JP2003180720A - アキレス腱伸張具 - Google Patents

アキレス腱伸張具

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JP2003180720A
JP2003180720A JP2001384665A JP2001384665A JP2003180720A JP 2003180720 A JP2003180720 A JP 2003180720A JP 2001384665 A JP2001384665 A JP 2001384665A JP 2001384665 A JP2001384665 A JP 2001384665A JP 2003180720 A JP2003180720 A JP 2003180720A
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Tatsuaki Hirayama
達章 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で足首を曲げた状態を保持できる
伸張具を提供する。 【解決手段】 床面2に載置される基枠3と、この基枠
3に人の肩幅程度の間隔を保って植設され、上端を手す
り杆5で連結された一対の縦枠4、4と、つま先上がり
に傾斜した板状体で、上端部をこの縦枠の基部に掛け外
し可能に係止される踏み板6と、この踏み板の縦枠基部
における係止箇所を変更可能にして踏み板の傾斜度を変
更する係止手段7と、踏み板の上面下端部に突設された
一対の踵あて12、12とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、アキレス腱伸張
具(以下単に伸張具という)に係り、特に、一定時間ア
キレス腱の伸張状態を安定に維持でき、もって背骨や骨
盤、或いはこれらを取り巻く骨の矯正、又は筋肉の強ば
りやストレスを解消して健康を増大させることができる
伸張具に関する。 【0002】 【従来の技術】周知の通り、人の身体は多くの骨、筋肉
或いは筋等によって組立られており、これら諸部材の不
整合、例えば骨のずれや骨格の変形、等は、それらが軽
微なものであっても、肩こり、腰痛或いは神経痛、等の
原因となっている。 【0003】そのため、古来より、マッサージ、按摩或
いは肩もみ等の療法が広く行われており、これらの療法
を行うことが職業にもなっている。 【0004】また、例えばリフティング・マシーンやラ
ンニング・マシーン、或いは懸垂装置や自動肩叩き機
等、身体の変形や骨のずれなどを物理的、或いは機械的
に矯正する装置も従来多用されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、例えば競技終了
後、陸上選手がフィールドに座り込んで足首を延ばした
り縮めたりする、換言すれば、足の指を脛に対して遠ざ
けたり近接させたりする仕草をよく目撃する。 【0006】足首をこのように屈曲すると、特に足首を
脛に近接するように曲げると、アキレス腱が伸張して筋
肉に快い緊張が生じ、不思議と足の疲れが著しく軽減さ
れたり、或いは腰痛が治ったりすることが経験的に知ら
れていた。 【0007】しかしながら、足首を延ばしたり縮めたり
する運動はかなり力が要るので何時でも手軽にできると
いうものではないし、また、その運動を補助する装置も
従来存在しなかった。 【0008】そこで、この発明は、簡単な構成で足首を
曲げた状態を保持できる伸張具を提供し、もって肩凝り
や腰痛を無くして人の健康の増進に寄与することを目的
としている。 【0009】 【発明を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、床面に載置される基枠と、この基枠に
人の肩幅程度の間隔を保って植設され、上端を手すり杆
で連結された一対の縦枠と、つま先上がりに傾斜した板
状体で、上端部をこの縦枠の基部に掛け外し可能に係止
される踏み板と、この踏み板の縦枠基部における係止箇
所を変更可能にして踏み板の傾斜度を変更する係止手段
と、踏み板の上面下端部に突設された一対の踵あてとを
有することを特徴とする。 【0010】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において符号1はこの発明の一実施例によ
る伸張具の全体を示し、この伸張具1は、例えば室内運
動場の床面2に載置される基枠3を有している。 【0011】この基枠3は、図1に示すように、例えば
引抜き加工による断面矩形のアルミ枠や矩形の鉄パイプ
を、溶接或いはねじ結合により全体の形状が細長い矩形
になるように成形したものである。 【0012】図示の実施例では、図面を明瞭にするた
め、アルミ枠や鉄パイプの断面形状は矩形であるとした
が、これは接続部や交差部の処理を適切に行えば、丸い
パイプでも良いことは勿論である。 【0013】尚、基枠の短辺方向の寸法は、人の肩幅と
同程度に設定するのが好適で、これに対し、その長手方
向の寸法は特に制約はないが、収納に場所を取らないと
いう意味で、例えば短辺の寸法の3〜4倍程度が好適で
ある。 【0014】上記基枠3の上面でその長手方向における
中央部には、一対の縦枠4、4が一体的に植設されてい
る。これらの縦枠4、4も基枠と同様にアルミや鉄のパ
イプを溶接或いはねじ止めにより結合するものとし、図
示の実施例のようにその下端を基枠の長辺に結合し、こ
れら縦枠4、4の間隔を人の肩幅程度とするのが良い。 【0015】上記縦枠4、4の上端は、水平な手すり杆
5によって一体的に連結されている。この手すり杆5
は、縦枠4、4の剛性を増大させると共に、この発明に
よる伸張具使用中手を掛けて体の安定を図るものであ
る。 【0016】上記縦枠4、4の基部(下部)にはつま先
上がりに傾斜した板状体である踏み板6が設けられてい
る。 【0017】この踏み板6は、後述する係止手段7を介
して、その上端部を縦枠の基部に掛け外し可能に、か
つ、踏み板の傾斜度を変更可能に、係止させている。 【0018】尚、ここで踏み板の傾斜度とは、踏み板6
と床面2との間の角度を言うものとし、本発明者らの実
験によれば、この傾斜度(傾斜角度)は15度乃至45
度が好適である。 【0019】図1に示す係止手段7は、縦枠4の下端部
に所定の間隔を保って開口した複数個のピン孔8、8
と、図2に示すように、踏み板6の側端縁上端部に植設
された一対の係止ピン9、9とを有し、係止ピン9の長
さ及び踏み板6と縦枠4、4との間の隙間の量を適切に
設定して、図2(A)に示すように、踏み板を縦枠に係
止するときには両方の係止ピン9、9を縦枠4、に夫々
係合させることができるようにする。 【0020】一方、踏み板を掛け変えるときには、図2
(B)に示すように、踏み板6を左右一方に移動させれ
ば係止ピン9を完全にピン孔8から抜き外すことができ
るようにし、次いで踏み板6を少し傾けて全体を右方に
移動させれば、他方の係止ピン9もピン孔8から抜き外
すことができ、その操作を逆に行って係止ピン9を高さ
の異なるピン孔8に係合させれば、踏み板の傾斜度を変
更することができる。 【0021】他方、図1に示すように、踏み板6の上面
には薄い剛性樹脂よりなる一対の足乗せシート11、1
1が例えば接着により貼着されており、各足乗せシート
11の下端には踵あて12が一体に突設されている。 【0022】この踵あて12は、この伸張具使用中(図
3参照)、足乗せシート11に乗せた足が踏み板6の傾
斜により下方にずり落ちることを防止するものである。 【0023】上記のように構成されたこの発明の一実施
例による伸張具は、図3に示すように、踏み板6に乗
り、両足を足乗せシート11、11に載置するようにし
て踏み板6上で直立して使用する。 【0024】使用法はごく簡単であり、図示の直立状態
を例えば1分間程度保持するだけでよく、短期間の使用
で顕著な効果がある。 【0025】このとき、両手で手すり杆5を握るように
すると体が安定し、また、踏み板6の傾斜により後方に
ずり落ちようとする体は、踵あて12に係止されて図3
の直立状態を安定に保つ。 【0026】図3に示す使用状態では、基枠3及び縦枠
7、7に対して固定された踏み板6と、踏み板上に直立
する足が体重程度の力で踏み板6上に確りと押し付けら
れているので、足先部分は脛に向かう方向に強い力を受
けることになる。 【0027】その結果、アキレス腱が伸張し、人体で一
番重要な脊髄を延ばし、背骨を取り巻く関連した数々の
骨のずれや傾き等を矯正し、筋肉の強ばり或いはストレ
ス等を緩和する。 【0028】その結果、腰痛、ひざ痛、肩こり、座骨神
経痛、五十肩、手足の痺れ、手足のむくみ、だるさ、肩
下がり、肩上がり、骨盤のずれ、臀部痛、O脚、X脚等
の軽減或いは矯正に効果があり、また、ぎっくり腰等の
予防に役立つ。 【0029】次に、この発明による伸張具の使用効果の
数例を述べる。この場合、勿論被験者との間に契約を交
わし、この伸張具の特許出願迄その構成や使用効果等を
秘密に保持させた。 【0030】実施例その1。被験者は55才の飲食業の
男性で背骨の非対称が原因と思われる腰痛と左足痛に悩
んでいたが、1回1分間、1日1〜3回の伸張具の使用
を1週間続けた結果、ほとんど痛みが無くなった。 【0031】実施例その2。被験者は57才の販売員の
女性。骨盤のずれによる臀部と股の付根の痛みに悩んで
いたが、1日1〜3回の本発明伸張具の使用を1週間続
けた結果、痛みは8割ほど解消(2割程残っているとい
う意味)。 【0032】実施例その3。被験者は35才のスペース
設計の男性。従来より猫背で首、肩こりがひどかった
が、本発明伸張具を1日1〜3回使用した結果、1週間
程度で7割位解消。 【0033】実施例その4。被験者は73才の主婦。従
来膝軟骨の関節痛に悩んでいたが、本発明伸張具を1日
1〜3回使用した結果、1週間ですり足で歩かなくとも
よくなる。 【0034】実施例その5。被験者は28才の事務員の
女性。O脚で、普通に立った場合、膝の間隔が10cm
(センチメートル)程度だったが、1日1〜3回の使用
を1週間続けたところ、膝の間隔が8cmに縮まった。 【0035】実施例その6。被験者は51才の運転手の
男性。従来より腰痛に悩み、長距離運転後ドライブイン
に立ち寄り、或いは目的地に到達後、運転席で3〜5分
位休んでからでないと次の行動ができなかったが、この
伸張具を1日1〜3回使用したところ、1週間で腰痛が
解消した。 【0036】実施例その7。被験者は53才の運転手の
男性。体が硬く、前屈姿勢で指先と地面との間隔が18
cmあったが、この伸張具の踏み板の傾斜角度を30度
にして1分間使用したところ、1回の使用で指先と地面
との間隔が8cmに縮まった。 【0037】尚、この発明は上記の実施例に限定される
ことなく種々に変形して実施することができる。 【0038】例えば、図4はこの発明の他の実施例によ
る係止手段を示し、この係止手段7は、縦枠4、4の下
端部を所定の間隔を保つ複数の連結バー13、13によ
り結合し、一方、踏み板6の上端部下面にその幅方向に
延在する断面略U字形の係止溝14を形成する。 【0039】そして、踏み板6の傾斜角度を変更するに
は、選択された連結バー13、3間に踏み板6の上端部
を差し入れ、これを矢印a方向に動かして係止溝14と
選択された連結バー13とを係合させた後、下端部を矢
印b方向に落として新たな傾斜角度を固定する。 【0040】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、床面に載置される基枠に一対の縦枠を植設し、こ
の基枠の基部につま先上がりに傾斜した踏み板を装着し
てその上に乗るようにしたので、自然に、かつ強い力で
つま先を脛のほうに曲げてアキレス腱を伸張することが
でき、その結果背骨を矯正して肩こりや腰痛等の種々の
不具合を短時間で矯正することができる、という極めて
優れた効果を奏する。 【0041】また、伸張具の構成及び使用方法が極めて
簡単である、等種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例による伸張具の外観斜視
図。 【図2】その係止手段の構造を説明するための線図。 【図3】この発明の一実施例による伸張具の使用状態を
示す外観斜視図。 【図4】他の係止手段の構造を説明するための線図。 【符号の説明】 1 伸張具 3 基枠 4 縦枠 5 手すり杆 6 踏み板 7 係止手段 8 ピン孔 9 係止ピン 12 踵あて 13 連結バー 14 係止溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 床面に載置される基枠と、この基枠に人
    の肩幅程度の間隔を保って植設され、上端を手すり杆で
    連結された一対の縦枠と、つま先上がりに傾斜した板状
    体で、上端部をこの縦枠の基部に掛け外し可能に係止さ
    れる踏み板と、この踏み板の縦枠基部における係止箇所
    を変更可能にして踏み板の傾斜度を変更する係止手段
    と、踏み板の上面下端部に突設された一対の踵あてとを
    有することを特徴とするアキレス腱伸張具。
JP2001384665A 2001-12-18 2001-12-18 アキレス腱伸張具 Pending JP2003180720A (ja)

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