JP2003180322A - 帯状またはテープ状の材料のための連続貯蔵装置およびそれらを連続貯蔵するための方法 - Google Patents
帯状またはテープ状の材料のための連続貯蔵装置およびそれらを連続貯蔵するための方法Info
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- A24C5/20—Reels; Supports for bobbins; Other accessories
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- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯状またはテープ状の材料10、特にたばこ
加工産業における棒状物品のためのくるみ材料或いは被
覆材料のための連続貯蔵装置およびこれらを連続的に貯
蔵するための方法を提供すること 【解決手段】 少なくとも第一の巻回要素4;106,
108と第一の案内手段16;106が設けられてお
り、この案内手段が第一の方向で、材料10を少なくと
も第一の巻回要素の一部分上に巻回けるように運動可能
であり、第二の方向において、材料10を第一の巻回要
素4;106,108から巻戻すように運動可能であ
る。材料10を少なくとも第一の巻回要素4;106,
108の区間において巻上げ、この第一の巻回要素から
巻戻す。
加工産業における棒状物品のためのくるみ材料或いは被
覆材料のための連続貯蔵装置およびこれらを連続的に貯
蔵するための方法を提供すること 【解決手段】 少なくとも第一の巻回要素4;106,
108と第一の案内手段16;106が設けられてお
り、この案内手段が第一の方向で、材料10を少なくと
も第一の巻回要素の一部分上に巻回けるように運動可能
であり、第二の方向において、材料10を第一の巻回要
素4;106,108から巻戻すように運動可能であ
る。材料10を少なくとも第一の巻回要素4;106,
108の区間において巻上げ、この第一の巻回要素から
巻戻す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状またはテープ
状の材料、特にたばこ加工産業における棒状物品のため
のくるみ材料或いは被覆材料のための連続貯蔵装置およ
び材料を選択的に移動させることにより帯状またはテー
プ状の材料、特にたばこ加工産業における棒状物品のた
めのくるみ材料或いは被覆材料を連続的に貯蔵するため
の方法に関する。
状の材料、特にたばこ加工産業における棒状物品のため
のくるみ材料或いは被覆材料のための連続貯蔵装置およ
び材料を選択的に移動させることにより帯状またはテー
プ状の材料、特にたばこ加工産業における棒状物品のた
めのくるみ材料或いは被覆材料を連続的に貯蔵するため
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこ加工産業において、通常多少剛性
の紙、コルクフオイル或いは類似の材料から成る被覆テ
ープおよび被覆裁断片から、例えば棒状の喫煙物品のた
めの吸い口スリーブから造ること、或いはフイルタ等の
ような吸い口をこれらの被覆テープおよび被覆裁断片で
くるみ、シガレットと結合することは知られている。被
覆テープはボビンステーションにおいてボビンが引出さ
れ、処理ステーションに移送され、この処理ステーショ
ンにおいて被覆テープは適宜処理され、例えばフイルタ
体或いはたばこ連続体の周囲に巻回される。
の紙、コルクフオイル或いは類似の材料から成る被覆テ
ープおよび被覆裁断片から、例えば棒状の喫煙物品のた
めの吸い口スリーブから造ること、或いはフイルタ等の
ような吸い口をこれらの被覆テープおよび被覆裁断片で
くるみ、シガレットと結合することは知られている。被
覆テープはボビンステーションにおいてボビンが引出さ
れ、処理ステーションに移送され、この処理ステーショ
ンにおいて被覆テープは適宜処理され、例えばフイルタ
体或いはたばこ連続体の周囲に巻回される。
【0003】冒頭に記載した様式の連続貯蔵装置はボビ
ンステーションと処理ステーションとの間のプロセスラ
イン内に設けられており、ボビン交換の際、プロセスの
不所望な中断を阻止し、これによりプロセスの続行を保
証する。プロセスラインにおいて、帯状またはテープ状
の材料はボビンから引出され、連続貯蔵装置を経て処理
ステーションに移送され、これにより帯状またはテープ
状の材料は必要とする処理速度に従って移動する。この
場合、このような連続貯蔵装置の容量は、後続している
処理ステーションのために十分に帯状またはテープ状の
材料が、ボビンが交換される時間の間に準備されるよう
に設定されなければならない。即ち、連続貯蔵装置の容
量はボビン交換に要する持続時間に従って定められる。
ンステーションと処理ステーションとの間のプロセスラ
イン内に設けられており、ボビン交換の際、プロセスの
不所望な中断を阻止し、これによりプロセスの続行を保
証する。プロセスラインにおいて、帯状またはテープ状
の材料はボビンから引出され、連続貯蔵装置を経て処理
ステーションに移送され、これにより帯状またはテープ
状の材料は必要とする処理速度に従って移動する。この
場合、このような連続貯蔵装置の容量は、後続している
処理ステーションのために十分に帯状またはテープ状の
材料が、ボビンが交換される時間の間に準備されるよう
に設定されなければならない。即ち、連続貯蔵装置の容
量はボビン交換に要する持続時間に従って定められる。
【0004】ボビンの交換の間、帯状またはテープ状の
材料は連続貯蔵装置の入り口においては概して静止しお
り、他方連続貯蔵装置の出口においては帯状またはテー
プ状の材料の中間に貯蔵されている部分は与えられた処
理速度で導出され、これにより連続貯蔵装置は空にな
る。これに対してボビンの交換の後、連続貯蔵装置は再
び材料が装填されなければならず、この目的で材料は出
口におけるよりもより高い速度で連続貯蔵装置の入り口
内に移送される。連続貯蔵装置内に材料が十分に中間貯
蔵され、これに応じて連続貯蔵装置が充填されている場
合、連続貯蔵装置の入り口における材料の入り口速度
は、出口における出口速度に均され、従ってボビンステ
ーションからの新しい材料の供給流は連続貯蔵装置から
の処理ステーションへの材料の排出流にほぼ等しくな
る。
材料は連続貯蔵装置の入り口においては概して静止しお
り、他方連続貯蔵装置の出口においては帯状またはテー
プ状の材料の中間に貯蔵されている部分は与えられた処
理速度で導出され、これにより連続貯蔵装置は空にな
る。これに対してボビンの交換の後、連続貯蔵装置は再
び材料が装填されなければならず、この目的で材料は出
口におけるよりもより高い速度で連続貯蔵装置の入り口
内に移送される。連続貯蔵装置内に材料が十分に中間貯
蔵され、これに応じて連続貯蔵装置が充填されている場
合、連続貯蔵装置の入り口における材料の入り口速度
は、出口における出口速度に均され、従ってボビンステ
ーションからの新しい材料の供給流は連続貯蔵装置から
の処理ステーションへの材料の排出流にほぼ等しくな
る。
【0005】連続貯蔵装置としては、従来いわゆるルー
プ式貯蔵機(Schlaufenspeicher)が使用されている。こ
のループ式貯蔵機は大体容器を備えている。この容器は
寸法は、そこにおいて材料が一時的に十分に過剰な量で
ループの形で載置されるように設定されている。この容
器は、材料がこの容器内に移送される入り口と、材料が
この容器から排出される出口とを備えている。このルー
プ式貯蔵機はこれまで実地にあって良好な使用状況を与
えてきてはいるが、一方ではコンパクトな構造の、他方
では比較的高い処理速度にあってもなお作業信頼性に富
む連続貯蔵装置に対する要望が出てきている。
プ式貯蔵機(Schlaufenspeicher)が使用されている。こ
のループ式貯蔵機は大体容器を備えている。この容器は
寸法は、そこにおいて材料が一時的に十分に過剰な量で
ループの形で載置されるように設定されている。この容
器は、材料がこの容器内に移送される入り口と、材料が
この容器から排出される出口とを備えている。このルー
プ式貯蔵機はこれまで実地にあって良好な使用状況を与
えてきてはいるが、一方ではコンパクトな構造の、他方
では比較的高い処理速度にあってもなお作業信頼性に富
む連続貯蔵装置に対する要望が出てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こう言ったことから本
発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の連続貯
蔵装置を改善するである。
発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の連続貯
蔵装置を改善するである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、冒頭に記載した様式の連続貯蔵装置にあって、この
連続貯蔵装置が少なくとも第一の巻回要素と第一の案内
手段とが設けられており、この案内手段が第一の方向
で、材料を少なくとも第一の巻回要素の一部分上に巻付
けるように運動可能であり、そして第二の方向におい
て、巻回要素が材料を第一の巻回要素から巻戻すように
運動可能であるように構成されていることによって解決
される。
り、冒頭に記載した様式の連続貯蔵装置にあって、この
連続貯蔵装置が少なくとも第一の巻回要素と第一の案内
手段とが設けられており、この案内手段が第一の方向
で、材料を少なくとも第一の巻回要素の一部分上に巻付
けるように運動可能であり、そして第二の方向におい
て、巻回要素が材料を第一の巻回要素から巻戻すように
運動可能であるように構成されていることによって解決
される。
【0008】更に、上記の課題は冒頭に記載した様式の
連続貯蔵するための方法にあって、材料を少なくとも第
一の巻回要素の区間において巻上げ、この第一の巻回要
素から再び巻戻すことによって解決される。
連続貯蔵するための方法にあって、材料を少なくとも第
一の巻回要素の区間において巻上げ、この第一の巻回要
素から再び巻戻すことによって解決される。
【0009】本発明は、例えば冒頭に述べたループ式貯
蔵機と異となる貯蔵原理を追い求める。貯蔵要素とし
て、例えば中間に貯蔵される材料を収容するための容器
は使用されず、本発明により中間に貯蔵される材料を巻
上げるためには第一の巻回要素が使用される。
蔵機と異となる貯蔵原理を追い求める。貯蔵要素とし
て、例えば中間に貯蔵される材料を収容するための容器
は使用されず、本発明により中間に貯蔵される材料を巻
上げるためには第一の巻回要素が使用される。
【0010】更に、簡単な巻上げと巻戻しのため、本発
明により運動可能な案内手段が設けられている。材料を
巻上げるために、即ち中間貯蔵するために、この案内手
段は帯状またはテープ状の材料を捕捉し、この材料を帯
行し、第一の巻回要素を経てもしくはこの第一の巻回要
素に沿って移動させ、これによりこの材料はこの巻回要
素上に載り、従ってこの巻回要素上に巻上げられる。
明により運動可能な案内手段が設けられている。材料を
巻上げるために、即ち中間貯蔵するために、この案内手
段は帯状またはテープ状の材料を捕捉し、この材料を帯
行し、第一の巻回要素を経てもしくはこの第一の巻回要
素に沿って移動させ、これによりこの材料はこの巻回要
素上に載り、従ってこの巻回要素上に巻上げられる。
【0011】本発明により、連続貯蔵装置の信頼性に富
む作業が達せられのみならず、材料の必要な量での迅速
な貯蔵が達せられる。従って、本発明による連続貯蔵装
置は特に高い移送速度および処理速度にもてきしてお
り、この場合本発明による連続貯蔵装置を空にするには
案内手段の運動速度を適当に制御することにより合目的
にその都度の作業状態に適合させることが可能である。
む作業が達せられのみならず、材料の必要な量での迅速
な貯蔵が達せられる。従って、本発明による連続貯蔵装
置は特に高い移送速度および処理速度にもてきしてお
り、この場合本発明による連続貯蔵装置を空にするには
案内手段の運動速度を適当に制御することにより合目的
にその都度の作業状態に適合させることが可能である。
【0012】第一の案内手段は第一の方向で、材料を捕
捉するように運動可能である。
捉するように運動可能である。
【0013】この第一の案内手段において発生する摩擦
を考慮して、この第一の案内手段が第一の案内ローラを
備えており、この案内ローラの回転軸線がこの第一の案
内手段の運動方向に対して角度をもって、特に直角に、
整向されている。
を考慮して、この第一の案内手段が第一の案内ローラを
備えており、この案内ローラの回転軸線がこの第一の案
内手段の運動方向に対して角度をもって、特に直角に、
整向されている。
【0014】通常、巻回要素は内側面と外側面を備えて
おり、外側面は巻上げられた材料を収容するために設け
られている。
おり、外側面は巻上げられた材料を収容するために設け
られている。
【0015】第一の巻回要素が、巻上げられる材料が多
角形の或いは環状の軌道を描くように形成されているの
が有利である。この目的のため、第一の巻回要素は多数
の第一のローラを備えており、これらのローラの回転軸
線が第二の巻回要素の回転軸線に対して平行に整向され
ており、かつ環状軌跡上に存在している。更に、それぞ
れ隣接している二つのローラの回転軸線の間隔がすべて
の第一のローラにわたって等しい。また、二つのある隣
接しているローラ間の間隔が異となり、特に大きく選択
することも可能である。このことは例えば、ローラの直
径を一般にローラ間においてのみ極めて小さな中間空域
が残るように、しかし材料が二つのローラ間を通過する
位置においては必然的に比較的大きな間隔になるよう
に、選択する場合に必要となる。第一の巻回要素上に巻
上げを行うために、この構成にあっては帯状またはテー
プ状の材料は第一のローラを経て走り、従ってこれらの
ローラによって担持される。従って、第一のローラは実
際に多角形のの巻取り軌跡を形成する。この構成の場
合、第一の巻回要素は特に転動環状路を形成し、この転
動環状路上に材料が巻上げられる。
角形の或いは環状の軌道を描くように形成されているの
が有利である。この目的のため、第一の巻回要素は多数
の第一のローラを備えており、これらのローラの回転軸
線が第二の巻回要素の回転軸線に対して平行に整向され
ており、かつ環状軌跡上に存在している。更に、それぞ
れ隣接している二つのローラの回転軸線の間隔がすべて
の第一のローラにわたって等しい。また、二つのある隣
接しているローラ間の間隔が異となり、特に大きく選択
することも可能である。このことは例えば、ローラの直
径を一般にローラ間においてのみ極めて小さな中間空域
が残るように、しかし材料が二つのローラ間を通過する
位置においては必然的に比較的大きな間隔になるよう
に、選択する場合に必要となる。第一の巻回要素上に巻
上げを行うために、この構成にあっては帯状またはテー
プ状の材料は第一のローラを経て走り、従ってこれらの
ローラによって担持される。従って、第一のローラは実
際に多角形のの巻取り軌跡を形成する。この構成の場
合、第一の巻回要素は特に転動環状路を形成し、この転
動環状路上に材料が巻上げられる。
【0016】第二の巻回要素が設けられており、この第
二の巻回要素は内側面と外側面を備えており、この場合
外側面は巻回されて材料を収容するために設けられてい
る。
二の巻回要素は内側面と外側面を備えており、この場合
外側面は巻回されて材料を収容するために設けられてい
る。
【0017】第二の巻回要素がこの巻回要素によって形
成される多角形の或いは環状の巻回軌跡の中心点を中心
にして回転可能に支承される。
成される多角形の或いは環状の巻回軌跡の中心点を中心
にして回転可能に支承される。
【0018】本発明による他の特に優れた構成にあって
は、第二の巻回要素が多数の第二のローラを備えてお
り、これらのローラの回転軸線は第二の巻回要素の回転
軸線に対して平行に整向されており、かつ環状路内に存
在している。更に、それぞれ二つの隣接しているローラ
の回転軸線の間隔は第二のローラ全てにわたって等し間
隔を有している。しかし、二つの隣接している或るロー
ラの間隔を異となって、特に比較的大きく選択すること
も可能である。このことは、例えばローラの直径が、概
してローラ間にのみ小さな空域が残るように大きく選択
する際に必要である。第二の巻回要素上に巻上げを行う
ために、この構成にあっては、帯状またはテープ状の材
料は更に第二のローラを経て走り、従ってこの第二のロ
ーラに担持される。これに応じて、第二のローラは実質
的に多角形の巻上げ軌跡を形成する。この構成において
は、第二の巻回要素は同様に特に転動環状路を形成す
る。
は、第二の巻回要素が多数の第二のローラを備えてお
り、これらのローラの回転軸線は第二の巻回要素の回転
軸線に対して平行に整向されており、かつ環状路内に存
在している。更に、それぞれ二つの隣接しているローラ
の回転軸線の間隔は第二のローラ全てにわたって等し間
隔を有している。しかし、二つの隣接している或るロー
ラの間隔を異となって、特に比較的大きく選択すること
も可能である。このことは、例えばローラの直径が、概
してローラ間にのみ小さな空域が残るように大きく選択
する際に必要である。第二の巻回要素上に巻上げを行う
ために、この構成にあっては、帯状またはテープ状の材
料は更に第二のローラを経て走り、従ってこの第二のロ
ーラに担持される。これに応じて、第二のローラは実質
的に多角形の巻上げ軌跡を形成する。この構成において
は、第二の巻回要素は同様に特に転動環状路を形成す
る。
【0019】第一の巻回要素および第二の巻回要素は、
これらの巻回要素によって形成される多角形の或いは環
状の軌跡の中心点が合流するように相対的に設けられて
おり、これにより簡単かつ迅速な巻上げおよび巻戻しに
とって特に有利な対称作業状態が得られる。
これらの巻回要素によって形成される多角形の或いは環
状の軌跡の中心点が合流するように相対的に設けられて
おり、これにより簡単かつ迅速な巻上げおよび巻戻しに
とって特に有利な対称作業状態が得られる。
【0020】本発明の優れた構成にあっては、第二の巻
回要素は第一の巻回要素の傍らに設けられている。
回要素は第一の巻回要素の傍らに設けられている。
【0021】材料を第一の巻回要素から第二の巻回要素
へと案内させるため、転向手段が設けられており、これ
らの転向手段のうち少なくとも一つの転向手段が転向ロ
ーラを備えている。この場合、第一の案内手段が第一の
巻回要素に、第二の案内手段が第二の巻回要素に設けら
れており、転向ローラが材料を第一の案内手段から第二
の案内手段へと転向させるように構成されているのが有
利である。
へと案内させるため、転向手段が設けられており、これ
らの転向手段のうち少なくとも一つの転向手段が転向ロ
ーラを備えている。この場合、第一の案内手段が第一の
巻回要素に、第二の案内手段が第二の巻回要素に設けら
れており、転向ローラが材料を第一の案内手段から第二
の案内手段へと転向させるように構成されているのが有
利である。
【0022】第一の巻回要素と第二の巻回要素がそれぞ
れ一つの、上記の様式の転動環状路を備えている場合、
第一のローラが第一の案内手段を、第二のローラが第二
の案内手段を形成しているのが有利である。
れ一つの、上記の様式の転動環状路を備えている場合、
第一のローラが第一の案内手段を、第二のローラが第二
の案内手段を形成しているのが有利である。
【0023】この構成の他の特徴において、第二の巻回
要素が第一の巻回要素に関して回転強固に支承されてい
る。従って、この構成にあっては両巻回要素は同じ回転
方向で運動し、かつ回転方向に応じて材料を一緒に巻上
げ、巻戻す。この場合、第一の巻回要素と第二の巻回要
素とが同じ数のローラを備えており、それぞれ第一のロ
ーラと第二のローラとが互いに並列してかつ互いに同軸
状態で支承されているのが有利である。材料が連続貯蔵
装置を経て移送される場合、第一の巻回要素の第一のロ
ーラは一方の方向で回転し、第二の巻回要素の第二のロ
ーラは他の方向、即ち反対方向で回転する。この構成に
あって材料を貯蔵するために、回転強固に互いに結合さ
れている巻回要素は巻上げ方向で回転し、これにより材
料は第一のローラと第二のローラ上に巻上げられる。そ
の際、第一の巻回要素の第一のローラによって形成され
る転動環状路上に巻体が生成し、第二の巻回要素の第二
のローラにって形成される転動環状路上に異となる巻体
が生成する。両巻体は等しい巻き方向を有しており、し
かしこの場合材料は反対方向の巻方向で走っている。従
って、第一のローラと第二のローラはそれぞれ反対方向
で回転する。
要素が第一の巻回要素に関して回転強固に支承されてい
る。従って、この構成にあっては両巻回要素は同じ回転
方向で運動し、かつ回転方向に応じて材料を一緒に巻上
げ、巻戻す。この場合、第一の巻回要素と第二の巻回要
素とが同じ数のローラを備えており、それぞれ第一のロ
ーラと第二のローラとが互いに並列してかつ互いに同軸
状態で支承されているのが有利である。材料が連続貯蔵
装置を経て移送される場合、第一の巻回要素の第一のロ
ーラは一方の方向で回転し、第二の巻回要素の第二のロ
ーラは他の方向、即ち反対方向で回転する。この構成に
あって材料を貯蔵するために、回転強固に互いに結合さ
れている巻回要素は巻上げ方向で回転し、これにより材
料は第一のローラと第二のローラ上に巻上げられる。そ
の際、第一の巻回要素の第一のローラによって形成され
る転動環状路上に巻体が生成し、第二の巻回要素の第二
のローラにって形成される転動環状路上に異となる巻体
が生成する。両巻体は等しい巻き方向を有しており、し
かしこの場合材料は反対方向の巻方向で走っている。従
って、第一のローラと第二のローラはそれぞれ反対方向
で回転する。
【0024】選択的な実施例にあっては、第一の案内手
段が第一の巻回要素に対して運動可能に設けられてい
る。
段が第一の巻回要素に対して運動可能に設けられてい
る。
【0025】この選択的な実施例にあっても、第二の案
内手段が、材料を第一の巻回要素の内側から外側へと案
内するように設けられている。このような案内は、この
選択的な実施例における利点である。何故なら、このよ
うにして特別簡単な巻上げおよび巻戻しが達せられるば
かりでなく、帯状またはテープ状の材料の第一の巻回要
素の内側への場所をとらない近接案内が達せられるから
である。
内手段が、材料を第一の巻回要素の内側から外側へと案
内するように設けられている。このような案内は、この
選択的な実施例における利点である。何故なら、このよ
うにして特別簡単な巻上げおよび巻戻しが達せられるば
かりでなく、帯状またはテープ状の材料の第一の巻回要
素の内側への場所をとらない近接案内が達せられるから
である。
【0026】この選択的な実施例において、第二の案内
手段が第一の巻回要素に設けられているのが有利であ
り、これにより特別場所をとらない配設が可能となる。
手段が第一の巻回要素に設けられているのが有利であ
り、これにより特別場所をとらない配設が可能となる。
【0027】摩擦を低減するために、第二の案内手段が
第二の案内ローラを備えており、この第二の案内ローラ
を経て材料が案内される。
第二の案内ローラを備えており、この第二の案内ローラ
を経て材料が案内される。
【0028】第一の案内手段が第一の巻回要素の外側面
に沿って移動可能である。
に沿って移動可能である。
【0029】この選択的な実施例の特別有利な他の構成
はの特徴とするところは、第二の巻回要素が第一の巻回
要素を囲繞しており、この第一の巻回要素に対して運動
可能であり、第一の案内手段が第二の巻回要素に、この
第二の巻回要素が運動した際材料の第一の巻回要素上で
の巻回方向で材料が第一の案内手段により転向されるよ
うに、そして第二の巻回要素上にあっては第一の巻回要
素上の材料の巻回方向と反対方向に材料が巻上げられよ
うに設けられていることである。
はの特徴とするところは、第二の巻回要素が第一の巻回
要素を囲繞しており、この第一の巻回要素に対して運動
可能であり、第一の案内手段が第二の巻回要素に、この
第二の巻回要素が運動した際材料の第一の巻回要素上で
の巻回方向で材料が第一の案内手段により転向されるよ
うに、そして第二の巻回要素上にあっては第一の巻回要
素上の材料の巻回方向と反対方向に材料が巻上げられよ
うに設けられていることである。
【0030】この実施例は、第一の巻回要素上の内側の
第一の位置と第二の巻回要素の外側の第二の位置とが接
し、巻上げが行われ、その際第一の案内手段が両位置の
間に沿って移動することにより、同様に二層の巻上げが
達せられる。
第一の位置と第二の巻回要素の外側の第二の位置とが接
し、巻上げが行われ、その際第一の案内手段が両位置の
間に沿って移動することにより、同様に二層の巻上げが
達せられる。
【0031】この選択的な実施例にあって、第一の案内
手段は帯状またはテープ状の材料を、これによって材料
がその(本来の)運動路から転向されるように案内する
ことにより、上記のように二重層の巻体を達することが
でき、その際少なくとも内側の第一の層は通常第一の巻
回要素上に存在する。この場合、内側の第一の層は連続
貯蔵装置の入り口から案内手段へと、他方帯状またはテ
ープ状の材料の外側の第二の層は案内手段から始まり、
連続貯蔵装置の出口へと延在して走る。もちろん、同様
に帯状またはテープ状の材料の外側の第二の層が少なく
とも部分的に第一の巻回要素に存在することも可能であ
る。巻戻しを行うために、即ち連続貯蔵装置を空にする
ために、案内手段が反対方向に運動し、これにより帯状
またはテープ状の材料の連続貯蔵装置の出口における走
出速度が入り口における走入速度に比して高くなる。
手段は帯状またはテープ状の材料を、これによって材料
がその(本来の)運動路から転向されるように案内する
ことにより、上記のように二重層の巻体を達することが
でき、その際少なくとも内側の第一の層は通常第一の巻
回要素上に存在する。この場合、内側の第一の層は連続
貯蔵装置の入り口から案内手段へと、他方帯状またはテ
ープ状の材料の外側の第二の層は案内手段から始まり、
連続貯蔵装置の出口へと延在して走る。もちろん、同様
に帯状またはテープ状の材料の外側の第二の層が少なく
とも部分的に第一の巻回要素に存在することも可能であ
る。巻戻しを行うために、即ち連続貯蔵装置を空にする
ために、案内手段が反対方向に運動し、これにより帯状
またはテープ状の材料の連続貯蔵装置の出口における走
出速度が入り口における走入速度に比して高くなる。
【0032】以下に添付した図面に図示した実施の態様
につき本発明を詳細に説明する。
につき本発明を詳細に説明する。
【0033】
【実施例】図1には、帯状紙材料を通し、かつ中間で貯
蔵するために設けられている紙材料連続貯蔵装置の優れ
た第一の実施例を概略的に示している。この帯状紙材料
は通常たばこ加工産業におけるシガレット製造における
シガレットのフイルタをくるむための、或いはたばこ連
続体を被覆するための被覆紙として使用される。
蔵するために設けられている紙材料連続貯蔵装置の優れ
た第一の実施例を概略的に示している。この帯状紙材料
は通常たばこ加工産業におけるシガレット製造における
シガレットのフイルタをくるむための、或いはたばこ連
続体を被覆するための被覆紙として使用される。
【0034】図1から図4に図示した紙材料連続貯蔵装
置2は、円盤状の、内側の第一の巻回要素4とリング状
の外側の第二の巻回要素5とを備えている。この外側の
第二の巻回要素5は内側の第一の巻回要素4に対して同
心的に設けられている。図示した実施例にあって内側の
第一の巻回要素4は定置して設けられているが、外側の
第二の巻回要素5は回転可能に支承されており、この場
合その回転点は円盤状の、内側の巻回要素4の中心点と
合致している。
置2は、円盤状の、内側の第一の巻回要素4とリング状
の外側の第二の巻回要素5とを備えている。この外側の
第二の巻回要素5は内側の第一の巻回要素4に対して同
心的に設けられている。図示した実施例にあって内側の
第一の巻回要素4は定置して設けられているが、外側の
第二の巻回要素5は回転可能に支承されており、この場
合その回転点は円盤状の、内側の巻回要素4の中心点と
合致している。
【0035】内側の第一の巻回要素4は第一のローラ6
並びに他方の第一のローラ8とを備えている。第一のロ
ーラ6と8の回転軸線はの内側の第一の巻回要素4の円
盤状の本体の平坦な面に対して直角に、かつ相互にそし
てリング状の外側の巻回要素5の回転軸線に対して平行
に延在している。図1から認めることができるように、
そこに図示した第一の実施例にあっては、全部で六つの
第一のローラが第一の巻回要素4に設けられており、こ
の場合それぞれ二つの隣接しているローラの回転軸線の
間隔は図示した実施例におけるすべての第一のローラに
わたって等しく、すべての第一のローラ6,8の回転軸
線の円盤状の、内側の第一の巻回要素4の中心点に対す
る半径方向の間隔も等しい。従って、図示した実施例に
おいては、これらの六つの第一のローラ6,8は等しい
形状の六角形を形成し、この六角形の中心点は内側の第
一の巻回要素4の円盤状の本体の中心点と合致してい
る。円盤状の、内側の第一の巻回要素4の周面に沿った
第一のローラ6,8の配設は、転動環状路とも称するこ
とができる。
並びに他方の第一のローラ8とを備えている。第一のロ
ーラ6と8の回転軸線はの内側の第一の巻回要素4の円
盤状の本体の平坦な面に対して直角に、かつ相互にそし
てリング状の外側の巻回要素5の回転軸線に対して平行
に延在している。図1から認めることができるように、
そこに図示した第一の実施例にあっては、全部で六つの
第一のローラが第一の巻回要素4に設けられており、こ
の場合それぞれ二つの隣接しているローラの回転軸線の
間隔は図示した実施例におけるすべての第一のローラに
わたって等しく、すべての第一のローラ6,8の回転軸
線の円盤状の、内側の第一の巻回要素4の中心点に対す
る半径方向の間隔も等しい。従って、図示した実施例に
おいては、これらの六つの第一のローラ6,8は等しい
形状の六角形を形成し、この六角形の中心点は内側の第
一の巻回要素4の円盤状の本体の中心点と合致してい
る。円盤状の、内側の第一の巻回要素4の周面に沿った
第一のローラ6,8の配設は、転動環状路とも称するこ
とができる。
【0036】図1から更に認められるように、紙テープ
10は先ずローラ6に対して半径方向で走り、そこで図
1に図示した作業状態で接線方向で転向され、従って紙
テープ10は、次に第一の巻回要素4を再び去る以前
に、ローラ6に後続して設けられているローラ8を経て
(少なくとも部分的に)六角形の移送路区間11に沿っ
て案内される。その限りローラ6が案内手段として働
き、これにより紙テープ10は第一のローラ6,8によ
って形成される六角形の移送路内に案内される。
10は先ずローラ6に対して半径方向で走り、そこで図
1に図示した作業状態で接線方向で転向され、従って紙
テープ10は、次に第一の巻回要素4を再び去る以前
に、ローラ6に後続して設けられているローラ8を経て
(少なくとも部分的に)六角形の移送路区間11に沿っ
て案内される。その限りローラ6が案内手段として働
き、これにより紙テープ10は第一のローラ6,8によ
って形成される六角形の移送路内に案内される。
【0037】内側の第一の巻回要素4の内部、即ち図示
した実施例においてほぼこの内側の第一の巻回要素の中
心点の領域内において、転向部12が設けられており、
この転向部は例えば回転可能に支承されている傾斜して
配設されているローラから成り、図示した実施例にあっ
ては紙テープ10を図1の面に対してほぼ垂直に指向し
ている方向から半径方向でローラ6方向に転向させ、そ
の際紙テープ10は、図1から同様に認められるよう
に、更に回転させる。
した実施例においてほぼこの内側の第一の巻回要素の中
心点の領域内において、転向部12が設けられており、
この転向部は例えば回転可能に支承されている傾斜して
配設されているローラから成り、図示した実施例にあっ
ては紙テープ10を図1の面に対してほぼ垂直に指向し
ている方向から半径方向でローラ6方向に転向させ、そ
の際紙テープ10は、図1から同様に認められるよう
に、更に回転させる。
【0038】紙テープは図示していないボビンステーシ
ョン内のボビンから引出され、転向部12に移送され、
そこでこの紙テープは紙連続貯蔵装置2に入る。紙テー
プ10の移送方向で見て、紙連続貯蔵装置2の後方には
転向ローラ14が設けられており、この転向ローラによ
り紙テープ10は例えば図示していない引渡しステーシ
ョン或いは図示していない処理ステーションへと更に移
送され、これらのステーション内で紙テープは例えばシ
ガレットを製造するためのたばこ連続体のために被覆材
料として更に処理される。
ョン内のボビンから引出され、転向部12に移送され、
そこでこの紙テープは紙連続貯蔵装置2に入る。紙テー
プ10の移送方向で見て、紙連続貯蔵装置2の後方には
転向ローラ14が設けられており、この転向ローラによ
り紙テープ10は例えば図示していない引渡しステーシ
ョン或いは図示していない処理ステーションへと更に移
送され、これらのステーション内で紙テープは例えばシ
ガレットを製造するためのたばこ連続体のために被覆材
料として更に処理される。
【0039】リング状の外側の第二の巻回要素5は、円
盤状の、内側の第一の巻回要素4と同様に、第二のロー
ラ16と18を備えており、この場合八つのこれらの第
二のローラが設けられている。これらの第二のローラ1
6と18の回転軸線は第二の巻回要素5のリング状の本
体の平坦な面に対して直角に、そして互いに或いはこの
第二の巻回要素5の回転軸線に対して平行に延在してい
る。更に、図示した実施例にあっては、それぞれ二つの
隣接しているローラの回転軸線の間隔は全部の第二のロ
ーラ16と18のすべてにわたって等しい間隔であり、
更に第二のローラ16と18の、リング状の第二の巻回
要素5の回転軸線に対する半径方向の間隔は等しい。従
って、全部の第二のローラ16と18の回転軸線は等し
い形状の八角形の角隅点に配設されており、これらの第
二のローラ16と18は等しい八角形を形成し、この八
角形の中心点は第二の巻回要素5の回転軸線と合致して
いる。第二のローラ16と18の配設も転動環状路と称
され、従ってリング状の第二の巻回要素5は転動リング
とも称することができる。
盤状の、内側の第一の巻回要素4と同様に、第二のロー
ラ16と18を備えており、この場合八つのこれらの第
二のローラが設けられている。これらの第二のローラ1
6と18の回転軸線は第二の巻回要素5のリング状の本
体の平坦な面に対して直角に、そして互いに或いはこの
第二の巻回要素5の回転軸線に対して平行に延在してい
る。更に、図示した実施例にあっては、それぞれ二つの
隣接しているローラの回転軸線の間隔は全部の第二のロ
ーラ16と18のすべてにわたって等しい間隔であり、
更に第二のローラ16と18の、リング状の第二の巻回
要素5の回転軸線に対する半径方向の間隔は等しい。従
って、全部の第二のローラ16と18の回転軸線は等し
い形状の八角形の角隅点に配設されており、これらの第
二のローラ16と18は等しい八角形を形成し、この八
角形の中心点は第二の巻回要素5の回転軸線と合致して
いる。第二のローラ16と18の配設も転動環状路と称
され、従ってリング状の第二の巻回要素5は転動リング
とも称することができる。
【0040】リング状の外側の巻回要素5は第一の駆動
機構20によって回転駆動される。図1から認められる
ように図示されている駆動機構20はピニオン22を備
えており、このピニオンはリング状の外側の巻回要素5
の外側周面に形成されているリム24に係合する。
機構20によって回転駆動される。図1から認められる
ように図示されている駆動機構20はピニオン22を備
えており、このピニオンはリング状の外側の巻回要素5
の外側周面に形成されているリム24に係合する。
【0041】図示した第一の実施例においては、円盤状
の、内側の第一の巻回要素4は定置して設けられてお
り、しかしこの場合この第一の巻回要素の第一のローラ
6と8が駆動される。この目的のため、図1に図示した
と同様な第二の駆動機構26が設けられている。この第
二の駆動機構26はベルトプーリ28を回転駆動させ、
この第一のベルトプーリ28と摩擦係合している駆動ベ
ルト30が上記のベルトプーリを介して回転する。第一
のローラ6と8はそれぞれ同軸に支承されているベルト
プーリと回転強固に連結されている。これらのベルトプ
ーリのうち図1には例示的にベルトプーリ32のみを図
示した。第一のローラ6,8と連結されているベルトプ
ーリを介して、ベルトプーリ32が駆動される。しかし
選択的に、第一のローラ6,8が十分なスペースが紙テ
ープ10のためにのみならず、その他この駆動ベルト3
0のためにも必要な幅を有している限り、駆動ベルト3
0を第一のローラ6,8を介して駆動することも可能で
ある。更に、この駆動ベルト30は僅かな張力の下に存
在しており、これによりベルトプーリとの摩擦係合が達
せられる。
の、内側の第一の巻回要素4は定置して設けられてお
り、しかしこの場合この第一の巻回要素の第一のローラ
6と8が駆動される。この目的のため、図1に図示した
と同様な第二の駆動機構26が設けられている。この第
二の駆動機構26はベルトプーリ28を回転駆動させ、
この第一のベルトプーリ28と摩擦係合している駆動ベ
ルト30が上記のベルトプーリを介して回転する。第一
のローラ6と8はそれぞれ同軸に支承されているベルト
プーリと回転強固に連結されている。これらのベルトプ
ーリのうち図1には例示的にベルトプーリ32のみを図
示した。第一のローラ6,8と連結されているベルトプ
ーリを介して、ベルトプーリ32が駆動される。しかし
選択的に、第一のローラ6,8が十分なスペースが紙テ
ープ10のためにのみならず、その他この駆動ベルト3
0のためにも必要な幅を有している限り、駆動ベルト3
0を第一のローラ6,8を介して駆動することも可能で
ある。更に、この駆動ベルト30は僅かな張力の下に存
在しており、これによりベルトプーリとの摩擦係合が達
せられる。
【0042】連続貯蔵装置2の駆動機構20と26は、
制御装置40により制御される。この制御装置は一方で
は紙テープ10を準備する(図示していない)ボビンス
テーションの制御機構41と、他方では(図示していな
い)後続して設けられていてかつ紙テープ10を処理す
る給紙ステーション或いは処理ステーションの制御機構
42と連結されている。制御機構41と42により紙テ
ープ10の需要と供給される量が制御装置40に伝達さ
れ、この制御装置はこの情報から選択されるべき作業状
態(巻上げによる貯蔵、巻戻しに目減り、連続作業)が
検出し、駆動機構20と26を相応して制御す。付加的
に、例えば紙テープ10の貯蔵された貯蔵量のような紙
連続貯蔵装置2の作業状態は制御機構41と42に与え
られる。
制御装置40により制御される。この制御装置は一方で
は紙テープ10を準備する(図示していない)ボビンス
テーションの制御機構41と、他方では(図示していな
い)後続して設けられていてかつ紙テープ10を処理す
る給紙ステーション或いは処理ステーションの制御機構
42と連結されている。制御機構41と42により紙テ
ープ10の需要と供給される量が制御装置40に伝達さ
れ、この制御装置はこの情報から選択されるべき作業状
態(巻上げによる貯蔵、巻戻しに目減り、連続作業)が
検出し、駆動機構20と26を相応して制御す。付加的
に、例えば紙テープ10の貯蔵された貯蔵量のような紙
連続貯蔵装置2の作業状態は制御機構41と42に与え
られる。
【0043】連続貯蔵装置2の図1に示した作業状態に
あっては、既に述べたように、紙テープ10は内から内
側の第一の巻回要素4のローラ6を巡ってこの内側の第
一の巻回要素4の転動環状路の外側面に接するように案
内され、そこからこの内側の第一の巻回要素4の転動環
状路への部分的な巻き付けの後、外側の第二の巻回要素
5のローラ16と時計の針と反対方向で隣接して設けら
れてローラ18の間を経て転向ローラ14へと、そして
そこから矢印Aの方向で引渡し位置或いは処理ステーシ
ョンへと導かれる。紙テープ10は紙連続貯蔵装置2を
経て移送され、全プロセスラインのプロセス速度に相当
する移送速度が与えられる。
あっては、既に述べたように、紙テープ10は内から内
側の第一の巻回要素4のローラ6を巡ってこの内側の第
一の巻回要素4の転動環状路の外側面に接するように案
内され、そこからこの内側の第一の巻回要素4の転動環
状路への部分的な巻き付けの後、外側の第二の巻回要素
5のローラ16と時計の針と反対方向で隣接して設けら
れてローラ18の間を経て転向ローラ14へと、そして
そこから矢印Aの方向で引渡し位置或いは処理ステーシ
ョンへと導かれる。紙テープ10は紙連続貯蔵装置2を
経て移送され、全プロセスラインのプロセス速度に相当
する移送速度が与えられる。
【0044】貯蔵を行うために、リング状の外側の第二
の巻回要素5は回転、しかも図面に示すように時計の針
と反対方向に回転する。これにより、リング状の外側の
第二の巻回要素5のローラ16が紙テープ10に取り付
き、これを第二の巻回要素5の回転方向で帯行し、これ
により紙テープ10は内側の第一の巻回要素4のローラ
6において始まり、外側の第二の巻回要素5のローラ1
6において終わっている第一の移送区間11と外側の第
二の巻回要素5のローラ16において始まっていて転向
ローラ14の方向で延在している第二の移送区間33を
経て移送される。ローラ16による帯行により、紙テー
プ10は、これが相前後して全部の第一のローラ8との
作用係合を行い、従って六角形の案内路内で案内される
ことにより、第一の移送区間11に沿って内側の第一の
巻回要素4を巡って巻回される。この状態は図2に示し
た。次いで、外側の第二の巻回要素5のローラ16にお
いて紙テープ10は転向され、これにより紙テープは、
同様に図2から認めることができるように、第二の移送
区間33に沿って外側の第二の巻回要素5の第二のロー
ラ18との作用域に達する。この場合、紙テープ10は
外側の第二の巻回要素5の転動環状路を中心にして、内
側の第一の巻回要素4の転動環状路の巻回ループの方向
とは反対方向で巻上げられる。
の巻回要素5は回転、しかも図面に示すように時計の針
と反対方向に回転する。これにより、リング状の外側の
第二の巻回要素5のローラ16が紙テープ10に取り付
き、これを第二の巻回要素5の回転方向で帯行し、これ
により紙テープ10は内側の第一の巻回要素4のローラ
6において始まり、外側の第二の巻回要素5のローラ1
6において終わっている第一の移送区間11と外側の第
二の巻回要素5のローラ16において始まっていて転向
ローラ14の方向で延在している第二の移送区間33を
経て移送される。ローラ16による帯行により、紙テー
プ10は、これが相前後して全部の第一のローラ8との
作用係合を行い、従って六角形の案内路内で案内される
ことにより、第一の移送区間11に沿って内側の第一の
巻回要素4を巡って巻回される。この状態は図2に示し
た。次いで、外側の第二の巻回要素5のローラ16にお
いて紙テープ10は転向され、これにより紙テープは、
同様に図2から認めることができるように、第二の移送
区間33に沿って外側の第二の巻回要素5の第二のロー
ラ18との作用域に達する。この場合、紙テープ10は
外側の第二の巻回要素5の転動環状路を中心にして、内
側の第一の巻回要素4の転動環状路の巻回ループの方向
とは反対方向で巻上げられる。
【0045】図によるように、リング状の外側の第二の
巻回要素5が時計の針と反対方向に更に回転し続ける
と、紙テープ10は第二の移送区間33に沿って順次リ
ング状の外側の第二の巻回要素5の全部の第二のローラ
18の作用係合し、従って紙テープ10は外側の第二の
巻回要素5の転動環状路に沿って八角形の経過をたど
る。この状態は図3に示した。図3からは更に、この状
態にあって紙テープ10が内側の第一の巻回要素4の転
動環状路上の第一の移送区間11に沿って既に部分的に
二重に、即ち二層に巻回されていること、即ち既に一回
の巻付きよりも多くの巻付きを有していることが認めら
れる。
巻回要素5が時計の針と反対方向に更に回転し続ける
と、紙テープ10は第二の移送区間33に沿って順次リ
ング状の外側の第二の巻回要素5の全部の第二のローラ
18の作用係合し、従って紙テープ10は外側の第二の
巻回要素5の転動環状路に沿って八角形の経過をたど
る。この状態は図3に示した。図3からは更に、この状
態にあって紙テープ10が内側の第一の巻回要素4の転
動環状路上の第一の移送区間11に沿って既に部分的に
二重に、即ち二層に巻回されていること、即ち既に一回
の巻付きよりも多くの巻付きを有していることが認めら
れる。
【0046】次いで、図によるように、リング状の外側
の第二の巻回要素5が時計の針と反対方向に更に回転し
続けると、紙テープ10による第一の移送区間11に沿
った内側の第一の巻回要素4の転動環状路上の二層の巻
付きは終了し、他方同時に紙テープ10による外側の第
二の巻回要素5の転動環状路の第二の移送区間33に沿
った巻付きが完了し、そこで第二の巻付きが始まる。こ
の状態は図4に示した。リング状の外側の第二の巻回要
素5が更に回転すると、紙テープ10は内側の第一の巻
回要素4の転動環状路上においても、またこの外側の第
二の巻回要素5の転動環状路上においても、それぞれ多
層に巻上げられる。その際、第一の移送区間11と第二
の移送区間33から形成される全長さは、紙テープ10
の図示した紙連続貯蔵装置2により中間で貯蔵される部
分にほぼ相当する。上記した全貯蔵行程の間、紙テープ
10は絶えず運動しており、矢印Aの方向に移送され
る。もちろんこの場合ローラ6における紙テープ10の
走入速度は、転向ローラ14における走出速度よりも高
い。従って、供給されるテープの長さと排出されるテー
プの長さとの差から貯蔵されるテープ貯蔵量が得られ
る。図において、紙テープ10は内側の第一の巻回要素
4の転動環状路上の第一の移送区間11に沿って時計の
針と反対方向に走り、その際外側の第二の巻回要素5の
ローラ16に沿って転向され、この外側の第二の巻回要
素5の転動環状路上の第二の移送区間33に沿って反対
方向に、即ち図に示すように時計の針方向で走る。
の第二の巻回要素5が時計の針と反対方向に更に回転し
続けると、紙テープ10による第一の移送区間11に沿
った内側の第一の巻回要素4の転動環状路上の二層の巻
付きは終了し、他方同時に紙テープ10による外側の第
二の巻回要素5の転動環状路の第二の移送区間33に沿
った巻付きが完了し、そこで第二の巻付きが始まる。こ
の状態は図4に示した。リング状の外側の第二の巻回要
素5が更に回転すると、紙テープ10は内側の第一の巻
回要素4の転動環状路上においても、またこの外側の第
二の巻回要素5の転動環状路上においても、それぞれ多
層に巻上げられる。その際、第一の移送区間11と第二
の移送区間33から形成される全長さは、紙テープ10
の図示した紙連続貯蔵装置2により中間で貯蔵される部
分にほぼ相当する。上記した全貯蔵行程の間、紙テープ
10は絶えず運動しており、矢印Aの方向に移送され
る。もちろんこの場合ローラ6における紙テープ10の
走入速度は、転向ローラ14における走出速度よりも高
い。従って、供給されるテープの長さと排出されるテー
プの長さとの差から貯蔵されるテープ貯蔵量が得られ
る。図において、紙テープ10は内側の第一の巻回要素
4の転動環状路上の第一の移送区間11に沿って時計の
針と反対方向に走り、その際外側の第二の巻回要素5の
ローラ16に沿って転向され、この外側の第二の巻回要
素5の転動環状路上の第二の移送区間33に沿って反対
方向に、即ち図に示すように時計の針方向で走る。
【0047】ローラ16は案内ローラとし働き、これに
より紙テープ10は第二の移送区間33に沿って反対方
向に外側の第二の巻回要素5の転動環状路上で巻上げら
れる。
より紙テープ10は第二の移送区間33に沿って反対方
向に外側の第二の巻回要素5の転動環状路上で巻上げら
れる。
【0048】貯蔵量の低減、即ち巻戻しのためには、リ
ング状の外側の第二の巻回要素5が反対方向に、即ち図
に示すように時計の針方向で回転する。このようにし
て、紙テープ10は第一の移送区間11に沿って内側の
第一の巻回要素4の転動環状路から、そして外側の第二
の巻回要素5の転動環状路の第二の移送区間33に沿っ
て巻戻され、最後に例えば紙テープ10は最低限完全に
外側の第二の巻回要素5のローラ16,18の作用外達
し、再び図1に図示した作業状態に達する。図示して実
施例の構造に基づいて、紙テープは第一の移送区間11
に沿って内側の第一の巻回要素4の第一のローラ6,8
の一部分との作用係合状態にとどまる。しかし配設を、
紙テープ10が同様に内側の第一の巻回要素4の転動環
状路から完全に開放されているように、行うことも可能
である。
ング状の外側の第二の巻回要素5が反対方向に、即ち図
に示すように時計の針方向で回転する。このようにし
て、紙テープ10は第一の移送区間11に沿って内側の
第一の巻回要素4の転動環状路から、そして外側の第二
の巻回要素5の転動環状路の第二の移送区間33に沿っ
て巻戻され、最後に例えば紙テープ10は最低限完全に
外側の第二の巻回要素5のローラ16,18の作用外達
し、再び図1に図示した作業状態に達する。図示して実
施例の構造に基づいて、紙テープは第一の移送区間11
に沿って内側の第一の巻回要素4の第一のローラ6,8
の一部分との作用係合状態にとどまる。しかし配設を、
紙テープ10が同様に内側の第一の巻回要素4の転動環
状路から完全に開放されているように、行うことも可能
である。
【0049】図1は紙連続貯蔵装置2が空の状態で示さ
れているが、図4においては紙連続貯蔵装置2は貯蔵我
行われている状態で示されている。
れているが、図4においては紙連続貯蔵装置2は貯蔵我
行われている状態で示されている。
【0050】図示し、上に述べた第一の実施例にあって
は、円盤状の内側の第一の巻回要素4は定置して設けら
れているが、リング状の外側の第二の巻回要素5のみが
回転可能に支承されている。このリング状の外側の第二
の巻回要素5は紙連続貯蔵装置2内での紙テープの処理
速度と走入および走出速度の差速度に比例して運動す
る。この場合、外側の第二の巻回要素6の転動環状路の
回転数は、回転(mで)当たりの貯蔵高さで割って、こ
の差速度(m/分で)に相当する。
は、円盤状の内側の第一の巻回要素4は定置して設けら
れているが、リング状の外側の第二の巻回要素5のみが
回転可能に支承されている。このリング状の外側の第二
の巻回要素5は紙連続貯蔵装置2内での紙テープの処理
速度と走入および走出速度の差速度に比例して運動す
る。この場合、外側の第二の巻回要素6の転動環状路の
回転数は、回転(mで)当たりの貯蔵高さで割って、こ
の差速度(m/分で)に相当する。
【0051】更に、第一の巻回要素4の第一のローラ
6,8は第二の駆動機構26により引出しロールの機能
を有している。何故なら、これらの第一のローラ6,8
により紙テープが紙連続貯蔵装置2内を送られるからで
ある。これにより、充填の際比較的僅かな紙張力、即ち
最大の貯蔵可能性が達せらられる。更に、その際迅速な
停止の際これらの第一のローラ6,8が迅速に制動さ
れ、紙テープ10は著しい制動力を受けることがない。
6,8は第二の駆動機構26により引出しロールの機能
を有している。何故なら、これらの第一のローラ6,8
により紙テープが紙連続貯蔵装置2内を送られるからで
ある。これにより、充填の際比較的僅かな紙張力、即ち
最大の貯蔵可能性が達せらられる。更に、その際迅速な
停止の際これらの第一のローラ6,8が迅速に制動さ
れ、紙テープ10は著しい制動力を受けることがない。
【0052】図示した第一の実施例の機能信頼性は紙連
続貯蔵装置2と(図示していない)後続して設けられて
いる紙テープ10のための給紙ステーションと処理ステ
ーションとの間の弾性的な解離によって更に高められ
る。このような解離の可能性として、例えば(図示して
いない)後続して設けられている排出ステーション或い
は処理ステーションへの比較手は長い移送道程を紙テー
プ10の備わっている弾性の利用の下に特許文献記載の
装置および/またはいわゆるダンシングローラを設ける
ことが可能である。
続貯蔵装置2と(図示していない)後続して設けられて
いる紙テープ10のための給紙ステーションと処理ステ
ーションとの間の弾性的な解離によって更に高められ
る。このような解離の可能性として、例えば(図示して
いない)後続して設けられている排出ステーション或い
は処理ステーションへの比較手は長い移送道程を紙テー
プ10の備わっている弾性の利用の下に特許文献記載の
装置および/またはいわゆるダンシングローラを設ける
ことが可能である。
【0053】特許文献 ドイツ連邦共和国特許公開第1
99 12 867号。
99 12 867号。
【0054】最後の述べたダンシングローラは図1に例
示してあり、二つの転向ローラ34,35とダンシング
ローラ36とから成り、このダンシングローラはその回
転軸線に対して横方向に運動可能に支承されていて、ば
ね38によって予緊張されている。転向ローラ14から
くる紙テープ10は、図示した実施例にあっては、ダン
シングローラ36に対するダンシング運動の配設の第一
の転向ローラ34を中心として約90°だけ、そしてそ
こで第二の転向ローラ35に対して180°だけ転向さ
れ、この転向ローラ35において(図示していない)排
出ステーション或いは処理ステーションの方向でもう一
度約90°だけ転向される。
示してあり、二つの転向ローラ34,35とダンシング
ローラ36とから成り、このダンシングローラはその回
転軸線に対して横方向に運動可能に支承されていて、ば
ね38によって予緊張されている。転向ローラ14から
くる紙テープ10は、図示した実施例にあっては、ダン
シングローラ36に対するダンシング運動の配設の第一
の転向ローラ34を中心として約90°だけ、そしてそ
こで第二の転向ローラ35に対して180°だけ転向さ
れ、この転向ローラ35において(図示していない)排
出ステーション或いは処理ステーションの方向でもう一
度約90°だけ転向される。
【0055】図5と図6には、紙連続貯蔵装置の第二の
実施例100を示したが、この紙連続貯蔵装置は図1か
ら図4に図示した紙連続貯蔵装置2と同様な機能および
同じ態様を有しており、従って以下に本質的に図5と図
6に図示した紙連続貯蔵装置100の構造のみを記載
し、図1から図4に図示した紙連続貯蔵装置2に対する
構造上の相違のみを記載することとする。
実施例100を示したが、この紙連続貯蔵装置は図1か
ら図4に図示した紙連続貯蔵装置2と同様な機能および
同じ態様を有しており、従って以下に本質的に図5と図
6に図示した紙連続貯蔵装置100の構造のみを記載
し、図1から図4に図示した紙連続貯蔵装置2に対する
構造上の相違のみを記載することとする。
【0056】図5と図6に図示した紙連続貯蔵装置10
0は回転可能にに支承されている担持板102を備えて
おり、この担持板には第一のローラ106と更になる第
一のローラ108が設けられている。第一のローラ10
6と108の回転軸線は担持板102の平坦な面に対し
て直角に延在しており、かつ互いにおよびこの担持板1
02の回転軸線に対して平行に延在している。特に、図
6から認められることができるように、各々の第一のロ
ーラ106と108の傍らには、担持板102の当該第
一のローラに対して同軸状に第二のローラ116,11
8が支承されており、従って第一のローラ106と10
8の回転軸線はこれらの第二のローラ116,118の
回転軸線と合致している。このようにして、多数のロー
ラ対が形成される。これらのローラ対はそれぞれ第一の
ローラと第二のローラとから成り、これらのローラは互
いに無関係に回転可能である。
0は回転可能にに支承されている担持板102を備えて
おり、この担持板には第一のローラ106と更になる第
一のローラ108が設けられている。第一のローラ10
6と108の回転軸線は担持板102の平坦な面に対し
て直角に延在しており、かつ互いにおよびこの担持板1
02の回転軸線に対して平行に延在している。特に、図
6から認められることができるように、各々の第一のロ
ーラ106と108の傍らには、担持板102の当該第
一のローラに対して同軸状に第二のローラ116,11
8が支承されており、従って第一のローラ106と10
8の回転軸線はこれらの第二のローラ116,118の
回転軸線と合致している。このようにして、多数のロー
ラ対が形成される。これらのローラ対はそれぞれ第一の
ローラと第二のローラとから成り、これらのローラは互
いに無関係に回転可能である。
【0057】図5から認めることができるように、そこ
に図示された実施例100にあっては、全部で八つのロ
ーラ対が担持板102に設けられており、その際それぞ
れ隣接している二つのローラ対の回転軸線108aの間
隔は、この図示された第二の実施例においても、同様に
全ローラ対にわたって等しい。更に図6から認めること
ができるように、全てのローラ対の回転軸線108aの
担持板102の回転軸線102aに対する半径方向の間
隔もは一定である。図示された第二の実施例100にあ
っては、八つのローラ対は等しい形状の八角形を形成し
ており、この八角形の中心点は担持板102の回転軸線
102aと合致している。これらのローラ対は担持板1
02の周面に沿って王冠状に設けられている。
に図示された実施例100にあっては、全部で八つのロ
ーラ対が担持板102に設けられており、その際それぞ
れ隣接している二つのローラ対の回転軸線108aの間
隔は、この図示された第二の実施例においても、同様に
全ローラ対にわたって等しい。更に図6から認めること
ができるように、全てのローラ対の回転軸線108aの
担持板102の回転軸線102aに対する半径方向の間
隔もは一定である。図示された第二の実施例100にあ
っては、八つのローラ対は等しい形状の八角形を形成し
ており、この八角形の中心点は担持板102の回転軸線
102aと合致している。これらのローラ対は担持板1
02の周面に沿って王冠状に設けられている。
【0058】担持板102の中央領域には、これらの担
持板に対して異となった横方向間隔で二つの転向ローラ
112,113が設けられている。この場合、これらの
転向ローラ112,113の回転軸線112a,113
aは互いに平行であり、かつ担持板102の回転軸線1
02aに対して垂直方向に指向しており、これらの担持
板と交切している。
持板に対して異となった横方向間隔で二つの転向ローラ
112,113が設けられている。この場合、これらの
転向ローラ112,113の回転軸線112a,113
aは互いに平行であり、かつ担持板102の回転軸線1
02aに対して垂直方向に指向しており、これらの担持
板と交切している。
【0059】紙テープ10は転動環状路の周方向で第一
のローラ106に案内され、この第一のローラ106に
おいて半径方向に第一の転向ローラ112方向に転向さ
れることにより、この紙テープ10は紙連続貯蔵装置1
00内に走入する。互いに無関係に回転可能な転向ロー
ラ112,113の回転軸線112a,113aは第一
のローラ116からこれらの転向ローラ上に供給される
紙テープ10の運動方向および路面に対して垂直方向に
指向しており、従ってこの紙テープは第一のローラ10
6と第一の転向ローラ112間で90°旋回される。次
いで、第一の転向ローラ112により紙テープ10は担
持板102から離れる方向で、第二の転向ローラ113
の方向に、そしてこの第二の転向ローラから半径方向で
第二のローラ116へと半径方向で転向される。このロ
ーラは図5と図6に図示した第二の紙連続貯蔵装置10
0にあっては、第一のローラ106に相対して直径方向
で存在している。第二の転向ローラ113と第二のロー
ラ116の間において、紙テープ10はあらためて90
°旋回させられる。第二のローラ116から、或いは後
続して設けられている第二のローラ118から最後に、
紙テープ10は転動環状路の周方向で紙連続貯蔵装置1
00から走出する。
のローラ106に案内され、この第一のローラ106に
おいて半径方向に第一の転向ローラ112方向に転向さ
れることにより、この紙テープ10は紙連続貯蔵装置1
00内に走入する。互いに無関係に回転可能な転向ロー
ラ112,113の回転軸線112a,113aは第一
のローラ116からこれらの転向ローラ上に供給される
紙テープ10の運動方向および路面に対して垂直方向に
指向しており、従ってこの紙テープは第一のローラ10
6と第一の転向ローラ112間で90°旋回される。次
いで、第一の転向ローラ112により紙テープ10は担
持板102から離れる方向で、第二の転向ローラ113
の方向に、そしてこの第二の転向ローラから半径方向で
第二のローラ116へと半径方向で転向される。このロ
ーラは図5と図6に図示した第二の紙連続貯蔵装置10
0にあっては、第一のローラ106に相対して直径方向
で存在している。第二の転向ローラ113と第二のロー
ラ116の間において、紙テープ10はあらためて90
°旋回させられる。第二のローラ116から、或いは後
続して設けられている第二のローラ118から最後に、
紙テープ10は転動環状路の周方向で紙連続貯蔵装置1
00から走出する。
【0060】回転可能に支承されている担持板102は
第一の駆動機構120により回転駆動される。この目的
のため、この図示された第二の実施例100にあって
は、この第一の駆動機構120は駆動されるベルトプー
リ122を備えており、このベルトを中心にしてベルト
124が案内されている。このベルトは同様に担持板1
02の周囲を巡って案内されており、これによりこれら
の担持板は回転される。
第一の駆動機構120により回転駆動される。この目的
のため、この図示された第二の実施例100にあって
は、この第一の駆動機構120は駆動されるベルトプー
リ122を備えており、このベルトを中心にしてベルト
124が案内されている。このベルトは同様に担持板1
02の周囲を巡って案内されており、これによりこれら
の担持板は回転される。
【0061】更に、担持板102の第一のローラ10
6,108の駆動のために第二の駆動機構126が設け
られている。図5に概略図示してこの第二の駆動機構1
26はリム130と係合しているピニオン128を備え
ている。このリム130は担持板102に対して同軸状
に、しかしこの担持板と無関係に回転可能に支承されて
おり、このリムがローラ106,108と係合状態にあ
り、これによりこれらのローラが駆動されるように設け
られている。リム130はピニオン128と係合してい
る外歯列以外に、第一のローラ106,108に形成さ
れている相応する歯と係合している内歯列を備えてい
る。しかし選択的に、リム130が第一のローラ10
6,108と摩擦係合していることも可能である。各々
の場合、リム130により第一のローラ106,108
が同期して駆動され、従ってこれらの第一のローラ10
6,108は作動の際同じ回転速度を有している。この
場合、第二の駆動機構126は図5と図6には図示しな
かった制御装置により、第一のローラ106,108の
周速度が紙連続貯蔵装置100内に走入する紙テープ1
0の走入過速度に相当するように制御される。
6,108の駆動のために第二の駆動機構126が設け
られている。図5に概略図示してこの第二の駆動機構1
26はリム130と係合しているピニオン128を備え
ている。このリム130は担持板102に対して同軸状
に、しかしこの担持板と無関係に回転可能に支承されて
おり、このリムがローラ106,108と係合状態にあ
り、これによりこれらのローラが駆動されるように設け
られている。リム130はピニオン128と係合してい
る外歯列以外に、第一のローラ106,108に形成さ
れている相応する歯と係合している内歯列を備えてい
る。しかし選択的に、リム130が第一のローラ10
6,108と摩擦係合していることも可能である。各々
の場合、リム130により第一のローラ106,108
が同期して駆動され、従ってこれらの第一のローラ10
6,108は作動の際同じ回転速度を有している。この
場合、第二の駆動機構126は図5と図6には図示しな
かった制御装置により、第一のローラ106,108の
周速度が紙連続貯蔵装置100内に走入する紙テープ1
0の走入過速度に相当するように制御される。
【0062】第二のローラ116,118をも駆動する
ために、これらのローラはそれぞれ、図面に図示してい
ない、内部の伝動機構を介して互いに連結されている。
第一のローラ106,108におけると同様に、この場
合もちろんこれらの第二のローラ116,118の周速
度も紙テープ10の速度に適合されていなければならな
い。貯蔵を行うために、図5による担持板102は時計
の針の方向で回転し、これにより紙テープ10は一方で
は第一のローラ106に後続している第一のローラ10
8に巻上げられ、他方第二のローラ116に後続して設
けられている第二のローラ118に巻上げられる。
ために、これらのローラはそれぞれ、図面に図示してい
ない、内部の伝動機構を介して互いに連結されている。
第一のローラ106,108におけると同様に、この場
合もちろんこれらの第二のローラ116,118の周速
度も紙テープ10の速度に適合されていなければならな
い。貯蔵を行うために、図5による担持板102は時計
の針の方向で回転し、これにより紙テープ10は一方で
は第一のローラ106に後続している第一のローラ10
8に巻上げられ、他方第二のローラ116に後続して設
けられている第二のローラ118に巻上げられる。
【0063】巻上げ行程の間、第一のローラ106は第
一の案内手段として働き、この案内手段は紙テープ10
を捕捉し、これにより紙テープは第一のローラ108に
よって形成される第一の六角形の移送路を案内される。
同様に、第二のローラ116は第二の案内手段として働
き、この案内手段は第二の転向ローラ113から来る紙
テープ10を同様に捕捉し、これにより紙テープ10
は、これが紙連続貯蔵装置100を去る以前に、第二の
ローラ118によって形成される第二の六角形の移送路
に案内される。
一の案内手段として働き、この案内手段は紙テープ10
を捕捉し、これにより紙テープは第一のローラ108に
よって形成される第一の六角形の移送路を案内される。
同様に、第二のローラ116は第二の案内手段として働
き、この案内手段は第二の転向ローラ113から来る紙
テープ10を同様に捕捉し、これにより紙テープ10
は、これが紙連続貯蔵装置100を去る以前に、第二の
ローラ118によって形成される第二の六角形の移送路
に案内される。
【0064】この場合、紙テープ10が紙連続貯蔵装置
100を経て移送されると、その都度作用を受けるロー
ラ106,108と第二のローラ116,118が反対
方向に回転する。
100を経て移送されると、その都度作用を受けるロー
ラ106,108と第二のローラ116,118が反対
方向に回転する。
【0065】貯蔵の際、紙テープ10は二重に巻上げら
れる。何故なら、同時に第一の巻上げが担持板102に
面している第一のローラ106,108上で、そして第
二の巻上げがこの担持板102とは反対の第二のローラ
116,118上で行われるからである。この場合、担
持板102に対して異となった間隔でこの担持板に設け
られている転向ローラ112,113を経て、紙テープ
10は第一の巻上げから、第二の巻上げに達する。両巻
上げは同じ巻上げ方向(図5においては時計の針方向)
を有しており、この場合これらの巻体内の紙テープ10
は反対方向で走っている。この理由から、第一のローラ
106,108と第二のローラ116,118はそれぞ
れ反対方向で回転する。
れる。何故なら、同時に第一の巻上げが担持板102に
面している第一のローラ106,108上で、そして第
二の巻上げがこの担持板102とは反対の第二のローラ
116,118上で行われるからである。この場合、担
持板102に対して異となった間隔でこの担持板に設け
られている転向ローラ112,113を経て、紙テープ
10は第一の巻上げから、第二の巻上げに達する。両巻
上げは同じ巻上げ方向(図5においては時計の針方向)
を有しており、この場合これらの巻体内の紙テープ10
は反対方向で走っている。この理由から、第一のローラ
106,108と第二のローラ116,118はそれぞ
れ反対方向で回転する。
【0066】貯蔵を減らすために、即ち巻戻すために、
担持板102は反対方向で、即ち図5により時計の針と
反対方向で回転する。
担持板102は反対方向で、即ち図5により時計の針と
反対方向で回転する。
【0067】この構成の代わりに、第二の実施例に関し
て更に指摘されることは、第二の案内ローラとし働く第
二のローラ116は必ずし第一の案内ローラとして働く
第一のローラ106に対して直径方向で相対して設けら
れている必要はなく、これらの転向ローラ112,11
3の配設を、第二のローラ116が各々の他の位置にお
いて、例えば第一のローラ106の傍らに位置するよう
に行うことが可能である。 上記の(図示していない)
処理ステーションは、例えば本出願人の製造に係わる型
式“PROTOS”のシガレット製造機であってもよ
い。このような機械は一般にたばこストックを製造する
ための連続体形成機−このためにはシガレット紙テープ
が使用される−、とたばこ連続体をフイルタ吸い口を装
着するための−この目的には帯状テープから裁断された
被覆片がフイルタとたばこ連続体の周囲に巻回される−
フイルタ装着機を備えている。一方ではシガレット被覆
紙テープのために、他方ではくるみ紙テープのために、
それぞれ上記の様式の別個の連続貯蔵装置が設けられて
いる。
て更に指摘されることは、第二の案内ローラとし働く第
二のローラ116は必ずし第一の案内ローラとして働く
第一のローラ106に対して直径方向で相対して設けら
れている必要はなく、これらの転向ローラ112,11
3の配設を、第二のローラ116が各々の他の位置にお
いて、例えば第一のローラ106の傍らに位置するよう
に行うことが可能である。 上記の(図示していない)
処理ステーションは、例えば本出願人の製造に係わる型
式“PROTOS”のシガレット製造機であってもよ
い。このような機械は一般にたばこストックを製造する
ための連続体形成機−このためにはシガレット紙テープ
が使用される−、とたばこ連続体をフイルタ吸い口を装
着するための−この目的には帯状テープから裁断された
被覆片がフイルタとたばこ連続体の周囲に巻回される−
フイルタ装着機を備えている。一方ではシガレット被覆
紙テープのために、他方ではくるみ紙テープのために、
それぞれ上記の様式の別個の連続貯蔵装置が設けられて
いる。
【0068】紙テープ10を準備するために連続貯蔵装
置の前方に設けられる(図示していない)ボビンステー
ションは、別個の供給ユニット、例えば本出願人の製造
に係わる型式“BOB”の供給ユニットが設けられる。
この場合、連続貯蔵装置は、ボビンステーションの一部
分として、独自のユニットとして或いは後続して設けら
れる処理ステーションの一部分として構成される。ボビ
ンステーションがこの処理ユニット内にまとめて設けら
れている場合は、連続貯蔵装置も同様にこの処理ステー
ション内にまとめて設けらる。
置の前方に設けられる(図示していない)ボビンステー
ションは、別個の供給ユニット、例えば本出願人の製造
に係わる型式“BOB”の供給ユニットが設けられる。
この場合、連続貯蔵装置は、ボビンステーションの一部
分として、独自のユニットとして或いは後続して設けら
れる処理ステーションの一部分として構成される。ボビ
ンステーションがこの処理ユニット内にまとめて設けら
れている場合は、連続貯蔵装置も同様にこの処理ステー
ション内にまとめて設けらる。
【0069】
【発明の効果】本発明による連続貯蔵装置により、たば
こ加工産業におけるたばこ連続体、フイルタ等を処理す
るための被覆材料である紙テープの処理ステーションへ
の移送が、中間で貯蔵されることにより、処理機械の作
業中断に関係なく円滑に移送され、たばこ加工産業にお
ける連続的なシガレットの製造等が保証される。
こ加工産業におけるたばこ連続体、フイルタ等を処理す
るための被覆材料である紙テープの処理ステーションへ
の移送が、中間で貯蔵されることにより、処理機械の作
業中断に関係なく円滑に移送され、たばこ加工産業にお
ける連続的なシガレットの製造等が保証される。
【図1】本発明による紙連続貯蔵装置の優れた第一の実
施例の、第一の作業状態における概略側面図である。
施例の、第一の作業状態における概略側面図である。
【図2】第一の実施例による、第二の作業状態における
図である。
図である。
【図3】第一の実施例による、第三の作業状態における
図である。
図である。
【図4】第一の実施例による、第四の作業状態における
図である。
図である。
【図5】本発明による紙連続貯蔵装置の優れた第二の実
施例による概略側面図である。
施例による概略側面図である。
【図6】図5による第二の実施例の図5を90°旋回し
て示した図である。
て示した図である。
2,100 紙連続貯蔵装置
4,106,108 第一の巻回要素
5リング状の外側の巻回要素
6,8,106,108 第一のローラ
10 材料
11 第一の移送区間
16,18,116,118 第二のローラ
20 第一の駆動機構
26 第二の駆動機構
28 第一のベルトプーリ
32 ベルトプーリ
33 第二の移送区間
38 ばね
36 ダンシングローラ
40 制御装置
41,42 制御機構
102 担持板
113 第二の転向ローラ
126 第二の駆動機構
128 ピニオン
130 リム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 カルステン・エッケルト
ドイツ連邦共和国、ハムブルク、バイム・
アルテン・シュッツェンホフ、38
(72)発明者 ディートマール・ヤンツ
ドイツ連邦共和国、トリットアウ、ヴィー
ゼンヴェーク、44
(72)発明者 フランク・グロートハウス
ドイツ連邦共和国、ハムブルク、フリーデ
ンスアレー、98ベー
Fターム(参考) 4B044 CA01X CB26Y CB44Y CL09
CL12 CL13 CM01
Claims (30)
- 【請求項01】 帯状またはテープ状の材料(10)、
特にたばこ加工産業における棒状物品のためのくるみ材
料或いは被覆材料のための連続貯蔵装置において、少な
くとも第一の巻回要素(4;106,108)と第一の
案内手段(16;106)が設けられており、この案内
手段が第一の方向で、材料(10)を少なくとも第一の
巻回要素(4;106,108)の一部分上に巻付ける
ように運動可能であり、そして第二の方向において、材
料(10)を第一の巻回要素(4;106,108)か
ら巻戻すように運動可能であることを特徴とする連続貯
蔵装置。 - 【請求項02】 第一の案内手段(16;106)が第
一の方向で、この案内手段が材料を把持するように運動
可能であることを特徴とする請求項1に記載連続貯蔵装
置。 - 【請求項03】 第一の案内手段(16;106)が第
一の案内ローラを備えておりこの案内ローラの回転軸線
が第一の案内手段(16;106)の運動方向に対して
角度をもって、特に直角に、整向されていることを特徴
とする請求項1或いは2に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項04】 第一の巻回要素(4;106,10
8)が内側面と外側面とを備えており、この外側が巻回
された材料(10)を収容するために設けられているい
る請求項1から3までのいずれか一つに記載の連続貯蔵
装置。 - 【請求項05】 第一の巻回要素(4)がこの巻回要素
によって形成され、本質的に多角形の或いは環状の軌道
(11)の中心点を中心にして回転可能である請求項1
から4までのいずれか一つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項06】 第一の巻回要素(4;106,10
8)が多数の第一のローラ(6,8;106,108)
を備えており、これらのローラの回転軸線が第一の件要
素の回転軸線に対して平行に整向されており、かつ環状
軌跡上に存在していることを特徴とする請求項5に記載
の連続貯蔵装置。 - 【請求項07】 それぞれ隣接している二つのローラの
回転軸線の間隔がすべての第一のローラ(6,8;10
6,108)にわたって等しいことを特徴とする請求項
6に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項08】 第二の巻回要素(5;116,11
8)が設けられている請求項1から7までのいずれか一
つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項09】 第二の巻回要素(5;116,11
8)が内側面と外側面を備えており、外側が巻回された
材料(10)を収容するために設けられていることを特
徴とする請求項8に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項10】 第二の巻回要素(5;116,11
8)がこの巻回要素によって形成される本質的多角形の
或いは環状の巻回軌跡(33)の中心点を中心にして回
転可能であることを特徴とする請求項9に記載の連続貯
蔵装置。 - 【請求項11】 第二の巻回要素(5;116,11
8)が多数の第二のローラ(16,18;116,11
8)を備えており、これらのローラの回転軸線が第二の
巻回要素の回転軸線に対して平行に整向されており、か
つ環状軌跡上に存在していることを特徴とする請求項1
0に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項12】 それぞれ二つの隣接しているローラの
回転軸線の第二のローラ(16,18;116,11
8)にわたって等しい間隔であることを特徴とする請求
項11に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項13】 巻回要素が、これらの巻回要素によっ
て形成される多角形の或いは環状の軌跡(11,33)
の中心点が合流するように、相対的に設けられている請
求項5から7まで或いは10から12までのいずれか一
つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項14】 第二の巻回要素(116,118)が
第一の巻回要素(116,118)の傍らに設けられて
いる請求項1から7或いは8から13までのいずれか一
つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項15】 材料(10)を第一の巻回要素(10
6,108)から第二の巻回要素(116,118)へ
と転向させるための転向手段(112,113)が設け
られていることを特徴とする請求項14に記載の連続貯
蔵装置。 - 【請求項16】 転向手段が少なくとも一つの転向ロー
ラ(112,113)を備えている請求項15に記載の
連続貯蔵装置。 - 【請求項17】 第一の案内手段(106)が第一の巻
回要素(106,108)に、第二の案内手段(11
6)が第二の巻回要素(116,118)に設けられて
おり、転向ローラ(112,113)が材料(10)を
第一の案内手段(106)から第二の案内手段(11
6)へと転向させるように構成されていることを特徴と
する請求項15或いは16に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項18】 第一のローラ(106)が第一の案内
手段を、第二のローラ(116)が第二の案内手段を形
成していることを特徴とする請求項6,11或いは17
に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項19】 第二の巻回要素(116,118)が
第一の巻回要素(106,108)に関して回転強固に
支承されている請求項14から18までのいずれか一つ
に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項20】 第一の巻回要素(106,108)と
第二の巻回要素(116,118)が同じ数のローラを
備えており、それぞれ第一のローラ(106,108)
と第二のローラ(116,118)とが互いに並列して
かつ同軸状態で支承されていることを特徴とする請求項
6,11或いは19に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項21】 第一の案内手段(16)が第一の巻回
要素(4)に対して運動可能である請求項1から13ま
でのいずれか一つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項22】 材料(10)を第一の巻回要素(4)
の内側から外側へと案内する第二の案内手段(6)が設
けられていることを特徴とする請求項4或いは21に記
載の連続貯蔵装置。 - 【請求項23】 第二の案内手段(6)が第一の巻回要
素(4)に設けられていることを特徴とする請求項22
に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項24】 第二の案内手段(6)が第二の案内ロ
ーラを備えていることを特徴とする請求項22或いは2
3に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項25】 第一のローラ(6)が第二の案内ロー
ラを形成していることを特徴とする請求項6或いは24
に記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項26】 第一の案内手段(16)が第一の巻回
要素(4)の内側に沿って移動可能であること特徴とす
る請求項21から25までのいずれか一つに記載の連続
貯蔵装置。 - 【請求項27】 第二の巻回要素(5)が第一の巻回要
素(4)を囲繞しており、この第一の巻回要素(4)に
対して運動可能であり、第一の案内手段(16)が第二
の巻回要素(5)に、この第二の巻回要素(5)が運動
した際材料(10)の第一の巻回要素(4)上での巻回
方向で材料(10)を第一の案内手段(16)から転向
し、そして第二の巻回要素(5)上にあっては材料(1
0)の巻回方向と反対方向で第一の巻回要素(4)上で
巻戻しが行われるように設けられていることを特徴とす
る請求項21から26までのいずれか一つに記載の連続
貯蔵装置。 - 【請求項28】 第二のローラ(16)が第一の案内ロ
ーラを形成していることを特徴とする請求項3或いは1
1或いは請求項21から26までのいずれか一つに記載
の連続貯蔵装置。 - 【請求項29】 第一の巻回要素(4)が定置して設け
られていることを特徴とする請求項21から28までの
いずれか一つに記載の連続貯蔵装置。 - 【請求項30】 移送路(11,33)を選択的に延長
させることにより、帯状またはテープ状の材料(1
0)、特にたばこ加工産業における棒状物品のためのく
るみ材料或いは被覆材料を連続的に貯蔵するための方法
において、材料(10)を少なくとも第一の巻回要素
(4;106,108)の区間において巻上げ、この第
一の巻回要素から巻戻すことを特徴とする連続貯蔵方
法。
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