JP2003180613A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2003180613A JP2002375155A JP2002375155A JP2003180613A JP 2003180613 A JP2003180613 A JP 2003180613A JP 2002375155 A JP2002375155 A JP 2002375155A JP 2002375155 A JP2002375155 A JP 2002375155A JP 2003180613 A JP2003180613 A JP 2003180613A
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浩行 牛房
Takeshi Kawabata
健 川端
Seiki Toriyama
誠記 鳥山
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Tadakuni Nomura
忠国 野村
Akio Uchiyama
昭夫 内山
Hideyuki Shoji
秀幸 正治
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つ以上の内視鏡機器を制御し、操作性を向
上させることができる内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 光源部52、ビデオプロセッサ部53等
の内視鏡機器は制御装置としてのコンピュータ58によ
り動作状態が制御され、また、各内視鏡機器の動作状態
は状態記憶装置60により記憶されており、コンピュー
タ58をリセットスイッチ62でリセットした場合、状
態記憶装置60はリセット直前の各動作状態を記憶し
て、リセットにより再起動したコンピュータ58に記憶
していた各動作状態の情報を伝送することにより、コン
ピュータ58をリセットした後にも、各内視鏡機器を再
起動等させることなく、動作状態を続行させることがで
き、操作性を向上できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡機器を制御す
る内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複数の内視鏡機器を制御装置により制御
する内視鏡装置が特開平6−249827号等で知られ
ている。また、内視鏡装置は、何等かの事情により制御
装置を再起動させることが必要になった場合に電源を切
ることなく速やかに再起動できるようにリセットスイッ
チが設けられている。 【0003】 【特許文献1】特開平6−249827号公報 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら制御装置
を何等かの事情により再起動させなければならない場合
の、制御装置がリセット中の内視鏡機器の動作について
は記述がない。内視鏡装置の構成によっては制御装置を
リセット中に、内視鏡画像が消えてしまうことが考えら
れ、リセット中の観察ができなくなってしまい内視鏡装
置の操作性を著しくそこなう恐れがある。 (本発明の目的)本発明は、制御装置により1つ以上の
内視鏡機器を制御し、操作性を向上させることができる
内視鏡装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】1つ以上の内視鏡機器を
制御する制御装置を備えた内視鏡装置において、前記制
御装置をリセットするリセットスイッチと、前記リセッ
トスイッチが押されたときの各内視鏡機器の動作状態を
記憶する記憶手段と、前記リセットスイッチの操作によ
る前記制御装置の再起動直後に、該リセットスイッチの
操作直前の前記各内視鏡機器の動作状態を前記記憶手段
から読み出し、前記制御装置に伝送する伝送手段と、を
備えたことを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装
置の構成を示し、図2はコントローラの構成を示し、図
3及び図4は警告画面を示し、図5は吸引ポンプ部の構
成を示し、図6及び図7は警告画面を示す。 【0007】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡装置1は内視鏡2と、この内視鏡2と接続さ
れ、内視鏡検査に使用される各種機器或いは装置を内蔵
したユニット本体3と、このユニット本体3と接続さ
れ、内視鏡画像を表示するモニタ4とから構成される。 【0008】内視鏡2は細長の挿入部5と、この挿入部
5の後端に形成された操作部6と、この操作部6から延
出されたユニバーサルコード7とを有し、ユニバーサル
コード7の末端にはコネクタ8が設けてある。 【0009】この内視鏡2内には照明光を伝送する図示
しないライトガイドが挿通され、コネクタ8を光源部1
1に接続することにより、光源部11内のランプで発生
した照明光がライトガイドの末端(入射端)に供給さ
れ、ライトガイドはこの照明光を伝送し、挿入部5の先
端部9の図示しない照明窓から伝送した照明光を出射す
る。この照明窓に隣接して観察窓が形成され、この観察
窓には対物レンズが取り付けられ、この対物レンズの結
像位置には固体撮像素子が配置され、結像された光学像
を光電変換する撮像手段を形成している。 【0010】そして、コネクタ8から延出されたスコー
プケーブルをビデオプロセッサ部12に接続することに
より、光電変換された撮像信号はビデオプロセッサ部1
2に入力され、信号処理されて標準的な映像信号が生成
され、モニタ4に出力され、モニタ4の表示画面に内視
鏡画像を表示する。 【0011】また、内視鏡2は吸引を行うための吸引チ
ャンネルを有し、この吸引チャンネルは吸引ポンプ部1
4と接続され、図示しない吸引ボタンを操作することに
より吸引の動作を行い、吸引された体液などはユニット
本体3内に収納した吸引ボトルに貯えられる。 【0012】ユニット本体3は、光源部11、電気メス
部13、吸引ポンプ部14、ビデオプロセッサ部12等
が、制御手段としてのコントローラ15とコントロール
ライン16を介して接続されている。 【0013】本実施の形態ではコントローラ15への操
作入力は、タッチパネル18から行われる。このタッチ
パネル18は、図示しないカラーLCDのディスプレイ
の表面に透明なマトリックススイッチを貼ったもので、
スイッチ等をグラフィックにて出力し、グラフィックの
対応するスイッチが押されたことを検出してマンマシン
インターフェースを構成するものである。 【0014】タッチパネル18から入力された操作内容
は、コントローラ15にて解析され、操作コマンドとし
てコントロールライン16に送出され、ユニット本体3
に内蔵された被制御機器(或いは内視鏡周辺機器とも記
す)としての光源部11ないし吸引ポンプ部14(機能
部11〜14とも記す)をコントロールする。 【0015】また、ユニット本体3はランプ交換扉開閉
検出部19と、吸引ボトル扉開閉検出部20とを有す
る。ランプ交換扉開閉検出部19はランプ交換扉の開閉
を検出し、コントロールライン16を介してランプ交換
扉の開閉信号をコントローラ15に伝送する。また、吸
引ボトル扉開閉検出部20は吸引ボトル扉の開閉を検出
し、コントロールライン16を介して吸引ボトル扉の開
閉信号をコントローラ15に伝送する。 【0016】図2はコントローラ15の構成を示す。一
般にいうDOS/Vパソコンの構成となっている。CP
Uを含むCPUチップセット22を中心に、RAM2
3、タッチパネル18に警告画面等を出力するグラフィ
ックコントローラ24が接続され、ISAバス25を介
して、警告画面のデータ等を記憶した記憶部21、被制
御機器に接続されるLANボード26、タッチパネル1
8のスイッチ入力を行うI/Oボード27、シリアル転
送を行う例えば2つのチャンネルのRS232C28
a,28bのポートが接続されている。記憶部21は、
より具体的には、ハードディスクである。もちろんRO
M,或いは光磁気ディスク装置等でも構わない。 【0017】本実施の形態では以下に説明するように、
内視鏡検査において警告すべき状態が発生した場合に
は、その警告すべき状態を術者、看護婦等のスタッフ或
いはユーザに告知できるように警告すべき状態の検出手
段を備え、かつその検出手段で検出された信号に対応し
て予め記憶した警告情報を記憶手段から読み出して、表
示手段に警告画面を表示し、スタッフ或いはユーザに警
告すべき状態の発生を告知する。 【0018】また、本実施の形態ではこの警告画面は警
告すべき状態に対する解決方法(解消方法)を告知(或
いは指示)する内容を含み、スタッフ或いはユーザはこ
の警告画面を参照して、その表示内容に従った処置を行
うことにより、容易に、警告すべき状態を解消できるよ
うにしていることが特徴となっている。 【0019】この場合、処置を行う手順が複数に及ぶ場
合、或いは1画面では分かりにくくなるような場合に
は、処置の手順に従って、表示内容を変更し、スタッフ
或いはユーザは表示内容に従って、指示された処置を行
うことにより、誤りなくかつ迅速に対処できるようにし
ている。このため、処置の手順に対応して(指示された
処置を行ったか否かにより、その処置に対応する状態に
設定されたか否かの)状態を検出する状態検出手段も備
えている。 【0020】具体的に説明すると、被制御機器の1つと
して例えば光源部11は照明光を発生するメインのラン
プのランプ切れの検出手段(例えば、このランプ切れの
検出手段はメインのランプの光を受光する受光素子と、
その受光素子の出力が所定レベル以上であるか否かを判
断する比較器とで構成され、比較器の出力がランプ切れ
の有無に対応する)を有し、ランプ切れの検出手段がラ
ンプ切れを検出した場合には、光源部11はサブのラン
プを点灯して観察を維持出来る状態にし、かつコントロ
ールライン16を介して「ランプ切れ」のメッセージを
コントローラ15に送出する。 【0021】「ランプ切れ」のメッセージを受け取った
コントローラ15は、コントローラ15内の記憶部21
から、ランプ切れに対応する記憶情報からその最初の警
告情報として、図3に示す第1の警告画面K1を読み出
し、警告画面表示手段として例えばタッチパネル18に
表示する。 【0022】この第1の警告画面K1では、警告すべき
状態としてランプ切れの発生を表示する。また、このラ
ンプ切れを解消するためにランプ交換の処置を指示す
る。また、このランプ交換の際にランプの温度が下がっ
てから行うように指示する。 【0023】このため、光源部11には、図示しないラ
ンプ温度測定部が設けてあり、警告時にはランプの温度
をモニタしてコントローラ15に送出するため、ランプ
の現実の温度を第1の警告画面K1に出力して注意を促
すようにしている。これにより、より安全にランプの交
換作業を行うことができる。 【0024】また、言葉(文言)だけの指示では、対処
方法が分かりにくい場合があるので、本実施の形態では
模式図を表示し、この模式図の指示を参照することによ
り、誤りなく、かつ簡単に処置できるようにしている。
つまり、ユニット本体3の模式図(概略図)を表示し、
最初に行うべき処置として光源部11のランプが収納さ
れている部分のランプ交換扉を開くようにその扉を図示
して指示する。 【0025】図3に示す第1の警告画面K1に従って、
ランプ交換扉を開けると、ランプ交換扉開閉検出部19
がランプ交換扉が開いたことを検出し、コントローラ1
5に知らせる。コントローラ15はランプ交換扉が開い
た状態を知ると、次の警告情報として、図4に示すよう
に第2の警告画面K2をタッチパネル18に表示する。 【0026】そして、この第2の警告画面K2ではラン
プ扉が開かれた状態の光源部11の概略図を表示し、そ
の概略図上で処置すべき手順を模式的に示す。具体的に
は先ず、ネジを回してヒートシンクを外すことを指示す
る。次の手順としてヒートシンクを矢印で示すように手
元側に引き出す。 【0027】そして、引き出したヒートシンクからラン
プ部分を交換する処置を行う。その後、新しいランプを
取り付けたヒートシンクを、光源部内に取付け、ネジを
回して固定し、さらに扉を閉じる処置を行うように示す
(図示略)。 【0028】このようにして指示された処置を行った
後、確認と表示された部分の確認スイッチ29を押す
と、コントローラ15はその押されたことを検知すると
第2の警告画面K2を終了し、通常の操作画面を表示す
ることになる。 【0029】次に吸引ポンプ部14に対する具体例を示
す。図5は、吸引ポンプ部14のブロック図である。ポ
ンプ31は吸引ボトル32内を負圧にすることで、内視
鏡2の吸引チャンネルからの胃液等を吸引ボトル32内
に吸い込む。 【0030】吸引ボトル32は、重量検出部33の上に
乗っており、そのため、吸引ボトル32が満水の程度に
重くなると、(警告すべき状態として)重量検出部33
はそれを検出して制御部34に知らせる。制御部34
は、図1のコントロールライン16を介してコントロー
ラ15に満水であることを知らせる。 【0031】コントローラ15は、満水の検知を受信し
たら、記憶部21から満水時の警告情報を読み出し、例
えば図6に示す第3の警告画面K3をタッチパネル18
に表示する。 【0032】つまり、この第3の警告画面K3では吸引
ボトル32が満水であることの警告メッセージを言葉で
告知すると共に、その対処方法をその対処の手順に従っ
て説明する。この場合にはユニット本体3の模式図(概
略図)を表示し、最初に行うべき処置として吸引ボトル
が収納されている部分の吸引ボトル交換扉を開くように
その扉を図示して指示する。 【0033】看護婦等がこの画面の指示にしたがって、
吸引ボトル扉を開けると、吸引ボトル扉開閉検出部20
がその扉が開いたことを検出し、コントローラ15に知
らせる。コントローラ15は、上記吸引ボトル扉が開か
れたことの状態検出が知らされると、再び記憶部21に
アクセスし、図6の警告画面の次の警告情報として図7
に示す第4の警告画面K4を読み出し、タッチパネル1
8に表示する。 【0034】この第4の警告画面K4ではチューブを抜
いて吸引ボトル内のインナーバッグをごと捨てることを
言葉で指示し、かつその処置内容を概略図によっても指
示する。 【0035】この指示に従って、インナーバッグをごと
捨てる処置を行い、確認のスイッチ29を押すと、新し
いインナーバックの取付けが図示され(図示略)、その
指示に従って処置を行うことにより、吸引ボトルの満水
に対する吸引ボトル交換の処置を誤りなく、かつ簡単に
行うことができる。 【0036】その後、吸引ボトル交換扉を閉じて、確認
のスイッチ29を操作すると、コントローラ15はタッ
チパネル18に通常の操作画面を表示させるように制御
する。 【0037】本実施の形態は、交換作業等の警告に関す
るもので具体的に説明したが、もちろん故障時の表示に
関しても同様のことをしてもよい。本実施の形態によれ
ば、警告が発生した場合の処置を誤りなく、確実に行う
ことができると共に、簡単かつ迅速に行うことができ
る。なお、例えば、図1のランプ交換扉開閉検出部19
を光源部11内に設けるようにしても良い。 【0038】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図8は本発明の第2の実施の形
態の内視鏡装置における主要部のブロック図である。本
実施の形態の内視鏡装置は第1の実施の形態の機能の他
に、複数の警告すべき状態が発生した場合に、優先度が
低いものも優先度が高いものと同時にユーザが認識でき
るようにしたものである。 【0039】本実施の形態の内視鏡装置は図1の内視鏡
装置1において、ユニット本体3の代わりに図8のユニ
ット本体35が用いられ、このユニット本体35にはビ
デオプリンタ36が接続される。 【0040】このユニット本体35には、光源部11、
電気メス部13、吸引ポンプ部14、ビデオプロセッサ
部12、満水検出部40が、コントロールライン16を
介してコントローラ15と接続されている。 【0041】コントローラ15への操作入力は、タッチ
パネル18から行われる。タッチパネル18は、図示し
ないカラーLCDのディスプレイの表面に透明なマトリ
ックススイッチを貼ったもので、スイッチ等をグラフィ
ックにて出力し、グラフィックの対応するスイッチが押
されたことを検出してマンマシンインターフェースを構
成するものである。 【0042】タッチパネル18から入力された操作内容
は、コントローラ15にて解析され、操作コマンドとし
てコントロールライン16に送出され、各機能部11〜
14、40をコントロールする。 【0043】電気メス部13には、患者側の電極である
Pコードの検出部13A、スコープ側の電流を回収する
Sコードの検出部13B、出力異常を検出する出力異常
検出部13Cがあり、それぞれPコードの未接続、Sコ
ードの未接続、出力異常の情報を制御部13Dを介して
コントローラ15に対して送信する。 【0044】ユニット本体35の外部に接続されるビデ
オプリンタ36には、紙詰まり検出部36Aがあり、紙
詰まりを起こした場合に、それを制御部36Bがコント
ローラ15に対して送信する。なお、コントローラ15
の構成は図2において、記憶部21の代わりに記憶部2
1′が用いられ、この記憶部21′は記憶部21の記憶
情報の他に、さらに複数の警告が発生した場合に、それ
らを同時に表示する警告画面の情報を記憶する構成であ
り、その他の構成は図2と同様であるのでその省略す
る。 【0045】次に、図10を使い、本実施の形態の動作
を説明する。コントローラ15のプログラムでは、定期
的に警告検出手段からの警告すべき状態等が検出された
か否かをチェックしているとする。警告すべき状態等が
検出されたことを受信した場合の警告表示処理ルーチン
を図10に示す。以下、警告すべき状態の検出或いは受
信を端に警告の検出或いは受信のように略記する。 【0046】警告を受信すると、最初のステップS1に
おいて、優先順位を予め定めてあるファイルを検索し
て、警告の優先順位を確認する。そして、次のステップ
S2において、優先順位に応じて予め定めたタッチパネ
ル18の表示位置に警告メッセージを出力する。 【0047】以下に、その表示の仕方(形態)を具体的
に示す。なお、この場合、Pコード未接続の警告と、S
コード未接続の警告は、優先度が同順位であり、これら
よりも紙詰まりの警告は、優先度が低いとする。 【0048】図11は優先順位に応じて警告メッセージ
(警告表示)を出す位置を示す。タッチパネル表示画面
18Aの上側2/3を重要警告表示エリア41として、
Sコード未接続の警告表示42、Pコード未接続の警告
表示43等の、優先順位の高いものは、このエリア41
に表示している。一方、ビデオプリンタ紙詰まりの警告
表示44は、優先順位が低いので、通常警告表示エリア
45に表示させている。 【0049】従って、ユーザはこの表示に従って、Sコ
ード接続、Pコード接続、詰まった紙の除去を行えば良
い。この場合、例えばSコード未接続などに対する処置
が分からない場合には、タッチパネル表示画面18Aに
表示したHELPスイッチ49をONすることにより、
この表示画面18Aに対する処置の方法が第1の実施の
形態と同様に概略図等で表示される。但し、警告が複数
であるので、選択された警告に対して解決の手順或いは
方法を示す。 【0050】そして、図11の警告に対して、例えばS
コード接続の処置を行うと、図11の表示状態からSコ
ード未接続警告表示42は無くなり、Pコード未接続の
警告表示43とビデオプリンタ紙詰まりの警告表示44
のみが残って表示される。 【0051】この場合、残った警告表示において、再び
警告の優先度を考慮して表示するようにしても良い。 【0052】また、さらにPコード接続の処置を行う
と、Pコード未接続警告表示43は無くなり、ビデオプ
リンタ紙詰まりの警告表示44のみが表示される。な
お、図11の警告に対して、例えば最初に最も優先度が
高い警告に対して、その警告を解消する処置を行わなけ
ればならないものでなく、最初にPコード接続の処置或
いはビデオプリンタ紙詰まりに対する処置を行っても良
い。 【0053】このように複数の警告が発生した場合、そ
れらの警告を同時に表示するようにしているので、その
時点での内視鏡装置における警告の状況全体を把握で
き、かつその状況においてユーザが選択して警告に対す
る処置を順次行うことができる。図11では、優先度が
高い/低いの2段階であったが、このエリアを3段階以
上に設定し、3段階以上の優先度に対応させてもよい。 【0054】図12では、別の出力(表示)のしかたを
示している。この具体例では、優先度の高いメッセージ
ほど、左上に表示している。従って、Sコード未接続4
6、Pコード未接続47、のような優先度の高いものが
左上隅側に表示され、紙詰まり48のような優先度の低
いものが右下隅側に表示されている。 【0055】これにより、使用者は、左上に表示される
警告ほど重要であることが認識できるので、重要度に応
じて対応することができる。なお、この表示例では、表
示ウインドウが重なって、警告表示が見えなくなるのを
防ぐために、「Sコード未接続」等の見出し部分をウイ
ンドウの下部に表記するようにしている。 【0056】また、表示に、警告優先度に応じた表記方
法を使っている。すなわち、警告度の高いものは、「警
告」と記し、さらに枠で囲んで見やすくした。そして、
警告度の低いものは、「注意」と記した。また、警告に
対する処置方法を言葉で説明している。そして、ユーザ
はこれらの警告に対して、対応する処置を行えば良い。 【0057】この場合、言葉だけでは分かりにくい場合
にはHELPスイッチ49を操作することにより、この
表示の状態で、どのような順に警告等に対する処置を行
うかの選択を行ったり、その選択に応じて各警告等に対
する処置手順或いは処置方法を模式的に表示されるよう
にするか否かの選択を行うこと等ができるようにしてい
るので、この内視鏡装置の構造に熟知していないユーザ
でも誤りなく、かつ短時間に警告等に処置することがで
きる。その他、警告に対する処置手順に関しては第1の
実施の形態で説明したので、その説明を省略する。 【0058】本実施の形態では、複数の警告等すべき状
態が発生した場合には、優先度等を考慮して、優先度の
低いものも同時に表示しているので、ユーザはその時点
での状況全体を把握できる。また、個々のユーザにとっ
ては優先度が異なる場合もあるので、表示された複数の
警告等の表示内容からユーザが選択して、処置すること
ができる。 【0059】この表示例では、優先順位が同順位の場合
は、所定の順番で本来の位置から優先度の低い場所に向
かって表示しているが、もちろん警告の種類が少ない場
合等には、予め優先度の考え方に従って、表示位置を決
めておいても構わない。 【0060】さらに、警告度に応じて表記を変化させた
が、これは色、形、フォントを変えてもかまわないし、
ブリンクさせる等表示方法を変えても構わない。これに
より、使用者は、警告を確実に知ることができるととも
に、その警告の重要性も同時に認識できるため、より適
当な対応をすることができる。その他の効果は第1の実
施の形態と同様の効果を有する。 【0061】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を説明する。この実施の形態の構成は第2の実施の形
態と同様であり、警告画面の表示形態が異なる。図13
は第3の実施の形態における警告画面の具体例を示す。
第2の実施の形態と同様に、複数の被制御機器を単一の
タッチパネル18により集中コントロールを行う内視鏡
装置における前記タッチパネル18に表示される代表的
な操作画面に、第3の実施の形態に従って警告を表示し
た具体例を示している。 【0062】本実施の形態では、操作画面151、重要
エラーウインドウ152、一般エラーウインドウ15
3、確認スイッチ154からなっている。重要エラーウ
インドウ152は一般ウインドウ153の枠よりも目立
つように枠が太いウインドウ枠160になっている。 【0063】その作用は、本内視鏡装置内にユーザに警
告しなくてはならない事象が発生すると、予め定めてあ
る事象の程度に応じて、その事象が重要なエラーであっ
たときは重要ウインドウ152の太いウインドウ枠16
0内にメッセージが表示される(但し、図13上は警告
のメッセージは省略している)。 【0064】一方、内視鏡装置に発生した事象が通常の
エラーであったときは、一般ウインドウ153の枠内に
メッセージが表示されるようになっている。各ウインド
ウはユーザがメッセージを確認し終えたら、確認スイッ
チ154を押すことにより閉じられて、通常の操作画面
に戻ることができる。 【0065】従って、重要なエラーと通常のエラーが同
時に発生した場合においても、ユーザは両方のエラーを
確認でき、落着いて対処できる。また、本実施の形態で
は重要ウインドウ152のウインドウ枠155を太くす
ることで目立つようにしていたがそれ以外にも赤色で表
示したり、枠の形状を変えたりして表示するようにして
もよい。 【0066】(第3の実施の形態の変形例)図14は第
3の実施の形態の第1の変形例に関する警告画面で、そ
の構成は第3の実施の形態がエラーの程度に応じた色や
形のウインドウを用いて重要度を表示していた代わり
に、複数の各エラーウインドウ153′内に重要度を数
値で示す重要度表示部155を設け、その重要度表示部
155の数値により重要度を表示している。その効果は
第3の実施の形態と同様である。 【0067】図15は第3の実施の形態の第2の変形例
に関する警告図面で、その構成は重要エラーウインドウ
152と一般エラーウインドウ153を用いている点は
第3の実施の形態と同じであるが、各々のウインドウの
大きさをエラーの重要度に応じて異なるものを用いたこ
とが違っている。その効果は第3の実施の形態の効果に
加えて、重要なエラーが分かり易くなっているという効
果があげられる。 【0068】なお、例えば図15において、例えば重要
エラーウインドウ152の警告に対する処置を行って、
重要エラーウインドウ152内の確認のスイッチ154
を操作した場合にはこの警告のメッセージを解消して、
残りの警告のメーッセージの内、最優先度を持つ警告の
メッセージをこの重要エラーウインドウ152で表示す
るようにしても良い。 【0069】また、重要エラーウインドウ152のもの
を優先して処置しない場合でも、その警告に対する処置
を行い、確認スイッチ154を操作して、その警告のメ
ッセージを消去し、残りの未処置の警告分を優先度を考
慮して表示させるようにしても良い。 【0070】このように表示すると、1つの警告に対し
て処置を行う度に、そのエラーウインドウ内の確認スイ
ッチ154を操作すると、警告の処置が行われていない
残りの警告の内、優先度が最も高いメッセージが重要エ
ラーウインドウ152に表示されることになる。 【0071】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を説明する。本実施の形態は第2の実施の形
態の機能の他に、音声でも警告などのメッセージを行う
ようにしたものである。本実施の形態は図8のユニット
本体35の代わりに図16に示すユニット本体35′を
採用したものである。 【0072】このユニット本体35′は、図8のユニッ
ト本体35において、さらに音声メッセージで出力する
音声出力部39が設けられ、この音声出力部39はコン
トロールライン16を介してコントローラ15と接続さ
れている。 【0073】図17は音声出力部39の構成を示す。制
御部39Aは、コントローラ15からの送信により、記
憶部39Bにある音声メッセージデータを読みだし、D
/A変換部39Cを通してアナログの音声信号に変換
し、出力部39Dから出力する。その他の構成は第2の
実施の形態と同様である。 【0074】つまり、ユニット本体35′は上記音声出
力部39の他に、光源部11、電気メス部13、吸引ポ
ンプ部14、ビデオプロセッサ部12、満水検出部40
が、コントロールライン16を介してコントローラ15
と接続されている。 【0075】コントローラ15への操作入力は、タッチ
パネル18から行われる。タッチパネルは、図示しない
が、カラーLCDのディスプレイの表面に透明なマトリ
ックススイッチを貼ったもので、スイッチ等をグラフィ
ックにて出力し、グラフィックの対応するスイッチが押
されたことを検出してマンマシンインターフェースを構
成するものである。 【0076】タッチパネル18から入力された操作内容
は、コントローラ15にて解析され、操作コマンドとし
てコントロールライン16に送出され、各機能部11〜
14、39、40をコントロールする。電気メス部13
には、患者側の電極であるPコードの検出部13A、ス
コープ側の電流を回収するSコードの検出部13B、出
力異常を検出する出力異常検出部13Cがあり、それぞ
れPコードの未接続、Sコードの未接続、出力異常の情
報を制御部13Dを経てコントローラ15に対して送信
する。 【0077】ユニット本体35′の外部に接続されるビ
デオプリンタ36には、紙詰まり検出部36Aがあり、
紙詰まりを起こした場合に、それを制御部36Bがコン
トローラ15に対して送信する。 【0078】次に、図18を参照して本実施の形態の主
要な動作を説明する。コントローラ15のプログラムで
は、定期的に警告の受信をチェックしているとする。そ
の受信ルーチンを図18に示す。最初のステップS11
において、まず警告受信は複数であるか否かの判断を行
う。もしも、警告数が1つ、つまり単数であれば、ステ
ップS12に示すようにメッセージをタッチパネル18
に視覚的に表示した後に、さらにステップS13に示す
ように警告の種類を音声出力部39に送信し、音声出力
部39から音声メッセージの出力を行うようにして聴覚
的にも警告を行う。 【0079】もし、警告数が複数ある場合は、ステップ
S14に示すように優先順位ファイルを検索して警告の
優先順位を決定する。この優先順位の決定の処理を行っ
た後、次のステップS15に移る。そして、最優先の警
告メッセージをタッチパネル18に出力し、最優先の警
告メッセージを視覚的に表示する。 【0080】さらにステップS16に示すように優先順
位に従って、警告の種類を音声出力部39に送信し、音
声出力部39から音声メッセージの出力を行う。この音
声メッセージの出力期間或いはタッチパネル18での警
告メッセージ表示の期間だけ時間待ちを行い(ステップ
S17)、その後に終了か否かの判断を行い(ステップ
S18)、終了していない場合にはステップS16に戻
り、終了している場合にはこの警告メーッセージの処理
を終了する。 【0081】なお、タッチパネル18に表示した警告表
示は、図示しない適当なタイミングで消去するか、次の
優先順位の表示の際に上書き表示などされる。優先順位
の決め方は、例えば安全性にかかわる警告は、他の一般
的な警告よりも優先順位を高くする方法が考えられる。
すなわち、一般に、電気メス部13の出力に関するトラ
ブルは、ビデオプリンタ36の紙詰まり、吸引ボトルの
満水検知等に比べて、安全上重要である場合が多いた
め、優先度を高くする。なお、ここでは音声のメッセー
ジは一巡したら終了させたが、もちろん警告が解消する
まで定期的に巡回させても良いことはいうまでもない。 【0082】図19に別の警告出力のしかたを示す。図
18におけるステップS15の処理、つまり最優先の警
告メッセージをタッチパネルに出力する処理部分が、図
19のステップS15′に示すように優先順位に従って
警告メッセージをタッチパネルに出力する処理部分とな
り、この処理がステップS16の音声による警告メッセ
ージ出力と同期させるようにして、聴覚と視覚での確認
内容を一致させることができる。また、ステップS18
の終了か否かの判断において、終了でない場合にはステ
ップS15′の処理に戻る。その他は図18と同様の処
理である。 【0083】図19の処理においても、警告の原因が解
消するまで、適宜に複数回巡回させてもよいことは図1
8の場合と同様である。また、好みにより、図18の方
法と図19の方法を切り換え可能な構成にしてもよい。 【0084】本実施の形態によれば、警告が発生した場
合の警告の告知を、より確実に行うことができるように
なる。 【0085】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を説明する。図20は本発明の第5の実施の
形態の内視鏡装置50Aの構成を示す。この内視鏡装置
50Aは、撮像手段を備えた内視鏡51と、この内視鏡
51に照明光を供給する光源部(図面では単に光源と略
記、他の機器も同様)52と、内視鏡51に内蔵された
図示しない電荷結合素子(CCDと略記)に対する信号
処理を行うビデオプロセッサ部53と、このビデオプロ
セッサ部53から出力される映像信号を表示するモニタ
としてのCRT54と、電気メスにより処置を行う場合
に使用される電気メス部55と、内視鏡51に設けられ
た吸引チャンネルにより吸引するための吸引ポンプ部5
6と、これら光源部52〜吸引ポンプ部56からなる内
視鏡周辺機器を制御するコンピュータ58と、コンピュ
ータ58に指示コマンドなどを入力するタッチパネル5
9と、内視鏡周辺機器の動作状態(通電された動作状態
及び通電されていない非動作状態)を記憶する状態記憶
装置60と、本内視鏡装置50Aの主電源ON/OFF
を行うメインスイッチ61と、コンピュータ58をリセ
ット(再起動)を行うリセットスイッチ62と、コンピ
ュータ58及び内視鏡周辺機器の電源供給のON/OF
Fをそれぞれ行う第1〜第6リレー71〜76とを有す
る。 【0086】内視鏡51は細長の挿入部77と、この挿
入部77の後端に形成された操作部78と、この操作部
78から延出されたユニバーサルコード79とを有し、
ユニバーサルコード79の末端にはコネクタ80が設け
てある。 【0087】この内視鏡51内には照明光を伝送する図
示しないライトガイドが挿通され、コネクタ80を光源
部52に接続することにより、光源部52から供給され
た照明光を伝送し、挿入部77の先端部の図示しない照
明窓から伝送した照明光を出射する。この照明窓に隣接
して観察窓が形成され、この観察窓には対物レンズが取
り付けられ、この対物レンズの結像位置には固体撮像素
子として例えばCCDが配置され、結像された光学像を
光電変換する撮像手段を形成している。 【0088】そして、コネクタ80から延出されたスコ
ープケーブルをビデオプロセッサ部53に接続すること
により、光電変換された撮像信号はビデオプロセッサ部
53に入力され、信号処理されて標準的な映像信号が生
成され、画像表示手段としてのCRT54に出力され、
CRT54の表示画面に内視鏡画像を表示する。 【0089】また、内視鏡51は吸引を行うための吸引
チャンネルを有し、この吸引チャンネルは図示しない接
続チューブを介して吸引ポンプ部56と接続され、図示
しない吸引ボタンを操作することにより吸引の動作を行
い、吸引された体液などを吸引ボトルに貯える。本実施
の形態では以上の構成としたが、内視鏡手技中に使用す
るものならばいかなるものでも構成に加えて構わない。 【0090】図示しない電源と接続された電源ライン6
4はメインスイッチ61と接続され、このメインスイッ
チ61がONされるとこの電源ライン64を経てタッチ
パネル59及び状態検出装置60に電源が供給されると
共に、この電源ライン64に接続された第1リレー71
を介してコンピュータ58の電源ライン64_1と接続
され、この第1リレー71がONになるとコンピュータ
58に電源が供給される。 【0091】また、この電源ライン64はそれぞれ第2
〜第6リレー72〜76を介して符号52〜56の内視
鏡周辺機器の電源ライン64_2〜64_6が接続さ
れ、これらの第2〜第6リレー72〜76がONの時に
はそれぞれの機器に電源が供給される。 【0092】つまり、電源ライン64は第2リレー72
を介して光源部52の電源ライン64_2に接続され、
この第2リレー72がONの時には光源部52に電源が
供給される。また、第3のリレー73、第4のリレー7
4、第5のリレー75、第6のリレー76はそれぞれビ
デオプロセッサ部52の電源ライン64_2、CRT5
4の電源ライン64_3、電気メス部55の電源ライン
64_5、吸引ポンプ部56の電源ライン64_6にそ
れぞれ接続され、ONされたリレーに接続された内視鏡
周辺機器に電源が供給される。 【0093】リセットスイッチ62は、コンピュータ5
8の電源ライン64_1に接続された第1リレー71を
ON/OFF制御する端子に制御信号ライン65_1を
介して接続されており、リセットスイッチ62が押され
ると一定時間コンピュータ58の電源を遮断し、再度コ
ンピュータ58に通電させて、コンピュータ58をリセ
ットさせることになる。 【0094】このコンピュータ58は、第2ないし第6
リレー72〜76をON/OFF制御する端子と制御信
号ライン65_2〜65_6を介して接続され、コンピ
ュータ58からの制御信号により第2ないし第6リレー
72〜76のON/OFFを制御することができ、従っ
て各内視鏡周辺機器の電源状態をON/OFFできる。 【0095】また、状態記憶装置60は、第2〜第6リ
レー72〜76に接続された制御信号ライン65_2〜
65_6にそれぞれ接続されており、各制御信号ライン
65_2〜65_6の信号状態(より具体的には第2〜
第6リレー72〜76をON/OFFする制御信号の状
態或いは内視鏡周辺機器が通電されているか否かの状
態)を、一定間隔ごとに記憶し直すようになっている。 【0096】この状態記憶装置60に記憶された情報は
状態伝送ライン66_2〜66_6を介してコンピュー
タ58に伝達されるようになっている。また、コンピュ
ータ58は、状態記憶装置60にコンピュータ58が立
ち上げ中か、立ち上げ完了状態かを信号ライン67を通
し伝達する。 【0097】また、内視鏡操作者はタッチパネル59を
操作することにより本内視鏡装置50Aを構成する内視
鏡周辺機器などを集中制御することができるようになっ
ている。 【0098】図21は、状態記憶装置60の内部構成を
示したものである。電源監視回路81は電源ライン64
と接続され、電源がONかOFFかを監視し、その出力
はアンド回路82に入力される。また、このアンド回路
82は信号ライン67と接続され、コンピュータ58が
立ち上げ中か、立ち上げ完了状態かの信号が入力され
る。さらにこのアンド回路82にはクロック発生回路8
3からのクロックが入力され、このクロックは状態記憶
装置60の状態記憶の更新のタイミングを行う信号とな
る。 【0099】アンド回路82の出力は状態記憶装置60
の記憶素子を形成する5つのフリップフロップ84_2
〜84_6のクロック入力端Cに印加され、コンピュー
タ58が立ち上げ完了状態でかつ電源監視回路81によ
る電源がONされている判断状態ではクロックの周期に
より各フリップフロップ84_2〜84_6のデータ入
力端Dに接続され、制御信号ライン65_2〜65_6
の信号状態をラッチし、出力端Qからラッチした状態に
対応する情報、より具体的には2値化信号を、状態伝送
ライン66_2〜66_6を介してコンピュータ58に
出力する。 【0100】このようにアンド回路82の出力で記憶素
子を駆動する構成にしている。従って、メインスイッチ
61がONされてから一定時間たって、コンピュータ5
8が立ち上げ完了後に、状態記憶装置60が動作状態
(信号状態の記憶及び記憶した信号状態のコンピュータ
58への伝送)となるようになっている。 【0101】次に本実施の形態の動作について説明す
る。まず操作者は内視鏡装置50Aのメインスイッチ6
1をONすることにより、電源回路からコンピュータ5
8に通電し、コンピュータ58の立ち上げ動作を行う。 【0102】このとき、コンピュータ58は信号ライン
67の信号状態を立ち上げ中(より具体的には“L”の
信号状態)とする。また、上記メインスイッチ61のO
Nにより、状態記憶装置60の電源もONとなる。ま
た、電源監視回路81の出力も電源のONに対応した出
力(より具体的には“H”レベルの出力)となる。 【0103】このときは信号ライン67からの情報(よ
り具体的には“L”レベルの信号)により、アンド回路
82はクロックを出力しないディセーブルとなり、記憶
素子としてのフリップフロップ84_2〜84_6は初
期化された状態(出力端Qの出力は“L”レベル)を維
持する。 【0104】コンピュータ58が立ち上がると、信号ラ
イン67を立ち上げ完了を示す状態(より具体的には
“H”レベルの信号)にコンピュータ58はする。 【0105】すると、アンド回路82はクロック発生回
路83のクロックを通す状態のイネーブル状態となり、
クロックの発生ごとに記憶素子としてのフリップフロッ
プ84_2〜84_6に第2〜第6リレー72〜76の
制御信号ライン65_2〜65_6の状態を記憶させ
る。コンピュータ58の立ち上げ時には、全ての内視鏡
周辺機器の電源はOFFにされている。 【0106】操作者は光源部52、ビデオプロセッサ部
53に内視鏡51のコネクタ80等が正確に接続されて
いることを確認した後、タッチパネル59を操作し光源
部52、ビデオプロセッサ部53の電源をONし、内視
鏡51を使用して診断、治療等の検査を開始する。 【0107】操作者は、内視鏡操作中に必要に応じタッ
チパネル59を操作し内視鏡装置50A内の機器を操作
することができる。内視鏡操作中に何等かの事情により
コンピュータ58のリセット動作を行う必要が生じた場
合、操作者はリセットスイッチ62を押し、コンピュー
タ58をリセットする。 【0108】リセットスイッチ62が押されると、コン
ピュータ58の電源が一時的に切られ、再通電後リセッ
ト動作を開始する。このとき信号ライン67の状態はコ
ンピュータ立ち上げ中の状態となる(より具体的には
“L”レベルの信号状態)。このため、クロックはアン
ド回路82を通らないディセーブルとなる。よって、フ
リップフロップ84_2〜84_6に記憶された情報は
リセットスイッチ62が押される前の情報を保持する。 【0109】コンピュータ58のリセットが完了したと
きに、コンピュータ58は制御信号ライン65_2〜6
5_6の状態を入力し、それに基づき内視鏡周辺機器の
状態を動作させる。例えば光源部52が使用された状態
でリセットされた場合には、リセット中、光源部52を
ON状態に維持し、かつリセット完了後にも光源部52
をON状態で立ち上げる。つまり、ON状態を維持す
る。 【0110】その後、信号ライン67の状態をコンピュ
ータ立ち上げ完了を示す状態にし、アンド回路82を開
いてクロックを出力するイネーブル状態にし、フリップ
フロップ84_2〜84_6の情報書き換えを可能にす
る。これにより、内視鏡装置50A全体のリセットが完
了する。 【0111】本実施の形態は以下の効果を有する。本内
視鏡装置50Aを使用することにより、光源部52、ビ
デオプロセッサ部53を使用している状態で内視鏡装置
50Aをリセットした場合には、リセット完了時に、光
源部52、ビデオプロセッサ部53の電源をONした状
態で立ち上がるため、内視鏡検査を再開する際の操作性
が向上する。 【0112】また、本実施の形態では内視鏡周辺機器の
電源状態の制御について述べたが、本実施の形態の方式
で制御される情報は各機器の状態をコントロールするも
のならどのようなものであっても構わない。また、操作
者がリセットするのみでなく、ウォッチドッグタイマ等
の監視回路が異常検出した場合のリセットで使用しても
よい。 【0113】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を説明する。図22は本発明の第6の実施の
形態の内視鏡装置50Bの構成を示す。この内視鏡装置
50Bは、図20の内視鏡装置50Aにおいて、さらに
リセット信号を生成するコードジェネレータ86を設け
ている。 【0114】このコードジェネレータ86はリセットス
イッチ62とコンピュータ58の間に設けられており、
リセットスイッチ62が操作されると、コンピュータ5
8のリセットを行うリセットコードを生成し、コンピュ
ータ58に印加する。また、本実施の形態では電源ライ
ン64は第1のリレー71を介することなくコンピュー
タ58の電源端子に接続されている。その他の構成は第
5の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。 【0115】次に本実施の形態の作用を説明する。リセ
ットスイッチ62が押されると、コードジェネレータ8
6はリセットコードをコンピュータ58に送信する。コ
ンピュータ58はリセットコードを受け、メモリ領域を
初期化し再立ち上げ動作を行う。その他の動作は第5の
実施の形態と同様であり省略する。本実施の形態は以下
の効果を有する。 【0116】コンピュータ58の電源を通電させたまま
リセットが行えるため、立ち上げ完了するまでの時間が
短い。また、コンピュータ58の電源で動作する装置
(例えばハードディスクドライブ、フロッピー(R)デ
ィスクドライブ等)の電源を切ることなく、リセットが
できるため信頼性の高い動作を行うことができる。 【0117】その他の効果は第5の実施の形態と同様で
ある。 【0118】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の
実施の形態を説明する。図23は本発明の第7の実施の
形態の内視鏡装置50Cの構成を示す。この内視鏡装置
50Cは電源に接続された電源ライン64にはメインス
イッチ61が介装され、さらに第1リレー71を介して
コンピュータ58の電源ライン64_1に接続され、ま
た第2〜第6リレー72〜76をそれぞれ介して光源部
52〜吸引ポンプ部56の電源ライン64_2〜64_
6に接続されている。 【0119】また内視鏡51は、内視鏡検査を行う場合
には光源部52とビデオプロセッサ部53に接続され
る。また、リセットを行うリセットスイッチ62は状態
記憶装置86に接続され、リセット信号を状態記憶装置
86に入力する。 【0120】この状態記憶装置86はリレー制御信号を
伝送するリレー制御ライン87_1〜87_6を介して
第1〜第6リレー71〜76の制御端に接続され、リレ
ー制御信号により第1〜第6リレー71〜76をON/
OFFしてコンピュータ58及び内視鏡周辺機器52〜
56への電源供給のON/OFFを制御できるようにな
っている。 【0121】また、この状態記憶装置86は記憶した状
態を伝送する状態伝送ライン66_2〜66_6を介し
てコンピュータ58と接続され、記憶した状態をコンピ
ュータ58に伝送するようになっている。 【0122】また、コンピュータ58は操作信号を伝送
する操作信号ライン88_2〜88_6を介して状態記
憶装置86と接続され、操作信号を状態記憶装置86に
入力するようになっている。さらに、コンピュータ58
はコンピュータ58が立ち上げ中か立ち上げ完了かを伝
送する信号ライン67を介して状態記憶装置86と接続
されている。また、タッチパネル59はコンピュータ5
8と接続されている。 【0123】図24は本実施の形態における状態記憶装
置86の構成を示す。リセットスイッチ62と接続さ
れ、リセット信号が入力された場合一定時間リセットさ
れているリセット真の状態を保持するためのタイマ回路
89の出力端は4入力の論理素子90の入力端に接続さ
れている。 【0124】この論理素子90はタイマ回路89の出力
端の他に、クロック発生回路83のクロック出力端、信
号ライン67、電源監視回路81の出力端と接続され、
リセット偽、コンピュータ立ち上げ完了(信号ライン6
7真)、メインスイッチ61ON(電源監視真)のとき
のみクロックが出力され、この論理素子90の出力端に
接続された記憶ブロック92〜96の各記憶素子として
のフリップフロップ84_2〜84_6のクロック入力
端Cに印加され、記憶内容を更新する。それ以外のとき
は各記憶素子の情報は保持される。つまり、この論理素
子90はフリップフロップ84_2〜84_6のデータ
書き換えの可否をコントロールするための論理素子であ
る。 【0125】また、タイマ回路89の出力端及び信号ラ
イン67は2入力の第2の論理素子91の入力端に接続
され、この論理素子91の出力は記憶ブロック92〜9
6内の3ステートバッファ97_2〜97_6,98_
2〜98_6の制御端に印加される。 【0126】この第2の論理素子91は第2〜第6リレ
ー72〜76を制御するリレー制御ライン87_2〜8
7_6お経て出力されるリレー制御信号を選択する3ス
テートバッファ97_2〜97_6,98_2〜98_
6をコントロールする信号をつくる論理素子で、リセッ
ト真、コンピュータ立ち上げ完了偽のとき真を出力す
る。 【0127】また、タイマ回路89の出力はリレー制御
ライン87_1を介して第1リレー71の制御端に接続
され、リセットスイッチ62が操作された場合、一定時
間第1リレー71をOFFにしてコンピュータ58をリ
セットする。 【0128】記憶ブロック92ではフリップフロップ8
4_2のデータ入力端Dはコンピュータ58からの操作
信号ライン88_2と接続され、かつ3ステートバッフ
ァ98_2の入力端と接続されている。また、フリップ
フロップ84_2の出力端Qは3ステートバッファ97
_2の入力端と接続され、2つの3ステートバッファ9
7_2、98_2の出力端は互いに接続され、第2リレ
ー72の制御端に接続されたリレー制御ライン87_2
と接続されている。 【0129】そして、論理素子91が真を出力した場合
には、3ステートバッファ97_2がONし、フリップ
フロップ84_2の記憶情報が信号ライン87_2を経
て出力される。また、論理素子91が偽を出力した場合
には、3ステートバッファ98_2がONし、コンピュ
ータ58と接続された操作信号ライン88_2の操作信
号が信号ライン87_2を経て出力される。 【0130】他の記憶ブロック93〜96もほぼ同様の
構成であるのでその説明を省略する。その他の構成は第
6の実施の形態と同様である。次に本実施の形態の作用
を説明する。 【0131】コンピュータ58が動作中の状態では論理
素子90を通ったクロックによりコンピュータ58の操
作信号が各記憶素子としてのフリップフロップ84_2
〜84_6に記憶内容が更新して記憶され、かつこの操
作信号は3ステートバッファ98_2〜98_6を経て
リレー72〜76の制御端に印加され、コンピュータ5
8の制御のもとで内視鏡周辺機器52〜56の(電源供
給のON/OFF)動作を制御できる。 【0132】そして、コンピュータ58を再起動しなけ
ればならない状態において、リセットスイッチ62を操
作してリセット信号を発生すると、タイマ回路87の出
力でコンピュータ58への電源供給を一定期間OFFに
して、コンピュータ58をリセットすると共に、論理素
子90はクロックを通さない状態となり、各記憶素子は
リセット直前の操作信号の状態を記憶してことになる。 【0133】また、コンピュータ58が立ち上げ完了し
ていない状態では他方の論理素子91は3ステートバッ
ファ97_2〜97_6をONし、各記憶素子の記憶情
報をリレー制御ライン87_2〜87_6を経てリレー
72〜76に印加し、リレー72〜76のON/OFF
状態(つまり内視鏡周辺機器52〜56の動作/非動作
状態)をリセット操作前の状態で維持する。 【0134】例えば内視鏡検査中の場合には光源部5
2、ビデオプロセッサ部53及びCRT54はそれぞれ
電源が供給された動作状態であり、リセット操作により
コンピュータ58が立ち上げ完了していない状態におい
ても、これらの内視鏡周辺機器の動作状態(より具体的
には、内視鏡51によりCRT54に内視鏡画像を表示
する状態を)維持する。 【0135】また、コンピュータ58には各記憶素子の
記憶情報が状態伝送ライン66_2〜66_6を経て送
られる。従って、コンピュータ58は立ち上げ完了する
までに、操作信号の状態を状態伝送ライン66_2〜6
6_6を経て送られた各記憶素子の記憶情報と一致させ
た後に、立ち上げ完了の状態にする。この立ち上げ完了
の直後は内視鏡周辺機器の動作状態はリセット操作前の
状態を保持していることになり、その後はコンピュータ
58の制御下で再び制御される。 【0136】本実施の形態の作用を簡潔に述べると、リ
セット中(リセットスイッチ62が押されて出力される
リセット信号によりコンピュータ58が立ち上がるまで
の間)各内視鏡周辺機器のON/OFFを制御するリレ
ー72〜76の状態を、リセット前の状態に保持でき
る。 【0137】本実施の形態は以下の効果を有する。内視
鏡検査中にリセットしなくてはならなくなり、リセット
した場合にも、リセット中内視鏡画像を表示することが
できることにより、リセット中の操作性が良くなる。 【0138】(第8の実施の形態)次に本発明の第8の
実施の形態を説明する。図25は本発明の第8の実施の
形態の内視鏡装置50Dの構成を示す。この内視鏡装置
50Dでは、コンピュータ58はバスライン101を介
して光源部52〜吸引ポンプ部56等の内視鏡周辺機器
と接続されると共に、このバスライン101で伝送され
ている信号を各内視鏡周辺機器の状態を示すデータに変
換するためのデコーダ102にも接続されている。 【0139】このデコーダ102の出力端には、デコー
ダ42によりデコードされた各内視鏡機器の状態に対応
するデータを記憶する記憶素子103が接続されてい
る。このデコーダ102の入力端はコンピュータ58と
信号ライン104で接続され、この信号ライン104を
介してコンピュータ58の状態がデコーダ42に伝送さ
れる。 【0140】また、記憶素子103はこの記憶素子10
3に記憶されたデータをコンピュータ58に伝送する信
号ライン105と接続されている。また、タッチパネル
59及びリセットスイッチ62はコンピュータ58に接
続されている。 【0141】また、内視鏡検査を行う場合には内視鏡5
1は光源部52及びビデオプロセッサ部53に接続され
る。また、ビデオプロセッサ部53はCRT54に接続
される。その他の構成は第5の実施の形態と同様であ
る。 【0142】本実施の形態の作用は以下のようになる。
本実施の形態の内視鏡装置50Dは操作者がタッチパネ
ル59を操作し、コンピュータ58により各内視鏡周辺
機器52〜56にバスライン101を通しデータを転送
し、各内視鏡周辺機器を制御している。信号ライン10
4はコンピュータ立ち上げ完了真を伝送し、このときデ
コーダ102はデコードイネーブル状態となる。 【0143】バスライン101に接続されたデコーダ1
02はバスライン101の情報を各内視鏡周辺機器52
〜56の状態に変換し、記憶素子103に記憶させてお
く。リセットスイッチ62が押されると、コンピュータ
58はリセット動作を開始する。このとき信号ライン1
04は立ち上げ完了偽を出力する。デコーダ102はこ
のときデコードディセーブルとなり記憶素子103の内
容の書き換えを中止する。このため記憶素子103の記
憶内容はリセット前の情報が保持される。 【0144】コンピュータ58が立ち上がると信号ライ
ン105から記憶素子103に記憶されたリセット前の
各内視鏡周辺機器の状態を読み込み、信号ライン104
を立ち上げ完了真とする。バスライン101を通し各内
視鏡周辺機器52〜56にデータを転送し各内視鏡周辺
機器52〜56を立ち上げる。 【0145】本実施の形態は以下の効果を有する。以上
の動作により、リセットの操作を行った場合、リセット
前の内視鏡周辺機器の状態に自動的に立ち上げ直すこと
ができる。 【0146】(第9の実施の形態)次に本発明の第9の
実施の形態を説明する。図26は本発明の第9の実施の
形態の内視鏡装置50Eの構成を示す。本実施の形態は
ウォッチドッグタイマを無効状態に切り換える手段を設
けることによりソフトウェアバージョンアップ等のメン
テナンス性を向上させることを目的とする。 【0147】この内視鏡装置50Eは図23の内視鏡装
置50Cにおいて、状態検出装置86の代わりに構成が
異なる状態検出装置106が採用されている。また、コ
ンピュータ58は状態記憶装置106に信号ライン10
7を通して一定周期で信号を伝達する。 【0148】また、切開操作用の第1スイッチ108,
凝固操作用の第2スイッチ109が設けてあり、第1ス
イッチ108及び第2スイッチ109は信号ライン11
1,112を介して電気メス部55に接続されている。
この電気メス部55は電気メス113を接続することに
より、電気メス113による切開、凝固などの処置を行
うことができる。 【0149】そして、第1スイッチ108をONする操
作が行われると、信号ライン111を介して切開指示信
号が電気メス部55に伝送され、電気メス部55は電気
メス113に切開電流を流す。同様に第2スイッチ10
9をONする操作が行われると、信号ライン112を介
して凝固指示信号が電気メス部55に伝送され、電気メ
ス部55は電気メス113に凝固電流を流す。 【0150】また、第1スイッチ108及び第2スイッ
チ109は信号ライン114,115を介して状態記憶
装置106と接続され、第1スイッチ108、第2スイ
ッチ109の状態の信号を状態記憶装置106に伝送す
る。 【0151】図27は状態記憶装置106の内部構成を
示したものである。リセットスイッチ62に接続された
タイマ回路89の出力は信号ライン121を介してアン
ド回路122に入力され、このアンド回路122の出力
は信号線123を介してオア回路124に入力され、こ
のオア回路124の出力はリレー制御ライン87_1を
介して第1リレー71を制御する。 【0152】また、信号ライン114,115はナンド
回路125を介して記憶素子としてのフリップフロップ
126のデータ入力端Dに接続され、タイマ回路89の
出力がこのフリップフロップ126のクロック入力端C
に印加される。また、このフリップフロップ126の出
力は信号ライン127を介してアンド回路128に入力
され、このアンド回路128の他方の入力端にはコンピ
ュータ58から、立ち上げ中か、立ち上げ完了状態かの
信号が信号ライン67を経て入力される。 【0153】このアンド回路128の出力は信号ライン
129を介して上記アンド回路122に入力される。コ
ンピュータ58からの一定周期の信号は信号ライン10
7を介してウォッチドッグタイマ130に入力される。
このウォッチドッグタイマ130はアンド回路128の
出力が信号ライン131を介して入力され、またこのウ
ォッチドッグタイマ130の出力は信号ライン132を
介してオア回路124に入力される。 【0154】クロック発生回路83のクロック、コンピ
ュータ58からの立ち上げ中か、立ち上げ完了状態かの
信号、タイマ回路89の出力及び電源監視回路81の出
力は論理素子133に入力され、この論理素子133の
出力は第2〜第6記憶ブロック92〜96のフリップフ
ロップ84_2〜84_6に入力される。また、タイマ
回路89の出力及びコンピュータ58からの立ち上げ中
か、立ち上げ完了状態かの信号は論理素子134に入力
され、この論理素子134の出力は第2〜第6記憶ブロ
ック92〜96の3ステートバッファ97_2〜97_
6、98_2〜98_6を制御する。その他の構成は図
23の内視鏡装置50Cと同じであり、その説明を省略
する。 【0155】上記ウォッチドッグタイマ130は信号線
132にリセットの真偽を出力する。このウォッチドッ
グタイマ130は信号線131によりウォッチドッグ有
効真が入力されている間に、何らかの原因で信号線10
7からの信号が所定時間、途絶えると信号線132にリ
セット真を出力する。 【0156】また、信号線131によりウォッチドッグ
有効偽が伝達されている間は信号線132にリセット偽
を出力する。ナンド回路125は信号線114、115
の両方に押真が伝達された場合に偽を出力し、信号線1
14、115の少なくとも一方に押偽が伝達されている
場合に真を出力する論理素子である。 【0157】上記フリップフロップ126は電源投入時
は真を出力する記憶素子である。アンド回路128は信
号ライン67により立ち上げ完了真が伝達され、かつ信
号線127により真が伝達される場合にウォッチドッグ
有効真を出力し、信号ライン67により立ち上げ完了偽
が伝達されるかまたは信号線127により偽が伝達され
た場合にはウォッチドッグ有効偽を出力する論理素子で
ある。 【0158】上記アンド回路122は信号線121によ
りリセット真が伝達され、かつ信号線129によりウォ
ッチドッグ有効真が伝達された場合にリセット真を出力
し、信号線121によりリセット偽が伝達されるかまた
は信号線129によりウォッチドッグ有効偽が伝達され
た場合に偽を出力する論理素子である。 【0159】上記オア回路124は信号線132と信号
線123の少なくとも一方からリセット真が伝達された
場合にリセット真を出力する論理素子である。その他の
構成は第7の実施の形態と同様なので省略する。 【0160】次に本実施の形態の作用を説明する。電源
投入後コンピュータ58が立ち上げ完了するまでは、信
号ライン67により立ち上げ完了偽が伝達され、アンド
回路128の出力はウォッチドッグ有効偽となりウォッ
チドッグタイマ130は信号線132にリセット偽を出
力する。コンピュータ58の立ち上げが完了すると信号
ライン67により立ち上げ完了真が伝達され、アンド回
路128の出力はウォッチドッグ有効真となり、以後ウ
ォッチドッグタイマ130は信号線107により伝達さ
れる信号を監視する。 【0161】スイッチ108,109を両方とも押した
状態でリセットスイッチ62を押すと記憶素子としての
フリップフロップ126の出力は偽を保持し、アンド回
路128の出力はウォッチドッグ有効偽になりウォッチ
ドッグタイマ130は信号線107の監視を中断する。
このときはウォッチドッグ有効偽が論理素子としてのア
ンド回路122に入力されるためこのアンド回路122
の出力はリセット偽となりコンピュータ58はリセット
されない。 【0162】スイッチ108,109の少なくとも一方
を離した状態でリセットスイッチ62を押すと、フリッ
プフロップ126の出力は真を保持し、アンド回路12
8の出力はウォッチドッグ有効真となるため、アンド回
路122には信号線121によりリセット真が伝達さ
れ、かつ信号線131によりウォッチドッグ真が伝達さ
れることになりアンド回路122はリセット真を出力
し、コンピュータ58はリセットされる。 【0163】その他の動作は第7の実施の形態と同様な
ので省略する。 【0164】本実施の形態は以下の効果を有する。ウォ
ッチドッグタイマ130を無効にするモードを設けるこ
とによりメンテナンス性が向上する。 【0165】本実施の形態においてウォッチドッグタイ
マ130の機能を無効にする際に、リセットスイッチ6
2を用いたが、他の機能を具備するスイッチでも構わな
い。また、スイッチ108,109も他の機能を具備す
るスイッチであって構わない。また、論理素子としての
ナンド回路125は2入力である必要はなく3つ以上の
スイッチによる信号を入力させて論理積をとってもよい
し、フリップフロップ126に1つのスイッチの信号の
みを反転入力してもよい。 【0166】第5ないし第9の実施の形態によれば、内
視鏡装置をリセットした場合、リセット中、リセット後
とも内視鏡装置の主機能の状態を保持できるため操作性
が向上する。なお、上述した実施の形態等を部分的等で
組み合わせて構成した実施の形態等も本発明に属する。 【0167】[付記] 1.内視鏡を用いた検査に用いられる内視鏡装置におい
て、タッチパネルからなる入力部と、警告画面の情報を
記憶する記憶部を内蔵した制御部と、警告すべき状態を
検出する警告検出部と、前記警告画面に対応した状態を
検出する状態検出部と、前記制御部により制御される被
制御部と、を有することを特徴とする内視鏡装置。 【0168】2.さらに前記状態検出部の出力により検
出した状態に応じて警告画面を切り替える切り替え手段
を有する付記1記載の内視鏡装置。 3.前記被制御部は吸引を行う吸引ポンプを含み、かつ
前記警告検出部は前記被制御部に設けられ、吸引ボトル
の満水警告を行う満水警告検出部である付記1記載の内
視鏡装置。 4.前記被制御部は光源部を含み、かつ前記警告検出部
は前記被制御部に設けられ、前記光源部のランプ切れ警
告を行うランプ切れ警告検出部である付記2記載の内視
鏡装置。 【0169】5.前記被制御部は吸引を行う吸引ポンプ
を含み、かつ前記警告検出部は吸引ボトルの満水警告を
行う満水警告検出部である付記2記載の内視鏡装置。 6.前記被制御部は光源部を含み、かつ前記警告検出部
は前記光源部のランプ切れ警告を行うランプ切れ警告検
出部である付記2記載の内視鏡装置。 【0170】7.内視鏡を用いた検査に用いられる内視
鏡装置において、制御を行う制御部と、警告の表示を行
う警告表示部と、警告すべき状態を検出する警告検出部
と、前記制御部により制御される被制御部と、警告すべ
き状態に対するメッセージの優先度を判定するメッセー
ジ優先度判定部と、判定されたメッセージの優先度を記
憶するメッセージ優先度記憶部と、メッセージの出力を
制御するメッセージ出力制御部と、を有し、優先度の高
いものは専用の表示エリアに表示することを特徴とする
内視鏡装置。 【0171】8.内視鏡を用いた検査に用いられる内視
鏡装置において、制御を行う制御部と、警告の表示を行
う警告表示部と、警告すべき状態を検出する警告検出部
と、前記制御部により制御される被制御部と、警告すべ
き状態に対するメッセージの優先度を判定するメッセー
ジ優先度判定部と、判定されたメッセージの優先度を記
憶するメッセージ優先度記憶部と、メッセージの出力を
制御するメッセージ出力制御部と、を有し、優先度の高
い表示エリアは、表示部の上部に設けたことを特徴とす
る内視鏡装置。 【0172】9.内視鏡を用いた検査に用いられる内視
鏡装置において、制御を行う制御部と、警告の表示を行
う警告表示部と、警告すべき状態を検出する警告検出部
と、前記制御部により制御される被制御部と、警告すべ
き状態に対するメッセージの優先度を判定するメッセー
ジ優先度判定部と、判定されたメッセージの優先度を記
憶するメッセージ優先度記憶部と、メッセージの出力を
制御するメッセージ出力制御部と、 10.内視鏡を用いた検査に用いられる内視鏡装置にお
いて、制御を行う制御部と、警告の表示を行う警告表示
部と、警告すべき状態を検出する警告検出部と、前記制
御部により制御される被制御部と、警告すべき状態に対
するメッセージの優先度を判定するメッセージ優先度判
定部と、判定されたメッセージの優先度を記憶するメッ
セージ優先度記憶部と、メッセージの出力を制御するメ
ッセージ出力制御部と、を有し、優先度の高いものほど
左上の位置で上に重ねて表示することを特徴とする内視
鏡装置。 【0173】(付記7〜10に対する産業上の利用分
野)本発明は、警告すべき状態が発生したときに、その
旨を出力する内視鏡装置に関する。 (付記7〜10に対する従来技術)従来の内視鏡装置と
して、警告に優先順位をつけて、同時に警告の状態が発
生した場合には、優先度に応じて表示させるということ
が行われている。 (付記7〜10に対する発明が解決しようとする問題点
(目的))重要な警告を重要と認識せしめ、かつ重要な
警告を出力した場合においてもそれよりも優先度の低い
警告を認識できるようにする。 (付記7〜10に対する効果)警告が発生した場合の警
告の告知を確実に行うことができる。 【0174】11.内視鏡を用いた検査に用いられる内
視鏡装置において、制御を行う制御部と、警告すべき状
態を検出する警告検出部と、前記制御部により制御され
る被制御部と、警告すべき状態に対するメッセージの優
先度を判定するメッセージ優先度判定部と、判定された
メッセージの優先度を記憶するメッセージ優先度記憶部
と、メッセージの出力を制御するメッセージ出力制御部
と、音声でメッセージを出力する音声メッセージ出力部
と、を有し、メッセージ優先度判定部の出力により音声
メッセージを順次出力することを特徴とする内視鏡装
置。 【0175】12.さらに前記音声メッセージを所定の
タイミングで繰り返す付記11記載の内視鏡装置。 13.前記警告検出部は前記被制御部に設けられ、かつ
前記警告検出部は異常の検出と、状態の検出を行う付記
11記載の内視鏡装置。 14.さらに警告の表示を行う警告表示部を有し、かつ
前記警告検出部は異常の検出と、状態の検出を行い、前
記音声メッセージと同期させて前記警告表示部に警告を
表示する付記11記載の内視鏡装置。 15.さらに前記音声メッセージを所定のタイミングで
繰り返す付記14記載の内視鏡装置。 【0176】(付記11〜15に対する産業上の利用分
野)本発明は、警告すべき状態が発生したときに、その
旨を出力する内視鏡装置に関する。 (付記11〜15に対する従来技術)従来の内視鏡装置
として、警告に優先順位をつけて、同時に警告の状態が
発生した場合には、優先度に応じて表示させるというこ
とが行われている。 (付記11〜15に対する発明が解決しようとする問題
点(本発明の目的))上記従来の内視鏡装置では、視覚
に頼っているために、操作パネルを見ていない場合に見
落とすことがあった。本発明は、発生した警告を確実に
看護婦、医師が認識し、かつその重要度が認識できる警
告の表示装置を提供することを目的とする。 (付記11〜15に対する効果)警告が発生した場合の
警告の告知を確実に行うことができる。 【0177】16.複数の警告出力をその優先順位に応
じて表示形態を変えて操作画面中に表示したことを特徴
とする内視鏡装置。 17.前記表示形態の違いは、色、大きさの違いである
ことを特徴とする付記16記載の内視鏡装置。 18.複数の警告出力を表示する際、その優先順位を表
わす記号を表示することを特徴とする内視鏡装置。 【0178】19.1つ以上の内視鏡機器を制御する制
御装置を備えた内視鏡装置において、前記制御装置をリ
セットするリセットスイッチと、前記リセットスイッチ
が押されたときの各内視鏡機器の動作状態を、前記制御
装置のリセット中記憶しておく記憶手段と、前記制御装
置の再起動直後に前記記憶手段から前記制御装置へ各内
視鏡機器の動作状態を読み込ませることを特徴とした内
視鏡装置。 20.前記動作状態が各内視鏡機器の電源状態であるこ
とを特徴とする付記19記載の内視鏡装置。 【0179】21.前記制御装置のリセット中に、前記
記憶手段の記憶した情報を読み込みリセット前の内視鏡
装置の状態を保持する保持手段を持つことを特徴とする
付記19記載の内視鏡装置。 22.制御される内視鏡機器が光源装置であることを特
徴とする付記19記載の内視鏡装置。 23.制御される内視鏡機器がビデオプロセッサ装置で
あることを特徴とする付記19記載の内視鏡装置。 24.制御される内視鏡機器が光源装置とビデオプロセ
ッサ装置であることを特徴とする付記19記載の内視鏡
装置。 【0180】25.1つ以上の内視鏡機器を制御する制
御装置を備えた内視鏡装置において、前記制御装置の動
作異常を検出する検出手段と、前記検出手段が異常を検
出したときに発生する信号により前記制御装置をリセッ
トするリセット手段と、前記リセット手段が動作したと
きの各内視鏡機器の動作状態を、前記制御装置のリセッ
ト中記憶しておく記憶手段と、前記制御装置の再起動直
後に前記記憶手段から前記制御装置へ各内視鏡機器の動
作状態を読み込ませることを特徴とした内視鏡装置。 【0181】26.前記動作状態が各内視鏡機器の電源
状態であることを特徴とする付記25記載の内視鏡装
置。 27.前記制御装置のリセット中に、前記記憶手段の記
憶した情報を読み込みリセット前の内視鏡装置の状態を
保持する保持手段を持つことを特徴とする付記25記載
の内視鏡装置。 28.制御される内視鏡機器が光源装置であることを特
徴とする付記25記載の内視鏡装置。 【0182】29.制御される内視鏡機器がビデオプロ
セッサ装置であることを特徴とする付記25記載の内視
鏡装置。 30.制御される内視鏡機器が光源装置とビデオプロセ
ッサ装置であることを特徴とする付記25記載の内視鏡
装置。 【0183】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡装置をリセットした場合、リセット中、リセット後
とも内視鏡装置の主機能の状態を保持できるため操作性
が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示すブロック図。 【図2】コントローラの構成を示すブロック図。 【図3】第1の警告画面を示す図。 【図4】第2の警告画面を示す図。 【図5】吸引ポンプ部の構成を示す概略図。 【図6】第3の警告画面を示す図。 【図7】第4の警告画面を示す図。 【図8】本発明の第2の実施の形態におけるユニット本
体の構成を示すブロック図。 【図9】第2の実施の形態におけるコントローラの構成
を示すブロック図。 【図10】警告メッセージを出力する処理を示すフロー
チャート図。 【図11】複数の警告を同時に表示する警告画面の具体
例を示す図。 【図12】複数の警告を同時に表示する警告画面の他の
具体例を示す図。 【図13】本発明の第3の実施の形態における警告画面
の具体例を示す図。 【図14】第3の実施の形態の第1の変形例における警
告画面の具体例を示す図。 【図15】第3の実施の形態の第2の変形例における警
告画面の具体例を示す図。 【図16】本発明の第4の実施の形態におけるユニット
本体の構成を示すブロック図。 【図17】音声出力部の構成を示すブロック図。 【図18】警告を行う処理過程を示すフローチャート
図。 【図19】図18とは異なる警告の処理過程を示すフロ
ーチャート図。 【図20】本発明の第5の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。 【図21】状態記憶装置の構成を示す回路図。 【図22】本発明の第6の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。 【図23】本発明の第7の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。 【図24】状態記憶装置の構成を示す回路図。 【図25】本発明の第8の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。 【図26】本発明の第9の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。 【図27】状態記憶装置の構成を示す回路図。 【符号の説明】 1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…ユニット本体 4…モニタ 5…挿入部 11…光源部 12…ビデオプロセッサ部 13…電気メス部 14…吸引ポンプ部 15…コントローラ 16…コントロールライン 18…タッチパネル 19…ランプ交換扉開閉検出部 20…吸引ボトル交換扉開閉検出部 21…記憶部 22…CPUチップセット 26…LANボード 27…I/Oボード K1〜K4…警告画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥山 誠記 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野村 忠国 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内山 昭夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 HH05 HH60 JJ17 NN05 NN07 WW11 YY14 YY18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1つ以上の内視鏡機器を制御する制御装
    置を備えた内視鏡装置において、 前記制御装置をリセットするリセットスイッチと、 前記リセットスイッチが押されたときの各内視鏡機器の
    動作状態を記憶する記憶手段と、 前記リセットスイッチの操作による前記制御装置の再起
    動直後に、該リセットスイッチの操作直前の前記各内視
    鏡機器の動作状態を前記記憶手段から読み出し、前記制
    御装置に伝送する伝送手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
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