しまう。
【0009】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、設定された時間帯においては通常よりも
静かに記録を行い、それ以外の時間では高速な記録を行
うことができる、記録装置及び記録装置の制御方法を提
供することを目的とする。
たものであり、設定された時間帯においては通常よりも
静かに記録を行い、それ以外の時間では高速な記録を行
うことができる、記録装置及び記録装置の制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、外部機器から送信された記録情
報に基づいて記録を行う記録装置であって、記録モード
として、通常モードと記録動作によって発生する騒音が
前記通常モードよりも低い静粛モードとを有し、前記静
粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する設定時
間記憶手段と、前記記録情報を受信した際に時刻のデー
タを取得する時刻取得手段と、前記時刻データと前記時
間帯のデータとを比較して、指示された時間が前記時間
帯の範囲内であるか否かを判定する判定手段と、前記判
定手段の判定結果に応じて記録モードを設定する設定手
段と、を備えている。
に本発明の記録装置は、外部機器から送信された記録情
報に基づいて記録を行う記録装置であって、記録モード
として、通常モードと記録動作によって発生する騒音が
前記通常モードよりも低い静粛モードとを有し、前記静
粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する設定時
間記憶手段と、前記記録情報を受信した際に時刻のデー
タを取得する時刻取得手段と、前記時刻データと前記時
間帯のデータとを比較して、指示された時間が前記時間
帯の範囲内であるか否かを判定する判定手段と、前記判
定手段の判定結果に応じて記録モードを設定する設定手
段と、を備えている。
【0011】また、上記目的を達成する本発明の記録装
置の制御方法は、外部機器から送信された記録情報に基
づいて記録を行い、記録モードとして、通常モードと記
録動作によって発生する騒音が前記通常モードよりも低
い静粛モードとを有する記録装置の制御方法であって、
前記静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する
設定時間記憶工程と、前記記録情報を受信した時刻のデ
ータを取得する時刻取得工程と、前記時刻データと前記
時間帯のデータとを比較して、指示された時間が前記時
間帯の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、前記
判定工程での判定結果に応じて記録モードを設定する設
定工程と、を備えている。
置の制御方法は、外部機器から送信された記録情報に基
づいて記録を行い、記録モードとして、通常モードと記
録動作によって発生する騒音が前記通常モードよりも低
い静粛モードとを有する記録装置の制御方法であって、
前記静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する
設定時間記憶工程と、前記記録情報を受信した時刻のデ
ータを取得する時刻取得工程と、前記時刻データと前記
時間帯のデータとを比較して、指示された時間が前記時
間帯の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、前記
判定工程での判定結果に応じて記録モードを設定する設
定工程と、を備えている。
【0012】すなわち、本発明では、外部機器から送信
された記録情報に基づいて記録を行い、記録モードとし
て、通常モードと記録動作によって発生する騒音が前記
通常モードよりも低い静粛モードとを有する記録装置に
おいて、静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶
し、記録情報を受信した時刻のデータを取得し、時刻デ
ータと時間帯のデータとを比較して、受信した時間が時
間帯の範囲内であるか否かを判定し、判定結果に応じて
記録モードを設定する。
された記録情報に基づいて記録を行い、記録モードとし
て、通常モードと記録動作によって発生する騒音が前記
通常モードよりも低い静粛モードとを有する記録装置に
おいて、静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶
し、記録情報を受信した時刻のデータを取得し、時刻デ
ータと時間帯のデータとを比較して、受信した時間が時
間帯の範囲内であるか否かを判定し、判定結果に応じて
記録モードを設定する。
【0013】このようにすると、記憶された時間帯の範
囲内の時間では静粛モードで記録が行われ、それ以外の
時間では通常モードで記録が行われる。
囲内の時間では静粛モードで記録が行われ、それ以外の
時間では通常モードで記録が行われる。
【0014】従って、時間帯を深夜等に設定することに
より、周囲が静かな環境においては静粛モードで記録を
行って騒音を抑制すると共に、それ以外の時間では高速
に記録を行うようにして、環境に応じて騒音を抑制する
ことと記録速度に対する要求とを満たすことが可能とな
る。
より、周囲が静かな環境においては静粛モードで記録を
行って騒音を抑制すると共に、それ以外の時間では高速
に記録を行うようにして、環境に応じて騒音を抑制する
ことと記録速度に対する要求とを満たすことが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0016】本明細書において、「記録」(「プリン
ト」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等
を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものと
する。
ト」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等
を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものと
する。
【0017】また、「記録媒体」とは、一般的な記録装
置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック
・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮
革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック
・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮
革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0018】さらに、「インク」(「液体」と言う場合
もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様
広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成または記録
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付
与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され
得る液体を表すものとする。
もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様
広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成または記録
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付
与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され
得る液体を表すものとする。
【0019】図1は、本発明の一実施形態としてのホス
トコンピュータとプリンタとを含む記録システムの構成
を示す外観図である。
トコンピュータとプリンタとを含む記録システムの構成
を示す外観図である。
【0020】同図において、100はホストコンピュー
タであり、本体110、CRTディスプレイ120、キ
ーボード130から構成される。200は、記録媒体に
インクを吐出して画像を形成するインクジェットプリン
タ等のプリンタである。また、150は、ホストコンピ
ュータ100とプリンタ200を接続するセントロニク
スインターフェースケーブルやUSBケーブル等の通信
ケーブルである。
タであり、本体110、CRTディスプレイ120、キ
ーボード130から構成される。200は、記録媒体に
インクを吐出して画像を形成するインクジェットプリン
タ等のプリンタである。また、150は、ホストコンピ
ュータ100とプリンタ200を接続するセントロニク
スインターフェースケーブルやUSBケーブル等の通信
ケーブルである。
【0021】なお、ここではホストコンピュータ100
とプリンタ200との間を通信ケーブル150によって
接続するものとしたが、両者の間を、例えば、赤外線
(IrDA)やブルートゥース、無線LANなどによっ
て無線で接続してもよい。
とプリンタ200との間を通信ケーブル150によって
接続するものとしたが、両者の間を、例えば、赤外線
(IrDA)やブルートゥース、無線LANなどによっ
て無線で接続してもよい。
【0022】図2は、本実施形態のプリンタ200の一
例としてのインクジェットプリンタの構成の概要を示す
外観斜視図である。図2において、キャリアモータ50
13の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5
011を介して回転するリードスクリュー5005の螺
旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン
(不図示)を有し、ガイドレール5003に支持されて
矢印a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、
記録ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体
型インクジェットカートリッジIJCが搭載されてい
る。
例としてのインクジェットプリンタの構成の概要を示す
外観斜視図である。図2において、キャリアモータ50
13の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5
011を介して回転するリードスクリュー5005の螺
旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン
(不図示)を有し、ガイドレール5003に支持されて
矢印a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、
記録ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体
型インクジェットカートリッジIJCが搭載されてい
る。
【0023】5002は紙押え板であり、キャリッジH
Cの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に
対して押圧する。5007,5008はフォトカプラ
で、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確
認して、キャリアモータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知器である。
Cの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に
対して押圧する。5007,5008はフォトカプラ
で、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確
認して、キャリアモータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知器である。
【0024】5016は記録ヘッドIJHの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。
【0025】又、5021は、吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0026】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0027】図2に示したインクジェットプリンタの動
作を説明すると、電源が投入されるとキャリッジHCは
ホームポジションに移動し、記録ヘッドIJHの吐出面
がクリーニングブレードによって清掃され、必要に応じ
て記録ヘッドから予備吐出等を行ってスタンバイ状態と
なる。その後、ホストコンピュータ100から記録デー
タが送信されると、記録媒体Pを不図示の搬送モータに
よって所定の記録開始位置まで搬送し、キャリッジHC
をa、b両方向に移動させつつ記録領域内で記録ヘッド
IJHを記録データに応じて駆動する、いわゆる走査を
行うことによってインクを記録媒体P上に吐出する。吐
出されたインクが記録媒体P上に着弾することにより画
像が形成される。走査と記録媒体Pの搬送とを交互に行
うことにより、記録媒体Pに1ページの記録がなされ
る。
作を説明すると、電源が投入されるとキャリッジHCは
ホームポジションに移動し、記録ヘッドIJHの吐出面
がクリーニングブレードによって清掃され、必要に応じ
て記録ヘッドから予備吐出等を行ってスタンバイ状態と
なる。その後、ホストコンピュータ100から記録デー
タが送信されると、記録媒体Pを不図示の搬送モータに
よって所定の記録開始位置まで搬送し、キャリッジHC
をa、b両方向に移動させつつ記録領域内で記録ヘッド
IJHを記録データに応じて駆動する、いわゆる走査を
行うことによってインクを記録媒体P上に吐出する。吐
出されたインクが記録媒体P上に着弾することにより画
像が形成される。走査と記録媒体Pの搬送とを交互に行
うことにより、記録媒体Pに1ページの記録がなされ
る。
【0028】また、本実施形態のインクジェットプリン
タ200は、記録モードとして通常モードと静粛モード
とを有しており、静粛モードは、駆動部から発生する騒
音を低下させるべく、通常モードと比較してキャリッジ
の移動速度及び記録ヘッドの吐出周波数が低下されてお
り、例えば、深夜の家庭等の静かな環境でも騒音を気に
せずに記録を行える。
タ200は、記録モードとして通常モードと静粛モード
とを有しており、静粛モードは、駆動部から発生する騒
音を低下させるべく、通常モードと比較してキャリッジ
の移動速度及び記録ヘッドの吐出周波数が低下されてお
り、例えば、深夜の家庭等の静かな環境でも騒音を気に
せずに記録を行える。
【0029】図3は、ホストコンピュータ100の制御
構成の一例を示すブロック図である。ホストコンピュー
タ100の本体110は、各種プログラムを格納したメ
モリ媒体210、メモリ媒体210上のプログラムコー
ドに基づいて動作を制御するCPU240、CRT12
0を制御するCRTコントローラ(CRTC)250、
キーボード(KB)130を制御するキーボード・コン
トローラ(KBC)260、プリンタ200との通信の
ためのインターフェース(I/F)270、本体の電源
遮断時においてもバックアップ電源等により計時動作を
継続する計時部280を備えている。
構成の一例を示すブロック図である。ホストコンピュー
タ100の本体110は、各種プログラムを格納したメ
モリ媒体210、メモリ媒体210上のプログラムコー
ドに基づいて動作を制御するCPU240、CRT12
0を制御するCRTコントローラ(CRTC)250、
キーボード(KB)130を制御するキーボード・コン
トローラ(KBC)260、プリンタ200との通信の
ためのインターフェース(I/F)270、本体の電源
遮断時においてもバックアップ電源等により計時動作を
継続する計時部280を備えている。
【0030】なお、計時部280は、データファイル等
の管理等のために一般的に使用されているものであり、
年、月、日、時、分の時刻情報をCPU240に提供す
る。
の管理等のために一般的に使用されているものであり、
年、月、日、時、分の時刻情報をCPU240に提供す
る。
【0031】メモリ媒体210は、プリンタドライバ2
20、文書処理等に供するアプリケーション・プログラ
ム230を格納する領域の他、O/Sを格納する領域や
CPU240のワーク領域等(不図示)を備えている。
20、文書処理等に供するアプリケーション・プログラ
ム230を格納する領域の他、O/Sを格納する領域や
CPU240のワーク領域等(不図示)を備えている。
【0032】プリンタドライバ220において、記録デ
ータ生成モジュール221は、例えばアプリケーション
・プログラム230で作成したデータファイルを基にプ
リンタ200が認識可能な形態の記録データを生成する
プログラムモジュールである。時刻取得モジュール22
2は、計時部280を参照して現在の時刻を取得するプ
ログラムモジュールである。時刻送信モジュール223
は、時刻取得モジュール222が取得した現在の時刻を
インターフェース270を介してプリンタ200に送信
するプログラムモジュールである。記録データ送信モジ
ュール224は、記録データをインターフェース270
を介してプリンタ200に送信するプログラムモジュー
ルである。
ータ生成モジュール221は、例えばアプリケーション
・プログラム230で作成したデータファイルを基にプ
リンタ200が認識可能な形態の記録データを生成する
プログラムモジュールである。時刻取得モジュール22
2は、計時部280を参照して現在の時刻を取得するプ
ログラムモジュールである。時刻送信モジュール223
は、時刻取得モジュール222が取得した現在の時刻を
インターフェース270を介してプリンタ200に送信
するプログラムモジュールである。記録データ送信モジ
ュール224は、記録データをインターフェース270
を介してプリンタ200に送信するプログラムモジュー
ルである。
【0033】時刻取得モジュール222及び時刻送信モ
ジュール223は、記録データをプリンタ200に送信
する前或いは後、若しくは一定の時間毎に夫々時刻を取
得し、プリンタ200に送信する。なお、以下では説明
の便宜のため、モジュール222及び223は、記録デ
ータの送信に先立って夫々時刻を取得し、送信するもの
として説明をするが、本発明はかかる形態に限定される
ものでない。
ジュール223は、記録データをプリンタ200に送信
する前或いは後、若しくは一定の時間毎に夫々時刻を取
得し、プリンタ200に送信する。なお、以下では説明
の便宜のため、モジュール222及び223は、記録デ
ータの送信に先立って夫々時刻を取得し、送信するもの
として説明をするが、本発明はかかる形態に限定される
ものでない。
【0034】図4は、インクジェットプリンタの制御構
成の一例を示すブロック図である。インターフェース
(I/F)1700は、ホストコンピュータ100から
送信された時刻データ、記録データ等を受信し、ゲート
アレイ1704に受信データを供給する。プログラムメ
モリ1702は、プリンタ200を制御するプログラム
を格納したメモリ媒体である。EEPROM1730
は、ホストコンピュータ100によって指定された設定
内容を記憶する領域(不図示)、時刻に関するデータを
記憶する領域(時刻メモリ)1731を含む不揮発性メ
モリである。この時刻メモリ1731には、工場出荷時
に、静粛モードで記録を行う時間帯を示す、開始時間と
終了時間のデータ(H時M分〜h時m分)を示す時刻デ
ータが初期設定値として書き込まれている。
成の一例を示すブロック図である。インターフェース
(I/F)1700は、ホストコンピュータ100から
送信された時刻データ、記録データ等を受信し、ゲート
アレイ1704に受信データを供給する。プログラムメ
モリ1702は、プリンタ200を制御するプログラム
を格納したメモリ媒体である。EEPROM1730
は、ホストコンピュータ100によって指定された設定
内容を記憶する領域(不図示)、時刻に関するデータを
記憶する領域(時刻メモリ)1731を含む不揮発性メ
モリである。この時刻メモリ1731には、工場出荷時
に、静粛モードで記録を行う時間帯を示す、開始時間と
終了時間のデータ(H時M分〜h時m分)を示す時刻デ
ータが初期設定値として書き込まれている。
【0035】ゲートアレイ1704は、CPU1701
の指示に従って、RAM1703を使用しながら記録デ
ータを展開して記録ヘッドIJHに送信するデータを形
成すると共に、ヘッドドライバ1705及びモータドラ
イバ1707、1708を制御する回路である。CPU
1701は、プログラムメモリ1702に格納された制
御プログラムに基づいてプリンタ200を統括的に制御
する。
の指示に従って、RAM1703を使用しながら記録デ
ータを展開して記録ヘッドIJHに送信するデータを形
成すると共に、ヘッドドライバ1705及びモータドラ
イバ1707、1708を制御する回路である。CPU
1701は、プログラムメモリ1702に格納された制
御プログラムに基づいてプリンタ200を統括的に制御
する。
【0036】ヘッドドライバ1705は、記録ヘッドI
JHを駆動するドライバである。キャリアモータ501
3は、記録ヘッドIJHを搭載するキャリッジを搬送す
るモータであり、モータドライバ1707は、キャリア
モータ5013を駆動するドライバである。また、モー
タドライバ1708は、記録媒体を搬送するための搬送
モータ1709を駆動するドライバである。
JHを駆動するドライバである。キャリアモータ501
3は、記録ヘッドIJHを搭載するキャリッジを搬送す
るモータであり、モータドライバ1707は、キャリア
モータ5013を駆動するドライバである。また、モー
タドライバ1708は、記録媒体を搬送するための搬送
モータ1709を駆動するドライバである。
【0037】なお、プログラムメモリ1702内には、
通常モードで記録を行なう場合のモータ駆動、吐出周波
数等の記録制御データと、静粛モードで記録を行なう場
合のモータ駆動、吐出周波数等の記録制御データとが格
納されている。
通常モードで記録を行なう場合のモータ駆動、吐出周波
数等の記録制御データと、静粛モードで記録を行なう場
合のモータ駆動、吐出周波数等の記録制御データとが格
納されている。
【0038】次に、本実施形態におけるプリンタ200
での具体的な処理について説明する。図5は、プリンタ
200で記録動作に先立って行われるモード設定処理を
示すフローチャートである。このフローチャートに係る
処理は、プログラムメモリ1702内のプログラムに基
づいて制御される。
での具体的な処理について説明する。図5は、プリンタ
200で記録動作に先立って行われるモード設定処理を
示すフローチャートである。このフローチャートに係る
処理は、プログラムメモリ1702内のプログラムに基
づいて制御される。
【0039】ユーザが、ホストコンピュータ100とプ
リンタ200とを接続して、ホストコンピュータから記
録を指示すると、ホストコンピュータ200のプリンタ
ドライバ220は、時刻取得モジュール222によっ
て、計時部280を参照して現在時刻のデータを取得
し、時刻送信モジュール223により、取得した現在時
刻のデータをインターフェース270を介してプリンタ
200に送信する。
リンタ200とを接続して、ホストコンピュータから記
録を指示すると、ホストコンピュータ200のプリンタ
ドライバ220は、時刻取得モジュール222によっ
て、計時部280を参照して現在時刻のデータを取得
し、時刻送信モジュール223により、取得した現在時
刻のデータをインターフェース270を介してプリンタ
200に送信する。
【0040】これに対して、プリンタ200は、インタ
ーフェース1700、ゲートアレイ1704を介して受
信した時刻データをRAM1703の所定の領域に書き
込むことによって、時刻データを取得する(ステップS
601)。
ーフェース1700、ゲートアレイ1704を介して受
信した時刻データをRAM1703の所定の領域に書き
込むことによって、時刻データを取得する(ステップS
601)。
【0041】そして、時刻メモリ1731より、静粛モ
ードで記録すべき時間帯である設定時間データを読出し
(ステップS602)、ステップS601で取得した現
在時刻が設定時間内であるか否かを判定する(ステップ
S603)。
ードで記録すべき時間帯である設定時間データを読出し
(ステップS602)、ステップS601で取得した現
在時刻が設定時間内であるか否かを判定する(ステップ
S603)。
【0042】ステップS603で、取得した現在時刻が
設定時間内であると判定された場合には、記録モードを
静粛モードに設定し、記録を行なう(ステップS60
4)。一方、取得した現在時刻が設定時間内でないと判
定された場合には、記録モードを通常モードに設定し、
記録を行なう(ステップS605)。
設定時間内であると判定された場合には、記録モードを
静粛モードに設定し、記録を行なう(ステップS60
4)。一方、取得した現在時刻が設定時間内でないと判
定された場合には、記録モードを通常モードに設定し、
記録を行なう(ステップS605)。
【0043】以上のように処理することにより、設定さ
れた時間内では静粛性を重視した記録モードに設定さ
れ、その他の時間帯では通常の高速記録を行なう記録モ
ードに設定される。
れた時間内では静粛性を重視した記録モードに設定さ
れ、その他の時間帯では通常の高速記録を行なう記録モ
ードに設定される。
【0044】以上説明したように本実施形態によれば、
通常は本来の速さで記録でき、特に静粛性を重視したい
時間帯だけ静かに記録することが可能である。
通常は本来の速さで記録でき、特に静粛性を重視したい
時間帯だけ静かに記録することが可能である。
【0045】[変形例]上記実施形態では、設定された
時間内である場合に、記録モードを静粛モードに設定す
るが、これに加えて、ユーザがホストコンピュータから
記録を指示する際に、設定された時間以外でも静粛モー
ドでの記録が行えるように、プリンタドライバ上で静粛
モードを設定することができるようにしてもよい。
時間内である場合に、記録モードを静粛モードに設定す
るが、これに加えて、ユーザがホストコンピュータから
記録を指示する際に、設定された時間以外でも静粛モー
ドでの記録が行えるように、プリンタドライバ上で静粛
モードを設定することができるようにしてもよい。
【0046】また、静粛モードで記録を行うべき時間帯
の設定についても、ユーザがプリンタドライバ上で時間
帯を設定し、プリンタ内の時刻メモリに設定されたデー
タを書き込むようにすることも好ましい。
の設定についても、ユーザがプリンタドライバ上で時間
帯を設定し、プリンタ内の時刻メモリに設定されたデー
タを書き込むようにすることも好ましい。
【0047】更に、上記実施形態では現在時刻のデータ
をホストコンピュータから受信する構成としたが、プリ
ンタ本体内にタイマを備える構成として、ホストコンピ
ュータから時刻データを取得せずに、プリンタ内部で現
在時刻のデータを取得するようにしてもよい。
をホストコンピュータから受信する構成としたが、プリ
ンタ本体内にタイマを備える構成として、ホストコンピ
ュータから時刻データを取得せずに、プリンタ内部で現
在時刻のデータを取得するようにしてもよい。
【0048】更にまた、上記実施形態とは逆に、設定し
た時間内でのみ通常モードで記録を行うようにすること
も考えられる。同様に、設定した時間帯に用いる記録モ
ードを、ユーザが予めプリンタドライバ上で登録するよ
うにすることも考えられる。
た時間内でのみ通常モードで記録を行うようにすること
も考えられる。同様に、設定した時間帯に用いる記録モ
ードを、ユーザが予めプリンタドライバ上で登録するよ
うにすることも考えられる。
【0049】[他の実施形態]上記の実施形態では、プ
リンタとしてシリアル記録を行うインクジェットプリン
タを例に挙げて説明したが、本発明はこれ以外の方式に
よって記録を行うプリンタにも適用できる。
リンタとしてシリアル記録を行うインクジェットプリン
タを例に挙げて説明したが、本発明はこれ以外の方式に
よって記録を行うプリンタにも適用できる。
【0050】フルライン型、熱転写型、レーザービーム
プリンタ等の、いずれの構成のプリンタも可動部とそれ
を駆動する駆動機構を有しており、この駆動によって騒
音が生じるので、本発明を適用することにより設定され
た時間帯において記録動作によって生じる騒音を抑制す
ることができる。中でも、記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジを移動させる走査によって記録を行うシリアル型の
プリンタに適用すると、顕著な効果が期待できる。
プリンタ等の、いずれの構成のプリンタも可動部とそれ
を駆動する駆動機構を有しており、この駆動によって騒
音が生じるので、本発明を適用することにより設定され
た時間帯において記録動作によって生じる騒音を抑制す
ることができる。中でも、記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジを移動させる走査によって記録を行うシリアル型の
プリンタに適用すると、顕著な効果が期待できる。
【0051】更に、本発明は、記録装置を含む複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インターフェース機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、記録装置に相当する構成を含む一つの機器
からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
器(例えばホストコンピュータ,インターフェース機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、記録装置に相当する構成を含む一つの機器
からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0052】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0053】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0054】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0055】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0056】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0057】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図5に示す)フローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。
の記憶媒体には、先に説明した(図5に示す)フローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶された時間帯の範囲内の時間では静粛モードで記録
が行われ、それ以外の時間では通常モードで記録が行わ
れる。
記憶された時間帯の範囲内の時間では静粛モードで記録
が行われ、それ以外の時間では通常モードで記録が行わ
れる。
【0059】従って、時間帯を深夜等に設定することに
より、周囲が静かな環境においては静粛モードで記録を
行って騒音を抑制すると共に、それ以外の時間では高速
に記録を行うようにして、環境に応じて騒音を抑制する
ことと記録速度に対する要求とを満たすことが可能とな
る。
より、周囲が静かな環境においては静粛モードで記録を
行って騒音を抑制すると共に、それ以外の時間では高速
に記録を行うようにして、環境に応じて騒音を抑制する
ことと記録速度に対する要求とを満たすことが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施形態としてのホストコンピュー
タとプリンタとを含む記録システムの構成を示す外観図
である。
タとプリンタとを含む記録システムの構成を示す外観図
である。
【図2】図1のプリンタの一例としてのインクジェット
プリンタの構成の概要を示す外観斜視図である。
プリンタの構成の概要を示す外観斜視図である。
【図3】ホストコンピュータの制御構成の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】インクジェットプリンタの制御構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】プリンタで記録動作に先立って行われるモード
設定処理を示すフローチャートである。
設定処理を示すフローチャートである。
100 ホストコンピュータ
110 本体
120 ディスプレイ
130 キーボード
150 通信ケーブル
200 プリンタ
210 メモリ媒体
220 プリンタドライバ
222 時刻取得モジュール
223 時刻送信モジュール
280 計時部
1701 CPU
1702 プログラムメモリ
1703 RAM
1704 ゲートアレイ
1730 EEPROM
1731 時刻メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C056 EA18 EB38 EB58 EB59 EC67
EC80 FA03 FA10 HA38 JA01
JA13 JB04
2C061 AP02 AP03 AP04 AQ04 AQ05
AQ06 AS02 HK19 HM00 HN05
HN15 HN20 HQ20 HQ21
5B021 AA01 BB01 BB04 CC05
Claims (17)
- 【請求項1】 外部機器から送信された記録情報に基づ
いて記録を行う記録装置であって、 記録モードとして、通常モードと記録動作によって発生
する騒音が前記通常モードよりも低い静粛モードとを有
し、 前記静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する
設定時間記憶手段と、 前記記録情報を受信した際に時刻のデータを取得する時
刻取得手段と、 前記時刻データと前記時間帯のデータとを比較して、指
示された時間が前記時間帯の範囲内であるか否かを判定
する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に応じて記録モードを設定する
設定手段と、を備えることを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記時刻取得手段は、前記外部機器から
前記時刻データを受信することを特徴とする請求項1に
記載の記録装置。 - 【請求項3】 現在時刻を計時するタイマ手段を更に備
え、前記時刻取得手段は、前記タイマ手段から前記時刻
データを取得することを特徴とする請求項1に記載の記
録装置。 - 【請求項4】 前記設定時間記憶手段は、不揮発性のメ
モリであることを特徴とする請求項1から3のいずれか
1項に記載の記録装置。 - 【請求項5】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録
媒体上で走査して記録を行うことを特徴とする請求項1
から4のいずれか1項に記載の記録装置。 - 【請求項6】 記録ヘッドからインクを吐出して記録を
行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に
記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項6に記載の記録装
置。 - 【請求項8】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
記録装置と接続可能なコンピュータ機器で実行され、該
記録装置を駆動するプリンタドライバであって、 現在時刻のデータを前記コンピュータ機器のタイマから
取得する手段と、 記録装置に記録すべき情報を送信する際に、前記現在時
刻のデータを先頭に付して送信する送信手段とを備えて
いることを特徴とするプリンタドライバ。 - 【請求項9】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
記録装置と接続可能なコンピュータ機器で実行され、該
記録装置を駆動するプリンタドライバであって、 前記静粛モードで記録すべき時間帯のデータをユーザに
入力させる時間帯入力手段と、 前記時間帯のデータを前記設定時間記憶手段に記憶させ
るべく、前記記録装置に送信する時間帯データ送信手段
と、を更に備えることを特徴とするプリンタドライバ。 - 【請求項10】 ユーザの所望する場合、記録装置に記
録すべき情報を送信する際に、前記静粛モードで記録す
べき旨を示すデータを先頭に付して送信するように構成
されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のプ
リンタドライバ。 - 【請求項11】 請求項1から6のいずれか1項に記載
の記録装置と、請求項8から10のいずれか1項に記載
のプリンタドライバがインストールされたコンピュータ
機器とを含む記録システム。 - 【請求項12】 外部機器から送信された記録情報に基
づいて記録を行い、記録モードとして、通常モードと記
録動作によって発生する騒音が前記通常モードよりも低
い静粛モードとを有する記録装置の制御方法であって、 前記静粛モードで記録すべき時間帯のデータを記憶する
設定時間記憶工程と、 前記記録情報を受信した際に時刻のデータを取得する時
刻取得工程と、 前記時刻データと前記時間帯のデータとを比較して、受
信した時間が前記時間帯の範囲内であるか否かを判定す
る判定工程と、 前記判定工程での判定結果に応じて記録モードを設定す
る設定工程と、を備えることを特徴とする記録装置の制
御方法。 - 【請求項13】 前記時刻取得工程で、前記外部機器か
ら前記時刻データを受信することを特徴とする請求項1
2に記載の記録装置の制御方法。 - 【請求項14】 現在時刻を計時するタイマ工程を更に
備え、前記時刻取得工程で、前記タイマ工程で計時され
た時刻データを取得することを特徴とする請求項12に
記載の記録装置の制御方法。 - 【請求項15】 前記設定時間記憶工程で、前記時間帯
のデータを不揮発性のメモリに記憶することを特徴とす
る請求項12から14のいずれか1項に記載の記録装置
の制御方法。 - 【請求項16】 請求項12から15のいずれか1項に
記載された記録装置の制御方法をコンピュータによって
実現するコンピュータプログラム。 - 【請求項17】 請求項16に記載されたコンピュータ
プログラムを格納することを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390533A JP2003182190A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 記録装置、プリンタドライバ、及び記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390533A JP2003182190A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 記録装置、プリンタドライバ、及び記録装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003182190A true JP2003182190A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27598423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001390533A Withdrawn JP2003182190A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 記録装置、プリンタドライバ、及び記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003182190A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183719A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Toshiba Tec Corp | 印刷装置、印刷装置のログ記録方法、プログラム、印刷システムおよび印刷システムのログ記録方法 |
US8379239B2 (en) | 2006-12-04 | 2013-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus and information processing method for executing process requested by an external device |
JP2016009130A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
JP2016196118A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001390533A patent/JP2003182190A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8379239B2 (en) | 2006-12-04 | 2013-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus and information processing method for executing process requested by an external device |
JP2012183719A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Toshiba Tec Corp | 印刷装置、印刷装置のログ記録方法、プログラム、印刷システムおよび印刷システムのログ記録方法 |
JP2016009130A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
JP2016196118A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |