JP2003180786A - 介護用折り畳み式簡易浴槽 - Google Patents
介護用折り畳み式簡易浴槽Info
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- JP2003180786A JP2003180786A JP2001390030A JP2001390030A JP2003180786A JP 2003180786 A JP2003180786 A JP 2003180786A JP 2001390030 A JP2001390030 A JP 2001390030A JP 2001390030 A JP2001390030 A JP 2001390030A JP 2003180786 A JP2003180786 A JP 2003180786A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 介護用折り畳み式簡易浴槽において、介護さ
れる人の近くで浴槽を組み立てさせ、介護される人を特
定場所の浴槽まで運ぶという人為的労力をなくするとと
もに、浴槽を任意に選択した設置箇所で簡便に組み立て
させ、また、不使用時には、各構成部品を夫々分解して
折り畳みさせ、その折り畳み作業を容易とし、収納・保
管や搬送を容易とし、よって、その取り扱いを簡便にす
るとともに収納スペースを小さくさせ、しかも、浴槽の
軽量化を図ることにある。 【構成】 離間した一組の脚部に一組の棒状部材を横架
して枠組み構成体を構成し、この枠組み構成体には浴槽
空間を形成する浴槽用無蓋箱状シートを設けている。
れる人の近くで浴槽を組み立てさせ、介護される人を特
定場所の浴槽まで運ぶという人為的労力をなくするとと
もに、浴槽を任意に選択した設置箇所で簡便に組み立て
させ、また、不使用時には、各構成部品を夫々分解して
折り畳みさせ、その折り畳み作業を容易とし、収納・保
管や搬送を容易とし、よって、その取り扱いを簡便にす
るとともに収納スペースを小さくさせ、しかも、浴槽の
軽量化を図ることにある。 【構成】 離間した一組の脚部に一組の棒状部材を横架
して枠組み構成体を構成し、この枠組み構成体には浴槽
空間を形成する浴槽用無蓋箱状シートを設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、介護用折り畳み
式簡易浴槽に係り、特に簡単な構成で且つ取り扱いが簡
便な浴槽を構成することができる介護用折り畳み式簡易
浴槽に関する。
式簡易浴槽に係り、特に簡単な構成で且つ取り扱いが簡
便な浴槽を構成することができる介護用折り畳み式簡易
浴槽に関する。
【０００２】
【従来の技術】介護においては、介護される人の体を湯
浴びする作業がある。この場合に、通常、自宅において
は、介護される人を浴槽室まで運んだり、あるいは、浴
槽を積み込んだ介護用車を自宅に来てもらい、介護され
る人をその介護用車内の浴槽まで運んでいた。
浴びする作業がある。この場合に、通常、自宅において
は、介護される人を浴槽室まで運んだり、あるいは、浴
槽を積み込んだ介護用車を自宅に来てもらい、介護され
る人をその介護用車内の浴槽まで運んでいた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、介護
される人の体を湯浴びする場合に、介護される人を特定
場所の浴槽まで運ばなければならず、人為的労力が多大
になるととともに、不便であり、改善が望まれていた。
される人の体を湯浴びする場合に、介護される人を特定
場所の浴槽まで運ばなければならず、人為的労力が多大
になるととともに、不便であり、改善が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、離間した一組の脚部に一
組の棒状部材を横架して枠組み構成体を構成し、この枠
組み構成体には浴槽空間を形成する浴槽用無蓋箱状シー
トを設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、離間した一組の脚部に一
組の棒状部材を横架して枠組み構成体を構成し、この枠
組み構成体には浴槽空間を形成する浴槽用無蓋箱状シー
トを設けたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】この発明は、脚部に棒状部材を組
み付け、この棒状部材に浴槽用無蓋箱状シートを取り付
け、この浴槽用無蓋箱状シートで形成した浴槽空間にお
湯を流し込むことにより、介護される人の近くで浴槽を
組み立てることができ、介護される人を特定場所の浴槽
まで運ぶという人為的労力がなくなるとともに、浴槽を
任意に選択した設置箇所で簡便に組み立てることがで
き、また、不使用時には、脚部と棒状部材と浴槽用無蓋
箱状シートとを夫々分解して折り畳むことで、その折り
畳み作業が容易となり、収納・保管や搬送が容易とな
り、その取り扱いを簡便にすることができるとともに収
納スペースを小さくさせ、しかも、浴槽の軽量化を図る
ことができる。
み付け、この棒状部材に浴槽用無蓋箱状シートを取り付
け、この浴槽用無蓋箱状シートで形成した浴槽空間にお
湯を流し込むことにより、介護される人の近くで浴槽を
組み立てることができ、介護される人を特定場所の浴槽
まで運ぶという人為的労力がなくなるとともに、浴槽を
任意に選択した設置箇所で簡便に組み立てることがで
き、また、不使用時には、脚部と棒状部材と浴槽用無蓋
箱状シートとを夫々分解して折り畳むことで、その折り
畳み作業が容易となり、収納・保管や搬送が容易とな
り、その取り扱いを簡便にすることができるとともに収
納スペースを小さくさせ、しかも、浴槽の軽量化を図る
ことができる。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明を詳細且つ具体
的に説明する。図１〜５は、この発明の第１実施例を示
すものである。図１において、２は介護用折り畳み式簡
易浴槽である。この介護用折り畳み式簡易浴槽２は、枠
組み構成体４と浴槽用無蓋箱状シート６とから、分解・
組み立て可能に構成されている。
的に説明する。図１〜５は、この発明の第１実施例を示
すものである。図１において、２は介護用折り畳み式簡
易浴槽である。この介護用折り畳み式簡易浴槽２は、枠
組み構成体４と浴槽用無蓋箱状シート６とから、分解・
組み立て可能に構成されている。
【０００７】枠組み構成体４は、図２に示す如く、対峙
した一組の脚部８・８と、この一組の脚部８・８に横架
して取り付けられる一組の棒状部材１０・１０とからな
る。
した一組の脚部８・８と、この一組の脚部８・８に横架
して取り付けられる一組の棒状部材１０・１０とからな
る。
【０００８】脚部８は、図３に示す如く、第１〜７脚用
棒材１２〜２４と第１〜６継手２６〜３６とを所定に組
み付けて構成されている。第１〜７脚用棒材１２〜２４
は、夫々所要長さで直線状に形成され、中実状やパイプ
状からなるものである。第１継手２６は、Ｌ字継手であ
り、第１一方接続部２６Ａと第１他方接続部２６Ｂとを
備えている。第２継手２８は、第１継手２６と同一形状
のＬ字継手であり、第２一方接続部２８Ａと第２他方接
続部２８Ｂとを備えている。第３継手３０は、三方継手
であり、第３一方接続部３０Ａと第３他方接続部３０Ｂ
と第３上方接続部３０Ｃとを備えている。第４継手３２
は、第３継手３０と同一形状の三方継手であり、第４一
方接続部３２Ａと第４他方接続部３２Ｂと第４上方接続
部３２Ｃとを備えている。第５継手３４は、第５下方接
続部３４Ａとこの第５下方接続部３４Ａの軸心に対して
直交方向に指向する第５横方接続部３４Ｂとを備えてい
る。第６継手３６は、第５継手３４と同一形状であり、
第６下方接続部３６Ａとこの第６下方接続部３６Ａの軸
心に対して直交方向に指向する第６横方接続部３６Ｂと
を備えている。
棒材１２〜２４と第１〜６継手２６〜３６とを所定に組
み付けて構成されている。第１〜７脚用棒材１２〜２４
は、夫々所要長さで直線状に形成され、中実状やパイプ
状からなるものである。第１継手２６は、Ｌ字継手であ
り、第１一方接続部２６Ａと第１他方接続部２６Ｂとを
備えている。第２継手２８は、第１継手２６と同一形状
のＬ字継手であり、第２一方接続部２８Ａと第２他方接
続部２８Ｂとを備えている。第３継手３０は、三方継手
であり、第３一方接続部３０Ａと第３他方接続部３０Ｂ
と第３上方接続部３０Ｃとを備えている。第４継手３２
は、第３継手３０と同一形状の三方継手であり、第４一
方接続部３２Ａと第４他方接続部３２Ｂと第４上方接続
部３２Ｃとを備えている。第５継手３４は、第５下方接
続部３４Ａとこの第５下方接続部３４Ａの軸心に対して
直交方向に指向する第５横方接続部３４Ｂとを備えてい
る。第６継手３６は、第５継手３４と同一形状であり、
第６下方接続部３６Ａとこの第６下方接続部３６Ａの軸
心に対して直交方向に指向する第６横方接続部３６Ｂと
を備えている。
【０００９】第１〜４脚用棒材１２〜１８は、第１〜４
継手２６〜３２によって所定の四角枠形状に接続されて
下側支持部３８を構成し、床面に設置されるものであ
る。この場合、この下側支持部３８の各隅部位の内側に
は、第１〜４内側補強材４０−１〜４０−４が固定され
ている。また、第３継手３０の第３一方接続部３０Ａと
第３上方接続部３０Ｃとの間に一側斜め補強材４２−１
が固定されているとともに、第４継手３２の第４一方接
続部３２Ａと第４上方接続部３２Ｃとの間に一側斜め補
強材４２−２が固定されている。これにより、脚部８の
下側の補強が補強されるものである。
継手２６〜３２によって所定の四角枠形状に接続されて
下側支持部３８を構成し、床面に設置されるものであ
る。この場合、この下側支持部３８の各隅部位の内側に
は、第１〜４内側補強材４０−１〜４０−４が固定され
ている。また、第３継手３０の第３一方接続部３０Ａと
第３上方接続部３０Ｃとの間に一側斜め補強材４２−１
が固定されているとともに、第４継手３２の第４一方接
続部３２Ａと第４上方接続部３２Ｃとの間に一側斜め補
強材４２−２が固定されている。これにより、脚部８の
下側の補強が補強されるものである。
【００１０】第３継手３０の第３上方接続部３０Ｃに
は、第５脚用棒材２０の一端側が立設して接続されてい
る。第４継手３２の第４上方接続部３２Ｃには、第６脚
用棒材２２の一端側が立設して接続されている。また、
第５脚用棒材２０の他端側には、第５継手３４の第５下
方接続部３４Ａが接続されている。第６脚用棒材２２の
他端側には、第６継手３６の第６下方接続部３６Ａが接
続されている。
は、第５脚用棒材２０の一端側が立設して接続されてい
る。第４継手３２の第４上方接続部３２Ｃには、第６脚
用棒材２２の一端側が立設して接続されている。また、
第５脚用棒材２０の他端側には、第５継手３４の第５下
方接続部３４Ａが接続されている。第６脚用棒材２２の
他端側には、第６継手３６の第６下方接続部３６Ａが接
続されている。
【００１１】第５継手３４の第５横方接続部３４Ｂと第
６継手３６の第６横方接続部３６Ｂとには、水平方向か
ら第７脚用棒材２４が挿入して設けられる。また、この
第７脚用棒材２４の一端側には、上方に開放する一側保
持部４４−１が一体となった一側連絡管材４６−１が嵌
装して設けられている。第７脚用棒材２４の他端側に
は、上方に開放する他側保持部４４−２が一体となった
他側連絡管材４６−２が嵌装して設けられている。
６継手３６の第６横方接続部３６Ｂとには、水平方向か
ら第７脚用棒材２４が挿入して設けられる。また、この
第７脚用棒材２４の一端側には、上方に開放する一側保
持部４４−１が一体となった一側連絡管材４６−１が嵌
装して設けられている。第７脚用棒材２４の他端側に
は、上方に開放する他側保持部４４−２が一体となった
他側連絡管材４６−２が嵌装して設けられている。
【００１２】棒状部材１０・１０は、直線状で中実状や
パイプ状からなる。一方の棒状部材１０は、対峙した脚
部８・８の各一側保持部４４−１・４４−２に設置され
る。また、他方の棒状部材１０は、対峙した脚部８・８
の各他側保持部４４−２・４４−１に設置される。
パイプ状からなる。一方の棒状部材１０は、対峙した脚
部８・８の各一側保持部４４−１・４４−２に設置され
る。また、他方の棒状部材１０は、対峙した脚部８・８
の各他側保持部４４−２・４４−１に設置される。
【００１３】浴槽用無蓋箱状シート６は、フレキシブル
な素材からなり、図１に示す如く、枠組み構成体４内の
空間で、一組の棒状部材１０・１０に吊持して取り付け
られるものであり、この一組の棒状部材１０・１０を挿
入させる長穴状の一組の挿入部４８・４８を備えている
とともに、底部５０と一側部５２と他側部５４と一端部
５６と他端部５８とからなって上方に開放する四角方体
の浴槽空間６０を形成し、この浴槽空間６０にお湯を貯
留可能なものである。この浴槽用無蓋箱状シート６に
は、下側に排水用具６２が取り付けられている。この排
水用具６２には、排水管６４が接続される。
な素材からなり、図１に示す如く、枠組み構成体４内の
空間で、一組の棒状部材１０・１０に吊持して取り付け
られるものであり、この一組の棒状部材１０・１０を挿
入させる長穴状の一組の挿入部４８・４８を備えている
とともに、底部５０と一側部５２と他側部５４と一端部
５６と他端部５８とからなって上方に開放する四角方体
の浴槽空間６０を形成し、この浴槽空間６０にお湯を貯
留可能なものである。この浴槽用無蓋箱状シート６に
は、下側に排水用具６２が取り付けられている。この排
水用具６２には、排水管６４が接続される。
【００１４】次に、この第１実施例の作用について説明
する。
する。
【００１５】介護用折り畳み式簡易浴槽２を構成する際
には、一組の脚部８・８に一組の棒状部材１０・１０を
組み付けて枠組み構成体４を形成し、そして、この枠組
み構成体４の一組の棒状部材１０・１０には、浴槽用無
蓋箱状シート６の一組の挿入部４８・４８を嵌装させる
と、浴槽用無蓋箱状シート６の底部５０と一側部５２と
他側部５４と一端部５６と他端部５８とによって浴槽空
間６０が形成され、この浴槽空間６０にお湯を入れ、介
護される人に湯浴びをする。
には、一組の脚部８・８に一組の棒状部材１０・１０を
組み付けて枠組み構成体４を形成し、そして、この枠組
み構成体４の一組の棒状部材１０・１０には、浴槽用無
蓋箱状シート６の一組の挿入部４８・４８を嵌装させる
と、浴槽用無蓋箱状シート６の底部５０と一側部５２と
他側部５４と一端部５６と他端部５８とによって浴槽空
間６０が形成され、この浴槽空間６０にお湯を入れ、介
護される人に湯浴びをする。
【００１６】その湯浴び後には、排水用部６２に排水管
６４を接続して、浴槽空間６０内の水を所定場所に排水
する。
６４を接続して、浴槽空間６０内の水を所定場所に排水
する。
【００１７】そして、図５に示す如く、浴槽用無蓋箱状
シート６を例えば一組の棒状部材１０・１０と共に丸め
てコンパクトにしたり、あるいは、浴槽用無蓋箱状シー
ト６を小さく折り畳んで、浴槽用無蓋箱状シート６をコ
ンパクトにし、また、一組の脚部８・８を、図４に示す
如く、重ね合わせてコンパクトにし、収納・保管する。
シート６を例えば一組の棒状部材１０・１０と共に丸め
てコンパクトにしたり、あるいは、浴槽用無蓋箱状シー
ト６を小さく折り畳んで、浴槽用無蓋箱状シート６をコ
ンパクトにし、また、一組の脚部８・８を、図４に示す
如く、重ね合わせてコンパクトにし、収納・保管する。
【００１８】この結果、介護用折り畳み式簡易浴槽２
を、介護される人の近くで浴槽を組み立てることがで
き、介護される人を特定場所の浴槽まで運ぶという人為
的労力がなくなるとともに、浴槽を任意に選択した設置
箇所で簡便に組み立てることができ、また、不使用時に
は、脚部８と棒状部材１０と浴槽用無蓋箱状シート６と
を夫々分解して折り畳むことで、その折り畳み作業が容
易となり、収納・保管や搬送が容易となり、その取り扱
いを簡便にすることができるとともに収納スペースを小
さくさせ、しかも、浴槽の軽量化を図ることができる。
を、介護される人の近くで浴槽を組み立てることがで
き、介護される人を特定場所の浴槽まで運ぶという人為
的労力がなくなるとともに、浴槽を任意に選択した設置
箇所で簡便に組み立てることができ、また、不使用時に
は、脚部８と棒状部材１０と浴槽用無蓋箱状シート６と
を夫々分解して折り畳むことで、その折り畳み作業が容
易となり、収納・保管や搬送が容易となり、その取り扱
いを簡便にすることができるとともに収納スペースを小
さくさせ、しかも、浴槽の軽量化を図ることができる。
【００１９】図６は、この発明の第２実施例を示すもの
である。
である。
【００２０】以下の実施例においては、上述の第１実施
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【００２１】この第２実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、浴槽用無蓋箱状シート６の一組の
挿入用孔部４８・４８の途中には、一組の開口７２・７
２を形成した。
下の点にある。即ち、浴槽用無蓋箱状シート６の一組の
挿入用孔部４８・４８の途中には、一組の開口７２・７
２を形成した。
【００２２】この第２実施例の構成によれば、一組の棒
状部材１０・１０を浴槽用無蓋箱状シート６の一組の挿
入部４８・４８の途中の一組の開口７２・７２から外側
に現出することにより、浴槽空間６０の大きさ（長さ）
を自在に変更することができ、よって、座った状態で人
体に湯浴びをさせることが可能となり、使い勝手を向上
することができる。
状部材１０・１０を浴槽用無蓋箱状シート６の一組の挿
入部４８・４８の途中の一組の開口７２・７２から外側
に現出することにより、浴槽空間６０の大きさ（長さ）
を自在に変更することができ、よって、座った状態で人
体に湯浴びをさせることが可能となり、使い勝手を向上
することができる。
【００２３】図７〜９は、この発明の第３実施例を示す
ものである。
ものである。
【００２４】この第３実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、枠組み構成体４には、ネット材８
２が取り付けられる。このネット材８２は、浴槽空間６
０の面域よりも少し小さな面域に形成され、一組のネッ
ト用棒状部材８４・８４に保持され、また、一組のネッ
ト用棒状部材８４・８４の両端側が一組の連結具８６・
８６で連結され、そして、このネット用棒状部材８４・
８４が各両端側が４つの第１〜４吊り具（例えばチェー
ン等）８８−１〜８８−４によって浴槽用無蓋箱状シー
ト６内で一組の棒状部材１０・１０に吊り下げられるこ
とにより、枠組み構成体４に取り付けられる。
下の点にある。即ち、枠組み構成体４には、ネット材８
２が取り付けられる。このネット材８２は、浴槽空間６
０の面域よりも少し小さな面域に形成され、一組のネッ
ト用棒状部材８４・８４に保持され、また、一組のネッ
ト用棒状部材８４・８４の両端側が一組の連結具８６・
８６で連結され、そして、このネット用棒状部材８４・
８４が各両端側が４つの第１〜４吊り具（例えばチェー
ン等）８８−１〜８８−４によって浴槽用無蓋箱状シー
ト６内で一組の棒状部材１０・１０に吊り下げられるこ
とにより、枠組み構成体４に取り付けられる。
【００２５】この第３実施例の構成によれば、ネット材
８２を浴槽用無蓋箱状シート６内の浴槽空間６０で使用
する場合に、ネット材８２を枠組み構成体４の一組の棒
状部材１０・１０に吊り下げて浴槽空間６０内に配置
し、この浴槽空間６０内のネット材８２上に介護される
人体を載置し、浴槽空間６０内で介護される人体に湯浴
びを行い、一方、浴槽空間６０の外で介護される人体に
湯浴びを行ないたい場合には、ネット材８２を一組のネ
ット用棒状部材８４・８４及び一組の連結具８６・８６
と一体にして枠組み構成体４の上部面に載置し、ネット
材８２と一組のネット用棒状部材８４・８４と一組の連
結具８６・８６とをタンカとして利用し、この枠組み構
成体４の上部面に載置したネット材８２上に介護される
人体を載置し、浴槽空間６０の上方で介護される人体に
湯浴びをすることができる。よって、介護される人体を
介護用折り畳み式簡易浴槽２の浴槽空間６０内でネット
材８２上に移動させたり、介護される人体を介護用折り
畳み式簡易浴槽２の外でも湯浴びさせることができ、湯
浴び作業を浴槽空間６０の外でも容易にさせることがで
き、また、ネット材８２を、枠組み構成体４上に載置し
たり、あるいは、タンカとして利用することも可能とな
り、使い勝手を向上することができる。また、不使用時
には、図８に示す如く、一組のネット用棒状部材８４・
８４と共にネット材８２を丸めてコンパクトにすること
ができるとともに、一組の連結具８６・８６を一体的に
保管することができ、収納スペースを小さくすることが
できる。
８２を浴槽用無蓋箱状シート６内の浴槽空間６０で使用
する場合に、ネット材８２を枠組み構成体４の一組の棒
状部材１０・１０に吊り下げて浴槽空間６０内に配置
し、この浴槽空間６０内のネット材８２上に介護される
人体を載置し、浴槽空間６０内で介護される人体に湯浴
びを行い、一方、浴槽空間６０の外で介護される人体に
湯浴びを行ないたい場合には、ネット材８２を一組のネ
ット用棒状部材８４・８４及び一組の連結具８６・８６
と一体にして枠組み構成体４の上部面に載置し、ネット
材８２と一組のネット用棒状部材８４・８４と一組の連
結具８６・８６とをタンカとして利用し、この枠組み構
成体４の上部面に載置したネット材８２上に介護される
人体を載置し、浴槽空間６０の上方で介護される人体に
湯浴びをすることができる。よって、介護される人体を
介護用折り畳み式簡易浴槽２の浴槽空間６０内でネット
材８２上に移動させたり、介護される人体を介護用折り
畳み式簡易浴槽２の外でも湯浴びさせることができ、湯
浴び作業を浴槽空間６０の外でも容易にさせることがで
き、また、ネット材８２を、枠組み構成体４上に載置し
たり、あるいは、タンカとして利用することも可能とな
り、使い勝手を向上することができる。また、不使用時
には、図８に示す如く、一組のネット用棒状部材８４・
８４と共にネット材８２を丸めてコンパクトにすること
ができるとともに、一組の連結具８６・８６を一体的に
保管することができ、収納スペースを小さくすることが
できる。
【００２６】図１０は、この発明の第４実施例を示すも
のである。
のである。
【００２７】この第４実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、脚部８の下側支持部３８には、折
り畳み可能な折り畳み用溶補助支持部９２を一組の回動
接続部９４・９４で取り付けた。折り畳み用溶補助支持
部９２は、第１〜４棒状部材９６−１〜９６−４と第１
〜４継手９８−１〜９８−４とが所定に組み合わされて
構成される。
下の点にある。即ち、脚部８の下側支持部３８には、折
り畳み可能な折り畳み用溶補助支持部９２を一組の回動
接続部９４・９４で取り付けた。折り畳み用溶補助支持
部９２は、第１〜４棒状部材９６−１〜９６−４と第１
〜４継手９８−１〜９８−４とが所定に組み合わされて
構成される。
【００２８】この第４実施例の構成によれば、使用時に
は、折り畳み用補助支持部９２によって脚部８の設置状
態を安定させるとともに、不使用時には、折り畳み溶補
助支持部９２を回動接続部９４・９４を中心として回動
して立設した第５・第６脚用棒材２０・２２に寄り掛け
ることで（一点鎖線で示す）、脚部８をコンパクトにし
て収納・保管することができ、簡便である。
は、折り畳み用補助支持部９２によって脚部８の設置状
態を安定させるとともに、不使用時には、折り畳み溶補
助支持部９２を回動接続部９４・９４を中心として回動
して立設した第５・第６脚用棒材２０・２２に寄り掛け
ることで（一点鎖線で示す）、脚部８をコンパクトにし
て収納・保管することができ、簡便である。
【００２９】図１１は、この発明の第５実施例を示すも
のである。
のである。
【００３０】この第５実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、浴槽用無蓋箱状シート６の浴槽空
間６０内に水を充填し、この水の上に他のシート１０２
を載置することで、ウォータベッド１０４を構成した。
この場合に、シート１０２の端縁部位を、固定具１０６
・１０６によって枠組み構成体４に取り付ける。
下の点にある。即ち、浴槽用無蓋箱状シート６の浴槽空
間６０内に水を充填し、この水の上に他のシート１０２
を載置することで、ウォータベッド１０４を構成した。
この場合に、シート１０２の端縁部位を、固定具１０６
・１０６によって枠組み構成体４に取り付ける。
【００３１】この第５実施例の構成によれば、介護用折
り畳み式簡易浴槽２を利用してウォータベッド１０４を
容易に構成することができる。
り畳み式簡易浴槽２を利用してウォータベッド１０４を
容易に構成することができる。
【００３２】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、離間した一組の脚部に一組の棒状部材を
横架して枠組み構成体を構成し、この枠組み構成体には
浴槽空間を形成する浴槽用無蓋箱状シートを設けたこと
により、介護される人の近くで浴槽を組み立てることが
でき、介護される人を特定場所の浴槽まで運ぶという人
為的労力がなくなるとともに、浴槽を任意に選択した設
置箇所で簡便に組み立てることができ、また、不使用時
には、脚部と棒状部材と浴槽用無蓋箱状シートとを夫々
分解して折り畳むことで、その折り畳み作業が容易とな
り、収納・保管や搬送が容易となり、その取り扱いを簡
便にすることができるとともに収納スペースを小さくさ
せ、しかも、浴槽の軽量化を図得る。
発明によれば、離間した一組の脚部に一組の棒状部材を
横架して枠組み構成体を構成し、この枠組み構成体には
浴槽空間を形成する浴槽用無蓋箱状シートを設けたこと
により、介護される人の近くで浴槽を組み立てることが
でき、介護される人を特定場所の浴槽まで運ぶという人
為的労力がなくなるとともに、浴槽を任意に選択した設
置箇所で簡便に組み立てることができ、また、不使用時
には、脚部と棒状部材と浴槽用無蓋箱状シートとを夫々
分解して折り畳むことで、その折り畳み作業が容易とな
り、収納・保管や搬送が容易となり、その取り扱いを簡
便にすることができるとともに収納スペースを小さくさ
せ、しかも、浴槽の軽量化を図得る。
【図１】介護用折り畳み式簡易浴槽の斜視図である。
【図２】枠組み構成体の斜視図である。
【図３】脚部の斜視図である。
【図４】一組の脚部の収納・保管時の斜視図である。
【図５】浴槽用無蓋箱状シートの収納時の斜視図であ
る。
る。
【図６】第２実施例において介護用折り畳み式簡易浴槽
の斜視図である。
の斜視図である。
【図７】第３実施例においてネット材を取り付けた枠組
み構成体の斜視図である。
み構成体の斜視図である。
【図８】第３実施例においてネット材の収納時の斜視図
である。
である。
【図９】第３実施例において連結具の斜視図である。
【図１０】第４実施例において折り畳み用補助支持部を
備えた脚部の斜視図である。
備えた脚部の斜視図である。
【図１１】第５実施例において介護用折り畳み式簡易浴
槽を利用したウォータベッドの概略断面図である。
槽を利用したウォータベッドの概略断面図である。
２ 介護用折り畳み式簡易浴槽
４ 枠組み構成体
６ 浴槽用無蓋箱状シート
８ 脚部
１０ 棒状部材
６０ 浴槽空間
Claims (5)
- 【請求項１】 離間した一組の脚部に一組の棒状部材を
横架して枠組み構成体を構成し、この枠組み構成体には
浴槽空間を形成する浴槽用無蓋箱状シートを設けたこと
を特徴とする介護用折り畳み式簡易浴槽。 - 【請求項２】 前記浴槽用無蓋箱状シートは、前記一組
の棒状部材を挿入させる一組の棒挿入部を備え、この一
組の棒挿入部に前記一組の棒状部材が挿入され、前記一
組の棒状部材に吊持されたことを特徴とする請求項１に
記載の介護用折り畳み式簡易浴槽。 - 【請求項３】 前記浴槽用無蓋箱状シートの前記棒挿入
部の途中には開口が形成され、この開口から前記棒状部
材を現出することにより、前記浴槽用無蓋箱状シートに
よって形成される前記浴槽空間の大きさを変更すること
を特徴とする請求項１に記載の介護用折り畳み式簡易浴
槽。 - 【請求項４】 前記一組の棒状部材には、ネット部材が
取り付けられたことを特徴とする請求項１に記載の介護
用折り畳み式簡易浴槽。 - 【請求項５】 前記脚部は、折り畳み用補助支持具を備
え、この折り畳み用補助支持具が収納時に折り畳まれる
ことを特徴とする請求項１に記載の介護用折り畳み式簡
易浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001390030A JP2003180786A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 介護用折り畳み式簡易浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001390030A JP2003180786A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 介護用折り畳み式簡易浴槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003180786A true JP2003180786A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=27598074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001390030A Pending JP2003180786A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 介護用折り畳み式簡易浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003180786A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008079636A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-10 | Nanwa:Kk | 簡易浴槽用組立式筐体 |
| JP2008079637A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-10 | Nanwa:Kk | 簡易浴槽用組立式筐体 |
| CN103653204A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-03-26 | 广西金穗农业投资集团有限责任公司 | 一种可折叠移动式香蕉清洗装置 |
| KR200477295Y1 (ko) * | 2014-10-16 | 2015-06-01 | 이대복 | 이동식 욕조 |
| JP5961803B1 (ja) * | 2016-02-26 | 2016-08-02 | 株式会社ひでぴょん | コンクリート養生室及びコンクリート養生方法 |
| JP6116742B1 (ja) * | 2016-08-30 | 2017-04-19 | 三島光産株式会社 | ポータブル多機能槽 |
| JP6169226B1 (ja) * | 2016-06-06 | 2017-07-26 | 三島光産株式会社 | 高機能入浴デバイス |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001390030A patent/JP2003180786A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008079636A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-10 | Nanwa:Kk | 簡易浴槽用組立式筐体 |
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| CN103653204B (zh) * | 2013-11-21 | 2016-05-11 | 广西金穗农业集团有限公司 | 一种可折叠移动式香蕉清洗装置 |
| KR200477295Y1 (ko) * | 2014-10-16 | 2015-06-01 | 이대복 | 이동식 욕조 |
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