JP2003179548A - 通信機器 - Google Patents

通信機器

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JP2003179548A
JP2003179548A JP2002291158A JP2002291158A JP2003179548A JP 2003179548 A JP2003179548 A JP 2003179548A JP 2002291158 A JP2002291158 A JP 2002291158A JP 2002291158 A JP2002291158 A JP 2002291158A JP 2003179548 A JP2003179548 A JP 2003179548A
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Sadahito Katagiri
禎人 片桐
Koichiro Murakami
耕一郎 村上
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信機能を有する通信機器において、通
信中のノイズを抑えて、良好な無線通信を行うことであ
る。 【解決手段】 本発明の通信機器を適用したカメラ付き
携帯電話100は、送受信部7による外部機器との無線
通信及びレンズ駆動モータ43によるズームレンズの駆
動の何れか一方の動作が行われている最中は、他方の動
作を制限する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機能を有
する通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS(Personal Han
dyphone System)等の携帯通信機器の利用者の急激な増
加と、デジタルカメラの普及に伴い、カメラ機能が搭載
された携帯通信端末が普及してきている(例えば、特許
文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開平6−268582号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の通信機器に搭載されるカメラは、レンズと
CCD(Charge Coupled Device)とが一体化して基板
に固定されたものであり、撮影時にレンズが移動できる
タイプではなかった。そこで、更なる機能向上のため
に、上述の通信機器に、ズーミングやフォーカシングの
機能を付加すると、元々、レンズの駆動機構は通信機器
と別個に設計されているため、様々な不具合が生じる可
能性があった。
【0005】例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ
を動かす際には、アクチュエータの動作音によってノイ
ズが生じてしまう。特に、無線通信を行う機器において
は、ノイズ対策を怠ると、通信エラーが起きやすくなる
とともに、音声の聞き取りが困難になってしまい、本来
の通信品質が損なわれてしまうという問題があった。ま
た、レンズの移動時に限らず様々な場面において、アク
チュエータの駆動に伴う信号ノイズが生じてしまう問題
があった。
【0006】本発明の課題は、無線通信機能を有する通
信機器において、通信中のノイズを抑えて、良好な無線
通信を行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、外部機器と無線通信を行う
通信手段と、所定の動作を行う機構部を駆動する駆動手
段と、前記通信手段による外部機器との無線通信及び前
記駆動手段による前記機構部の駆動の何れか一方の動作
が行われている時に、他方の動作を制限する制御を行う
制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記駆動手段による前記機構部の駆動を指
示する指示手段を備え、前記指示手段により前記機構部
の駆動が指示された時点で外部機器との間の無線通信が
確立されている場合に、前記制御手段は、前記駆動手段
による前記機構部の駆動動作を制限することを特徴とし
ている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記通信手段により外部機器との間の無線
通信が確立されているか否かを判定する通信判定手段を
備え、前記通信判定手段は、前記指示手段により前記機
構部の駆動が指示された時点で、外部機器との間の無線
通信が確立されているか否かを判定することを特徴とし
ている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記通信判定手段により、前記指示手段に
より前記機構部の駆動が指示された時点で外部機器との
間の無線通信が確立されていると判定された場合に、前
記外部機器との無線通信が行われている旨を表示する表
示手段を備えることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、外部機器からの通信接続要求があった時点
で前記機構部が前記駆動手段により駆動されている場合
に、前記制御手段は、前記通信手段による前記外部機器
との間の無線通信を制限することを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記機構部が前記駆動手段によって駆動さ
れているか否かを判定する駆動判定手段を備え、前記駆
動判定手段は、外部機器からの通信接続要求があった時
点で、前記機構部が前記駆動手段により駆動されている
か否かを判定することを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記駆動判定手段により、外部機器からの
通信接続要求があった時点で前記機構部が前記駆動手段
により駆動されていると判定された場合に、判定結果に
基づく情報を当該外部機器に送信する送信手段を備える
ことを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記判定結果に基づく情報が、前記外部機
器との通信接続が制限されることを示す情報であること
を特徴としている。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記判定結果に基づく情報が、前記機構部
が前記駆動手段により駆動されていることを示す情報で
あることを特徴としている。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項6〜9の
何れか一項に記載の発明において、前記駆動判定手段に
より、外部機器からの通信接続要求があった時点で前記
機構部が前記駆動手段により駆動されていると判定され
た場合に、前記外部機器から通信接続要求があった旨を
表示する表示手段を備えることを特徴としている。
【0017】本発明によれば、通信手段による外部機器
との無線通信及び駆動手段による駆動の何れか一方の動
作が行われている最中は、他方の動作を制限することに
より、無線通信が行われている最中は、駆動手段による
駆動に伴うノイズが発生することがなくなり、良好な無
線通信を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
【0019】図1は、本発明の通信機器を適用したカメ
ラ付き携帯電話100の要部構成を示すブロック図であ
る。カメラ付き携帯電話100は、図1に示すように、
CPU1、ROM2、RAM3、カメラ部4、画像処理
部5、操作部6、送受信部7、音声処理部8、マイク
9、スピーカ10、画像処理部11、メモリ12、メモ
リカード部13、モニタ駆動部14、モニタ15により
構成されている。
【0020】CPU(Central Processing Unit)1
は、ROM2に格納されたカメラ付き携帯電話用の各種
処理プログラムに従って、各部の動作を集中制御する。
【0021】例えば、CPU1は、操作部6のズームボ
タンの押下によるズーミングの指示があると、RAM3
内に格納された通信フラグの値に基づいて、他の端末と
の通信が確立されているか否かを判定し、他の端末との
通信が確立されていると判定された場合は、レンズ駆動
モータ43に対し、作動を指示する制御信号を出力しな
いことで、レンズ42の駆動を禁止する(図4参照)。
【0022】また、CPU1は、他の端末からの着信通
知信号を受信すると、RAM3内に格納されたレンズ駆
動フラグの値に基づいて、レンズ駆動モータ43が作動
中であるか否かを判定し、レンズ駆動モータ43が作動
中であると判定された場合は、当該他の端末からの着信
を受け付けず、送受信部7に、当該端末との通信が不可
である旨を示す信号を送信させとともに、モニタ15
に、着信があった旨を表示させる(図5参照)。なお、
CPU1は、特許請求の範囲における制御手段、通信判
定手段及び駆動判定手段としての機能を有する。
【0023】ROM(Read Only Memory)2は、CPU
1により実行される各種処理プログラムや、これらのプ
ログラムで使用するデータ等を格納する。
【0024】RAM(Random Access Memory)3は、C
PU1により実行される処理プログラム等を、RAM3
内のプログラム格納領域に展開するとともに、上記処理
プログラムの実行により生じるデータをデータ格納領域
に一時的に格納する。
【0025】また、RAM3は、図2に示すように、カ
メラ部4内のレンズ駆動モータ43が駆動中であるか否
かを示すレンズ駆動フラグと、送受信部7により他の端
末との通信が確立しているか否かを示す通信フラグを格
納する。レンズ駆動フラグは、カメラ部4内のレンズ駆
動モータ43が駆動していない場合は「0」に設定さ
れ、駆動中である場合は「1」に設定される。通信フラ
グは、他の端末との通信が確立していない場合は「0」
に設定され、通信が確立している場合(通信中)は
「1」に設定される。
【0026】カメラ部4は、CCD41、レンズ42、
レンズ駆動モータ43等により構成される。
【0027】CCD41は、レンズ42により受光面上
に結像された光画像信号を電気画像信号(アナログ信
号)に変換する。この画像信号は、A/D変換器(図示
せず)によりデジタル信号に変換される。
【0028】レンズ42は、ズームレンズ、フォーカス
レンズ、手ぶれ補正レンズ等の光学要素から構成され、
レンズ駆動モータ43の駆動により動作する。ズームレ
ンズは、光軸上を前後動することによって、焦点距離を
変更する(ズーミング)ためのものである。フォーカス
レンズは、光軸上を前後動することによって、合焦状態
にする(フォーカシング)ためのものである。手ぶれ補
正レンズは、光軸と直角方向、又は光軸に傾斜した方向
に動作することによって、ユーザの手ぶれを打ち消す
(手ぶれ補正)ためのものである。なお、一つのレンズ
で2つ以上の機能を兼ねていても良く、更に、必要に応
じて、ズーミングのみ、フォーカシングのみ、手ぶれ補
正のみ若しくはそれらの適宜組み合わせを可能とするレ
ンズ構成としても良い。なお、レンズ42は、特許請求
の範囲における「所定の動作を行う機構部」に対応す
る。
【0029】レンズ駆動モータ43は、ステップモータ
やDC(Direct Current)モータなどのアクチュエータ
から構成され、CPU1から入力される制御信号に従っ
て、レンズ42を駆動する。なお、レンズ駆動モータ4
3は、特許請求の範囲における駆動手段としての機能を
有する。
【0030】画像処理部5は、カメラ部4内の上記A/
D変換器から入力された画像信号に対し、圧縮処理等の
画像処理を施し、メモリ12に出力する。
【0031】操作部6は、通話ボタン、カメラモードボ
タン、Eメールボタン、送信画像データ選択ボタン、ズ
ームボタン、テンキー、カーソルキー、電源ボタン、シ
ャッタボタン、送信ボタン等を備え、各ボタンやキーの
押下操作による操作信号をCPU1に出力する。ここ
で、送信画像データ選択ボタンとは、Eメールで送信す
る画像データを選択するためのボタンである。なお、操
作部6は、特許請求の範囲における指示手段としての機
能を有する。
【0032】送受信部7は、公衆回線網に接続された無
線基地局(図示せず)との間で携帯電話用の通信プロト
コルを実行し、設定された通信チャネルによりデータ通
信や通話等の通信制御を行う。
【0033】送受信部7は、音声処理部8から入力され
た音声信号や、画像処理部11から入力された画像信号
等に対し、変調等の処理を施し、アンテナを介して外部
に送信する。また、送受信部7は、アンテナを介して受
信された受信信号に対し、復調等の処理を施す。送受信
部7は、復調等の処理を施した音声信号、画像信号を、
それぞれ、音声処理部8、画像処理部11に出力する。
【0034】また、送受信部7は、アンテナを介して着
信信号を受信すると、着信を通知するための信号をCP
U1に出力する。更に、送受信部7は、他の端末との通
信が確立したとき、通信確立を通知する信号をCPU1
に出力する。また、送受信部7は、他の端末と通信が切
断された時、通信切断を通知する信号をCPU1に出力
する。なお、送受信部7は、特許請求の範囲における通
信手段及び送信手段としての機能を有する。
【0035】音声処理部8は、送受信部7から入力され
る音声デジタル信号をD/A変換器(図示せず)により
音声アナログ信号に変換し、スピーカ10に出力する。
また、音声処理部8は、マイク9から入力される音声ア
ナログ信号をA/D変換器(図示せず)によりデジタル
信号に変換し、送受信部7に出力する。
【0036】マイク9は、外部から入力された音声を音
声信号に変換し、音声処理部8に出力する。スピーカ1
0は、音声処理部8より入力された音声信号を増幅器
(図示せず)で増幅し、外部に出力する。
【0037】画像処理部11は、送受信部7から入力さ
れた画像データに圧縮等の処理を施し、メモリ12に出
力する。また、画像処理部11は、メモリ12に記憶さ
れた画像データの再生時に、当該画像データに伸張処理
等の処理を施し、モニタ駆動部14に出力する。
【0038】メモリ12は、画像処理部5から入力され
た画像データ、音声処理部8から入力された音声データ
及び画像処理部11から入力された画像データを一時的
に格納する。また、メモリ12は、メモリカード13に
記録された音声データや画像データの再生時に、該当す
るデータを一時的に格納する。更に、メモリ12は、ユ
ーザにより登録された電話帳や通信履歴などのデータを
格納する。また、メモリ12は、操作部6からの指示に
応じて、画像処理部5から入力された画像データを、添
付ファイル、送信先のEメールアドレス、通話先の電話
番号等と対応付けて記憶する。
【0039】メモリカード部13は、SDメモリカード
(登録商標)等のメモリカードを着脱可能に備えてお
り、メモリ12に記憶されたデータをメモリカードに記
録する。
【0040】モニタ駆動部14は、CPU1から入力さ
れる制御信号に従って、モニタ15を駆動する。モニタ
15は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構
成され、モニタ駆動部14の駆動により所要の画面表示
を行う。このモニタ15は、カメラモードにおいては、
カメラ部4により取り込まれた画像を連続的に表示する
ファインダとしての機能を有する。なお、モニタ駆動部
14及びモニタ15は、特許請求の範囲における表示手
段としての機能を有する。
【0041】次に、本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、図3のフローチャートを参照して、カメラ付き携帯
電話100の基本動作について説明する。
【0042】操作部6の電源ボタンが押下され、カメラ
付き携帯電話100の電源が投入されると、CPU1
は、RAM3内のレンズ駆動フラグ及び通信フラグをリ
セットする(ステップS1)。ステップS1のリセット
によるレンズ駆動フラグ及び通信フラグの値は、双方と
も0である。
【0043】次いで、CPU1は、レンズ駆動モータ4
3を駆動制御し、レンズ42のズームレンズをワイド側
に設定させる(ステップS2)。次いで、CPU1は、
CCD41及びモニタ駆動部14を駆動制御し、CCD
41により撮影された画像をモニタ15に表示させる
(ステップS3)。この時点から、CPU1は、着信通
知(呼出コール)信号の受信を待機し、電源がOFFに
なるまで、着信の割込みが有効になる(ステップS
4)。
【0044】CPU1は、操作部6の各種ボタンの押下
による操作信号の入力を待機しており(ステップS5、
S7,S9、S11)、ズームボタンが押下されると
(ステップS5;YES)、後述のズーム動作処理(図
4参照)に移行する(ステップS6)。シャッタボタン
が押下されると(ステップS7;YES)、CPU1
は、後述の撮像処理(図6参照)に移行する(ステップ
S8)。
【0045】テンキーによる電話番号の押下後、通話ボ
タンが押下されると(ステップS9;YES)、CPU
1は、後述の発信通話処理(図7参照)に移行する(ス
テップS10)。Eメールボタンが押下されると(ステ
ップS11;YES)、CPU1は、後述のデータ送信
処理(図8参照)に移行する(ステップS12)。
【0046】電源ボタンの押下により電源OFFの指示
があると(ステップS13;YES)、CPU1は、着
信の割込みを無効(禁止)にし、着信待ちを終了する
(ステップS14)。また、この電源OFFの指示によ
り、CPU1は、モニタ15における表示を終了させる
とともに(ステップS15)、レンズ42を収納させ
(ステップS16)、本基本動作を終了させる。
【0047】次に、図4のフローチャートを参照して、
図3のステップS6におけるズーム動作処理について説
明する。
【0048】まず、CPU1は、RAM3内の通信フラ
グを確認し、通信フラグが0であるか否かを判定する
(ステップA1)。ステップA1において、後述の発信
通話処理(ステップS10、図7)やデータ送信処理
(ステップS12、図8)により、通信フラグが1にセ
ットされている場合(ステップA1;NO)、CPU1
は、モニタ駆動部14を駆動制御して、モニタ15に、
現在通信中である旨を表示させる(ステップA2)。
【0049】ステップA1において、通信フラグが0で
ある場合(ステップA1;YES)、CPU1は、ズー
ムボタンの押下によりズーミングが指示されたか否かを
判定する(ステップA3)。ステップA3において、ズ
ーミングが指示されると(ステップA3;YES)、C
PU1は、ズームボタンによる指示(T或いはW)に応
じてレンズ駆動モータ43を駆動制御し(ステップA
4)、RAM3内のレンズ駆動フラグを1にセットする
(ステップA5)。なお、ステップA3における判定を
省略してもよい。
【0050】次いで、CPU1は、ズームボタンの押下
によりズーミングの停止が指示されたか否かを判定する
(ステップA6)。ステップA6において、ズーミング
の停止が指示されると(ステップA6;YES)、CP
U1は、レンズ駆動モータ43に対する駆動制御を停止
して(ステップA7)、RAM3内のレンズ駆動フラグ
を0にセットし(ステップA8)、本ズーム動作処理を
終了する。
【0051】次に、図5のフローチャートを参照して、
CPU1が着信通知信号を受信した時の着信受付処理に
ついて説明する。図5のフローチャートでは、Eメール
の着信があった場合について説明する。なお、図5の着
信受付処理は、ズーム動作処理(図4)、撮像処理(図
6)、発信通話処理(図7)及びデータ送信処理(図
8)等の他の処理と並行して行われる。
【0052】CPU1は、送受信部7により着信通知信
号が入力されると、まず、RAM3内のレンズ駆動フラ
グを確認し、レンズ駆動フラグが1であるか否かを判定
する(ステップB1)。
【0053】ステップB1において、ズーム動作処理
(図4)により、レンズ駆動フラグが1にセットされて
いる場合(ステップB1;YES)、CPU1は、送受
信部7に、受信不可状態である旨を発信元の端末に通知
するための信号を送信させる(ステップB2)。次い
で、CPU1は、モニタ15に、着信があった旨を表示
させる(ステップB3)。
【0054】ステップB1において、レンズ駆動フラグ
が0である場合(ステップB1;NO)、CPU1は、
着信情報を取得し(ステップB4)、送受信部7は、デ
ータの受信を開始する(ステップB5)。データの受信
が開始されると、CPU1は、RAM3内の通信フラグ
を1にセットする(ステップB6)。
【0055】データ受信が終了すると(ステップB
7)、CPU1は、RAM3内の通信フラグを0にセッ
トして(ステップB8)、ズームボタンやシャッタボタ
ンの押下によるカメラモードへの設定の受付を許可し、
本着信受付処理を終了する。
【0056】なお、図5のフローチャートにおいては、
レンズ駆動モータ43が作動中である場合に、他の端末
からの着信を拒否する場合を示したが、一般の携帯電話
と同様に、データ通信中や通話中である場合も、着信を
拒否するようにしてもよい。また、着信が拒否された後
に、レンズ駆動モータ43による駆動が終了し、レンズ
駆動フラグが0にセットされると、発信元の端末に、デ
ータの再送を要求する信号を送信するようにしてもよ
い。このようにすると、メールの取りこぼしを防ぐこと
ができる。
【0057】また、ステップB2において、CPU1は
送受信部7に、受信不可状態である旨を発信元の端末に
通知するための信号を送信させたが、発信元の端末に対
して、レンズ駆動モータ43が駆動中である旨を通知す
るための信号を送信させるようにしてもよい。このよう
にすると、発信元の端末側では、カメラ付き携帯電話1
00が受信不可状態であると判断できるため、上述と同
様に、メールの取りこぼしを防ぐなどの効果を得ること
ができる。
【0058】次に、図6のフローチャートを参照して、
図3のステップS8における撮像処理について説明す
る。
【0059】シャッタボタンが押下されると(ステップ
C1)、CPU1は、カメラ部4から取り込まれた画像
データをモニタ15に所定時間表示させるとともに、当
該画像データをメモリ12に記憶し(ステップC2)、
本撮像処理を終了する。なお、メモリ12は、操作部6
からの指示に応じて、この画像データを、添付ファイ
ル、送信先のEメールアドレス、通話先の電話番号等と
対応付けて記憶する。
【0060】次に、図7のフローチャートを参照して、
図3のステップS10における発信通話処理について説
明する。
【0061】テンキーにより電話番号が入力され、通話
ボタンが押下されると、送受信部7は無線基地局に向け
て発信信号を送信する。発信先がカメラ付き携帯電話1
00の着信を許可すると、発信先とカメラ付き携帯電話
100とが回線接続され(ステップD1)、通話状態へ
と移行する。発信先と回線接続されると、CPU1は、
RAM3内の通信フラグを1にセットする(ステップD
2)。
【0062】再度、通話ボタンが押下され、通話が終了
すると(ステップD3)、発信先との回線が切断される
(ステップD4)。回線が切断されると、CPU1は、
RAM3内の通信フラグを0にセットし(ステップD
5)、本発信通話処理を終了する。
【0063】次に、図8のフローチャートを参照して、
図3のステップS12におけるデータ送信処理について
説明する。図8のフローチャートでは、データ送信の一
例として、画像データを送信する場合を示す。
【0064】Eメールボタンが押下に続き、送信画像デ
ータ選択ボタンが押下されると、CPU1は、モニタ1
5に、メモリ12に記憶された画像データの中からEメ
ールで送信する画像データを選択させるための選択画面
を表示させる。操作部6のキー操作により、Eメールで
送信する画像データが選択される(ステップE1)。
【0065】送信先のEメールアドレスが選択され、送
信ボタンが押下されると(ステップE2)、CPU1
は、RAM3内の通信フラグを1にセットする(ステッ
プE3)。通信フラグが1にセットされると、送受信部
7は、無線基地局を介して公衆回線網に接続し、メール
サーバに接続する(ステップE4)。
【0066】メールサーバに接続されると、送受信部7
は、該当するEメールアドレス宛てに、ステップE1で
選択された画像データの送信を開始する(ステップE
5)。画像データの送信が終了すると(ステップE
6)、送受信部7は、メールサーバとの接続を切断する
(ステップE7)。メールサーバとの接続が切断される
と、送受信部7は、通信切断を通知する信号をCPU1
に出力し、CPU1は、この通知信号に従って、RAM
3内の通信フラグを0にセットし(ステップE8)、本
データ送信処理を終了する。
【0067】以上のように、本実施の形態におけるカメ
ラ付き携帯電話100によれば、他の端末との通信が確
立されている場合は、レンズ駆動モータ43によるレン
ズ42の駆動を許可しないことにより、レンズ42の駆
動時に発生するノイズから無線信号を保護することがで
き、無線通信を良好に行うことができる。
【0068】一方、レンズ駆動モータ43によりレンズ
42が駆動している最中は、他の端末からの着信の割込
みを許可しないことで、レンズ42の駆動と、他の端末
との通信を同時に行うことがなくなり、通信品質を高め
ることができる。
【0069】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0070】例えば、本実施の形態では、ズーミングが
指示された時にカメラ付き携帯電話100と他の端末が
通信中である場合、ズーミングを許可しない例を示した
が(図4参照)、ズーミング以外に、フォーカシングや
手ぶれ補正に対しても、図4のフローチャートと同様の
処理動作が適用される。即ち、他の端末と通信中である
場合、フォーカシングや手ぶれ補正動作を許可しないよ
うにできる。
【0071】また、本実施の形態では、他の端末との無
線通信及びレンズ駆動モータ43によるレンズ42の駆
動の何れか一方が動作している最中は、他方の動作を完
全に禁止するようにしたが、一方の動作を所定の制限の
もとで行うようにすることで、双方の動作を並行して行
うようにしてもよい。例えば、他の端末との通信中は、
レンズ駆動モータ43のモータの回転数を、ノイズが発
生しない程度に落とすことにより、レンズを駆動させる
ことができる。また、レンズ駆動モータ43によるレン
ズ駆動中は、他の端末からデータ受信に係るクロック周
波数を、ノイズが発生しない程度に低くしてデータ受信
を行うことができる。
【0072】更に、本実施の形態では、他の端末との通
信が終了するまで、レンズ駆動モータ43による駆動を
禁止していたが、通信中にレンズ駆動指示があった場
合、一旦通信を中断して、先にレンズ駆動モータ43に
よる駆動を行い、レンズ駆動終了後に通信を再開するよ
うにしてもよい。
【0073】また、本実施の形態では、特許請求の範囲
における駆動手段が、レンズ42を駆動するレンズ駆動
モータ43に適用される例を示したが、この駆動手段
は、カメラ付き携帯電話100の他の部分にも適用可能
である。
【0074】例えば、前記駆動手段による駆動は、撮影
時にCCD41に適正な露光量を与えるための機械的な
絞りやシャッターの駆動であってもよい。また、カメラ
付き携帯電話100が折り畳み可能な構成になっている
場合は、折り畳み動作の駆動であってもよい。更に、電
動式アンテナの伸縮動作の駆動であってもよい。また、
メモリカード部13のメモリカード(記録メディア)の
着脱の駆動であってもよい。更に、レンズ42をカバー
するためのバリヤの移動の駆動であってもよい。
【0075】また、本実施の形態では、本発明が携帯電
話に適用された例を示したが、本発明は、PHS等、他
の無線通信機能を有する通信機器にも適用可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、通信手段による外部機
器との無線通信及び駆動手段による駆動の何れか一方の
動作が行われている最中は、他方の動作を制限すること
により、無線通信が行われている最中は、駆動手段によ
る駆動に伴うノイズが発生することがなくなり、良好な
無線通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信機器を適用したカメラ付き携帯電
話100の要部構成を示すブロック図である。
【図2】RAM3に記憶されるレンズ駆動フラグ及び通
信フラグの内容を示す図である。
【図3】カメラ付き携帯電話100の基本動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】図3のステップS6におけるズーム動作処理を
説明するためのフローチャートである。
【図5】着信割込みがあった場合の着信受付処理を説明
するためのフローチャートである。
【図6】図3のステップS8における撮像処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図3のステップS10における発信通話処理を
説明するためのフローチャートである。
【図8】図3のステップS12におけるデータ送信処理
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 カメラ部 41 CCD 42 レンズ 43 レンズ駆動モータ 5 画像処理部 6 操作部 7 送受信部 8 音声処理部 9 マイク 10 スピーカ 11 画像処理部 12 メモリ 13 メモリカード 14 モニタ駆動部 15 モニタ 100 カメラ付き携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB05 BB07 CC08 GG01 KK02 5K067 AA24 BB04 DD52 DD53 EE02 EE10 FF23 HH22 HH23 KK13 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器と無線通信を行う通信手段と、 所定の動作を行う機構部を駆動する駆動手段と、 前記通信手段による外部機器との無線通信及び前記駆動
    手段による前記機構部の駆動の何れか一方の動作が行わ
    れている時に、他方の動作を制限する制御を行う制御手
    段と、 を備えることを特徴とする通信機器。
  2. 【請求項2】前記駆動手段による前記機構部の駆動を指
    示する指示手段を備え、 前記指示手段により前記機構部の駆動が指示された時点
    で外部機器との間の無線通信が確立されている場合に、
    前記制御手段は、前記駆動手段による前記機構部の駆動
    動作を制限することを特徴とする請求項1記載の通信機
    器。
  3. 【請求項3】前記通信手段により外部機器との間の無線
    通信が確立されているか否かを判定する通信判定手段を
    備え、 前記通信判定手段は、前記指示手段により前記機構部の
    駆動が指示された時点で、外部機器との間の無線通信が
    確立されているか否かを判定することを特徴とする請求
    項2記載の通信機器。
  4. 【請求項4】前記通信判定手段により、前記指示手段に
    より前記機構部の駆動が指示された時点で外部機器との
    間の無線通信が確立されていると判定された場合に、前
    記外部機器との無線通信が行われている旨を表示する表
    示手段を備えることを特徴とする請求項3記載の通信機
    器。
  5. 【請求項5】外部機器からの通信接続要求があった時点
    で前記機構部が前記駆動手段により駆動されている場合
    に、前記制御手段は、前記通信手段による前記外部機器
    との間の無線通信を制限することを特徴とする請求項1
    記載の通信機器。
  6. 【請求項6】前記機構部が前記駆動手段によって駆動さ
    れているか否かを判定する駆動判定手段を備え、 前記駆動判定手段は、外部機器からの通信接続要求があ
    った時点で、前記機構部が前記駆動手段により駆動され
    ているか否かを判定することを特徴とする請求項5記載
    の通信機器。
  7. 【請求項7】前記駆動判定手段により、外部機器からの
    通信接続要求があった時点で前記機構部が前記駆動手段
    により駆動されていると判定された場合に、判定結果に
    基づく情報を当該外部機器に送信する送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載の通信機器。
  8. 【請求項8】前記判定結果に基づく情報が、前記外部機
    器との通信接続が制限されることを示す情報であること
    を特徴とする請求項7記載の通信機器。
  9. 【請求項9】前記判定結果に基づく情報が、前記機構部
    が前記駆動手段により駆動されていることを示す情報で
    あることを特徴とする請求項7記載の通信機器。
  10. 【請求項10】前記駆動判定手段により、外部機器から
    の通信接続要求があった時点で前記機構部が前記駆動手
    段により駆動されていると判定された場合に、前記外部
    機器から通信接続要求があった旨を表示する表示手段を
    備えることを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記
    載の通信機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151941A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Sharp Corp 端末装置
US7505072B2 (en) 2003-10-31 2009-03-17 Casio Computer Co., Ltd. Noise-reduced mobile communication apparatus

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